52 薔薇恋獄
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[飛車の動きを見詰めながら、鳴瀬に語りかけるは、以下のこと。
まず、消えた4人は無事であること。 それは日向(ひなた)のお陰であること。
次に、日向(ひなた)と日向(ひゅうが)は、同一人物であること。 日向(ひゅうが)は、失恋の哀しみに応じて力を強くするけれど、日向(ひなた)は逆の想い(恋による安らぎや幸福)があれば日向(ひゅうが)を押さえられること。
互いに想い合っていれば、日向(ひなた)によって逃がすことが可能らしいこと。]
けれど、ずっと可能という訳ではないようです。 日向(ひなた)が日向(ひゅうが)を押さえるのはとても大変みたいで。だから、楓馬や大須のように、誰かに思われていると判った者は、逃がしたみたいですね。
皆を逃がすことが出来れば良いけれど そうでなかったら……―――。
[残った者は、恋獄の焔に焼かれてしまう(日向(ひゅうが)の牙にかかってしまう)と。いつもの言葉足らずで、しかし、いつもよりは長文で。]
(215) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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俺は、本当にそれだけでいいんだよ。 最上にまで、変な人生歩ませる気はないんだし。
[さっき、ちょっとリミッター外れたけど。 でも、大丈夫。日常に戻ったら、きっと]
――だから、大丈夫。夜中、3人雑魚寝でも変なことしない。 もどっておいでよ。辛いなら、俺がどっか行く。
(216) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/21(Sat) 22時半頃
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男ばかりで、恋愛というのも変な話ですけれど、ね。
[自重気味に笑むのは、それでもこの場にあると、自身が判っているから。]
問題は、今の話を、どうやって皆に信じてもらうか。 信じてもらえたところで 人の気持ちは……操れるものではないから。
[ふっと笑みはひいて、無表情に近い仄暗い表情を浮かべた。]
(217) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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……落ち着いて。
[無理に抑え付けることはせず、そっと耀の背中に触れる]
耀君、落ち着いて、ゆっくりと考えて。
あなたの知っている甲斐君は、そんなことで、あなたを気持ち悪いって……嫌いだなんて、言い出すような子ですか? 少なくとも私には、そうは思えないんですけどね。
それでも、どうしても……というのなら仕方ありません。 無理強いはしませんよ。
ただ……後悔のないよう、よく考えてみて下さい。
(218) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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うん…寝れそうになくってなぁ 温泉みつけたから…そこでゆっくりビールでも飲んでつかろうかなってね
[ちらりと土橋をみて]
土橋…おされ
[にやりと笑う]
(219) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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>>215
[そして、将棋盤を見つめたまま、甲斐の話を静聴する。しばらくして面をあげて、その顔を見た。]
――……つまり、女の霊は、悪霊でもあり、守護霊でもあるということか? ともかく、大須たちが無事であるのは間違いないんだな。
[それには、ふうっと息をついて…。]
互いに思いあうか…。 それがキーなのか。
[長い、甲斐とその日向という女の沈黙の会話の意味。 それが、伝説となる想い、恋情にかかるとなれば、それがここから、出る、方法となるという。]
わかった。 あの女、何度も心配そうに俺を見やがった。
――…信じる。
(220) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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…寝酒っすか。 親父も良くやりますよ。 ホットワインとか。
[右目を動かして桂馬センパイを見た。]
(221) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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……ううん、泣いたのはその。 俺がこう、色々弱かった、から。
ねいくんが好きだって気づいたのに。 なのによしやんから好きって言われてぐらついて。 どっちが好きかわからなくなって、どっちも同じくらい好きかもしれないって思って。 頭の中ぐしゃぐしゃになって……。
[またさらっと、今度は意識せずに余計なことを言った。 言ってしまったことには気づいていない]
(222) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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……いーんじゃないかな。 たぶん、ねいくんの気持ち、よしやんも気づいてるよ。 ていうか俺が言った。推測レベルだったけど。
[戻っておいで、という言葉に首を横に振る]
ううん、辛いとかそういうのじゃなくて。 今ゆりしーが一人だからさ。一人にさせちゃ危ないから一緒に寝ることにしたんだ。
……って、そういう書き置き残してたんだけど、見てない?
[部屋の机の上に、と言いつつ。 ――良数が部屋の中にいる可能性とか色々と忘れて、扉に手を掛けて開こうとした]
(223) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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[「お前なら」って何だよ…。そう言おうとした言葉を飲み込んだ]
奇遇ですねぇ、僕も寝れそうにないかも… へぇ、温泉ですか。いいですね、薔薇の花びらを浮かべて、とか
…どこ、あるんです?
(224) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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>>217
男同士の恋愛は、変だけど、あるな。
[自嘲気味に笑う甲斐に、まっすぐそう言った。]
人の気持ちは操れるものじゃない。それはよく、わかる。 だから、俺も、昔、好きになっちゃいけない相手を好きになった。うん、男だよ。
[こんなところで、カミングアウトするなんて、思いもしなかったけど…。]
人の気持ちは操れない。
………。
(225) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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は、はい?
[地味にプチパニック中なので、 桂馬の>>219の意味が良く分かっていない。
…落ち着けば分かる話だが。]
(226) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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[我慢できず、扉を開いて。 野久を見て、織部を見てから二人の間に掌を上にして差し出し]
……この手は、一名分しか空いてない。
(227) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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プリシラは、…おされ?[首傾げた]
2011/05/21(Sat) 22時半頃
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[将棋盤の飛車は五筋に置いたまま、 ほの暗い笑みを浮かべる甲斐の前、立ち上がった。]
話、信じてもらえるかどうかは別として、 それが事実なら、話すべきだろう。 黙っていてもどうしようもない。
[そして、自分の右足を見る。]
(228) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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サイラスは、野久とモロに鉢合わせしたら物凄く気まずい感じ。
2011/05/21(Sat) 23時頃
サイラスは、否、恥ずかしいが正解か。頭がぐるぐる。
2011/05/21(Sat) 23時頃
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―――――。
[新たに知らされた最上の気持ち。うっすらと笑んだ。 自分でも気がつかない諦めの色を浮かべて。 手を伸ばせばいつでも触れられる距離にいる相手が存在するなんて、幻想だと思っている。求める気もない。 けれど、やっぱりどこかで期待はしていたらしい。 ――凝りもせず]
……そっか。俺、鈍いね。
あ、いや。書置きは、急いでたから、見てない。 ………そうか、4人は流石に狭いね。分かった。
[道さんの手を止める気はなかった]
(229) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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……………?
[扉を開けたら、目の前に最上がいた。 彼の台詞の意味が、よく分からない]
んー………。
[ちょっと考えた。 今聞いた道さんの台詞。最上の台詞]
[うん。 大きく頷くと、笑いながら道さんの背中を押した。 最上の方に向かって]
(230) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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ベネットは、2人から、一歩下がった。
2011/05/21(Sat) 23時頃
ノックスは、開けようとした扉は先に開けられた。聞いてた?なんて問う余地もない。しっかり聞かれていたと悟る。
2011/05/21(Sat) 23時頃
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[鳴瀬の返答に、少しだけ唇の端に笑みが戻る。]
彼女が、先生のこと、変な人だと言ってましたよ。
[何に対して変かは言わないけれど。]
……彼女がいなければ、こんなことにはならなかったかもしれない。けれど、彼女も十分に苦しんだのだと思います。 [だから彼女を怨みたくはないし、彼女も救われればいいと思っている。そして、放たれるカミングアウトに眼を見開いた。]
そう、なんです、か。
[それ以上、どう反応しろと言うのか。 固まった所で、立ち上がる人を見る。誰かに話に行くのだろう。もしかすれば……と、思い至れば]
(231) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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俺は、鳴瀬先生のこと、好きですよ。 おそらく、恋愛感情として。 でも、それは、楓馬に重ねてなのか、違うのか判らない。
――……我ながら、最低ですけど。
[そうまるで釘を刺すように囁いた。 楓馬の手を取れなかったのは、それだけが理由ではないけれど。 手を取ってしまえば耀が ……だから、そこが全ての起点ではあったけれど。]
(232) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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[それはどちらに向かって言った言葉なのか]
欲しいものは、自分で掴み取らないと。 手に入らないんだぞ。
[ずるい選択を二人にさせていることはわかっている、けれど。 三人で、はきっと赦されないのだから]
(233) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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や、俺も……相当鈍いよ。
[そう言って、出てきた良数から差し出される手。 勿論、寧人に取らせるつもりでいた。寧人を見て、なのに]
……っ、ね、ねいくん!?
[背を押されて戸惑う。 更に一歩下がられて、待って、と口にした]
(234) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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[土橋がきょとんとする顔を見て、瞳を指差す。 百地が 『眠れない…』という言葉には昏い目を足元に落として…]
そうだよなぁ
[ため息をつくように答えて]
ああ、温室の中にあったよ温泉。 温泉の熱を利用して作ったんだろうな 表からなら雨具があれば温室にはそう濡れないでいけるし
そういえば土産物屋もあったし… この辺はもともと温泉地だったんかもな
[温室の中の温泉の事を聞かせた]
(235) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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………みました?
[少し落ち着いてから、おそるおそる桂馬に聞いた。]
(236) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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ドナルドは、確認するより前に眼を指差されて少し頭を抱えた。
2011/05/21(Sat) 23時頃
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………最上。 俺は、もう、貰った。
あの時、抱きしめてくれて、ありがとう。充分だ。
[道さんに引きとめられた。 立ち去る気は無い。道さんが最上の手を取るまで]
……大丈夫。慣れてる。どんまい。
(237) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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………
[土橋の左眼を隠すために抑えていた手を剥がすと、ぐーを作って土橋の頭に振り下ろした]
(238) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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〜〜〜〜〜………。
[ぐぬぬ、と効果音がつきそうな表情をして]
……ずるい。
俺が、言っていい言葉じゃないけど。
[寧人が好きだと、一度は拒んだ手。そして今も取れない手。 今更、……手を取る資格などあるのだろうかと。 寧人の恋を応援したいのにと。 迷う心]
ずるい。 ほんと。
……だから嫌いになれない。ふたりとも。
(239) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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[>>236おどおどしながら聞いてくる様子の土橋に]
えっ…なんで? みたら石になるとか…
[どんな厨二設定と一人突っ込みたくなる]
(240) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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>>231 俺が変なのは自分がよく知ってる。
[変な人、という言葉にはむすりとして…。 ただ、カミングアウトには、こいつ、引いたかな、と思う。]
>>232 [ただ、その次に言われた言葉には、甲斐をまた見る。そして、俯いた。]
そうか。 珀と俺は似てるのかな。自分じゃそんなこと、思わなかったけど…。
[さっきの部屋に入る前の甲斐の言葉を思い出す。 2人、それを好きになってしまう、それは、己も相手も、消耗してしまう。
引くなら、傷は浅いほうがいい。]
(241) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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良いですねぇぇ、温泉!
僕も入りに行きたいです
あぁ、そういえばーー 栖津井先生に手当てをお願いするのを、すぅぅっかり忘れてたんでした
[ぱんと、両手を合わせて。首と一緒に傾げてにっこり]
じゃあ、僕は栖津井先生のトコに行きますんで どうぞ2人は温泉にでもごゆっくりぃぃ〜
[にこにこ]
(242) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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………すまん。
[振り下ろされるぐー>>238は甘んじて受けた。]
(243) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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それは、お前、珀が好きなんだろう。 俺は重ねられただけだろう?お前と付き合いが長いのは珀だ。
――……でも、いいさ、それでも嬉しいと思う。 好かれれば、日向は助けてくれるんだろう?
[もしかしてと、日向がこちらを見た理由がわかった気がした。 そうか、日向も、こいつが、甲斐が好きで、甲斐に助かってほしいんじゃないかと…。]
俺は、
簡単だから。
(244) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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