301 十一月うさぎのないしょ話
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[シュトーレンのプディングとダージリンは、彼女の希望に添えるものだっただろうか。 そうして今日もうさぎ穴のディナータイムの時間は、ゆったりと過ぎていく中。]
あ。そうだ。
[ふと、カウンターから少し身を乗り出して。 人懐こい笑みを浮かべ、伶菜さんに声を掛けた。]
伶菜さん、帰るときには俺に声掛けてね。 また明るい道に出るとこまで送ってくからさ。 その方が俺らも安心するし、 それに……
[ちょっとだけ声を潜めて。]
そうすれば上着忘れることないでしょ?
[先日、忘れた上着を取りに戻ってきた時の様子を思い出して、くすくすと。]
(76) SUZU 2019/12/01(Sun) 00時半頃
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[食べられる量を気にして頼みづらかったってことは。つまり、出された食べ物を残したくなかったってことだよね。 残すことを、よくないことだとわかってる。 作り手の気持ちを大事にしてくれる子だと、思うから。]
また、食べにきてよ。
あ。そうそう、今度この店の 開店記念パーティーもあるんだ。 よければそれにも、是非きてほしいな。
(77) SUZU 2019/12/01(Sun) 00時半頃
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皆で料理もデザートも色々用意してるし、 本でしか見たことないような料理とかも、あるかもね。
えーと、確か日付は……ああこの日だ。
[壁にあるカレンダーを指差しながら、彼女にもパーティーへのお誘いを。
また伶菜さんが来てくれるなら、きっと店長もカズさんも、エリちゃんも喜ぶし。 もちろん自分も、とっても嬉しい。**]
(78) SUZU 2019/12/01(Sun) 00時半頃
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─ ハッピー・ノット・アンバースディ ─
[窓のカーテンが閉められたうさぎ穴の中。
いつもと違う盛り上がりを見せる賑やかな声をBGMにしながら。大方料理を運び終えた後の厨房を、今は贅沢に占領して、スイーツの仕上げに取りかかった。]
(264) SUZU 2019/12/05(Thu) 21時頃
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[砂糖たっぷりのメレンゲをさっくりと焼き上げた丸くて軽い生地に、ひとつずつ丁寧にガナッシュをサンドしたのは昨日の話。 用意したフレーバーは、紅茶、バニラ、ピスタチオ、ショコラ、ベリー。 淡いパステルカラーが目にも楽しい色とりどりのマカロンは、ガナッシュが馴染んでちょうど食べごろになっている。
そしてモンブランは、ガレット用アルミケースで焼き上げたアーモンドクリーム生地を土台にして。 丸めたマロンペーストを置き、固めの生クリームを被せ。ラム酒を少し加えて作ったマロンクリームで、その周りをたっぷりと覆っていく。 粉砂糖を全体にふりかけて。三角錐のてっぺんには星形のチョコを刺した。 ちょっと早いけど、ミニツリー風だ。
あとは透明な大皿の中央にミニツリーモンブランを集めて置き。その周りにマカロンを囲んだプレゼントのように散らせば、完成だ。]
(265) SUZU 2019/12/05(Thu) 21時頃
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よし、と。 デザートおまたせしましたー。
[今日は店員とか客とかの垣根もなく、談笑しながら食事をしてる四人席に声を掛けたなら。出来上がった皿を空いていたカウンターの一角へ。
他にも数往復して店内へ運び込んだ皿には、今日はココット型サイズの固めプリンとか。 一口サイズの、キャラメルりんごタルトとか。
どれもひとつずつ取りやすい大きさにしたのは、給仕の手間を省くためでもあり。 食べてみたいのに食べきれないかもなんて遠慮を、少しでも減らせたらという気持ちもこめて。たくさん食べたい人には、気兼ねなくおかわりできるだけの量も作ってあるから、勿論問題ない。]
(266) SUZU 2019/12/05(Thu) 21時頃
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ねー。俺の分のポトフとラザニア残ってるー? あ、そのコルネ美味しそう! 俺も何か詰めてみよーっと。
[一仕事終えれば、早速同僚と先輩の力作が入った鍋と大皿へ一直線。 藤色の尻尾をゆらゆら揺らして、カウンター席で店内を眺めながら舌鼓を打ち。 通りがかった店長に、かんぱーい、とグラスを鳴らしてへらっと笑った。**]
(267) SUZU 2019/12/05(Thu) 21時頃
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─ 藤色うさぎのひそひそ話 ─
[夜シフトが終わった足で向かった先輩宅。 部屋に入れば、前は見なかった女性モノの小物がちらほら視界の端に入ってにまにましながら。今日はちゃんと、彼女さんが忙しくて来れない日だって確認してありますとも。
そして、バックから出した瓶をどんっとキッチンに置いた。]
じゃーん! スーパー寄ったらグリーンレモン売ってたんで 作っちゃいました、蜂蜜漬け。 普通のレモンよりお酒に入れんのも最高だし、 パンに乗せても美味しいっすよー。 残ったのは置いてくんで適当に使ってください。
[一見熟してないように見られがちだけど、グリーンレモンは新鮮な証拠。 皮ごと食べられるし、ちょっとした苦味がまたクセになる。 蜂蜜漬けを作るならこれが一番だ。
キッチンを借りれば、茹でたミニトマトの蜂蜜レモン和えとか。蜂蜜レモンのジンサワーとか用意して、酒盛り開始だ。]
(274) SUZU 2019/12/05(Thu) 22時頃
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[夜シフト終わりなのもあって、しばらくすると早々に酔いが回ってきて。うわぁ惚気だー、とか。で結婚いつなんすかー、とか。けらけら笑って宅飲みしながら。 ふと真顔になれば前に相談した話の続きを、ぽつりと。]
あのねーカズさん、 俺、前にやだなーって思った話したじゃないっすか。 あれねー、なんでかわかったんすよねー。
[言葉を探すように数秒置いて。]
俺らって勿論、店の厨房に立ってる時って、 料理をお金で買ってもらってるんすよねー。 確かにそれはそうなんだけど……
目の前のひとに美味しく食べてもらいたい、 そう思って作ってる……その気持ちにまで、 なんか値段をつけられたような気がしたんすよ。 まあ、それがやだったんすよねー……たぶん。
[ふ、と小さく苦笑を溢しながら頬をかく。 我儘っすよねー、と独りごちながら眉尻を下げた。]
(275) SUZU 2019/12/05(Thu) 22時頃
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[これは何が正解とか、そういう話じゃなくて。]
この間俺、桐野江さんからお礼もらったでしょー あれねー、すっごく嬉しかったんすよ。
俺が美味しそうに食べる顔見たくて作るみたいに、 俺が喜ぶ顔見たくて選んでくれたんだなって。 だからご褒美だって、素直に受け取れたんすよねー。 きっと、そういうことだったのかなって。
[腑に落ちれば、単純な話。 料理人以外の「自分」は、気持ちを返して欲しかったのだ。 なんて我儘で、図々しいのだろう。]
(276) SUZU 2019/12/05(Thu) 22時頃
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[妬いてもあのプレゼントは俺のものなんであげませんよー、なんてにまにまと笑いながら。 甘くて少し苦いはちみつレモンのジンサワーを一口飲んで。]
一年前の俺なら、そんなこと考えなかったなー。 前にいた洋菓子屋はイートインなかったし。 目の前で食べてくれたお客さんの声とか表情とか、 murmur coneyにいなかったら……知らなかった。
そういうの、思い返してみたら すげーいっぱいあるんすよー。 この一年で、数えきれないくらい、いっぱいあって。
(277) SUZU 2019/12/05(Thu) 22時頃
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───だから俺、 murmur coneyに来て、ほんとよかったなぁって。 あ、これ店長には内緒っすよー んなこと改めて言ったら、絶対揶揄われるでしょー。
[まだ先のことはわからないけど。 大切にしたいものをはっきりと見つけられた気がして、今はスッキリした顔でへらっと笑い。 ふわふわと心地良い眠気に、ふわぁ、と欠伸をこぼした。**]
(278) SUZU 2019/12/05(Thu) 22時頃
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