297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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芙蓉よ、よう帰ってきたの
[ ニコリ芙蓉に>>0:60微笑んだ
籠は重くはないようなので、持てるものがあれば言って欲しい、とだけ言って]
定吉も。 山には慣れとるで大丈夫とは思うとるが、気をつけて行ってくるんじゃよ
[山の奥へ向かう定吉と別れ>>0:90村の方へ歩みを進めた ]
(8) 2019/07/04(Thu) 10時頃
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あぁ、朝晩たまに咳の発作が出てしもうてのぉ すまんが何か頼むよ
…甘いのがええなぁ。
[亡き伴侶が聞いたら「良薬は口に苦いものですよ!」とでも窘めるのだろうが、じじい、この歳になっても甘い方が好きだ
もちろん芙蓉の薬なら、どんなものでもキチンと飲むけどね! ]
(9) 2019/07/04(Thu) 10時頃
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それにしても、たえのお嬢。 早く見つかると良いがの 雷門もきっと今頃家で心配しとるが あれ以上病が重くなっても事じゃ。
[ もしも芙蓉が迷子になれば、心配は大きいだろう
だから雷門もきっと。 孫娘が忽然と居なくなれば、さぞ心を痛めている事だろう
ざわり、ざらり。 段々畑の上を吹き抜ける風に当てられたのだろう、>>0:#7心も騒めくばかり]
(10) 2019/07/04(Thu) 10時頃
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…ん、あれは…?
[ 芙蓉が歩調を合わせてくれたおかげで道中は楽なもので。 無事に村の方まで戻ってきていた
…と、雷門の家の前に見慣れぬものが落ちていた>>0:#7>>0:#8
湿った風の中でゆらゆらり。 はて、果たしてこの辺りに透き通るような色の花弁はあったろうか トンと思いつかず、芙蓉の方はどうだろう、と伺った* ]
(11) 2019/07/04(Thu) 10時頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2019/07/04(Thu) 10時半頃
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ありがとや。助かるよ
[ 芙蓉の作る薬は>>16、蜂蜜が入っているからだろうか、飲みやすいものだった
何時だったか、苦い薬を飲んだ時には目を白黒! 油断していたのもあって危うく噎せそうになったけれど、そこはほら、年長者の意地というものがありまして。 何より、芙蓉の作ってくれた薬だから、「全く苦く無いですよ」という顔を繕いながら頑張って飲んだものだ ]
(27) 2019/07/04(Thu) 17時半頃
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おとう、おかあにも心配かけるが…
[ 倅夫婦は町で診療所をしている>>20 頻繁には会えないのも繁盛の証。仕方ない事だ
町へ行けば、少なくともこの村よりは設備も整っているし健康診断の手間も省けるだろう。 旧くからの友人も多くが大往生の末に旅立っている
心配をかけているのだろうが、やはり今更生まれ育ったこの村を出てゆく事は出来ない
だから、大切な孫娘の健康を祈りながらら、自分も健康に過ごす事が、せめて彼らに出来る事なのだろう]
(28) 2019/07/04(Thu) 17時半頃
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…ん、どうかしたかの
[ たえちゃん、と呟く芙蓉の視線の先>>17をじっと見遣るが、吹き抜ける風が着物の袖をバサバサとはためかせただけであった そこに何かしら不思議を見る力は無く ]
そうか、たえのお嬢が。 じゃあ先に帰ってるかもしれんなぁ
[ どうやら山奥でたえが持っていた花と同じ物のようで。
その一欠片をそっと拾い上げ陽の光に翳してみた
やはり、今まで見覚えの無い花だ キラキラと陽の光を映す様はどうしようもなく美しいのに。
なのに何故だか不吉な感じがして、冷たい風にぶるりと肩を震わせた ]
(29) 2019/07/04(Thu) 17時半頃
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雷門や、沼じいじゃ。 …お互い、歳は取りたく無いものじゃ
[ 芙蓉に続いて門から出てきた>>14雷門へ近づいた 目が悪いのならば、と常に腰にぶら下げている馴染みの魚籠を手に触れさせた 魚の匂いと共にこうして挨拶する事も多かったから伝わると良いのだけれど]
おんや、まだ嬢ちゃんは隠れん坊しとるのか
[ てっきり戻っていると思った
薄れ始めた陽の光の中で、たえの持っていたものと同じ紫陽花の花弁だけが場違いな美しさを放っていた
心配気に空を見遣る*]
…みんな、お前さんのこと探しちょるよ。 一生懸命じゃ。だから、どうか…
(30) 2019/07/04(Thu) 17時半頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2019/07/04(Thu) 17時半頃
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雷門、なあに弱気な事言っとる たえが白無垢着るまでは元気でいにゃあ。
[ その姿はきっと愛らしいだろう、雷門の皺>>49に負けじと目尻には深い皺
――…。 芙蓉のその姿を想像したら急に胸が苦しくなった。何てこったい!]
餌を付ける所までは難しいやろから、やっちゃる だからまた魚釣りをやろうや
[ おそらく、自分は歳の割には足腰もシャンとしている方だ それは芙蓉の薬のおかげもあるのだろうけど。
雷門にも元気でいて欲しくて。 何だかんだと外に連れ出しては村の様子を雷門に伝えるのだ ]
(97) 2019/07/05(Fri) 19時頃
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あぁ… そういえばあったのぉ。あの時は大変じゃった
[ しみじみと呟いた
定吉が間違えて食べた時>>5 芙蓉は新しく紫陽花の毒を知れた事にはしゃいでいたっけ>>15
その時は叱って、解毒の薬草を探して来るよう言いつけたけれど、怒るのは珍しい事だっただろう]
(98) 2019/07/05(Fri) 19時頃
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おぉーい。たえちゃーん。 そろそろ出ておいで
日向の美味しい夕餉も待っておるよ
[ 雷門が見たかもしれぬ、と言ったのを聞き、声を張り探してみる …が、やはりたえの姿は何処にも無い もう一度村を見回ってみようか、と外に目を向けると]
おう、朧に夕顔でないか 珍しい組み合わせじゃのぉ
[ 朧>>88と夕顔>>95が連れ立って歩きながら雷門の家の前へ向かっていた
朧は子供が得意では無さそうだと思うていたが… と思いつつ見遣れば、夕顔の持つ荷を朧が持ったようで、意外な物を見たように眉をひょいと上げた
肌寒い景色の中で、何故だか柔い風が吹くようであった ]
(99) 2019/07/05(Fri) 19時頃
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朧、お疲れ様じゃ。 たえのお嬢は…
……。 心配じゃろうが、あまり無理するでないよ
[ 聞きかけて、辞めた 彼の顔を見れば、見つけた訳では無いことは容易に見てとれた
代わりに労いを ]
(100) 2019/07/05(Fri) 19時頃
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夕顔、いつもお疲れさん 外を歩くのも、朧がおれば安心じゃの
[ 夕顔と朝顔。二人はとてもよく似ている けれど二人が赤子の頃から見てきたのだ、特に苦もなく見分ける事が出来た
言ったのは、彼女の頬の色>>96 に気付いた訳では勿論ない
ただ思った事を言っただけ
家の中に入ろうとするならば、特に引き止めず見送っただろう * ]
(101) 2019/07/05(Fri) 19時頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 19時頃
釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 19時頃
釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 01時頃
釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 21時頃
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