160 フェンリルナナコロ支部の日常
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[騒ぎの元凶、小型種オウガテイル。 奴は程無く、新人二人の猛撃により、逢えなく轟沈した]
ガーディ、マドカちゃん、流石の手際っ!
…鬼化の異常個体なんて、杞憂だよね。 それじゃあ、周辺警戒した後は、今度こそ新年会の続き…
[そう、既にミッションはほぼ完了した物と認めていたのだ。 オウガテイルの倍以上でかい、恒例の奴が来るまで>>3]
(8) 十六夜 2014/01/31(Fri) 01時半頃
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…………おわあ。ヴァジュラだ……。
[鬼化、と云う希少現象こそ存在しなかった。けれども。 アラガミ同士の"鬼"ごっこが、防護壁を二度砕いたのだと認めた表情は、呆然と]
じゃなくてっ! 二人共、ヴァジュラは難敵じゃないの!?
(9) 十六夜 2014/01/31(Fri) 01時半頃
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― カウンター ―
ロゼさん、二人押されてない!? ペラジーさんの現在地からは、合流に後どれくらい?
[仕方がない。配属半年の神機使いがヴァジュラを相手取るのは難儀する。 ナナコロ支部は比較的アラガミの脅威に曝され易い支部なれど、彼の有名な動物園には流石及ばない。 近年に於ける新種アラガミの実に数十パーセントが、極東を発端に発生目撃が伝えられている程だし。
然し今は、二人が、ペラジーとの合流まで持ち堪えられるか。 いっその事、自分がヘリで上空からヴァジュラを狙撃してやりたい所だが、然し流石に、ヘリが離陸するよりも、ペラジーが追いつきヴァジュラを仕留める方が先だろう。それでは意味がない]
(23) 十六夜 2014/02/01(Sat) 00時頃
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[何が起きたか、ハッキリとは視れなかった。だけど。 モニターやロゼの様子を見れば理解できた。 マドカのバイタルが枯渇寸前。死亡寸前の戦闘不能と成った事を]
マドカちゃん……っ!!
[喉奥で息を呑んだ。誰かがすぐ近くで倒れる。 そのいやな光景を視た時に何時も押されるスイッチが…]
(42) 十六夜 2014/02/01(Sat) 03時半頃
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新人ふたり、さっさと退かせろロゼさんっ! ペラジーの接敵30切ってる!もう抜かせても構わない距離でしょ!?
[まるで八つ当たりだ。そう理解して尚、オペレータに無理な注文を飛ばす。 神機使いは、例え数秒の間隙でも、このアラガミを抜かせる事は許されない。 最悪、退避中の居住区民に被害が出るからだ。
防衛班に所属する神機使いの多くの死因。 それは、避難する住民の盾となる為、決して撤退も後退も赦されない状況下で、強敵のアラガミを退治する事に、唯々尽きる。 だからこそ、新人二人は、神機使いとして高い同行者生存率を誇るペラジーの、防衛隊に編入されたと云うのに…。
ガリ、と左手の甲に歯を立てる音が口元で立つ]
(43) 十六夜 2014/02/01(Sat) 03時半頃
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[忌々しい、アラガミが憎らしい。 もし神機が手にあり、敵がすぐ近くに存在していれば、今すぐその胴をぶち抜いてやれるのに]
くそっ……。 早く来ないと、部下のピンチだよ。
[怒りで活性する血を感じながらも、それを治めようと、左手の甲をがり、とまた噛む。 支部に転属されて以来、最初の数ヶ月の内に、嫌な癖も覚えてしまった物だ。
駆けつける救援をまだかまだかと、秒単位が長々しく感じられて、そして…]
(44) 十六夜 2014/02/01(Sat) 03時半頃
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オスカーは、皆無茶しやがって……(ぽむ
十六夜 2014/02/01(Sat) 22時半頃
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[マドカの枯渇寸前のバイタルが、回復した>>45。 リンクエイド。神機使い同士で、バイタルを分け与える、と一口で表現するには、最悪、その明らかな隙をアラガミに衝かれ共倒れする事も多い緊急措置]
……ふたりは…… 持ち堪えたのか……?
[その事実を再確認しようと。モニターに視線を向ける。 マドカもガーディも、無傷ではない。だが生存している]
ペラジーさん。合流したのか……?
[そして交戦状況のモニターに映るそれには>>46。 駆けつけた第二部隊隊長の名が、姿が、確かに表示されて]
(48) 十六夜 2014/02/01(Sat) 23時頃
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[安全だ。もう彼女は到達し、獣神と切り結んでいる]
よか たあぁぁぁ…。
[カウンターの淵を両手で掴み、腰がへなへなと落ちていた。 天井を仰ぐ頭は、危機の脱出により、オラクルと共に感情を鎮火させてゆく]
……あ、さっきはごめん。ロゼさん。 安心したら。 なんだか疲れちゃった…。
[先程の八つ当たりをロゼに謝罪しながら、吐いた息が長く重い。 戦場に出ているわけでも無いのに。 まるで気配を悟られずに、アラガミを長時間掛けるステルスから、暗殺仕切れた時の様に、神経を軽く磨耗した感覚に襲われた]
(49) 十六夜 2014/02/01(Sat) 23時頃
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[新年会の見世物。にしては心臓に悪すぎる事この上ない。 会場で様子を気にする、神機使い及び職員達も、危機を乗り越えた新人ふたりの奮戦に、同じ気持ちで胸を撫で下ろし長い溜息を吐き出してるのだろうか。まだ少し、状況把握には時間がかかるかも知れないが]
…………ナユタのお見舞い。いってくる。
ペラジーさんが来てくれたなら。
……どうせ後は大丈夫でしょう?
[未だ現場の状況は、油断を赦さない戦場の只中だ。 然し、二人の若い神機使い達よりも前に立つのは、彼女だ。
第二部隊。防衛班隊長。その肩書きと七年間と云う古参のキャリアは伊達じゃない。 誰かを護る戦いに秀でた、彼女の同行生存率。その腕を既に信頼してたから]
(57) 十六夜 2014/02/01(Sat) 23時頃
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[軋む階段を登り、視線を動かし、病室へ続くエレベーターのボタンを押そうと]
……あ。トレイルさん? それに、ジリヤも。
ガーディとマドカは。 うん、危ない所もあったけど、何とか無事だよ。
[会場から様子見に来たろう>>53、そんな二人を安心させる様に、薄く笑み、挙げた左手。 その手の甲についた、微かな歯形が、『歯噛み』する危機も存在した事を主張してるが。
ちなみに、既に第一部隊の隊長が、殺人ハヤシを含み、轟沈した現実は知らない]
(58) 十六夜 2014/02/01(Sat) 23時頃
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― 昇降機 ―
[無機質な昇降機の音は、偶に不安を掻き立てる音を発している。 この支部、この昇降機は本当古い。 神機使いや人員の確保を最優先に考える、ここ、ナナコロ支部の支部長は、あの人結構な辣腕だけど。流石にそんな支部長でも、設備の最新化工事に延ばせるサイフは無いらしい]
……手。 噛み過ぎたら、またタコになっちゃうな。
[歯痕のひかない甲を眺めながら、医務室の階層までが遅い。 そんな昇降機の壁に背中を預けて、手を視詰めていた]
(66) 十六夜 2014/02/02(Sun) 00時半頃
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[…昔は、僕にこんな癖も無かった。 けど。あの時を境に、どうしても被る。
僕のすぐ近くで、アラガミに倒される、殺される人が。 爛々と輝く、緋白の剣が、赤色を撒き散らした時と。
憎しみと殺意が湧き上がる。人を喰い殺すアラガミに。 だけど、それと同じ位に。 嫌に成るのは、それを止める力も持てない…。 ……。]
[ピィン。と間延びした音で、昇降機の扉が開かれた]
(67) 十六夜 2014/02/02(Sun) 00時半頃
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― 医務室 ―
…あ、ゲイルさん。お疲れ様です。
[医務室に足を運び入れた時。そこにひとり。 新年会も真面目に努めてくれる、看護師の人を見つけて会釈したけど]
…………? どうした、のかな。 あの人。
[何故だか解らないけれども。 看護師の人は、とても意味深で楽しげな笑みを零して。 少し用事があります、なんて良い残して、医務室を外した]
(68) 十六夜 2014/02/02(Sun) 00時半頃
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[看護師さんは知っているのだ。この後少年が辿る運命を]
…………?
ナユター。 お見舞いにきましたよー? ごめん、まだ優勝カップは貰ってないんだ。
[不思議そうにしながらも。 さて、折角の新年会で、彼はきっと暇そうにしているだろう。と。 全く完全な無警戒の状態で、医務室へと足を踏み入れた…]
(69) 十六夜 2014/02/02(Sun) 00時半頃
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ん。お料理大会のだよ?
[存在しないカップを告げて、首を傾げる表情]
『…安息妨害? 随分ダラけた人なんだね。 キャリア四年だか強いんだか知らないけど。偉そうに、僕に指図しないでくれない…?』
[何て、冷えて殺気立つ視線で喧嘩を売る果てに、全力で拳を振りかぶった、2年前の問題児と同一人物なのだから時間は恐ろしい。 あの懲罰房の3日間と、その後訪れたあの小型種の危機。 アラガミに吹き飛ばされた自分を視た、この視線を瞳が合う、その瞬間。 この二つは今でも、あまり思い出したくない恥ずかしい過去だ]
(75) 十六夜 2014/02/02(Sun) 01時頃
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そうそう。オウガテイルとヴァジュラが進入してきたけど。 もう大丈夫。ガーディとマドカちゃん、危なかったけど。 無事にペラジーさんが合流したから。
[映写窓には、支部の上空映像が映されていたが。 目立つ動きもない。その様子から、恐らくもう間も無く、あるいは既に、事態は鎮圧されているんだろうなあ、と]
マドカちゃんが帰投してから。 お料理コンテストの最後のジャッジになると思うけど。
大丈夫! 僕、絶対に優勝してみせるからね、ナユタ!
…あ、差し入れのハヤシライスどう……あれ?まだ残してる。
(76) 十六夜 2014/02/02(Sun) 01時頃
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ん?普通、コンテストには優勝カップあるもんじゃないの?
[態々余興にそんな大層なカップは存在するワケ。いや、そこはトレイルの入れ込み次第だが。 然し確実なのは、それをこの少年が手にする機会は…察しろ]
それより、ナユタ。
だめじゃん!ちゃんとご飯たべなきゃ! 怪我してる時には、ちゃんとご飯食べて体力回復に努めないと!
それともあ〜ん、で食べたいの? 僕…じゃやならロゼさ…
[それ以上先の言葉は、心底の叫びで、両断されていた]
(84) 十六夜 2014/02/02(Sun) 01時半頃
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ぐう、うえ……!? ナユダ、ぐるし!
アレ"ンジしでな! じてない! ぢゃんといい"づけどーり… ぐ
[襟首を掴まれ、問答無用の締め落しモード。 耐久力ある訳無いし、見た目も細こい少年じゃ落ちるのも時間の問題]
なゆた た たんま ぎ ぶ
[アレンジは、本当にしたつもりは無いのだ。 唯、ルー代わりにジュースを使い、トウガラシをちょっと入れすぎただけで]
(85) 十六夜 2014/02/02(Sun) 01時半頃
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………………けぷぇ……
[正に現実とは、非情でしかいられないのだ。 奇妙な呻き声で意識を落とした後、その場で崩れ落ちた]
(86) 十六夜 2014/02/02(Sun) 01時半頃
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なでて……くれなか……
[意識が落ちた後も、うわごとで失敗の痛恨を味わっていたが。 夢を現実にするには後55(0..100)x1年は要修行。それまで夢は儚いのよ]
(88) 十六夜 2014/02/02(Sun) 01時半頃
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― 気絶中の微かな昔 ―
『……お陰で命拾いした…………けど……。 神機の無いゴッドイーターなんて、所詮は戦力外。 そんな馬鹿な人。すぐ早死にするのがオチだ』
[昔、件の小型種から助けられたあの時。 駆けつけた隊長は兎も角だ、闇市だか胡散臭い場所にいたお陰で神機も無い男に、心底呆れていた物だ。
仮にも命を助けられた、元々、そう悪い相手ではない。 だから、次第に隊長は『隊長』と呼称して、その相手を認める様に少しずつなったけど。 ナユタだけは、当分、名前で呼ぼうともしなかった。 それは初めの言い草の、その的確過ぎたワードが、尾を引いた結果なのだけど]
(94) 十六夜 2014/02/02(Sun) 02時頃
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[そんな状態から、更に時間が経過した頃だ。アレが現れたのは。
余程アラガミを殺したい。その様を間近で感じたいのか。 旧型銃種の身分で、前衛を張る神機使いと共に、アラガミの真近くで銃弾を撃ち抜くスナイパー。 当然、連携も考えない突貫が足を引きながら、それでも死者無く戦えていた、ミッションの終わりに。
発見されたアラガミ。討伐班と云えども並では敵わない接触禁忌種。
良し悪し問わずにそれは大きな契機。 ナユタがいなければ恐らく、禁忌種相手に単独で突貫した挙句に。死んでたろう。 あの頃が一番、心は荒れていたから。荒む心に比例して、傷つき身の割れる歯型の付く手の甲に、その内気付かれていた>>89]
(95) 十六夜 2014/02/02(Sun) 02時頃
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[禁忌種…スサノオの討伐が、第一部隊で困難を極めたその件は。 当時の記憶者やミッション履歴に任せて省略するとしても]
『元々、僕はアラガミと戦いたい理由も無かった…。 唯、ホリーを支えたい。そんな気持ちで付いてきただけで。 …復讐くらい…僕ひとりの命くらい…勝手に使わせてよ…』
[愛機、アルバレストは今も、戦場に立つ自分を活かしてくれる。 それは為して区切りの付けた、ひとつの復讐の象徴であり。 大切なホリーと、最期まで何処までも共に戦い続ける想い出の証であり。
あの時、しぶとくも悪運の強い事に生き残れたからこそ、今……]
(96) 十六夜 2014/02/02(Sun) 02時頃
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― 医務室 ―
んっ――――……
[呻き声。なんかまだ喉が苦しい気がする。 天井が眩しい。医務室の電気だろうか。
覚醒したのは、案外そう長い間ではなかったらしい。 瞳は、ナユタを捜す前に、恨めしそうな顰め面を作っていた]
(97) 十六夜 2014/02/02(Sun) 02時頃
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オスカーは、ガーディもべつにツッコミじゃなかった事実に今気付いた ナユタどんまい
十六夜 2014/02/02(Sun) 02時半頃
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[医務室の床が冷たい。落ちたまま放置されてたのか>>107]
――…………。
[伸ばされていた腕に手を。ぐい、と引いてバランス崩してやろう、なんて。 もう少し近ければ噛み付いてやったかも知れない。 その位、起きたての表情はぶす、と膨れていた]
(108) 十六夜 2014/02/02(Sun) 03時半頃
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…ナユタのばーーーーーっかっ。
[開口一番、真正面から罵ってやった。 憮然とした膨れ面のまま、隣のベッドに座り込み占領した]
今回も失敗なの!? また!? 今度は何が悪かったの!? 厨房汚してないしアレンジもしてないのに!!
[…初めてで無いのだ。お見舞いに手作りを差し入れると言う事も。
初めは、そう。スサノオの討伐後、自分も随分な期間、医務室入院していたにも関わらず。 殊勝な事に、料理の差し入れをして…そして。
ナユタの入院期間を1日延ばしたのは良い想い出だ]
(109) 十六夜 2014/02/02(Sun) 03時半頃
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[子供過ぎる罵り。ナユタが入院する度、大体このサイクル。 それで初めて、彼の名前を呼んだんだったか]
次こそ! 次こそは絶対美味しいっていわせる! 今回ハヤシだよね。この前ボンゴレだったよね。
よし、次は和食頑張って用意する! ナユタも和食なら美味しいって云うでしょ!?
[未だ、メニューの問題でも何でもない。 調理のレシピに対する理解度の浅さを何とかしなければ、医務室の平穏は訪れない事にも気づく事はなく。 結局、相変わらず剥れた表情を浮かべる]
(111) 十六夜 2014/02/02(Sun) 03時半頃
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もう元気じゃんっ! 骨治ってるでしょ!!
[無様にベッドから落ちた所、本調子じゃないのは確かだけど。 うん、大丈夫。ナユタは殺しても死なないもんきっと]
今度も!? 今、もって言ったな!! 辛いのは認める! トウガラシ少し多かったかなって思ってるから! だけど不味いなんて絶対認めないから!!
野菜きって! ジャガイモきって! お肉と一緒によく煮込んで!
それから買いたてのアイスハヤシ雑ぜただけの、極普通の作り方じゃん!!
[それだ。それが揺るぎも無い、最低最悪の敗因なのだ]
(117) 十六夜 2014/02/02(Sun) 04時頃
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やだ! 絶対つくる、じゃが肉!!
[正しくは肉じゃが、なのだが。
断言でやめろと云われた後、苦笑されてしまい。 またしても、むす、と不機嫌を浮かべるのだけど]
…無事だよ。マドカちゃんにちゃんと特訓して貰ったもん。 …たぶん。もうすぐ医務室に来るんじゃない?
(118) 十六夜 2014/02/02(Sun) 04時頃
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ごめんなさーい。落とされた仕返しだよ。
[謝罪に誠意が感じられなかった>>120]
え?ハヤシライスに、ジャガイモって入れないの? 僕てっきり、具はカレーと同じだと。
[けど、アイスハヤシが駄目なら、どうしてハヤシライスのルーを出すのだろう?]
マドカちゃん、美味しいお菓子つくってたよ。 後で拝借して、ナユタにももってこようか?
[布団を持ち上げ、ベッドに再び復帰したナユタを視ながら。 何時の間にか表情は素に戻して]
(123) 十六夜 2014/02/02(Sun) 04時半頃
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……そりゃあ……僕でも進歩はするよ……
[自分の左手に、ちらりと視線を投げて]
お陰様で。生かして貰ってる訳だし? 折角だから。 責めてナユタに美味しいって云わせるまでは。終われないし?
[…言葉。含みすぎたかな。まぁ構わないかな? あの時の言葉で。まあ、難易度のハードルは随分高いけれど。 また、平穏な日常にも思える、そんな時間を少しずつ戻せたのは本当だったから]
(124) 十六夜 2014/02/02(Sun) 04時半頃
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オスカーは、トレイルに数珠を差し入れた
十六夜 2014/02/02(Sun) 05時頃
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そうなんだよ……。
[死んだら全て終わる。復讐も絆も。 生きる理由も。生きてきた理由も。死んだら無くなるから。 だから今は、それを護る為に戦い続ける]
やだよ。美味しいって云わせるのは次で絶対だけど。 迷惑の方は。
……向こう、100年位は、覚悟しておいてよ。
[ぽふん。とベッドで仰向けになり、伸びていた。 お酒は何が喜ぶんだろう。解らないから適当でいいか。なんて]
(129) 十六夜 2014/02/02(Sun) 05時頃
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オスカーは、ジリヤとトレイルさんのフラグ奪い合いに、どうぞ幸せに爆発するんだとモルターうちこんだ
十六夜 2014/02/02(Sun) 05時頃
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― 医務室 ―
あ、そうだった。 優勝者がいなきゃ話にならないよね。
[この期に及んで、優勝出来ると考えてるのだろうか。 だらけていたベッドから起き、使用形跡がバレない様に適当にシーツ引張って]
ペラジーさんとロゼさんが審査したら 間もなく結果発表だよね。
(150) 十六夜 2014/02/02(Sun) 22時半頃
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[ん。ロゼさんと云えば…]
…………そういえば、ナユタ。
……。
プリヴィティマータをチョイスしなかっただけ良かったけど。 柄に合わない攻撃をしてたら。 結合崩壊を狙うのはは難しいとおもうよ?
[ショートブレードでクアドリガの装甲を狙ったり。 ガンフォームでアマテラスを倒そうとしたり。 相性の悪い攻撃なんて沢山あるんだよ。なんて。 意味深な笑みを零して、医務室のドアに手を掛けていた]
(151) 十六夜 2014/02/02(Sun) 22時半頃
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[眉根を寄せ、訝し気な声。それを聞いてくす、と]
わかんなかったら良いですよ。だ。
新種の敵を相手にした時には。 胸郭の結合崩壊に効果的な攻撃が何か、探らないとね。
でも、ちゃんと気をつけてよ? ミッションの制限時間は、40分コッキリなんだから。 ミッション失敗したら、他の誰かに討伐されちゃうよ?
[じゃ。ばいばーい。なんてにこにこと手をぱたぱたとして。 入れ替わりに、看護師さんがマドカを運んで来たのでした]
(160) 十六夜 2014/02/02(Sun) 23時頃
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― 新年会の会場 ―
[麗しき女性ふたりの口内へ突撃した味覚の葬送曲]
ただい……うわた!? え、ちょ、皆どうしたの! やめ、頭ぐりぐりしないで!
きゃあああっ!?
[当然だが、件の仕掛け人が、のんびりとその場に現れた瞬間。 主に男性隊員及び職員の手により。 物悲しき葬送曲の作曲者は、問答無用で御前まで引立てられました]
(165) 十六夜 2014/02/02(Sun) 23時頃
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うっ、うぅ…二箇所間違えただけなのに…。
[料理は計量を間違えるだけで失敗する繊細な物なのだから。 ルーとジュースを間違える時点で致命的]
大人な味を目指して優勝を勝ち取ろうとしたのに。 くっ、ナユタごめん……。 来年こそは、優勝してみせるから……。
[引き据えられ、昔の時代劇宜しく、床に押さえつけられた少年は。 なちゅらるに、悪夢再来の予期を口にしていたとか]
(171) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時頃
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アレンジのつもり無かったのに……。
[何を恨むか。それは基礎的な知識の無さを恨むべきだろう]
くっ…。今度こそは。 絶対に美味しいと言わせる物を…。
…………きゅうっ……。
[恐らく、料理上達の日は50年以上は先の、遠い未来の話だろう事には露知らず。 その日の敗北を噛み締めて、公開処刑の少年は再び、意識暗転したのだった*]
(184) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時頃
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オスカーは、マドカちゃんと1差だっただと…!? ナユタがこれで80以上だしたらお腹抱えて笑える
十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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― その後 会場で ―
[結局覚醒した時、優勝したのはマドカかジリヤか。 然し両者共に、高くぶ厚い壁の前に、殺人ハヤシを提供したおんどれが優勝なんて出来るはずなく、当然の様に落選外]
……えっ? 優勝カップ。 僕、普通に用意されてる物だと思ってたのに。
……あ、これ。 マドカちゃんの作った、ガレット?
[誰かが気絶中の馬鹿やろうの分も、親切な事に残しておいてくれたらしい。 それを告げる皆の顔は、まさかあの馬鹿舌マドカの作品とは思えない!と言いたげな程、満足な表情で]
(194) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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うんっ! ありがとう、いただきまーす!
[サク、とガレット生地に歯を立てる。 サクリ。普通に美味しいそれは。皆のレビュー通り、本当に美味しい物]
……ん?かち?
…………? まあいいや。
[甘く優しいクリームの触り。口の中で転がる深い味わい。 幸せそうに、それを呑み込んだ]
(195) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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[美味しい、本当に悔しいけど、この御菓子には負けちゃう]
あっ、誰か医務室の皆の分、届けてくれたー? あ、ロゼさんがとどひぇ …… ?
と ほ へ ……!?
……。
……………………。
[医務室へ届ける分のガレットはある?と聴こうとしたのに。 少年は突然足を止め、顔を蒼褪めさせて。 まるで、陸に挙げられたグボログボロ…いや、あれは陸でも余裕で動くから、普通の魚か…の様に、くちをぱくぱく。助け求める手を震わせて]
(196) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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|
……………………
[ぱたん…と無言で。呻きも悲鳴も無いまま。 少年は口から泡を吹いてぶっ倒れたのだった]
[いや仕方が無い。アタリのfc硬貨に気付かず、呑んじゃったから。 幸い、呑んだ硬貨は無事摘出され、作成者共々、後ほどお叱りを受けるかも知れないが。
とりあえず。入院患者が1名追加されたのは間違いがなかった*]
(197) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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オスカーは、『よい子は危険なので、絶対にまねしないでね』と云う張り紙をぺたり
十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
オスカーは、暫く悩んで『食べ物は、ちゃんとよく噛んで食べましょう』と云う張り紙と差し換えた
十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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― 数ヵ月後 ナナコロ支部 ―
[結局、ゴッドイーター達の日常は続く。 時には誰か死ぬ。偶には殺されかける。そんな命懸けの日常。 本当に死ぬと其処で終わる。嫌なら死ぬな。全力で生きろ]
どうしたんですか?支部長。
態々呼び出しなんて。 この前に出没した、新種のアラガミ対策?ですか。
[それを教えてくれた人も僕も、何時まで生きれるか解らないけど。 せめて、僕が料理で美味いと云わせるまでは。 或いは、後すこし、ロゼさん限定の天然を治せるまでは。
相棒としては、少しだけいいなあと思うけど。 後どれだけ先の話になるやらわからない、そんな話の為にも、戦う]
(214) 十六夜 2014/02/03(Mon) 01時頃
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[今でも心の中で、共に戦い続けてくれてる片割れの為にも。 そんな彼女の想い出を、無駄に亡くさない。そんな為にも。 荒れて陰惨な。だけど、逞しく力強く生きる努力の出来る、この世界で今日も]
……えっ…………。
新型世代に……適合…………?
[今年も。此れからも。生きる為に。 神と喰らい合う、凄絶で逞しい、そんな日常を送り続けるんだろう**]
(215) 十六夜 2014/02/03(Mon) 01時頃
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