47 Gambit on board
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 03時半頃
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[紋章を拾うベネットに目を細めた。 笑みは浮かばず、真面目くさった顔に朗らかな声を乗せる]
ベネット・グレイシア。 其は、帝国を支える2柱15師団の一である証。
襟に付けずにうろついて、服務規程違反だと……眉間に皺寄せた堅物に厭味を言われても知らぬぞ。
[刀を握り立ち上がる様に、心中で*喝采して*]
(55) 2011/03/31(Thu) 03時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 04時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 04時頃
ベネットは、テオドールも姿を現すようならば、そちらにも眼を向けて。**
2011/03/31(Thu) 04時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 06時頃
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―庭園へ―
[ヘクターとイアンの件を聞いたのか、戻って来た二人を見、 促されれば一つ頷くが、追う足は少しの間を置いた。>>36
イアンについては、]
拘束した。 左肩を中心に受けた負傷は、向こうで処置を行うそうだ。
[尋ねられたら答えは簡潔だろう。>>37]
(56) 2011/03/31(Thu) 06時半頃
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テッドは、ベネットから向けられた視線に視線を返した*
2011/03/31(Thu) 07時頃
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 09時頃
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― 庭園 ―
[ラミケシュがベネットに叱咤を飛ばすのを見ながら、また煙草に火を点けた。 ベネットの有様に内心、眉を寄せたのは事実。 だが、それは誰にも指示されず、彼自身が考え、彼が為したことだ。
それが、確かに、ローレンス支持派に何かしらの影響を与えていることは間違いない。 そう、より、和平と傾くのであっても、その想いが強固になるのならば…。]
――……ラミケシュ殿のお考えを聞かせてもらえるかね?
[さっきディーンと話してたことおそらく聴いていただろうことを前提に。]
(57) 2011/03/31(Thu) 18時半頃
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あと、選帝の儀。 会議に出席できないものはどうなるのかね? 仕切りなおしかね?
それとも、今ある者で決めるのかね?
[それは周りに確かめるように。]
今までの風習に習うならば、7日目には答えを出さねばならないのかな?
[そして、煙を吐く…。]
(58) 2011/03/31(Thu) 18時半頃
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もし、そうだとすれば、 テオドールは、今も変わらず、ローレンス…ランドルフ殿下を推すのかね? ランドルフ殿下が皇帝になっても、ぬるく和平を言うようでは、きっと、何も変わらない。
むしろ、中途半端な圧力に君は悩むことになるだろう。
[テオドールの姿を見れば、そう言って…。 ディーンのほうはチラと見やる。]
で、2番師団長の考えも聴こうか。
(59) 2011/03/31(Thu) 19時頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 19時頃
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[そして、ゆっくりと胸のポケットに手を伸ばす。 それから、ナユタが去ったのちに、装備しなおしたナイフの位置を確かめた。]
――……自分はね、 ここで、ヴェス殿下を推すべきだと思っている。
[また煙を吐いて…。]
君たちはどうかね?
[エメラルドの眸がぼんやりと周りの景色を映す。 まだベネットには意識があったろうか。 土はぬかるみ、木々は焼けたところもあるだろう。]
(60) 2011/03/31(Thu) 19時半頃
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――………
[その時、一瞬風が吹いた。 それと同時に、彼らの頬に何かが掠める。
それは、それぞれの頭髪の一房が数ミリ切られたもの。 だが、目の前の男は、何事もなかったかのようにしているのだ。]
――……正直、年の功だと言わせてもらおうか。
[長い空挺生活。 それは空にいるだけではない。
敵地奥に入れば、ゲリラ兵として活動をする。 そう、目的を果たし、帰還することを繰り返してきた。 それは、能力の加速、に加え、確実に敵を仕留める技術を習得したも同じだった。 作戦を遂行しながら、逃げ帰る。
それは、前線の戦いにも似ているが……。 しかし、仕掛ける側でもあった。]
(61) 2011/03/31(Thu) 19時半頃
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言っておくが模擬戦などではない。 国の大事を決めるための、
説得だよ。
[そんなことを抜けぬけという。 サイラス、イアン、ベネットの唱えたヴェス殿下新皇帝の意見。 それを今、通すことこそ、
最大の混乱だと。
和平の名を貫き、彼らは剣を振るわずいるのか、 それとも、和平のために剣を取るのか。
いずれかと…。]
(62) 2011/03/31(Thu) 20時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 21時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 21時半頃
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……む、
[>>55 存外朗らかな声が、なにやら己を指し示したらしいことを聞きとがめれば、常より難しい表情になった。 紋章を手にし立ち上がるグレイシアに、一度だけ眦は和らいだが。 告げるべき言葉は、変わるはずもなく]
――では、グレイシア師団長の拘束を。
[視線向かい合うテオドールは、彼と何か語らったであろうか。 告げたところで、紫煙が鼻先を擽ればイワノフの言葉が、響いた]
(63) 2011/03/31(Thu) 21時半頃
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[嫌う臭い、くゆる紫煙を遮る人工の雨は止んでいて、長い尻尾は不快を滲ませて緩く振られる。 機嫌の善し悪しを尾の動きから読み取れるほど、この獣人と親しくしていた人間は先代皇帝だけであったが]
選帝の権は、15師団の長それぞれに一つずつ。 この場に残る者だけで決められようはずもなかろう。
[傷が癒えれば意思表明に問題のない5人。 隔離とされた中でも、少なくともチャールズとナユタの選帝権は剥奪されずあるだろうと]
つまり、「説得」とはただの詭弁ですな、マイコフ殿。でなければ下らぬ酔狂だ。 意見を述べるのは構わぬが、貴殿の思惑につきあう義理はない。
[はらりと散った鬣>>61を爪先で払う]
まして、このような愚にもつかぬ脅しを伴うようでは。 ――心は乱せまい。
(64) 2011/03/31(Thu) 22時頃
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マイコフ殿がそこでそのようにしておられると、救護班の現場立ち入りを促せないのでグレイシア師団長殿が医療施設に行けないのですが?
[ベネット、それからテッドへと視線を流して。 言葉があるならばそれを待ち、行動があるならばそれに応じていたか。 自分の考えを表すのは、ベネットの定まった心を見届けてからとするつもりだった]
(65) 2011/03/31(Thu) 22時頃
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[>>59 添えられたような言葉に、頑なな声音は小さく応える]
第二師団長として、 私の意見は先ほども述べたかと思いますが。
あなたのお考えには、賛同できない、とも。
[険しく狭められた眼差しの下に、 抑制された感情はあるいは失望のようなものであっただろうか]
……あなたが何を為さったにせよ 彼らの行動を知りながら、止めなかったことは事実でありましょう。
[どれほど口惜しかろうと、 新皇帝の裁きの場へ、連れねばなるまいと―― ゆっくりとしたその動きを注視していれば、風は 駆けた。 金糸が散るを、ただ任せて]
(66) 2011/03/31(Thu) 22時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 22時頃
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>>64 [ラミケシュの言葉には、ほう、と返事をした。]
なれば、なぜ、サイモンが襲われた時に、選帝の儀の中止を求めなかったのかな? 15名すべての権利を尊ぶのであれば…。その時点で中止を提案なさるべきでしょう。
ああ、説得とは詭弁などと…。 酔狂でもいいのですよ。
自分の考えは先に示したとおりです。 ラミケシュ殿に思惑につきあっていただくのではない。
[そして、またいた場所には煙だけ。 声は続く……。]
でもお聞きしよう。貴方の考えは?
(67) 2011/03/31(Thu) 22時頃
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[紋章と、折れた刀を手に立ち上がるベネットを、>>52>>53 つと見据えれば目が合った。
――本人が、理解をしているのなら。 自分が掛けられる言葉はそう多くはない。 人を試そうとする時、常に己が試される]
開戦より和平の方が難しい、なんて訳はないしな。
[ラミケシュが誰かの事を暗に指して言うのには、 ほんの少し、肩を竦めるような仕種を残す>>55]
(68) 2011/03/31(Thu) 22時頃
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イワノフは、ミケが待てというのには、ふむり頷いて
2011/03/31(Thu) 22時頃
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>>66 そうだ。自分は彼らを止めなかった。 なぜなら、彼らは彼らの意義の元、 その己に則って行動したのだから。
彼らが自ら志を鋼鉄の意志で為すこと、 それを止めぬのも罪であるのなら。 早くひっ捕らえて、君の言う審議にかけたまえ。
[と、姿を見せては、消える。]
(69) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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[選帝の儀は七日七晩。>>58 本来の期限は今日が終わるまで、とはなるが、 無実だった者の意見は尊重されるべきだろう。 ラミケシュの言及に一つ頷いた>>64]
……意思は変わってない。
[彼に対して明らかな表明をした事はなかったが、>>59 見れば明らかな事かと思い、イワノフに答えた]
俺は和平の前提に軍縮を置いているからな…… ただ食べる為に戦う者がいるなら、戦はなくならない。 彼等にも他の糧が必要だ。
(70) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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>>67 何故、私が、中止を求める必要が?
[意外そうに首を傾ける]
私はそもそも、全員が顔つきあわせて空論を交わす為になら、七日もの時は必要ないと初日に申し上げた通りだが?
…ジャーヴィス師団長殿の傷が七日の禊の明けには癒えるだろうことは明らかだった。 その程度の手加減した襲撃、意図がどうあれ、襲撃者は言葉だけではなしえぬ何かを会議の場に持ち込もうとしていたと視た。
中止などすれば、選帝がままならぬどころか、徒に禍根のみを残したであろうよ。
(71) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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―庭園―
[紋章を拾ったのも、刀を握り構えたのも。 半ば、反射のようなもの。
意地やなんだとか言うよりも。 そうするべきものだと言う意識がそうさせた。
疲労の、全身の痛みのせいか。 きっちりと、構えられる程に腕は上がらない。
それ程までに、ヘクターは、強かった。]
それ、は。……面倒ですね。
[>>55その言葉が誰を示すのか等、直ぐに理解する。 緩慢な動きで紋章を襟元につけようとするも、 指が思うようには動かない。しょうがなく、胸ポケットへと仕舞い込んだ。]
(72) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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どちらもきっと、難しい。 ……だからこそ。確かめたかった。 [視線の合ったテオドールの言葉。眼を合わせたのはどれ程だったか。 視線和らぐ>>63のは見逃して、拘束を、との言葉に、 ディーンの方へ向き直る。]
できるもの、なら。 ――……そう言えば。手合せも、まだです、…よ。
[満身創痍。どこから見ても、強がりでしか。 内に迷いも秘めていれば、その言葉にも視線にも強さは宿らないけれど。
それでもそんな言葉を吐いて、 距離はどの位だっただろうか、ディーンの方へ一歩踏み出す。 ……届く前に、身体は地面へと傾いで行った。]
(73) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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――……成せるのだろう、と。思います。 [霞む視界の中、聞こえた言葉>>60。 問いとはずれた答えを返す。 どちらを、とは。敢えて明言する事無く。
救護班の辿りつく前。きっと、意識は途切れてしまった。]
(74) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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[続きを聞いて、つと眉根を寄せた。>>60]
"ここで"推すべき、か。
それは――
[風が吹く方が、剣の柄まで手を伸ばすより圧倒的に速い。 目を細めて、一度黙る>>61]
(75) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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ベネットは、頬に何かが掠めるのには、気付けたかどうかの狭間。
2011/03/31(Thu) 22時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 22時半頃
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[>>73 当人よりあがった抗議めいた声音に、 口端から、笑みにも似た吐息が零れる] ―――何を抜かす。 君の口は、存外達者だな。
[こちらへと踏み出されると共に、傾いでいく体。 今度は手を差し伸べるために、踏み出そうとした足は、 けれどマイコフより駆けられた声に、一度、留まったのだろう]
(76) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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>>69
―――…ッ、
[罪である、と。 罪であると断定する己自身のこの思考は、師団長としてか、 あるいは――個人的な失望であるのか。ゆるり、首を振る]
道を踏み外す者を止めずして、何の力であるというのか。 そこに如何なる思惑があろうとも――。
[目視の前に姿は消えた。 捕らえろ、というのであれば、 軍刀は抜かぬまま、手はただその鞘に添えられて――。
姿なきままに交わされる、言葉のやりとりに意識を向ける]
(77) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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>>71
そうでしたな、7日も必要ないと。 で、ということは、あの時、やはり、ローレンス、ランドルフ殿下を推す意見が強かった。 貴方は、自分には一度、ヴェス殿下を推すといって、そのあとやはりと止められましたな。
7日も必要ない決断とはやはり、ランドルフ派ですかな?
[首が傾いたのには傾き返す。]
襲撃者が何を持ち込もうとしたのか、 それは、サイラス、ベネット、そして、もしかするとイアンも、かもしれませんが、 自分は、彼らと密に話したわけではない。
ただ、複数、そんな意志を持つ、その事実。それを最もだと見ていた。そう、血が流れること、知っていた。
(78) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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中止などすれば、選帝がままならぬどころか、徒に禍根のみを残した、とおっしゃるが、 あの時、やめれば、
残すのは禍根のみで済んだかもしれませんな。
そう、襲撃者がいるのに、会議を続けたのは、我ら全員だ。 7日の喪に習い、血で濡れるだろう会議を続けるからには、 やりはじめた者はそれを通すでしょう。
[気を失ったベネットはどこまで聞いていただろうか。]
――…和平と口で言うのは、簡単だ。 ならば、その火の元、見事に消してくださる手腕、殿下に見せてもらいましょう。
[そして、ベネットが救護兵に連れて行かれると同時に、気配はふと消え…。]
(79) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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[イアンも拘束されてしまったのだろうか。 薄れる意識の中に、そんな事が浮かぶ。
始めは警戒しながらも、結局は此方の手を取ってくれた鳶色は。]
[そうして。]
(80) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 23時頃
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[力で以て打ち倒した者を思う。 けれどその信念までは打ち倒せなかったのだろう。 勝ったのは己の筈なのに、まるで敗北したかのような。
倒れ伏したヘクターを見た際の、 そんな気持ちはまだずっと。
降り積もったものが芽を出したかのように渦巻いて。**]
(81) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 23時頃
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[倒れるベネットに歩み寄る事はしない。 救護班を呼び、それを見送った。
言葉を操るのは難しく、時に虚しくさえ感じる。 だから軍人でしかないのだと、自嘲よりは納得して。剣を交わすことで覚悟を伝える姿に割り込めなかった]
この儀の最初から―― いや。 陛下がみまかられる前から。 我が第6師団の票は、ヴェスパタイン・レドフォード・ノルディック皇子殿下に捧げる心算。
[爪で眼鏡を押し上げ、琥珀を眇めた]
(82) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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イワノフは、また口開く者の傍に姿を現す。
2011/03/31(Thu) 23時頃
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残るのが禍根のみなら、帝国は新たな一歩すら歩み出せぬよ。 始めたものはやり通さねばならない。
[気配が消えても言葉は続ける。 言えと言われたから述べるのであって、伝える熱意は薄く、真顔に色はない]
ヴェスパタイン皇子を推す心算に変わりあろうはずもない。
だがそれは、ランドルフ皇子殿下が皇帝として立つことを前提としてあった。 私は恐らく、あの場の15人の中で――第一皇子が皇帝位を継ぐべき事を、最も強く確信していた一人だろうな。
[煙の香りを遠ざけるように手で鼻先を払う]
(83) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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何故なのだろうな。 私が人間ではないから?迷い悩みながら歩めることは人の美徳と、時に羨ましく思う。
……私の心には。大戦と和平を天秤に見比べて、大戦がつかみ取られるべき未来など見えはしなかった。
[和平を望む、ではなく。新しい平和の理想を望める程、若くも純粋でもない。 大戦を望む心がないと、微妙な差異が伝わるかにも、やはり熱は籠らず]
(84) 2011/03/31(Thu) 23時半頃
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