225 【突発RP村】最初からクライマックス村4
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ええ、楽しみだわ。イスルギ・ホンクールトゥ BGMは何がお好み? 情熱のタンゴかしら。
それとも、貴方の仲間の叫び声かしらね!
[男>>48に放ったのは青≪花弁≫だけ。黒茨の騎士に出力を取られた今はこの程度しか作り出す事が出来ない。 しかし小さな刃では男に傷一つ負わせる事は出来ず、次々と叩き落とされる。 さすがホンクールトゥと言うべきか、それとも己の出力不足か。はたまた、その両方か。 渦を巻く無数青はその全てを地に落とされ、じわり、青は地面にしみ込んで、消えた。
蛹≪第二幕≫の時間はあまりにも短く、翅を作りだした今でも舞台装置の構造の組み替え>>33は済んでいない。 定められた台本のどのページをめくってもこのような展開は無く、女は、今起こっている事が予想外の全てを集結した現実だと知る。 内側で暴れるメルヤの聖星力《エトワリル》と、焦げた身体に忌々しげに舌打ちを零した。]
(60) 2015/06/05(Fri) 00時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 02時頃
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[愛してるわ]
[愛してほしいの]
[向かう言葉は同じように。 しかしどこか崩れたままで、辿り着く事は無かっただろう。]
(*12) 2015/06/05(Fri) 03時半頃
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[愛してるわ] [貴方が役に立たなくとも>>*5]
[愛してほしいの] [ずっと覚えて居るから>>*6]
[昔の自分なら、きっとそう言った。 眩しいくらいの貴方の色を見つめて。
ああ、貴方の色は、天の光に似て居た。]
[きっと――]
(*13) 2015/06/05(Fri) 03時半頃
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[きっと――、]
[きっと私は知っていた。]
[帰結《カーテンコール》は女の望んだままに。イレギュラーだらけのこの舞台で、その計画だけはずっと進行していた。 イスルギが彼の真の名>>17を呼んだ時にはもう遅く、全ては、彼が呼ばれたのはこの為だけに。 全ては出会ったときからはじまっていたのだ。
女は全てを知っていた。 計画《レシピ》は、この手の内に。
砕けた刃片>>90を受け取ると、女はその笑みを、ようやっとシルクに向けただろう。]
(98) 2015/06/05(Fri) 03時半頃
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馬鹿な子。 どうなるかぐらい、分かってると思っていたのに。 ねえ?
[くるくると、その破片を弄びながら女は嗤う。 確かに一度は愚かな選択をした。だが、道具としてその役目を終えたのならば、何も言うまい。 今彼は真の聖杯鍋《クッキンプレッシャー》と化し、竜斬肉包丁《ドラゴンチョッパー・オリジナル》はこの手に。 破片であろうとも、その威力は十分すぎる事であろう。
伸びた黒い腕《ハッシュネススプーン》の指先に口づけると、]
(99) 2015/06/05(Fri) 03時半頃
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ご苦労様、シルク。 愛してるわ。
最後≪計画が終わる時≫まで。
[やはりそれは、道具たる彼に向けて。]
(*14) 2015/06/05(Fri) 03時半頃
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[愛おしげに、竜斬肉包丁《ドラゴンチョッパー・オリジナル》の破片を撫でた。*]
(100) 2015/06/05(Fri) 03時半頃
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[女が記憶し、記録し、観測していたのは68番目まで。 それより上は未知数で、目覚めを迎えた『69』たる彼の真の能力は彼女の想像を優に超える物だったであろう。
しかし女には分かっている。 蝕む星の死病《モール・ガルガンチュア》は男の内部を浸食し、それは星読の娘≪メルヤ≫の比では無い事を。 死は近く、聖杯鍋も竜斬肉包丁の破片もこの手の中に。]
…面白い、手品ね。
[それでも冷や汗が伝うのは、何故なのか。
恐れる事は何も無い。 宴の材料は全て揃い、後は決められた手順を踏むだけだ。 今更アレが剣に姿を変えたとして、一体何が起こるというのだろう。
黒から溶け出す声>>84>>85には気付かない。気づけない。耳を傾けることなど忘れてしまったからだ。 忘れてしまったのはそれだけではなく、もっと大切な物も取りこぼしているのだが。]
(101) 2015/06/05(Fri) 05時頃
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[そんな悲しい事をせずとも、求める物>>15はすでに手に入っていたなんて。] フィナーレのピアノが、空っぽの女の舞台に静かに響く。]
(*15) 2015/06/05(Fri) 05時頃
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伝説なんて、ずいぶんと子供みたいな事を。 もう少し頭がいい子だと思っていたけれど…
ああそう言えば、文字も怪しかったかしら。
[そう誤魔化しを口に出せば、焦りぐらいは隠し通せただろうか。 表情はつばの広い帽子で覆い隠して、同じように掲げたのは竜斬肉包丁《ドラゴンチョッパー・オリジナル》 その小さな破片を核に作り上げるのは、悔しい事に目の前の男の真似事でしかない。 しかし混ぜ合わせるのは飲み込んだ複数の、囚われた魂達。]
(102) 2015/06/05(Fri) 05時頃
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[破片を黒で覆い尽くし、聞こえる筈の怨嗟の声は耳に届かずに。 茨で出来た刃の切っ先を少年に、向ける。]
いいわ、もう少し踊ってあげる。
その両足が千切れて無くなるまで、 無様なステップを踏み続けなさい!!
[まさかそんな筈はあるまい。 黒死の蝶《ラモール・パピヨン》と名乗り殺戮の限りを尽くした愚かな女は、今初めて、見放された筈の神に祈りを捧げた。
あの少年が、 万物の救済と解放を司り、何色にも染まらず、ただ掬い、救い続ける、
≪カラーレス・ミディアム≫ 無色の巫女 の可能性を秘めている筈が――…**]
(103) 2015/06/05(Fri) 05時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 05時頃
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[本当は私、ずっとあなたの事を知っていたのよ。 ねえ、シルク。 愛してるわ。
愛してたの。**]
(*16) 2015/06/05(Fri) 05時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 22時頃
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[彼がいくら無色の巫女≪カラーレス・ミディアム≫の可能性を秘めて居たとしても、死んでしまえば元も子もない。 今少年は確かに負傷し、その意識ははるか遠くに。
真聖杯鍋《パーフェクトクッキンプレッシャー》はこの手に。 竜斬肉包丁《ドラゴンチョッパー》はこの手に。
そして今、舞台装置は完成を遂げた――!!]
さあ、始めましょう
(131) 2015/06/05(Fri) 22時半頃
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パーピィ・ヨンデル =キューピック・ドライ ≪青のユリシス≫
そして、
ラモール・パピヨン ≪黒死の蝶≫
宣言はこの二つの名とともに! さあ、
肉欲の宴をッッッ!!!! 《カーニバル・フォン・ド・ボー》
(132) 2015/06/05(Fri) 22時半頃
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[ ――カ ッ !!!!!!!!! ]
(134) 2015/06/05(Fri) 22時半頃
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[輝いたのは黒き茨の刃では無く、強く気高いその魂。 いや、魂では無い。全てを集結させ、繋がり合う想い達。
今ここに強く存在を指し示す、無色にして絶対の存在が目覚めた――]
(135) 2015/06/05(Fri) 22時半頃
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――嘘、でしょう? まさか、そんなこと、ある訳…!
[深紅の切っ先に向かい合うのは、爛れた黒の堕ちた刃。 女には過ぎた力だったのか、今にも弾けんばかりのその存在を、紙一重で押しとどめている。 真紅と違い、籠められているのは囚われの声。 女に声は聞こえない。聞き方を忘れてしまった。
しかし君達には届くだろう。全ての者達の、張り裂けんばかりの思いの丈が。]
(137) 2015/06/05(Fri) 22時半頃
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ええ踊りましょう。
そんなに言うなら、 全てを救って見せなさい。
その前に、全部壊してあげるから!
[>>129 光の粒を振り払うように、振り下ろされるのは巨大にして虚大な黒。 渦巻く青の突風に乗せて、いま、最後の幕が上がる。]
(138) 2015/06/05(Fri) 22時半頃
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[はためくのは黒く気高い、柔らかなドレス。 磨かれていた黒いパンプスは今は煤を浴びて、 ドレスと揃いの大きな帽子は、ひらり風に舞い上がると、その身を高く高く飛ばした。
棚引く黒髪は夜の空のように。 開かれた双眼は何処までも青く、しかし今は黒に呑まれ、]
(140) 2015/06/05(Fri) 23時頃
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[見つめほほ笑む、かつての澄んだ青の、]
(*19) 2015/06/05(Fri) 23時頃
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[かつての色は見えなかったか。]
(141) 2015/06/05(Fri) 23時頃
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[振り下ろされた黒い刃に引き裂かれるのは空間と世界と。 それは深い亀裂となって、世界の中心をえぐり取る。 宴は始まった。 これから起こる惨劇の全てを救ってみせよと、女は嗤う。 その赤いルージュをゆがめて、無色の存在であろうとも、浸食し汚し、穢しつくしてやらんと。
救える物なら救って見せろ。全ての呪い≪黒≫と悲しみ≪青≫を。 そんなこと、出来やしない癖に。
響くBGMは目まぐるしく変化し、気品も何もありはしない。 それでもその場はただ只管に美しく、繋ぎ、縒り合される光の色。
終幕の為の緞帳は、紅蓮のマント>>144
打ちつけ合う衝撃に双方は削れ、削れた個所から浸食せんと黒は無数の腕を伸ばし続ける。 そのダメージは、赤にとってどれほどのものだっただろうか。]
(148) 2015/06/05(Fri) 23時半頃
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[救える物なら救って見せろ。
黒死の蝶は死を運び、魂を刈り取り吸い上げ、翅を広げた黒い虫。 美しい蝶のふりをしてきたその翅は汚れ穢れ、今まで幾度となく伸ばされてきた救いを断ち切り、突き進んできた。 しかし今、そんな己に投げかけられる声>>144は酷く優しい。
こんな自分でも、救われるの? いつしか青い瞳は泣いていた。
しかし流す涙は無色では無い。黒の混じるその滴に、青い瞳はさらに輝きを失っていく。]
(150) 2015/06/05(Fri) 23時半頃
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[でもね、だめなのよ。]
私はもう、 取り返しのつかない所まで来てしまった。
今更後には引けないのよ…!!
[振り下ろされる黒は鋭く、冷たく。 赤を砕かんと、爛れた黒を振り下ろそう。 何度も、何度でも。]
(151) 2015/06/05(Fri) 23時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 23時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 23時半頃
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そんなの嘘!
直に世界は終わりはじめる。 その時が来ても、 まだ戯言を口にしてられるのかしら――!!!
[その身に満ちる呪いと悲しみを振りかざして、皮肉にも女は今まさにヒトらしさを取り戻していく。>>158
そして準備を終えた聖杯鍋に満ち行くのは掻き集めた黒と、抱え込んだ青。 …の筈だった。
『ただ誰かに、 愛してほしかっただけなのに』
流れた涙は今度こそ無色透明。 そしてポタリと、その滴が聖杯鍋に落ちた瞬間――
一人じゃないと、誰かの手が触れた気がした。>>149]
(166) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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っああああああああああああああッ!!! 黙りなさい!黙りなさい!!
誰の許しも要らない! わたしは! これを成し遂げる事こそが! 唯一の救いなのだと!!
[そうずっと、言い聞かせて。
呪いを受け止めるよう整備された聖杯鍋は悲鳴を上げる。 今やその火力を調整する女にも歪んだ空間は牙をむき、リミッターの外れた舞台装置は暴走≪吹きこぼれ≫を始めただろう。 黒い刃は鋭さを増して、崩れそうな計画≪レシピ≫の執行を早急に行わんと――]
(167) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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蹂躙せし黒の胡椒 ≪デバステイター・ノワール・オブ・ペッパー≫
[渦巻く呪いを全て放出させ、何本もの黒い刃を作り上げる。 そのサイズや鋭さは先のまま。 全ての切っ先をマリオの方に向けると、]
(168) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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受け止めてみなさい。 これが、わたしの全てよ。
[降りかかるのは重い鋼。その一つ一つが重く悲しく、 それはまるで悲しみの雨の様に、舞台を彩る。
雨音は終曲に相応しく、しかしやり直しを望む者>>160にとっては、これは終曲にはならなかっただろう。]
(169) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/06(Sat) 00時半頃
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[その黒は彼の笑い>>156に呼応するよう、冷たく、鋭く、降り注いで。 女は役者として、踊り続ける。 何時までも、何処までも、死の舞踏を。]
(170) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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[伸ばした手>>146が触れた>>166のはたった一瞬。 しかしその一瞬に振り向いた瞳は――、
いつかの、澄んだ青だっただろう。]
(*22) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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