315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】
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[──きっと、自分で思う以上に 落ち込んでいたんだろう。
マーゴお姉ちゃんが声をかけてくれた>>149のに 危ないから待ってようよって返事をしたり マーゴお姉ちゃんはさっきまで倒れていたんだから おれもついて行くよ、って提案したり そういうところまで頭が回らなかった。 ただ、背中越しに生返事をしたぐらいだろうか。]*
(165) 2022/12/28(Wed) 22時頃
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[マリオの心境に気づけるほど、まだ彼とは近しくなかったのだろう。
彼の返事を、ただミタシュとの会話に夢中になっているせいだと思ったかもしれない。>>165]
(166) 2022/12/28(Wed) 22時半頃
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[自分の身長の倍ほどもある高さで、玉蟲の赤い提灯目玉が点滅していた。
どうやら彼あるいは彼女――それの縄張りを侵してしまったらしい。
刺激をしないように逃げるのが最善策だと分かってはいたが、このまま退いては中庭まで追いかけられてしまうだろう。 大声をあげればこどもたちに危険を知らせることはできるかもしれないが、こどもたちがこちらに来るようではいけない。
その上、こんなに近くまで玉蟲に寄られたことはなく、恐怖に足が竦んで動けない。
―― ああ、あなたが私の死なの? ]
(167) 2022/12/28(Wed) 22時半頃
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『マーゴ!』
[叫ぶような声で呼ばれ、声の方を向いた瞬間、手を引かれて駆け出していた。>>151 >>152
後ろで玉蟲が甲高い声で鳴いている。
―― あれが地を這い、 追いかけてくる音が聞こえないのはなぜだろう。
考えている場合ではないのに、妙に冷静な頭が思考を紡ぐ。 振り向く余裕さえなく、情報は足りないというのに。]
(168) 2022/12/28(Wed) 22時半頃
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[中庭へと逃げ込んだ後、遠くで聞こえた玉蟲の声が遠ざかっていくのを感じた。]
『あれ、もしかして、 投げつけた果実は毒だったんじゃないか?』>>153
[互いに荒い息の中。ラルフの言葉に、彼が木の実を投げて玉蟲の眼を潰してくれたのだということがわかった。]
ご、ごめ…な、さい… わた、私…
[迷惑をかけてしまって。
カタカタと震えながら、謝罪を口にする。 自分の不注意で他の人たちまで危険に晒すところだった。 おまけに集めた枝もほとんど落としてしまった。
どうして自分はこうなのだろう。 何かをしようとすれば裏目に出て、迷惑ばかりをかけてしまう。 彼だって倒れ込むように眠るぐらい衰弱しているというのに全力で走らせて。今だって息があがったままだというのに。]
(169) 2022/12/28(Wed) 23時頃
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[握られていた手が離されて、ごめんね、と小さく言われれば >>153 大きく目を開いたままかぶりを振って。]
助けてくれて、ありがとう。
[掴まれていたところが、―― 人の善意が、温かいような気がした。]*
(170) 2022/12/28(Wed) 23時頃
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それにしても、 どうしてあの玉蟲はこの中へ入ってこないのかしら。 目を潰されたから、だけ?
それとも、ここは、「エンジェルシイラ」の縄張りなのかしら。 だとすれば、エンジェルシイラは玉蟲より強いのね。
―― ここを安全だと思っていても大丈夫なのかしら。
[誰に問うというわけでもなく、 ぽつりと零した言葉が空へ吸い込まれていった]**
(171) 2022/12/28(Wed) 23時頃
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[ロイエお姉ちゃんは、数度瞬いた。>>155]
うん。力になりたかったよ。
[なれなかったけどね。 そんな言葉は飲み込んだ。]
(172) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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[ロイエお姉ちゃんは、 今は亡い妹さんへの後悔を口にした。]
…………そう。
[励ましの言葉は口にしない。 その無力さは、十分わかってる。 ただ、ロイエお姉ちゃんと同じ早さに 息の音を合わせながら、流れる時間に身を任せた。 命は、厳しい。 情に果ては無いくせに、 最期は必ず遠くに行ってしまう。 生きていればやり直しも効くけれど 死に分かれてしまえば、悔いは永遠に胸に残る。 遺された側は、胸に痛みを抱えたまま 時間が傷を鈍らせるのを、待つしかない。]
(173) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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[ロイエお姉ちゃんの目線につられて 彼女の左手を見つめた。>>156 何も持っていない手は 何度も強く握りしめたのか 指先が白くなっていた。 ロイエお姉ちゃんは、左手を使おうとしない。 おれの頭を撫でるのも、右手だった。 単純に右利きなんだろうと思っていたけれど もしかしたら、誰かのために 左手を常に空けているのかもしれない。]
(174) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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………。 おれは妹さんに会ったことが無いから、 どんな子だったのかは分からない。 ほんとうにしっかりした子だったのか、 姉の欲目で見ているのか。
だから一層、ロイエお姉ちゃんの仕草から 妹さんとの時間が伝わってくる。 例えば、おれの頭を撫でる優しい手とか、 自然と屈んで目線を合わせる癖とか……他にも、色々。 妹さんの存在が、今のロイエお姉ちゃんを作り上げた。 おれは会うことができないけれど、 ロイエお姉ちゃんの中に、妹さんが見えるよ。 確かに、妹さんは生きてたんだね……
[そう言って、一歩、 ロイエお姉ちゃんの左手から離れた。 その左手の先には、おれには何も見えないけれど。 なんとなく、おれがその場所を 盗っちゃダメな気がした。]*
(175) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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[……やがて。 おれはミタシュへと興味を移した。>>109 ロイエお姉ちゃんはフェルゼお兄ちゃんに 休みたいと話しかけていたけれど、>>115 その後彼について行っただだろうか。 それとも広場に残って マーゴお姉ちゃん達の帰還を待っていたかもしれない。]*
(176) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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−古城−
[一時水で湿らせたのどは、マリオと話を終えて歩くうちに渇いてきたか、コフ、と控えめに咳をした。 ここは正常な水があるせいか、外よりも幾分か空気が綺麗な気もする。 水はもう少し飲めばよかったかと思うと同時に、倒れていたラルフのことや妹の最期を思ううちに失念していたと思い出した。 フェルゼに着いて歩む>>115道すがら、ここが塒と言う彼に尋ねる。]
ここには・・・長く住んでいるのですか?
[城にはもう誰もいない>>112、と言っていた。 いつから、彼はひとりなのだろう。 今日会った人は皆、今日,同じ頃にここへきたようだった。 夢か現かもわからぬ>>97人影を除いては。]
これまでにも、訪れる人はいたんでしょうか。
[偶然の人も、“生命の導き”を、過去の物、眉唾だとしても目指す人はいたはずだから、たどり着いた人がいてもなんら不思議ではない。 しかしフェルゼは今一人で暮らしている。]
(177) 2022/12/29(Thu) 11時半頃
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[周囲を見やればかつて栄えた城下町の名残は其処彼処に残っている。 噴水の造形もそうだったが、古城に刻まれた今は所々欠けた彫刻、計算して作られていたであろう庭の跡。 自分の暮らしていた小さな村とも、これまで通った廃墟とも違うことは、外を識らなかった自分でもよく見ればわかった。
栄えていればいるほど、その衰退は物悲しく見えた。]
ああ、特に深い意味はないんです。 偶然・・・5人も同じ日に訪れたのに、 その前に来た人や、 フェルゼ以外に住人がいないのが不思議だったもので。
[気を悪くしていないかと心配しつつ。 入り口まで着けば、そこで別れただろうか。
左の階段から3階まで。 比較的何も出ない、ということは、本当に安全な場所はないのだろうと思いつつ。]
(178) 2022/12/29(Thu) 11時半頃
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[4階より上は安全ではないかもしれないと思うと、3階もどうにも気が進まず、2階の廊下へ入る。 本来なら窓から差し込む光が調度品や絵画などを照らして美しい光景が見えたのかもしれないが、日中も暗い今の光は窓の先には届かない。 フェルゼ以外いないということはここも普段人が入ることはないのだろう、実際の廊下ははっきりと様相は分からなかった。
そこから扉の閉まる部屋を選んで中に入る。]
── はぁ、・・・ ・・っ
[扉に背を預け、ずるずると座り込む。 ずっと、眠れなかった。 どれだけ疲れて眠りたくとも、意識を落とせなかった。]
ここなら、少し眠れそうかな。 ここにはあの鹿はいないわ
[あの大きなハサミを持った生き物は。 誰へともなく囁き、大切に抱きしめて、子守唄を歌う。 日暮れに外で起こったことも知らず]**
(179) 2022/12/29(Thu) 12時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/29(Thu) 12時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/29(Thu) 12時半頃
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[──ふと気づけば、噴水の周りからは 随分人が減っていた。 その時近くにいたのは、 おれとミタシュの二人ぐらいだろうか。 もしかしたら、ミタシュも移動していたかもしれない。
やがて、さっきの男の人が戻って来て 食べ物っぽい何かをばらばらと置いた。>>150 色々探してくれたみたいだ。 ぎゅぅっとお腹が鳴ったけど、]
大丈夫、みんなで食べてよ。 おれ、ちびだから、あんまりいらないんだ。
[断った。]
(180) 2022/12/29(Thu) 15時頃
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[それからその人は、 マーゴお姉ちゃんの行き先を聞いた。]
……そういえばさっき、 焚きつけがどうとか言ってたような……>>149
[バラバラと何かの音がしたのは>>149>>150、 ちょうどその時のことだろうか。]
──あ、お兄ちゃん!
[音の方へと向かう背中に声をかけたけど>>151、 止めたところで、おれじゃどうしようもない。 止めればマーゴお姉ちゃんの安否が分からないままだし おれがついて行っても足手まといだ。 お腹をぎゅっと抑えたまま、 大きな背中を見送るしかできなかった。]
(181) 2022/12/29(Thu) 15時頃
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[……耳を澄ましても、さらさらと湧き出る噴水の音、 風の吹き抜ける音、 それに時折城のどこかが軋む音。 噴水からこぼれ出る水光は、 柱を照らせば、ゆらゆらと影を揺らす。 さっきまで綺麗に見えたはずなのに 影の揺らめきのなかに、何かが潜んでいるみたい。]
(182) 2022/12/29(Thu) 15時頃
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[と、その時。 遠くの方から、何か化け物じみた声>>152が 短く、鋭く、中庭に届いた。 やがて、慌ただしい足音>>152>>168が 聞こえて、徐々に大きくなる。 きっと、マーゴお姉ちゃん達だ。 だけど、もしも違ったら?]
(183) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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[おれは思わずミタシュに目配せした ──もしも近くにいたならば、だけど。]
ミタシュってさ……戦える?
[「神を嚙み殺した」とまで言ったその力に 縋れやしないかと。]
いや……何でもない。忘れて。
[言葉にしてから、すぐに打ち消した。 おれにできることを考えなきゃ。 それに、ミタシュの体のことはもう聞かないって さっき自分で言ったじゃないか。]
(184) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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[それから、きょろきょろと何かないか 辺りを見渡した。 一瞬、使われなかった鉄パイプ>>88を見た。 けど、おれが振り回したところでヘナチョコだし そもそもすぐにバテるのがオチだ。
他に、何か。せめて隠れられる場所があれば。 と言っても、柱や噴水のかげは、 隠れるにはあまりにも心もとない。]
(185) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/29(Thu) 15時半頃
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──あ、
[ふと思い当たって、噴水のへりに屈みこむ。 水が湧き出る場所なら、 はけ口も作っているはずだ。]
やっぱり!
[今までは興奮で気づかなかったけれど 噴水の周りは、ぐるりと鉄格子がはまっていた。 覗き込めば排水設備になっていて、 横穴らしきものもある。きっと地下水道への道だろう。 噴水の水位が十分なら、 水に阻まれて通れなかったかもしれないけど 今は多少の湿気ぐらいしか残っていない。 大人は無理でも、おれやミタシュなら、 四つん這いになれば通れる大きさだ。
ただし、鉄格子を外せれば、だけど。]
(186) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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ん、 んんーー!
[持ち上げようとしたけれど、 やっぱりおれの力ではどうにもならなくて、 それよりも先に、足音に追いつかれた。 はっとして振り返れば、 息を切らした二人が戻ってくるところ。]
マーゴお姉ちゃん! ラルフお兄ちゃんも…… よかった……!
[駆け寄ると、服がびしょびしょなのも忘れて マーゴお姉ちゃんに抱き着いた。]*
(187) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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[それから、しばらくして。 おれはラルフお兄ちゃんに話しかけた。]
ね。ラルフお兄ちゃんならさ。 この排水溝のフタ、持ち上げられる? あの横穴から、どこかに抜けられそうなんだよね。
[と、おれが動かせない鉄格子について相談した。
もしかしたら反対されるかもしれないけど その時はこっそり鉄パイプで テコの原理を使ってでも押し開けよう。]
(188) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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[隠れる必要も無くなったのに そこまで横穴に執着するのには理由があった。]
子供のおれだったら通れそうだし、 もともと水の通り道だったなら 新しい水源が見つけられるかも……
[噴水の水がいくら清らかでも 水源は多ければ多い方が良い。
その時は、自分の思いつきに酔って どれだけ無鉄砲か、考えてもいなかった。 フェルゼお兄ちゃんが、 地下は危険だと忠告していたなんて>>53 知らなかったんだ。]
(189) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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[ 悲しい話と、水の流れる音。 その場の雰囲気というものは人の印象を変える。 ]
……そう、ですねぇ それが正解ですよ
[ 少年だと思っていた子供が、大人びた風に見えるのも。 きっとそれはその場のイメージなのだろう。 ]
嘘は盾ですからね 嘘を知るというのは、人の触れられたくない場所を知るということにもつながりますよ
だから、マリオくんも人の嘘は暴かない方がいいですよ
[ 苦笑いと共に、零したセリフは誰のためだったのか。
本心では理解している。 けれど、僕はまた嘘を吐いた。 *]
(190) 2022/12/29(Thu) 17時頃
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―― 廃墟の外 ――
[ 話が終われば、きっとその場を離れただろう。 誰にも何も言わずに。 ]
やっぱ、嫌な予感がする
[ そう言い訳をこぼしながら、逃げるように。 大切な物を守っていくように。 ]
……ねぇ、■■■■■■ やっぱり、僕は人みたいにはなれないよ
[ 生贄から逃げた唯一の友達の名をつぶやいた。 あの子との約束はきっといつか破られるだろう。 それが酷く痛くて、辛い。]
(191) 2022/12/29(Thu) 17時頃
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あ〜あ、もうちょっと人話したかったな あの人とあの人と、あとあの人 ……やっぱりもう記憶が無くなっちゃうか
[ これは化物に堕ちた元人間の話。 いつか記憶と共に全て消え去り、ただの" 怪物 "に成り下がる" 誰か "の記憶。 **]
(192) 2022/12/29(Thu) 17時頃
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精留醸造 ミタシュがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(精留醸造 ミタシュは村を出ました)
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人がいて、そして、消える気配がする。
うん。
ここは、そういうところだ。
(193) 2022/12/29(Thu) 18時半頃
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