288 【半突発】僕たち、ほしぞら探検隊
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─夕方・男子部屋─
[荷物の整理をしていて、 養さんに声をかけられた。>>5 小箱の分だけ軽くなった 鞄のジッパーを閉める。]
時間が経つのが早いな…。
[手の中の浮き玉を見つめ、 ため息をつく。 掌に収まるほどの青いガラス玉は、 乃々果ちゃんにビーチグラスを 渡せた後、>>1 波打ち際で 帰りに拾ったものだ。]
(6) 2018/11/24(Sat) 01時半頃
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[あの時ビーチグラスを受け取って もらえたことに純粋な 喜びを覚え、微笑みも少しは 自然に浮べることが出来た。]
喜んでもらえてよかった……。 でも、タカラガイは駄目だったな。
[海の記憶を閉じ込めた貝は、 未だに波の下で眠っているらしい。 ひとつも見つけられずに 時間だけが零れていった。]
(7) 2018/11/24(Sat) 01時半頃
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[貝に込められた記憶が海の音なら、 これは海の色を覚えているのだろう。 碧い色合いは深海へ差す光みたいだ。
タカラガイは見つからないけれど、 せめて新しい海の記憶を ここちゃんに手渡そう。
漁に使われたのかは 怪しいくらいに小さな 浮き玉だけれど、 もしかすると海斗さんがお仕事で 触れたガラスかもしれない。
もちろん、ただの想像だけれど。]
(8) 2018/11/24(Sat) 01時半頃
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[ポケットに浮き玉を忍ばせる。 部屋を出て公民館へ向かった。 隣りに誰かいるのなら、 青爾は思わず弱音を 吐いているだろう。]
6年前に、戻りたいや。
[自分は大して今も昔も 変われていないだろうが、 周りや世界が変わりすぎた。]
(9) 2018/11/24(Sat) 01時半頃
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[取るに足らない自分は 流されずに残っていて、 なぜだか海斗さんのような人が 波に攫われて消えてしまった。
6年前の青爾なら、 自分が取るに足らないなんて 考えなかったのだけど。]**
(10) 2018/11/24(Sat) 01時半頃
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─公民館裏─
[──蛇の抜け殻とか謎のホネとか 出てきたらどうしよう。
開かれたタイムカプセルから 各々が宝物を取り出す中、 青爾は半ば本気でそれを 覚悟していた。
自分のことだ。 何かよく分からないものを 嬉々として入れていても おかしくない。]
(33) 2018/11/24(Sat) 20時半頃
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綺麗なものだといいんだけど……。
[養さんの言葉を反芻する。 >>11 あの時はまたぞろ照れてしまい、 はにかむような変な表情に なってしまった気がする。 でも、素直に嬉しかった。
綺麗なものを探すのはもちろん、 それを共有することで 誰かが笑ってくれるのが 好きだった。]
(34) 2018/11/24(Sat) 20時半頃
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[愛梨さんが取り出したのは 一冊の本、日記帳だった。>>27 養さんはどうやら便箋らしい。>>25 それぞれの思い出たちに紛れて、 ころんと青いガラス瓶があった。 ポケットの中の浮き玉を思わせる色。]
僕の、多分これだ。
[冷たい感触が心地いい。 物語の小道具のように コルクがはめられたそれは 中に紙を抱いていた。 それも、複数枚。]
(35) 2018/11/24(Sat) 20時半頃
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[コルクを抜いたときに 立ち上ったのは、 6年前の空気と光る塵。 何を思って細口の瓶に 入れてしまったのか、 非常に取り出しにくい。]
あれ、僕も手紙だ。
[頑張って取り出した紙片には メッセージが連なっている。 タイムカプセルに入れるには 文句なしの選択。 ほっと安堵する。]
(36) 2018/11/24(Sat) 20時半頃
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[ここちゃんのお兄さんを見習えば 間違いはないと昔の自分は 踏んだのかもしれない。 だが、2枚、3枚と読み進めるうちに 養さんの手紙とは異なる点が出てきた。
紙片全ての宛名が違う人だ。 未来の自分に宛てた手紙ではない。]
(37) 2018/11/24(Sat) 21時頃
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[ここにいる皆はもちろん、 来られなかった隊員たちに 宛てたものまである。
それぞれに短いメッセージと、 なぜだか貝やら魚やらの イラストが添えられていた。 自分宛のものは無い。]
(38) 2018/11/24(Sat) 21時頃
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ここちゃんのはサクラガイ、 乃々果ちゃんはナミマガシワ……かな?
[サクラガイは波音の貝と並んで 思い出深いし、ナミマガシワは 淡くきらきらした輝きが 乃々果ちゃんにぴったりだ。]
養さんのは、うーん。カモミール?
[なぜカモミールなのかと 首をかしげたが、 いつか指に刺さった棘を 抜いてくれた姿が 傷を癒す優しい花の効能と 恐らく重なったのだろう。]
(39) 2018/11/24(Sat) 21時頃
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[愛梨さん宛のイラストが なぜ星の砂なのだと 頭を抱えそうになり、 すぐに思い出した。
ほしぞら探検隊の名誉ある 隊長・副隊長には、 星が瞬いて零したような 星の砂がぴったりだ、と 昔の自分は思ったのだろう。]
(40) 2018/11/24(Sat) 21時頃
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[自分に宛てたものは一つもない。 ただ、自分の周りの大好きな 人たちと、未来でも一緒に いたかったのだろう。
来年もその次も一緒に遊んでください。
それだけは共通した文面が、 成長しても自分たちは 離れるはずがないという 無邪気な確信を伴っていた。
その思いをその場で伝えず、 未来に預けて土の下に 収めてしまったあたりが、 どうしようもなく自分らしかった。]*
(41) 2018/11/24(Sat) 21時頃
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