194 花籠遊里
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藤之助! 今日がお前の命日だ!
2014/09/19(Fri) 02時頃
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トレイル殿。 今宵の銀月は綺麗ですねえ。
(0) 2014/09/19(Fri) 02時頃
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[雲に隠れて見えもしない月を まるで見透かしたように、揶揄した。]
(1) 2014/09/19(Fri) 02時頃
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[昔々“丁”という花が咲いていた。
とかく花らしい花であった。 花の面倒もよく見ていた。 花に慕われる花であった。
そして、咲き方を間違えた花であった。
毒に根を犯され、狂い咲き。 醜く咲いた花であった。
“丁”の最期を看取った花も、此処にはいる。 何故、不在となったかの話も絶えずある。
――けれどその花手折った者が、誰であるかは誰も知らない。]
(*8) 2014/09/20(Sat) 00時頃
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[廊下を進む翳がある。 濁った空気を身に纏い、濡れた体は足音も無い。 窓辺に佇む焔を見つけて、男はそっと傍へと寄った。]
“丁”。
[ゆっくりと背後に立つ。 霧雨が落ちている窓辺より、冷えた空気が背を撫ぜるだろう。]
(37) 2014/09/20(Sat) 00時頃
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用がなくちゃ呼んではいけないのかい? 寂しいことをいってくれる。
[振り向かない花の直ぐ背後に立つ。 男の気配に、空気も一層冷え込んだらしい。 常日頃と変わらない、飄々として見せる声が耳に届く。 男はまた、ねっとりとした声音で嫌味たらしく囁いた。]
姿が見えたから傍に寄っただけだよ。 雨が降っては、寒くてねぇ。
[くすり。 喉を軽めに鳴らし、後ろから回す手先。 氷のように冷たい指先。 首筋へと、這わせ。]
(44) 2014/09/20(Sat) 00時半頃
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違うな。 お前が雨で消えてしまいそうに見えてね。
(*9) 2014/09/20(Sat) 00時半頃
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[拒絶許さぬ圧は、悪辣な害虫とは違うもの。 方や蛾一匹、方や花の主。 囁き際、後ろより耳朶に冷え切った唇を霞めさせる。]
(*10) 2014/09/20(Sat) 00時半頃
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[反射には、機嫌よさげに唇の端を吊り上げる。 口裂け女とでも比喩できそうな程。]
他の花なら声は掛けないさ。 お前はすこうし、特別だからね。 素直で可愛い沈丁花。
風邪を引くのは莫迦だけだ。 それとも何かい、お前が暖めてくれるとでも?
[重なる手から伝わる温度。 奪うよに冷えすぎた氷の指先が、熱を求めて掴む。]
(50) 2014/09/20(Sat) 01時頃
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そうかい、ソウカイ。 私の知る“丁”は、雨に根腐れを起こしてね。 狂い咲いてしまったものだから。
お前もそうなってしまうんじゃないかと思ったのさ。
[蛇が絡みつき、ぞろりと耳を嘗め上げる。 知っているぞ、見ているぞとは言葉裏。]
(*12) 2014/09/20(Sat) 01時頃
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―――丁は“蝶”でもないんだよ?
(*13) 2014/09/20(Sat) 01時頃
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[この花が何を思い、“丁”の字をとったかなど知らぬ。 そして男が知らぬように。 “丁”を手折ったのが男の手だということは 誰をもが知らぬことであろう。
先に告げた通り、少しばかり特別な花。
丁に丁を重ね。 蛇は首筋を緩やかに締め付けて。 後ろより首筋に残す、朱の花ひとつ。 無論、逃げることも拒否することも赦さない。
優しく、冷たく、甘美に、落つる。]
(*14) 2014/09/20(Sat) 01時頃
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私を置いて、飛んでなどいかないでおくれ。
(*15) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
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[まるで棒読み、或いは抒情詩。 どちらにとるかは、“ちょう”次第。]
(*16) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
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お前に買い手がつかないのなら。 “また”私が、教えてあげようか。
[冷えた手を首から離し、意味深に囁くは去る *間際*]
(53) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
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――――――もう、男は“慣れた”かい?
(54) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
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[一階部屋の奥深く。 淀んだ穴倉に、小間使いの一つがやってきた。 言伝は蛾からの悪辣な鱗粉。 思い返すは背に聞いた喉の微かな音。]
本当に躾がいるのはどちらなものかね。
[しかして歪むは唇。 歪、歪にゆがんでは。]
丁にお伝え。
お前は二匹も引き寄せた。 魔性の花よ。
相手が出来ず悔しく思うよ、と。
[棒読みが愉悦を *滲ませる*]
(62) 2014/09/20(Sat) 02時半頃
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明日の明け方。 沈丁花に降り積もる雪は。
それは多くあるだろうねえ。
[丁は“蝶”に在らず。 花は飛ぶに在らず。]
(*22) 2014/09/20(Sat) 02時半頃
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[しかし綿毛持つ蒲公英なれば―――… **]
(*23) 2014/09/20(Sat) 02時半頃
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