297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2019/07/04(Thu) 23時頃
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―雷門の家― 沼じい、はは、見舞いに来てくれたのかと思うた。
[>>30近づく気配と、振れる魚籠、確かな魚のにおいに、うん、と頷く。 まろみのある魚籠を撫でた。]
また一緒に釣りしたいもんだがねえ、 長い間出歩くんもしんどうてなあ…。
[目じりに深く刻まれた皺がなお濃くなる。]
そうみたいなんや。 花は置いて行ってくれたのに…
これは紫陽花やろか? 定吉が食べてえろう騒ぎになったことがあったなあ…
[よく見えないせいで、透明な花びらであることにも気づかぬままであるようだ。]
たえ。なあ、……声がしたような気がしたんやけどなあ…。
(49) 2019/07/04(Thu) 23時半頃
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――えっ?
[たえ、との声>>47に。目をぱちりと瞬かせ、きょろきょろと。 周囲にたえの姿はなく、どうやら見間違えられたものと察する]
……むぅ。
[年相応の背丈とは言い難いと、自覚はあれど。 七つの子と間違えられれば、いささか面白くはない。 頬を膨らせかけて。 いやいや、たえを探し回っていたのだから、 女児を見かけて声を上げるのも仕方あるまいと、思いなおす]
(50) 2019/07/04(Thu) 23時半頃
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えっ、と……どないしました?
[口ごもる相手に、首を傾げる。金物屋の、藤屋家の息子。 あまり話す機会もないが、さして大きな村でもない。顔と名くらいは知っている]
……花?
[今しがた捨てた、透明な花のことだろうか。 そう訊ねるということは、たえと関係があるのだろうか? いずれにせよ。知らない、と。答えようとして。 すっと目を細める朧に、睨まれたものと誤解して]
え、あぅ……その、あの。 朝はただ、何か光ったから、拾ってみただけで……、
[しどろもどろに、なんとか答えて]
……おたえちゃん、まだ見つかってへんのですか。
[心配やなぁと、小さく呟いた*]
(51) 2019/07/04(Thu) 23時半頃
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─山道─
まあ、なあ。 心配やし、それに 僕ばっかりのんびりしとってもあかんでしょう。
[困ったような笑いはそのまま。]
うん。 眉間の皺なあ、また深くなっとった気いするわ。
[頑固者、というのだろうか。 芯が強い、というのだろうか。]
……あんま話しかけんほうがええんやろか。
[などと、ぽつっと、はこべの花を胸元から外して、くるくるり。]
(52) 2019/07/04(Thu) 23時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/07/04(Thu) 23時半頃
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─山道─ [>>45顔色を見られて、瞬きひとつ、ふたつ。 日に焼けた血色のいい顔はおひさまのようだ。]
大丈夫やよ。 定吉はええひとやなあ。 わかっとうよ。 流石に世話かけるわけにはいかんからなあ…。
[うん、と頷いて。 いまより小さいころはよく熱を出したり、 息切れして座り込んだりしたものだ。 後者は────今もか。 小さくため息を吐いた。]
……無理せん程度にもうちょいみたら、 一回戻ろうかなあ、…たえちゃん、もう帰ってきてたりせえへんかな?…なーんて…。
[こんなのだから昼行燈などと呼ばれるのかもしれないとは、分かっているのだが。]
(53) 2019/07/05(Fri) 00時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 00時頃
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────とぉりゃんせ、とぉりゃんせ。
此処は何処の細道じゃ?
天神様の細道じゃ。
ちょぉっと通して、くだしゃんせ────
(*8) 2019/07/05(Fri) 00時頃
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ほいたら、おっかぁ、 ちょっと行ってまいります。
[預けられたお使いの包みを抱え、少女は家を後にする。 あさちゃんがおったなら、一緒に行こ、と誘ったんやけど。 どうせすぐそこだ、1人で行けない距離では勿論ないのだけれど、お使いだってあさちゃんと一緒の方が、きっと楽しい。]
あれ、
[道の端で、無残に散らされた花を見た>>34。 キラキラと輝く花弁を散らされて、それはどこか歪ながらに美しい光景で。]
(54) 2019/07/05(Fri) 00時頃
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可哀想やないの。 こんな、可愛らし子に。
[零れ落ちた言葉とは裏腹に、どこか愛しげな表情は、少女の年に似合わないそれで。 とっくり眺めた後に立ち去った少女の後ろ、散り果てたはずの紫陽花が、また、綺麗な花を、新たに咲かせていた。].
(55) 2019/07/05(Fri) 00時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 00時頃
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……いや、どうもせんわ。すまん。
[>>50言葉を探すのを不思議がられたか、様子聞かれればもう一度謝った。 謝るばかりで先に進まず、どうにか出したのが先の言葉。 が、どこか怯えるような様子で拾ってみただけと言われれば、詰めていた息と緊張がふぅと解ける。合わせて、妹の朝顔の方だったと知る。 いつもこうして、子供は怯えさせてしまう。もしやたえは自分を避けて出てこないのでは、などという疑心暗鬼にも陥りそうだ。]
ほうか…… たしかに、奇麗やからな。
[紫陽花の形をしているというだけで追ってきたが、確かに萼が透けていて不思議な見た目をしている。 ひとつ拾ってみると、その様子をまじまじと見る。]
(56) 2019/07/05(Fri) 00時頃
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ああ。まだ見つからん。 おたえは珍しい紫陽花を見つけて、雷門さんに贈ると言うとったらしくてな。 これは、おたえが落としていったと思ったんやが……居らんみたいやな。
[より幼い子を憂う小さな呟き>>51に、同意の意味で頷き返す。]
ここまで降りてきたことやし、村の中も少し探してみるわ。 まだ会うてへんだけで、紫陽花が落ちてる以上、こっちに戻っとるかもしれんからな。
[言って、朝顔に軽く手を振って離れた。 まず向かってみるのは、雷門の家の方*]
(57) 2019/07/05(Fri) 00時頃
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―山道で― [歩き出そうとしたころか、 ざあ、っと、風が吹いた。>>0:#8 背筋をふるりと震わすような奇妙に湿った風だった。]
──雨、降るんかなあ…、 …、あれ?
[強い風に乗ってか、 ころころ、と山道の下のほうに転がる白く、きらりと光るものをみつけて亀吉は降りていく。
(58) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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─山道─
そんなもんかいな。 ま、今の俺も亀吉も全然のんびりしとらんけど。ははっ。
…お、鳥がよぉ食うやつ。 葉っぱが柔いんよな。これ。
[>>52 白い指先が小さな野草を摘むのを目で追う。
はこべを見て、綺麗や可愛いという感想より先に 食べれるやつ、鳥が好む、という認識が出てしまうのは残念な所。]
(59) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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……うーーん。 それはそれで、なんか違う気ぃするよな。 同じ村の仲間同志やし。
朧も真っ直ぐな気質のええやつや思うねんけどなぁ。
[>>52 話の雰囲気から見ると、亀吉が朧に対して 含む物があるようでもなく。 人間関係の不思議な曇り空。
朧にも、何かの機会に聞いてみた方がええんかなと少し思った。]
(60) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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―山道で― ……花?
[息を少し切らして拾い上げたは四片のはなびら。透けて、氷か、山奥で拾った水晶のかけらのようでもある。]
なんやろ、これ…。 紫陽花…にしては…なんか…。
[首を傾げる。白くて、透明で、なんとなく惹かれる。きれいだ。紫陽花にも白子ってあるのだろうかなどと馬鹿なことを考える。 なかまさがしでも、あるまいに。]
これ、何やろ?わかる?
[定吉のほうを振りあおいで問う。 農家で土に触れている彼なら知っているのではないかとそう思ってのことだったが、既に別の場所を探し始めていないとも限らない。]
(61) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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どうしてもどうしてもあかんようやったら、 籠置いて、たえちゃんおぶった亀吉おぶるのも できんことないやろけど、これは奥の手な。
[定吉は二十歳手前の青年だが、 まだ所帯は持っていないので 男手が必要な時、気軽に村中手伝いに行ける立場。
座り込んだ亀吉を送り届けるのも朝飯前だったので その辺りは面倒とか気にする様子もなかった。>>53]
それやったらええなぁ。 心配したでーって正月の笑い話にしたらええし。
ん、それがええわ。 俺は上の方をもう少し…
[見ようか、と言い掛けた所で 亀吉が何かに気づいたように降りていく。>>58]
(62) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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どしたん。 何かあったったんかー?
[何かを追いかけるような動きを 呆気に取られたように見て。 早足で追いかける。]
おぉ、追いついた。 どれやどれー。見てみるで。
[亀吉の持つ何かにぬっと顔を近づけて、 まじまじと眺める。>>61]
(63) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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なんやろ。 形だけみたら、紫陽花みたいやけど。 透明なんは変よな。
あ!口には絶対入れたらあかんで。 もし紫陽花やったら、
……腹が保津川下りする。
ほんまやで。 どんなんやろってわざわざ試すのも無しやで。
[本人的には、とても真面目に警告をしたつもり。]
(64) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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―定吉との話―
定吉は忙しうしとるもんなあ
[つられて笑って、はこべをくるり。>>59]
そっか、おいしいか、摘んでいこか。
[食べれるんかあ、と、呟いた。 葉の先をちぎって齧る。青い香りがした。]
……なかま、
[>>60 口に出すと少しばかりからっぽの気配。]
どうやろうなあ
[薄く笑った。 多分、仲間とは思われていないのだろうな、という重ねてきたやり取りから考えていた。一線ひかれて、こちらとそちらは違う、と薄い膜の向こう側。]
(65) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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[>>15 かつて自分が紫陽花で食当たり大惨事になった時、 芙蓉が好奇心満点であれこれ聞いてきて。 突撃隣の本草綱目状態で詳しめな説明をしてしまった結果、女子なのに多分追従したらしく、数日間…な事になったのはよく覚えている。
体が弱い亀吉がそんな事を実行したら、 それこそえらいことになるので。 声にも普段無い真剣さが加味されていた。*]
(66) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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―定吉との>>62―
力ありすぎちゃう?
[ふふ、と小さく笑った。 鍛えた足腰ならではといったところだろう。 健脚で羨ましいことだった。 村のあちこちで頼りにされているしっかり者。 体調を崩し座り込んで世話になったことも一度や二度ではない。]
なー、…ほんま。 雷門さんも心配してるやろし……
[そんな時だった。風が吹いてきたのは>>58]
(67) 2019/07/05(Fri) 01時頃
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[珍しい紫陽花>>57と聞けば、なるほどと]
紫陽花なんやね、これ。 確かに透明なんて、珍しいけども。
[こんなものが七つの子供が取ってこれる範囲に生えていたら、 話くらいは聞いたことがありそうなものだけれど――と、小首を傾げる。 まあ、野山を駆け回るような遊びにはほとんど参加していないから、朝顔が知らないだけかもしれないが]
村までは戻ったけども、家帰る途中で足挫いたとかは、あるかもしれへんね。 それか、歩き疲れて、どこかでいったん休んどるとか。
[村内を探すという朧に、同意するよう頷いて]
おたえちゃんが通らへんかどうか、朝も気を付けて見ときます。
[小さく手を振り返し、朧を見送って]
(68) 2019/07/05(Fri) 01時頃
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……村の中なら、朝でも探せるやろか?
[ひとりで行く、といえば母に止められるだろうが。 夕顔と一緒なら、許してもらえるだろう。 ――いや、駄目だ。 さっき、野菜を切る手伝いをしていたはずだ]
朝は、役に立たへんからね。
[せめて、役に立つ姉の邪魔は、してはいけない]
家の近く、ちょい探しすくらいなら……。
[母に告げれば、止められるなら――と、そう**]
(69) 2019/07/05(Fri) 01時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 01時頃
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―山道を少し降りて―
[>>63 追いついてくれた定吉の顔がぬっと近づくのには少し驚いた様子で。透明な花びらのかけらの検分を見守って。]
……そうなんよなあ、 なんや、氷かな?って思うてんけど冷たないんよな
……へ?
[はた、と瞬く。]
……保津川下り
[あっけにとられて目を丸くして、 それから、]
……ほんまに?
[真面目に真面目を返してしまった。]
(70) 2019/07/05(Fri) 01時頃
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─透明な紫陽花─
こんだけ薄いんやったら、 氷だと水になっとるやろし。 硝子でこんな細かい細工って見たことないしなぁ。
[>>70 指で軽く押して感触を確かめる。 崩れそうでいてしなやか。 見かけはどうあれ、触感は植物のような気も…しないでもない。]
そやで。 ほんまやから、指に汁とかついとったら後でしっかり洗った方がええ。
[重々しく頷いた。 尚紫陽花の毒成分、本来ならめまいや吐き気方面が連想されやすく、そちらも体験はしていたのだが。 記憶の中の主訴は最も印象深いもので刻み付けられていた。]
(71) 2019/07/05(Fri) 01時半頃
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や、酷かったとはきいとったけど、 ……そんなにか……。
そうか、…うん、 はこべみたいに気軽に齧らんようにするわ……
[いつになく真剣な様子に、素直にうなずくのであった。]
(72) 2019/07/05(Fri) 01時半頃
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はこべは吸い物に入れたり茹がいて 和え物にしたらええ味出るで。 村の中でも草場探したらよぉ生えとるし。
それにしてもこの紫陽花みたいなん、 なんでこんな所に落ちてるんやろ。
風が吹いたにしても、元の株無いといかんよな。
[周囲をきょろきょろ見回す。 それらしい群生は見当たらない。 代わりに、空のどんよりとした色合いを主張するように湿った風が吹いている。]
なんかこう悩ましい天気やなあ。 降られるの覚悟で合羽でも持ってきた方がええんやろか。 どうする?一旦降りるか?
[本来は、雨が降れば捜索も中止なのだろうけれど。 悩む顔で空と山を交互に見た。*]
(73) 2019/07/05(Fri) 02時頃
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…せやなあ。 不思議や、…こんな細工あったら 誰も彼も夢中やろなあ…
[じい、と定吉が花びらを押すさまを見つめる。 透明な花びらの端が、ほんのりと光るようにも見えたのは目の錯覚か。]
……なんや、 この花も色を置いてきてしもたんかな…。
[ぽつん、と呟く。]
…む。
[自分の白い指先をじっと見る。]
……気ぃつける。
[体力があまりない状態で保津川下りは、命とりに違いない。]
(74) 2019/07/05(Fri) 02時頃
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んーっと、そやね。 綺麗なんやけど…変やな。 見てるとなんか落ち着かん気ぃするわ。
花に見られてるような感じの、なんかぞわーって。 綺麗すぎるからやろか。
[>>74 植物に関してそんな感想を持つことはあまりないのだが。 じっと見ていると背にさぶいぼが立つような謎の違和感。]
せめて白とか青とか色ついてたら綺麗なんやろけど。 透明なんはなぁ。
[呟きを拾い、うんうんと首を縦に振り同意した。
あえて色の中に白を含めた表現にしたのは、 先ほどのやり取り>>65の微妙な雰囲気を 思い出したからだった。**]
(75) 2019/07/05(Fri) 02時半頃
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そうかあ、 はこべ、そないして食べたことなかった。
[こんなだから「坊ちゃん」と呼ばれるのかもしれない。 日向がもしかしたら食事に淹れてくれたこともあるかもしれないが──ちゃんと聞いたことはない]
…なんやろな? これ、ちゃんと咲いてるとこ見てみたいな。 きっと奇麗やで。
[透ける色合いに、 なんとはなしに白子の己を重ねて笑む。 はこべは一蹴されたが、朧とてこの花なら興味を持つのではなかろうか、とも思う。]
せやなあ、…… 一旦降りる、が、ええかも。 たえちゃん、帰ってきてるかの確認も兼ねてや。
(76) 2019/07/05(Fri) 02時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 02時半頃
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−箕島家−
無理したらあかん言うたのに…
[抑揚のない声で少女は呟いた。 亀吉こと吉治の自宅に戻ってはみたが、彼が先に戻ってきた様子はなかった。鍋の蓋を開けてみれば、透き通った水の下に白い米が静かに沈んでいた。
やがて少女はまた、日の落ちた外へと向かう。]
(77) 2019/07/05(Fri) 08時頃
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