144 ロマンチックメイカー
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……天使?
[集会所に一歩踏み入ったその瞬間、先に中にいた女性が自分にそう問いかけてくる。 今ここには、自分と彼女しかいない。 ―天使と呼ばれたのは、自分で違いないだろう]
魂をあの気高き空に連れ、純白の穢れ一つない翼をもつあの天使のことかしら。
[天使というものは、魂を連れ行くだけで終わりを与える存在ではない。 嫌いではないが、好きだと思えるものでもなかった。]
ごめんなさいね、私はカリュクス……力もなにもない、望むだけしか出来ない人間よ。
[まさか天使に間違えられると思わなかったのか、いつもの無表情ではなくほんの少しの苦笑いで答える。]
(24) 2013/09/14(Sat) 21時半頃
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……?
[ぼんやりとした眼差しで、天使――そう見えた存在を見つめていたが、彼女に空を舞う翼はなく、また言葉だって自分と同じ言語を話し、何よりも彼女自身が否定した。]
そう。ごめんなさい。とても綺麗だったから。 天使様ってきっと貴女みたいな姿かたちをしているのではないかしら。
[ふわ、と柔和な笑みを浮かべて]
ローズマリーです。 ここに来た理由はおそらく同じよね。
[照明を灯すと、逆光の時の神秘的さこそ薄れたものの、カリュクスと名乗った女性の、尚美しい容姿に薄く目を細めた。]
(25) 2013/09/14(Sat) 22時頃
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…あら、光栄だわ。ありがとう。
[自分よりもほんの少し身長が高いだろうか。 胸が少し強調される衣服を身にまといながら、柔和な笑みを浮かべた彼女はローズマリーというらしい。]
えぇ、おそらく同じでしょうね。 全く美しくないわ。
[憂鬱げに髪の毛を手で靡かせるように遊ばせて、小さな口から溜息をまた零す。]
とても可愛らしいイメージをなさるのね。 天使だなんて、初めて言われたわ。
[自分があまり外を出歩かないせいもあるのだろう。 けれど明らかに異質な自分の見た目を、そう言われたのが少しくすぐったく感じた。]
(26) 2013/09/14(Sat) 22時頃
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―― 村の広場 ――
やれやれ…… 宿屋の女将に集会所の場所を聞いておくべきだったな。
[背負っていた荷物を、広場の隅で下ろし 辺りを見回す。 雑貨屋を見つけて、ふらりとそちらへ足を向けた]
田舎町の雑貨屋というのは、貴重なものがあったりもする。 それが運命的な出会いであれば尚の事 喜ばしいのだがな……。
(27) 2013/09/14(Sat) 22時頃
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いいえ、どういたしまして。
[無邪気な笑みを浮かべて、カリュクスに握手を求めるように差し出した手。 その白い手には幾つかの小さな刺し傷や切り傷がある。 自宅の庭の薔薇の刺に触れた時に抵抗がなかったのは、どうせその傷に紛れてしまうからだ。]
……ごめんなさいね、あまり綺麗な手ではなくて。 裁縫で生計を立てているのだけど、まだこの有様。
[微苦笑を浮かべて、自分の職業も併せて名乗った。]
綺麗だと思うのよ?これは素直な感想。 でも、その、恥ずかしいお話だけど 世間知らずだと言われるから、価値観が人とは違うのかも。
[こちらもくすぐったそうに、はにかんでみせた。]
(28) 2013/09/14(Sat) 22時頃
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―― 雑貨屋 ――
[少しごちゃごちゃとしている店内の様相は 宝探し気分にさせる効果を狙っているのか否か。 軽く顎に手を当てながら品定めをする。]
――…
[一寸、思うところがあり店主を見遣っては 一人で小さくごちる。]
俺もどうかしているな。 今から行くのは娯楽の場ではないんだぞ。
[自分を叱咤するように、呟いて 店主に二つの問を投げかける]
この店に楽器はありますか? それと――この村に、武具を扱っている店は?
(29) 2013/09/14(Sat) 22時頃
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…?
[差し出された手の意味が一瞬分からず、内心で首を傾げた。 そして意味は少し間が空いた後分かって、自身も手を差し出す。 あまり出歩かないせいか雪のように白く、簡単に手折ることが出来る花の茎のように細い腕だ。]
いいのよ、何かを作りあげた証があるというのは羨ましいことだわ。 私はいつも、部屋で考え事をするしか出来ないし。
[そういうと彼女の手を握り、自分はどこからか送られてくる仕送り金で暮らしていることを思い出す。]
……世界というものは、どこかで歯車や景色が違うものだわ。 人と違うというのは、素晴らしいことではなくて?
[世界を構成し動かす歯車が、全てかみ合うのではつまらない。噛み合わない方が、ずっとずっと素晴らしい。 全てが崩れ落ちたとき、世界は終わるのだろうか。]
私は貴方の価値観は良いと思うわよ。
[そういって手を離し、じっと彼女を見つめた。]
(30) 2013/09/14(Sat) 22時半頃
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[細くて綺麗な手。強く握ると折れてしまいそうだ。 少しの間は気にすることなく、カリュクスから差し出された手をそっと握って微笑む。]
ありがとう。 そう言ってもらえるとお仕事をしている甲斐があるわ。 考え事って……ね、どんなことを考えているの?
[裁縫の時は無心でやらなければならない。きっと自分よりも、彼女は色んなことに思惟を巡らせているのだろう。その断片に好奇心を抱き、問いかけていた。]
人と違うことが、素晴らしい。 そっか。そうなのね、うん、なんだか嬉しい。 確かに皆が同じ絵を見て、同じ感想を抱いていたら面白みの欠片もないものね。
[離れた手を、今度は自らの胸元で組み合わせ、微笑を浮かべる。この無防備な仕草は、性格的なものだろう。それも彼女のいう価値観の違いの一つ。]
(31) 2013/09/14(Sat) 22時半頃
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[店主は楽器の話には目を輝かせたが、続く問いには、ここから少しの場所に武具屋があるとだけ答え、すぐに楽器の話題に入る。 店主曰く、古の精霊セイレーンが使っていたという笛があるらしい。話を聞きながら現物を見て、店主に合わせるように作り笑いを浮かべた]
そんな笛で演奏をしたら、多くの女性が幻惑出来そうだ。 しかし、品は確かですね…
[楽器の作りは笛という名だが、フルートのそれ。 弦楽器を得意とするが、管楽器も弾けないわけではない。店主に演奏の承諾を得て、そっと唇を近づけた。]
(32) 2013/09/14(Sat) 22時半頃
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…終わり。
[どんなことを考えているのか、きっとその問いかけは純粋な好奇心なのだろう。 カリュクスはぽつりと呟き、微かな苦笑を浮かべた。じっと見なければ気付かないようなものを。]
世界の終わりや、死について考えているの。 …後はそうね、人間についても。
[暗い部屋の中、蝋燭だけを灯して闇を見つめて考え続ける。さながらどこかの研究者のような生活を、飽きることなく毎日。]
死も終わりも、自然に訪れるから美しいと思わない?
[微笑を浮かべながら自分の胸元で手を合わせる姿はどこかの絵画のようだと、漠然と思った。己を守るように茨で包むようで、けれど幾らでも隙がある。 どこか眩しそうに赤い目を細め、同意というより意見を求める様な問いを投げた。]
(33) 2013/09/14(Sat) 22時半頃
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――終わり?
[小さな呟きを復唱し、彼女の続く言葉を聞いた。 美しい、という形容詞には軽く首を傾げた]
わからないわ。 五年前に母が死んだけれど、その死は…
[思い返すように視線を浮かせたが、すぐに苦笑混じりにかぶりを振った]
覚えてないの。死を受けて何を思ったか、何を感じたか。 それは美しかったかもしれないし醜かったかもしれない。 あるいはどちらでもない―――淡々としたものかもしれない。
でもね、イエスキリストの死のお話はとても美しいと思うし、逆の死のお話もあった気がして、その終わりはやっぱり人によって違うんじゃないかしら。
あなたは、美しく死にたい?
(34) 2013/09/14(Sat) 23時頃
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[音色は美しかった。店主が自慢げに語ってくるだけはある。こういった伝承は後から付随されたものであろうが、セイレーンの笛という名称は気に入った。]
値段は?
[店主は両手を出して、指を立てる。 苦く笑うと、店主の指を二本ほど下ろして]
これで許してくれないか。
[店主は渋い顔をした。交渉の始まりだ。]
(35) 2013/09/14(Sat) 23時頃
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…私?
[ローズマリーの返答には、やはり価値観の違いを感じると同時に満足感も得られた。 今まで自分のこういった話を、まともに取り合ってくれた者などいないに等しかったから。]
私は、そうね……自然の手により与えられる死ならば例えどんなに醜くたって、構わないわ。
[ゆるやかな死も、美しい死に際もいずれは朽ちて人の記憶からさらりと抜け落ちる灰となるのだから。 人はいずれ、世界から消えて最初からいなかったことになる。 新しい生命が誕生するとき、同時に誰かの存在も終わっているのだ。終わりは始まりへ進み、始まりは終わりへ進んでいく。]
……ごめんなさい、変な話をしてしまったわね。 そうだ、貴方のことを聞かせて。さっき裁縫と言っていたけれど、どんなものを作っているの?
[今度は明らかな苦笑を浮かべ、次に比較的穏やかな笑顔で問いかける。]
(36) 2013/09/14(Sat) 23時頃
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そう…… でも、でもね、やっぱり。 死ぬことよりも私は 美しく生きたいわ。
[彼女の考える死を否定するつもりはないのだけれど、言葉がそういうふうに取られてしまいそうで少し不安げに告げた。 終わりに向かっている世界、すべてのものが終を迎える運命だとしても、その過程でどんな道をたどるかによって終わり方も違ってくるのではないだろうか。]
裁縫のお話? お洋服とかよ。この私の服も自分で作ったの。 ……少し布が足りなくて売り物にならなかったし。
[別に見せつけるために胸元が開いてるわけじゃないと、自然と胸を強調してしまう衣服を示しては恥ずかしそうに笑った。]
立派なものは作れないけれど、この村だと材料費が安くてね?意外とお金になるのよ。
(37) 2013/09/14(Sat) 23時半頃
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[結局指一本を折らせることで、お互いに妥協した。 金を渡し、袋に入ったフルートを受け取る。 礼をして雑貨屋を出ると、辺りを見渡し]
武器屋はこの近くだったな。
[楽器を手に入れていい気分であることも、握りつぶして尚ポケットに入れている招集令の手紙を思えば、少し下降する。 武器屋に向かう足取りは決して軽やかとは言えないが、重々しいそれでもないのは、どこかしら麻痺しているのだろうか――]
……あそこか。
[看板のかかった店に歩み寄り、そっと店内を窺った。]
(38) 2013/09/14(Sat) 23時半頃
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……ふふ、そうね。素晴らしい考えだわ。
[美しく生きる。――生きる。 どこか諦めもあった自分には、考え付かなかった答えであり、彼女を少し羨ましく思った。]
洋服……いいわね、そういうのを作れるのは。 その服も、とても素敵。
[彼女と話しているうちに、自ら胸を見せたがるような人ではないことは何となく気づいていたためか、恥ずかしそうな弁明にクスっと笑った。]
自分で稼ぐというのは、やはり大変なのかしら?
[考え事をしているだけでお金が勝手に入ってくる身としては、そういったものが想像できなかった。 勿論コストや材料費を上回る稼ぎがなければ生活が厳しいことなどは理解しているのだが。]
(39) 2013/09/14(Sat) 23時半頃
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―少し前・武器屋―
――人狼。じんろう…ジンロウ。 ああ、この機会に売れるかもしれないな。幾つか持って行こう。 使われないままでは、かわいそうだもの おとうさんに褒めてもらえるかもしれないし、ね。
[準備をしながらぶつぶつと、繰り返し呟く。 そして幾つかの武器を見繕い、纏める。 自分の命まで危ういことはまるで蚊帳の外で、商売の方があくまで思考の優先順位を占めた]
(40) 2013/09/14(Sat) 23時半頃
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――…うふふふ。 ほんとうにいたんじゃないか。 ほら?嘘つきじゃなかったでしょう。
[作業をしながら頭に巡るのは、幼馴染との追憶。 彼女が読んでくれた人狼の絵本のことを思い出し、誰に語るでもなく語り、ひとりでに笑った]
――『あるところに、じんろうという、 それはそれはおそろしい、ばけものがすんでいました。 そのばけものは、ひととかわりがないようにみえるのですが ほんとうのすがたは、きばをはやしたけもののすがたなのです。 あるとき、ひとりのひとがころされているのがみつかりました みんなは、じんろうのしわざだ、と、おおさわぎです ひとりのひとが、いいました。このなかからじんろうをさがして、ころしてしまおうと。 みんなはとまどいつつも、そうせざるをえなくなりました。』
[ぼくの話なんかどうせだれも聴かないだろう。 そう思いながら、絵本の内容をぶつぶつと呟いた 終わった頃に、外からの視線を感じた気がした]
(41) 2013/09/14(Sat) 23時半頃
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ありがとう、良かった。
[否定されるのが怖かった、と口にはしないものの顔に出ているかもしれない。同時に、死に確執する頑固者というわけでもないのだと、カリュクスの一面を知っていく。]
ふふ。でも母がしていたことを習って、亡くなってからは一人でしているだけだから、独学と……しいて言えばセンスなのかしら?
[稼ぐことは大変だと思う。それは深く頷いた]
けれど、楽しい。カリュクスがこの服が素敵だと言ってくれたように、頑張った成果を認めてもらえるのはとても嬉しいことだわ。
[今言ったセンスというものが、自覚はないがそこそこあるらしく、自分の作った洋服は都会にも需要がある。なので生活苦というわけでもないし――ただ]
一人暮らしは家事がね……。
(42) 2013/09/14(Sat) 23時半頃
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料理も苦手だし、お掃除もあんまり好きじゃないの。
[そう言いつつ、集会所を改めて眺めるけれど、やはりこの空間はある程度放置されていたようで、埃が薄らと溜まっている。 それも時間の経過であり、人々が集まって相談する必要のなかった平和な時間だったと思えば、今こうして集められていることに複雑な思いを抱く。]
……良かったら、掃除……手伝ってくれない?
[今から来る人に埃アレルギー……病的にホコリを拒絶するような人物がいれば、まず話が始まらないだろうと苦笑して、掃除用具の扉に手をかけた*]
(43) 2013/09/14(Sat) 23時半頃
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[死というものも終わりというものも、決して好かれるものではない。 ローズマリーは何かが不安だったのか、それが顔に現れていた。何がまでは、自分には分からない。]
センス。センス、…私には程遠い言葉だわ。
[家にある服はすべてが白か黒のみ。おしゃれも何もない自分には、きっと縁が遠すぎる言葉だ。]
―…眩しいわ、ね。
[無意識に呟いていた言葉は、小さすぎて聞き取れないだろう。 そして家事については、自分も苦手だと頷いた。]
私でよければ、手伝うわ。 何をすればいいかしら?
[ローズマリーの頼みを快諾し、自身も掃除用具入れへと近寄って。]
(44) 2013/09/14(Sat) 23時半頃
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[武器屋の中から聞こえるつぶやき。 人狼の物語のようだ。 それはどこか耳に痛いものでもあった。]
……君は、その物語 好きなのかい?
[そっと武器屋に身を滑らせるように入り、 少し暗めの店内を見回しては 少年に歩み寄る。]
(45) 2013/09/15(Sun) 00時頃
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埃をはわいて、雑巾をかけて…… うん、大雑把でいいと思うの。
[へら、と少しいたずらっぽく笑って 神経質な人が来たらそれはそれで その人に掃除を擦り付ければいい、なんてことまで考える。
大雑把な掃除でも、キレイになると心もリフレッシュする。 ただ、女はこれからこの集会所が具体的に何に使われていくのか まだ、知らない**]
(46) 2013/09/15(Sun) 00時頃
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[これからきっと、色んな目に見えない悪意などでここは穢れ行くのだろう。 白が全てに染まりやすいように、人の心もまた─]
分かったわ。適度に埃を掃くことにするわね。
[窓を開ければ、別の世界が広がってはいないだろうか。 無駄な期待だと知りながら、けれど願わずにいられない。]
─他には誰が来るのかしらね?
[この話し合いと称した、さながら多人数で行う拷問のようなものの参加者は他に誰が来るのか想像を巡らせる。 …面倒くさい人物が来なければいい。自分は面倒な人が苦手だから**]
(47) 2013/09/15(Sun) 00時半頃
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[追憶にしばし身を任せていると、扉の開く音にも気付かなかったようだった 好きなのかい?という問いによりようやっと来客に気付き、そちらを見ると、端正な顔立ちの青年がそこにいた。 いつもは厳つい彫刻のような者が多いが、この人は陶磁器のような気品がある。とぼんやり考える]
――あぁ。いらっしゃい。といっても、もうすぐ閉めるのだけれどね さっきの話、聞いていたのか。 ――好き…。好き。すき。
…ぼくの"すき"はこの物語には最適化されていない。 メリアだ。メリアがはなしていた物語なんだ。だからよく覚えているんだ。
もう、いないのだけれどね。でも、こうして覚えているならば、そこに意味はあるだろう。 [何処か遠くを見る様な表情を浮かべながら、眼の前の男に幼馴染との話をした]
(48) 2013/09/15(Sun) 00時半頃
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閉店間際だったか。 ならその前に、ひとつ短剣を見繕って欲しい。 いい品はあるか?
[金はあまりないが、と先程の楽器で軽くなった財布を取り出しながら]
そうか……人づてに聞いた、話か。 もし君がその物語の登場人物になるとしたら どんな気持ちだい?
楽しいか――怖いか―――?
(49) 2013/09/15(Sun) 01時頃
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うん?短剣、か。使う意味と理由によってその姿と名はさまざまだ ナイフ、ダガー、ククリ… [そう呟きながら、壁にかけてあるものを取ってカウンターへ置いた 色々な用途に使えそうな小型のもの、刃の幅が広く殺傷能力が高そうなもの、湾曲した武具然としたものが並んでいる]
君がこれらをもってして何をしたいのかを、問おうか。 もしも秘匿したいなら詮索しない。好きなものを手に取ればいい ―――金銭の相談は、後からでもできる。
[カウンターに手を置いて少し上目遣いに男を見やる]
(50) 2013/09/15(Sun) 01時頃
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[そして、物語についての問いがなされる 登場人物ならどう思う、という主旨のことだった]
――…ぼくはじんろうかもしれないし、にんげんかもしれないね。しぬかもしれないし、ころすかもしれない。 そうだな。しぬかもしれないというのは、…どうなのだろう。でもきっと、ぼくは怖いといえば、それは嘘だ。 死んだことがないからわからないけど、そうわるくないものだとかんがえているよ。 ぼくがいなくなってこまるひとは、ここにはいないから [ぶつぶつと、また何処かを見ているように言葉を紡いで、はっと気付いたように眼を丸くする]
――そうだ。問いには"楽しい"も、あったね。 それで言えば、楽しいというよりかは、うれしい。の方が正しいのかもしれない 死ぬ側になっても、殺す側になっても。 [それは殺す為にうまれたもの達に意味が与えられるという事でもある、と店内を見渡しながら付け加えた]
……君は、どうだい? [好奇心を含めて少しだけ口角を持ち上げて、眼の前の男に逆に問うてみた]
(51) 2013/09/15(Sun) 01時頃
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……身を守るため、そして獣から人を護るためだ。
[これが答えでいいか、と少年に視線を向けて。 獣なら殺傷能力が高そうなものを選ぶべきだと判断し、少年が並べた短剣の一本を指差した。 そして続けて投げた問いに返す少年は、どこか狂気すら感じさせる雰囲気を漂わせており、黙って少年の言葉を聞いた後、問い返されればシニカルに笑う。]
俺は嬉しくはないが、怖くはある。 命が消えることを嬉しいと思える感性は持ち合わせていない。逆に命が奪われる恐怖ってやつは、備えてるのが人間の本能だと思うがね? いや、まぁ――そこがひん曲がってるやつもいるだろうさ。
[少し皮肉めいた口調で言うが、だが、と小さく付け加えるように]
俺も路銀が尽きれば野垂れ死にするような生き方だ。 ……いつ死んでもおかしくない、そんな覚悟は出来てるよ。
(52) 2013/09/15(Sun) 01時半頃
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金に関してはこの財布の中から、必要な分だけとってくれ。足りなかったら……まぁ、後で体で払う。
[冗談とも本気ともつかぬ口調で言い、展示されたタガーを手にとり、その煌きに目を細めては、そっと鞘に仕舞って懐に入れた。]
閉店間際にすまないな。 ありがとう。
……君とは二度と会わないことを祈ろうか。 最後に、集会所への行き方を教えてくれないか。
[彼が人狼の話をしていた、それが意味することは大体が察せられる。集会所への道を尋ねた故、少年にも同じことが言えるだろう。]
……我武者羅に生きてきた人生を散らしたくはないが、 誰かの盾になるなら、それもまた悪くはない。
[最後の言葉は独り言か。武器屋を後にすると、少年に聞いた通り、集会所へと足を向けた**]
(53) 2013/09/15(Sun) 01時半頃
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