20 Junky in the Paradise
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狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2010/07/02(Fri) 22時半頃
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錦の道 帰り早くと 呪い島
斎い祭らむ 月の満つ夜
[スンスンと鼻をならし掌で擦る。
眼球は半ば裏返り白目。
だらしなく緩む口許には恍惚の笑み]
ア゛ア゛ア゛…
イイナァ これ イイわ
[机に残る鏡を片付けもせず、
ふらふらと部屋を出た]
っと 悪い悪い
[よろめきぶつかると派手な音を立てる鎧。
定まらぬ焦点はあわぬまま、
謝罪をして助け起こそうと手を伸ばす]
(#0) 2010/07/02(Fri) 22時半頃
おいおい 大丈夫か?
[起き上がらない鎧を覗き込む。
引き起こそうにも痩せ細った腕には重く、
諦めて鎧の胸元を叩き遣る]
お前ちっと重過ぎだろ
[恨み言が聴こえ口をへの字に曲げた]
だぁから、悪かったって
もう直ぐ皆も来るし機嫌直せよ な?
[宥めるも起き上がる筈もなく。
途方に暮れた態で鎧の機嫌を*取っている*]
(#1) 2010/07/02(Fri) 22時半頃
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[屋敷の廊下の奥、ふらふらと落ち着かなく歩く白衣姿が浮かぶ。
重そうな医学書を縋りでもするように両手で抱き 眼鏡をかけた男は、床を一歩一歩、歩くたびに 足元をきょろきょろと周りを見回す。]
…… サ。サイモン?
[廊下の途中、曲がり角の壁際に細身の身体をよせ、鎧の隣、 途方に暮れている男の背中を見つけ、そこで歩を止めた。]
(1) 2010/07/02(Fri) 23時半頃
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[探るように顎を引き、声をかけるも、もごもごと唇を動かして唾を飲み込み、首を振ってから溜息をついて白衣の襟元を掻き、またサイモンに視線を戻し]
あ あのあ あの あ
…、あ
[一呼吸して、肺に空気を入れる。 はあ。と息を吐き出して頭を振る。]
さ… サイモン。 だ 大丈夫かい?
[隠れるようにしていた壁から距離を近けど、 猫背の男の、目が人に向けられるときは、上目遣いが常。]
(2) 2010/07/03(Sat) 00時頃
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ここ 今度 渡したのは ちょっとさ、 つ 強いやつ だ だから
[吃りがちの口調。友人にかける声すら、慎みあっての遠慮と言うよりは、人と話す事に対する脅えが強く滲んで聞こえる。]
き…気をつけて の 飲むんだよ。
ぼ 、ぼ 僕が謂うことじゃ、な ないかもしれないけど さ
[人と話すときにも男の視線は落ち着かず、 サイモンを見て、横倒しになった鎧を見て、 壁を見て床をみて──また、鎧に戻った。
両手で本を抱いた侭、おっかなびっくりとサイモンの近くにしゃがみ、自分の白衣を引っ張る。]
(3) 2010/07/03(Sat) 00時頃
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[濡れ雑巾と窓の擦れる、微かな音。 女中服を身に付けた女は、物憂げな顔で窓を拭いている。 と、どこかから派手な金属の音が聞こえた]
――サイモン様。
[若き主人の名を呟いて、雑巾を置くと、音の聞こえた方向へ駆け出した。 しかし、その足取りはどこか重い]
また――
[角を曲がりサイモンの姿が視界に入ると、彼はまさに鎧に何事かを話し掛けている所だった。 思わず視線を逸らし、顔を俯かせる。 しかし、客人であるスティーブンの姿に気付くと、スカートの裾を持ち上げ一礼した]
(4) 2010/07/03(Sat) 00時半頃
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あ、あ、わ。
[びく、と鎧に伸ばしかけていた手を引く。]
ど どうも。 お世話に、な なってます。
[女中が一礼を向ける間、白衣の背中に隠した手を拭き、 サイモンの隣で、浅く二度、頭を下げた。]
昨夜は あのその。 す すみま すみませんでした。
(5) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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スティーブン様。また、渡されたのですか? その、お薬――を。
[客人相手に非難など出来る立場ではないが、問う声には何かを押し殺したような震えが混じった。 落ち付かぬ様子の医師の事は一瞥するのみで、返事を待たずにサイモンの許へと歩み寄る]
サイモン様。鎧の片付けは、私共がやりますから――
[尚も鎧に話し掛けるサイモンを、一旦引き離そうとする。 視線は相変わらず、彼から逸らされたまま]
(6) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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き、急に屋敷まで、押しかけて 僕、昨日は、随分、よ、酔っ払っていて。
お、お見苦しい と ところを。
[ちらちらと隣のサイモンを見て、ノーリーンに笑おうとするも、口許はだらしなく左右の端がたれて愛想の形が崩れ、みっともなく、笑いきれていない。]
え、ええ。 まあ……
で、でも、精神安定剤ですよ。
[押し殺したような声音に、吃り答える医学書を抱いた男の視線は、答えながらも、女中から逃げるように逸らされる。]
(7) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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見習い医師 スティーブンは、厭世家 サイモン──というよりはノーリーンの非難から逃れるようにそろりと立ち鎧から距離をとった。
2010/07/03(Sat) 01時頃
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いえ――お気になさらず。
[女中相手にも謙る彼に、困惑したように眉を寄せる。 話が昨夜の事に及べば、ああ、と]
急な来客は、いつもの事ですから。 それに――酒に酔った程度では、もう驚かなくなってしまいました。
[傍らでうわ言のように呟いているサイモンを見遣る]
安定剤、ですか……。 学のない私には、薬の種類などわかりませんが。 今のサイモン様の状態は――とても、まともには見えません。
[視線を逸らすスティーブンに、大きく息を吐いて。諦観の籠った声で呟いた]
――ほどほどにしてくださいね。 きっと、言っても無駄なのでしょうけれど。
[サイモンから手を離すと、黙々と鎧を直す作業に取り掛かった**]
(8) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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は。はあ。
[本の背を握り厚く重なった紙を指で擦る。 女中へ返すのは煮え切らない頷き。
昨夜、酔っ払ってサイモンの屋敷に転がり込んだ医者見習いの男は、諦観を漂わせる女中よりも、酩酊したようなサイモンの方へちらちらと視線を送る。]
ちょっと、 サイモンも、つ 疲れてましたし あ、あんまり 塞ぎこむのも
た たまには。羽目を は はずさないと。 身体に ど 毒ってことも。
[そわそわと男の視線は左右上下に踊る。隣で聞こえる溜息にびくりと肩を揺らして、猫背の男の目は上目遣いにノーリーンを伺い]
(9) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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[無駄。と言う女中に、もごもごと口篭り、黙り作業に集中する様子に息を吐いて、]
ほ、ほら!
じ…邪魔になったら悪いだろう、サイモン。
[無理に作った明るい声で、ノーリーンの手から離されたサイモンを、肘でつつくと、背中に回り]
ほ、他にも呼んだ皆が来るまで、 立ち話もなんだし、あっち、で 話そう。 そ、そうしよう?
あそこの、あいつは、ほ ほら。 だ、大丈夫。ノ、ノーリーンさんが面倒みてくれるって。
[鎧の心配をする友人の痩せた背を押して、その場から逃げる言い訳を、友人に押し付けた。]
(10) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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─ 食堂 ─
[サイモンを引っ張って女中から逃げた医者の男は、 屋敷の食堂へと潜りこむ。]
…… はあ…。
[長テーブルに並んだ椅子のひとつ引いて、ぐったりと机に上半身を倒れこませた。分厚い本は、枕代わりになる。]
ヤダなあ……
[ボヤくように言って、身体を起こすと、 ぱらぱらと枕にしていた医学書をめくる。]
(11) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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[最後の、裏表紙と奥付の間に、 ピエロの絵の描かれた平べたいシートが挟んである。]
…サイモン…。なんであの人さ、 此処でさ、働らかせてるの?
[それを一枚破って、濁った色の舌の上に乗せる。 口に含んで、閉じた医学書の上に、頭を横向きに*乗せた*。]
(12) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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[たん、たん、たん。 屋敷に入って間もない場所、玄関の辺りで足音が響く。小さな兎が跳ね歩いているかのような軽い音。だが実際にその音を立てているのは、当然二足歩行の兎などではなく]
――Down,down,down!
[足音の主は、高く幼い声を上げる。長い髪。提灯袖でスカート部分がふわりと広がった、黒いワンピースドレス。白いオーバーニーソックスに、踵が低い革靴。声と同じく幼い外見の、年端も行かない少女のような姿が、スキップするようにして廊下を進んでいた]
(13) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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[その姿は、ふいにぴたりと立ち止まり]
ローラ、元気? 私は元気よ。
[誰かに語りかけるように呟く。言葉をかける相手は、手と手を繋ぐ形で左手にぶら下げて持っていたぬいぐるみ。人間の赤子に近い大きさの、白い兎のぬいぐるみ。 小柄な姿は、それを、ローラをぎゅっと両腕で抱き締めて]
あの人も元気かしら。あの人。愛しいあの人。 皆、元気かしら。皆、元気だったら良いわね。
[にっこりと笑う、その瞳は何処か遠くを見つめるように]
(14) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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ー大広間ー
[広い広い大広間の隅っこに体育座りになりながら人形をやさしく両手に抱き、ほほえましい顔で人形に語りかける]
ねぇ・・・ローズ。今日はどうも賑やかなパーティーになるみたいだけど、楽しそうじゃない? [”「私は賑やかなの好きじゃないわ。ずっと暗い場所にいたい。」”]
そう・・・なの。ん、わかるよ、ローズの気持ち。
[やさしく人形をなで始める]
(15) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 04時半頃
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紅茶、紅茶、紅茶がないなら取ってこないと。 甘いタルト、甘いタルトを焼きましょう? お茶会が始まっても大丈夫なように!
[歌うように口にしながら、再び廊下を歩き始める。軽やかな足音を響かせつつ、屋敷の何処かへと*消えていって*]
(16) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 05時頃
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ねぇ・・・ローズ。やっぱりここでもやらなきゃいけないのかい?
[”「あら、情けない。それでも私が愛した男なのかしら?それとも、まだ、男の子なのかしら?」”]
[苦笑いを高らかにして、真剣な表情で人形を見つける] まさか、僕は立派な男さ。君を守る・・・僕の使命。そうだったろ?
[ニッコリと笑うと人形をまたなではじめる]
あぁ・・ローズ。前の女の子の血が君についてて・・・美しいよ。
[ローズはニッコリ微笑んだ。そう見えたのは*彼だけ。*]
(17) 2010/07/03(Sat) 05時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 05時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 06時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 06時頃
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……でっけー家。
[門の前。そびえ立つ屋敷を見上げて男はのんきに呟いた。その手にはこの場所の住所とパーティの日付が記された、結婚式にでも使うような招待状が一通。]
サイモンのやつよく迷わねーな。あいつこないだトイレとテーブルの3mで遭難したっつーに。
[以前の大騒ぎを思い出し、くつくつと笑う。今日のパーティに思いを馳せて、声は期待に満ちたもの。]
おーい! サイモン! きたぞ−。俺だー。
[ずかずかと庭に入り込み、玄関までたどり着くと、ドアノッカーを無視して扉をがんがんと拳でたたいた。]
(18) 2010/07/03(Sat) 09時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 10時半頃
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─ 食堂 ─
[医学書に頭を持たせかけた男の、忙しなく動いていた目は、今はぼんやりと宙空を眺めて焦点を結ばない。ピエロを描いた紙に含まれていた成分は速攻性。唾液から浸透して血流を巡る。]
… ガラ ア──ン…
ガラ ア──ン… ガラア──ン…
[ドアのノッカーの音が遠く響き、 ──それに遅れ、半開きの口から漏れるのは、 鐘を模したような擬音。]
(19) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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………。……。
…?
あ れえ……。
き、教会なんてぇ この 近くに、あったっけ……
[間延びした口調からは吃音は薄れて、のそ。と起き上がる。後ろ頭を掻いて、医学書を手にふらふらと、食堂を出た。]
(20) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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─ 玄関 ─
[危なげな足取りで廊下を歩く男の頭は左右に揺れる。]
はい、はいー。
[ノックされたドアに手をかけて、勝手に内鍵を開ける。返事の仕方は自分が他人の家にいる事を失念しているかのよう。]
… あ れ 。
[玄関先に立つへクターに、鼻にずり落ちかけた眼鏡の奥で黒い目が瞬いた。見知っているはずの友人の顔をしげしげと見て、]
ぼ 僕の結婚式にしたら、 ず 随分ろ、がらの悪い神父が、 呼ば 呼ばれたんだね。
[ひとめで既に薬を含んでいる、とわかる口調と、ボンヤリとした目で、教会とサイモンの屋敷をごっちゃにした男は、──こっちだよ。と、へクターを中に招いた。]
(21) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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[扉を開いたのはよく知った、ただしかなりぼんやりとした顔。]
神父ぅう?
[突拍子もない言葉に、げらげらと笑う。]
できあがってんなー。 なにおまえ、結婚すんの、つーかできんの! よかったじゃん!
[彼の失恋話を知っているからこそ妄想を笑い飛ばして。スティーブンの肩をばんばん叩いた。]
(22) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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あた いた! いたい。 いた いたた
[肩が叩かれると、叩かれた方向へ膝が沈む。]
お 大口を開けて笑う し 神父なんて はじ はじめてみた。
[神父はそんなことをしない。とは思わないらしい。ぽかん。と口をあけてへクターを眺めてさらにズレた眼鏡を押し上げる。]
……
(23) 2010/07/03(Sat) 11時頃
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見習い医師 スティーブンは、けれど、話の途中で、どんより。と猫背を普段より深く折り曲げた。
2010/07/03(Sat) 11時頃
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そ そう。結婚。結婚。結婚。結婚。 でき…でき、できき
そうだよ。
ゆ 指輪までもうつくってたし、 教会もさ 探しててて神父まで、 こうやって見つかったのに
僕はぼぼぼ僕は…
あ… あああ………
[持っていた医学書を抱いて、ごつん!と額をその縁に打ち付ける。直した眼鏡がまたずれた。]
(24) 2010/07/03(Sat) 11時頃
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なんだ、まだそんな気にしてんの? 忘れろ忘れろ、女なんて海の数ほどいるっつーの。
[よくわからない慰めを言って、スティーブンの頭をぐりぐりと撫でた。医学書に押しつけられる形になった頭が痛むかもしれないが、知ったこっちゃない。]
しっかしすげー家もってやがんなー。サイモンのくせに生意気だ−。
[きょろきょろとあたりを見回して、興味はすでにスティーブンから屋敷の方へ。]
神父ね。俺様神父。悪魔の花嫁。んー、使い古されちまってるかねぇ。
[鼻歌を歌いながらエントランスホールに飾られた高そうな絵だの剥製だのを眺めている。]
(25) 2010/07/03(Sat) 11時半頃
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だ で でも 彼女はひとりしかいなかったし それに 僕、ぼ 僕は 捨て 捨てられ
すすす捨て…あだだだだだだだだだだだだだ
[クダを巻いている途中で、上からへクターの手と本に顔が挟まれる。押し返す力もなく開放されるまでは挟まれたまま。]
あう ああうううわ
[手を子どもの様に振り回して、 ばたばたと抑えている手を叩く。]
(26) 2010/07/03(Sat) 11時半頃
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おう、痛かったか、わりーわりー。
[さっぱり悪いと思っていない顔で、叩かれた手をどける。ぺちぺちと叩かれた手は、もちろん痛くもかゆくもない。]
まあよかったじゃん。おまえを捨てるような見る目ない女と一緒にならなくて。結婚なんてしてたらあれだぞ? 結婚してから捨てられてたんだぞ? ヒサンじゃん。
[そこまで言ってからスティーブンに向き直り。]
ところで今日のホスト様どこ? 挨拶してーんだけど。
[サイモンの居場所を問うた。彼に出会えればもちろん、ビールとジョイントをねだるつもりだ。**]
(27) 2010/07/03(Sat) 11時半頃
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はー… はー…
し 神父が暴力をふるうなななんて よよよ世も 末、末だ。
[開放されてから少しばかり本のかたちに赤くなった額を抑えて鼻歌を歌っている男を見やる。驚いたときのように口を開けて見開かれた目。荒い息で、肩を上下させて、ずるずると近くの天使像にもたれかかった。]
りり離婚なんて、 ぼぼ僕と彼女は、 い 一生を添い遂げて幸せになな…
あ。
… れ? いつ来たのへクター?
[驚いた顔で眼鏡を半分ズリ落としたまま、漸く正面から向きあったその顔を認識して薄らとクマの浮いた目を瞬いた。]
(28) 2010/07/03(Sat) 12時頃
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さ。サイモンなら。 しょく 食堂にいるよ。
ええ…? …これ、額、なんで痛いんだろ…
あ。
で、でも、 い 今、あっち も、"陽気に"してるから… 出してくれって頼むより、 へ 部屋の引き出し開けた方が、 はや 早い、か かもしれないけど……
[いつもそこに揃ってるから。と、赤くなった額を掌で擦り、天使像の隣の床に座り込みながら、あっち。と食堂とサイモンの部屋へ続く廊下を*指差した*。]
(29) 2010/07/03(Sat) 12時頃
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ん? アァ…
[スティーブンの声に振り返ると悲壮感に満ちた顔。
鎧とスティーブンを忙しなく見比べる]
きちゃったよ お迎え
[今はスティーブンをきちんと認識も出来ず、
脅えの滲む口調にも気付かない]
ア"ア"ア"ァ
判った気をつける気をつけるから
だから待って呉れ
そいつァ未だ生きてンだ
[スティーブンの白衣に天使か死神かと勘違いしたか、
しゃがみ込むスティーブンを慌てて静止する]
(#2) 2010/07/03(Sat) 15時頃
ほら、オマエも寝てないでさ
早く起きねェと連れてかれっちまうだろ
[鎧へ声を掛ける間にノーリーンに声をかけられ、
口も半開きのままぼんやりと見上げる]
…
あ、アァ
[腕を掴まれても返事とは裏腹に動かず、
焦点の定まらない眸はノーリーンを捉えようと揺れる]
…ちっとぶつかっただけなんだ
[云い訳がましく呟く頃にはスティーブンに促され、
振り返りながらも覚束ない足取りで廊下を進んで行く]
(#3) 2010/07/03(Sat) 15時頃
― 食堂 ―
[机に両腕と顎を預けだらしなく寛ぐ姿勢。
スティーブンの声は脳内でわんわんと反響する]
独りじゃ サミシイ だろ
[問いに対する答えなのかも曖昧な呟き。
スティーブンの手にシートを見ればべろりと舌を出した。
やがて客人が来る気配に額を押え眼を揉み解す。
虚ろな眼差しが誰か捉えれば口許は緩むも*笑みは歪*]
(#4) 2010/07/03(Sat) 15時頃
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― 大広間 ―
[ ―――ガシャアァン ]
[派手な音を立てて大広間の窓ガラスが割れた。 中に投げ込まれた石は大きくはないが、 人にぶつかれば怪我くらいはしそうではある]
サイモーン、きたわよ あら…?
[ガシャガシャと割れた窓ガラスを蹴り入り口を広げ、 中を覗くと見えたのはザックとローザの姿]
はじめまして?お久し振り?
[直前に彼等が交わしていた会話を知る筈もなく、 ガチャガチャと静寂を破り上がり込む]
(30) 2010/07/03(Sat) 15時半頃
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長老の孫 マーゴは、理髪師 ザックを見詰め思案気に瞬いた。
2010/07/03(Sat) 15時半頃
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ン…素敵な夜だけは覚えてるのも得意なの 貴方とはシタ事がないかシテもつまらなかったかね
[大きなトランクを床に置くと硝子片が割れる音。 ばさばさと長いスカートを叩いて硝子片を落とす]
でも…随分と趣味のいいお人形ね
[ザックの手にする人形へと視線を落として呟く。 手放しに褒めているよりは理解し難いといった響きの声]
派手に来てあげたのに出迎えもなしとなると また派手にキメてるのかしら
[辺りを見回すともなくトランクを持ちあげ、 部屋を大広間を出る前にザックへと肩越しに振り返る]
(31) 2010/07/03(Sat) 15時半頃
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今度は其の子じゃなくアタシと遊びましょ
[硝子の割れた窓を気に留めるもなく、 ザックに言い残し大広間を出ていくと甘い残り香。 身に纏う香水は言動と違い独特ながら上品]
…私の部屋あのままにして呉れてるかしら サイモンは兎も角ノーリーンならきっと大丈夫よね
…相変わらず広くて迷いそう
[ふわりと甘い香りを遺しながら呟き廊下を進む。 特別に調香されたひとりだけの香り。 覚えある者には誰の香りか*知れるもあるか*]
(32) 2010/07/03(Sat) 15時半頃
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スティーブンも着てるのかしら また結婚とか言い出さないといいけど
[正面の階段ではなく廊下の奥の螺旋階段をのぼる。 玄関付近のヘクターやスティーブンとも、 鎧を片付けるノーリーンとも顔を合わせる事はなかった。
二階の奥に構えられた半自室と化す客室。 サイモンに強請り家具から何から誂えさせた時には、 ノーリーンはどんな顔をしていたか]
流石ノーリーン
[トランクを放り天蓋つきのベットへ身を沈める。 うつ伏せにクッションを抱き込んで、 両足を揺らすと短いスカートの奥に*白い太腿が覗く*]
(33) 2010/07/03(Sat) 16時頃
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理髪師 ザックがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(理髪師 ザックは村を出ました)
|
―1階廊下―
[乱暴にドアを叩く音。窓ガラスの割れる音。 屋敷に集う狂乱の気配に、漸く鎧を直し終えた使用人は、頭痛を堪えるように頭を押さえた]
そう――そういえば、今日はパーティを開くと言っていましたね、サイモン様。 お友達を集めてお薬を使うなどと――。
[既に多くの者が酩酊状態にあるようだ。既に正気の者は自分だけではないのかとさえ思うほど]
どうして、こんな事に……。 嗚呼、先代様が生きておられたなら――
[サイモンが主になってから、幾度呟いたか知れない言葉を吐くと、女中は箒と塵取を手に大広間へと向かった]
――きっとまた、すぐに壊されてしまうのでしょうけれど。
[それでも、女が使用人としての務めを放棄する事はなかった]
(34) 2010/07/03(Sat) 22時頃
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―大広間―
[大広間に人影を認めたなら一礼し、無意味とも思える作業に取り掛かる]
このような事をなさるのは――マーゴ様でしょうか。
[サイモンの血縁者であり、半ば強引にこの家を第二の住処とした彼女。 無論、彼女の事も客人として、あるいは主人として相応の対応をしては来たのだが]
――どうして……。 どうしてあんな人たちに、頭を下げなきゃいけないの。 この屋敷は、財産は、――私たちは、先代様のものなのに。
[声を荒げないよう必死に抑えながら、震える手で硝子を掃き集めて行く。言葉とは裏腹に、働く姿は従順な女中そのもの]
(35) 2010/07/03(Sat) 22時頃
|
|
[門の前にて煙草を吹かす男の影がひとつ。]
あらま、ものすごい豪邸。 に、似合う陰気な雰囲気。お呼ばれが無きゃこないな。
[スパー。と煙を中に吐き出す人物は、屋敷全体を一瞥し、門の中に足を踏み入れていく。]
ああ いい天気だ。 [少しもそう思っていない口調で呟いて、 玄関ドアの前に立てば遠慮もなく1回2回3回、金属を上下させる。 がらぁぁぁん、と回数の分だけ音が響く。が、 彼は興味を失ったように、ドアの前から離れて。
次に現れる場所は庭園。ふらりと訪れる。]
(36) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 23時半頃
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[割れた窓から破片を取り除き、床の分とまとめて処理する。 さすがに新しい窓を嵌める気は起きなかった]
――あら。
[と、ノッカーの音に顔を上げる。 必要性に疑問を感じつつも玄関に向かうが、扉を開けてもそこに人影はなく。 遠く、庭園をふらつく人物を認めた]
(37) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
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|
[大きな屋敷に似合うように、よく手入れされた庭園。 彼が靴の裏で煙草の火を消したのは、灰の行方を思ってではなく 火事になったら面倒だと考えての事だった。 なんて言ったって、今日は“パーティ”なのだ。 余計な事が起こるのは……ああ、案外面白いかもしれない。
考え始めの思考と逆転する結末になってしまったが それでも彼は、新しい煙草に火をつける事はしなかった。]
立派なもんだぁ。 食べれそうな、鮮やかな花や木が。
[口寂しくなったからか、ひとりごちて。 それから空をちらりとも見ずに、また。]
ああ いい天気。
(38) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 00時頃
|
[それからクルリと、右足を軸に体を反転させて
そして気付くのは玄関先の―白と黒。 少しの思案の果てに、彼は大きく手を振ってみた。 大きな声で挨拶を伝えようと、手を増幅器代わりに口元へ運び]
本日はお日柄もよくー、 こうしてお招きにあずかりー、 コーエ、コ、…
こんにちは! [どうしても正解が見つからなかったのでお茶を濁す]
(39) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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|
―庭園―
――こんにちは。
[手を振って大声を上げる男に、女中は静かに答え一礼する。 そして、つかつかと彼の許に歩み寄り]
――困ります。敷地内に塵(ごみ)を捨てられては。
[火の消えた煙草を指で抓んで拾い上げ、静かにその行為を咎めた]
火を消されただけ、まだましというものですが……。
(40) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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[近寄って来たメイド服の女性が、先ほど彼が放り投げた吸いがらを拾うのを横目でみながら。 口寂しさを誤魔化すように、手荷物から棒付きキャンディを取り出した。 外装を剥いで飴を口に含み、ごみは態と見せびらかすようにしてポケットの中に入れた。]
おねーさん、あいつの家のメイドさんにしては 仕事熱心だねー。 ああ。ご主人がサイモンの割りに。って意味ね。 [馬鹿にするわけでもなく淡々と。 喋るたびにカラカラと、雨が歯に当たる音が口内で響く]
来客さんの集まり具合はいかほど?
(41) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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――仕事以外に、する事もありませんから。
[態とらしいごみの扱いに眉を寄せつつ答える]
主がどうであれ――それに仕える者が態度を変える事は、あってはならない事です。
[来客に関して問われれば]
私が認めた限りでは、お客様が3名、半分屋敷に住み着いている方が1名という所です。 ――貴方も、お客様なのですね?
[口調は努めて平静だが、眼差しの険しさは隠し切れなかった]
(42) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
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― 階段 ―
Down,down,down! Up,Up,Up?
[たん、たん、たたん。一階と二階を繋ぐ階段の一つ。その段を跳ねるように昇っては降り、昇っては降りと繰り返していた。いかにも「酔って」いるような様だったが、まだ酩酊しているわけではなかった。向精神薬の影響で少々思考が鈍ってはいたが]
椅子が足りない、椅子が足りない。 これじゃあ死刑は免れない! ねえ、ローラ。貴方は死刑になったら死ぬのかしら?
[歌い、また、語りかける。段を昇り降りする度に、左手の先にあるローラはゆらゆらと揺れて]
(43) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
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ちょっとぐらい 手ぇ抜いたって気ぃ抜いたって サイモンは気付かないだろうに。 真面目なおねーさんだ。
[眉をひそめたままのメイド服にかける言葉はあくまで他人事。]
ああ、もう続々と集まってきてるのか。一番乗りだと思ったのに。 そう。俺もオキャクサマ。 …その表情からは。 生真面目さんはこの“パーティー”を歓迎してないように見える。 ……あってる?
[にかり そんな擬音が付きそうな笑顔を見せた。 それは目つきの厳しいメイドへの当てつけのような笑み。]
(44) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、「まあ生真面目さんだもんねー」と言う。薬物パーティーを歓迎しないのは当り前だろうと。
2010/07/04(Sun) 00時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 00時半頃
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気付く、気付かないの問題ではありません。
[拾い上げた煙草をきゅっと握る]
私は――先代様の名に恥じぬように在りたいと。
[呟いて、その言葉の虚しさに肩を落とした。 男の笑顔にも表情は変えず]
ええ、無論。 皆で薬をきめる、だなんて。 どんな狂乱になるのか――想像も、したくありません。
[目を伏せ、そして屋敷の方を振り返る。 少しずつ狂気の高まりつつある屋敷。 それでも、女中の足はその屋敷へ戻ろうとする]
(45) 2010/07/04(Sun) 01時頃
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[人をイライラさせることには自信があったのに、 メイドは挑発に乗らなかった。 彼は少しつまらなそうな色を瞳に乗せる。 次に口を開いた時には、先ほどとは違った雰囲気を纏わせて]
パーティなんだから、生真面目だろうがメイドだろうが 楽しまなきゃ損だぜ。
じゃーなぁ、生真面目さん。 [そう言って去ってゆく背中に手を振るが、ふと思い出したように。 来訪の挨拶の時と同じく、手を増幅器かわりにして]
俺ぇ、ヴェルモンドー! 生真面目さんの名前はー! [そうして返答が聞こえたなら頷いて―反応が帰らなくても肩をすくめるだけ**]
(46) 2010/07/04(Sun) 01時頃
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楽しむ、ですか……。
[思案げに瞳を閉じる女中に、背後から声が飛ぶ。 ゆっくりと、上半身だけで振り返り]
ノーリーンです。――ヴェルモンド様。
[そして、それっきり口を閉ざしたまま、屋敷の中へと帰っていった**]
(47) 2010/07/04(Sun) 01時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 01時頃
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はぁ…
[身を伸ばし顎を逸らし長旅での疲れが吐息となる。 令嬢らしい長いスカートの下から覗く短いスカートは、 場末に似合いそうな短さと肌への張り付き]
『別れましょ 付き合ってた気もないけど』
[ふとスティーブンに告げた別れの言葉はを思い返す。 遺産を受け継いだサイモン程でなくとも、 令嬢として好き勝手に生きてきた娘は酷い阿婆擦れ]
莫ッ迦みたい みんな…―――
[宙を蹴りあげる細いヒールのブーツ。 クッションを抱いた侭に勢いよく身を起こして、 壁に投げ付けるクッションは床に落ちる]
(48) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
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─ エントランス ─
[白い肌の天使像にだらしなく持たれかかって 手にした分厚い医学書をぱらぱらと開く。
ピエロの絵柄のシート、欠けているのは二枚分。 三枚目を破り取り、間抜けなピエロの顔をべろりと舐めれば残りは九枚。]
…サミシイだけならあんな、 怖そうなひとじゃなくていいのに。
[二枚目、突き出されたサイモンの濡れた舌に乗せたときの指の感触を思い出したか、親指と人差し指をくっつけては離し、またくっつけるを繰り返し、繰り返し繰り返し。]
も もっと……ほら。 優しそうで、ややわ柔らかそうな……
(49) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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見習い医師 スティーブンは、自分が凭れている、緩いウェーブの掛かった天使像を見上げた。
2010/07/04(Sun) 02時頃
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[床にぺたんと座り、情けない表情でその天使を見上げる物思いを打ち切るのは、がんがんがん!と続くドアのノッカー。]
……う ぇ?
今日はよく、鐘が鳴る日だなあ……。 し 神父さー ん 神父サアン
あれ……、いなくなっちゃった。
[きょろきょろと回りを見回すも周囲に、ガラの悪い神父の姿も見知った友人の姿もなく、よろよろとドアに近づいてあけて]
む 無責任だなあ…… はぁーい。はぁーい……
(50) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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[鍵をかける頭などない為に開けっ放しのドアを気だるそうに押した。 ぎいい、とノンビリ屋の蝶番がゆっくりした鳴声を上げて]
…あ れ?
誰も、いないや…… … 今日って安息日だっけ……?
[ヴェルモンドは既に庭に向かった後らしく、 首を傾げて、辺りを見回し]
お客様が来てるなら、さが さがさないと。 し 神、神父様……
[ぶつぶつと繋がらない物言いで、ノーリーンが玄関に来る前に、ふらふらとした足取りで廊下の奥へと歩いて行った。]
(51) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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― →食堂 ―
…
[物憂げな沈黙が部屋を満たす前に立ち上がり、 ひらひらと脚に纏わり付く長いスカートを脱いだ]
邪魔よ 邪魔、邪魔 脚は開く為に閉じてるんだわ
[床に落とした長いスカートを細いヒールで踏み躙り、 白く肉感的な太腿も露に部屋を出た]
サーイモン
[食堂で惚ける従兄を見つけると親しげに名を呼び、 重たげな髪に口接けを落とし首に腕を絡める]
随分とたのしそうじゃない 淋しがり屋も少しはマシになった?
(52) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 02時頃
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─ 一階廊下、階段前 ─
[ふら。ふら。ふら。と猫背の男の、白衣を着た上半身は左右に揺れる。片手に医学書、もう片手はポケットに突っ込まれ、鼻に乗った眼鏡の奥、焦点は結ばれず]
… もっと、やわらかそうで。 て 天使みたいな……
[抱きつき癖のある友人の真似でもあるまいが、 空中。誰かを抱きしめるように、両腕を交差させ]
…… …… …ああ。
[当然ながら、その手が何かを抱きしめる事はなく、 白衣を着た男は、がくりと肩を落とした。]
(53) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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し しん、信じられないよ。 …… だ だって。 花束も、バッグも、服も、受け 受け取って……
[別れましょ。と、言われたときに言ったそのまま。 未練がましい台詞を口にしてその場にしゃがみこんだ。]
……… 目の前がまっくらで死神の足音がしたんだ…
ほら、い 今でも してる。
Down,down,down! あ、Up,Up,Up?
[今でも。と、言えば、跳ねるような足音が確かに耳に届く。 階段下の桟にもたれて、横を見上げた。]
(54) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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Down, down, d o w n !
[飽かずに繰り返される声と足音。ふと立ち止まったかと思うと、ぴょん、と両足で段から跳ねた。ふわ、と揺らぐワンピースの裾。数段を飛び抜かす形で、階段の下へと着地する。床に全体重が落ちた物音は、しかし、小柄な彼女のもの故に小さく]
ああ、ローラ。無事に着地できて良かったわ。
[ローラを抱き締め、顔を覗き込むようにして笑う。近くにいるスティーブンの姿にはすぐには気が付かずに]
(55) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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ね、アタシにも―――…頂戴
[熱っぽい囁きを落とす耳朶に舌を這わせるも、 歪な笑みを浮かべるサイモンは無抵抗]
ンもう 自分だけズルイんだから
[詰る言葉と裏腹にサイモンを抱き揺らす。 椅子に落ち着くサイモンを跨ぐと、 短いスカートの奥に黒い下着の覗くのも構わず顔を覗く。
重たげな黒髪を梳きあげればやつれたサイモンの面。 此方へと向けられる視線の焦点はあわない。 鼻先にひとつ親類のキスを落として身を離した]
…莫迦ね 集まってないのにもう出来上がってるの?
[呟いて立ち上がると震える手が指し示す棚。 恐らく其処にも目当ての物が仕舞われているのだろう]
(56) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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─ 階段脇 ─
[たんっと床を踏む音。草臥れたズボンに包まれた投げ出した足の間に手をだらりと垂らして、黒く長い髪がひらりと揺れ動くのにだけ、ピントが合う。]
── なにしてるの。ホリー?
[人形を構う少女のような外見をした女性を見て、 違和を感じるでもない様子で、首を傾け]
… 死神かと 思った……
[はああ。と、いまいち気が上向かない様子で、 埃がついた頭を膝の間に垂らした。]
(57) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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……あら? 今日は、先生。元気にしていた?
[かけられる声に其方を向き、スティーブンの存在に気が付く。見習い医師である彼を彼女は先生と呼んでいた。挨拶に続けた問いかけは、彼が現在落ち込んでいるのを知っていながら。だが悪気があってというわけでもなく]
死神だなんて。 私がそんな恐ろしいものだったら、ローラが逃げてしまうわ。 それとも、私の使い魔になってくれるかしら。
[床に座り込んだスティーブンを見下ろし、ローラの顔を見て、くす、と笑い声を零した]
私は、階段ごっこをしていたの。 無限に続く階段ごっこよ。 幾ら昇っても、幾ら降りても、この階段は終わりがないの。 そう考えてみたら、とっても不思議で、面白いでしょう?
(58) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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なぁんだ
[棚の引き出しを開けると幾らかの薬のシート。 風邪薬、睡眠薬、頭痛薬、胃腸薬、鼻炎薬、漢方薬。 要するに合法的で処方箋すら必要のない薬たち]
…効かなそう
[つまらなそうに呟いてサイモンに向き直る。 サイモンの部屋まで赴けば薬は手に入るのだろう。 広い屋敷を歩き回るのも飽きた様子]
ま、抜け駆けも勿体無いか お酒とおつまみでも貰おうっと
[ノーリーンが自分の割った硝子を掃除したと、 知らずも容易く想像はつくけれど。 悪びれもせず酒を強請ろうと机に乗った*ベルを振った*]
(59) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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今日も、元気で、 お日柄も良…… [途中までスピーチの様な台詞を言いかけるも、 ぐったりと膝の間に頭を挟んで、首を横に振った。]
ローラちゃん……、ホリー。 まだ、その子と、付き合ってるの?
[ホリーが生きているように扱う人形と、笑いかける少女のような女性、両方を、眉を顰めて見やる。]
む …無限に続いたら、ど どこにも辿りつけないよ。 終わ おわ…… … 終わらないのは、いいけど。 おわ 終わらない。終わらないのはいいけど
[終わらないのはいいけど。と、それを三度繰り返して、顔を上げると、階段の終わりになっている床をちらりと見て叩いた。]
(60) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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[ホリーが立っている床をぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺち]
で…でも……終わってない? これ。
[ぺちぺちぺちぺちぺちぺちと──叩きながら、眉根を寄せた。]
ああ。で でも、ちょっと柔らかくなってきたかも。 潜れるかな…… 最近暑いから……
[絨毯を引いた床に変化は無い侭、 ボンヤリとした目の男は、同じ動作を繰り返す。]
(61) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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元気なら、良いけれど。 元気じゃないなら、歌うと良いわ。 歌って、踊ると良いわ。そうしたら、誰でも楽しくなれるもの。
[ローラを高い高いしながらその場でくるりと回る。ひるがえる黒い紙と裾。――one,eins,un,uno,first! リズム良く数え歌を――最初だけを幾つも数える歌を――口ずさみつつ]
勿論よ。ローラは大切なお友達だもの。 ローラは犬みたいに吼えないし、猫みたいに引っかかないし。 お茶会にだって参加できるのよ。
[ローラについて言われれば、微笑みながら首を傾けてみせた。大事そうに抱かれている白兎のぬいぐるみには、ところどころ擦れたような痕や、破れたのを縫い繕ったような部分がある。それらはいつも酩酊の内に作られる傷だった]
(62) 2010/07/04(Sun) 04時頃
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そう、何処にも辿り着けないのよ。 何処かに辿り着くには、階段から離れないといけないの。 だから私は思い切って飛び降りたのよ。
続いていないのは、先生が、まだ階段から離れたままだからよ。 柔らかくなってきた? 本当? 潜れるなら、見てみたいわ。
[空想を語りながら、妄想に沈みかけるスティーブンの様子を眺める。とん、とん、と爪先で床を鳴らし]
(63) 2010/07/04(Sun) 04時頃
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だ … だ だめ だめだよ。 ……う 歌もダンスも。 得意じゃなくって す すぐ転んで…… み 皆、ぼ 僕を、笑うんだ。
[叩いていた床を今度は、ぐ。ぐ。ぐ。と押し出す。]
僕は、い 医者で……えら 偉い、のに。
[横に置いていた医学書を床に置いて、その上からさらに押し込む。絨毯が四角くへこむ。]
(64) 2010/07/04(Sun) 04時頃
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で でも、怒らなくっても、お茶会に参加できても、 ロ ローラちゃんも、笑うんだろう?
女の子って わわ笑ってても、……わか わからない。
…
そ それ。
… いた …痛くないの?
[ふと。熱中していた作業の手を止めて、顔を上げて、ずり下がった眼鏡のブリッヂを掌で押し上げながら、白兎のぬいぐるみの傷に眉を顰める。]
(65) 2010/07/04(Sun) 04時頃
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かい 階段……飛び降り…… いた 痛いのは いや 嫌だな。 背骨がおれ 折れるのも、痛いんだ あれ……
[友人に抱き潰された事を思い出したか、 嫌そうに顔を顰めた。赤みの取れ始めた額を撫ぜる。]
……
あ うあ やわ やわ…らかい。
[くら。と首が据わらない様子で頭が揺れる。]
(66) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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笑うような悪い子は、鰐に襲わせちゃえば良いんだわ。 こんな詩を知っている?
「ほら、小さい可愛い鰐さんが きらきら 尻尾を磨いてて ナイルの川の水をいっぱい、」……
[ゆらり、ゆらり、たゆとう水のように体を揺らしながら、物語の一説にある詩を暗誦する。瞳はじっとスティーブンと医学書を見据え]
ローラは先生を笑ったりしないわ。 楽しくて笑うのは好きだけれど。
[ふる、と首を緩く横に振って]
ええ、大丈夫よ。 この間も、意地悪な鳩に苛められたばかりだけれど…… ちゃんと手当てをしてあげたから。 もう治っているから、大丈夫。
[途中、悲しげに俯きつつも、問いにはそう答えた]
(67) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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うまく着地できれば、痛くないわ。 タイミングが重要なのよ。 Down,down, down!
ね、簡単でしょう?
[とん、とん、とん! 爪先でリズムを取って説明するように言ってみせる。やわらかい、と言って揺れるスティーブンを見ては、ふにふにとローラの頬を突付いて]
(68) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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わ 鰐? 口が大きくて 噛み 噛み付いてくる奴は怖くない?
[階段の方へ這い、段差に座る。ゆら、ゆら。と 韻の拍子に合わせるように身体が揺れ]
ぶ 文学は、専攻し してる暇が、 な …無かったから。
[見つめられて医学書を腕に抱き──向けられる視線に、黒い目は逃げるように逸らされる。首が横に振られて揺れる黒髪に、白い兎のぬいぐるみをどこか疑い深く見やり]
は 鳩? つつく奴がこの辺にいるの?
[だったら嫌だな。と、きょろりと回りを見回す。]
(69) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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ちゃく ちゃ…… [足で刻まれるリズム。階段の上方を見上げ、 数段をよじ登る。 上半身を揺らしながら、]
Down、 Down───
[ たっ。と片足。とっ、二段目爪先踏んで ]
Do─── ッ うひゃわああ!?!? [ずるり。と、三段目を踏み外して、その運動神経ときたら、全くさっぱりの男はそのまま、*床に、顔から落下した*。]
(70) 2010/07/04(Sun) 05時頃
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鰐は悪い子か小魚かしか襲わないわ。 機嫌さえ良ければね。機嫌が悪かったら、少し怖いけれど。 そうでなければ、大丈夫よ。
私は、詩ならたくさん知っているのよ。 病気や怪我の事を全然知らない代わりにね。 牡蠣が食べられる話も、片付けられない男の話も。 いつだって教えてあげられるわ。
[幼い外見と声には相応しくか、学校で習ったばかりの子供のように、何処となく誇らしげに言い]
分からず屋な犬も、気まぐれな猫もいるわ。 私が気を抜くと出てくるの。 だから気を付けないと。先生も気を付けてね。
[そんな風に返事をして、階段を昇り出したスティーブンを見た。間もなく足を踏み外した彼に、あっ、と声をあげ]
(71) 2010/07/04(Sun) 05時半頃
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[目を覆うように、両手に持ったローラをさっと顔の前に出した。落下音を聞いてから恐る恐る様子を確認する。スティーブンがうつ伏せに床に倒れているのを見て]
大変! お医者様を呼んでこないと! ……ああ、でも、お医者様は此処にいるんだわ。 他にお医者様はいるかしら? 執事さんや女中さんを探した方が良いかしら?
誰かを探すべきかしら? 此処で見守っているべきかしら? ねえ、ローラはどう思う?
[暫くその場で悩んでいてから、何処かへと*歩き出した*]
(72) 2010/07/04(Sun) 06時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 06時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 06時頃
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──食堂──
サーイモーン!!
[大きな声とともにだんっ! と開かれる食堂の扉。]
……ありゃ? お取り込み中?
[椅子に座る友人の横に美しい女性の姿があるのを認めて首をかしげるが、すぐにその手の中のベルに気づき、入っても問題はないだろうと結論した。どたどたと突き進み、サイモンをぎゅーっと抱きしめる。]
よー! それなりぶりだな! うっわーお前痩せたんじゃねーの? 体重何キロだよ骨当たるぞうっわー。 んでもってなんだよこの別嬪さん! 俺にも紹介しろよサイモンのくせに生意気だぞこらー!
[一方的に挨拶をまくし立てる。ぐったりとしたサイモンが更にぐったりしたところで解放し、もう一人の方へと向き直った。]
初めまして? 俺はヘクターってんだ。サイモンのダチだぜ。いやー、あんたみたいな人も来てるとなると、パーティが俄然楽しみだぜ!
[マーゴの真っ白な太ももに、視線は完璧に固定されている。]
(73) 2010/07/04(Sun) 13時頃
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[ベルを鳴らして使用人を呼びつける間に、 食堂に入って来たのはノーリーンでなく見知らぬ男。 促さずも勝手に入って来た。
従兄との再会を喜ぶらしきを頬杖をつき見守り、 彼の視線が足に落ちるのに気付き態と脚を組みかえる。 身じろぐのにふわりと甘く香水が香った]
サイモンの従妹のマーゴって云うの アタシとも仲良くして ね?
サイモンは既に出来上がってるみたいだから お酒でものもうと思うんだけどよければ一緒に如何? 其れとも―――…ふふっ
[尖らせた唇に指を添え視線は無遠慮にヘクターを這う。 ヘクターの股間を見詰めた間は長くはないが、 其処に仕舞われる物を想い熱っぽく瞳を細め笑みを零す]
お酒よりヘクターの方が美味しそうね
(74) 2010/07/04(Sun) 14時頃
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マーゴね。マーゴ。いい名前じゃねえか。
[漂う上品な香り。それと相反する視線に気づけば、ひゅぅと口笛を吹いた。]
いいね、こんな真っ昼間から積極的。さっすがこんなパーティに参加しようってお嬢様だ。
[彼女の長い髪をかき分け、首筋に腕を回す。かがみ込み、美しく組まれた足に押しつけるように。]
抜け駆けして前夜祭と洒落込もうか?
(75) 2010/07/04(Sun) 15時頃
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遠慮するだけ損だもの 特に此処ではね
[回される腕に首を傾け頬を懐かせる。 組む脚の脛でヘクターの太腿をゆっくりと撫ぜ]
ヘクターもそうは思わない?
[近づいてくる顔の鼻先にそっと囁いて、 無精髭の浮く頬を掌で摩る]
知り合ったばかりで何も判らないの 折角なら一緒にたのしむ人の事も知っておきたいわ
ヘクターのコト―――オシエテ?
(76) 2010/07/04(Sun) 15時半頃
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教えてやるぜ。
[彼女の指の動きに、ぞくぞくと高まる興奮。最初はよい香りのする首筋に。次は頬に。這わせた舌をゆっくりと移動させ、唇をむさぼった。]
ん……。ここでいいのかよ。サイモンのやつ、いつ"戻って"くるかわかんないぜ?
[言いながら、片手は彼女の胸元へ。]
(77) 2010/07/04(Sun) 16時半頃
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ン…ふふっ サイモンに観せてあげるのも悪くないけど…
[ぴちゃりと水音を立てて放れる唇を舌先で舐め、 胸元へ伸びる手に指を這わせながら濡れた唇は吐息を零す]
さっきベルを鳴らしたから ノーリーンが来たら怒られちゃうわよ 一緒に遊んで呉れれば良いのにね
[面白くない事が起きる前に退散しようと促すように、 ヘクターから食堂の出入り口へ視線を流す]
きっと客室への案内も未だでしょ? アタシが案内したげる
(78) 2010/07/04(Sun) 17時頃
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ノーリーン?
[制止するように触れられた手に、おもしろくなさそうに唇を尖らせる。]
お堅い女も居るって訳か。ふぅん。
[あんたみたいなののほうが好きだけどな、と囁いて体を離し。]
なんせホストがこの状態だからな。客室なんてさっぱりだ。
[彼女の手を引いて立ち上がらせると、マーゴの後に続き客室へと向かった。]
(79) 2010/07/04(Sun) 17時頃
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お爺ちゃんの代からいるらしいし 信頼されてたんじゃないの? あんまり近寄らなかったから詳しくは知らないけど
[先代の生前は令嬢らしい格好で見舞いに訪れようと、 老人の小言は長く退屈でもあった様子。
囁かれる言葉に嬉しそうにヘクターにしな垂れ、 自分より筋肉質な其の腰に腕を巻きつけサイモンを見遣る]
そうね ノーリーンは片付けも忙しいだろうし お酒はまたあとで
さ、いきましょ
[親しげに身を寄せ二階へと向かえば自室の場所も報せ、 客室にヘクターを案内して続きを*強請ろうと*]
(80) 2010/07/04(Sun) 17時半頃
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|
──客室──
[案内された客室は、ヘクターの安アパートよりも遙かに広く、今まで見たことのあるどの部屋よりも立派だった。ノーリーンの手によってか、すみずみまで磨かれた部屋にきっちりと整えられたベッド。泥だらけの靴で、容赦なく部屋に入り込む。]
かーっ、すっげーなおい。もうちょい便利な場所にあったら住み着いてやるのに。もったいねー。
[勝手なことを言って、手荷物をベッドの上に放り投げる。彼女が自室に向かうのに、そのままついて部屋を出た。
彼女が部屋に入るやいなや。扉も十分に閉めぬまま、天蓋付きのベッドへとマーゴを押し倒す。]
さてと。 お預け食らわした分、楽しませてくれるんだろ?
[元より我慢なぞ嫌いな質。かけひきも何もない無粋さを彼女はとがめただろうか。文句を言う口は唇や自らのモノでふさいで、がっつくように短いスカートの中に手を這わせた。]
(81) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
[道化師の絵柄を濁った視線は捉えはしない。
紙越しにスティーブンの指の感触を想い出すともなく、
口内で舌を遊ばせるうちに従妹は訪れた]
本番は集まってから
[辛うじて応えらしきを紡いだのは其れ位。
後は為されるがまま指し示したのは薬の入る棚。
今は其れがキかないと判断も出来ず]
アァ…うン…
[やがてヘクターが現れると其の抱擁に翻弄され、
痩せた腕は彼を抱き返さずも半ば靠れる態で頭を預けた。
ヘクターとマーゴが部屋を出る頃には*夢見心地*]
(#5) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
[ヴェルモンドと別れ屋敷へと戻った時には、ベルの音は既に止んでいた。 音の主は既に客室へとしけこんだ後だっただろうか]
[と、其処に兎のぬいぐるみを抱えた、少女のような人影が現れる]
――ホリー様。何か御用でも御座いましたか?
[訊ねれば、スティーブンが階段から落ちたと伝えられるだろうか]
階段から――なんでまた。 酔って足を踏み外しでもしたのでしょうか……。
[呆れた様子を見せつつも放ってはおけず、階段の場所を訊いてそちらへ向かった]
(82) 2010/07/04(Sun) 22時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 22時頃
|
―階段下―
スティーブン様。 大丈夫ですか? お気を確かに。
[顔面から落下した様子で俯けに倒れている男を取り敢えず仰向けにし、傷口に応急処置を施していく]
打ち所が悪くなければ良いのですが。
(83) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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─サイモン宅・玄関─
サイモンさんのお宅はココ、なんだナ。 僕みたいにサイモンさんをあまり知らない人が来たりしていいんだろうカ?
[首を傾げつつ一人ごちる青年。 容貌と言葉尻には異国的な風情を含んでいる。]
[しばし、考えていたようだったが、意を決したか、ノッカーに手をかけ、数回鳴らした。]
(84) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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[玄関の方からノッカーの音が響く。新たなパーティの客人だろうか。 スティーブンは未だ目を覚ましていないが、客人を放っておく訳にもいかず]
はい、只今。
[スティーブンを人に踏み付けられない場所まで移動させると、玄関へ向かいドアを開いた]
(85) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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よく此処で生活できるわよね ずーっと此処で暮らすとか退屈で死んじゃいそう
[整えられた部屋が客の色に染まっていく間の呟き。 戻る部屋は脱ぎっぱなしのロングスカートが床にあり、 まさかヘクターに行儀が悪いと云う筈もなく]
あン…そんなに焦らな―――…
[鍵すら掛けぬ部屋の扉は隙間が開いているかも知れない。 上辺だけ宥める言葉を囁く唇を塞がれれば、 両腕はヘクターの首へ絡まり顎を逸らして口接けを深め]
ン…
[おりくる手に擦り付けるように腰をくねらせて、 膝を立てて脚を開けば下着も露。 吸いついていたヘクターの唇を甘く食み顔を覗く]
こう云うのもスキよ
(86) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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─玄関─
あの、こちらのお宅にサイモンさんから呼ばれた人が都合がつかなくなってしまったノデ、……僕が代わりに来たんです。良かったのでしょうカ?
僕はレベックといいまス。サイモンさんと同じ学校に学ぶ者でス。
[白と黒のお仕着せに身を包んだ女が、ドアを開けてくれた。 自分の素性を告げると女に軽く会釈をする。]
(87) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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―玄関―
――代理の方?
[サイモンと同窓らしい青年。彼の素性に眉を顰めて]
あの……貴方、知ってらっしゃるのですか? これから、此処で行われるパーティの事。
[思わず背後を振り返り屋敷の中を見る。 薬に酔った者の姿は、その場にはなかった]
(88) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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パーティー、ですカ?
そう言えバ、「今までお前さんが経験した事のない楽しい思いが出来るぜ」って言われました。
[本来ここに来るはずだった学友には義理があり、頼み事をされると断るのが憚られたのだ。]
[「楽しい思い」と言った時に彼の見せた表情の中の含みは何だったのだろう、ふと思い返してみる。]
(89) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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─客間─
タイクツ、ね。 させてやんねぇよ、そんなもん。
[押しつけられた体には素直に応え、面積の少ない下着に口笛を吹く。右手はスカートの中の核心に触れ、左手は首筋から胸元へと這い回り。]
酔っても居ないうちからこれ、ね。 好きだぜ、そういう阿婆擦れは。
[互いに好きだと言い合いながら、空気がはらむのは隠微なだけの熱。]
お? ここ好きなのか?
[彼女がひときわ反応を返す場所を探り当てれば、そこばかりを執拗に攻めた。]
(90) 2010/07/04(Sun) 23時半頃
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楽しい、思い……。
[頭痛を堪えるように額に手をやった。 脳裏に薬を使い、恍惚とした者たちの表情が浮かんでくる]
――ご自分で判断したらよろしいかと思います。 サイモン様は――きっと歓迎してくださいますから。
[一歩退いて道を開け、青年を通した]
楽しい――か。
[小さな呟きが漏れたのは、彼女にも思う所があったからか]
(91) 2010/07/04(Sun) 23時半頃
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じゃ、お邪魔しまス。
[再度使用人の女に一礼すると、邸内に。]
……あの、頭が痛いんですカ?疲れていテ?
[女の額に手をやる仕草とその表情に、思わず声をかける。]
[思い出されるのは、働き詰めのままに、数年前神の御元に旅立った母の面影。]
(92) 2010/07/04(Sun) 23時半頃
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いえ――疲れている訳ではありません。
[声を掛けられればすっと姿勢を正し]
ただ、これから始まる事を思うと、頭が痛くて。 それに――正直を言うと、怖いのです。 あの、狂気の渦の真っ只中に居る事が。
[青年の想起とは全く異なる理由ではあるが、それでも心配されているのを感じてか、思わずそのような言葉を漏らした]
(93) 2010/07/04(Sun) 23時半頃
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きょうき?
[聞き間違いだろうか、それとも、母国語ではない故の意味の取り違えなのか。]
……よくわからないですけれど、──お大事ニ、して下さいネ。
[若干の荷物を持ってきていたので、置けるようなところがあれば、と使用人の女にたずね、来るべき宴を待ち受ける*事にした*。]
(94) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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[メイド服の白と黒が去ってしまえば庭園には緑と花の色が残るばかり。 その中にぽつねん、と立ち尽くす彼はどこかぼんやりとした仕草で飴を舐める。]
――せかいじゅうの、こ、どもたちが [思いだしたようにふと零れ出すのは、童謡。 皆が笑ったら― 皆が泣いたら― 空も海も、全てが―。
彼はまたふらりと歩き出す。先ほど、食べられそうと評した花の前に立つ。 ぺり ぺり。 一枚一枚花びらを手のひらに落とす。棒付きキャンディを出す代わりに、また、一枚一枚鮮やかな花を口に運んだ。]
(95) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 00時頃
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ほんとに? そんなコト云うと期待しちゃうんだから
[口笛を吹かれると更に脚を開く辺り恥じらいには遠い。 這いまわるヘクターの手は温かく、 服の上からの刺激にふるりと柔らかな胸が揺れる]
この無精髭もスキよ は…あぁ
[褥で交わす囁きは想いより欲望に炙られ熱っぽい。 頬の赤みが増し眼差しは潤み蕩けた欲望を映し、 ざらりと頬を辿る手指はヘクターの首筋へと流れる]
ンン…あっ、あ、ア ァ
[ヘクターの齎す快楽を拒まず貪欲に貪り身は強張り、 愉楽に弧を描く唇は未だ濡れたまま。 舌なめずりにぴちゃと水音を響かせ下半身に手を掛ける]
素敵…ヘクターにもしてあげる
(96) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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――ええ。
[お大事に、という言葉に返したのは、諦めたような呟き。 言葉が通じなかったのかもしれないが、説得するだけの気力もない様子で、彼を空いている客室へと案内する]
それでは――ごゆっくり。
[一礼すると、また使用人としての仕事に戻る。 この先に待ち受ける宴から、逃げ出そうとする様子もなく**]
(97) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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…案外美味しくない事は分かった。 [それでも吐き出すことはしない。 彼はそのまま咀嚼を続けた。 喉仏が上下し、ぐずぐずになった花弁が下る。 たったそれだけのこと、だけれど、生命の神秘だと彼は感じる。
なんて合理的なシステムだろう。設計者は一流だ。]
サイモンに挨拶しねーと。 [面倒臭いと思っていることを隠しもしない様子で呟いて。 再び花びらをむしり取って手のひらに収めてから 彼は―玄関の方へは向かわず―近くの窓から屋敷の中へ。]
(98) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 00時頃
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[ノーリーンの姿を見つけると、たた、と駆け寄るようにして]
女中さん。 あのね、スティーブン先生が、階段から落ちてしまったの。 階段から離れるのに失敗してしまったのよ。
だから、手が空いていたら、診てあげて欲しいの。
[その顔を見上げるようにしながら、簡単に説明して頼み、場所を伝えた階段の方へ向かう姿を見送った。それからまたふらりと歩いていく。一階を移動していく、軽い足音]
先生は大丈夫かしら。 きっと大丈夫ね、あの女中さんが行ってくれたもの。
[女中であるノーリーンに向けるのは、信頼。姉か何かに対するようなもの。恐らくは一方的な親しみであるのだろうが]
(99) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 00時半頃
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─階段下─
[階段から滑り落ちた見習い医者は、 白い兎とキスをする。]
くわ、わ ぐわん…
[くるりと目を回して、その場に倒れこみ、ぱたぱたと軽い足音を残してホリーが去った後に残されるのは、俯けに尻を突き出したような格好の男。やがて駆けつけてくるのは職務に忠実な女中。]
(100) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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[屋敷の外から中へ― 桟から身を乗り出せば、どちゃりと落ちる体。 ついでに、ひっかけたのか、高価そうな鎧がぐらりと傾いで 床と衝突するのが、彼の目にはスローモーションに見えた] …あー。 が っしゃぁぁぁっん
やべ、逃げよう。 [弁償する金なぞ持ってないし、と瞬時にその場から逃げた。 今ここはどこなのだろう、なぜこんなに屋敷はひろいのだ。 サイモンはどこにいるのか。面倒くさい。]
(101) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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[額の赤みが戻って頬には内出血した青い痣。 見た目には打撲。手当ての消毒の冷えた感触に、 皮の垂れ始めた瞼が震えた]
く、ぅ、んん
[気絶したまま運ばれるにはやや重く。 駄々っ子のように身をよじって女中の手を煩わせる。]
…う う
[男の目が開いたのは、ドアノッカーの音に ノーリーンが玄関の方に向かった背中を見送る頃合。]
(102) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 00時半頃
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[してあげる、の言葉とともにダイレクトな刺激。]
うぉっ。
[張り詰めたものに手をかけられ、軽くのけぞった。]
このエロい唇も、綺麗な指も好きだぜ。髪もあんた、いい匂いするな。
[触れられるのに飽き足らなくなれば、彼女を引きはがし、口でやってくれと促す。]
は、いいぜ、サイコー。
[彼女がそれに答えるならば、揺さぶりは身勝手に。]
(103) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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[目をしばたいて、頭を押さえ、えぅふ。と鼻と口両方から息を吐き出す。眉間に皺を寄せ回りを見回して、落ちていた医学書を手の中に引き戻し]
う ひっ!?
[がしゃあん!と、どこからか響いてくる大きな音に怯えて階段をニ、三段、這いずって上った。]
(104) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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おおおおいか、おいかけ お 追いかけて
が、がしゃんがしゃん さ、ささ、サイモン! あああいつまだ、 生き 生きて よよよ鎧 足音 なな中身ないのに おお追って追いかけ
[── 慌てて逃げようともがくのは、妄想の騎士から寝ぼけているからか、薬の効果からか、双方の相乗効果か。近くにいない友人の名前を呼んで、階段を這い上がる。]
いた、いたいたっ!
[おぼつかない足元で膝をしたたか打ちつけながら。]
(105) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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ン ふ
[長い髪が湿り始めた頬に貼りつくのにも構わず、 唾液を乗せた舌がねっとりと絡みつかせる。 香水は体液と混じりあい雨後の梔子のようなあまい香。
ヘクターの身勝手な動きも味わう態で喉奥へ迎えると、 既に濡れそぼる露な白い太腿から臀部も揺れる。 五指を絡めて熱を口一杯に頬張れば浮かぶのは恍惚]
ン… ヘクターはおいしいわよ
とっても ね
[ヘクターの下肢へ口接けるまま囁けばくぐもる声。 濡れた手指は裏から下へと辿り擽りながら、 法悦へと誘う態で深く咥え余さず吸い上げようと]
(106) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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─ 二階廊下 ─
[追って来ない追っ手から逃げて、 二階の階段をよろめきながら走る。]
ひっ ひっ ひっ
[白衣の裾を翻し乱しながら浅い呼吸を繰り返す。 客間のうちの一つ──ドアが締め切られずに開いている。]
はァー…、は、はァー…
[荒い息のままで、廊下の壁に肩をつけてもたれ]
(107) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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おいしいか? なら残さず飲んでくれよ?
[マーゴがいやがるそぶりを見せないから。自然、熱は上がり、動きはどんどん加速する。]
……イイ顔するじゃねーか。
[とろけた瞳に煽られて、彼女自身の技にも翻弄されて。張り詰めたものは限界へと駆け上がる。]
……っ。全部飲んでくれよ?
[限界を告げる声はひときわ大きく響き。彼女の口を白く汚した。]
(108) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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─ 二階廊下 ─
[普段運動など殆どしないせいで簡単に息が上がる。]
つか、つ つか…
[もう一旦、適当な部屋で休もう。と、
手近の──開いていた客間のドアを押す。 鍵も掛かっていないドアは、簡単に開いた。
鈍りぎみの鼻腔を擽るのは、仄かな甘い香り。]
… あ、れ。
[覚えのある匂い。]
(109) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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見習い医師 スティーブンは、客間の中に踏み入ってから、漸く中の状態に気づく。
2010/07/05(Mon) 01時半頃
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ンン…は ァ ふふっ たくさん出た
[口内へ迎える白濁は乾せず口端から涎と混じり零れる。 濡れた指で拭い魅せつけるように舌を這わす。
熱っぽい眼差しは廊下の物音に揺らめき流れるも、 ベットを降り確かめはせずヘクターへしな垂れ掛かり]
ね、もっとしましょ 真っ白になるくらいに―――…
[扉の外へ熱ッぽい囁きと共に溢れ出す部屋の空気。 特有の体液と秘め事の淫靡な気配に混じるあまい香り。
半ばヘクターを押し倒し身を預けた体勢のまま、 扉の開く気配に肩越しに省みるとスティーブンの姿]
(110) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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[知っている香り。それと。 ──雄と雌の絡む性臭。
普段から猫背で、下を見て歩く男は、顔を上げて
眼鏡越しに見えるのは、 さらけだされた男の胸にしなだれかかる、 白い肌と黒髪のコントラストと]
… マーゴ?
[思考が名前と結びついて、 ぽかん。とした、間抜け面を部屋のベッドの方へ向けた。]
(111) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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[どたどたと走った先、着くのは食堂。 サイモンがそこにぼんやり座っているのを見て声をかける] サーイモン!!呼ばれたから来たぞ!
[入口から手を振れども、返されない返事に、首を傾げて。 サイモンの前まで歩いて、漸くサイモンがあっちの世界にいってるおとを理解した。どたと隣の席について、手の中の花びらをテーブルに落とす。そこから一枚ずつ拾っては口に運んで]
お前、はやいよ。せめて客がそろうまで待てってのー。 俺の分あるの?呼んだんだからあるよなぁ? 初めてだからそれなりに楽しみにしてんだ・け・ど、 使っちまったなんて言ったら、承知しねーよ。 [彼は空いている手でテーブルの上の花びらをこねる。 溢れた汁がテーブルも、彼の指も染めて。 だらけきったサイモンの腕をとると、その染まった指で手首に赤い線を引いた]
ここに血管。こう、皮膚の下を通って― [花の汁が出なくなるまで、彼はサイモンの腕に赤を引き続け**]
(112) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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くっ、はっ……。
[マーゴのとろけた幼い顔に、白濁が伝うのはやけに官能的で。果てたはずのモノは硬度を保つ。]
そうだな、もっと……。飲みきれないくらいシテやるぜ。
[のしかかってくる彼女の秘部に、自らをこすりつけ焦らしながら。反応を楽しんでいれば、鍵をかけなかったドアが開く音。]
んん? なんだよスティーブン、混ざりたいの?
[邪魔すんなよー、とへらへら笑う男は、二人の関係に思い至らない。]
(113) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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…
[呼ばれる名に応えるのは緩やかな瞬き 事態を察するらしきスティーブンの様を見詰めていた。 怒鳴り込んで来た訳ではないのは見て取れるか]
来てたのね
[興奮冷め遣らぬ頬は未だ上気して朱に染まり、 囁く唇の端には未だヘクターの放った熱の残滓が残る。 慌ててシーツを纏う恥じらいはない]
何か用? 見ての通り取り込み中なの
[間抜け面のスティーブンを前に悪びれず説明を添え、 ヘクターの首筋に腕を絡めて見せた]
(114) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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|
!
[不意に何処からか響いてきた金属的な音に、びくりとして立ち止まった。すぐさま周囲を見回したが、少なくとも目に入る範囲には異変はないようだった。ふ、と息を吐き出してから]
……何だったのかしら、今の音。 猫が暴れた? 女王様がお怒りになったのかしら?
怖いわ。ローラは大丈夫?
[不安げに零し、ローラをぎゅうと抱き締めた]
(115) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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―階段下―
[客人を迎え入れた後、元の場所に戻ってみるも、其処に白衣姿は既になかった]
――回復されたのなら良いのですが。
[場所を移した時にその兆しはあったから、既に目を覚ましていてもおかしくはない]
それにしても、階段から離れるというのは、一体どういう事なのでしょう……。
[思い出すのは、少女のような女性の言葉。 その幼い言動は無害そうではあるものの、実年齢を考えるならやはりまともではない]
――楽しい、のかしら。
[ふとまたそんな疑問を浮かべた時、どこからかまた、金属の崩れる音が響いて。 女中は一瞬だけ苛立ちの隠せぬ表情を浮かべ、音のした方向へと駆けていった]
(116) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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あ。う、
[ぱくぱくと口を開け閉めして状況への羞恥からか 悪友の冗談めいた誘いに、カアっと頬回りが赤くなる。 おろおろとしたように手に持った医学書を抱きなおし きょろきょろと回りを見る様は落ち着かず]
き、きみ、きみも きき 来て…
[眼鏡の奥の目は瞬きの回数が増え、 うろたえるも気を効かせ出て行く事を 思いつけるようでもなく、 しどけないマーゴの姿から目が離せないまま]
(117) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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─ 客間 ─
[酔いの高揚すらいっぺんに褪めたように、 顔色は赤くなり青くなり──また赤くなる。
へクターに向ける目は混乱と困惑の只中。 眉が下がり口許は戦慄き]
なんで此処で こん こんな ここ
マ、マーゴ。ぼぼ 僕は、ま、まだ わす 忘れられないのに
ど、どう ど どうして?
[割って入る為の足を踏み出さず去ることもしない癖に、 震える足は後ろにも動かず、 情けなく顔を歪めて、組み合う男女を交互に見た。]
(118) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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女中 ノーリーンは、鎧を直しながら浮かべた表情には、少し疲れが混じっていた**
2010/07/05(Mon) 02時半頃
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忘れられない? 何言ってんだお前。
[うすうす感づきながらも、擦り合わせた秘部を更に突き上げるように腰を動かす。彼女が反応すれば笑みは深まるだろう。]
どうしても何も。 イイコトすんのに理由なんていらないだろ?
[こんなものただの遊びだと明言するかのように言い放ち、見せつけるように彼女の胸をもみしだいた。]
混ざりたいなら上の口貸してやってもいいけど?
[友人に向ける言葉は、いつも通りの響きであるが故に、残酷。**]
(119) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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ヘクターも知り合いなのね
[従兄の交友範囲と内では周囲の繋がりもあるかと、 二人を見比べ今更に納得した様子]
来るに決まってるわ たのしそうなパーティーだもの
[瞬きを増やし常より訥るスティーブンに口唇を尖らせ、 ヘクターへ向き直ると鼻先に謝罪を籠め口接け身を離す]
もう、何なの たのしいパーティーが興醒めじゃない
(120) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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どうしても何もっ あっ、ン
[ヘクターから身を離そうとしたところで刺激を受け、 零れるあられもない声と共に響く水音。 醒め切らぬ熱を刺激されヘクターの胸に腕をつく]
ンン、ア、あァ
[汗に湿る肌は柔らかな胸はヘクターの手に吸い付き、 揉みしだかれるままに歪み顎を逸らす。 ゆらと揺する腰にまた水音が響き梔子があまく香る]
(121) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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女王様が怒ったなら…… 美味しいタルトを焼いていかないと! ローラが兎のパイにされちゃわないうちにね。
そうだわ、それよりも。 早く、早く、逃げないと!
[一転してわくわくしたように言っては、小走りで進み出した。一階の空間を、何処へともなく、幼い空想遊びに暮れる彼女は巡っていく。ぱたぱたと、ぱたぱたと**]
(122) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 02時半頃
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[半ば迄言葉を失くし戦慄く唇は乾いて、 悪友を見遣る眼は物言いた気で──非難がましい。]
マ、マーゴ は、 僕、ぼ 僕の
[赤い頬の色が広がり顔面に朱が混じる。 苛立ちか怒りか声は尖り]
… っ
[揺れる声にはっとして視線を逸らすも、 甘やかで淫らな啼き声に言葉が詰まる。]
あ、あ。
[眼鏡の奥の視線は、濡れて吸い付きそうな白い肌を盗むように見詰めるを、理性で留められてはいない。とっておきのデザートを兄に奪われたような、そんな子ども染みた幼い嫉妬と、──乱れた空気に宛てられた熱が、くしゃりと歪む表情に入り混じる。]
(123) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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[知り合いとの言葉には頷かずとも双方の態度が答え。
声にしきれぬそれは、最初からありもしない所有権。 歯と歯を噛みあわせてきちりとならし 上目遣いの目に宿る翳りは恨みがましく──]
…は…はは。咥えてって言ったら咥えてくれるんだ。
[腰元のベルトに手をかけて 悪友の軽口に対してか、笑みを歪ませた声は低く 嫌味をにじませ、険がある]
…っ
[けれど。言ったすぐ後で分厚い医学書を握る手が震えた。]
(124) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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もう… ふふっ 話にならないじゃない
[スティーブンの友人とも窺えるヘクターの仕打ちに、 吐息混じりに囁く詰りはあまい]
ねぇ、スティーブン
"誰かの"に成らないと誰ともデキないなら アタシは世界中の人のものよ
[スティーブンへ見せ付けるように自らの指を添え、 ゆっくりと腰を落としヘクターを飲み込んでいく]
ン、ふ アァ…
[裡から満たされ背にかかる黒髪が揺れる。 肩越しに振り返るスティーブンの面持ちは歪んでいて、 快楽に蕩けた眼差しは揺らめいた]
(125) 2010/07/05(Mon) 03時頃
|
|
…莫迦ね でもホシイなら シたげる
[腰をくねらせ下から突きあげられると乳房が揺れ、 ヘクターの胸に倒れ込むように肘までを預ける。
険を収めぬスティーブンへ顔を向けゆっくりと開く口。 あかい舌を覗かせ熱ぽい吐息と共に躍らせる]
(126) 2010/07/05(Mon) 03時半頃
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[くちゅりと粘着質の水音が鼓膜を奮わせる 下肢が否応無しに熱を帯びるのに 尻と腿裏の筋肉を締めて脚を強張らせ]
そ そん そんなの だ 誰のモノで、なくったって でき … できちゃうだろ?
[反り立ったモノが呑みこまれていく こわいものをけれど、見詰めていないと尚怖いと そんな風に、眼鏡の奥から凝視して]
そんなのぜんぜん 特別じゃ な… 誰の 誰のもので なくたっ、
〜〜〜〜っ!
[ただ、蕩けた表情が視界に入るを 防ぐように両目を瞑り]
(127) 2010/07/05(Mon) 03時半頃
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窘…められてるみたいだ。
[瞑った瞼を薄らと開き、歪んだ表情はそのまま 目に映るのはうねる髪と此方を向くあかい舌 隠微さと艶に、ごくりと唾を飲む。
靴の中で指をもぞもぞと狭苦しげに動かし]
… マーゴ……。
[名前を呼ぶ声には熱が篭り握っては開かれる指 重い足を引きずるように一歩前に出して]
(128) 2010/07/05(Mon) 04時頃
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|
マーゴ。
[落ちかかる黒髪を一筋掬い取る。友人を見ないままの表情は、 笑いきらない複雑なアンシントリーの笑みを浮かべて]
(129) 2010/07/05(Mon) 04時頃
|
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あっ、アァ ン そう よ "だから"アナタと別れたンじゃない
[留め切らぬ喘ぎと弾む息の合間に絶え絶えに応え、 伏せられる瞼に覗かせていた舌は唇をなぞる]
ふぁ…あァ ン ふふっ 悪戯しなくてもちゃんとするわ 凄くきもちイイ
[痴話喧嘩染みた会話の間にも突きあげられ、 意識を戻せば味わう態で緩やかに腰だけをくねらせる]
ン…アァ 其れなら―――… 嘗めるスキを見せないで
[快楽の先へ追い遣られる寸前で留まる面持ちは、 蕩け切って愉楽か苦痛かも判然としない]
(130) 2010/07/05(Mon) 04時頃
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[だから。と理由には眉間にきつく皺を寄せるだけで 答えずに──本を手にした手で、眼鏡を引き抜き]
……
[蕩けた表情を素通しの目で見詰め、 瞬過、情けなく泣きそうな苦渋の表情過ぎらせ]
特別じゃなくっても、イイのに
……僕のものでいるんじゃ、駄目、だったんだ?
[ずっと片手にしていた医学書を、 雑に近くに投げ捨てて、絡めた髪を引き、 汗でべたつく白い頬を撫ぜて]
(131) 2010/07/05(Mon) 04時半頃
|
|
[耳慣れた聴き慣れた筈の名を呼ぶ声に 熱。 寄り来る気配とすくわれる黒のひと房]
…スキだらけ
[潤みぼやける瞳が見上げる面持ちは複雑で、 囁けばヘクターの胸についていた片腕を伸ばす]
アタシは此処よ―――ァ…嗚呼ッ
[スティーブンに手の届く頃には身を震わせ、 攫われた波の大きさを示すように掴む手指が戦慄いた]
あ、アァ もっと もっと シテ
[言葉が強請るよりヘクターに絡みつく腰は留まらず、 恍惚とした面持ちでスティーブンを迎えようと口を開く]
嘗められるのが厭なら この口を犯してもイイわよ
(132) 2010/07/05(Mon) 04時半頃
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[嬌声を上げる濡れた唇をぎこちなくつつき]
…う
[誘う表情と声に下肢に篭る熱はあれど、 表情は暗い彩りを帯びて眉間には溝。 けれど身体の前面と背から耳裏を衝動は駆ける。
窘めに浮かべる表情に滲むのは、怯えのような恐怖心。 与えられる許可に浮かぶのは逡巡。股を擦り合わせて]
(133) 2010/07/05(Mon) 05時頃
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[それらを振り切るように、草臥れたスラックスのジッパーを下げかちゃかちゃと慣れず無粋な仕草で熱の篭ったモノを取り出し] そんな、ことを い 言ってさ
[顎に手をかけて、此方を向かせる。 黒い目を覗いて、無理に笑い]
され されるのが、 … す 好き…なん…でしょ マーゴは
[仰け反る白い肩にくちづけを落として、声で肌を擽り ──縺れるに混じりこむも、視線は悪友を見ず]
そ…そうなんだよ
[眉間の皺も取れないまま。]
(134) 2010/07/05(Mon) 05時頃
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[勝手な強がりと言い訳染みた台詞を吐いて 白衣の上掛けを脱いで、ぐちゃぐちゃに投げ捨てる。 口を塞いで仕舞えばもう言葉は交わせない]
……ぁ、っ
[肌の上から探ろうとしても、直ぐに快楽に流されて、探ろうとしていた筈のものがなんだったかなんて、あっという間に*わからなくなった*。]
(135) 2010/07/05(Mon) 05時頃
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[引かれる髪にか満ちる快楽にか寄せる眉根。 レンズ越しでない眼差しを受け留め、 触れられる頬に細める瞳の淵で睫毛が震える]
結婚しても特別じゃないなら ふふっ あ、アァ カミサマを信じて愛を誓う人達は気の毒ね
[紡ぐ言の葉は脈絡があるのだか呂律も回り切らず、 唇に触れるスティーブンの手指にちろと這わす舌は熱い。 意を違える眉間の皺を見詰めるも吐息が零れる]
スキよ きもちイイのは スキ たのしいのも スキ
[顎を捕まれど抗わず歪なスティーブンの笑みを前に、 愉楽に浸り蕩ける面持ちは泣きそうにも見えるか]
(136) 2010/07/05(Mon) 05時頃
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―――…ンンっ
[塞がれる口に言葉は途切れど非難がましさはなく、 残るは荒い息遣いとくぐもる吐息ばかり。
肌を伝う汗に身を震わせ欲望に忠実に、 咥え込む熱を余さず味わわんと*快楽に抱かれ蕩揺う*]
(137) 2010/07/05(Mon) 05時半頃
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―食堂―
飽きた。
[いつまで、サイモンの腕に赤を引いていたのかは知らない。 彼は徐に立ち上がり、あっけらかんと告げて、赤く染まった指先を舐めた。 飴の甘さに苦味はすぐに消える。
窓の側の壁に寄りかかり いい天気だと呟いて
暫くぼんやりと空を眺めた]
(138) 2010/07/05(Mon) 21時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 22時頃
[遠くで物音がしたとて遠い遠い世界の出来事めく。
屋敷内の喧騒も認識せず机に顎を乗せ、
酩酊状態のままに過ごしていれば騒ぎの元のひとり。
ヴェラの姿と声に虚ろな視線を投げかける]
アー あるある
イイの揃えてあるある
[赤い花弁が清潔なテーブルクロスにシミを作っていく。
友人の手も一緒に赤く染まっていくのを、
濁った眸は不思議そうに口まで開けて眺めていた。
彩りを齎される細い腕は友人へ預けるまま見守って…]
うン
ンじゃあ そろそろ準備すっから
[いつから正気だったのか或いは酩酊中なのか。
飽きたとヴェラの声が聴こえると存外確りとした応え。
立ち上がるヴェラの背を労う態で叩き遣り、
パーティーの準備をしにふらりと自室へ*戻りゆく*]
(#6) 2010/07/05(Mon) 22時頃
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―廊下―
[がしゃり、と重たい音を立てて、鎧が元の形へ組み上がった。 体力は人並以上にあるとはいえ、日に何度も重労働をさせられては音を上げたくもなる。 しかし仕事が終わる頃には元の無表情で]
そろそろ、宴の時間が近付いて来ましたね。 本気なのでしょうか――サイモン様。
[気乗りしない風な表情のまま呟いて]
――考えても仕方がありません。 私は職務を全うする。それ以外は、考える必要もない。
[静かに首を振ると、足取りは地下室へ。 客人らに惜しげなくワインを振る舞えと、事前に仰せ付かっていた]
(139) 2010/07/05(Mon) 22時頃
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― エントランス ―
[ロングTシャツの上にカーディガン、細身のジーンズとラフな服装で到底吊り合わないであろうお屋敷のエントランスに足を踏み入れる。 小さく口笛を鳴らして自分の髪をくしゃりと混ぜると、ブーツの踵を鳴らして中程まで歩みを進め。]
んー、立食パーティーでもやりそうなお屋敷だな。
[皮肉っぽい口調で呟くとさてとりあえずは誰かいないものかと周囲を見回した後、ふらふらと歩き出し2階に続く階段に近付いてそこに腰を下ろした。]
(140) 2010/07/05(Mon) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 22時半頃
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[サイモンが準備の為に立ち上がると、彼は待ってましたとばかりに拍手をした。 ふら、とするその後ろ姿を入り口から見送る時に 廊下を歩く、ぬいぐるみを連れた女を見つける。 その外見そのままの年齢と勘違いしたまま話し掛け]
おい、ちびガキ。 可愛いの連れてんなぁ。
[ごそごそ 手荷物を漁って、引っ張り出すのは苺の棒付きキャンディー。 自分が舐めているのをカタカタ、響かせながら 出した赤い飴をチビに見せて]
ほれ、こっち来い。
(141) 2010/07/05(Mon) 22時半頃
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―エントランス―
[ワインを食堂へ運び上げる途中、階段に座り込む人影を見付けた。 どうやら新しい客人らしい]
――ようこそいらっしゃいました。
[口調と裏腹に、歓迎しているとは言い難い表情でその男を眺める]
(142) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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[階段に座り両膝を綺麗に揃えて立てふんふんと鼻歌を歌っていたところに、声を掛けられるとちらりと視線をそちらに向け]
…おおっと、女中さんかな?どうも、サイラスと申します。ご招待に預かりました…者の代理で。 招待主…サイモンさんは今挨拶できる状態ですか?出来れば一言ご挨拶をと思うんですけど。
[歓迎されていなくとも何のその、にこりと人当たりのいい笑顔を浮かべながら立ち上がり挨拶を返した。]
(143) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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申し遅れました、私は使用人のノーリーンと申します。
[静かに一礼し挨拶を返す]
サイラス様。貴方も、代理ですか……。
[前にも聞いた言葉だ]
サイモン様は、先程は食堂におられましたが、そろそろ宴の準備に取り掛かっている頃かもしれません。 挨拶出来るかどうかは――判断しかねます。
[相手の笑顔を見ても表情を変える事無く、ただ、サイモンの事を訊かれると視線を落とした]
(144) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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[長くもない筈の時に貪り尽くす勢いで幾度求めたか。 放たれても男達を離さぬ阿婆擦れはけれど、 令嬢然とした傲慢さは微塵もなく従順だったろう。
成人して間もない身の若さを感じさせる柔らかな胸は、 仰向けに横たわれど形崩れせずも今は体液に塗れ。 上下する度に残り香と化した香水と淫猥な匂いを放つ]
は、ァ…
[汗や精液や諸々で濡れ湿るシーツの上に黒い髪が流れ、 身を起こすと一糸まとわぬままバスルームへ向かう。 狂乱の後のヘクターとスティーブンを肩越しに振り返る]
素敵だったわ また シましょ
[性に対する恥じらいや奥ゆかしさは皆無。 体液に塗れ解れた髪をかき上げながら囁く口唇は、 あまいご馳走を食べ終えた様に孤を描いた]
(145) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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ノーリーンさん、ね。覚えた。
[返ってきた一礼にはぺこりと頭を下げ返した。]
ああ、そうなんですよ。元々招待されてたってのがサイモンさんの友人だったらしいんですけど… 彼がここの所まともじゃない状態で。うちの店で飲んでてほんの少し正気に戻ったときに招待状を譲ってもらったんです。
[ぺらぺらと端々に異常が垣間見られる顛末を日常を語るかのように説明する。相手から説明されたサイモンの居場所についてはふーん、と吐息混じりに唸って]
そうですかー…じゃあ、挨拶はパーティーが始まってからでいいかな。 ありがとうノーリーンさん。じゃあまた後で会えたら!
[始まるまではふらふらしていようと決めたのかそのまま踵を返すと階段を上っていき]
(146) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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はあ……まともじゃない……?
[男の説明に眉を顰めるも、その場を去って行く様子にそれ以上は訊ねられず。 しばし怪訝な顔付きを残したまま、食堂へ向かいセッティングを始めた]
(147) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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[>>141そのままチビが近寄るまで辛抱強く待つ。 女が飴を取ろうとするならば、その瞬間にひょいと高く持ち上げて。 悪戯の成功にニタニタ笑う。そうしてから飴を、女の手に押しつける。
取ろうとしないのなら、少しつまらなそうな表情で、女の手の中に飴を押し込んで。]
おら。飴やるよ。 ガ [ガキはおうち帰ってクソして寝とけ。 そう言おうとしたけれど、思いなおして。 軽く手を振り、誤魔化しついでに女の頭をぐりぐり撫でておいた。]
まあ、面白そうだし。 よろしくな、俺ヴェルモンド。ヴェラでいいよ、女っぽいけどいい名前だろ。 [さあ、そろそろパーティーが始まるだろう。]
(148) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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[客室への入り口が並ぶ2階廊下、調度品をしげしげと見つめながらさ迷い歩いている。壁に掛けられた絵画のうちのひとつに酷く興味を引かれたのか、廊下のど真ん中で飽きる事無くその絵を見つめ続け**]
(149) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 23時半頃
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先にいってて きっとそろそろ本番も始まるでしょう?
[部屋に残る姿があればそう言い残してバスルームへ。 熱い湯が淫猥を洗い流し排水溝へと渦を作る。 髪を乾かし化粧をし最後に香水を一滴だけ肌に馴染ませて、 部屋に戻れば狂乱の残滓が満ちていた]
… イラナイ
[空気を入れ替えるべく窓を開け放して、 履く筈だった布の少ない下着を投げると風に攫われた。 脱ぎ散らかしていた長いスカートを履き部屋を出た]
― →廊下 ―
(150) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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折角みんな来て呉れたのに
其の辺のパーティーみたいに酒で乾杯なんてネ
やっぱコッチにしよう
[古めかしい飴色の木箱を骨ばった手が愛しげに撫ぜる。
蓋を開くと色とりどりの錠剤や液体や粉末が現れ、
いろを添えるようにヴェラに彩られた腕の赤が過ぎった]
カクテルなんか…すごいキそうだ
[想像するだけで口元は笑みに歪む。
蓋を閉じて箱を抱えふらりと猫背に大広間へと。
道中に誰彼の顔を見れば挨拶もそこそこ大広場へ促し、
声を掛けて向かう足取りは雲の上を*歩くようで*]
(#7) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 00時頃
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―食堂―
[瓶を並べる手を止める。振り向いた先には主の姿]
――は。 私も、ですか?
[屋敷に居る者は皆大広間に来るようにと。 それは使用人すらも例外ではなく]
(151) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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しかし、宴の準備が……。
[構わない、と主は言う。 今宵の主役は、酒ではないのだから]
わ、私は、そのような――
[小さく首を振るも、暫くすると諦めたように]
はい。わかっております。 ――ご主人様のお言葉は絶対ですから。
[抵抗するでも逃げ出すでもなく、足は大広間へと向かう]
(152) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 00時頃
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─2F・自室─ ……、そう言えバ、サイモンさんはどこなんだろうカ?
[夜にでも目を通すつもりで持参した雑誌を読んでいたのだが、ふと雑誌から目をはずした。]
[やはり、サイモンに挨拶はしておくべきだろう。]
─→1F─
(153) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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