194 花籠遊里
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―回想・廊下―
[自分の店の新入りに教授するような口振りをしてしまったのは、ただの職業病。最も男が扱うのは花ではなく、花を纏いたがる女の方なのだが。
口をついた言葉を皮肉ると、白粉花は首を傾げて>>207見せる。 口がお上手、なぁんて嘯きやがって。それとも本心から言っているのだとしたら]
………知らぬ内が花、ってな。
[床の上にこっそり吐き捨てて]
へぇ、花が蝶に催促すんのか。 可愛くねぇ事よ、可愛いねぇ。
[土産話。館の外で別れた女が思い浮かぶ。 不味い土産だ、やめておこう。
言うや否や、白粉花は背中を向けただろうか。物足りなさを感じつつ、またいずれと手を振った。 無表情ではあるが、廊下から見えなくなるまで背中を見送る。*]
(218) 2014/09/13(Sat) 23時半頃
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[幻想の中に酔おうと、ボンヤリと余韻に浸っていた。 そんな所に"御機嫌よう">>206。 声を掛けられれば何とも言えない相手の笑みにつられて微笑む。]
おうおう、ご機嫌だよ。 お前はご機嫌かよ、珍妙な笑い顔しやがって。
[相手に何かしらの>>181>>182心揺さぶられる出来事があったなんて男は知る由もない。
手前の花には見覚えがある。 話し掛けようと何度か機を伺っていたが、他の蝶に先を越されて掴みあぐねていた蒲公英だ。 まぁ大体此処で顔を合わせる人の悪そうな叔父様のせい。]
(219) 2014/09/13(Sat) 23時半頃
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―回想・廊下― [丁度部屋を一歩出れば、金色の羽の一匹の蝶が。 あぁ、もしかして櫻子と共に居た蝶とはこの方の事か。 藤之助が己の事を紹介すれば>>142、頭を下げ音を紡いだだろう。]
お初にお目にかかります。朧と申します、お見知りおきを。
[張り付けた笑みを浮かべ……それでも他の可憐な花達と比べてしまえば大分無愛想に映っただろう……初見客への挨拶を。 蝶の名前を知れば頭の中で反復したものの、特に声を出すことは無く。 隣の藤色がほっこりとしたなら、それに吊られて顔を緩めるがそれもほんの僅かな時間。金色の蝶に問われれば>>162]
花には拒否権も選択権もありませぬ。どうぞ、ニコラス様のお好きに。
[そう返しただろうか。 櫻子に興味がある様子のこの蝶、気にならないわけでは無いが。 自分でも音にしたように、俺には選択する権利は無いのだ。]
(220) 2014/09/13(Sat) 23時半頃
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[ひらりひらりと、もう一匹の蝶が舞い踊れば>>169小さく頭を下げ口を結ぶ。 藤之助と蝶達の会話にはあまり口を挟む気にもなれずに、視線を彷徨わせれば。]
……挨拶くらいしたらどうだ?亀吉。
[些か鋭い音で花の名を紡ぐ。 所々皺が目立つ着物に目は行ったが、蝶達の手前何も言う事は無い。 ……目は、口以上に言いたいことを伝えていたかもしれないが。それとは別に、藤之助の黒髪に手を伸ばし。>>193 そろそろ止めておけとでも言いたげに撫でようとしたか。*]
(221) 2014/09/13(Sat) 23時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 23時半頃
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―現在―
[櫻子の名を聞かない日は無いに等しいが、それにしても今日は随分と多くその音を聞く。 年とつり合いが取れていない見た目――といったら怒られそうではあるが。――が蝶を引き寄せるのか、それとも櫻子の賢さに惹かれてか。 どちらにしろ、魅力的な花である事には間違い無いのだが。 そんな事を思い浮かべながら気紛れな蝶を失礼の無いように見送った。]
(222) 2014/09/13(Sat) 23時半頃
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ご機嫌だとお返事なさる方は珍しい気が致しますね。
僕、ですか。 ええ、程々には。 お気遣いありがとうございます。
[此れまでの接触は記憶に無く、見覚えだけは確かな蝶。 この蝶もまた、癖の強い気配を投げかける。>>219
真正面から受け取るようで、はぐらかす様に声を返すと、珍妙だと言われた笑みはそのままに。]
今宵の蝶は、随分と不思議な集まりのようですね。 花である僕が意見する所では御座いませぬが。
[全員に逢ったとは言えないだろうと推測しつつも、ふと、そんな感想を溢す。]
(223) 2014/09/13(Sat) 23時半頃
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― 廊下→ ―
[ギィ、と古びた床板を踏んで鳴らした。 賑やかしい場所から離れてしまえば、夜の深さを思い出す。
宵口に訪れる蝶は幾らもあれど、夜更けに訪れるのは限りある。 褪せた白金色を思い出したのは、先ほどまで言葉を交わしていたニコラスの毛並みと似ていたからか。
シーシャと名乗る男とは、その実、縁薄い間柄ではない。 色街界隈に限るが、彼の商品を数度購った事がある。 やはり、其方も此処数ヶ月のこと。 不意に現れ、享楽に男も女も買い付ける悪辣。
趣味と手癖の悪さを、娼婦の口から聞いているかも知れぬが、 そんな事でくしゃみ一つ零す可愛げもなく。 ただ、月明かりの照らす廊下を踏んで、 這うような足音はゆっくりと書斎に近づいていく。]
(224) 2014/09/14(Sun) 00時頃
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― 書斎 ―
[少し開いた書斎の扉、常ならば通り過ぎてしまう場所。 可憐な一輪が頭を垂れているとも知らず、そっと抜けかけ、
されど、ささやかなる、問いを聞いた。>>214]
――――…、
[自然と脚を止めると、零れる声に耳を澄ませ。 双眸は僅かに人の気配を滲ませる隙間へ。
この男、口も回るがそれ以上に、人の気配に過敏であった。]
(225) 2014/09/14(Sun) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 00時頃
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[飄々と移ろい行く蝶の姿は見咎めることなく>>209 問いかけに対する答えを得たのなら、一度目尻を下げて笑みを浮かべようと。]
……櫻子さんはとても愛らしい花なんです。その辺りに飛び交う蛾とは不釣り合いな。…そうは思いませんか?
[つらつらと言葉を並べつつ首を傾げてみせる。
何処か甘い匂いと共に落ちる囁きには>>216一度迷う素振りを見せたものの]
藤之助さんのお手を煩わせるなんて、勿体無いじゃないですか。
[などと宣い唇尖らせたものの、先程耳にした鋭い音>>221を思い出したのか、襟を正して今は一匹しかおらぬ蝶に視線を向け。]
…改めまして亀吉です。 ……ご縁がありましたら、宜しくお願い致します。ニコラスさん。
[ちらりと朧に視線を向けつつ。恭しく倣った通りに頭をして。 廊下の先、書斎への道を眺めれば一足先に蝶の元から離れようと。妙な胸騒ぎを感じたために。 縋るように瞳を泳がした先は、何故だか目の前に織り成す一匹の蝶へと。]
(226) 2014/09/14(Sun) 00時頃
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ー少し前ー
[黒髪を朧に撫でられれば>>221気分がすっと軽くなり、穏やかな表情を浮かべる 撫でてくれた彼を見れば蝶達に見せる様な笑みではない、心の底から嬉しがる柔らかな笑みをみせたろう]
(227) 2014/09/14(Sun) 00時頃
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僕は────……
[言葉を紡ぎかけ、紡ぎかけたところで僅かながら 揺らいだような空気に、視線を向けました。]
どなたか、居られるのですか?
[奥めいた場所に腰掛けていたからでしょう。 どなたがやってこられたのかまでは 殊更、苦手とする『蝶』がやってきたなんて>>225 僕には知れなかったのでございます。
ですから僕はお声をお掛けいたしました。 返る声は、あったでしょうか?]
(228) 2014/09/14(Sun) 00時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 00時頃
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[程々に……程々に>>223。 笑みの形に弧を描いていた眉を、口元はそのままに潜めてみる。 目線は、無意識に品物を定めるように相手の脳天から爪先をじ、と焼く。その間は、少し真面目な顔をして。 煮え切らない口調、純粋な笑顔ならぬ笑顔もあいまって、何処か緩く、まるで……]
蒲公英……かな。
[評価を、ポツリ。]
不思議な集まりってのは褒めてんのかね。 遠慮しねぇで言ってみりゃいい、怒らねぇ保証はしねぇけど。
[肩をすくめてから感想の詳細を促した。]
(229) 2014/09/14(Sun) 00時頃
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――…欲しい答えは決まっている癖、愚問だな。
[唐突に彼の憂いに介入する無遠慮な声。>>228 彼が己を忌避しているならば、声だけで正体が知れるだろう。
ほんの少し開いた箱の扉を押して、放ち。 背を縦枠へと預けて見せる夜蛾の姿。 軽薄そうな笑みは標準装備、茶化す言葉も同伴。]
―――よう、櫻子。 蝶に苛められてめそめそと泣いてる最中だったか?
[苛めたのは紛れもなく己。落涙を認めていないのも事実。 されど、態とらしく彼の神経を弾いて遊んだ。]
(230) 2014/09/14(Sun) 00時頃
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[品定めされながら、深く気にはしていないと視線を遮り隠すことはせず。>>229]
……蒲公英?
[言われた単語に、意味を見つけられずに首を傾げる。 春に野を飾る黄色い花、風で飛ばす真っ白の綿毛。 その物を想像してみるも、やはり分からない。]
ふふ、怒らない保証が無いのであれば言い難くて仕方がありませんね。 ……褒めているとも貶しているとも言えません。 個人的な、とても素直な感想ですよ。
[にっこりと。 肩を竦める蝶に促されるまま、言葉を続けた。]
(231) 2014/09/14(Sun) 00時半頃
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[全く、どの花も身内にには甘いなと一つ息を落としながら黒髪から手を引く。>>227 特にこの藤之助と何処かには居るであろう同い年の花はそうだ。 ……自由気ままという言葉がピッタリの蝶が零した言葉を思い出し>>191 俺も他人の事は言えない立場かと、微かに息をはく。
そうしていると、感じる視線>>226。 自分が「仕込んだ」花の言の葉達に良くできましたと一つ頷いて見せたが。 なんせ動作が小さかったために見えなかったかもしれない。 急いで走る、なんて振る舞いをしよう物なら流石に一言言わねばならないと考えていたが、恐らくそれも無かっただろう。]
(232) 2014/09/14(Sun) 00時半頃
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っ 、……。
[その声はきっと、今一番避けたい相手でありました>>230 いえ、常日頃避けている相手とも謂えるでしょう。 その姿を一度、射干玉のまあるい眸で捉えてしまってからは 短く息を吸い込み、そして彼を見据えていました。]
酷く意地悪な『蝶』がいるのです。
[縦枠に背を預ける姿。 背後の廊下からはゆらりとした蝋燭の灯が、彼の『蝶』を照らしておりました。 少しの距離があるからと、後ろ灯のおかげでしょう。 軽薄そうな常の笑みはあまり判断がつきませんでしたが わざとらしい言葉に、見えずともその表情は見えておりました。]
僕が泣いていたならば、あなたさまは慰めて下さいましたか?
[僕の表情はどうだったでしょう。 笑もうとして、緩やかに眉は下がっていたように思います。]
(233) 2014/09/14(Sun) 00時半頃
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僕は可愛い花と一緒にいれば 蛾も可愛く見えてきそうでいいと思うけれど。
[蛾とはヘクターのことであろうか?>>226 先ほど彼が毒蛾を自称していたのを思い出して口許が綻んだ。露骨に嫌悪を露わにする亀吉の言葉がなんだか子供じみて聞こえたのだ。]
よろしくね。 ん、どうしたの?
[恭しく礼をした後、ヘクターの去った方向を見やりこちらに何故か視線を向ける亀吉に首を傾げる。 彼は一体自分に何を求めているのであろうか。]
(234) 2014/09/14(Sun) 00時半頃
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[花籠に蜜を求めるよう舞い降りて数ヶ月。 彼とは最初からこんな調子で付き合い続けている。 彼の心を引っ掻いては遊び、不興を五万と買ってゆく。 花としての彼を、ただの一度も購った事がない癖。>>233]
そいつはお門違いよ。 金でお前さん買い付ける男は皆、意地が悪い。
ただ、俺よりちと口が甘いだけよ。
[あっさりと返す言葉は、またきっと彼を傷つけよう。 長く廓に在って、過ぎ去っていった男は星の数。 夢の底に設けられた花籠に、現を注いで満たす。]
(235) 2014/09/14(Sun) 00時半頃
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そうさな、お前さんに一時涙を忘れさせるこたぁ、出来るがよ。 お前さんの苦労なんざ、 俺が一朝一夕で知った振りするもんじゃねぇ。
―――…それとも、可愛そうに可愛そうにと、 同情されて毒虫に身を預けるが好きかい。
[堪える微笑から、ツイと視線を逸らし、窓の向こうに投げる。
閉じ込められた内の世界、彼の知らない外の世界。 その境界線に沈む櫻花の二十余年に、瞳を細めた。]
(236) 2014/09/14(Sun) 00時半頃
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[蝶へと助けを求めるような仕草をしている亀吉に何を勘違いしたのか。 己が居るのが亀吉にとって不味いのだと取ると、口を小さくひらく。]
……あまりニコラス様を困らせるなよ、亀吉。 ニコラス様、俺は少し失礼させて頂いても? 少し厳しく躾けすぎたせいで、どうも俺の事が怖いようです。
[苦い顔に無理やり笑みを混ぜ恭しく頭を下げ蝶の許しを請おうと、 そこでようやく彼の瞳とかっちり視線を合わた。 瞳も、言葉の物腰や立ち振る舞い、雰囲気に至るまでどこか他者を安心させるような色がにじみ出ている、気がした。]
(237) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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[「蒲公英」の評価は聞こえていたらしいが、特に弁明するでもなく首を傾げさせたままにしておいた>>231。
素直な感想を述べているその顔は、珍妙とは言い難く、それこそ花ではないだろうか。 男は満足そうな面持ちで指を鳴らした。]
ふ、嘘でも怒らねぇと言っておくべきだったな。迂闊だった。
もうちょっとお前の事教えてくれ。 次の質問は「不思議な蝶の中で抱かれたい奴がいたか、否か」
[明確な答えは期待していない。 ただ、ほんの少し蒲公英が揺れる姿が見られればいいと、あわよくば零れ落ちた種の一欠片でもくすねようと。 ただ、それだけの為の意地の悪い質問。
答えを待つ間、男はおもむろに火種の無い煙草を咥える。]
(238) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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[廓に彼の『蝶』が誘われ来て数ヶ月。 出逢ってからこんな風に向き合うことばかりに思います。 僕の心に確りと爪痕を残しては、ひらひら飛んでいかれるのです。 その毒牙に、かかったことなど終ぞ在りません。]
そう、ですね。 『蝶』のみなさまのお優しさは、きっと一夜の甘い幻でしょう。
それでも『花(ぼく)』は、その甘さに花を咲かせるのです。
[返される言葉に、傷付かないはずなどありません。 ですがその注がれる現は、きっと歪みない真実>>235 長く咲くからこそ、僕も判っていることでありました。 移ろう『蝶』が休む為だけの櫻の枝葉。 それが夢の底の花籠での、僕の『しあわせ』であるはずなのです。]
(239) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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僕のことを、ですか。 確かに、僕は貴方に選ばれた事は在りませんでしたが……識りたい、とは。
[一夜を共に過ごす以上の何を、と疑問に思えば、次の問いは其れに近い内容で。>>238]
そうですね、抱かれても構わないと思うお相手ならば、でしょうか。
[迂闊だったと冗談めかす相手だ、この位のあやふやな回答は許されるように思えた。]
しかし、その問い。 花は選ぶことは出来ない、識っておいででしょうに、意地悪な方だ。
[火種の無い煙草を見やり。 着物の懐から古びたアンティーク調のライターを取り出すと、小さな焔を差し出した。]
(240) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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うん?そうなんだ。
[花同士にもさまざまな関係があるんだなと朧と目を合わせた。>>237 彼がどう思っているかは分からぬが、にこりと微笑んでおいた。 凛とした彼が僕につられて笑んでくれるとも思えぬが、それでも僕は慇懃な彼の態度が好きだった。 彼を見ているとこちらも背筋がしゃんと正されるようだ。]
うん、好きにどこに行ってもいいよ。
[亀吉の不可思議な様子が朧によるものであるかは定かではなかったが、特に朧を縛り付けたい理由もないので快く許可を出した。]
(241) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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[ただ、逸らされた視線と続く言葉とは 僕にはとても、それはとても意外なものでありました。 「一朝一夕で知った振りするもんじゃねぇ」>>236 以降続く揶揄さえも霞ませてしまう一言に、僕は ふうわりと、笑ってしまったのでございます。]
…―――ふ、ふふっ。
あなたさまは、『櫻の花』を知りませんものね? きっと買っていただけることなどないのでしょうから 特別に教えて差し上げます。
[窓の向こうを見ているお姿をくすくすと眺め。 口許を袖で隠しながら、僕は言の葉を紡ぎました。 細められたように思う眸に、つられるように射干玉を細めます。 それは作り笑顔でもなんでもなく、自然と浮かんだ笑みでした。]
(242) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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…蝶と蛾は目的が異なるでしょう? 蝶は蜜を。蛾は光を。蝶は私達に夢を見させてくれますが、光を請う蛾は何を見せてくれるのでしょうか。
[異端の組み合わせを可愛く見えそうだなんて。このお方は随分と変わり者に思え、口許を緩ます様には不可解だとばかりに唇を曲げる。
だが今は二輪の花の前。 早々に引き上げ礼をすれば、微かに揺れる高く結えた髪>>232を視界に認められて。 ホッとしたように息を吐き。]
いえ…、気の所為です。きっと。 それより皆様はどう過ごされるのでしょう?
[緩く首を振り考えを断ち切れば、そばから聞こえる声に口許を引き攣らせ。>>237]
(243) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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……困らせてしまったようで、すいません。 貴方のような方は、あまりお会いしたことが無くて。
[目の前におられる蝶に、何処か気まずそうに銀糸を垂らしたのなら頭を下げつつ]
今夜は月が綺麗でしたよ。…ニコラスさんの髪色と随分似ていました。
[などと世辞の言葉を紡ぐも了承の意>>241が下りれば、それこそ顔を曇らせて。]
…貴方は此処に何を求めて来られたのですか?
[朧に告げた言葉が何処か軽く思え、思わず一歩踏み寄りながら問いかけを。]
(244) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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[朧はどうやら彼の蝶から立ち去る様子>>241 さて、このまま朧について行くもよしそのままふらり何処かへ歩むもよしだが 一人で歩くも所在なく、どうしようかと暫し考えた
どう過ごされるのか>>243と亀吉に問われれば珍しく困った様な笑みを見せたろう]
そうだね、どうするか考えていて。 部屋に戻って琴でも弾いていようかもう少し散歩しようか思案している所なんだ。
(245) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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僕は此処へ来て一度も、泣いた事などないのですよ。 ただの一度も。
[どんなに酷い仕打ちを受けようと、どんなに辛い事があろうと。 僕は僕の覚えうる限り、涙を零したことはありません。 何時の時も、何時の時も。 笑顔を絶やさず、可憐であれと。 そんな風に育てられてきた『花』にございます。
宵の夢には毎夜啼けども。 蕾が蜜に濡れようとも。
射干玉が滴を零した事など、一度たりとてありません。]
…ですから、忘れる涙など在りはしないのです。
[泣いていれば可愛げのひとつもあったでしょうか? 毒虫とて、同情に寄り添ってくれたでしょうか? 僕はソファから立ち上がり、彼の『蝶』へと近づいたのでございます。]
(246) 2014/09/14(Sun) 01時頃
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[彼が己に何かをした訳ではない。>>239 それでも非の無いままに責められる花にとっては辛かろう。 その理不尽に、淡く珍しい毛色の花など、噛み付かんばかりだ。]
―――…その幻は、
[揺れる喉は、密やかに。甘露を与えぬ唇が笑み。]
本当に、甘いかね。
[夜にしか咲かぬ櫻の見せる夢。 甘い甘いと奏でる声に溺れる男は絶えず。 それでも、彼の言い聞かせる響きに、また言の刃を閃かせた。]
(247) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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