213 舞鶴草の村
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― 陸区・とある刀鍛冶の家 ―
[――カァン、カァン。
熱い鉄を叩く音で目覚め、それが止む頃眠りにつく日々に慣れたのは何時の話だっただろうか。 答えは覚えていないけれど――、]
とっちゃん! おはよう……っ!
[何時ものように布団を飛び出して刀に向き合う初老の男、僕からした義父の背中におずおずと挨拶をして。 作業の邪魔をしないようにそそくさと家を出ては御近所さんに「早起きで偉いねェ」なんて褒めて貰いに行くんだ。とっちゃんはとても厳しい人だから、僕が何れ程仕事を手伝いたいと言っても其れを許してはくれない。
――でも、何時かとっちゃんに認めてもらえるような刀鍛冶になるのが僕の夢で目標なんだぁ。]
(17) 2015/01/18(Sun) 04時頃
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『や、刀鍛冶のところの春松じゃァないか。 今日も早起きで偉いのぅ。どぉれ、少ないが子遣いをやるから何か美味いもンでもとっちゃと食いなァ。』
[早速御近所さんに褒められて照れくささ故にはにかんでは頬を掻く。もう子供じゃないんだから頭をわしわしするのはやめて欲しいんだけれど、そんなことは言えない。だって悪い噂を立てられちゃぁ、此処に住んではいられないからね。 それから銀貨を目の前に「こんなの受け取れないよぉ!」なんて何度か首を横に。お金や物は最低二回は断るのが“じょうしき”だってとっちゃんが教えてくれたんだ。――もちろん三回目には有り難く頂くけれどね。 お世辞にも裕福とは言えないお百姓さんが身を削ってくれているんだもん。感謝しなきゃ、ね。]
わァい!儲けた! ……今日は何食べようかなぁ。
[美味しいものなんて家では食べられやしないから、お小遣いを貰ったら何を食べたいかいっぱい考えるんだ。後で後悔しないように、うんと、うんとね。 正直、貧乏人丸出しの着物に薄い草履で街を歩くのは気恥ずかしいけれど、美味しい食べ物の為なら何故だか我慢出来るんだ。不思議だよね。]
(18) 2015/01/18(Sun) 04時頃
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[カラコロ、カラコロ。 下駄を鳴らして道行く女の頭を満たすは、甘い甘ぁい菓子がひとつ。 この国に来て、最初に寄った甘味処。 そこで口にしたその甘味のお味と言ったら、時折無性に焦がれてしまう程のもの。
甘いものは、女が何よりも好むもの。 巷を賑わす"鼠小僧"だって、この焦がれる気持ちを盗む事なんて出来やしない――]
………ん、っ。
[――そうして鼻唄なんぞ唄うてみようかと、息を吸ったその瞬間。 風を切るように大きく響いた三味線の音>>4に、女は思わず視線を其方へと向ける。
其処に見えるは瞽女がひとり。 笠を深く深く被るその顔は、ここからじゃあ良く見えはしなかった。 何やら近くのお侍様と、言葉を交わしているようだけれど、銭の鳴る音がしてまた直ぐに響いた三味線に、一歩。其方へと足を向ける。]
(19) 2015/01/18(Sun) 04時頃
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――……こんな所にも、"鼠小僧"が居るんやねぇ。
[瞽女が唄うは、"鼠小僧"を語る唄。 盗めないものはひとつもないと、そう噂されるその御仁を語る唄は、知らずのうちに女の心を惹きつける。
ひとつ、ふたつと足を向け、響く三味線の音に目を細め。 いつの間にやら最前列の特等席に並びながら、瞽女の語る唄へと耳を澄ます。
――そうしていつか、その唄が終わったのなら。 懐から小さな小銭の袋を出して、その場にしゃがむとそっと小さく彼女の前へとそれを起き、銭の音を鳴らしてはみせただろうか。]
キミ……、"あんた"、お唄上手いねぇ。 今のは、あの噂の鼠小僧のお唄やろう、キミは会うた事はありはるん?
[一度訂正したにも関わらず、二度目の間違いには気付かぬままに。 首を傾げてコロリと笑い、そんな言葉をなげかけながら。]
(20) 2015/01/18(Sun) 04時頃
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丁稚 春松がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(丁稚 春松は村を出ました)
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― 伍区・団子屋 ―
[悩んだ末に足を進めたのは街で人気の団子屋さん。空いている場所に腰を降ろして足をぱたぱたと。]
あ!おねえさん!おねえさん! 焼き団子をみっつ頂戴よ!
[指をしっかり三本立てて注文すると、今にも涎が垂れそうになって口をきゅ、と結ぶ。 本当は回りの人が食べている餡子やみたらしのお団子が食べたいけれど、それじゃあ一本しか買えないから我慢我慢。 何時か大人になって売れっ子の刀鍛冶になったらうんと沢山餡子のお団子を食べるんだィ。だから、今は焼き団子で十分。]
(21) 2015/01/18(Sun) 04時頃
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まーだかなァ、まーだかなァ、
[上体を揺らしながら遠くを見つめると、お隣の大人がお喋りをしているようで。]
『またヤツが現れたらしいンだ!……なんつったけェ、鼠小僧?だっけか?』
『鼠小僧かァ。なんでも盗めるとかいう、大盗賊様じゃろう?』
『あァ、其れだ、其れ。用心せんと如何ねェ。』
[そんな話を聞きながら「鼠小僧なんていやしないよ!」と心の中で反論する。だって、鼠小僧が居るならば僕はもちろん陸区の人達が貧乏なのは可笑しいもん。 だから――、
鼠小僧なんて居やしないんだ。]
(22) 2015/01/18(Sun) 04時頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 04時頃
丁稚 春松は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 04時頃
喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 04時半頃
喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 04時半頃
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ー伍区 商店街ー
ごくっ…ぷっはあああああ!やーっぱ酒はいつ飲んでもうめぇなぁ!
[酒が美味けりゃ、俺ぁそれだけで上機嫌。自然と鼻唄なんかも歌っちまう。 そして、酒を呑んでいると欲しくなるのは、ツマミだ。 ちょちょっとつまめるもんはねぇかと、商店街の中を歩く…まぁ、一人で歩いてりゃ、辺りの話ってのは聞こえてくるもんで。 どこもかしこも、鼠小僧の話をしてやがる。]
かっか。人気者だーねぇ、鼠小僧ってのは。 話題を盗むのも、鼠小僧にゃちょちょいのちょーいってか。
[なーんて莫迦らしい事を言いながら歩いてると、団子屋が目に入った。 最近団子は食ってねぇな…酒に合うかはわからねぇけど団子が食いたくなった。]
おぅ、ねぇちゃん。みたらし団子、3本くれるかぃ?
[さぁて、団子が来るまで、酒でも飲んで待つとするか。 …飲むもん酒しかねぇけどな!]
(23) 2015/01/18(Sun) 05時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 07時頃
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『あ、お鏡ちゃん』 『先刻の演技、よかったよ!』 『お鏡ちゃん、どこへいくんだい?』
へえ おおきに。 一寸 商店へ行って参ります。
[ひとつ演目を終えては着替えもせず 女形の化粧も落とさぬまま ぽくぽくと下駄を鳴らして通りを往く。
すれちがうひとに声をかけられれば ぱらりぱらり と手を振り返して 紅引いた口元にはほほえみを浮かべ。]
(……嗚呼 頭が重うて ふらふらするわぁ)
[華々しい鬘の簪をゆらしながら 内心は億劫。 けれども この格好のまま出歩くのは宣伝にもなる と言われたものだから 大好きな一座のためになるんなら と。]
(24) 2015/01/18(Sun) 09時頃
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[沈丁花の香水を薫らせながら しゃなりしゃなり 通り過ぎるは商店街へと続く橋。
中程 石ころに蹴つまづいて ころりと倒れこむ]
あ、痛ァ…
[思わず 地面についた 手を切って。 赤がにじむてのひらをみては ぐすり 目もとに涙を浮かべた。**]
(25) 2015/01/18(Sun) 09時頃
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 09時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 09時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 11時頃
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[ 弱きを助け 強きを挫く。 ゆえに “義賊” 。 夜を駆けて 闇に身を溶かしながら。 お天道様からも けっして顔を背けない。
この街に来て教えられたのは、そんな夢のような“盗人”の話。
― “この世は平等” ― >>8どこかで耳にした舞台の口上が、脳裏に蘇る。 庶民の間でも話題の主演の男は、相当な色男だと耳にした。 ――容姿に関しては、自分の知った事ではないけれど。
そも、平等なんてそんな物ぁない。 蔵に積む針さえ持たぬ奴等だって、夢は見る。
成金どもとは住む土台からして違う、自身達にとってのみ。 都合良い正義の盗人が、ほいほい居て堪ったもんか。
・・・・・・そうは、思うのだけど。]
(26) 2015/01/18(Sun) 12時頃
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[ ――“曰く、男に盗めぬ物は無い” 。
耳の奥から離れない言葉を歌詞に混ぜ込んで、声を張って唄う。 そこに滲む羨望は、隠しきれてはいなかったはず。
嫉妬なんて 生きるのに余計な感情は、とっくに捨ててきた。 だから、唄に滲む感情は、純粋な羨望、 ただそれだけ。
目は口ほどになんとやら・・・と言うけれど。 瞳を閉じてしまったぶん、感情を乗せて魅せるのは――声に。
商売とは云え、誇りはある。自信もある。 大事なことは全て、唄として伝えれば良い。 そう教えられて、それから、そうして生きてきた。
・・・・・だから、]
(27) 2015/01/18(Sun) 12時頃
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そいつはどぉも。 これでおまんま食ってんだから、下手だったら野垂れ死んでら。
[だから、>>20唄い終わると同時に聞こえた賛辞の言葉に返すのは。 情感込めた唄とは打って変わった、素っ気も飾りもない言葉。
共に聞こえた銭の音を聞けば、追い返すなんてことはしないけれど。 どこかおかしな音色の言葉に、『会ったことはあるか》なんて、まるで実在を疑わないような言い回しに。 緩めた口角に浮かんだ嘲笑は、誰に向けてのものだったか。]
あたしはお目にかかったことはないね。 『文字通り』。
[笠をくいと持ち上げて、閉じたままの目蓋を声の方向に向けて見せながら。]
(28) 2015/01/18(Sun) 12時頃
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…で、あんたは鼠小僧に会いたくて会いたくて、会いたくて。 遥々、とおーくまで出向いてきたクチかい?
この街の人間じゃあないだろ。 慣れない言葉なんてさ、使うもんじゃないと思うけど。
[その言葉がどこか滞って聞こえるのは、耳に馴染みの無い言葉ゆえか、それとも使い手が慣れぬゆえか。 彫深い顔も高い鼻も。明るい色の髪さえ見えもしなければ、人間の情報となるのは声のみ。
会話が始まったのを良い事に、女の影に隠れてそそくさと立ち去る何人かの気配には 気付いていたけれど、声を掛けることはしない。 先の今で声を荒げて、騒ぎにでもなったら堪らない。 ・・・なんせ、この場所だって無断で拝借してるんだから。]
今日はしみったれて、困るの困らないのって。
[置かれた小銭を手で探り当てて、ひとまず袂へ放り込んで。 随分と軽く持ち上がる袖に、眉を寄せる。
茣蓙の上で足を組み直しては、さてそろそろ場所でも変えようかしらと 三味線を抱え直した。 お捻りをくれた“お客人”の存在を、忘れた訳じゃあないけれど。]
(29) 2015/01/18(Sun) 12時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 12時頃
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[耳を撫でる三味線に、唄う声に目を細め。 自信をそして誇りを持って唄う声は、聴いていて何とも心地良い。
"曰く、男に盗めぬ物は無い" 正義の義賊を唄う歌に、僅かに滲んだ羨望の色にはほんの少しだけ――誰にも解らぬ程度にだけ、唇を歪めてはしまっただろうか。]
……あら、冷たい。 唄うてる時には、あんなに生き生きしてたんに。
[銭と共に気まぐれに掛けてみた言葉に返った声の素っ気なさ>>28と言ったら何だろう。 その唇に浮かぶ嘲笑に肩を竦めて苦笑しながら、向けられた閉じた瞳にはぱちと目をひとつ瞬かせ。 "キミも大変やねぇ"、なんて。投げてしまった言葉に、彼女は気を悪くしてしまったかもしれないけれど。
さてさてそうして、余り邪魔をしても悪いだろうかと、落とした腰を浮かそうとしたのなら。 足元から聞こえた声に女は、思わずクスリと笑みを零す。]
(30) 2015/01/18(Sun) 14時半頃
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鼠小僧に会う為に……、ふふ、思い上がったらあかへんよ。 こんな小さい島の国の小僧が一匹、人を伝って海を渡って行けるもんか。
…でもそうやねぇ、そんな酔狂が居るのなら、一度見てみたいとは思うけれど。
[笑みを混じらせ返した言葉に、柔い口調に知らずのうちに棘が混ざるのは何時ものこと。 そのお陰で反感を買う事もあるけれど、其れでも我慢は女の何よりも嫌う物だから。 だから女は悪びれもせず、コロリと笑って鼠小僧へと思いを馳せる。
自らの金を命を賭してまで、弱きの為に走る"阿呆"など居るものか。 其れ相応の見返りがあるか、はたまた弱きが苦しみから目を逸らす為に生み出したまやかしか――…と。そう思ってはいるけれど。]
――……それにしても、私の言葉はそんなにも可笑しいもの…"もんやろか"。 これでも、結構練習したんやけどなぁ。
[何時もの癖で細い指先を口元に当て、はぁと小さな溜息を吐き。 三味線を抱え直す瞽女を見下ろし、銭を置かずに立ち去る影には苦笑交じりに肩を竦めるだけに留まる。 話を掛けた自分を盾にされたのかもしれないけれど、だからと言って会うて間も無い瞽女の為、声を掛けてやる義理なんてありやしない。]
(31) 2015/01/18(Sun) 14時半頃
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[よいせ、と小さな声と共に、組んだ手を伸ばして息を吐き。 三味線抱える瞽女に向けて、立ち去る間際に一言だけ。]
良うここで唄うてはるん? 次にまた、私が足を止めた時には…キミの名前教えてなぁ。
[その言葉に声が返って来ようと来まいと、女は特に気にしはしなかっただろう。 もしも二度目に自分が足を止めたなら、きっとそれは"興味が湧いた"筈だから、なんて。 そんな何とも傲慢な言葉をひとつ残し、女はふらりと手を振って見せる――目の前の瞽女には、見えやしなかっただろうけれど。
返って来れば、下駄を止め。 声が返って来なければ、或いは瞽女がその場を去るようだったなら。 女もまた下駄を鳴らすだけだから。]**
(32) 2015/01/18(Sun) 14時半頃
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−−肆区 鄙びた蕎麦屋にて
成敗!! …いいかお前!次は、無いからな!
[ひっくり返った大男に竹刀を突きつけて言い放つと、その巨体は返す言葉も無く。
鼠小僧による「泥棒騒動」を聞きつけて寄ってみた村に立ち寄ってみたはいいものの収穫はなく。
腹が減っては何とやら。 ふらりと寄った蕎麦屋にて店主に理不尽な物言いを起こした大男が、足元で伸びている]
(33) 2015/01/18(Sun) 14時半頃
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はぁ…食い逃げがあるくらいじゃ、鼠の奴も名前倒れだなぁ…
[盗みに対する文句もある。 「鼠小僧」 人に幸せを分けるという名目の盗人。所謂「義賊」
だが、こうして下世話な事件は起きている。 銭を惜しんでの、貧乏人の食い逃げ。民衆は明らかに「平等」という世界ではなかった]
(34) 2015/01/18(Sun) 14時半頃
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何が「鼠小僧」だ… 結局、只の泥棒じゃ無いか…
[竹刀の柄をぎり と握り直す 机の上にじゃらりと銭を叩き付けたら、店の奥で震える店主に聞こえるように叫んだだろう]
大将、お愛想! 迷惑賃だ、釣りはいらないよ!
[言い放ち、颯爽と暖簾を潜る 何とも言い難い、淀んだ空を見上げると、誓うように大声を上げた]
すべての悪人は、この僕が処す! 一平太 一平太獅子丸が!
(35) 2015/01/18(Sun) 14時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 14時半頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 14時半頃
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― 肆区/旅籠付近 ―
[――ちんとんしゃん。 ちんとんしゃん。
たまに訪れる旅籠の前に差し掛かった時に聞こえたのは、紛う事無き――“金の音”>>26 それとは別に小銭の音>>20を聞き逃すことはなく、目を細めてその額を確認する。が、目先の小銭など女の関心を惹くには物足りない。どうせなら少し先にある金の卵の方が金になりそうだ、と懐に手を。]
……あらァ、勿体無いこと、
[財布から銀貨を取り出して視線を“金の卵”>>29へ。どうやら場所を変えるらしいと受け取ればわざとらしくそう呟き、はだけた着物の襟を引き上げて。 きっと場所を変えずとも彼女は稼ぐことが出来るだろう、なんて予想をしての発言だったのだが彼女には違った考えがあるのだろうか。いや、それでも――、]
(36) 2015/01/18(Sun) 15時頃
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アンタ、遊女になればきっと売れると思うんだけど、ねェ。 どうだィ?アンタさえその気なら――、
[「イイ所を紹介するよ」と小声で囁きながら一枚の銀貨を彼女の衿へと。云わば先行投資ってやつなのだけれど、彼女の反応はどうだっただろうか。 彼女の反応がどうであれ口元に浮かべた薄い三日月はそのままに。儲ける為の勘定をしとしとと。 それから手を振る女>>32もこの場から去るのだろうか、と視線を向け――『勿体無い』と口を動かす。彼女もまた、恐らく金の卵になれるのに、と。
耳の奥になる金の音が とても心地好く――、 ああ、このまま溺れていられたのなら、と思ったりもして。]
(37) 2015/01/18(Sun) 15時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 15時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 16時半頃
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―伍区:団子屋―
[肆区を抜けたその先にある団子屋。元々落ち着ける場所も無く、商店街へ来てみれば振り向く人 傘でも持ってくれば良かったか、とふと考えたが話しかけられない分まだマシだろう]
店主、みたらしを5本
[それだけ言えば、ふと騒がしい小僧>>21を見付ける。どうやら焼き団子を買っていくようで、まだ小僧が団子を手にしていないという事は自分の所に来るのも遅いのだろう]
やい、店主 茶を先に貰えるか
[店内に座れば茶を貰って。ずずっと、啜りながらその小僧を観察するように見る 実際何かを思って見ていたわけではなく、ただ目をやる場所が無いから騒ぐ其奴を見ているだけなのだが**]
(38) 2015/01/18(Sun) 17時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 17時頃
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― 伍区・団子屋にて ―
[大人しくお団子の到着を待っていれば店内に酒の匂いがぷんと香って思わず顔を顰める。その反応は僕がまだ子供でお酒を飲めないからこそ否定的なものになってしまったのかもしれないけど――、 其れを抜きにしても酒臭い男>>23の第一印象は良くなりはしないよ。だって、だって。僕がうんと我慢しているみたらしを軽々と三本も注文しているんだもん。大人ってずるいよ、と頬を膨らませて密かな敵対心。]
……酒のツマミに団子なんて粋じゃねェやいっ!
(39) 2015/01/18(Sun) 17時半頃
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[むすっとした顔でぽつり、呟いてみたがその表情は直ぐに崩れて。目をまぁるくさせれば視線をゆるり。どうやら相手も此方を見ていたのだろうか、視線はばちりと交わって『おなごなら恋にでも落ちちまうのかなァ』なんてほんのりと。 今度はそんなことよりも、僕が気になったのは二枚目な男が注文した団子のことで。五本もみたらしを食えるなんて、と此方もしげしげと相手を観察する。 酒臭い男とは違って二枚目>>38は身なりも綺麗に見えて、『金持ちなのかなァ、叶わねェや』と一言。どうやら僕みたいな貧乏人とは程遠い立場なんだろう、ということだけは推察するに容易くて。]
僕にも金が有りゃあなァ……、 とっちゃんももう少し客から金をふんだくりゃァいいのに、……はァ、
[そうしている内にべっぴんなお姉さんが焼き団子を運んできてくれたけれどさっきまでの気持ちは何処へやら。この後に男達に運ばれてくる沢山のみたらしを想像すると焼き団子は貧相に思えて、何だか恥ずかしくなって。ぷい、とおねえさんに顔を背けると端の方で丸くなって団子の串へと手を伸ばした。]
(40) 2015/01/18(Sun) 17時半頃
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