112 燐火硝子に人狼の影.
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そうですね……狩り易さでいっても、 力が弱い方が抵抗を受けた時に対処しやすいです。
[獣の姿になれば成人した男性でも噛み殺せるが。 本気で抵抗されればこちらも痛い目を見る事もある。]
小さな子を食べるのは、少し気が引けますが。
[そう声にはするものの。 食餌としての選択肢から外すほど強いものではない。]
(*30) 2013/02/05(Tue) 22時頃
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[ミドルの聲にゆると思考を巡らせる]
狩りやすそうなのは、あの、少年か。
[丁度ミドルが対峙している相手を思い浮かべ呟く。 元々身寄りのなさそうな相手を獲物とする傾向がある。 だからこその選択ではあるが、 ミドルやサリスの意向もあるだろうと強くは推さない]
(*31) 2013/02/05(Tue) 22時半頃
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そうですね。 大人しそうな子ですし。
[紅茶を飲んでいる少年を見つめながら。 聞こえる声へ同意を返す。
空腹も満たされた今、他に強い希望がなければ、 最も易く手にかけられる相手を選ぶべきだろうかと。]
(*32) 2013/02/05(Tue) 23時頃
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[ケイト――ミドルの瞳を一瞥し、それからまた別れた後。 ぽつりと零したこえは、彼女からの相談>>*28に対して。]
誰か……っていうトコは、今ンとこ見当つかないさね。 ああいった「厄介な力」の居所、も、あるような気はしねェし。
[ミドルへとその話題を口にした時、嫌悪のいろが帰ってきていた>>*26。 彼女の母が――同じこえの母が死んだという話>>1:*15も耳にしていれば、幾らかの想像はつく。 少しだけ、声は低くなる。]
ミドルに。リヒトに。 人狼サマにとって……狩りやすいってンなら。 その子で良いんじゃ、ない、かな。
[はっきりと言い切れないのは、染まりきれない人の部分故だったが。 かといってかれらの意思を強く拒みつける何かが、今のサリスに在る訳でも無い。それ故に、是の形となる。]
(*33) 2013/02/05(Tue) 23時頃
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サリス――。
[呼びかける声は普段と変わらぬ響き]
私達に喰われたくない者がいるなら言っておくと良い。 考慮はしよう。
[善処出来るかは知れないが喰われたくない存在があるかを問う]
(*34) 2013/02/05(Tue) 23時頃
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しっかし、テッドの坊主。ひとりっきりで。 ………あれじゃアイリスちゃんと同じじゃねェか。死にに行ってるようなモンだ。
[暗に其処なら存外喰らいやすいのでは、という、個人的な推察。 彼の行動も「生きたい」故ではあるのだろうが、それでも何処か危うく見えるものではあった。 とはいえ、孤立した少年の元に向かう勇気のある者が、彼の心を動かすことも有り得るが――]
(*35) 2013/02/05(Tue) 23時頃
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余所者を疑っていたようだったからな。 今の所、害はないとみているが――…
[アイリスと同じ>>*35と聞けばクツと喉を鳴らす。 口腔に広がった血の味が思い出された]
メアリーが彼の事を気にしているようだ。 同じ道は、辿らぬやもしれん。
(*36) 2013/02/05(Tue) 23時頃
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アイリスさんに比べて、テッドさんの方が 他人に対しての警戒は随分と露骨ですね。
[自室に閉じこもったのであれば、 そう易々と侵入を許してはくれなさそうだとは思うが。]
……もし、メアリーさんの影響を受けたとして。 テッドさんはどう変わるでしょう。
[同じ道を辿らない>>*36として。 あまり好ましくない方向に流れるようであれば、 今の内に、とも思う。 あるいは――その影響を与える側を。]
(*37) 2013/02/05(Tue) 23時頃
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[メアリーの様子をふっと思い返しながら――。 サリスは、リヒト>>*34の常通りの音色のこえを聞く。]
……………、マジか。
[相手はあくまで人狼だ。 仮に「マジ」なのだとしても、それが守られる保証等、無い。 解りながらも、口にする。]
メアリー 。
[まさか、彼女が「厄介な力」の類を持っているやもと考えることもせず。 端的に、その名を挙げる。]
(*38) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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――…ふ。
[サリスの反応に思わず漏れる笑み声。 紡がれた名には少し考える風に間をおく]
美味そうな娘であるが――… 今は、見逃そう。
けれど、良いのか? 己の名を紡いで置かなくとも。
[悪戯な囁きをのせて目の前の少女を見つめた]
(*39) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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厄介な変化があれば――… その時に、狩れば良い。
余所者に疑いの目を向けて呉れるのを期待しているのだが どう転ぶだろうね。
[ミドルの聲にゆると己の考えを添える]
(*40) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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少し、気が急いていたようです。
そうですね、うまく誘導してくれるといいのですが。
[リヒトの意見に静かな声を返し。 メアリーについても、サリスの望み>>*38は聞こえていたので。]
優しい人ですしね。 ええ、私達の邪魔をしない限りは。
(*41) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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ミドル。 キミの懸念も分からなくもない。 面倒な事になるようなら責任をもって私が処理しよう。
[静かな同胞の聲に似た響きを返した]
(*42) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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[リヒト>>*36の見解に、そして此処で挙がったメアリーの名に、ぱちりと瞬く。 今目の前に居るふたりの姿。丁度ここで聞き出したところだったのかもしれない、と思う。]
………メアリーちゃんが、か。
[その後のミドルの見解、リヒトとのやり取りを聞きながら。 何処か納得したように、零すこえ。]
そっか。まァ、確かに厄介なトコがある訳でもねェし。 ………あのでかいおっさんと、フランシスカさん、かねェ。余所者は。 ま。そっちに疑いが向くなら、……。
[ぽつり、ぽつり。あっさりとリヒトへの是が――「余所者」の人間の命を軽んじるこえが零れていたことに気付く。 気付きながらも、人狼に囚われたサリスは、言葉を取り下げることもしないまま、で]
(*43) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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あ。
…………サリス、も。付け加えてくれねェ、かな。
[リヒト>>*39のその言葉で、自分よりもメアリーを優先していたのだ、と気づかされる。 悪戯な響きの前、声色は何処か弱々しい。]
(*44) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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