人狼議事


194 花籠遊里

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【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―――丁助、誰が目を瞑れと?

[たくしあげられる着物の隙間に揺れる雄。
触れなどしない。
嬲りつけるように触れるのは視線。]

こんなにも愛してあげているんだ。
ほうら、その瞳を私にむけておくれ?

[やがて蜜でも溢し始めるだろう。
触れることなく、男は揺り籠の上。
痴態をしかりと、その目に刻む。]

(*19) あんび 2014/09/26(Fri) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

甘かろうが。
蛇はなんでも、丸呑みするんだよ。

[甘さも苦さも要らぬほど。
掌の焔を弄ぶ。]

お前はいつだって、誰を見てもいないね。

[笑みに向けるは、氷の微笑。]

(102) あんび 2014/09/26(Fri) 01時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

お前のものはどうなっている?
よく見えないんだ、教えておくれ。

[鬱蒼とした髪を晒し、垂らし。
その手が扱う肉欲の状況を示せと唄う。]

はしたない蜜が垂れているね。
甘い味か、口に入れて試してごらん?

[先から溢れる透明な滴を
自分の口へ運べと告げる。
抗うことなど赦さぬ、強制。]

(*21) あんび 2014/09/26(Fri) 01時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―――まだ、果ててはいけないよ?

[早くなど終わらせぬ。
悪夢を、君に。]

(*22) あんび 2014/09/26(Fri) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―在る日の花籠―

なんだい、朧。

[枯れ花の声。
男は揺り椅子に身を置いたまま。]

お前の我儘を、私は幾つ聞けばいいのかな?

[厭味たらしく笑みを湛え。
暫くは黙って話を聞こう。
聞き終えたなら重い腰を持ち上げて。]

(107) あんび 2014/09/26(Fri) 08時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[まるでそうなるを予見していたかの如く。
取り出すは紙束。
月の頬を叩いての揶揄。]

慈善事業など私はせんよ?

これは貸すんだ。
これで科すんだ。

枯れ花よ、花籠へ戻る覚悟が在るのかい?

[答えも聞かず地に撒く紙吹雪。
撒いては、
舞いては、
降り積もる。]

(*23) あんび 2014/09/26(Fri) 08時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

枯れ花に買い手など、つきにくかろうに。
座敷を用意してやるという言葉。
どういう意味かお考え。

[歪んだ笑みひとつ。]

新しく部屋を用意してやろう。

[歪、いびつに。]

―――藤の間がいいかねえ?

[藤が咲いていた、過去の部屋。]

(*24) あんび 2014/09/26(Fri) 08時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

お前は金で“人”を買うんだ。
お前は金で“人”に買われるんだ。

忘れず、覚えておくことだね。

お前は枯れても咲かねばならぬ。
出来るだろう、朧。

苦悩に歪むが一等美しい月花よ。

[宵闇の髪を揺らして *嗤う*]

(*25) あんび 2014/09/26(Fri) 09時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 
 
 
―――“愛”を、金で買っておいで?
 
 
 

(*26) あんび 2014/09/26(Fri) 09時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

男としての役割?

[男は単語を拾い上げる。
歪んだ唇が開いて、嗤う。]

くふっ
ふ、は、ははは!!

笑わせることだねえ。

“男としての”?
違うだろう?

[ぎしりと音立て、立ち上がる。
蛇が離れた揺り籠が揺れる。]

(*30) あんび 2014/09/26(Fri) 14時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[眉根による皺に這う舌。
歪め歪めと、言葉が丁助を締め付ける。]

お前が望んでいるのは。

組み敷かれ、
尻の孔を突かれ、
淫らに喘ぎ、
女のように果てること。

そうだろう?

[舌は這う這う。
耳を嬲り、首筋に歯を立てて
朱の咬み痕を痛みと共に残し。]

(*31) あんび 2014/09/26(Fri) 14時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

甘い蜜でなければ、苦い毒かな?

[氷のように冷たい指先。
触れるのは熱ではなく、
扱くのをやめたその手へ。]

果てるなとは言ったが、休めとは言っていないよ?
さあ、お続け。

私が手伝いをしてやろう。

[根本を握るなどしてやらぬ。
休む指先をそっと撫で、動かさせ。
声をお聞かせと、耳に囁く。]

(*32) あんび 2014/09/26(Fri) 14時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[退路は絶たぬ。
けれども逃がさぬ。
否定紡ぐ口許に笑みは消え、
本来の“丁助”が露にされていく。]

素直で可愛い、丁助。

ほうら、男に見られながら
ほうら、男に詰られながら
ほうら、己の芯を己で持って

お前の熱はどうなっている?

[下部からも耳からも犯すは水音。
やがて堪えきれず飛沫をあげるか。]

(*35) あんび 2014/09/26(Fri) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 
 
 
思い出すね、初めての日の事を。
 
 
 

(109) あんび 2014/09/26(Fri) 15時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[果てたのなら、リヤサに白が飛び散ろう。
厭わず、構わず。
次には果てたばかりの肉棒に直に触れ。]

果てていいなんて誰が言った?

初めも我慢ならずに吐き出していたなあ。
その後、私に突かれて狂い悶えたのだったか。
けれども、あの時は甘やかした。

今日はちゃんと“仕置き”が必要だ。

[そうして落とす、優しい口付け。
啄み、吸い、絡めては嘗め。
まるで愛しいものに落とすそれ。]

(*36) あんび 2014/09/26(Fri) 15時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

さあ、丁助。
私によおく見えるよう。


―――机に乗って、足をお開き。


[揺り椅子には座らず。
こんこんと重厚な机を鳴らす。
自ら座れ、自ら開け。

深く濁った闇夜が見詰める。]

(*37) あんび 2014/09/26(Fri) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 
 
[謝罪は、あの日へと還る。]
 
 

(116) あんび 2014/09/26(Fri) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―“丁”―

[花らしく、美しく咲き誇る花。
今目の前に咲く花と、似ても似つかぬ花。
余りにも美しく。
その蜜に惹かれたのは、蝶ではなく。]

――花籠を統べる、“私”。

[男はあの手この手を尽くした。
蝶の指名を幾度も防ぎ、
買い付けた金を与えず隠し、
三日に一度は“仕置き”と称し、
宵が褪めるまで狂楽に耽った。]

(117) あんび 2014/09/26(Fri) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[やがて、花は一匹の蝶を求めはじめる。
蝶は足繁く通い、花を愛でた。

咲いた花の色香。
惑わされ、狂っていたのは男一人。

蝶と手を取り逃げる丁。

下らぬ夢物語など成就はさせぬ。

男は刃を付きたてた。
一面染まるは、沈丁花。

――否、狂い咲いたのは死人花。]

(118) あんび 2014/09/26(Fri) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 
 
 
 「もうし、わけ……ご、ざ、ませ……」


 

(119) あんび 2014/09/26(Fri) 20時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 

  
殺したかったのは、―――私だ。
 
 
 

(*41) あんび 2014/09/26(Fri) 20時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[今に還るは、強請る声。
自分を躾けろと足開く姿。

そこに咲く色は、朱。

揺れくゆる、焔。]

(*42) あんび 2014/09/26(Fri) 20時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

お前は、“丁”。

私の可愛い、“ちょう”。


[狡猾に理由を差し出しては
色を重ねているのだと言い聞かす。

そこにある色が別と分かりながら。

二度と狂い咲かぬよう。]

(*43) あんび 2014/09/26(Fri) 20時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[懐から取り出すは、豪奢な万年筆。
丸みを帯びた細い棒。
先端汚した蜜を絡めとり、
開かれた足の奥へと滑り込ませ。]

さあ、自分で動かしてごらん。
ほぐすついでだ、できるだろう?

お前が飲み込むそれは
私が普段使っているものだよ?

ペン一本、すぐに飲み込むはしたなさよ。
中はどんなふうに締め付けている?

[言葉で詰り、行為で嬲り。
自らで動かせと手を離す。]

(*44) あんび 2014/09/26(Fri) 20時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

お前が自ら欲しいというまでだ。
見ていてあげよう。


私の可愛い―――…

 

(*45) あんび 2014/09/26(Fri) 20時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

はしたない、淫らな“ちょう”よ。
十分喜んでいるというのに、足らんと言うかい?

欲張りなものだねえ。

[嬌声滲ませ揺れ動く体。
痴態を晒す、焔花。
中を犯すは人の熱でなく、
無機質で冷ややかな万年筆。

男はゆらりと立ち上がる。

蝶が花を買い付けに訪れたなら
その秘所晒すように言いつけよう。
時には指先で溢れる蜜を掬い上げ。
喚く口の中へと運んでやろう。]

(*51) あんび 2014/09/27(Sat) 00時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[知っている。
重ねる色が違うこと。

知っている。
造花の振りを望むこと。


―――“私”と“お前”は背中合わせ。


向かい合うことなど在りはしない。
あってはならない。

“ちょう”になりたい男と。
“花主”たる男なのだから。]

(*52) あんび 2014/09/27(Sat) 00時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―――おいで、丁助。

[おいでと言いながら。
圧し入る熱は硬く。
初日花開かせたのと同じよう。
否、それよりも荒さは増そう。]

丁助。

[耳に落とす冷たい声。
氷の微笑は、歪んだ想い。]

“ちょう”。

[重ね合わせてすり合わせ。
穿ち貫いては、内へと爆ぜる。]

(*53) あんび 2014/09/27(Sat) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 
 
飛んでなど、いかないでおくれ?
 
 

(163) あんび 2014/09/27(Sat) 00時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[雁字搦めの錆びた楔。
幾度も打ちつけ。

花を *手折る*]

(*54) あんび 2014/09/27(Sat) 00時半頃

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