185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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[買い足す必要は、と問う楠本君。 手に持った量を確認して、首を振る。]
大丈夫さ、それだけあれば
足りなければ、自分の食器を使えばいい うちにも予備は沢山ある 問題はないだろうと思うよ
[歩きながら、そんな事を言って。]
楠本君
真面目に考え始めたら、キリがないさ 大事な所だけ、本当に必要な所だけ、抑えていればいい
とりかえしの利かない事以外は、どうとでもなるんだ
(482) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
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…へえ。なるほどね。 ああ、そうしてくれると助かるよ。
[彼女のことを知っているからこその行動だと分かったから、ひとまず安心。]
[台所まで歩いていく佐藤クン>>481に手を振って見送った。]
(483) 2014/07/14(Mon) 16時頃
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強欲。 みっちゃんにはあまり似合わない言葉だな。
[男の友情についてのフォローには眉を上げて]
そういうもんなのか。面白い。
(484) 2014/07/14(Mon) 16時頃
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楓、おかえり、ありがとう。
[早速紙コップを一つ取り、Rickyとサインする。不恰好な星マークを横に散らした。]
キッチンでニカに会った? 切る人手足りそう?
(485) 2014/07/14(Mon) 16時頃
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……
[>>482成る程、自分の食器を使うこと自体を考えてはいなかった。そして、それに続く言葉は。僕と先輩の差を端的に表した言葉と言えただろう。それを彼の行動から見出すのではなく、わざわざ言葉にしてまで気がつくことが出来ないだなんて。何て僕は馬鹿なんだ。]
…大切な物を、見つけられるようにしたいです。
[そんな事を、呟いた。]
(486) 2014/07/14(Mon) 16時頃
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[足りないなら行こうかと思ったが、佐藤が監督するようなので、見送った。 そして山梨をじっと見る。 首筋を流れる汗にハンカチを当てようと手を伸ばし]
……誉められ足りないなあ?
[ちょっと甘えた声を出してみた。]
(487) 2014/07/14(Mon) 16時頃
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大切なものなんて、見出すものじゃないさ 見つける前に、そこにある そういうものだよ、後輩
世界の果てを旅して、見つけ出した宝物 それはさぞ、輝いて見える事だろうけれど それは本当に、大切なものなのかな?
二度と手に入らない、大切なもの ダイヤモンドより高価なもの 巨匠の絵画より価値あるもの
それは今も、ちゃんと君の目の前にあるのさ 力を抜いて、よく見てごらん
失ってはならない大事なものが 誰にも渡せないかけがえのないものが 目の前には沢山、溢れているよ
[ひらりと手を振って。 先輩風、ふかしすぎたな。]
(488) 2014/07/14(Mon) 16時半頃
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―台所―
[粗方荷物を降ろし終えれば、 楠本さんはお皿などを手に戻ったようで]
後は食材をっと、あれ?
[台所には自分一人]
あ、あれー?私が切る?まぁ切るくらいなら… 早くやらないと遅くなっちゃうし
[野菜から切ることにしよう 一人の台所、トン、トンと非常にテンポの悪いリズムが響く]
(489) 2014/07/14(Mon) 16時半頃
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[そして、台所が見える位置まで来て。 壁に背を預けながら、包丁を弄る様子を見ている。]
…―――
[あぶなっかしい、とは思いながらも。]
(490) 2014/07/14(Mon) 16時半頃
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ン、ありがとう。
[リッキィサンがこっちを見つめつつ、近づいて来た。>>487 拭いてくれたことにお礼を言うが、何やら神妙な様子に見える。]
……え?
[どうやら褒め足りないらしい。 どうしたものか、一瞬思案するが]
…ありがとう、リッキィサン。 時間かかると思ってたけど、 キミのおかげで思わぬ幸運に恵まれたよ。
[彼女の頭を撫でようと手を伸ばした。]
(491) 2014/07/14(Mon) 17時頃
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九十九さんにはお会いしました。
荷物を置いた所で、今運んできたのですが。 切るのは…今僕が行くのは野暮かと。
[>>485幸村さんにはそう言う。佐藤さんがもう台所へ向かっているのだから。僕がその場で呼ばれないならば、僕の出る幕など無いのだということだろう。 勿論、そちらのほうに意識は向けるつもりだし。
周りの時間と比べてあまりに遅くなりそうならば、微力ながら乱入するつもりではあるけれど。]
(492) 2014/07/14(Mon) 17時頃
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―― 回想・自室 ――
……
[猫村さんを見送り、扉を閉めた。 振り返れば其処には未だ先輩が居る。 >>420 パソコンのほうに視線が行ってるのを見て しまった、とじ忘れてた、と後悔する。 けれど、先輩は何か指摘するでもなく 問い掛けてくることもなさそうだった。]
……
[声を掛けられずに数秒間。 サイトの名前、掲示板、その様子。 それが先輩にどんな印象を与えたのだろうと 短い時間に孤独な緊張感を生んだ。]
(493) 2014/07/14(Mon) 17時頃
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向いている方向だけは、合っていたということでしょうか。 僕の大事であろうものは、この場所にしかないだろう事だけは分かっているつもりでしたから。
[>>488だって今、この場所以外に。此処にいる、人達以外に。 僕が生きていることを、生活していることを保証してくれる人はいないのだから。]
この場所にいるみなさんは、皆僕にとって「大事」であり、「必要」です。 唯きっと、僕がこういった事とは別に、もっと大切な筈のものが。
見えないだけで…そこにはあるという事なのでしょうね。
[少しずつ離れゆく背に、そう言ってみた。 それが合っているかどうかは…きっとこれから分かること。]
(494) 2014/07/14(Mon) 17時頃
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先輩
[沈黙を破る言葉。 ただ一言、彼を停止させる言葉。 自分自身、言葉が随分冷たく聞こえて 驚いてしまうのは、錯覚なんだろうか。]
何か考え事ですか
[>>433>>435 何だか黙り込み難しい顔をしている そんな風にみえて、パソコンには触れず 淡々とした口調で問いかけた。]
(495) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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ー回想・湯来島さんの部屋ー
[此方を向いた彼女が>>493、固まるのを見た。 それまで自分の視線が向かっていたのは、パソコンの画面で。
……僕が知ってしまったことを、知ってしまったのか。そう思う。]
……僕は。
[絞り出す言葉には、平静をもう少し装えると思ったのに。]
僕は、貴女を理解するのが。 遅かった……みたいだね。
[>>495掛けられる声。此処で言われなければ、何も言う事は無かっただろう言葉。 それは彼女にどのように思わせるかは、わからない。]
(496) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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[なるべく急いで進めてはいる、自分の中では ただ住人全員の前に晒されるとなれば緊張は高まるもので]
まだ半分以上、かー
[切るだけでここまで掛かるとは 参加人数を思えば当たり前のことなのだけれど
少し早めよう、そう思った時に]
――っ、あいたた
[やってしまった 急いで絆創膏を取りに行こうと振り返り]
あれ、みっちゃんさん?
[ようやくその姿に気がつく>>490]
(497) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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…―――
[随分と、おぼつかない手つき。 それでも手を出さずに、ただ見ていた。 失敗して覚える事だって、沢山あるのだから。
そして聞こえる、あいた、という声。
消毒液、あったろうか。 そんな事を思いながら、壁から背を離すと。 彼女に見つかってしまったようで。]
見せてみなさい
[いつもの軽口はなく、手を差し出して。]
(498) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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[差し出したハンカチが見る間に湿る。>>491 欲しかったのは言葉ではなくて。 困らせてでも、おねだりしてでも]
――よし、元気百倍チョコ菓子マン!
[頭に触れた手に、口角を上げた。 170センチ20代半ば女子も、たまにこうして貰いたくなる事があるのです。]
(499) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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たはは…すみません
[どこかいつもと違う様子に見えて、 素直に手を差し出して見せる]
慣れないことするもんじゃないですね [深くはないけれど、人差し指から血が流れて]
(500) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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理解?
[言葉の真意が測りきれず ただ首を傾いでぽつりと零す。]
私だって先輩の事は解らない事だらけです。 早いとか遅いとか
……何を気にしているんですか?
[言葉に怒気は一切無い。 単純に、相手の気持ち、真意を測ろうと 微笑して問いかけた。]
(501) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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じゃ、ニカを手伝って――……野暮?
[楠本の言葉>>492に、向きかけた足が止まる。]
え?あのふたり、「そう」なの? 昨日のご飯の時には全然気づかなかった。
[野菜スティックをリス食いしていたからである。]
じゃ、わたしが行っても邪魔だな。
[さて困った。 無理矢理なでなでさせた手前、少々恥ずかしい。]
(502) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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…―――
[差し出された手を、とって。 傷口を確認してから、手を離して。 救急箱を、台所の棚から取り出して。]
しみますよ
[消毒液で、まずは消毒してから。 絆創膏を貼ろうと。]
やらねば慣れませんよ チャレンジすること、練習することは大事な事です 指を切って初めて、包丁の使い方を覚えるもの だから、止めもしませんでした
だから、あとは見ていなさい 見て覚えるのも、練習ですよ
[そう言ってから、彼女の使っていた包丁を洗おう。]
(503) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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ぷっ…ハハハ!誰だそりゃ。
[リッキィサンの笑顔とともに炸裂した言葉に思わず吹き出してしまう。何回か金髪のおかっぱ頭を撫でて、手を離した。>>499 しかも手伝いに向かうに向かえない状況のようだ。>>502]
ははーん。いやどうだろうな… ただあの量は一人でさばいてたら飯時も過ぎるだろうし。 こっちにもテーブルはある。
分担作業と言いつつ野菜とかだけ、こっちに少し持ってきてはどうだろうか。
[そうリッキィサンと楠本クンに提案してみた。*]
(504) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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[消毒液に少し顔を歪ませて] んー、そうなんですけどね [絆創膏を貼られれば大丈夫そうに]
歓迎会で皆さんお待ちでしょうし こういう時は手際のいい人、呼べばよかったです
[口ではそういうものの、呼ぶことはないのだろう]
じっくり練習させていただきます
[頭を下げつつ 彼が作業を始めれば、大人しく眺めていよう]
(505) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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違う。
[>>501昨日とは打って変わって、言葉が上手く…出てこない。 世の中に、荒らしをするような輩がいることは知っている。 荒らしをされる場所が、サイトが、ブログがあることを知っている。
目の前に、その荒らされていた人がいて。 立ち向かっていた人がいて。それを認知していなかった、自分がいて。]
分からない。自分の真意は。 ……それは貴女にとっては憐れみに思われる類のものなのかもしれない。
そうかも、しれないのだけど。
[自分のエゴなのだろう。自分が良ければそれでいいと思っているのだろう。罪悪感を、減らしたいだけなのだろう。心の声が聞こえるも。]
…好きだという心の裏にある傷を、僕は見ることができなかった。 何も、気がつかなかったんだね…
[感じるのは無力感。こうやって自分が吐き出す事にも、自らの卑小さは感じるのに。]
(506) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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いえ、何も確証などありませんよ。 どちらかと言えば佐藤さんが僕を呼ばなかったからという理由の方が強いですし。
[>>502そう言って頬を掻く。 そうしていれば山梨さんの提案が聞こえて>>504]
あ、じゃあ僕がいって来ましょうか?
[と2人へ確認を。]
(507) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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先輩、止めて下さい。
[ぴしゃりと言い放つ言葉はやや刺のあるもの。 今すぐにでもその思考は止めさせるべきだと そう思ったからこその言葉。]
私は自分のせいで先輩が 先輩自身を責めるような所は見たくないです それに、
[ん、とひと呼吸置いた。 これはとても難しくて誤解を生みそうだから。 一つ一つ、言葉を選ぶように]
私は人に見せていなかったんですよ 隠して居たんです、気づかなくて当然ですよ 顔の見えない場所じゃなくて 顔が見える所で罵られたら耐えられないですから
[へら、と誤魔化すように笑って]
(508) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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この話はもう辞めましょう?
[続ければ続けるほど 得るものはあるだろうけれど、 何か不味い所に触れてしまいそうで怖かった。]
歓迎会の前にお風呂に行きたいから。 先輩、また後で。
[やや冷たく突き放したように聞こえるかもしれないが。 今はそれくらい、距離をとる。 そんな不器用な方法しか浮かばなかった。]
(509) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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人を待たせる事なんて、気にしなくていいに
[彼女にそう言いつつ、洗った包丁で。 彼女の下ごしらえの、続きを始める。 彼女にわかりやすいように、丁寧に。 包丁の握り方、使う刃の部分。 支える手の位置、姿勢や視線。 口では何も、言いやしないけれど。]
私がやった何かより 貴女がやった何かの方が、皆嬉しいはずですよ
できるものが、当たり前にこなしたものよりも 思いのこもった不細工な野菜の方が、美味しいのです なぜでしょうね
(510) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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お、楠本クン。 それならよろしく頼むよ。
[炭に火を入れるのも時間はかかる。今から行えば丁度間に合うだろう。そう思って乗ってきた楠本クン>>507にボクは頷いた。]
(511) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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