85 私達しか、居ませんでした。
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[づ、づ、と響く様な頭痛に、目眩を覚え 霞んだ世界は今日も白く ぼやけて、輪郭を無くしていた。]
…――ッ
[今朝方から急激に体調を崩し、 それでも管理局には出勤しようとする。 休むことなど許されない。 そうやって、生きてきたのだから。]
きつい、な、 ……これ
[出勤途中に壁に手をついて足を止めた。 傘のない身体は宙からの白灰を直に受ける。 BlueRoseが投与されていなかったら、 この身体は、華になっているのだと、謂う。]
(9) 2012/04/10(Tue) 14時半頃
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[鞄を抱える手からすっと力が抜け 茶色の鞄はとさりと白雪のような灰に薄く埋まった。]
……
[次いで、膝も]
……う
[微かに残る力で壁に手をつけ身体を支えるも 額が異常な程に火照り、 嫌な脂汗が滲む。]
(10) 2012/04/10(Tue) 14時半頃
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だめ、よ
[誰かを宛になんか出来ない。 通りすがりの人に助けて貰おうなんて虫が良すぎる話。 儘の自分は常に自分の足で立っているものなのだ。]
……
[肺が酸素を求めるままに荒い呼吸を繰り返す。 時間が、まるで止まった様に 苦悶の時が永遠に続きそうな程に]
……、…
[自分を励ますように、 ぱくぱくと口唇が動くけれど言葉ならない。]
(11) 2012/04/10(Tue) 15時頃
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[端的に言ってしまえば風邪をこじらせているだけなのに その認識が出来ないレベルで頭が回転しない。
壁に寄り掛かった身体がずるりと落ちて 意識を、手放した。
オールドピンクに被る白灰は、パステルの彩りを添える**]
(12) 2012/04/10(Tue) 15時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/04/10(Tue) 15時頃
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―― 病室 ――
…――
[そうっと、薄く目を開き、 見知らぬ天井が映ると、不思議そうに瞳を揺らした後]
あ、れ……? 私
[咄嗟に身を起こそうとしたが、襲う頭痛に力を抜いた。 傍の椅子に座っているのは、]
グロリア、さん
[同僚の姿に矢張り不思議そうな顔をしたけれど なんとなく、何が起きたのかを把握できてきて 自分が情けなくてくしゃりと顔を歪めた]
(22) 2012/04/10(Tue) 17時半頃
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[ベッドに深く沈み込んで そっとグロリアに視線を向け]
ご迷惑、お掛けしたみたいで ごめんなさい……
こんな情けないざま、グロリアさんには見せたくなかったのに。
[静かに視線を天井に向けると 堪えるように口唇を噛んで、 きゅ、と瞑目した]
強く在りたかった。 誰にも迷惑なんか掛けずに生きて行きたかった。 その為ならずっと一人でいいと思ってた。
でも、だめみたい…――
(23) 2012/04/10(Tue) 18時頃
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一人で立とうとすれば、するほどに 人の"目"が、私を絡めとる。
管理局のお金で育てられた私は 恩返しがしたかった。 だから、ね 先輩に誘われて管理局に入ったんです。
[ふっと小さく笑った。自嘲にも似た幽かな笑み。]
でも、人の目もまともに見れない私は、 本当は管理局員なんか向いてないの。
(24) 2012/04/10(Tue) 18時頃
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グロリアさんみたいに、 綺麗で、優しくて、頭の回転が早くて、 そんな人に憧れていたけれど 到底及ばない。
[着飾っても、仕草を覚えても、話術を学んでも どうしても、どうしても、届かない]
人を羨んだり、妬んだり、そういうのって とても、醜いから だから私はそんな感情を抱かないように 独りで居た方がいいんだ、って……
[怖い、寒い、寂しい…――― 孤独には慣れているつもりだったのに、 いざとなると怖くて押し潰されそうで堪らない。 自分の弱さを人に見せるのが怖くて、 だけど強がってばかりの自分は、虚勢に満ちている。]
(25) 2012/04/10(Tue) 18時半頃
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[グロリアに目を向け、ダーラの名前を聞けば]
ダーラさんが……わかりました。 お礼しなきゃ。
[頷いて。 幾分か楽になった。上体を起こして、 少し視線を落としグロリアの話を聴く]
(36) 2012/04/10(Tue) 21時頃
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弱気……そうね、そう。 私は臆病で弱気で。
だから本当は 懐く振りをして餌を貰う 心を許さない野良猫みたいな生き方を目指していたわ。
でもそれは寂しい――
[グロリアの手が己の頭を撫でる。 気持ちいい感触に僅かに表情を綻ばせ グロリアの顎辺りを見上げる]
……あの
(37) 2012/04/10(Tue) 21時頃
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!
[彼女の目が覗き込んだ瞬間、 びくん、と軽く身体が跳ねた。 その翠の瞳が、あまりにも綺麗で]
綺麗で……
[少しだけ躊躇って、でも意を決したように そっとグロリアの頭に手を回す。]
……良かったら、その その瞳を、もっと……見せてくれませんか――
(38) 2012/04/10(Tue) 21時頃
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[やっぱりそう、ぼぅっと頭が回らなくなって その瞳に見惚れてしまう。]
綺麗……本当に、綺麗……
[ただその感嘆だけなら良かった。 オキュロフィリアは性癖なのだ。 性的に、興奮する。]
…ッ、ん
[は、と短く息を吐いて 顔を赤くして身を捩った。]
ご、ごめんなさい 気持ち悪いですよね 私、眼球愛好癖を持っていて、その 興奮しちゃうっていうか…
(40) 2012/04/10(Tue) 21時半頃
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そう、ですよね ……その、
[上気した吐息を収めるように、そっと目を瞑って]
私ね、ずっと グロリアさんの翠の瞳が、好きでした。 こっそり、見ることしかできなかったけど たまにグロリアさんが私を見てくれて その度にドキドキして。
―――あなたの、瞳に、恋、してる。
(42) 2012/04/10(Tue) 22時頃
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ふ、ぁ
[瞼に触れる感触、そこからじんわりと残る余韻。 口接けだとわかったから、目を瞑った儘 うれしそうに微笑んだ。]
さっき、お話した、こと 人は独りじゃ生きていけないって。 ただ傍にいてくれるからなのかどうかはわからない。 けど、私は グロリアさんと一緒なら幸せだろうな、って 思うんです。
[目を開けて、彼女の瞳を見て、照れくさそうにはにかんだ。]
(44) 2012/04/10(Tue) 22時半頃
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グロリアさん、 ……ううん、 グロリア。
[えへへ、と表情を緩ませて 彼女が差す鞄を見る。 隙間から見えるのは、この入院で必要な諸々か]
うん……、何から何までありがとう。 ……ほんと、に、だいすき。
[手を伸ばして、彼女にハグを求める。]
私はもう 長くないから。
[不意にトーンを落として告げた言葉。]
(46) 2012/04/10(Tue) 22時半頃
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BlueRoseの副作用。 そう言った方が幾らかは伝わりやすいかしら。
[実際の、生の長さまでは測れない。 ただ、副作用として侵食して、 心身ともにぼろぼろになっていくのを感じる。]
きっとお婆ちゃんになるまでなんて生きられない。 あと何年?あと何ヶ月?あと何日?
[弱く微笑んで、グロリアをぐっと引き寄せた]
だから「今」を感じていたいの。
(61) 2012/04/11(Wed) 10時頃
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グロリアが、好き…… 愛してる。
[引き寄せたまま、吐息がかかる距離、耳元で囁いて。 甘い言の葉は彼女だけに届くように。]
だから、おねがい
[体調の所為か少し苦しそうな吐息を漏らしながら そっと視線を合わせると きゅう、と身体の奥が甘い痺れに侵されるのを感じながら]
……最期まで、傍に、いて。
[それが今生の最後の願いだとでも謂うように 声を絞り出した**]
(62) 2012/04/11(Wed) 10時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/04/11(Wed) 10時半頃
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――回想・出勤前、自宅から墓地へと――
[火照る身体を静めたい一心で、訪れた墓地。 欲望、渇望、――求める儘、]
ヨーランダさん。
[ナイフを彼女に振りかぶる。 ヨーランダは驚いた表情を浮かべたが、 ふっと冷たいかんばせをして、 私を、軽蔑した]
……貴女は黙って殺されれば、それでいい
[殺めたいの?幸せを壊したいの?と彼女は問う。 そのとおりだと頷いた。]
(*0) 2012/04/11(Wed) 10時半頃
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[ヨーランダはくるりと手を回して、 イリスに「魔法」を掛ける。 罪と咎に苛まれながら生きていく魔法。
「赤い世界」
同胞の声が頭を過ぎった。 そう、全て赤に染まってしまえば其れで良かったのに。 なのに、ヨーランダの「魔法」は、 心までも白に染めてしまう―――]
(*1) 2012/04/11(Wed) 10時半頃
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ぁぁあああ!!!!
[それからのことはよく覚えていない。 動かなくなったヨーランダがそこにいて。 私は血まみれだったから、墓守の家の浴室で血を落とした。
その頃からだろうか。 体調が厭に、悪くなったのは。
ヨーランダは墓地の主として、時には魔女などと噂されていたけれど だとしたらこれは魔女の魔法なのだろうか。
身体が酷く重く、状態が悪化して、道端で気を失うに至ってしまった*]
(*2) 2012/04/11(Wed) 10時半頃
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