204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/11/24(Mon) 21時半頃
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―3F個室―
[>>33――重ねられた手の温度、 じわりと沁みるよう。
>>29フィリップが居心地悪そうにしているのが 気になっていた、が。 荷物を片付けてくると謂われれば>>34ドナルドと同じく見送った。
思うところもあるのだろう、と 真の理由には上手く思い至らない。 ドナルドが話したいこと、というのは なんだろう、というのも。]
(46) 2014/11/24(Mon) 21時半頃
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聞こえてなかっただけかもしれねぇぜ。 ま、そのへんは先に確かめといてもいいけど。
(*11) 2014/11/24(Mon) 21時半頃
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[関係ない、と。>>44 言われたことに、瞬間頭に血がのぼりかけて。 口づけ、絡める舌に歯を立てる。
噛みきりこそしないものの、血は滲んだろう。]
関係ないわけねえっての。 衝動の有無をほったらかしにしたまんまじゃ、…あいつらの二の舞だ。
[他者の保護者を喰らった挙句に自ら刃を突き立てたニコラと、ノックスが襲ってきたのだと主張するラルフ。
その結末など、プリシラも知っているだろうに。]
言えよ。
[すでに見下ろす瞳の色は情欲に塗れていたかもしれない。 これが衝動を紛らわす手段だからと言い訳して、どうにか正当化しようとしている滑稽さを己で笑う。]
(47) 2014/11/24(Mon) 21時半頃
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……、
[>>35ドナルドは問いに問いで返す。 少し困ったように、言葉を捜す。]
……話したくないこと? ――……むりに、とは……謂わないけれど
[それは、聞きにくくしたいという 思惑通りであったか。
上着を脱ぐ様には、強く意識しているせいかどきりとしてしまうを、隠すように一度目を伏せて。]
……なんとでも謂っていい…… ――不吉なこと、考えてしまって、……心配なんだ
[額を摺り寄せ、そして頬を背にくっつける。 感じるのは、体温。伏せた緑の眼が、少し、翳る]
(48) 2014/11/24(Mon) 21時半頃
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ーーー……俺は確かめる 勇気ないや
(*12) 2014/11/24(Mon) 21時半頃
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[むりにとは、という前置きは気になると言う事だろうか。 フランシスの応え>>48に僅か考える間があく。]
――…ン。
[不吉な事、は考えずとも何となく知れる。 少しだけ困ったように眉が下がる。]
サラシはノックスの動き封じる為に、使った。 フィリップと対峙してたから、あいつを助ける為に。 ――…ラルフを殺したノックスに復讐する気で ノックスの大事な者を奪おうと、思ってた。 けど、トレイルは、階段から落ちて――… 二コラも、いつの間にか自害してて、 結局、仇討ちらしいこと、全然出来なくて。
[悪いことをしようとした自覚はある。 罪悪感とフランシスを心配させたくないという気持ちが口を重くした。 けれどドナルドに見えたものを言葉としてフランシスへと伝える。]
(49) 2014/11/24(Mon) 22時頃
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ベネットは、ドナルドが、此処に居るのを確かめるように。確かに、思ったより「大丈夫」ではないかもしれない。
2014/11/24(Mon) 22時頃
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ーーーさよなら ホレーショー
[頬が 凍った その凍った頬のまま ぽつ と つぶやいて 温泉の外風呂へ続く扉 力を込めて閉じた]
(50) 2014/11/24(Mon) 22時頃
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ベネットは、フィリップと、ドナルドがしようとしていたことを聞いて眼を瞠り、それから思わしげに眉を寄せる。
2014/11/24(Mon) 22時頃
ドナルドは、ベネットの表情には気付けぬまま、ぬくもりだけが背に伝い。
2014/11/24(Mon) 22時頃
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言ってくれ、プリシラ……ノヴァ。
[他者へ衝動を覚えたわけではないのだと。 何か理由があるのだと。]
そうでないと…困る。 教えてくれ。 俺がお前を食い殺しちまわないように。
[吐き出してしまった本音は、紛うことなくプリシラへ向けられる衝動。
牙を押し殺し、鎖骨に噛み痕を残した。]
(51) 2014/11/24(Mon) 22時頃
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―3F個室―
――……、 ……そう
[>>49 静かに、眉を寄せながらも聞き終えて ひとつ、息を詰めて、とん、と拳で背をたたく。]
……ムチャを、して。
――怪我したり、……あまつさえ反撃されて 取り返しのつかないことになったら、 どうするつもりだったのさ……!!
[そのまま腕を引いて、ドナルドの顔を覗き込む。 睨むような、悲しそうな、苦しげな顔を、して。]
(52) 2014/11/24(Mon) 22時頃
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[背中に当たる拳の軽い感触に振り返ろうとすれば フランシスに腕引かれ、覗き込む緑の双眸に息を飲む。]
――…ごめん。 でも、我慢出来なかった。 ラルフがあんな風にやられて――… どうしても我慢出来なかったんだ。
ちゃんと帰ってくるつもりだった。 悲しませる気、なかった、けど。
[ごめん、ともう一度謝罪の言葉漏らして眉を下げる。]
(53) 2014/11/24(Mon) 22時半頃
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[戸を閉じれば 湯気が篭り 暖かくなっていく お湯で顔を洗い 温泉から出る]
ルーツ
[一階で声を出せば 掲げた腕に ルーツが舞い降りる 嘘にはならないよう 片付けはしなければ 外にでて 吹雪の様子をみた限り もう 少し そんな気配がして]
(54) 2014/11/24(Mon) 22時半頃
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[>>53 隻眼を覗き込む緑は 様々な感情を内包して、危うく雫が毀れそうだ。]
……、がまんができなかったのも、……分かる。 分かるよ、……おれだって、 ――おれだって、許せない、許せるわけない。
でも。…… おれは 、おれには、まだ、 守りたい人、が いるから、そう思って、
[――あいつ、泣くんだろうな、と。 小さく呟いたバーナバスの声が蘇る。守りたいものを守れない苦しさを味わいたくない。味わわせたくない。ぎりぎりの理性で食い止めて。 ドナルドが、――大切で、大切で、嗚呼]
――ばかドナルド。
[いつかのお返しのように、軽く眉間を突いた]
(55) 2014/11/24(Mon) 22時半頃
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[舌に歯を立てられ>>47、反射的に逃げる。 逃げてしまった。 そのまま噛み切られて、食べられたら良かったのに。
口の中に滲んだ血の味が、まずい。]
……あ。
[それでも言えなくて、バーナバスのことを見ることが出来ない。]
(56) 2014/11/24(Mon) 22時半頃
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[けれど、名を呼ばれてしまった>>51。 泣きそうな顔で、涙が零れそうな顔で見つめる。]
ごめん、なさい。 俺……思っちゃった。 食いたいって。食われたいって。
[誰に、とは言わないまま、鎖骨を噛まれた弾みで、堪えていた涙が零れる。]
(57) 2014/11/24(Mon) 22時半頃
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[分かる、と言ってくれた事がうれしい。 フランシスの言葉に申し訳ない気持ちもあったけれど それでも同じ気持ちだったと思えば安堵できた。]
――…うん、ごめん。
[守りたい人は、己を指すのだろうと思う。 それは大事にされているのを十二分に感じるから。 守りたい人がいるから抑えたフランシス。 守りたい人がいるから動いたドナルド。]
でも、また同じ事が繰り返されたらと思うと……
[突く指先に、続きは消えて。]
……う。
[僅か眉根を寄せる。]
(58) 2014/11/24(Mon) 23時頃
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[突かれた個所を気にするように 眉間を中指の腹で軽く撫でる。]
フランシス。 フィリップが戻ったら、さ。 俺やラルフに聴かせてくれた子守唄、歌ってくれる?
ラルフが好きだった歌を、あいつ、聴きたいンだって。
[ぽつ、と思い出したように フランシスへとその話題を振り]
(59) 2014/11/24(Mon) 23時頃
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[食いたい、食われたい。 その衝動を、養い子は知ってしまった。>>57
いったい誰に?
怒りと妬心で頭が煮えたぎりそうになる。]
…そうか。
けど、お前は…俺みたいになるな。 惚れた相手に噛みついて、永遠に失うような真似はすんな。
[ぎりぎりの境界で押し留まったのは獣の理性。 淵から溢れて零れてしまったのは人の欲望。
衣服を肌蹴させ、直に肌に触れる。 眦から流れる涙を、血に汚れた唇で拭った。]
(60) 2014/11/24(Mon) 23時頃
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ドナルドは、バーナバスに話の続きを促した。
2014/11/24(Mon) 23時頃
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恨んでいいから、終わった後、逃げちまっていいから。
そんでも、今だけ――
[衝動を、別のもので発散させる。
口づけて、肌に触れて。 熱を煽って溺れさせる。
衣服の下に滑り込んだ手は、プリシラの高まる熱にすぐに気がついた。]
(61) 2014/11/24(Mon) 23時頃
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フィリップは、ルーツは彼が湯気でぬくくなってるので すりすり
2014/11/24(Mon) 23時頃
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…… ほんとに、……もう
[>>58 謝る声、ドナルドに甘い自分を自覚する。 ――本当に、今更だけれども。 大切であると伝わっていると、佳い。]
…… め。
[と、小さく叱るように。]
そんなに痛く、してないだろ。
[眉寄せる様子に、小さく苦笑した。 香油をつけていないのか、さらりと落ちる赤い髪を指ですくって口付けた。]
(62) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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[呆れられたと思った。 もしかしたら、気付かれてしまったかもしれない。
食い殺してしまわないように、と言われたのを残念だと思ったことを。 食い殺して欲しいと思ったことを。 そういう感情を、衝動をバーナバス抱いていることすら。
バーナバスが言ったその言葉がどういう意味を持つか。 その本音に気付いていない。]
(63) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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[衝動に身を任せたら、一緒にいられない。 永遠に失ってしまう>>60。 それは、嫌で。 ずっと一緒にいたい。]
食って欲しい。 けど、置いてかないで欲しい。
……だから俺も食いたい。
[そんな思いを零す。
バーナバスが直接触れるところが、熱く感じる。 唇が寄せられ、自分が泣いていたことに気付く。]
(64) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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……ん、 子守唄?
[>>59 小首を傾げ、それから頷く]
もちろん、……構わないよ。 ――フィリップくんも、 好きになってくれると いいけど。
[ラルフの好きだった歌、――眼を伏せて、寂しげに微笑む]
(65) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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[バーナバスの言葉>>61を嫌がるように、縋りついた。 恨むはずがない。 逃げるわけがない。
経験なんてない。 熱を煽るその動きに抵抗できるはずがなかった。
直接そこに触れられるのは、恥ずかしいし少し怖い。 けれど、それ以上に嬉しい。
相変わらず、それを素直に伝えることは出来ないけれど。]
(66) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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[幼子を叱るようなフランシスの声>>62に瞬く。 照れくさそうに視線彷徨わせてから 再びフランシスの緑へと重ねて]
――…その叱り方、懐かしいな。
[ぽつ、と、言葉通り懐かしむ響き。 彼の優しさも甘さも痛いほどに伝わっていた。 良識備え、甘え方も教えてくれた保護者がいたからこそ ドナルドの今もあるのだと思う。]
痛くねぇけど、なんか、くすぐったい。
[そんな言葉を綴っていれば髪へと落ちる口付け。 くすぐったさよりも照れくささが勝り 目許が仄かに羞恥の色に染まる。]
(67) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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[フランシスの頷きにふっと笑みが浮かぶ。]
良かった。
[寂しげな笑みと伏せられる其れを認め 一度目を伏せるはラルフを思うから]
――…好きになるよ。 フランシスの歌は優しい。 きれいな歌声、で、俺も、好き、だから。
(68) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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フィリップ。 お前さんも好きになってくれるといいけど、――だってさ。
[何が、とは言わず。 確かめたそれを伝える。]
(*13) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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…………ホントに 聞いたんだ…………
聞きたい ききにいってもいい?
(*14) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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[衝動を向けられる誰かに嫉妬を抱いたまま>>64 肌を暴く。
慣れぬ体がしがみ付くのに>>66、暗い愉悦を覚え。それでも心は晴れぬまま。
探り当てた昂ぶりを煽り、その奥の誰も知らないはずの窄まりへ指を滑らせる。]
な、忘れんなよ。 誰かを大事にするって。
[そして忘れてしまえ、こんな大人のことなんて。 忘れないでくれ、 しているから。]
(69) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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[ぎゅっと 麻の袋に 所々皮で補強した 荷物入れに 諸々を放り込む 割れたマグカップも そのまま入れて
そんな時 ”聞こえた”ことに ふはっと苦笑して 肩で好きに遊んでるルーツをぎゅっとする]
ーーーいいのかな
[ぽつ とこぼしながら天井を見る]
(70) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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…………? そりゃ気になることは訊くだろ。
ん、片付けにいったっきり戻らない誰かさんを こっちはずっと待ってるんだから。 早くもどってこいよ。
[軽く、わらうような音色を交えて返し]
(*15) 2014/11/24(Mon) 23時半頃
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