310 【R18】拗らせ病にチョコレヱト【片恋RP】
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─ 1階:旧バーカウンター ─
[賀東荘一階、ロビーから伸びる通路の奥。 小洒落た曇りガラスの扉の先から漂うのは珈琲の香り。 嘗ては、バーとして多くの客をもてなしていた其処に すらりと背の高いその女は立っていた。 天井から下がるモダンな照明は消えたまま、 小さな窓から曇り空>>2の薄明かりが僅かに部屋を照らしている。 日本酒の瓶が所狭しと並んでいたであろうその棚は、 貰い物の蜜柑だの箱に入ったままのビールグラスだの、 シェアハウスとしての生活感で塗り潰されていた。
カウンターの端に設置されたサイフォン式コーヒーメーカーを前に、 女は背を伸ばしたまま、マグを片手に静かに佇む。 黒で纏めたきっちり目のオフィスファッション。 目尻までくっきりとブレなく描かれたアイライン。 端的に言えば、それらは『美人』の構造を持っていた]
(44) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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[こぷ、こぷん とぷり。 抽出を終え、フラスコには並々と黒が溜まっている。 女はマグにそれを注ごうと――――]
ぅあ っちち。
[注ぎ口から勢い余った液体は 想定よりも大きな弧を描き…マグを通過し手首に直撃。 淹れたての熱さが触れ、反射的に跳ねた手からは あれよあれよと空っぽのマグが滑り落ち。
かしゃん、と。 今年に入って7個目の100均マグが 床にぶつかり砕け散った。]
(45) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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[その音は共有スペースまで届いたのだろう。 ぱたぱたと足音が響き、扉が小さく開けば シェアハウスの管理人>>1が顔を出す。 しかし彼女の目には、床に香る悲しき黒い水溜りどころか 散らばる白い破片すらも映らず。 一本足の椅子に座り、新しいマグで悠々と珈琲を嗜む女とだけ、目があった。]
御免なさい、エッちゃんさん。 またうるさくしちゃいました。 大丈夫です、もう綺麗にしましたので。
[女は涼しい顔で、淡々と会釈する。 音が響き、エツコが到着するまで数十秒。 たったの、数十秒。 その間に女は手早く床を拭き清め、欠片を集め、袋に詰め。 小さな砂粒のような欠片すらテープで回収し、 ……何ならシミひとつない新しいタイツに履き替えてすら、いた。]
(46) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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[敷波 玲。 容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群。 都内のインターネット関連企業に務める、 完全無欠のエリートOL―――
―――否、『カバー力がべらぼうに高いドジ女』である。]
(47) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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ぼんやり、しちゃって。 そろそろ、バレンタインですから。 会社の人にもね。色々便宜を図らないと。
[管理人にも珈琲を差し出しながら、女は言葉を紡ぐ。 今度、厨房のゴムベラとかお借りします。 大丈夫です、今年は板チョコとカレールゥは間違いません。 想定外の甘めのカレーを皆様に振舞うこともありません、なんて弁明しながら。 女の視線はどうにもそわそわと落ち着かず、エツコには向かわない。]
買って済ませるのは楽かもですけど、 この街、そういう店も少ないし。 都会のバレンタインフェアも、並ぶのしんどくて。 作っちゃった方が、やっぱ、早くて。
[湯気の向こうで曖昧に微笑み、女はため息をついた。 そこで実際作れちゃうのが敷波さんの凄い所よね、とエツコは眉を下げる。]
(48) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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凄いかな。お菓子作り、やればできますよ。 レシピ読めば、あたしみたいなのでも出来ます。 …それじゃそろそろ、行ってきますね。
[何代目かのマグをさっと洗い、管理人に一礼してから嘗てバーだった其処を出て。 年季の入った床を小さく鳴らしながら足早に、玄関を通り抜け外へと向かう。
……そして、石畳に踏み出して7歩目にUターンした。 何のことはない、 ハイヒールを履かずにタイツで冷えた石を踏んだのである。 しっかりと7センチのヒールを履き、 かつ、かつ、かつりと1、2、3歩。 そして、再びのUターン。
何のことはない、 鞄を持っていなかったのである。]
(49) 2021/02/13(Sat) 02時半頃
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………はぁ。
[涼しい顔も流石にうんざりと目を細めた。 バレンタイン。バレンタイン。バレンタイン…… その5文字がどうにも脳を苛む。]
好きでもない奴にチョコレート。 好きなひとにはあんなこと。 …何してんだろね、あたし。
あ。
[女が右往左往しているうちに、 玄関口は2人の人影で埋まっていた>>32 >>41。 朧の間のアクツさん。 天の間のヨスガくん。 (ヒールを履き直してる間にすれ違ったのは虹の間のアイリさんだ) 生活リズムが違うのだろう、アクツさんとは顔を合わせる機会が少ない。 ヨスガくんとは…会う時間帯がランダムだが、彼が大学生ならそんなこともあるだろう]
(50) 2021/02/13(Sat) 03時頃
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(あたしのアホを見慣れている エッちゃんさんはまだしも、 アクツさんはどうだったっけ…?)
[なんか見られたくないな。 全身ピッチリオフィスコーデで固めてて、 髪も化粧もキマッてるOLが、 財布もポーチも持たずに部屋に戻っていく様。
だがそこで中途半端に恥じらい隠れ様子を伺うのは更にアホである。 んなことしたら電車の時刻に間に合わんのです。 ミスのカバーは常識の直線上で考えるな。 敷波 玲は27年の人生で学んだ。学んだのだ。 という訳で。]
(51) 2021/02/13(Sat) 03時頃
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―――登るか、木に。
(52) 2021/02/13(Sat) 03時頃
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[……冬の朝、海辺の街は潮風が冷たい。 多くの人々は、背を丸めて俯きながら歩くだろう。
だから、そんなに居ない筈だ。 賀東荘の庭に生える大きな松の木。 その枝を、体操選手かくやという機敏な動きですいすいと登り 二階の部屋―207号室『凪の間』へとするりと入り込む。 そんなビジネス・ウーマンの姿を目撃した人間は。
敷波 玲。 容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群。 都内のインターネット関連企業に務める、 完全無欠のエリートOL―――
―――否、妙なところが強くて、変なところが弱い女、である。]**
(53) 2021/02/13(Sat) 03時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2021/02/13(Sat) 03時半頃
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[ 玄関口から外に出て。 季節相応の寒さに、ぶるりと身を震わせた。 雪でも降らないかな? 小さな願望を胸に灯すと、天を仰いだ。
別に雪が好きなわけではない。 世界が雪に翻弄されている中、 暖かい部屋でぬくぬく編集作業をすると捗る。 なんてポジティブなのかネガティブなのか、 どうにもわからない理由からだ。 ]
(54) 2021/02/13(Sat) 09時頃
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[ ところで、昨今の若者としては珍しくないだろうが。 春日井縁はスマホを肌身離さず所持している。 ]
(55) 2021/02/13(Sat) 09時頃
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[ カシャリ。
反射的にカメラアプリを起動すると、 小さな小さなシャッター音を響かせた。 空を見つめる瞳とレンズが捕らえたのは、 すらりと伸びた肢体を駆使して、 軽やかに木登りする美女。>>53
あれは確か。 207号室の──────。 ]
(56) 2021/02/13(Sat) 09時半頃
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……いけない、いけない。 これは悪癖だね。
[ インフルエンサーの端くれとして。 バズりそうな光景を見ると、 ついスマホの中に収めてしまう。
どう考えても一般人の顔が写った写真を SNSに載せるのはアウトだし。 チラリと映る賀東荘の外壁からとて、 今のご時世、いとも容易く身バレに繋がる。
自らの行動に苦笑すると、 撮ったばかりの写真は保存せず、 そのまま電子の世界へ流した。 ]
(57) 2021/02/13(Sat) 09時半頃
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[ さて、と気を取り直して 最寄りのコンビニに向かうと。
暖房に包まれた店内と聴き慣れたメロディが 縁を迎え入れた。]**
(58) 2021/02/13(Sat) 09時半頃
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ふうん。
[青年>>38の主張に、気のない相槌を打つ。]
子どもの時に褒められることも大人になったらダメ。 なんて、俺は思わないけど。
[いいじゃん、えらくて――と。続くはずだった口元は、欠伸によって塞がれた。マフラーに隠れ、豪快に口を開く。滲んだ涙も拭わぬまま、笑う彼を見つめた。]
君がえらくても、俺はえらくなかったね。 ざんねん。
[本気で思ってもいないことを口にして、彼>>39の手元にあるスマホに視線を落とす。同じ道を辿るつもりだとは知らぬまま、そーね。なんて、また言葉だけの同意を示した。]
(59) 2021/02/13(Sat) 12時頃
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……あァ、もうそんな時期か。
[画面に映った何かで気づいたのだろう。青年>>41が口にした響きには、立ち止まるようにゆっくりと返事をした。 別れの挨拶がわりに告げられた問いには答えずに、視線だけで早起きをしたという青年を見送る。 たまたまということは、出勤や通学の類ではないだろう。コンビニと口にしていたから、買い出しに行くのかもしれない。思い出したように腹が鳴る。]
俺、甘いのニガテ。
[誰にともなく呟きを落とした辺りで、視線の先に人影>>50が見えたのだったか。アレは同じ階に住む美人だ。細い足に攻撃力の高そうなヒール、スーツも卒なく着こなす姿はデキるオンナを具現化したようだと思う。 彼女の停滞に疑問を抱くより先に、その姿は視界の外へ消えていた。彼女こそ出勤の時間なのだろう。]
(60) 2021/02/13(Sat) 12時頃
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おえらいことで。
[実際の目的地>>52に気づかなければ、それは日常の光景でしかない。朝家を出れば出勤する彼女に会い、夜家を出れば帰宅する彼女とすれ違う。 ザビついたブリキや白が白でなくなったペナントと彼女はあまり馴染んでいるようには見えなくて、いつも横目にそのアンバランスさを眺めていた。 今日は背景が外である分、違和感はない。くぁ、とまた欠伸をして、玄関から90°逸れた。
このまま買い出しに出るつもりだったが、自分が思っていたよりも腹が減っていたらしい。眠気も重なって脱力してきた。のろのろと向かうのは、立派な一枚板で作られたバーカウンター>>44だ。]
(61) 2021/02/13(Sat) 12時頃
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― 1階・旧バーカウンター ―
[木の廊下からまた3段降りると、小さな部屋に出る。元は大人の客層がゆっくり夜を過ごすために作られたのだろう。棚とカウンターとスツール。 それから小さなテーブルと椅子と……ビールグラスに取り分け用の小皿、バラエティパックのお菓子に段ボールに入った蜜柑。カウンター上にあるコーヒーメーカーの近くには管理人の如月が持ってきたのだろう、ミントの小さな植木鉢が置いてあった。 以下にも共用スペースといった混沌に特に何か思うでもなく、段ボールに詰まった橙を見下ろす。]
……ひとつくらいいいだろ。
[誰の物かは知らないが、お好きにどうぞとでもいうように開かれた段ボールに手を伸ばしていた。 そのままスツールに腰掛け、カウンターに肘をつく。]
(62) 2021/02/13(Sat) 12時半頃
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[無心で蜜柑を揉みながら、何気なく窓の方を見つめる。外は相変わらず薄曇りで、冬らしい重い空をしていた。 庭の花々は管理人の如月や1階に住む女性>>#2が手入れしているのをよく窓から見下ろしていた。色の少ない季節でも、ここの庭は鮮やかさを失うことは少ない。 そんな中、旅館時代からあったという松の木は今もただ静かに黒色を湛え、佇んでいる。それを眺めるのは、数少ない息抜きだった。
――そこから、人の足>>53が伸びている。]
……は?
[ぎょっとして思わず蜜柑を取り落とした。足元に落ちた橙は丁寧に磨かれた木の床を少しだけ転がり、動きを止める。 拾った後にまた窓の外を見るも、先程見た光景はどこにもなかった。眼鏡をずらし、指二本で目頭を揉みほぐす。あの足には、見覚えがあった。たとえ鋭いヒールが見えなくとも、直前に見たものくらいは覚えている。]
(63) 2021/02/13(Sat) 12時半頃
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[それから数秒、判断に迷った後、深く息を吐きながらスツールに座り直した。拾い上げた蜜柑に視線を落とす。中心に親指を押しつけると、力を込めて皮を貫いた。]
……。
[身に指を這わせ、黙々と食事の準備を整えている]**
(64) 2021/02/13(Sat) 12時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/13(Sat) 12時半頃
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『ぼくにほんとうの"だいすき"を おしえてよ!』
(65) 2021/02/13(Sat) 13時半頃
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[ページの中できらきらと、 紡がれるストーリーはまるで宝箱で 開けるたびに目もきらきらと輝いて きっとここではみんな幸せなんだろう。 なんて素敵なせかいなんだろう! そう信じていた───]
(66) 2021/02/13(Sat) 13時半頃
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「いやいや、子どもにそんな重たいストーリー読み聞かせないでくださいよ」
鼻で嘲笑され、手に持った紙はばさりと机の上に戻された。 それを私は拳をぎゅっと握りしめ、膝の上に置いて耐えていた。]
そぉですかねぇ……
[俯いていた顔を上げて、媚を売るようにへら、と笑う。 ひくついた頬は上手く笑ってくれず、随分と不恰好な笑いになっていると思う。 このやり取りも何度目だろうか。 紙の落ちる音を聞くたびに、私はいつもこうやってへらへら笑う。]
(67) 2021/02/13(Sat) 13時半頃
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[私はしがない絵本作家。 ペンネームは「ニト」。
大学を卒業してそのままOLになり、パソコンと向き合う日々にうんざりした時にふと応募してみた絵本の新人賞が運良くヒット。 会社を辞めて絵本一本で生きていこうと思ったが、二本目以降はなかなか成らず今に至る。
幼い頃に憧れていた、きらきらとした絵本の世界とは程遠い生活だ。]
(68) 2021/02/13(Sat) 13時半頃
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[紙束をファイルの中に仕舞う。 「ニト先生もそろそろデジタル移行考えてくださいよ。いちいち出向するのも面倒でしょ?」 なんて嫌味を言われながら。]
だぁって鉛筆が好きなんだもん……
[六畳の部屋に紙くずを散らかして、「ニト先生」はこめかみに鉛筆を当てる。 ちゃぶ台にはきらきらと輝くはずの紙が雑多に広げられ、冷め切った茶の入った湯呑みが文鎮のように置かれている。]
(69) 2021/02/13(Sat) 14時頃
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[広くも狭くもないこの部屋、賀東荘の二階奥。205号室に私は住んでいる。
紙くずと飲み終わった酒の缶で溢れた部屋は最後いつ掃除しただろうか。 それは掃除が苦手な自分がやったか、はたまた誰かに手伝ってもらったか。 どちらにせよ、今はまた散らかってしまっているのだから掃除をしなければならない。 しなければ、と思うと、人間不思議なことにやる気がどんどん無くなってくるもので、そう言い訳しながら延び延びになっている。]
(70) 2021/02/13(Sat) 14時頃
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[よいしょと立ち上がり、伸びをする。 朝日が差し込んでいるのを見て、徹夜してしまったかとがっかりする。 徹夜をすると、夜寝る時間と昼間起きている時間の両方を無駄にしたような気分になる。]
あー……寝るかぁ ……あはは、元気だなぁ
[ちらりと窓の外を見て、犬と女子が戯れている姿>>34に微笑ましげに笑った。 窓を開けて桟に肘を置き、身を軽く乗り出して風を浴びる。]
(71) 2021/02/13(Sat) 14時頃
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[このシェアハウスに決めてよかったなぁ。
ここに住み始めてもう三年経つだろうか。入居したばかりの頃はシェアハウスというものに不安を感じていたが、慣れてくると案外良いもので。]
……えぇ? あ、お、おはようございます……?
[木を登る住人>>53を見かけても、挨拶をできるくらいにはもう馴染んだ。のだろう。]*
(72) 2021/02/13(Sat) 14時頃
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