208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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……羽織るものではありませんよ。>>47 もし着て行かれるのなら、これも襦袢に替えるべきです
[己と丁助がいるのだから内揚げ前の長着もあるだろうが、長くこの格好で過ごしていたライジは窮屈に思うかもしれない。ガウンの襟元を掴んで寄せ、襦袢ならこの程度は寄せますよ、と囁く]
[こうして伝えておけば、後はきっと、彼の望みと死出の旅路に応じたものを執事が見繕ってくれるだろう]
(54) vdspuren 2015/01/01(Thu) 16時頃
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[死期を疾うに過ぎたと言うのなら、あるいはクランの生そのものが末期の夢であったのか。彼は何故この場にいたのだろうとふと思い、今問う事ではないと口を噤んだ。 ――もしかすると、かつては主と出会った時のことをこうして問うていたのかもしれない。懐かしく思えるのだとライジが囁く>>48のだから]
[目を伏せる。耳元に囁く声は自然と低く震えた]
貴方も。 ……どうか、良い終焉を。
[一度その髪に触れてから、その場を辞した]*
(55) vdspuren 2015/01/01(Thu) 16時頃
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ー羊飼いの或る日ー
[道をゆくと右手に広がる草原に羊の群れと白髪で老年の羊飼いがいるのが見える。眩しい日光に顔を顰めながらその牧歌的な風景を通り過ぎる。
夜にその道を戻る。草原からは濃厚な血の臭いがした。 私はそこをそのまま通り過ぎようとしたが微かな呻き声が聞えた。その声は確かに「助けてくれ」と言っていた。
私は草原に足を踏み入れて声の主を探し始めた。 声は最初に聞えてから途切れた。 もう死んでしまったのだろうか?
辺りには羊の死体が転がっているようで避けながら歩く。 人間なら、すわ野党にやられたか狼か傭兵集団かと推理するところであろうが、吸血鬼である私にはそんなことは興味なく、ただ救いを求める声の主を探す。
やがて胸から大量の血を流して仰向けに倒れている人間を見つけた。まだ息はあるようだがこのままにしておけば死ぬだろう。勿論草原は街から遠く離れており、医者など近くにいる訳はない。]
助かりたいのか……?
(*31) mikenek 2015/01/01(Thu) 17時頃
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[私はこの者の命を救えるかもしれない方法を一つだけ知っていて彼にそう尋ねた。その者はもう声も発せなかったが、瞳が問いを肯定するかのように一回だけ瞬いた。]
では……
[私は彼の元に屈み込む。
危険過ぎて我が子にはとても試せない方法だが、 死にかけなら死んで元々だろう。 私の血を大量に流れ込ませて治癒能力を上げさせるのだ。 大抵は拒絶反応が起こって命を落とす。 だから我が子達には一晩に薬は一錠だけを厳守させている。
だが生き残れればクランに入ったばかりのチョウスケよりも血が濃くなるだろうなと思いながら口を開け牙を剥き出す。 牙を自分の舌に立てて傷を作り、それから、胸から血を流す老爺の口を開けさせて唇を合わせた。
彼の舌に噛み付き吸う。 やがて吸血鬼の血と人間の血が咥内で混ざり合い、血流の道が出来る。老爺の体内に向かって吸血鬼の紅い血が注ぎ込まれ始めた……
その吸血鬼の試みが成功したか否か。 それは現在吸血鬼の傍らに白髪の執事が控えていることから察せられる。*]
(*32) mikenek 2015/01/01(Thu) 17時頃
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少なくとも。
[口を開いたのは暫しの沈黙の後。 主から聞いた話>>53を嚥下してから。]
僕は僕を喪ってまで飼われていた。 僕であることを否定して尚、活かされてたとも言うね。 それを幸せとは思わない。 なら、死んだ方がマシだとも思うから。
[真っ直ぐに主──だった男ではあるが──を見返して、はっきりと言い切る。 不老を望んだのは自分だったかも知れない。 記憶を捨てたのも自分だったかも知れない。 そう思いながら。 ただ、優しいけれど傲慢でしかない吸血鬼を見つめて。]
(56) redegg 2015/01/01(Thu) 19時半頃
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でも、貴方が悪意でそうしてた訳でもないだろうことも、薄々だけど気付いてる。
隠し事をしてまで一緒に居るのが家族なの? 無理矢理一つに縛り続けるのが家族なの?
──僕は貴方の人形として永く生き過ぎた。 人ではないから外で生きるのも難しいだろうし、家族も他人と何の繋がりもない世界に未練もない。 貴方がしてきたのはそういうこと。 貴方が処分を考えて。
[何かを試す様に。
真実を知り、彼を捨てて人であることを見出せた兄達と己は違うのだろう。 切り捨てたニコラスの前のニコラスは、すぐ近くにいる筈なのに思い出せそうにない。 少しばかり顔を覗かせた彼の姿も、靄の向こうに影だけが見えるのみ。 今の自分にあるのは、ただの傀儡として生かされていたという事実。
忘れたものを明確に取り戻したとて、今更の話だと言外に。]
(57) redegg 2015/01/01(Thu) 19時半頃
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そうか。
[ニコラスの答えを全て聞いて、吸血鬼は静かに。]
私と同じように永く生きれば…… 私の気持ちを分かってくれる者が増えると 思っていた。
[吸血鬼が口を開くたびに白い牙が照り返す光がちらつく。とても悲しそうな口調なのに、吸血鬼は無表情を保っている。]
人間の真似をして、 ただ一緒にいれば家族なのだと思っていた。
[吸血鬼は椅子をぎしりと軋ませると、立ち上がる。]
おいで、ニコラス。
[吸血鬼は小さく名を呼んでニコラスを近くに来させる。彼が近づいて来たのなら、差し伸ばした手を彼の頬に添える。]
(58) mikenek 2015/01/01(Thu) 21時頃
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私は我が子の血を吸ったことはないし、 人間を死なせるまで吸血したこともない。
[だから、彼を苦しませないようにするならこの部屋を汚すことになるだろう。彼のシャツの首元のボタンを解いて邪魔をするものがないようにする。]
おかしいな、君さえいてくれれば私は孤独ではないのに。 私はどうしてこのような事をしているのだろうね。
[吸血鬼は自嘲するように呟くが微笑みすらその顔にはない。 吸血鬼の長い爪がニコラスの白い喉元に当てられる。]
すぐに終わるから、目を瞑っていなさい。
[吸血鬼の爪は、何よりも鋭い刃物となって、 美しい金髪の我が子の首を真っ二つに──
──裂いた。
──紅い華が咲く。]
(59) mikenek 2015/01/01(Thu) 21時頃
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[吸血鬼はもう鳴かないカナリアの血に塗れながら、彼が息をしなくなるその瞬間までその身体を掻き抱いていた。*]
(60) mikenek 2015/01/01(Thu) 21時頃
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[呼ばれた>>58なら彼の側に、身体を寄り添わせ。 続けられる言葉には静かに耳を傾け、施される行為を素直に受け入れる。]
僕の。 僕たちの気持ちを知ろうとした? 僕は。 僕たちは貴方の気持ちを知れた?
[今際の際で少しだけ見た彼の姿は、きっと初めて愛おしく見えた。 好ましいだとか、そういう軽いものではなく。 もっと早くそれを知っていたなら、色々なものに抗えたのかも知れないけれど。 己にとっては全て遅く。]
もし次があるなら。 その時は失敗しないで。
[晒された首元に、彼の爪先が触れたなら。 その身体を抱き締めるように腕を伸ばして。]
──ありがとう、お館様。
(61) redegg 2015/01/01(Thu) 21時半頃
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[言われるまま、瞳を閉じて。 笑ったのは鋭い刃物の如き爪が己の首を掻く間際のこと。]
[ごとり、と重さのある何かが床とぶつかる音がして。 ニコラスだった物の頭が落ちた。 その表情は綺麗な弧を描く口元でも歪に右だけが上がる口元でもなく。 安らかな、柔らかい自然な笑み。
残った身体は彼の身体に手を添えて。 紅く紅く染まって行った。
己を抱く、その腕の感触は知らぬまま。*]
(62) redegg 2015/01/01(Thu) 21時半頃
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済まない……。
[ニコラスの最期の礼に、 吸血鬼は彼の首を掻き切った後で答えた。
吸血鬼は悲しそうな顔も 微笑みも浮かべていなかったが。
涙がその頬を伝っていた。]
(63) mikenek 2015/01/01(Thu) 21時半頃
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この私に次があると思うのか……ニコラス。
[また誰かと共にあることを望んでいいのだろうか。*]
(*33) mikenek 2015/01/01(Thu) 21時半頃
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[はらり、簡単に解けていく包帯。 くすぐったいような空気に頬が緩むのは必然か。
見えずとも背では傷が血を浮かび上がらせているのだろう。 触れていた手をそっと背に回して、傷口に触れる。 痛くはないと謂っていたが、そっと痛まぬような手つきで。 唇には応えるよう、柔らかく口付けを重ねて 服のボタンが外されていくのに、微か息を吐いた。]
おー、誰かしてくれろぉ。 反対もせん思うぞ、ちゃんと判ってくれるじゃろ。
[逃げるわけじゃない、世界を旅して回って。 いつか帰ってくるのだと約束すれば、きっと。 二人でシーツを洗って、二人で準備をして。 一緒に世界を回って。
細まる瞳、優しげな笑み。 背に回していた手は自然と、後ろ頭を撫でることになる。 とんとんと、数度抱き寄せるようにして。]
(64) anbito 2015/01/01(Thu) 22時頃
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さあて。 そろそろ、こっちに集中してもらおかね?
[ふ、と口角を上げて零すのは多少意地の悪い声。 空いた片手は膝に触れ、内股をなぞって更に奥へと。 衣服に覆われたそこを肌蹴させて、熱を直接するりと撫でた。]
わしの腕の中で あんま他の男のこと、考えよんじゃないで。
[唇はそっと彼の鎖骨へと移る。 薄くなりかけた花弁の傍へと刻む、もう一枚。
掌は中心を慈しむように、緩やかに握っては擦る。]
(65) anbito 2015/01/01(Thu) 22時頃
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ー中庭ー
[吸血鬼は今では血だけではなく泥に塗れていた。 ハワードの申し出を断り、代わりに新しい服を用意させに走らせて、墓穴は一人で掘っていた。]
ニコラス……安らかに。
[人間を弔う方法など吸血鬼は知らないが、吸血鬼なりの弔いの気持ちを込めて墓穴に寝かせたニコラスの死体に囁いた。]
(66) mikenek 2015/01/01(Thu) 22時頃
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[白い月だけが吸血鬼と喪われた吸血鬼の子の二人を見ていた。*]
(67) mikenek 2015/01/01(Thu) 22時頃
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……手、汚れる、
[包帯を解けと、暗に促したのは自分だというのに、傷に触れられればそんなこをと述べる。 薄い皮膚、滑るような感触。 重ねた唇に、震えた吐息。
掌が内腿に伸びるのに、押し倒す格好から身体を僅かばかり起こす。 開いた空間に伸びた指は、緩やかな動きのまま甘い刺激を齎して。 薄れかけた其処に、再び赤く印がつけば、小さな声を漏らしたか。]
……っ、 ……わかったよ、……悪かった、
[わざとらしく苦笑してみせれば、自らもそっと手を伸ばし、下衣を寛げる。 触れた茎を数度擦れば、軽く腰を押し当てて、その指の絡む自身とを擦り合わせるか。]
……俺だけ、やられるのは、 やっぱ、やだ、
[そんな風に笑いながら、甘く刺激を分けあっていれば、自身は確かに熱を帯びるか。 吐き出す吐息に、幽かな声が交じる。]
(68) kirisame1224 2015/01/01(Thu) 22時半頃
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いいの。
[汚れても構わないと思うと同時、そこに痛みを与えたくなくて指を離す。 傷のない部分に触れて、滑らせた指。 重ねて離れる唇が零す吐息に、裡が震える。
起こされた身体の隙間に伸びる指は、刺激とするには弱いものを与える。 零れた声に、ふっと口角が上がるのは仕方ない。]
ン、…ほんとにの?
[苦笑のあとで与えられる刺激は、また弱く。 なのに寛げられたそこにあるのは、幾分と熱いもの。 擦れあう二つの熱に息は篭もる。]
ふは、『やっぱ』?
[刺激に自然と揺れる腰。 熱を帯び始めた彼の中心、くにくにと指先で先端を弄ぶ。 覚えていたような、思い出したような、そんな言葉に微かに笑んだ。]
(69) anbito 2015/01/02(Fri) 00時頃
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じゃあ、『お願い』しても…ええ?
[ゆっくりと下衣をその足から抜き取りながら やられるだけは嫌だと告げた彼を、そっと抱き寄せる。 優しい力で押し倒したなら、体勢は逆になるだろう。 真っ白なシーツに、僅か浮かんだ血が滲む。]
……──愛してる、て 謂うて?
[請いながら、願いながら。 けれどゆっくりと唇を重ねた。
汗ばんだ指先が、彼の窄まりへと伸びる。 風呂で後処理をした記憶と重なりながら。 ゆっくりとそこを解していこうか。]
(70) anbito 2015/01/02(Fri) 00時頃
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……ん、『やっぱ』、
[思い出したのか、覚えていたのか、それともただの偶然か。 微かに笑むのに、唇の端を吊り上げる。
二人分の熱を擦り合わせながら、唇を寄せ、幾度目かの口付けを強請るだろう。 揺らぐ腰の動きが隠し切れないものとなった頃、抱き寄せられるままに姿勢は入れ替わるか。 熱に滲んだ赤い瞳が、じっとその瞳を見上げる。 シーツが汚れると、無意識に背は反って。]
……ん、 ッ、ぅう、 ……ッふ、
[『お願い』と共に、重ねられる唇。 指先が探るように触れるのに、そっと両の足を開く。 そろりと、背に腕を回せば、力を込めて。]
(71) kirisame1224 2015/01/02(Fri) 01時頃
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……愛して、る。
愛してる、……クアトロ、
[ひゅ、と、息を一つ吸う音の後。]
……、……ボリス、……?
[確かめるように、名前を呼んだ。]
(*34) kirisame1224 2015/01/02(Fri) 01時頃
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―庭先―
月の綺麗な夜であるな。
[参休が去り、最期の晩酌をしようと部屋を出て。 >>66>>67 見慣れた影気づき、声かける]
発つに必要なものを幾らか用立てて貰おうと……、 どうした? 酷い姿だ。
[泥の塗れた姿に注視する。 主の顔は普段通りのものだったろうか]
(72) CANNABIS 2015/01/02(Fri) 01時半頃
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たく、……かわええヤツ。
[たった三文字の言葉だけで、心が擽られる。 他の誰かが溢しても無意味なその三文字。
強請られるままに口付け、願うように唇を重ね。 何度も響かせるリップノイズ。 揺れる腰の動きひとつ、淫猥なそれさえ愛おしい。 入れ替わる姿勢、白に赤い髪が軽く解けて 熱の篭もる瞳で見つめられたなら、そっとその頭を撫でた。]
滅茶苦茶にはせんよ? 『初めて』じゃけ、優しくせんとの。
[開かれた、受け入れる意思を示されたそこに指は進入する。 重ねた唇が離れたなら、そっと耳に囁いて。]
痛かったら、引っかいてええけぇ、ね。
(73) anbito 2015/01/02(Fri) 01時半頃
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……、っ…ひゅ
[返される言葉は『初めて』の『愛してる』。 返されたことのない、愛の囁き。]
ん? ……はは、うん…ヒュー。
[呼ばれる名は二つ。 どっちも呼ばれて嬉しいだなんて、贅沢であろうか。 幽閉される前のものだった【ボリス】も この施設に来る前に殺されたはずの【クアトロ】も 愛しい彼が紡ぐなら。 零れ落ちそうになる涙が、薄っすらと青い瞳を滲ませた。]
…ヒュー、―――愛しとる よ。
[やがて繋がる為に、一つになる為にと 指を抜いた場所に硬い熱を宛がいながら、囁いた。]
(*35) anbito 2015/01/02(Fri) 01時半頃
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[わざとらしく告げられる『初めて』の言葉。 それが嘘偽りであることを、彼は知っているだろうに。 幽かに苦く残るのは、浴場での記憶。]
んなこと、言われなくてもわかっての。 ……酷くしない、ことくらい、
[そう言いながらも、進み入る指先に、反射的に視線は逸らされる。 息を吐き出せば、違和を快楽へと掏り替えていくように。
そんな一つ一つの動作から、自分はやはりこういった行為に慣れているなどと悟るだろう。 その度に誰とどんな言葉を交わしたのか、そもそも抱かれたのは誰だったのか。 覚えていられないのが、ただ、辛かった。]
……ッ、 ぅ、そこ、 そこ、……もっと、
[そんな考えを紛らわすように、一瞬掠めたように触れた箇所への刺激を強請るか。 真っ直ぐに、その顔を見つめて。]
(74) kirisame1224 2015/01/02(Fri) 02時頃
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[かつて、誰の腕で抱かれたのか。 それらを覚えていられないのは、これが最後になるように。 これからは、言葉の一つ一つを覚えていられるように。
そういう決心では、この行為は『初めて』となるのではないだろうか。 そんな思いつきを口にしては、甘いと笑われてしまうだろうか。
涙を薄ら滲ませるその頬に、そっと指を添わせる。 唇を、寄せて。]
……ごめん、 愛してる、 ……ありがとう、
[宛てがわれる熱を迎え入れるように、息を深く吐いて。 自ら唇を寄せれば、目を閉じた。]
(*36) kirisame1224 2015/01/02(Fri) 02時頃
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[指先が中を擦りながら、思い出すのは浴場でのこと。 涙を浮かべ嫌だといった彼の声や表情。]
ん、そうじゃの。
[酷くなんて出来やしないのは、男自身が一番よくわかっている。 解す手つきはそこに快楽を見出せるように。 は、と熱い息を吐き出したのは彼も男も同じように。
上がる声は強請るように刺激を求める。 見つめられたなら、ふと顔を綻ばせた。]
ここ、な? ……覚えた。
[焦らすように、その場所をコリコリと擦るのはほんの時折。 指先だけで満足なんてさせはしない。 ちゅ、と耳元にキスを落として。]
(75) anbito 2015/01/02(Fri) 02時半頃
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[もう二度と『忘れてもいい』なんて嘘は吐かない。 自分が傷付くのも、彼が傷付くのも。 そんな永遠は、嫌だから。
はたりと、耐え切れず涙が落ちた。 ただ一度だけ情けない顔を晒したのは 彼がごめんなんて、有難うなんて謂うものだから。]
……阿、呆。
もう…忘れんな。 忘れんく、しちゃるけ。
[頬に添えられた手に手を重ね、指先を絡めたなら。 ぎゅ、と強くその手を握る。 もう二度と離さないと、謂えない代わりに強く。]
(*37) anbito 2015/01/02(Fri) 02時半頃
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ヒュー…、っ
[力を抜くように吐かれた息にあわせて、腰をぐっと進めた。 熱の切っ先は、慣れているだろう『初めて』のそこへ ゆっくりと押し入っていく。
吐き出す吐息は、甘い。 繋いだ手は離さずに、もう片方の手で頭を抱きしめた。]
(*38) anbito 2015/01/02(Fri) 02時半頃
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