222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】
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[落ちる影を見るのではなく。 どうか前を、上を向いて――――――。
ポシェットから1つの石を取り出し。 それを投げれば、風が村を吹きぬける。
全ての人の生。 犠牲となった死。
その全てを捧げるかのよう。 風と共に花弁が村中に舞う。]
(55) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃
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歩む未来―――その先に光がありますように。
(56) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃
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[笑って少年は姿を消した。**]
(57) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃
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[しばらく、そうして、ようやく彼女から身を離す。]
………悪い。 もう、大丈夫……
[そうは言ったものの、まだ怖くてたまらない。
レティーシャはここにいるって、いなくならないって分かってるのに。
自分は、こんなに臆病だっただろうか。]
………っ
[そうして俯けば、自分の足元に転がる、自分の姿。]
……ひっでぇ、顔…
[その涙でグチャグチャなその死に顔を見れば、そう言って、そうして、もう一人のレティーシャに気付く。]
(58) doron 2015/04/27(Mon) 00時頃
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……あれ…?
[二人を見比べて、]
………あぁ、そっか。
[そう言って、もう一人のレティーシャに近づく。]
……レティーシャ。
[名前を呼ぶ。そしたら、少し、安心した。
「二人」なら、レティーシャは大丈夫な気がした。]
(59) doron 2015/04/27(Mon) 00時頃
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[それから、どんな会話をしただろう。]
………
[だんだんと、思い出されていく情景。
フランシスカの言葉。
あれが本当なら……
ちゃんと、受け入れないといけない。
震える手を無理やり握りしめて。]
(60) doron 2015/04/27(Mon) 01時頃
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………あ……のさ。 ちょっと、一緒に来てくんねぇか?
[そこにまだ、「二人」でいただろうか。
そう声をかけて。歩き出す。
母と姉たちがいるであろう場所へ。]
(61) doron 2015/04/27(Mon) 01時頃
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[たどり着いた場所。扉の前。
足元をみれば、真っ赤な……]
…………っ
[思わず、一歩、後ずさる。
扉に手をかけようとして、そのまま、手がすり抜けてしまう。]
………
[直接、扉へと手を伸ばせば、そのまますり抜けるようだ。]
………あとは…一人でいい。
[もし、レティーシャがいるようなら、そう言って。]
(62) doron 2015/04/27(Mon) 01時頃
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………っ
[見るのが怖い。この先を受け入れるのが怖い。
一歩、踏み出すも、次が進まない。手の震えが止まらない。
それでも、無理やり、足を踏み出して。
逃げて前に進むのはやめたから。 逃げずに受け入れると決めたから。
そうして、扉の先へと**]
(63) doron 2015/04/27(Mon) 01時半頃
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ん、いいよ。
[>>44悪いっていうダイミ君には、そう言って首を振るの。 こうしていて、嫌だって思う訳がないもの。]
あったかい……
[幽霊って、温度ってあるのかな?でも今、こうしていたら。ダイミ君の暖かさが伝わる気がするの。勿論、前に似た事を言った事なんて、覚えていないけれどね。]
(64) Kirito 2015/04/27(Mon) 12時頃
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そう…言わないで?最後までずっと……頑張ったって思うから。
[>>58身体を離したけど、手は繋いだまま。 ダイミ君は自分の姿にそんな事を言うから、否定するの。
約束だよ、って言っちゃったからだとは思うけれど。ずっと頑張ってくれたんだもん。
そうしたら、ダイミ君は「もう1人の私」に気がついたみたいで、そっちに向かうんだ。]
(65) Kirito 2015/04/27(Mon) 12時頃
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ええ。
[>>59名前を呼ばれたから、そう答える。私から彼に、何を言えばいいのかは分からない。分からないけれど。]
……ありがとう。
[一つの言葉がするりと出た。 込められた意味の全容は、自分でもよく分からないけれど。 それでも。
少し経って、ダイミ君はどうやら…お母さんとお姉さんの方へ行くらしい。着いて来て欲しいと言われて行かないわけは無いのだから、そのまま着いていくけれど。
扉の前。漏れ出る血を見れば流石に躊躇せざるを得ない。
1人でいいという彼に、それなら待っていようかって思った…のだけど。]
(66) Kirito 2015/04/27(Mon) 12時頃
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ううん、行くよ。
[1人でいいって言うダイミ君には強くそう答えるの。 手が震えてしまっているのもそうだし、自分と戦っているのも理由だとは思うけれど。]
ちゃんと、一緒に。
[そう言って片方の手を繋ぐの。 「もう1人の私」にもダイミ君のもう片方の手を繋がせようかなって。
ダイミ君が私を見たなら、安心してもらえるように笑って。 一緒に一歩、進むんだ。]
(67) Kirito 2015/04/27(Mon) 12時頃
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―屋敷―
[長年つとめた屋敷を見つめる。 少女の頃から今までずっとつとめた屋敷。 主人達、使用人達でにぎわっていた屋敷もしぃんと静まり返って、今は誰もいない。 ときおり馬のいななきがさびしげに響く。
主人達の親戚が受けつぐのだろうか? こんな事が起きた村に住みつくとは思えないけれど。 あらかた財産が運ばれてしまえば人が寄り付かなくなり、いずれ森に飲み込まれ、2つ目の幽霊屋敷ができるのかもしれない。
高くそびえる塔に登る。主人達が死んだ場所。 もう二度と、交わることは叶わない人達。 声を聞く事も、触れられる事もない。]
(68) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃
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[血にまみれた室内を見てもやはり、感情は動かなかった。 遠方を――子を預けた街の方を見つめる。
夫なしに子を産んだ女への風当たりは厳しい。 けれど、それでも、どんなに苦しくても、子のそばにいる事を選んでいれば。
今頃どうなっていただろう。 それは誰にもわからない。
ただ一つ言えるのは、子を捨ててまで選んだ道は茨の道だったという事。茨の道を通り抜け、恐れの橋を渡り――煉獄に焼かれる前に、命を落とした。]
(69) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃
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[湖のそば、主のいなくなった教会を見下ろす。 穏やかな笑みに魔性を隠したあの男。 自分を陥れたあの男。
彼の道も茨だったのだろうか。 自分を吊りあげ、少しでも心が満ちたのだろうか。 推しはかる事は叶わない。
ただ一つ言えるのは、救い主は彼だったという事]
(70) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃
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[塔を離れ、さらに高くから村を一望する。 傷ついた村は未だかなしみをたたえ、けれどあちこちで立ち上がる人々の姿が見える。 自分のいない村は新たな時を刻み始めている。 そしてきっと、あの子も世界のどこかで――。
世界へ手を伸ばし、そして降ろした。]
(71) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃
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さようなら。
[つぶやいて、村に背を向ける。 振り返って、もう一度村を眺める。]
(72) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃
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さようなら。
[今度は振り返らずに、 空の彼方へ消えていった**]
(73) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃
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―― それから ―― [ふわり。 花が萎れるように、男の腕の中で踊り子は息を引き取った。抱き留められて上向く横顔は、眠っているかのように美しい。
ああ、こうして。 己が親しくしていた人間は、皆死んでしまった。
村人たちは口々に勝手な憶測を呟く。 自分たちで己の不安を煽っているような、けれどその実、安心したいだけの都合の良い想像は、とても耳障り。]
(うるさいうるさいうるさいうるさい)
[ぎゅっと目を瞑り、耐える。 次に目を開けたとき、広場にはすでにヤニクとフランシスカの姿はなく。傍にいた村人から、ヤニクは人狼の亡骸を抱えて歩いていったと教えられた。 何人かの男衆は、人狼の仲間かもしれないヤニクを、逃がしてなるものかと後をついてったらしい。]
(74) matsuko 2015/04/27(Mon) 20時頃
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(なんなんだよ)
[あんなに。
「おかえり」「旅の話を聞かせて」「踊ってくれよ」「今日も綺麗だ」「まけちゃあくれないか」「モテる奴は羨ましいよ」
あんなに。仲良く語り合ったのに。 こんなのって]
(ああ、マーゴに逢いたい)
(75) matsuko 2015/04/27(Mon) 20時頃
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[やがて広場に駆けこんできた見張りの男が大声で告げる。]
「霧が晴れた!」
[人狼はいなくなったのだ、と。傍らにいた老女に手を取られた。]
「貴方は村の救世主だ」
[その老女は、ヤニクを呼びに行き、彼に毒の小瓶を渡すのを見ていた女性で。皺くちゃの手につかまれ、笑顔を浮かべる老女を、青年は突き放す。]
(やめてくれ)
(やめてくれ)
(やめてくれ)
[救世主なんかじゃない。 自分は、自分の愛する人間を失うのが怖くて、自分だけその悲しみから抜け出そうとした屑だ。
彼女が生き返ることを望んだかどうかもわからないのに。]
(76) matsuko 2015/04/27(Mon) 20時頃
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[すべて、自分のため。]
(ああ、だから)
[これは罰なのかも知れない。 友人を失ったのも、彼女が姿を消したのも。]
ぅああああぁぁああぁ
[青年は駆け出した。 幽霊屋敷へ。彼女と出会った場所へ。]
(77) matsuko 2015/04/27(Mon) 20時半頃
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[屋敷に彼女はいなかった。 シーツを被せられた遺体と、そっと添えられた野花。 白いそれの花言葉が「追想の愛」だと知ってのことなのだろうか。
何度も何度も屋敷の中を探したけれど、 彼女の姿は見つからなかった。
さあもう日が暮れてしまう、と、己の心に無理やり区切りをつけて屋敷から出てくれば、息を切らした村人が向こうから駆けてくる。
どうしたのだろう、と見つめていたら、此方に気付いた村人は、親切にも教えてくれた。]
「ヤニクが、死んだ」
[と。]
(78) matsuko 2015/04/27(Mon) 20時半頃
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[目を閉じて、友の姿を思い浮かべる。 どんな最後だったのだろう。 悔いは、残らなかったろうか。
思いを馳せる自分に、村人は尚も続ける。]
「この屋敷で死んだはずの娘が生き返ったらしい。 見た奴がいるんだ。歩いてるのを。 化け物だ、そいつこそ人狼の親玉だったんだ。」
[青年は、まざまざと思い知る羽目になる。 己の犯した罪を。安易な逃避を。
全身から血の気が引いていく。 早く、早く彼女を安全な場所へ逃がさなくては。 出来ることなら、もうこの村を発っていてくれたら…
そう頭で願いながら、彼女の身の安全を第一に考えたいと思いながら、それでももう一度逢いたいと願ってしまうのは、どうしようもない自分の弱さ。]
(79) matsuko 2015/04/27(Mon) 21時頃
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[レティーシャを抱きしめて、彼女が溢した声。
そういえば、あのときも。同じような寝言を聞いて、少しほっとしたんだった。]
……………
[繋がれた手。きっと、いつもなら、それに気付いたら、すぐに離してしまうのだろうけど、今はそれを受け入れたまま。
頑張ったという言葉を聞いて、視線は自分をみたまま。
ぎゅっと、その手を握った。]
(80) doron 2015/04/27(Mon) 21時頃
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………え……? あ、あぁ。
[そうして、もう一人のレティーシャへと近づき、名前を呼んだだけなのに、お礼言われて、驚いて。]
…………それ、言わなきゃいけねぇの、こっちだっつーの……馬鹿。
[そういって、ぷいっと、そっぽを向いた。
……いくら、ちょっと弱ってるとはいえ、
傍にいてくれて、ありがとう、なんて言えるわけがない。]
(81) doron 2015/04/27(Mon) 21時頃
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[二人についてきて貰った場所。血が滲んだ扉の前]
…………え……?
[ううん、行くよ。
扉の先へ踏み出そうとして、その言葉に止まる。]
………………っ
[再び繋がれた手。その手を見て、
もう片方も繋がれたのなら、驚いて、顔を上げて。
「二人」を交互に見て、レティーシャが笑ったのなら、]
………………かっこわる……
[俯いて、そういって。 だけど、この手と、笑顔に震えはいつの間にか止まっていて。]
(82) doron 2015/04/27(Mon) 21時頃
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……が……と。
[顔を俯かせたまま、すごく、すごく小さく言った、ありがとう。
そうして、扉をすり抜けた。]
(83) doron 2015/04/27(Mon) 21時頃
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―― 翌朝 ―― [ヤニクとフランシスカの遺体は埋葬された。 人狼の死体を一緒に埋めるなんて!と心ない言葉が飛び交い、危うくその身体は口にするのもおぞましい方法で亡き者にされようとしたのを、 もとは彼らも被害者だと、祖母に頼んで村の皆に伝えてもらい何とか食い止めた。 自分を、人狼を倒した英雄かなにかと勘違いしている数人の村人が、取り持ってくれたおかげだ。 皮肉なことに。
墓地で聞かされたマーゴの噂話は、さらに変化を極めていっていた。>>29ここまでくると、人間の想像力には本当に恐れ入る。
人手が足りず、そのままになっていた遺体も、騒動が落ち着いたために村人総出で埋められた。青年はもう一度、この騒動で死んでいった人々の墓を順番に回って。
自分はここで、この死んでいった者たちの思いを背負って、生きて行かねばならない。
その傍らに、彼女はいないだろうけれど。でも。]
(なんだか一生分愛した気持ちだ)
[この青い空の続く場所で、生きていてくれたら、 それでいい。 一晩哭き続けて、そう思えるほどには落ち着いたと思っていたのに。]
(84) matsuko 2015/04/27(Mon) 21時半頃
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