78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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以上。
[セイカの語った話を、ことごとくポジティブな解釈に変換するペラジー。 しかし、それは無理矢理そうしたのではなく、本気でそう思っているらしいことが、その口ぶりからわかるだろう]
(138) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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…………?
[実は一度。それは南極星《セレスト》と接触する前。 "死"の翼を広げ降下するその身が、急静止する]
(*9) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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今、懐かしいあいつの《生命》が……?
(*10) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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………気の。 せい、か……?
[白銀色の星命《テュケー》に錯覚に陥ったのかと。 頭を振った。そんな一瞬。]
(*11) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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>>40 ? アンタ、なに言ってんの?
[青年のつぶやきに、ペラジーは心底不思議そうな表情を浮かべる。 自分が比較的稀有な存在ゆえか、他人がどんな存在だろうが、どんな力をもっていようが、特に驚いたりはしない]
未来はこれから作るもの。 運命なんて、予め決まっててたまるもんですか。 未来に対して力が使えないのは、アンタが『今を生きてる』から、じゃないの? 答えのわかってるパズルなんて面白くないでしょ。
[言って、ニッ、と笑みを浮かべた]
(139) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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― 内天《そら》の中間地点 ―
『………スカー。 ………聞こえるか。 ………オスカー』
[目前には白銀を棚引かせる南極星《セレスト》。 不幸の星《ディスティヒア》の異名の如く、世界から星命《テュケー》の尽くを吸い出し近付いている。 丁度それが、地上から遠ざかった頃]
『……オスカー!
そっちは無事か? 今お前はどこで何をしている』
[世界中の誰にもその音無き言葉は伝わらない。 ただひとり。 囁く様な聲を聴く。 その者の分身体を受けた、破壊の黒鋼持つ、魔人《カオス》の少年以外には。]
(*12) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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― 内天《そら》の中間地点 ―
[夢色の星命力《テュケイリア》放つ北極星《シメオン》は堕ちる。 白銀色の星命《テュケー》奪う南極星《セレスト》は迫る。
翔ぶ南極星《セレスト》が、崩壊した太陽との中間地点。 その場所に差し掛かろうとした刹那
――シュッ!
交わされる言葉は存在しない。 この星の大罪が紡ぐ二対の"死"の翼広げる女の破壊が一閃。 南極星《セレスト》の頬向けて、正確無比な張り手が衝突《インパクト》しようと迫った]
(140) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 14時半頃
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>>78>>79>>80>>81 へぇ、準備がいいのね。 1000年後の準備か…1000年もつオヤツなんて思いつきもしないわ。
[どうやら、遠足の準備にでも置き換えて想像しているようだ]
意図的に…ね…信仰の力、ある種の言霊みたいなもの? まぁ、人間心持次第で何とかなる部分は大きいっていうし、良いんじゃない? 意図的でもなんでも。
[それに、その思いが人々を守るというなら、ソレは言ってみれば自己防衛だ。 『レティーシャ』はその種をまいただけに過ぎない]
…というか、1000年も普遍の形を貫ける話なんてそうそうないと思うわよ? ある話は、その話を広める先の都合上、不都合な部分をカットして広め、ソレが主流になってしまったり。 ある話は、それを脚色した作り話の方が有名になってしまって、それを事実と思う人が増えてしまったり。 そういう意味では、しっかりした…自分に必要な事実を自分が残すっていうのは正解ね。
(141) 2012/02/01(Wed) 14時半頃
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まぁ…良いんじゃない? 勇者でも魔女でもさ。 世間がレティーシャを勇者と認め、奉った。 レティーシャはそれを利用した。 使えるものを使うのは悪いことじゃないでしょ? 悪どかろうがなんだろうが、今このときのため、だったわけでしょ? なら、良いじゃん。 勇者って言わせとくのも、魔女だって思うのも、本人たちの自由でしょ。 問題は、セイカがセイカとして、これからなにをしたいか、でしょ?
[違う?と首をかしげる。 淡々と、彼女の話に相槌を打つ。 どうやらペラジーは、他人がどう思う、とか、世間一般の道徳的にどう、とかはあまり気にしないようだ]
(142) 2012/02/01(Wed) 14時半頃
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『ウルヴェレア! なあ、ウルヴェレア、知ってんのか! 起きる、のか!』
[少年の呟き(>>130)に、黒龍が耳ざとく反応する。 が、大地の振動に会話をする余裕などもなく、彼を連れてイェル=ゥラ自治区方面へ跳び移るのが限度だった。
肩を叩かれれば、揺れの隙間を縫ってすぐに下ろす。 少年一人ならば支障とも思わぬ。また何かしらあれば抱えてでも守ろうとするだろうが、今は落ち着いたようでもあり、隣につくに留めた。]
(143) 2012/02/01(Wed) 14時半頃
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[直後少年の、シメオン、と叫ぶ声。それに誘われるように天《うえ》を見た。金の人影。南極星が人の姿ならば北極星も然りなのだろうか。 堕ち行くそれは"誰か"が受け止めたようで。人に翼がないのが基本だとするならば、明らかに狂っていると思った。 円環《セカイ》は壊れ、空が割れ、律が狂い出す。 これらがもしウルヴェレアの一端だとするならば。]
『とんでもねェことになってきやがった……俺っちはむちむちボインの中じゃなきゃ死にたかねェぞ! ああ、いや、でもよォ、ボインはボインでも、最期に抱かれんのがニワトリ女の乳じゃあ死んでも死にきれねェ!』
[己はこれを望んでいたと、本当に言えるのだろうか**]
(144) 2012/02/01(Wed) 14時半頃
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>>84 …ん、それよ。自分がどうしたいか。そっちの方が重要 だ、け、ど。
[ぽふ、とセイカの頭に掌を落とす。 そして手首のスナップだけで、二度、三度とオデコをぺしぺしとはたきながら]
損なった、と思ってるのはセイカだけだって。 一回救って、1000年後の準備して、1000年眠って、また何とかしようっていうんだから。 私なら1000年後にまた危機が来るから、自分たちで何とかしてねー、って言って、あとは豪遊して暮らすわよ。
[救い損なった、などと思う必要はない。 何度目かのその呟きとともに、冗談めかし、笑う]
体育2でも、1000年前は何とかなったんでしょ。 じゃあ、今回も何とかなるんじゃない?
[かつてのレティーシャの相棒と同族の娘は、この上なく楽天的な笑みを浮かべていた]
(145) 2012/02/01(Wed) 14時半頃
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>>99 ……。
[男の言葉に、眼を細める。 …まぁ、ここまでの話の流れで、察しがいい者ならば自分が幻想ノ刃《パンタシア》だと察しが付くだろう。 それに何より、セイカや、彼自身の言葉を信じるなら、彼は人ではなく、且時を駆ることが出来る。 そんな特殊な存在ならば、自分が何者か、わかっても不思議はないだろう]
……私は…さて、ね。 いかにオススメでも、相手が私を気に入ってくれても、私は、私が気に入ったヤツ以外に使われるのは御免だからね。
[そんなことを言いながら、恐らく置いてけぼりを食らっているであろうリョウにちらりと視線を向けて、大きくため息をつく]
…幻想ノ刃《パンタシア》って種族がいるらしい、ってことは知ってるわよね? ……私がソレなのよ。 つまり、かつて『レティーシャ』と一緒に戦って散ったっていう金炎の剣?とやらと同族ってこと。
[これでいくらか話は飲み込めるだろうかと、リョウを見つめた]
(146) 2012/02/01(Wed) 14時半頃
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………何というか。 さすが、師匠です………
[ペラジーのポジティブ思考論に、感嘆の声を漏らした。>>134>>136>>137]
そうだよね…世界を救うんなら、このくらい前向きな考えじゃなきゃダメなんだ!師匠の言うとおり、セイカさんはこの世界を救った勇者だ、と僕は思う!少なくとも、別の世界から来た様子なのに、この世界を大切にして、滅ばないようにしてくれたんだから!
[うんうん、と何度も首を縦に振って。]
(147) 2012/02/01(Wed) 14時半頃
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>>101 いいんじゃない? 頭脳労働がよければ、それでも。
[そう告げるペラジーの声は、別段セイカを責める様子もない。 例えるなら、レストランのオーダーに迷ってる友人が、『このメニューはどうかな?』と訊いてきたのに対し、軽く返すかのような…そんな軽いものだった。
…というのも、ペラジーは、セイカをレティーシャとしてみていない。 セイカをレティーシャとしてみていたのは、彼女が自身をテイシャ・セイカだと名乗るまで。 それ以降、ペラジーにとって彼女は「セイカ」であり、この後セイカがレティーシャだった記憶を取り戻しても、それはペラジーの中では、結果的に「セイカがレティーシャだった」ことになるだろう。
かといって、ペラジーはセイカを軽く見ているわけではない。 自分の出来ることをなそうとしている彼女には好感がもてたし、セイカがセイカである以上、セイカとして出来ることをすればソレで十分だと思っているからだ]
(148) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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さっきも言ったけど、前は動けたはず、だから今回も動かなきゃ、ってする必要は、必ずしもないでしょ。 動ける人が動きゃ、ソレでいいのよ。 セイカが頭脳労働の方が得意なら、肉体労働の人に足りない頭脳労働で貢献するのは、それは単に役割分担してるだけでしょ。 恥じることでも、誰かに責められることでもないよ。
[そう語るペラジーの表情は、穏やかだった]
(149) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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そうだね、今度は僕もいる…し。 何の力も覚醒していなくとも、出来ることはあるかもしれない。 体育は3だけど、1や2のセイカさんが頑張ったんなら、僕だって……!
[もし自分にも、隠された力とかがあるなら覚醒してほしいものだとは思うけれども。ぐっと拳を作りながら]
………………。 な、なんだってーーーーー!!!! 伝説の種族が!師匠が!でんせつ!!!!
[ペラジーのカミングアウトに驚いた。>>146 幻想ノ刃《パンタシア》の話は、伝説レベルで聞いたことはあったから知っていた。]
いけるいける!伝説がいるくらいだし! これはきっと、何とかなる!!!する!!!
(150) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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>>126 そうね。 …さっきのセイカの言ってたことが本当なら、世界が割れるんだっけ? とりあえず表で状況の確認だけでもしたほうが良いかもね。
[言いたいこと、聞きたいこと…今は思いつかなかったが、強いて気になるとすれば…]
…アレ?
[あの紋章、だ。 壁の紋章だけはなんとなく気になるのだ。 あそこでまだ、何かなすべきことがあるような…あの試練を突破しなければならないような…。 そう思って振り返るが、そこにあった筈の紋章はキレイになくなっていた。 思わず眼を擦ろうとして、ふと]
…ん?
[気がつく]
(151) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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…んんんん!?
[自分の手の甲に、「あの」紋章が移動していることに。 …紋章…あるいは、あの術式自体が、この場所は危険だと判断し、関係者であるペラジーに移動した、とでも言えばいいのだろうか。 ペラジーはなんともいえない気分にさいなまれながらも、とりあえず、試練を好きなときに受けられるようになったのだと前向きに解釈することにした]
(152) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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/*業務連絡《イドバタカイギ》2 匣蹴飛ばす桃乐茜に恐々しつつ、無理せずに。 私も熟女同士絡みたいので、少しずつこちらかも振らせて貰ってるが、遠慮なく話し掛けてくれると嬉しい。
LWについては、了解したぞ。(わかると同時に戦慄したが) まぁ、半狼もまだ存在する訳だ。今はゆっくり考えても支障は無さそうだと思う。
今日からの襲撃とかでも、明日頃扱いに困りだしたら早めに相談しよう。 弟子に少女に賞金稼ぎ。デリケートな役職も多い事だしな。 まぁ、今日に関しては、空気襲撃《エア》もありだと思っている事をあらかじめ。
では芝《ダークマター》との健闘を祈る。切実に。切実に。
(*13) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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>>150 [自分の身に降りかかった不幸(?)…というか、紋章、というか…その事実にため息をつき、妙にテンションの高いリョウに、もう一度ため息をつく]
とりあえず、師匠言うな。ちょこっとだけ戦闘の手ほどきをしてあげる、ってだけなんらからさ。 ペラジーでいいわよ、別に。
[そんな大したことは出来ないだろうし、している時間もあるとは思えない。 そんな中で師匠と呼ばれるのは、少し…なんというか、気恥ずかしい]
あのね、言っておくけど、極々少ない人種で、ちょこっと変わった能力があるってだけだからね。 数な少ないから伝説視されてるだけで、とんでもない能力を秘めてる、とかそういうのじゃないから、あんまり期待しないの。
[予想通りテンションの上がったリョウをいさめる。 自分の力に自信がないわけではないが、「さっき」の今である]
それに、種族自体は伝説でも、私の能力がスカスカだったらどうするつもりよ?
(153) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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聞きたい事は…… ううん、もう一回延ばす方法か、世界の崩壊を食い止める方法……知ってたら、だけど……
[セイカの過去―厨二病想像―や、伝説の幻想ノ刃《パンタシア》についても根掘り葉掘り聞きたいが、それどころではない事態なので自重した>>126]
いつまでもここに居るわけにもいかないかな… じっとしてても、世界が崩れるのなら安全じゃない。 持ちだしたい物があるなら、それだけ持って、外の様子見に行こう。
(154) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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[>>143ウルヴェレア、なんて単語に食いついてた声は、結局どこの誰なんだろうか。 声は聞こえても姿が見えないのは、まるでガントレットのときのヴェラみたいだった。
というのを全部ふっ飛ばすくらいには、>>144]
でかいおっぱいに貴賎はないだろ!!!
[聞き逃すわけにいかない一言だった。 叫び返しながら、俺の視線は一箇所に固定だったわけだが。]
さっきから誰なんだ!姿も見せずに!
[説明を要求する!って叫びかけたところで。]
(155) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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キリシマは、ペラジーをきらきらな瞳で見ながら。
2012/02/01(Wed) 15時頃
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え?
今、誰か俺のこと、呼んだ?
[こえが、きこえた。 どこからだ。 急に周りを見回す俺がどう見えるかなんて、知らない。]
今の声……!?
[ガントレットか! 手につけっぱなしだった、なぜか重さを感じない黒鋼を見る。 何の飾りもない手甲から、囁くような声が聞こえてきた。]
(156) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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こっちか聞きたいよ! お前、今どこでなにしてるんだよ!
太陽が…砕けた、っぽいし、地面は割れるし、大変なんだぞ!!
[ガントレットに向かって叫ぶ。 これで声が届いてるのか、自信はないけど。]
えっと… 俺は、でかい、鳥?に助けられて、今、三ヵ国国境のあたりにいる。 光一ともはぐれちゃってるし……お前の道、むちゃくちゃすぎ。 あれだけ自信満々だったくせに!
[今騒いでも仕方ないんだけど、言わずにいられなかった。]
(157) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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いやいやご謙遜を。
[顔の前で手を振った。はは、そんなまさか的なニュアンス>>153]
僕は、ししょ……ペラジーさんの力、“信じます”! ここまで来る為の戦闘力だってそうだし、 何よりその前向きな考え!強いと思います!
[《L.O.S.T》――発動。 “ペラジーの力はスカスカなどではない”>>153]
(158) 2012/02/01(Wed) 15時半頃
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―三ヶ国国境の一片―
[他の地殻から切り離され、浮遊する地面に取り残された。 同じ島に居るのは自分込みで3人、 たまたま近くにいた、慈愛宿す女>>100と、 おばちゃんから託された黒マントの少年>>123]
夜……じゃないな。もう。
[太陽、月、星が消え、昼と夜の境目は最早失われた。 円環《世界》は砕かれ、虚闇に放り出される]
北極星《シメオン》に? 世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》―― まさか! 150年前の氷血の日蝕《アイスブラッディ・イクリプス》解決した星詠み!? ……マジで。
[女ってすげえ。と思いつつ、その顔をまじまじと見た]
(159) 2012/02/01(Wed) 15時半頃
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>>158 ここまでったって…ゾンビを薙ぎ払ったくらいじゃない。
[そんな風に答えながら、褒められればやはり悪い気はせず、すい、とリョウから視線をそらし、ちょっと照れ隠し。 そして]
…ん?
[ふと、気づく。 先ほどまでの疲労が…なくなっている。 それはどうやら、リョウのL.O.S.Tの影響なのだが、そんなこと知るはずもなく、ただただ不思議そうに自分の身体を見回した。 …実際、ペラジーの能力はスカスカなどではない。 故に、今このとき「スカスカだった」彼女の力…体力が戻る、という妙な結果を引き起こしたらしいことを、ペラジーは知らない。 そして恐らく、リョウがそのことに気づくこともないだろう]
…そういえば、まだ自己紹介してなかったわよね、アンタに。
[言いながら、時を操る悪魔…らしい青年に眼を向ける]
私はペラジー=ミュートロギア。バウンティハンター…で、まぁ、さっきも言ったし必要ないだろうけど、幻想ノ刃《パンタシア》よ。アンタは?
(160) 2012/02/01(Wed) 15時半頃
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そっか、それで六極の泉《ラキ・ユニヴァー》か……
[神妙に頷き、虚空の向こうを見遣る―― 先程、内天《ソラ》から黒い閃光が降った場所、 今は滅びの象徴のように巨大な黒剣が突き刺さる地。
まさに世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》ゆかりの地だ。 この慈愛の星詠みには、何か深い考えがあるに違いない]
今いる地盤が上手い事あそこに近付くか…… 渡って行けるように島が繋がれば良いんだけどな。
何か、出来る事があれば手伝うぞ。 僕はカリュクス。貴方達の名前は?
(161) 2012/02/01(Wed) 15時半頃
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― 内天《そら》の中間地点 ―
[破壊の黒鋼。零の欠片は、少年の声を正確に拾う。 もし隣に何者かが居れば、さぞ奇異に映るだろうと、くつくつと笑いながら]
『でかい鳥?
………私は……。
ドゥ・シアーラ。 其処からだと随分と遠い。諦めろ』
[自治区の西に位置する王国。 その更に西端に位置するのが港町ドゥ・シアーラだ。
まさか真実を語るつもりも無く。 言外には『今お前とは会えない』と言う意味も込めて]
(*14) 2012/02/01(Wed) 16時頃
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