207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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[階下に降りると、そこにはきいちを搔き抱くようにして倒れ伏しているギリアンの姿があった。]
ギリー…!大丈夫か…!
[素早く駆け寄る道化。ギリアンに未だ息が有るのを確かめるとほっと息をつく。]
…ハッ、この私に心配をかけさせおって。
[ギリアンが腹から出血しているのを確かめる。 彼を下手に動かすよりもすぐそこの医務室から治療の為の道具を持ってきた方が良さそうだと判断した道化は、大急ぎで治療の道具一式を持ってくる。]
包帯で……いや、縫合…
[自分で治療した経験のほとんど無い道化には何が適切な処置か分からない。自分自身が負傷したのすら遠い過去の記憶だ。]
(15) 2014/12/16(Tue) 10時頃
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[道化はぎこちない手つきでなんとか止血を終えた。 ギリアンの腹にはきっちりと包帯が巻かれている。 それ以上の下手な事はしない方がいいだろう。]
ギリー……。
(16) 2014/12/16(Tue) 10時半頃
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ギリー……。
[彼の名を呼びながらぺろりぺろりと彼の頬を舐めた。 そうすれば起きてくれるのではないかと。
こんな思いを抱くのは他にいないのだ。 ミナカのいなくなった今となっては。]
(*0) 2014/12/16(Tue) 10時半頃
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[身を屈めてギリアンの様子を見ていれば、道化はふと気配を感じる。>>20]
そこにいるのは……フランクか。 まだ生きていたとは本当に幸運な奴だ。
[暫く姿を見ていなかった為に、道化は彼が死んだものと思っていたらしい。]
…何か用か?
[道化は警戒心を露わにする。 それは傷ついた我が仔を守る親狼が歯を剥き出しにしているような緊張感。]
(28) 2014/12/16(Tue) 19時頃
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セシル。ジェレミーの傍にいなくていいのか。
[続いて現れたのはセシル。>>31 彼の視線がギリアンの腕に留まったのを見て道化は軽く説明する。 警戒がやや弱まったのは、セシルがギリアンに対して同情的な視線を向けているように見えたからだろう。]
リーに切り落とされたそうだ。
[それから気絶しているギリアンを見てぽつりと。]
ミナカがいればきちんと手当をしてやれたのに…。
(32) 2014/12/16(Tue) 19時半頃
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ふっ、つまりお前はヘクターさえいなければ 自分の命を脅かす者がいないと思ってるのか。
何人生き残っているか知らないが……。
[船上に残っているのはもう5人しかいない。 この惨劇は終焉へと向かいつつある。 そんな事は知る由もない。>>33]
ああ、人狼だったんだな。 もっと早く知っていれば……。
[化粧の剥げかけた道化の表情が後悔を含んだ悲痛な表情をしている事はセシルやフランクにも分かったろう。]
……まだ、誰か殺そうと思うか?
[それはセシルに問いかけたのか。 フランクに問いかけたのか。]
(34) 2014/12/16(Tue) 19時半頃
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私は思わない。
(*1) 2014/12/16(Tue) 20時頃
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けれども。
ミナカが栓を開けたワインは私が飲み干そう。
(*2) 2014/12/16(Tue) 20時頃
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狼の理か。 そんなものは私には分からないが…
[>>36セシルの言葉に道化は静かに答える。]
恐らく、誰かが変化を望んだのだろう。 この船に乗っていても幸せじゃなかった誰かが……
[子を見下ろす道化の横顔には表情はない。]
(45) 2014/12/16(Tue) 21時頃
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リーが人狼?さあ、そうだったかもしれないな。
[続いてフランクに答える。>>43否定も肯定もしない。]
人狼号か、ゴースト号か。
[道化は疲労の色を滲む溜息をついた。 銃口を向けられてもそちらを見ようともしない。>>44]
私は……
(47) 2014/12/16(Tue) 21時頃
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[フランクに向けた言葉の続きは紡がれることはなかった。 その代わりにセシルの問いに答える。>>48]
私に聞かれても分からないよ誰だかなんて。 誰かは誰かさ。
私?私の望みはギリーと共にいることだ。 今ではもうそれだけだ。
[それがシャルル・ポンメルシーの答えだ。]
(50) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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私はただ幸せになりたいだけなんだ……。
(*3) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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ギリー……。
[>>57腕を掴む感触にそちらの方を見る。 自分の大事なもの。胸に抱く希望。望み。 そういったものが道化の心に思い描かれる。
そしてこちらに矛先を向けるフランクに向き直りこう言った。]
私は人間だ。だから人間の理に生きる。 私もお前と同じ。殺されるくらいなら殺す。
[その言葉は彼を刺激しただろうか。]
(61) 2014/12/16(Tue) 22時半頃
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ハッ、言っておくがな。
私は生まれてこの方、絶望に屈した事などない…!
[道化の目がギラリと照る。 そして現れたジェレミー>>63に視線を流す。]
私を殺しに来たか、ジェレミー。
[道化の唇は力強くにいと上弦の月を描く。]
(65) 2014/12/16(Tue) 22時半頃
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言うじゃないか、セシル・ローレライ。 私は"最初から"自分が生きる為以外に人を殺したことはないつもりだ。
[この道化が絶望号に乗ったその時から。]
クソ蛆虫が道化を演じていたことに 遅まきながら気づいたというわけだ、おめでとう。
[茶化すようにパチ、パチ、パチと手を叩いてから一言。]
狼の理だったら、ヴェラーヴァルに教えを請うべきだったな。
(68) 2014/12/16(Tue) 23時頃
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いいだろう、いいだろう。
[くくくと道化は嗤い手袋を脱ぎ捨てる。 その手の黒指輪は不気味な程に照り輝いている。]
二人纏めて……いや、三人か? いくらでもかかってくるがいい。
[黒指輪の輝く道化の手はいつの間にか黒ずんで……いや、毛が生えているのだ。獣化している。 くつりと嗤いを漏らしていた道化の口には牙が生え唸り声を漏らしている。 道化の身体は膨らんでいき、彼をくるんでいた道化の衣装は引き裂かれていく。
やがてそこに居たのは、高さ10フィートはあろうかという巨大な白狼。白粉を零したかのような純白の毛並み。]
"お前らに絶望を齎してやる。"
[口を開いていないのに、白狼の聲は辺りに響き渡った。]
(72) 2014/12/16(Tue) 23時頃
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[白狼は先ず、腕を振り上げ狭苦しい医務室の入り口を破壊せしめんとする。
それはギリアンには決して当たらないように配慮されていたが、その他の者を巻き込むことは勿論厭わぬ一撃で。 避けるなりしなければただでは済まないだろう。]
(77) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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そうだな。 あの気高き獣に比べれば私など出来損ないだ。
[あの瞳の冷たさを思い出す。だが羨ましいとは思わない。 ミナカに生き汚いと評された自分の生き方が好きだった。]
(*4) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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ネイサンは、フランクを紅い瞳で一瞥する。
2014/12/16(Tue) 23時半頃
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[医務室を、船を震わす一撃の合間を縫って放たれた一撃。>>81 幸運の女神の微笑みが宿ったのかその鉛玉は見事に――]
ガアアアァァッ!
[白狼の左の眼を穿つ。まるでピエロの化粧のように白狼の顔を紅い血がつつと伝う。
だが白狼はそれでは怯まない。 弾き飛ばされながらもこちらに一太刀当てようとダガーを振るう航海士のナイフ>>83を巨体に似合わぬ身軽さで悠々と交わす。まるで軽業師のよう。]
(85) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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がちり。
[血に塗れた眼を狙ったサーベルは、牙によって受けとめられる。>>84
白狼はジェレミーのサーベルを口に咥えその動きを搦め捕っていた。彼の腕からサーベルをもぎ取ってやろうと、或いは腕ごともぎ取ってやろうと首を左右に暴れさせる。
だがそれはジェレミーが刃を放さない限り白狼は牙が使えぬことを示していた。]
(88) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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ぐるるるるる……
[己の眼を潰した鼠の笑い声>>90に唸る。 と、自分が振り回すのに合わせて金髪を靡かせていた男から違った感触が返ってくるのを感じた。>>91]
ギィ…ッ!
[鋭い蹴りを鼻に入れられる。 白狼は思わず残っていた片目を閉じ、ジェレミーの剣は放さなかったものの、大きな隙が出来る。
そう、銃弾を避けることも叶わない。]
(96) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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[銃弾はギリアンの前に立ちはだかるセシルを越え、
彼に突進していくギリアンを掠め、
白狼に剣を捕られたジェレミーに当たる事も無く、
――――白狼の腹を抉った。]
(99) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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"これくらいで…… これくらいで私が倒れると思うのかァアッ!!"
[獣が咆哮する。 鉛玉の一撃は確かに致命傷に近かった。
だがそれだけで終わらせてなるものかと牙を剥き出し道連れを選ぶ。
撃たれた衝撃でジェレミーの剣を取り落としていた白狼は、顎門を開け彼に襲いかかった。]
(102) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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怖い……
怖い怖い怖いこわい、
何が怖い?
死ぬ事か?殺される事か?踏みつけにされる事か?
(*6) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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いや、お前を遺して逝く事だ。
(*7) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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が…ッ、
[サーベルが白狼の咥内を貫いた。 白狼の瞳がふっと光を失う。
いや、実際には逆だった。 そこには濁った光が灯されたのだった。 サーベルは白狼の口蓋から脳まで達していた。 だが白狼は動きを止めない。
最後の力を振り絞って目の前のジェレミーを前足で跳ね飛ばし――白狼は我が子を迎えに行く。]
(109) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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"貰っていくぞ。"
(110) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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[傍に寄ると子は白狼をその最期の力で抱きしめた。
白狼はそれに応えるように搔き抱くような優しさで、
我が子の首に牙を立てた。]
(113) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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[そのまま白狼は我が子の血の海に沈んだ。
白狼の毛並みはワインよりも月よりも 紅く染まっていく。**]
(114) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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[返り血一つ浴びることのなかった絶望の道化師。
最期には愛しい者の血に染まり事切れた。**]
(*9) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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