人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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【人】 小悪党 ドナルド

[雪を踏むうち、まだ新しい足跡があるを見つける。]

 フランシス、これ……!

[視線でそれを示してから
フランシスに目配せして、頷く。
そうして雪の中、足跡たどり進むうち、
いずれ会える、そう信じて――*]

(72) helmut 2014/11/27(Thu) 10時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[繋いだ手にこめられる力>>73
先ほどまでとは少しだけ違った気がした。]

 ――… 、 フランシス。

[そっと名を呼びかける。
何を思うか知れぬまま、大丈夫と伝える代わりにその手握りなおし]

 無茶でもなんでもしてぇところだけど、さ
 そんな事したらフランシスが悲しむって知ってるし
 それに、フィリップも、さ……
 ラルフを悲しませたくないからって俺の事まで心配するんだ。

 だから――…、

[欲張りと思われても、己の思い叶える為に求め手をのばし続ける。
フランシスの笑み映しこむ隻眼は寄せられる頬の感触>>79に瞬く。
寄り添うようにあるこのぬくもりに何度救われたか知れない。]

(98) helmut 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[足跡続く雪を、葉の落ちきった木々を掻き分け進む傾斜。
歩むうち、隣から聞こえるはフランシスの歌声>>80
寝かしつける際の旋律とはまた違うそれが
遠吠えの代わりのように思えた。]

(99) helmut 2014/11/27(Thu) 14時頃

【赤】 小悪党 ドナルド

 戻るなら、お前さんも一緒だ。
 ――フィリップ。

(*35) helmut 2014/11/27(Thu) 14時頃

【赤】 小悪党 ドナルド

 ――…は。
 条件は同じ、だろ。
 凍える前に、見つけだす。

 フィリップ、一緒に、帰る場所を、さがそう。

[互いに折れぬまま。
意識傾け、フィリップへと呼び掛け]

(*37) helmut 2014/11/27(Thu) 14時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[視線が重なる。
言葉を綴るフランシスのくちびる、
噛み締めた名残をマフラーがドナルドから隠す。]

 心配性なのは知ってる。

[今も、心配させているだろうか。
案じるように見遣れば笑み顔が映し出された。
伏せられた緑が湛えるぬれるようなひかり。
結んだくちびるをふと開き]

 これからは、――……
 知らなかったフランシスのいろんなこと、知っていきたい。

[保護者だからと見せぬようにする何かを思い、綴る。]

(111) helmut 2014/11/27(Thu) 14時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[フランシスの澄んだ歌声に呼応するように
聞こえくる鳥の歌>>107
ドナルドはフランシスの言葉>>110に眸重ね頷く。]

 ルーツ、だな。
 きっと近い。

[いこう、と繋ぐ手を引きルーツの歌声を辿り
そうして見つけるは、フィリップと雪に鮮やかなルーツの色*]

(112) helmut 2014/11/27(Thu) 14時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[知りたいのは心。
フランシスが積み重ね今を形作る過去に興味懐かぬわけではないが
今思うこと、これから積み重ねるものに、より触れたい。
視線感じて、少しだけ照れるように目を泳がせた。
声が紡がれるに誘われるように視線が緑の双眸へと戻る。]

 本当だって。

[これまでは言わなかった。
崩したくないと思う関係を思い言えなかった。
けれど変わりたいと思うから踏み出す小さな一歩。]

 あァ、少しずつでも、
 フランシスを知っていきたい。

[思い重ねれば衝動は強くなる。
それでも歩み寄るはラルフとの唐突な別れに悔いたから。
言えなかったことを思う。
もっと、言葉にして伝えればと思うのは
フィリップから聞いた話によるものも、大きく。]

(123) helmut 2014/11/27(Thu) 16時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 如何だろうな。
 気長に練習すりゃ、歌えるように……

[そう思いながら歌を教える時間に意味があるように思う。
フランシスが躓きそうになれば繋いだ手で支え]

 ――――…フィリップ!

[フランシスの声>>115に重なるように呼び掛ける。
手を繋ぐまま、ラルフを抱えなおし、
蹲るフィリップと歌うルーツの傍へと歩み。]

(124) helmut 2014/11/27(Thu) 16時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 みつけた。
 フィリップ、一緒に、帰ろう。

[呼び掛けるバリトンは咽喉を震わすひとのこえ。]

 お前さんの不安も、寂しさも
 全部俺が受け止めてやっから
 ひとりで抱え込むな。

[ひととして支えあい生きるを望み語りかける。*]

(125) helmut 2014/11/27(Thu) 16時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[躊躇い見えるくちびるの動き>>126に眉が下がる。]

 今、思ったことも知りたい。
 一人前とは言えねぇけどさ、もうガキじゃねぇから
 いいこともわるいことも全部含めて知りてぇと思う。
 悩むことがあるなら、一緒に考えていきたい。

[伝えるは己の思い。
知りたいとフランシスが言ってくれるからこそ踏み込もうとする。
甘い囁きに心揺さぶられ、うちに飼う獣が欲しいと囁く。

冷える指先、あたためるように繋ぐ手を握り擦り合わせ
三人と一羽のこれからを思い、フィリップの声を待つ。*]

(128) helmut 2014/11/27(Thu) 17時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[知りたいと思った事はフランシスの口からは綴られず
言葉に詰まる様子に悩ましげに眉を寄せる。
全部、と言ってしまうあたり子供っぽさが残る。
フランシスとも遠吠えで繋がるなら知れただろうか。
そんな事を思いながらも、彼の言葉>>129に頷いた。]

 ――…まだ頼りないかもしれないけど
 支え合えるよう頑張るから、さ。

[その時は、今告げられずにいるそれも聞けると良いと思う。*]

(138) helmut 2014/11/27(Thu) 20時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[頼もしい、とフランシスに言われれば>>139
ドナルドは嬉しそうに隻眼を細める。

つよくなる、と彼が言うは
つよくならねば言えぬような重さがあるのだろう。
重たきものほど共に、と思うのに――。

微かなささやきに声返せぬまま、
握る手はもどかしさからやや強まる。]

(145) helmut 2014/11/27(Thu) 21時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 ――…あるよ。
 いつか、帰りたくなる場所がみつかる。

 それまでは俺がその場所になってやっから、さ。

[見える場所、声が届く場所。
ならば遠吠えに返す声は空気震わすものとして]

 あやまんなくていいから、
 もう、いなくなんなよ。
 ――…フィリップ。

[涙零す少年>>142の前で膝をおり語り掛ける。]

(146) helmut 2014/11/27(Thu) 21時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[フランシスの声の響き>>144
ラルフもドナルドも言われ懐かしさ覚えるもの。
フィリップとフランシスのふたりに
微か目を細めて、安堵するような息を吐く。]

 ――…迷惑なんておもわねぇから。
 あんま目、こすっと腫れるぞ。

[目許こするフィリップ>>147から
折れる気配を感じながら]

(149) helmut 2014/11/27(Thu) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[フィリップの零した声>>151に少し考える風。
その間に聞こえるフランシスの言葉>>152
落ち着いた大人のもので]

 そう、だな。
 此処じゃ凍えちまいそうだ。

[街に下りることに同意示し
泣き止み心落ち着くまでは待つ心算で。]

(153) helmut 2014/11/27(Thu) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[顔を拭うフィリップにゆると首を傾け]

 大丈夫か?

[案じる言葉を掛ける。
フランシスが雪だるまと言えば
山小屋に辿りついた時の、三人の会話が過った。
抱えるラルフにふと意識が向く。]

 ――…だな。

[少しの間の後、同意の声を落とし
フランシスが動きやすいよう繋いだ手を緩める。]

(157) helmut 2014/11/27(Thu) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[謝るフィリップに困ったような笑み浮かべる。]

 そういう時は、さ。
 ごめんなさい、じゃなく、ありがとう、だろ?

[そう言って立ち上がろうとした時
羽ばたく音が背後より聞こえ振り返る。]

 ……っ、て、ルーツ! 待て!

[アタックしようとするルーツに緩めた手を伸ばした。]

(160) helmut 2014/11/27(Thu) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[緩めた手はすり抜ける前に再び取られて
ルーツの動きを阻むことは出来ず]

 ――――……あ。

[思わず漏れる声。]

 フランシス!
 だいじょうぶか!?

[慌てて声を掛ける。]

(163) helmut 2014/11/27(Thu) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ルーツに襲われたようにみえるフランシスを案じていれば
フィリップが懐いていると称して、怪訝な顔をする。]

 なかなか激しい懐き方だな。

[二人に「大丈夫か」と声かけて
フランシスの言葉>>169に頷く。]

 ああ、いこう。
 フィリップ、道選び、任せていいか?

[雪に埋まり、道といえそうなものは素人目にはわからない。
山に詳しい彼に尋ねて下山に向ける。]

(170) helmut 2014/11/28(Fri) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ルーツの感情はドナルドには読み取れない。
けれどフィリップが言うならそうなのだろうと思う。]

 ルーツにも、
 ひととの付き合い方、教えてくか。

[満足そうに鳴くルーツの様子に苦笑しながら
獣のすまう山からひとのすまう街を三人と一羽で目指す。*]

(176) helmut 2014/11/28(Fri) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 三階の窓から抜け出して山に逃げ込んだりするうちは
 撤回してやんねーから。

[拗ねる気配伝わればカラとフィリップに笑って
あたたかな場所を目指し歩む雪道は
フィリップの先導により負担の少ないものとなる。*]

(180) helmut 2014/11/28(Fri) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[里に下り宿にゆく間も
フランシスとフィリップの様子に隻眼を和ませる。
「俺も街に出た時はちょっとびっくりしたな」と
故郷を出て旅をし始めた頃の事を思い出し重ねて笑った。
ラルフの件で視線交わし、小さく息を吐く。
ひとひとり担いで旅するは人目もあり難儀なのはわかっていた。

慣れぬ雪道のくだりは思いのほか身体への負担が大きく
通された宿の部屋のあたたかな空気にほっとして
疲れがどっと押し寄せた。
ラルフの亡骸を部屋の一番涼しい場所へと寝かせて、
荷をおろし外套を脱いで一息つく。

フィリップがラルフの傍から視線向ければ
なんでもないという風に微かな笑みを浮かべる。

休息にフランシスが取り出すは乾パンとジャム。
フランシスからそれを受け取り、全員分――、
ラルフに供えるまで見届けてから、ぱくとほおばる。
口腔に広がる甘さが染みて己が空腹であったことを思い出した。]

(225) helmut 2014/11/28(Fri) 14時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[何年ぐらいで慣れたかとフィリップが問うを聞き
考える間にフランシスの応えがある。]

 ――…何年だったかなぁ。
 最初こそびっくりしたけど、
 俺も、ラルフも其処まで人見知り無かったから、
 フランシスのこと見てるうちにいつの間にか慣れてたかな。

 まあ仕事の方はなかなか難しくてまだ手伝い止まりだけど。

[衝動に関しての言を改めて聞けば少しだけ眉を寄せ考える風。
衝動が落ち着くまで、まだ数年あろう事に長さを感じ
つ、とフランシスを見詰めて、また視線を床へとおとした。]

(226) helmut 2014/11/28(Fri) 14時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ふと、視線を感じ目を向ければフランシスの声が耳にとまる。
フィリップを説得する際のことを言われれば、瞬きして]

 声が届くなら遠吠えでなくてもいいし、
 それに、俺がフランシスの立場なら、
 同じように寂しいと思うだろうから。

[鎖された眸が何を思うかまでは考えられぬまま
そのときを振り返りぽつりぽつりと言葉にして*]

(227) helmut 2014/11/28(Fri) 14時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 がっちがちのフランシスってのが想像つかねぇけど
 それはそれで、ちょっと……

[みてみたかった、と年齢差あることを残念に思う。
フランシスに上達を認められれば嬉しそうに笑い]

 だといいな。
 俺もさ、フランシスの助けになりてぇから。

[今はまだ力及ばずともいずれは、と。
フィリップ同様衝動覚えるものの自制慣れする分読み取り難く、
必要な栄養はひとの血肉でなく食事で賄えるという知識もまた
それを理性で押し込める役にたっていた。
大人のようにしかと飼いならせるのはまだ先ではあるのだけど。
緑の双眸が伏せられるに気付けば不思議そうに首傾げて]

 フランシス?

[と、名を呼びかける。]

(229) helmut 2014/11/28(Fri) 16時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[しあわせ、について、
フィリップとフランシスの二人が言葉交わすに耳を傾ける。]

 ……衝動とうまくつきあえるようになれば、か。

[ぽつ、と呟き、何か考える風にまた口を噤んだ。*]

(230) helmut 2014/11/28(Fri) 16時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 緊張してるとことかあんま想像つかねぇから
 気になるし見てみたかったな、と。

[フランシスが首振る>>231のを見れば
あまりみられたくないのだろうと想像できる。]

 狩りは得意らしぃけど、
 そうだな、調律もフランシスから学べば。
 手先もだけど、感覚とか、飲み込みもはやそうだし。

[コクと頷き向けてフィリップの方をみる。
なんでもないとフランシスが言うのには
疑問符浮かべながら、また首を傾げ。
思考に耽ってだんまりする間に不思議そうな眼差し>>232感じる。]

 五年って、長ぇな、と思ってさ。

[ぽつ、と考える一端を零して苦く笑った。*]

(233) helmut 2014/11/28(Fri) 17時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

―― 少し、未来の ――

[衝動を制御できる大人になるまでは長く感じられた。
フランシスが言ったように大人になるまでの間は傍に居られる。
けれど想いある事を自覚した身には
先祖返りという衝動の強さも相俟ってきついと感じる瞬間もある。

そんな衝動を熱として開放させる。
それは保護者から学んだことのひとつ。
それまで通りひとりで慰めることもあった。
堪えきれぬと思う衝動を遣り過ごすために
ひと多き街にいる間は酒場でそれなりの相手を探す。
保護者に頼むことが出来ないドナルドにとって
それが紛らわせる為の術のひとつとなり
時折、酒と香水を纏い夜更けに宿に戻る事があるようになった。
それが嫉妬に繋がる、と気付かぬのは
当人は思い重ねるわけでなく
熱の解放の為と割り切っていたからに外ならず。]

(246) helmut 2014/11/28(Fri) 20時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

―― 少し、未来の ――

[その日は何事もなく仕事を終え寝台で眠っていた。
深い眠りの中、初恋だった少女の夢をみることも少なくなり
何も過らぬ深く静かな眠りが訪れる。
その夜も、そうだった。

眠るドナルドのくちびるに触れる温度。
あたたかな感触が落ちる。

誰のものか考える前に無意識に伸びる手は
くちびる重ねる誰かの首筋へとまわる。]

 ――――……。

[フランシス、と口腔で転がすように呼ぶ名。
眠るままだと知らせるは、閉じられたままの瞼だった。*]

(247) helmut 2014/11/28(Fri) 20時半頃

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