52 薔薇恋獄
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[静かに、淡々と。 あの時の鳴瀬は、自分からすれば「失ってしまったもの」だったから]
……我が侭なものでしょう?
まぁ、結果的には……あなたに、感謝しなくてはいけないのかもしれませんが。
[自嘲して、冷めかけた紅茶をひといきに飲み干す]
(449) nordwolf 2011/05/29(Sun) 12時頃
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ドナルドは、しらべにアタックもぎゅー。
rinne 2011/05/29(Sun) 12時半頃
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― 喫茶 ハルシオン ―
[楓馬の反応はどうであったか、なんであれ、去るその背を愛しげに見送った後、栖津井に向き直る。]
――……いや、俺に怒りを覚えるのは当たり前かと。
結局、俺は鳴瀬先生に甘えて欲しいと思いながら、 甘えることしかできないから。 そこまで、思い詰めてらしたとは、思わなかったし。
それに……―――
[言うべきか否か迷って、一度紅茶で唇を湿らせた。]
その甘えがあったから。 例えば、あの時、鳴瀬先生の手をとって此方に戻って来ていても、きっと最終的には、やっぱり楓馬に手を伸ばしていたと思います。
(450) mitsurou 2011/05/29(Sun) 12時半頃
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[実際そうなるかは判らない。 それでも鳴瀬の手を離さなかったかもしれない。 それでもあえて言ったのは、栖津井だからだ。]
だから、感謝されるのは、筋違いですよ。 俺こそ、栖津井先生に感謝しないといけないから。
貴方が鳴瀬先生を幸せにしてくれるから、 俺は楓馬を好きでいられるし、後ろめたさも少なくて済むから。
――……自己中で、申し訳ないです。
[飲み干される相手の紅茶を見る。 習って己のそれも飲みほした。]
(451) mitsurou 2011/05/29(Sun) 12時半頃
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─ 保健室 ─ >>414 えぇ……。 救い、と言って良いものかどうかは、私には分かりませんが……。 けれどおそらく、彼は、あの土壇場でひとまわりもふたまわりも、精神的に成長したのだと思います。
[それだけに、逝ってしまったことを辛く悲しく思うけれど。 今更それを言ったところで、どうなるというものでもない]
……あぁ、はい。
[涙を拭う奏音に声をかけられ、俯きかけていた顔を上げる]
そうですね、他のお子さんと比べると……少し。
はい、それが私の役割ですから。 何かあった時には、どうぞ遠慮なく。
[そして、にこりと人の好い笑みを向けた]
(452) nordwolf 2011/05/29(Sun) 12時半頃
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―道也の部屋―
[締め付けての中、根元まで収まると息をついて道也の髪を撫で。 浮かぶ汗、色っぽい表情、道也の匂い。どれもたまらなくて、はやく打ち込んで体内まで自分で一杯にしたいなんて思う相手はこれが初めて]
ぜんぶ、入った……道也だいじょーぶ? 俺は、すっげーイイよ。動いたらヤバいかも。
[萎えていなければ安心してゆるゆると扱き、それにあわせて腰も探るように揺らして]
あ、俺こっち側はじめてかも。
[そういえばの事実を口にする、無性に照れくさい感じ。 厳密には女性以外で、だけどそこまで言う必要は無いだろう*]
(453) meiji 2011/05/29(Sun) 13時頃
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ユリシーズは、ランチ呼ばれたので、また後でー。
はまたん 2011/05/29(Sun) 13時頃
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……ん ……。
[この地に縁のある『彼女』と言えば、ひとりしか居ない。 幾つもの残滓がざわめく葉陰に、あのひそやかな姿が無いかと、視線を巡らせながら]
…… 悠里せんぱい、寧人せんぱい、……桂馬、せんぱい。
[いたみを篭めて名を呼んでも、答える声は無い。 彼らは静かに、恋獄で浄化のときを待っているのだろうか。
蘭香はきっと、自分たちを待っていてくれるだろうと思った。 けれど彼らには、もう会えない気が、していた。
けいま せんぱい。 もう一度呟いて、俯いた]
(454) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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へ?
[ふと顔を上げれば、顔を綻ばせた蛍紫。 きょとんと、すこし痛みで鈍くなった頭を巡らせ。
はっと梢を見上げた。うわあ。 オレ祟り殺されるんじゃね]
べーにーこーさん! 降りて来いよ。
[だけどまあ、放置してたら余計、機嫌悪くなるだろうから。 きょとんとしているだろう蘭香を、ちょいちょいと樹の真下まで連れて行き]
『…………』
どーも、紅子さんです。オウム姿じゃないけど。 詳しい事情は置いといて、幽霊仲間ね。
(455) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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[降りてきたはいいが、蘭香から視線を逸らしたままの紅子さんを紹介した。 ただの幽霊ではない、とかぶつくさ言っていたが、言いたいことは、ちゃんと自分で蘭香に言うべきだ。 それを、ずっと望んできたんだから]
だから、補足なんてしてやらず。 あとは若いお二人でごゆっくり、なんて、蛍紫のほうへ向き直ったら]
蛍、紫?
[居ない。 薔薇の香りに紛れてしまったかのように、忽然と姿を消していた。
ざあっと、血の気が引く音を聞いた。 駆られた不安のまま、走り出そうとした足が、突然飛び出した石にぶつかり、転げた]
(456) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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何すんだよ!
『逆だ、戯け』
[ひりひりする鼻の頭を抑えながら、分かりきった犯人に苦情を述べれば。 いつの間にか、ちゃっかり蘭香を抱き込んでいる紅子さん。 あんだけもだもだしてた癖に、手ぇ早いなオイ!]
『あちらを通れ。まともな道では日が暮れるぞ』
[ゆらり、薔薇の香がイメージとして流れてくる方を、紅子さんは指し。 その、薄っすらとした、けれど覚えのある痛みに、状況を把握して]
さんきゅ! じゃあ、ちょっと行って来る!
[蘭香にヘンな事すんなよ! と言い置いて、ふたたび走り出した]
(457) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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蛍紫っ!
[記憶に新しい風景。 泣きあって、蘭香を迎えにいこうと、願いを交し合った場所。
うろに駆け込めば、白っぽい何かに向けて囁きかける彼の姿]
バカ、ひとりで勝手に居なくなるんじゃねーよっ。 …… 、それ…
[体育は5段階中5評価しか貰ったことはないが、息も整えず走ってきたから、ぜえはあと自分の呼吸が煩い。 よたっとよろけた拍子に、蛍紫の肩に掴まってから。 摘まれた欠片に、手を伸ばした]
(458) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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日向。 ……やっと、会えた。
[彼女に触れることは出来なかった指先で、かるい手触りの表面を愛しげに触れ。 両手で包み込むと、くちづけた]
助けてくれて、ありがとう。 ……あんなタイミングで、オレに話してくれたのは、きっとずっと、見守ってくれてたんだろ。
[それは、勿論自分だけでなく。 別荘を訪れた、みんなを]
ありがとう。 日向に会えて、よかった。
[助かったひと。助けられなかったひと。 すべては自分たちの心が織り成した結果で。 けれど彼女も、殺したくないと言った彼女も、結果に心を痛めているのかもしれないから。
ただ、出会いへの感謝と、親愛を籠めてそう告げ、わらう]
(*16) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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……さ、帰ろうぜ。 4人と、日向で。
[また、改めて弔いはしたいと思うけれど。 それだけ言って、あっさり手を離し。 加える名は、彼が当然、その欠片を連れ帰るんだろうという前提]
また、来るよ。 それまで、せんぱいたち、宜しくな。
[別荘が土砂に埋もれても尚、咲き続ける薔薇。 それは咲くまま、あるがまま。 やがて自然に癒されるその時まで、手を触れず静かに見守るのが良いのだろうと。
ふたりの、他からは見えざる友人たちの待つ場へと、踵を返した。 勿論、またふらっと何処かへ行ってしまわないよう、蛍紫の手をしっかりと握って。
その指先に、薔薇の棘で傷つけたんだろう傷を見て取れば。 眉を軽く潜めて、ぺろりと舐めとった]
(*17) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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―― とある週末、『ハルシオン』>>443 ――
……ですよ ね。
[声を潜める王子に、何だか照れてしまって、どちらも見れず、視線をおろおろ。 しかしバイトのことは、話されたら死活問題だ。 既に部内ではバレバレな気もしている が。いやでも]
遠慮しなくても、サービスで書きますよ?!
[宥められながら、必死である。 せんぱいもどうっすか、と良数の方も、ぶんっと向いて訊いてみたり]
(459) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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フィリップは、よしかずせんぱいの愛におののいた。
sayclear 2011/05/29(Sun) 13時頃
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―とある週末『ハルシオン』―
[道也に健全なデートに誘われた。 今まであまり出歩かない事の多さに、王子がぶり返したのだろうかとか、出歩いたらまた道也の兄みたいな反応をされるのではないだろうかなんて考えつつ、気づいたら連れ出されていた]
ハンバーグ、オムライス……オムライス優勢かな。
[選べないなら、両方にして半分づつでも構わないが、男二人でそれはどうだろう。デートだから良いのかな?
珀がバイトしているらしい事は知っていたが、ここだとは思って居なかったのでその登場に驚く。道也も珀も驚いている、偶然らしい。 動揺はあまり無い、バイトお疲れ様ぐらいは考えるけど。気にせず注文]
……じゃあ、『王子マイラブ』って書いてもらうからオムライスにする。
[真面目になにを書いて貰うか考えた結果がこれだよ*]
(460) meiji 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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―― 補講後の『ハルシオン』 ――
っえ、 ……はい。
[思考に落ち込んでいたら、蛍紫にそんなことを言われると>>447予測できなくて、ぱちり瞬く。 けれど、その紫に、自分の選択を疑いもしない、確かな信頼のいろを見て取れば。 悩みなど溶け消えて、自然、しあわせそうに笑えてしまうのだから、現金なものだ]
かしこまりました。
[ふたりに軽く一礼して辞去すれば、カップを並べ、うきうきと準備を始める。 あからさまに機嫌の良い様子に、同僚の怪訝げな視線が刺さってきたが、気にならない]
『何よぅ、気色悪ぅい。 あれ、幼馴染君とセンセでしょぉ?』
何で分かったんですか。
[文はともかく、蛍紫のことは一瞥してそうだと分かる要素など、無いと思ったが]
(461) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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『楓馬の た い ど』
……んな、分かりやすいっすか?
『バレバレぇ』
…………。
(462) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
meiji 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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ん、あれ、声かけて行かなかったか?
[ふっとかかる声に視線をあげた。 丁度逆光になっていたか、少し眩しげに楓馬を見上げる。
基本的に幼馴染3人の中ではストッパー役ではあるが、 稀にこういう行動をとることがある。 稀故に、性質が悪いこともあるのだが――本人に自覚はない。]
っと、大丈夫か。
[楓馬の体勢が崩れるなら、肩を貸した。]
――……嗚呼、彼女、だ。
[そして、問われることに答え、その彼女の欠片に楓馬が唇を寄せるのを見守った。 こう、若干、眉間に皺が寄るのは、恋心故に赦されたい。]
(463) mitsurou 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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そうだな、帰ろうか。
[あっさりと手放された彼女の欠片を、ハンカチに包むと鞄にしまった。ゆるっと歩きだせば、握られる手に、先程寄った眉間の皺が少し緩む。]
――……また、来よう。
[けれど己の代わりのように眉を潜めた楓馬の唇が指先に触れたなら、少しフリーズして、その後、ふっと笑って呟いた。
流石に、蘭香の前では出来ないから、掠める取る接吻けを唇に。
照れ隠しに見上げる空。 梢の間から青空が見える。
―――……止まない雨はない。
けれど、晴れ渡った空だからこそ、つんと胸を打つものがある。 空の青は、おそらく、雨(哀しみ)を知っているからきっと綺麗なのだと。
蒼穹に幾多の分岐の中で選んだ今の大切さが身にしみるから、 きゅっと取った手を握りしめ、歩きだした*]
(*18) mitsurou 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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―自室―
だいじょー……ぶ。へへ、……案外なんとかなるもんだね……。
イイ?……あ、なんか嬉し……っふぁ、
[鼻から抜けるような声が出る。 身体の支配権を良数に渡してしまっているからか、自分の身体なのに思うようにならない。扱かれて揺さぶられて、与えられる快感に為す術もなく喘いだ]
はじめ、て……? え、まじ、で?
[女性以外で、というところまでは汲み取れない。過去の荒れていた時期のことも知らないから、そうなの?と目を白黒させる。 経験量に対して知識とテクがありすぎないか、……と思ったところで先程の気持ちいいところに軽く当たり、また啼いて、思わずきゅっとそこを締め付けてしまった]
ああっ――! ……っく、……そこ、おねが、もっと……。
(464) siro 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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―― とある週末、『ハルシオン』 ――
お任せを!
[良数のリクエスト>>460に、ぐっとサムズアップで良い笑顔。 その笑みをきらきらと浮かべたまま、厨房へ駆け込み、お待たせすること、暫し。
その間、ふたりにどんな会話があったのか知る由は無いが、ともかく]
お待たせいたしました! どうぞ!
[ばん、とふたりのテーブルに置かれたのは、ふかふかつやつや、黄色の卵がとろりとご飯を包み込むオムライス。
に。
『王子マイラブ』と『良数フォーエバー』と書かれている。 真っ赤なケチャップで。 とろける表面に、苦心して描かれた、きっちりばっちり読めるポップ体で。
どーですこの職人芸! と言わんばかりの笑顔で、後輩は胸を張っている。えへん]
(465) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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ノックスは、おうふ削除まにあっt
siro 2011/05/29(Sun) 13時半頃
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―とある週末、『ハルシオン』―
書かなくていい!!そんな余計なサービスいらないから! っていうか、ここそういう店じゃないだろー!?
[つまり、何度か来たことがあるわけで。 今まで遭遇しなかったのは運がいいのか悪いのか]
ばっ……!?
[そして信じられない注文をする>>460良数に、お前は何を言っているんだと反射的に頬を叩いた。勿論本気じゃないけど。 余計なこと書かれてたまるかと、自分はハンバーグを注文しようとしたのに後輩は既にきらきら笑顔で厨房へ]
ちょ、ま、…………。
(466) siro 2011/05/29(Sun) 14時頃
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[絶句して項垂れて、良数を恨めしげな目で見ること暫し。 大変おいしそうなオムライスが運ばれてきた。……だけど、書いてある文字のせいで直視したくない]
ばかやろー……。ふーまんのばかー、良数のばかー……。
[もう耳まで真っ赤だった。お前それ厨房で書いたのか?他の店員見てる前で書いたのか?運ばれてくる間に他の客に読まれてたらどうしようとか、ここのコーヒー気に入ってたのに恥ずかしくてもう来れないじゃないかとかぐるぐるぐるぐる]
…………。
[勿論、恥ずかしいから下げてくれなんて言うつもりはないけれど。 それでも中々スプーンに手が伸びなかったのは、*真っ赤な顔を両手で覆い隠すのに忙しかったから*]
(467) siro 2011/05/29(Sun) 14時頃
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─ 喫茶 ハルシオン ─
[何を言ったところで。 あの時の自分は、甲斐を失った鳴瀬の心の隙間に付け入った。 それがたとえ、鳴瀬に求められたものだったとしても]
筋違いですか? だとしたら……とりあえず、お互い様ということにしておきましょうか。
[手指で、空になったティーカップを弄ぶ。 口元には、やはり笑みを浮かべたままで]
私が、鳴瀬先生を幸せに───ですか?
さぁ、それはどうでしょう。 それは、鳴瀬先生本人に聞かないと、分からないかもしれませんよ。
けれど…………。
(468) nordwolf 2011/05/29(Sun) 14時頃
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[僅かな間。
浮かべる表情は、保健室で見せるそれよりも更に穏やかな。 愛おしいものを心の中に思い描いた時の表情]
けれど私は、幸せです。 士朗を愛することができて、とても……。
[やがて、珀が「オススメ」の品を運んできてくれるだろうか]
(469) nordwolf 2011/05/29(Sun) 14時頃
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―― 補講後の『ハルシオン』 ――
お待たせしました ……?
[ダージリンの2番摘みを運んで来れば、先ほどまでより、随分と和やかな表情の文。 不思議に思いつつ、ふたりの前にそれぞれ、カップを置いた。 ソーサーには、スプーンと一緒に、ちいさなクッキーが添えられている。
蛍紫のカップとソーサーには、蘭のモチーフ。 文のには、ペルシャ猫。
意味はあったかどうか。 ともあれ、他に注文が無いか窺う素振りを装って、少々テーブルに留まった。
ふたつはそれぞれ、赤いジャムがのせられた香ばしいクッキー。 けれど蛍紫のほうは、甘くない。本来ならピザにでも掛ける、アレの赤さだ。
突然の来訪に驚かされたのだから、これくらいはしても良いかと。 開き直って、様子を窺うのだった]
(470) sayclear 2011/05/29(Sun) 14時頃
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─ 喫茶 ハルシオン ─
そういうことにしておいてください。
[お互い様と笑う栖津井に、苦笑を向けた。]
――……。
[そして、つっと紫の眼を細めた。 栖津井の浮かべた表情が、眩しかったから。 重なるのは、先程、オーダーしたときの楓馬の表情。 ちゃんと、俺も彼を幸せにできてるのかな……と、思う。]
多分、鳴瀬先生も幸せだと思いますよ。 貴方に、そんな顔させるくらいだから。
[また、人の気持ちを決めつけるなと言われそうだけれど。 それは願いだった。 やがて、また楓馬の姿が見えるだろうか。 まるで栖津井の笑みが移ったように、穏やかに微笑んで楓馬を迎えるのだった。]
(471) mitsurou 2011/05/29(Sun) 14時頃
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フィリップは、あんまりに和やかな2人の様子に、むしろ怪訝げなほど。
sayclear 2011/05/29(Sun) 14時頃
鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/29(Sun) 14時半頃
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─ 喫茶 ハルシオン ─
[怪訝そうな顔をしている楓馬に、少し首を傾げるも、 目の前に出されるものに眼を細めた。]
クッキーもついているのか。
[何の疑いもなく、つっと手を伸ばす。 蘭の形に思うところはなくはないが、それを口の中へ。]
―――……?、っ!!!???
[おそらくそう言うものだという前振りがあれば、それなりに美味しいものであったかもしれない。 しかしながら、甘い――たとえばイチゴジャムを想像して食べた時の衝撃。]
ふ、ふうま?
[げほっと一回咳きこんで、多分してやったり顔の楓馬の顔を、なんとも言えない表情で見詰めた。]
(472) mitsurou 2011/05/29(Sun) 14時半頃
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―文化祭準備日―>>417>>418
あぁ、石神井先輩と組めば強いですよね? 人数多すぎて、個人戦じゃなくて団体戦にしたときなんか
[負け続きな分、負けてる姿が似合うなぁなどと笑い。 他の1年と、次に蓮端が勝てるのはいつか…などの遊んでるのは内緒の話]
ぇへへ 先輩と似てるなんて、嬉しいです
[首を横に振る先輩に首を傾げて見せて。いってらっしゃいと手を振って見送る]
(473) k-karura 2011/05/29(Sun) 14時半頃
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あ、そういえば、先輩!
[数段降りてその背を追いかける]
俺、あのとき『恋なんてしない』、って
『辛いだけ』だって思ってたけど
今は…恋して良かったぁって思ってます
先輩は……?
[答えなんて決まってる。 どこか自分と似ている先輩からも、答えを聞きたくて。 頬を僅かに色付かせ、敢えて*尋ねてみた*]
(474) k-karura 2011/05/29(Sun) 14時半頃
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―― 補講後の『ハルシオン』 ――
一口クッキーは、当店のサービスでございまして。
[にぃ。 まさしく、悪戯が成功した子供の笑みを満面に浮かべ、見つめてきた蛍紫>>472を見つめていた。 何の疑いもなく、クッキーを口に入れてからの表情の変化は、期待した通りのもので。 そんな表情を浮かべてしまうのだって、仕方が無い]
…――びっくり したか?
[そうして、訊くまでもない問いを口にしながら、すいっと屈みこみ。 咳き込んだくちびるを、掠め取った。
満足げな笑みを浮かべれば、すぐに離れ。 ひらひら手を振りながら厨房へと戻ると、奥へ行っていた同僚が戻ってきたところだった]
(475) sayclear 2011/05/29(Sun) 15時頃
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