197 獣ノ國
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―回想>>331後/午前→昼頃・→?(図書館方面)―
[ サイレントモードにしたままのそれが、着信>>7 を告げたのには暫く気付かず。ただ足を思うままに進ませていれば、僅かに覚えのある道へ出る。
それに軽く首を傾げては、内心で淡い落胆を感じた。誰に見られているわけでもないのに、習慣じみた表情はそれでも変えないまま。
――飽き果てたようにやんわりと、以前とは違う気持ちで近場の建物に背を付く。 そうしてもう一度端末を開き、幾度か眺めたサイトを表示させれば、眺めては自らも文字を打ち込んだ。]
……、 オズ?
[ いくらかの通知を流し、昨日出来たばかりの友人の名を呟いて新着を開く。目に映った一行目には、小さく吹き出して腰を浮かした。]
(27) 2014/10/05(Sun) 03時半頃
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―――――――――――――― 宛先:オズ>>6 ―――――――――――――― Re:酷くない? 20xx年10月2日 xx:yy ―――――――――――――― 少なくとも教えてもらう程度には出来るよ。
明日の朝了解。ありがとう。 遅れても悪いしありがたくそうしてもらう。商店街の本屋サン>>0:11知ってる?そこなら何とか。 ところで俺そんなに激しい迷子に思われてんの? 事実だけどさ。
獣? 獣人じゃなくて? どうだか、俺あんま飼った事も見た事もないから。 興味あれば触るし見るし聞くよ。何でもね、怖ければ逃げるかもなかっこ悪いけど。オズはどうするの。 ――――――――――――――
(28) 2014/10/05(Sun) 03時半頃
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[ 最後の唐突な一文への返答には、何でそんな事聞くの?と付け足しかけて、止めた。 獣。と、最近やたらと目にするその文字に、ぼうと意識を向けながら。 ――獣は人と、と思えばシャツの奥がじり、と微かに鳴るのを覚えて、無意識にやわく頭が揺れる。
向こうの思惑>>7 などには到底意識が及ぶはずもなく、案外にはやく訪れた“今度”の機会にまた、表情を戻した。 送信の操作を終えれば、身体を壁から離しまた歩き始める。
昨日今日と色んな事が続いて、変わるのにはその次を。ほしいまま動き出せば、何度かの迂路を重ね。
――やがて知らず図書館への道へと入り込んだ。**]
(29) 2014/10/05(Sun) 03時半頃
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――身近にある倖せに気付けても、 永遠の倖せなんてもんは、世の中には無いってか
[それは教訓すら存在せず、――救いも無く。 目を細め、口端を歪ませた。
黄映んで見える羽根を眺めていたが、卓上へと置き。 時計を確認するが、スザンナの訪問は無かった。]
はー……詰めてっと脳に酸素が足らなくなるな 甘いもん買ってこよ。
[財布と必要最低限の手荷物だけ揃え、 そのまま家を後にする。 もし不在中にスザンナが訪れるようなれば、 自身の連絡先を教えるように、と下男へ託けて*]
(30) 2014/10/05(Sun) 04時頃
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― 大通り ―
[住宅街を抜け、大通りへ向けて歩を進める。 和菓子屋は通り沿いの一角にあった。
大福にするか、饅頭にするかと悩みつつ。 朝剃ってから些し伸びてきてしまった顎の無精髭を指で摩る**]
(31) 2014/10/05(Sun) 04時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 04時頃
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……そう。アナタはカナリアなの。 飛べなくても、囀れなくても。そのうつくしさがあれば、充分だと思うけれど。
[寂しい笑み>>16を見れば、ほんの少し、胸がちくりと刺される様に痛んだ。 けれど謝罪をするのも変だろうと押し黙れば、天使は言う通りにジャニスの名刺を手にする。 それを見れば、少しは安堵するというものだ。言う通りにしてくれるという事は、少なくとももう、怯えられてはいないのだろうと]
ええ、待ってるわ。 こう見えて暇じゃないから、すぐにご期待に応えられるかは、分からないけれど。
[ジャニスはコートへ入れられた紙片を視線だけで追った。 そうして渡されるコートと、落とされた淡い微笑みには、小さく息を吐き出しただろう。
――やはり惜しい事をしたのではないか、と。ちらりとそんな考えが浮かんだけれど。今はどうにも彼女と話をする気分にはなれなかった。 お伽話めいた存在に一日にこう何度も出会ってしまったら、神経が摩耗するというものだ]
……次に会えるのを楽しみにしているわ。天使ちゃん。
[半分ほんとで、半分は嘘。けれどそんな事、おくびにも出さずに。にこりと微笑めば、光の道を行く相手に小さく手を振り返した*]
(32) 2014/10/05(Sun) 04時頃
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[――と。 天使の背中を見送る途中、手の内の端末が震えれば、ジャニスは期待と共に新着メールを確認する。そして、それが目当ての"彼"からのものだと分かれば、ほんの少し。緩く微笑んでみただろうか]
―――――――――――――― 差出人:ジャニス 宛先:ルーカス ―――――――――――――― Re:Re:Re:こんにちは 20xx年 10月2日 ――――――――――――――
ええ、お任せするわ。でも、初めてのデートだもの、ロマンチックな場所じゃなきゃ嫌よ。 アタシ今図書館に居るの。すぐにでも迎えに来てくれるかしら?あれからまた、ちょっと、色々あって。
アナタって、見た目より情熱的なのね。 演技かどうかは、会ってから考えても遅くないと思うわよ。此処で言ってしまっても、きっとつまらないでしょう?
あら、随分期待してくれるのね。嫌だわ、応えたくなっちゃうじゃない。……まぁ、見られるか見られないかは、アナタ次第だけれどね。
来てくれるなら、返信は要らないわ。いついつまでも、アナタの事を待っているから。
(33) 2014/10/05(Sun) 04時頃
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[端末を閉じて、コートを持ち直す。そうしたら、胸ポケットから何かが落ちた。ひょいとそれを拾い上げてみれば、見覚えの無い絆創膏で]
……こんなの入れてなかったわよね。
[……もしかして、先の天使からの贈り物だろうか。血に濡れた指先を見れば、ジャニスはそんな事を考える。
好意を無碍にするつもりにもなれず、すっかり汚れてしまった手袋を脱げば、指先にぺたりとそれを貼りつけた。 人差し指と、中指。ニ枚しか無かったので、生憎と薬指までを覆う事は出来なかったけれど。
汚れた手袋は汚れたコートに押し込んで、ジャニスはゆるりと歩き出す。 図書館の入口近くの自動販売機で暖かなココアを買えば、そのままその隣の壁に背中を預ける。 いくら冬ではないとはいえ、日の薄い外に居るのは、寒がりなジャニスにとってはそれなりに苦痛だったのだけれど。 けれど此処に居れば、すぐに見つけてもらえるだろう。幸いジャニスは、真っ白で"目立つ"格好をしている様だから]
(34) 2014/10/05(Sun) 04時頃
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[席を立ち、会計を済ませたのなら男は一度だけ大学のカフェを見回しはしただろうか。 無論、そこに友人の姿など見つける事は出来なかったけれど。案の定の結果にさして落胆もせずに、停めておいた車の方へと歩き出す。
――そう言えば、彼女のバイクは男の家の前に置きっ放しでは無かっただろうか。 その事に思い至り、嗚呼此処で別れる事になるなら、せめてタクシーの代金だけでも渡しておけば良かった、と自分の失態に小さく舌を打つ。 しかしそれも後の祭り。もう既に姿も見えず連絡先も解らないとなれば、男としても打つ手が無く。諦めたように一度止めた足を駐車場へと向かわせていれば、ふ、と先の会話を思い出す。]
――……"嘘でも好きと言う"、か。 優しくは無いが、素直なもんだ…それを聞いた俺が獣人なら、一体どうするつもりだったんだろうな。
[言葉と共に、小さく小さく息を吐き。その顔にはやはり、苦笑とも取れぬ笑みをひとつ、零す。]
(35) 2014/10/05(Sun) 05時半頃
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[そうして、キチリ。爪を鳴らした所で、今一度震える携帯端末。]
…あぁ、良かった。 丁度…時間が無くなった所だった。
["返信は要らない"。 その一文>>33に小さく肩を竦めたのなら、男はほんの僅かだけ指を滑らせて電話をかけた後に、携帯端末をポケットへと仕舞う。 その頃にはもう、乗ってきた車も見えて来ては居ただろう。キーを取り出し扉を開けて、聞き慣れたエンジン音を鳴らしたのなら、男は彼の待つ図書館へと向かって、車のアクセルを踏んだのだった。]
(36) 2014/10/05(Sun) 05時半頃
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―図書館―
["お目当て"のものは、思ったよりも簡単に見つかった。入り口の近く、壁に寄り掛かるようにして立っている――相変わらずの"目立つ格好"の彼>>34の姿を認めたのなら、男は車を脇へと停めて、ゆっくりとした足取りで近付いていく。]
待たせたかな。 寒い中すまない。だが、お陰で直ぐに見つかった。
…相変わらず、"目立つ格好"で助かるよ。
[大学から此処へ来るまで、少しばかり時間はかかっただろう。 もうすぐ冬に差し掛かろうと言うこの季節、コートや手袋を付けているとは言え、木枯らしの中でただ自分を待つと言うのもあまり快適では無かっただろうに。]
(37) 2014/10/05(Sun) 05時半頃
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…それにしても、変わったマニキュアだ。 最近は、手袋の上から付けるのが流行っているのか?
[そうしてふ、と。彼の左手の指の先を染める赤>>1:262に気付いたのなら、呆れたように肩を竦め。形の良い唇へと軽口を乗せて、手を差し出し――ほんの一瞬躊躇った後に、彼のその手を取ろうとはしただろうか。]
――さて。それじゃあ行こうか。 君の希望の"ロマンチックな所"に、見合えばいいんだが。
[手を取る事が適ったのなら、血で濡れたその指先をついと口元へと近付けて。触れるか触れないかの位置まで持って行ったなら、差し出した腕に絡めさせようとしただろう。
扉を開けて、彼を車に乗せて。 男のこの國で最後の夜を――この國での最後の幕となるだろう演目の為に、目指す場所へと車を走らせはしただろうか。]
(38) 2014/10/05(Sun) 05時半頃
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回想 商店街にて―
さあ僕は、彼女の反応にどう表情を揺らがせたのだったか。 彼女の唇から弾き出された言葉は痛みを訴えるものだったか>>1:336。僕は少しの罪悪感に苛まれながら、続けられた彼女柔な言葉に悲愴に顔を強張らせました。 いつも通りなら。僕は、僕の足は尾鰭を見せずに。 いつも通りなら。僕は皮膚が焼かれるような苦しみに惑うこともなく。 優しい人間なら。こうして彼女を苦しめることもなかったのに。
「…ぼ、僕は」
声は震えています。まるで人間ではないと、心が僕を人間ではないと、否定を促す。情けなく震えた声はどうしようもなく、空に空笑いさえ浮かび上がる。重ねられた手はびくりと震えることもしたけれど、手合わせの形が成されれば変わらない手の形に安堵はしただろうか。
(39) 2014/10/05(Sun) 06時頃
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安心すべきなのか? それとも拒絶し尾鰭を地面に敲くべきなのか。
僕の頭は混乱を極め、瞳は透明な膜を張ることでしょう。 下を決して見ない彼女には気付かずに、彼女の好きな御伽噺に喩えられたそれ>>337を耳に通します。
嘘をつくと鼻が伸びるなら、伸びない自分は何なのか。
しかし其れはあくまで夢の御伽噺。僕は彼女を知っています。だから、だからこそ―そのぎこちない救いの手を、言葉を、振り払ってしまった。
「だって…御伽噺は、所詮御伽噺だから…現実のことなんて、ちっとも!…」
まるで拗ね怒る餓鬼だと、遠くない未来に冷静になるだろう彼女は僕を罵るでしょうか。僕はただ彼女の救いに救われようとしながら、しかし彼女を傷付けない為にも彼女を拒絶する。その御伽噺の偽物加減を、現実を見てくれないと罵って。そう!だってここがもし御伽噺なら、僕はピノキオではなくて、赤頭巾を喰らう狼であることだって。「獣じゃない」と嘘しか吐けない唇は、人を騙し喰らう為にあることだって、あるのだから。
(40) 2014/10/05(Sun) 06時頃
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僕は駆け出したことでしょう。 彼女のリアリズムで、しかしどうも空想家なそれを睨み付けながら。良くなった視界の中で、優しく笑いかけてくれる彼女さえ僕を泡にする魔女に思えて仕方ないと、彼女を拒絶し、気泡を何処か別の場所へ吐き出そうと、彼女の元に獣の手が伸びる前に―――もっと、別の場所へ駆け出した。 行方なんて何処へでも。僕はただまだ慣れない足が、時折砂浜に降りたばかりの魚のように揺れるのを知りながら、それでも必死に地面を蹴る。*
(41) 2014/10/05(Sun) 06時頃
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―→花屋―
行く先ははたしてどこだっただろうか。 もしかすると、道中誰かに会うことだってあったかもしれない。不器用に走っては曇天の下でさえ嫌い、影を走って、時折よろける姿を見られていたかもしれない。また、声をかけられることだって、もしかしたら。
ふと、僕は顔を上げました。 見えた先には何時ぞや世話になった花屋>>10の建物。 昼間のことだから、閉店しているなんてことは、きっとありえないだろう。僕は何気無しに、フラフラと以前告げられた言葉>>0:377を思い返しながら、その扉を開きました。
「……、」
無言で扉から顔を覗かせ、その中を伺い。ひょこりとまず頭だけ店内へ覗かせたその姿は、付近に客や店員が居れば驚かせたかもしれない。暫くして、僕はその扉の隙間から中へと体を滑り込ませ、よたよたと覚束無い足取りで、花々の前へ。視界は涙の雨の痕さえ残っていたかもしれない。ぐすぐす情けなく鼻を鳴らして、僕はまた一歩、店内へと足を進めました。**
(42) 2014/10/05(Sun) 06時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 06時半頃
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[ほの暗く青い闇の中で、自分はカウンンターに座っていた。
コン コン コン コン コン
硬質なノック音が紙に覆われた部屋に反響する。鍵がかかっているはずの扉がゆっくりと、カウベルが吊るしてあるはずの扉がひっそりと開く。
その様子を瞬きも出来ずに見ていた。
あおじろい夜明けの光が差し込んで、逆光であやしいシルエットが浮かび上がる。 近づいてくるその姿はまるで、死を運ぶ―――――
ひやりと冷たい手が頬に触れて全身が粟立った。けれども金縛りのように動けないその状況に、心臓が収縮してそのままねじ切れてしまう錯覚に陥った]
(43) 2014/10/05(Sun) 06時半頃
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―――――――――ッ!!、!!!!
[ばっと布団をはねのけて身体を起こした。一気に血流が解放され、毛穴が開いて全身から汗が噴き出すように暑い。心臓が脳にまで脈拍を伝えるように強く鼓動を立て、それにあわせて拍動性の頭痛がひどい。
ベネットはキッチンにたってコップに水道水を注いだ。頭痛薬と一緒にそれをあおると、生温い水が喉をすべり落ちていくのと同時に鼓動は鳴りを潜め、代わりにひどい吐き気を催す。]
(ひどい夢だったな…)
[本を良く読むので悪夢には慣れていたが、あれだけ薄い―――夢と現実を薄皮一枚隔てただけのような鋭い夢は初めてだった。
誤摩化すように頭を振って伸びをし、白み始めた空にまぶしそうに目を細めた。]
(44) 2014/10/05(Sun) 06時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 07時頃
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―昼下がり・図書館→公園―
[図書館のドアを開けば、頂を過ぎた太陽。 チリリと陽光が目に刺されば、顔を伏せて公園を歩く。
パラリと木の葉の落ちる音に、その音の出処を探れば一本の木。 忌まわしいものを見て、嫌なことを思い出して。 ゆるゆると瞼を閉じる。
木の葉を散らした枝の上で、小鳥が一羽、仲間を呼んで囀った。]
―――――……。
[その声に導かれるように、嫌でも記憶は鮮明に。
嗚呼。数年前あの木の元に大切な友達。 赤いカナリアの骸を埋めた―――― 命を亡くした赤の重さも、冷たさも。 はっきりと憶えている。と掌を見つめる。]
(45) 2014/10/05(Sun) 08時半頃
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―公園→本屋―
[―――天に二人がいるのなら。その近くに行きたい。 囀って話しかけてくれた、友達の言葉が解るよう。 似合いの鳥になれるのなら―――
そう願ったのは、確かに自分。]
――鳥になれたよ。 同じようには歌えないけど。 羽が切られてるのは一緒、お揃いだね。
[木の元に歩み寄り、2度3度と挨拶するように。 いまはもう、踏み固められた地面を叩く。
天に魂が居ると信じているのに、土に話しかける。 それが現実を示しているようで、キッと唇を噛み締めて。
今だ痛みの残る足で 安心できる場所、本屋へと駆け出して。]
(46) 2014/10/05(Sun) 09時頃
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―本屋前→店内―
[弾かれるように駆け出して、本屋の店先で足を止める。 荒い息で上下する肩を、どうにか落ち着かせようと。 煉瓦の外壁に背中をつけて幾度か、深い呼吸を繰り返し]
――――。
[いつの間にやらずるずると、しゃがみ込んでしまった身体を起こす。
走ったせいで鈍痛が、振り返した脚を軽くなでれば、今朝方の教授とのやり取りが、思い起こされて口元に苦笑い。
そのおかげか、気持ちが切り替わった、もう大丈夫。と、自分に暗示をかけて、ふらりと立ち上がり。]
こんにちは―――
[呼びかけつつ扉を開けば、するりと店内へと滑り込む**。]
(47) 2014/10/05(Sun) 09時半頃
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[ココアを半ば以上まで減らした所で、到着したらしい紳士>>37の姿が目に入った。目当ての人に会えたのに、ゆっくりとジャニスに近付くその姿に、ざわりと胸が騒ぐのを感じる。 妙な胸騒ぎめいた感情は無視して、此方からも彼に近付く。飲みかけのココアはその途中にゴミ箱に投げ入れた]
そんなには待ってないわ。 ……今は余計目立つでしょう?
[裾を持ち上げて、チョコレート色の染みを彼に晒す。皮肉めいて口元を吊り上げながら、微かに首を傾げた。
軽口と共に差し出される手を取って、ふ、と目を伏せる。リードされるのは、慣れている筈なのだけれど。どうにもざわざわと落ち着かないのは、どうしてだろうか。 触れ合った手は、あたたかい筈なのに]
――ごめんなさいね、汚くって。 無理して手を取ってくれなくても良いのよ。
[口元に持って行かれた手>>38が、微かに硬直する。どういう意図でそんな事をするのだろう。メールでの応酬通りの事を期待してもいいのだろうか、なんて。喉の奥でくつりと笑う。 絡められる腕に寄り添えば、ジャニスは彼に向けて微笑んだ]
(48) 2014/10/05(Sun) 10時頃
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期待してるわ。 がっかりさせないでね?
[含んだ笑みと共に、子供っぽく返す。 彼と共であれば、何処であってもそう"がっかり"するとは思えないけれど。
誘われるまま車に乗り込んで、運転を始める彼をちらりと一瞥する。けれどそれだけ。その視線はすぐに窓の外へと向けられた。何処へ向かうのだろうと、そんな幼い興味でもって。
目的地への道中、彼は何事か話しただろうか。彼が話しかけてきたのなら、それには答えただろう。けれどそうでないのなら、運転の邪魔をしない様にと押し黙る。 そうして流れる景色を見、不安と期待で静かに高鳴る胸を自覚すれば、薬指の爪をがりりと噛んだ]
(49) 2014/10/05(Sun) 10時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 10時頃
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[教授に労われ、一度荷物を持ってくるようにと送り出されて。銭湯や柿の木、和風の一軒家というのは確かに覚えやすく、自分で歩くことで道をしっかり覚えながら、ほんの少し、気づかれない程度に振り向いて見れば、教授は白い羽根を鑑賞していて。その羽根の持ち主が現れたらどうなるのかと、言葉にできない、本当に些細な不安がよぎる]
……はあ、考えても無駄 私は先生のものだけど、先生は私の物じゃないし、私の物になんかなっちゃだめだし
[馬鹿みたい、と自分で自分を嘲りながら携帯を取りだし確認を。メールも、掲示板にも動きは無し パクン、と携帯を折りたたんで鞄に入れて、足を進める。さて、荷物を取りに行く以外に何か出かけるようでもあっただろうか]
(50) 2014/10/05(Sun) 10時半頃
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ー現在・大通りー [大通りを散歩していれば、似た服装の男(>>31)が。 其の男を見れば、着物は上物に見え、恐らく良い処で育ったのであろう、と勝手に推量。
彼は和菓子屋で立ち止まって居る様だ。
和菓子か。 偶には良いな。
そう考えれば、和菓子屋へと足を向けたのだった。 其の先で、男と会えたかも知れない。]
(51) 2014/10/05(Sun) 10時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 11時頃
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□Re:集え獣人 20xx年10月2日 ys:ai 鎌鼬と呼ばれた鼬
>>*88 黒鹿 そうか、そういう意味だったのか。 新しい事が知れた、寧ろ感謝するぞ。
>>*90 犬 其れはな。誰しも良いと言うとは限らない。 うむむ、むずかしい。
俺も本当にししゃも食べたいものだ。しかしあれは手間がかかるものよな…。
(*0) 2014/10/05(Sun) 11時頃
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― 回想 カフェ店内 ―
…レディファーストのつもりなの?
[薄ら笑いとさえ取れる笑みを、年にしては酷くさみしく思える笑みを浮かべた彼が身を引く様>>332を見ると、学生はくすくす淑やかに口元に手のひらを向けて笑ってみたことでしょう。 腰を下ろした椅子は誰も使っていなかったのか、ただ冷たく。その冷たさにリアルに移らおうとする意識を、無理矢理夢の底へと引っ張り込みました。]
――そっか。
話を聞いてくれるなんて、優しいなあ。
[答えてくれたものには、ぼんやり、視線を机上へ落としました。 ひとつ、拍を置き瞼を閉じ、また押し上げたのならば、その虚ろとさえ云われる瞳は彼を捉えただろうけれど。 相手が人外と知ったなら、逃げてもおかしく無いのに。学生は彼の優しさを愚かと判断する反面、それ以上に大きく肯定的な意識を持ちました。然しそれは決して表に出さずに、心の内にて留め。]
(52) 2014/10/05(Sun) 11時頃
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――も、…ちろん…。…私が、行く。
[揺らされた硝子>>333を、思わずに見開かれたその視界の隅に捉えながら、学生は答えました。からん、鳴った氷は彼の手の内の硝子にぶつかったのか、それとも積み重なったそこから崩れたのか。鳴る氷は学生の中のリアリティにぶつかり、夢心地から微睡む意識を引き上げたのです。
途端に、鮮明になる視界。
頭に反響する聲>>333は、言葉は、自分を肯定したものだった…気がする。と、「私」は今だ脳裏に張り付く、揶揄いとは言い難いそれに――酷く狼狽を機した。こぼれた言葉は心中を表してか、ぎこちなく空白を開けては彼へと手向けられ。腹の底から、否こころの底奥深くから沸き起こるこの気持ちは――どうも擽ったくて、泣きそうだ。なんて。前髪の下、眉は下げられがちに寄せられ、嬉しさか気まずさか、弛む口元を噛み締める。]
(53) 2014/10/05(Sun) 11時頃
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…じゃあ、今夜にでも飼ってよ。
[落とし掛けたフォークを摘み直し、学生は言いました。その声は懇願にまるで掠れていたことでしょう。晩ご飯なら、作れるわ。…きっとね。そんなおまけ言葉を言葉尻に重ね。 そうして、あまり此方へ引き戻されてはいけないと、夢扉を叩き、またいつもの笑みを浮かべるのです。言葉は嘘か真か、何方にでも取れただろうけれど。ただその思惑の奥底に眠る本心は、眠らせたままで。]
(54) 2014/10/05(Sun) 11時頃
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シメオンくんが獣なら? そうだなあ。
先ず何の動物かと言うと、ハムスターっぽいよね。ゴールデンハムスター。いつもどこか愛嬌のある顔をしてるけど、その実どこか「篭り切り」…なんちゃって、殆どインスピレーションだけど。
だから、あなたがもしハムスターなら? 回し車でも買って、ずっとずうっと愛でるかも。
だから、逃げ出したら、怒っちゃうかも。…ね。
[ネット上でわいわい巫山戯騒いでいた獣種ハムスターを思い浮かべながら、学生は言うのです。言葉こそまるで占い師めいたことを言ってみたけれど、ただ単にハムスターが好みなだけ。学生は虐めていたケーキについにフォークの先三本を刺すと、ぱくりと口に含みました。美味しい、その事に頬を緩ませ、かつ頬に手を当てて見せながら。
やがて二人のお茶会の椀が空になったのなら、今日のお茶会はお終いね、と、席を立ち別れを告げることになったでしょうか。 またいつかは分からないけれど、次なる約束があったのなら、どこか別の場所へ向かう間際の歩調も、きっと軽いものに。*]
(55) 2014/10/05(Sun) 11時頃
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