7 百合心中
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―― 住宅地・イリスのアパート ――
[音の無い、空間。 不気味なほどに静まり返るアパート。
二階建ての、六部屋しかないその場所で、 息を飲み、イリスの部屋と思しき扉を叩く。]
……。
[返事は、無い。]
イリス…… リンダ―――。
……開けて?
[発した声に、返る声は無かった。]
(23) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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[この場所へ辿り着くだけでも随分と苦労したのに。 此処まで来た、のに。 此処へ来るまでの光景が厭な想像を余計に膨らます。]
……ッ
[ノブに手を掛け、回せば 静かに開く扉。]
イリ、
[居るものだと、思っていた。 居て、欲しかった。 それ以外の可能性なんて考えてなかった。 考えるのが、怖かった。]
(24) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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[光景は、私の理性を奪って行った。 大声を上げ、何度も何度も名を呼んだ。
居ない。 いないいないいないいないいないいない…! イリスイリスイリス、イリスっ!
白が、赤が、イリスに纏わりついて 私の心臓をばくばくと叩き、暴れまわる。
気付けば私は、イリスの部屋に無断で上がりこみ、 内部をひっちゃかめっちゃかにしていた。 テーブルの下、洋服タンスの中、 トイレ、お風呂、果ては冷蔵庫の中まで。
入る訳なんて無い場所も、只管に。]
(25) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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牧人 リンダは、部屋の真ん中で荒い呼吸を繰り返しながら膝をついた。
2010/03/26(Fri) 01時半頃
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…いな、い
[ぽつり 呟いた言葉は静寂の中に溶けて消えた 返らない声 温もり
膝を付き、手を付いて]
(28) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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ああああああああああああ ああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああ!!
[壊れそうになる自我を 叫ぶ事で、なんとか保とうとした。 違うんだ。此処じゃない。 きっと何かの間違いだ。
もっと別の何処か。 探さなきゃ、探さなきゃ、探さなきゃ。
私はその場を後にした。]
(29) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 01時半頃
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―― 公園 ――
[イリスのアパートでは 他の部屋も覗いては見たがイリスの姿は無かった。 あったのは白と、自殺と思しき女の遺体と。 人の死にすら竦まなくなり始めたのは、 心が慣れてきてしまっているのだろうか それとも一つの思いに捉われているせいだろうか
住宅街にイリスは居ないのでは無いかと思った私は、 カチカチと鍔をならしながら公園を目指した 商業地区には居ない、筈。 居ないで、欲しい。 危険な場所であるから万が一の場合は――。
厭な想像を振り払い、公園内を駈けずり回る。]
(33) 2010/03/26(Fri) 02時頃
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牧人 リンダは、やがてマーゴらを見かけるかもしれず。
2010/03/26(Fri) 02時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 02時頃
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―― 公園 ――
っ
[息を切らし駆けて居たが、 人の存在に気付けば其方へ視線を向けて 息を整えながらゆっくり近づいた]
……っ、は …ん
[緩く首を縦に一度振り、息を飲む。 かちゃかちゃと日本刀の鍔が音を立てる。 右頬に痣、下唇が腫れ、左瞼がやや腫れ、 解けた三つ編に、男物の衣服。 やや険しい目付きで、十分に近づくと]
……あ。
[タバサの声に驚いた]
(42) 2010/03/26(Fri) 02時頃
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……いえ。 イリスが……居なくなりました。
[首を左右に振り、視線を地に落とした。]
(43) 2010/03/26(Fri) 02時頃
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……見て、ませんか? 此れぐらいの身長で、
[マーゴへと身振り手振りで説明し始める。 おおよその高さで手を左右に振り、]
栗色の眸で、
[目元へ手を引き寄せ]
他は……
[其処で止まってしまう 伝えたい事は山ほどあるのに。 いざ言葉にしようとすると 彼女の表情、声の質、怒った時の癖や、 我が侭な処、そんな所ばかりが溢れてきて どう伝うべきか、わからない。]
(47) 2010/03/26(Fri) 02時頃
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探し、ました。
[自分の思いつく範囲、は。 と言っても最悪を忌避した、から。 其れは口に、出せなかった。]
何処かに居る筈……です。 あの子は死んだりしない。
私を置いて、死んだりは……
約束したか――、
[其処まで云って、ほろりと雫が一筋、目元から零れた]
(48) 2010/03/26(Fri) 02時頃
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牧人 リンダは、水商売 タバサに苦笑して充電がとうに切れた携帯を差し出した。
2010/03/26(Fri) 02時頃
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……
[こんなものは役に立たなかった。 私はイリスの番号を知らない。 メールアドレスすらも。 充電だって目の前の此の人との待ち合わせで ……切れてしまった
私は何をしてるんだろう。]
(50) 2010/03/26(Fri) 02時頃
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牧人 リンダは、携帯をぼとりと地へ落とした。
2010/03/26(Fri) 02時頃
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『イリスさんも、 あなたを探してるのでは、ないかしら。』
[マーゴの言葉を其処まで聞いて 居てもたっても居られなくなる。 きょろきょろと首を、目を、動かして]
はや、く
………はやく、さがさなきゃ
[ぶつぶつと呟き始める 折角のマーゴの助言も、以降が聴こえていない様子]
(55) 2010/03/26(Fri) 02時半頃
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……
[差し出された携帯電話。 そっと、見つめる。
携帯を。 タバサの指先を。 手首を、 肘を、 肩を、
そしてタバサの顔を。]
……要らない。
[言葉は反射的だった。 内心で渦巻く感情が、そう、紡がせた。]
(58) 2010/03/26(Fri) 02時半頃
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[イリスの携帯電話。 そのディスプレイに。
もしもイリスが生きていれば 私からの連絡を待ってくれる筈。 私の事を、待ってくれている、筈。
其処に私の名前じゃ、無い。 『タバサ』の名前が表示されるのが
―――、厭だ。]
……
[マルグリットの声も既に聴こえて居なかった。 背を向け、三人からふらふらと離れて行く。]
(61) 2010/03/26(Fri) 02時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 02時半頃
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―― 公園付近→商業地区 ――
イリス……
[ふらふらと向かう先は商業地区。 彼女はもう、此処にしか居ないのだ。 だから私が一刻も早く傍に… こんな危険な場所から手を取って離れなきゃ…
思考はそれのみで一杯だった 公園で掛けられた優しい言葉も届かない
ふらふら
ふらふら
すっかり姿形を変えてしまった、 仕事先へと向かう路を、一人、*歩く*]
(68) 2010/03/26(Fri) 02時半頃
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牧人 リンダは、長老の孫 マーゴの言葉にもゆっくりと耳を傾ける余裕を*持たない*
2010/03/26(Fri) 02時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 02時半頃
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―― 商業地区・『PL×PL』 ――
……ぅ
[商業地区へと入り真っ先へ向かった場所。 私とイリスが初めて、出会った場所。 私は其処で涙に暮れて居た。]
ごめん… ごめんね……
[あちらこちらに点々と、 華の如き白が散る。 其れは纏って居た衣服で誰が誰か かろうじて解る程の違いしか無い]
リディ……
[彼女の衣服の傍には、 私が御願いして置いた伝票が落ちていた。]
(94) 2010/03/26(Fri) 07時半頃
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[同僚の死に涙するのも一時の間。 矢張り此処にもイリスらしき影は無い。 いや。 無かったように、思う。 もしも彼女が私と一緒だった時、以外の。 それ以外の服装で居たとしたら。]
…
[怖くなった。 私は彼女を、認識する事が出来るだろうか。 いや。 違う。 そんなのは、厭。 そんな事は、無い。
イリスは死んだりなんて、しない。]
(95) 2010/03/26(Fri) 07時半頃
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―― ゲームセンター『じょいふる』 ――
はぁっ はぁっ はぁっ…!
[『PL×PL』を出て 次に向かったのは、初めてキスをした所。 思えば本当に、雰囲気も何も有った物では無い。 あんな事になるのならもっと、もっと、もっと――。]
イリス…!
[店内を駆ける。 ばくばくと心臓が暴れ、音を立てる。 有線とゲーム機の音だけが無機質に鳴り響く空間で 何処にもイリスの形は見つけられなかった。]
(96) 2010/03/26(Fri) 07時半頃
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何処…… ねぇ、何処? ……もう。
[座り込んでしまうのは、キスをした場所。 立ち入り禁止の先の、階段。]
もう……駄目だよ。 一人じゃ、辛い……よ。 寂しい、 よ。
[投入しようとした硬貨を制した温もり。 イリスの手は暖かかった。 胸に触れた頭と、髪。 触れられる事がとてもとても、愛おしかった。 離したく、なかったのに――。]
(97) 2010/03/26(Fri) 07時半頃
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牧人 リンダは、腫れた下唇を強く噛んで嗚咽を堪える。
2010/03/26(Fri) 07時半頃
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[駄目だ―――。 確りしろ、と自分に言い聞かせ 腫れた頬を平手で打ちつける。 くらくらする程の痛みが襲うも、 今はそれくらいが丁度良かった。]
一人じゃ、無い。 イリスが居る。
ずうっと一緒って、約束したから。
[それが私の拠り所。 只一つ、壊れていくセカイで 立ち続ける為の、精一杯。
私はそっと、ゲームセンターを後にする。]
(98) 2010/03/26(Fri) 07時半頃
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―― 商業地区南端・『桜ヶ丘交番』付近 ――
……っ
[警察に頼ろう――。 そんな思考はもう、宛てにならないという事を、知る。 続報を見て居ない私は、まだ何処かに甘い考えがあった。 けれど、現実は非情な光景を突きつけるだけ。]
…
[息を殺し、建物の隙間に身を隠しながら 交番の方を窺った。 違う場所、違う時刻でケイトが見た軍隊。 それと同じようなものが三名、其処には居て。 防護服、というのだろうか。 妙にゴワついたものを着て、手には大きな銃を。 そして射殺されたと思しき人を囲んでいた。]
(99) 2010/03/26(Fri) 08時頃
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[射殺された人の服が見えて、ぎょっとする。 其れは見間違う事は無い。 警察官の制服、だった。]
……
[射殺した側の詳細を、解る筈も無い。 けれど、警察を射殺出来る程の『力』が有る。 其れは私じゃなくても光景を見れば一目瞭然だった。 息を、殺す。 やがて、三名の内、二名が何処かへと離れて行き 一名だけが、残る。
暫しの間。
ドォン、とすさまじい発砲音。]
(100) 2010/03/26(Fri) 08時頃
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[ドサリと何かが崩れ落ちる音。 其れは息を潜める私の後方から聞こえた。
前方の交番から駆け寄ってくる足音。 ……必死で息を殺し、私の傍を駆けて行く姿。
そっと、後方へ視線を遣った。]
(………!)
[心臓が止まりそうに、なる。 残った一名は私の後方。 路へと姿を現した女性を有無を言わさず射殺したのだ。 そしてその女性は…… イリスと同じ髪型、服装をしていて……]
(101) 2010/03/26(Fri) 08時頃
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牧人 リンダは、射殺された人がやがて白い粉になるのを見た。
2010/03/26(Fri) 08時頃
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[祖父は、云った。 刀という物は竹刀のように人を斬る事は叶わない。 叩いたのじゃ斬れはしない。 間近まで寄って、当てた後に。 思い切り、引くのだ、と。]
[私は、生まれて初めて。 人を、殺した――――――。]
(102) 2010/03/26(Fri) 08時頃
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[血、血、血、血、血、血―――。
刀が、血に、白が、イリスが、 違う、 悪く無い
逢いたい 死んだりなんてしない
此れは違う 嘘だ
誰も死んだりなんてしない 全部ユメだ明日にナレば
そう アシタ
イリス――――。 明日は、休んじゃ駄目だよ。]
(106) 2010/03/26(Fri) 08時頃
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牧人 リンダは、受付 アイリスと思しき女性の遺した衣服と血みどろの刀を掴んだまま*走りだした*。
2010/03/26(Fri) 08時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 21時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 00時半頃
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――回想・商業地区南端『桜ヶ丘交番付近』――
[イリスの残滓と 紅に塗れた刀を手に持ちながら必死で走る。 イリスが居ない世界―――。
視界がぐらぐら揺れる程に恐ろしくて 手の中の残滓を強く掴み]
(……違う こんなの嘘だ…… こんな世界、嘘だ…)
[ぼたぼたと目元から零れる雫を拭う事もせず とにかく一度、適当なビルの中へ逃げ込んだ]
(261) 2010/03/27(Sat) 01時頃
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[ビルの中へと踏み込めば、しんと静まり返る空間。 どこかの社ビルなのだろうか。 受付のような物が中央にあり、 傍には観葉植物とテーブル、ソファ。 そして向こう側には、エレベーターと階段が有る。]
……っ
[呼吸を落ち着かせ、受付の傍へ。 少しの間、此処で遣りすごそうかとも考えていると]
『……ぅ』
[女性の呻き声が、聴こえた。]
(262) 2010/03/27(Sat) 01時頃
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牧人 リンダは、受付の方から聴こえた声に、警戒しながら歩み寄る。
2010/03/27(Sat) 01時頃
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[警戒しながらも歩み寄れば、 丁度死角になっていた受付の向こう側で、 暴行を受け既に事切れたと思われる男性。 そしてそれに覆い被さるようにして倒れる女性が居た。 どちらも酷い有様で……]
……
[息を飲み、そっと近づく。 女性の背中が時折微かに上下している事から 未だ息はあるらしい事を知る。]
だいじょ――
[手を伸ばし声を発すると、 女性の身体がぴくりと反応し、漸くという具合に此方を見上げた]
(263) 2010/03/27(Sat) 01時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 01時頃
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……?
[ぱく、ぱく。 女性の唇が何かを紡いでいる。 しかしそれは音に成らない。]
……え?
[ぱく、ぱく、ぱく。]
……?
[じっと見つめ、理解しようと動きを追い続ける。 必死に繰り返される、願い。 掴もうと伸ばす意識の手が掴むのは、 『希望』ではなかった。]
(264) 2010/03/27(Sat) 01時頃
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[届かぬ、『絶望』――。 私が理解するよりも早く、その繰り返しは途切れた。 女性は、伝えようと動かす唇の途中、亡くなった。 変わらず、男性に寄り添うように被さったまま。]
……
[暫くの間、見下ろした。 二人は幸せ、だったのだろうか。]
ごめんなさい。 ……ごめん、 なさい。
[何も出来ぬ無力感に そっと屈みこみ、呟きを零した。]
(265) 2010/03/27(Sat) 01時半頃
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[イリスが、居ない。 人が次々と死んでいく。 私の行く所、行く所で、次々と。]
あは
[刀で男性と女性の髪を少しずつ、切り落とす。 それを女性の髪ゴムで、きつく結わいた。]
……は、ははは
[自嘲的な笑いが零れてしまう。 私に出来る事、あるじゃないか。]
(266) 2010/03/27(Sat) 01時半頃
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牧人 リンダは、纏めた男女の髪を握りくつくつと笑う。
2010/03/27(Sat) 01時半頃
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[きっとみんな、死んでしまう。 誰も助からない。
私の手には血だらけの刀。 まるで人の命を奪えと言う様な煌き。 ならば必要な人に『死』を齎す存在になろう。
壊れていく世界で、 少しでも『優しい死』を齎す存在(タナトス)に―――。]
……ふ ふ ふふ
[私の好きだった桜ヶ丘が死の華で埋まるその瞬間まで。]
―― 回想・了 ――
(267) 2010/03/27(Sat) 01時半頃
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―― 現在・商業地区 ――
――、動かないで。
[ビルを出て、隠れながら歩き 最初に目にしたのは一人の女性の姿。 そっと背後から忍びよると、切っ先と言葉を向ける。]
そのまま、両手を挙げて。
[>>269 何やらガリガリと音を立てて居たが、 彼女が手にする鞄の中に凶器が無いとも限らない。 危険を少しでも回避できるのなら、 鞄ごと奪って逃げる算段。]
(272) 2010/03/27(Sat) 01時半頃
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牧人 リンダは、水商売 ローズマリーにも切っ先が見えるように彼女の左頬あたりまで切っ先を近づけた。
2010/03/27(Sat) 02時頃
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[相手の動揺が手に取る様に解る。 かちりと音を立てて、刃の方を彼女の視界へチラつかせた。 上から下まで武器を所持していそうな処を見遣りながら]
……それはこっちの台詞。 武器を持ってたら全部捨てて。
鞄も、置いて。 こっちは絶対に、見ないで。
[一方的な要求をつきつけ] ……名前は?
[最後に、問う]
(276) 2010/03/27(Sat) 02時頃
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|
…
[こんな世界になってしまったというのに 『手当て』なんていう言葉が人から零れるなんて 思いもしていなかったから。 沈黙を経て]
解った。 ………信じる。
[と言いつつも、刀を引く事はしない。 荷物を取らないというだけで、 相手がまだ本当の事を言っているとは限らないから。]
……え?
[けれど、泣きそうな声が紡いだ名に 素っ頓狂な声が漏れる]
ローズ、マリー?
(282) 2010/03/27(Sat) 02時頃
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牧人 リンダは、水商売 ローズマリーに「ゆっくりこっち、向いて」と要求した。
2010/03/27(Sat) 02時頃
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あ…
[私の名を呼び振り返る姿。 矢張り、そうだった。 『紅はこべ』での、彼女。ローズマリー、だった。 刀をすうっと引いて]
…
[見知りに会えたせいか、 張り詰めた緊張の糸が緩み じわと滲む涙を、手の甲で、ぐし、と拭い頷いた]
(287) 2010/03/27(Sat) 02時半頃
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……え
[近づこうとするローズマリーの身体を そっと抱きしめようと手を伸ばすも 『イリス』と聞けば手は止まり、眸を見開いて]
イリス?! 何処!
……教えて!!
[声をあげた処で、着信音。 ローズマリー同様、びく、と震えた。]
(292) 2010/03/27(Sat) 02時半頃
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何処かって… そんな
[イリスに会える――。 その希望をローズマリーに求めたせいで 言葉を聞いて、愕然とした。 彼女は一切、悪くはないのに。]
[けれど]
[声がして ローズマリーが名を呼んで 振り向いた先に
イリスが私の名前を呼んで呉れて 只、元気で 其処に存在して]
(297) 2010/03/27(Sat) 03時頃
|
|
………イリス!!
[ふら ふらり
縺れる足取りでイリスへと走り出し 傍へ寄ったなら、きつく。 きつく、抱きしめる。]
(298) 2010/03/27(Sat) 03時頃
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牧人 リンダは、『ごめんね、一人にして、ごめんね、寂しくさせてごめんね』と何度も繰り返す。
2010/03/27(Sat) 03時頃
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[身体の痛みも、 此処までの徒労も 世界の終わりすらどうでも良いと思えた 只、イリスに会えた]
ううん、イリスは悪くないの。 ……悪いのは私だから。
私、だから。
[その温もりだけで私は、嬉しくて、嬉しくて。 顔をくしゃくしゃにしながら 自分でも恥ずかしくなる位に、涙が零れてしまう。]
(304) 2010/03/27(Sat) 03時頃
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牧人 リンダは、受付 アイリスの『生きて』という言葉に応えるように髪をそっと撫ぜた。
2010/03/27(Sat) 03時頃
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ローズマリー…。 ありがと、ね。
[良かった、と零す彼女へ顔を向けて ふんわりと微笑んだ 本当にしてもしたりない感謝が溢れるほどに。]
(306) 2010/03/27(Sat) 03時半頃
|
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[涙を拭われると少しだけ恥ずかしかった こそばゆくて、けれど暖かくて。]
ふふ…
[背伸びをするイリス。 ゲームセンターでの事を、思い出す。 自然と笑みが零れて]
ん。
[イリスの髪を手でそっと寄せると 眸を閉じて、優しい口接けを。]
(309) 2010/03/27(Sat) 03時半頃
|
|
そう。 ……後で、お礼、云わなきゃね。
[微笑して、思いを馳せる。 イリスも、協力して呉れた人達も。 此処まで相当に大変な目にあっているだろう、と。]
何、云ってるの。 お互い様だよ……
[頭を抱かれれば囁いて そっとイリスの涙を、人差し指で拭う]
イリスが無事で、本当に良かった。
[もう絶対に、離さない――。 言葉よりも手をきつく握る事で意志を伝えようと きつくきつく、きつく、握る。]
(314) 2010/03/27(Sat) 03時半頃
|
|
ありがと…
[ローズマリーから傷薬を受け取ると、 はにかみながらそう告げて。 けれど彼女が何処か辛そうに見えて]
……気をつけて、ね
[去り行く彼女にそう言葉を掛けるしか出来なくて。 その理由を探そうとするような視線で ローズマリーを見送った。]
(316) 2010/03/27(Sat) 03時半頃
|
|
もう…。
[口接けられた顎をそっと手で押さえて 困ったように笑う]
うん…… 怖かった。 イリスが、ね ……死んじゃったと、思ったら 怖くて…
[恥ずかしそうに、 地に落としたままの衣服へ視線を遣った イリスが着ているものと同じ、其れ。]
(319) 2010/03/27(Sat) 04時頃
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|
[手が紅いのに気付けば]
此処だと危ないから。 こっち。
[何処か、と手を引いて此の場を離れていく]
(320) 2010/03/27(Sat) 04時頃
|
|
? ……なあに?
[道中、 いいあぐねるイリスへ首を傾ぎ、眸を向ける]
(323) 2010/03/27(Sat) 04時頃
|
|
…
[開いた眸はまんまるに。 直後、くすくすと笑い出し]
開いてなかったら?
[撫ぜられた薬指に、視線を移す]
(325) 2010/03/27(Sat) 04時頃
|
|
そう。
[届けも指輪も何も無い 市役所もきっと、もう――。 それなら]
眸、閉じて?
[『眠りの森』の前。 鬱蒼と茂る木々に見下ろされ、二人は立ち止まる]
(327) 2010/03/27(Sat) 04時頃
|
|
…
[イリスが眸を閉じる 刀で自分の髪を数本、切った 捻り、イリスの左手を掴むと]
ずうっと、一緒。 此れは、私の欠片。
[薬指に、巻きつけた。 私にしか贈れない、私からの、ユビワ。 抱き寄せて、口接ける。]
―――。
[さぁ、と風が吹いた。]
(330) 2010/03/27(Sat) 04時半頃
|
|
[長くは持たない事に気付いたから。 だからこそ売り物よりも確かな思いを結びたかった。 云われるままにイリスの髪を数本手に取り 刀で、ざり、と切り落とす]
御願い。
[そして髪をイリスの手に握らせると 左手の薬指を出して 眸を、そっと閉じる――。]
(333) 2010/03/27(Sat) 04時半頃
|
|
ん。
[口接け――。 そのまま二人で溶けてしまいたいほどの、時間。 イリスの言葉は左手の薬指に絡まって きっともう、永遠に解けない。]
私も、だよ。 ……ねぇ、イリス。
[イリスに、微笑して呼びかける]
(335) 2010/03/27(Sat) 04時半頃
|
|
私と。
[そんな事を口に出来たのは。 もう心の中で、決意が出来ていたから。]
私と、結婚してください。
[だから私は。 一番最初に、一番大事な人を、幸せにしたかった。 聞く人が聞けば『ままごと』と笑うかもしれない。 けれど。
永遠に続く『ままごと』なら それはきっと、『ままごと』なんかじゃないから。]
(337) 2010/03/27(Sat) 05時頃
|
|
ずうっと、一緒だよ。 離しちゃ、ヤだからね。
[二人、眠れる森へ――。 巡り巡っても、貴女と逢えますように。 はぐれないように、手を確りと繋いで――*]
(339) 2010/03/27(Sat) 05時頃
|
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 05時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 12時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 14時頃
|
―― 商業地帯・喫茶『眠れる森』 ――
……、――っ
[長いキスは私から呼吸と時間を奪い 代わりに温もりと愛おしさを与えた。
つないだ手は離さない。 口接けている間も、交わす言葉のように。
刀は傍のテーブルへ。 薬指には永遠の証。]
(376) 2010/03/27(Sat) 14時半頃
|
牧人 リンダは、受付 アイリスを潤んだ眸で見つめる。
2010/03/27(Sat) 14時半頃
|
[零れ落ちていく砂を止める手段は無かった。 全てをこのまま飲み込んで 二人だけに溶けてしまえれば良いのに。]
……イリス。
[潤む眸が名を呼んだ。 愛おしい唇を見つめ、 泣きそうな頬を、そっと撫ぜた]
悲しいの?
[そんな顔を見ていると 私まで悲しくなってしまう]
(378) 2010/03/27(Sat) 14時半頃
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牧人 リンダは、つないだ左手は決して離さずに。
2010/03/27(Sat) 14時半頃
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[馨―――。 リディと同じ、優しい馨。 潤む眸が、揺れた。 言葉を失って、ゆら、ゆらり。]
私は―――、
[私は。]
……
[叶うならば、イリスと共に。 貴女と共に、笑顔に満ちた世界を生きたかった。 二人、出会えた桜ヶ丘で。]
(384) 2010/03/27(Sat) 15時頃
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………莫迦。 一緒だって、云ったじゃない。
[首に絡む腕へ返すように 腰へ手を回し、抱きしめる。 強く、強く、離れないように。 『私』は貴女の薬指に。 絡めたその瞬間に、既に死していたのだから。]
(385) 2010/03/27(Sat) 15時頃
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……
[顔を伏せた。 こんな時、何故、笑みが浮かぶんだろう。 涙が溢れるのに、何故、笑えるんだろう。]
イリスは、
[彼女は何を考え、 何を感じ、 どうして、そう望むんだろう。 考えれば途方も無く、やるせ無くて]
意地悪だよ……
[涙声で、そう呟くだけで精一杯で。 "私の為に死んで"―――。 そう望まれるならどれだけ楽だったろう。]
(387) 2010/03/27(Sat) 15時頃
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[俯いたまま右手へ視線を移す そっと身体を離した
きっとイリスはもう―――。 無かった事のように白に溶けてしまう。]
……
[願い、に返せる言葉は無かった。 只、そっと右手を彼女の首へ掛ける。 刀は使わない。 ……傷つけたく無かったから。]
私の御願い、聞いて呉れる?
[少しずつ、力を篭めて 私の力なんてたかが知れて居る。 右手だけでは足りないから、彼女を壁際へ ゆっくりゆっくり、押しやった。]
(390) 2010/03/27(Sat) 15時頃
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……なあに?
[もう、 力を緩められそうにも無いから。 願うより先に、問うた。]
(393) 2010/03/27(Sat) 15時頃
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……っ
[手に一層の力を篭める けれどイリスの眸を見つめたまま]
当り、前、でしょ? 本当に、莫迦なんだから……
[仄かに笑んだ いっそ病に侵されて白に溶けてしまいたい 未だ―――華の馨も、何れの異常も無い身体が これほど恨めしいと思う事があったろうか]
(396) 2010/03/27(Sat) 15時半頃
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牧人 リンダは、受付 アイリスの首に掛けた右手を強く、強く―――。
2010/03/27(Sat) 15時半頃
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……先に。
[揺れる眸に届くだろうか。 届けば良い。 顔を寄せて、耳元で囁いた。]
先に云うんだもん。 ……本当に、意地悪だよ
[体重全てを右手に乗せ、 壁の作用を伝わせながら イリスに最後の、口接を―――。]
(398) 2010/03/27(Sat) 15時半頃
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[待っててね――。] [必ず]
[必ず、逝くから。]
(401) 2010/03/27(Sat) 15時半頃
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[イリスの唇を見て、 ふうわりと微笑んだ。
彼女が動かなくなっても、未だ。 右手を離す事は無い。
繋がった左手も。 ずっと、ずっと、ずうっと――。]
(404) 2010/03/27(Sat) 15時半頃
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―― 商業地区・喫茶店『眠れる森』 ――
ねぇ、イリス。 私、ね。
[どれくらいの時間が経ったろう。 私は一回り小さなイリスの身体を背面から抱き、 床に座して、笑う。]
貴女が、PL×PLに来た最初の日から。 ずうっと貴女の事が好きだったの。
……気付いてた?
[問い掛けは返らない。 されど、表情は一片の曇りも無い、笑顔。]
(405) 2010/03/27(Sat) 15時半頃
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牧人 リンダは、受付 アイリスの身体を慈しむようにそっと撫ぜながら語り掛ける。
2010/03/27(Sat) 15時半頃
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子供みたいに笑う、貴女が好きだった。 何時も何時も、元気な貴女が好きだった。
クレームにへこんでた時、一緒にへこんでくれた 貴女の事が大好きだった。
リンダさん、 リンダさんって、呼んでくれる貴女が大好きだった。
[動かない、冷たい、綺麗な頬に 頬をそっと寄せる 涙が、溢れた]
大好きだったんだよ? 大好き、なのに……
[ぼたぼたと零れ落ちる雫は、イリスの衣服を濡らしていく]
(406) 2010/03/27(Sat) 15時半頃
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[撫ぜる手が イリスの携帯に触れた
思い出したように、取り出し 開いては]
To:タバサ・ミルローズ From:イリス・ブリュンティエール
Sub:リンダです Body: イリスを、殺しました。 『眠りの森』という喫茶店に居ます。 逢いに来てあげて下さい。
[彼女の大事な人の一人であろう タバサの顔が浮かび、メールを*送信した*]
(407) 2010/03/27(Sat) 16時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 16時頃
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イリスの命を奪った。 それはもう引き返せない、歯車。
止まらない、死神の刃。
タナトスは、決意を口許に湛え そっと微笑した――*
(*0) 2010/03/27(Sat) 16時半頃
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