218 The wonderful world
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…………これでクリア、だよね?
[それから秒針が何周した頃だろうか。 最後の蛙に私か兄かが止めを刺して、黒い羽根と仮面が印象的な彼の方へと視線を向け、見えない壁は消えただろうかと様子を窺ってみる。]
―――………、
[答えを待つ間、ふと思い立ってキュロットのポケットの中に腕を突っ込んで、2本の棒付き飴を取り出して。 “わー”と平坦な歓声を。手にしているのは生前よく口にしていたチョップチャプス。 チョップされたような衝撃的な甘みが特徴で、何よりも棒付きで食べながらゲームが出来るという画期的なお菓子なのだ。]
…………、 …………、い、いる?
[おずおずと俯いたまま飴を持つ腕を仮面の彼に伸ばしてみるが反応はどうだっただろうか。 変な蛙を操っているし、背中から羽根も生えている。 でも彼の背丈を見れば年上には見えなくて、つい子ども扱いしてしまいたくなる。 きっと“小さい子には優しくしなくちゃ駄目”なんてママの言い付けの影響に違いない。]
(324) 2015/03/06(Fri) 00時半頃
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……―― っくしゅんっ!!
だーれかプリティキュートな マリアちゃんのことを噂してるのかにぃ〜?
[ぞわぞわぞわっ!!
なんだかイヤーな寒気に腕を抱えて びくーって肩を震わせてみたり。 正確には『クレープ』だけど そんな事はコンポーザーも知らぬところ。
事実 213個なんて聞いたら あたしはリンジキューギョーしてるでショー!]
…… 超 超 アンハッピーなヨカン?
あたしの 超 超 超 当たるチョッカン様様だけど〜 …… 外れるといいナ〜
(@88) 2015/03/06(Fri) 00時半頃
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ーヨミフクロウ象付近ー
うん。だから僕のこと、覚えてないのも…
[無理はないよね、と言いかけて声が詰まる。ぐ、と心の奥で堪えて、深く息を吐き出す。]
そう、それなら良かったよ。
[振り向いて、小さく微笑んだ後、走りつづけ、モルコの横を通り、ヨミフクロウ象の近くへとやってきた。]
あのシンボルは…ノイズ、だろうか。
[パートナーを組んでる自分たちにとって、氷の壁>>@54は突破出来るだろうか。しかし、その先に見えるのはシンボル。つまり、ノイズがいることを表している。]
戦わなきゃ、いけないかな。
[戦闘の体勢をとりながら、慎重にそちらへと近づいていった。]
(325) 2015/03/06(Fri) 00時半頃
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あっ、チキンじゃなかった
[(キャサリンにとって)重大な言い間違いに気づく。その鳥は、鶏よりワシによく似ている。完全に出すバッチを間違えていた。
落ち込むキャサリンを尻目にノイズは大きな爪で二人を引っ掻こうと、上空から突っ込んでゆくだろう]
(@89) 2015/03/06(Fri) 00時半頃
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[幼馴染が能力の検証を行っている中、私もまたカエルたちの群れと遊んでいた。
自由に影を放出できるといえど、どうやら絵筆の先端から離れれば離れるほど力は弱くなるらしい。 制御が効くのは、目測で10mくらいといったところか。
そして当然ながら、連続して使えば使うほどその力は弱まることも確認した。
カエル軍団を再び暗黒空間に飲み込んで殲滅し、こちらも検証終了。 得意気に、指先で絵筆をクルクルと回す。
与えられた課題の達成と同時に、ヤマタ電機方面への壁は開いただろうか。]
(326) 2015/03/06(Fri) 00時半頃
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……。
[ぴょんぴょんと跳ねていたカエルの姿が見えなくなるのはしばらく経った後。 仮面の下で目を細めて、じっと二人の"観察"をしていたか。]
(…まあ、合格ラインかな…)
[この位ならある程度は生きていけるんじゃないと無責任な目算を脳内でしながら、携帯端末をポケットの中へ。 ぱりんと不可視の壁が消滅したのを見届ければ、お疲れ様なんて気のない声をかけながら二人へ向き合う。]
…そー、クリア。 おめでとう、ヤッタネー…
…で、何についてのヒント…つーか何か質問でもいーよ…
[恐ろしいほどのなげやりさと棒読みを添えて。]
(@90) 2015/03/06(Fri) 00時半頃
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一気に進む? それとも少し休憩する?
[ふと、そんな問い掛けを。 これだけ動けば流石に喉が渇いてくる頃。 死んだ身で飲み物を買うなど考えられなかったが、ステッカーのあるお店では買い物ができると記載があった。>>#5
しかし、目的地が分かってる以上、全力でそこまでダッシュしたほうが早いのも事実。 判断を幼馴染に任せることにした。]
(327) 2015/03/06(Fri) 00時半頃
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…?
[あくび混じりの声でそんな言葉をかける最中に、歓声と共に取りだされたキャンディ>>324。 こちらにそれを向けてくる目の前の女を、仮面で見えないが怪訝そうに見て――…]
…君は、普通…自分を襲って来た奴に施しを与える訳? 全くもって愚鈍というか…何とも言えねーけど。子供だからって舐めてたりすんの…?
[はぁ、と盛大な溜め息。 けれども、そんな事は言ったけれども。]
…でも。甘いモンは嫌いじゃないから。 貰ってやるよ。
[そう、差し出された飴を受け取るべく手を伸ばしたか]
(@91) 2015/03/06(Fri) 00時半頃
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― A地区・ヨミフクロウ付近 ―
……うわぁ…… うわぁもう今日ダメですぅ…… ブーツの紐と一緒にさくらの運も切れてたんですよぅ……
[鉢合わせた彼の姿にがつんと頭を殴られた感覚。 戦闘本業、の次は昇進の噂をちらほら耳にとらえる本業。
当然、この周辺の狩りやすい者は既に一掃されたと考えるべきだろう]
……ッ一発形勢逆転してみせますから! まだぁ〜負けませんからねぇ〜!
[すれ違う彼には啖呵を切るが、相手の戦況も聞かず自分が負けていると断じている時点で気持ちで負けている。
涙目の負け犬はホテルヒラサカ方面に向かったという**]
(@92) 2015/03/06(Fri) 00時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/03/06(Fri) 00時半頃
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あー、いや、本当ごめんなさい。 物覚え悪くて…。
[声を止めて深い息を吐く薫。 それがまさか、薫の記憶を取られたからだとは気付かずに。 申し訳無さそうに謝罪する。]
…そう、なのかな?
[壁に拒まれることなく進むと、見えてくるシンボルに首を傾げる。 出来ればあんなのと会うのはもうごめんこうむりたい。 でも、そうしないといけないなら、ばくさんしたくないから。]
こ、今度は私も戦います!
[私もサイキックが使えるはず。 薫の一歩前に出て様子をうかがった。]
(328) 2015/03/06(Fri) 00時半頃
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疲れたか?なら時間の許す限りはゆっくりいこうぜ。
[リンネにそう返して、二の腕で顔を拭う。>>327 どうにも、戦って疲れるよりは、感覚の差異に疲れる。 日常的に腕が出せなくてよかったかもしれない。 もしあの刃の腕でうっかり顔を拭うと、大惨事だ。]
そんなに遠いわけでもないだろ?あそこまでなら。
[自分も、この腕のない生活にできるだけ慣れておかないといけないかもしれない。 ……間違いなく、一人で買い物なんかできないし、食事もとれない。 ペットボトルくらいなら飲めそうだが……多分買えない。 改めて、不便さにため息が漏れた。]
(329) 2015/03/06(Fri) 01時頃
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──ヨミフクロウ像前──
お?…新しいのが来ましたカ。
[>>325【氷の壁】に近寄る二人の参加者。 どう見てもペアを組んでいる事を確認すれば、 ドナルドは指先を高らかに弾いてみせたろう。]
──パートナー契約、確認。
[パキィィイイイイインッ!!! 激しく割れ崩れる氷の壁。さればドナルドがその 先で楽しげに笑っていたか。 其処には三体の白い獣≪ウルフ≫が彼等二人を見据えて 激しく威嚇をしてみせる。]]
でもな、今迄仮に戦って無かったならウォーミング アップの時間ダゾ。そんな時間もないけどナ。
(@93) 2015/03/06(Fri) 01時頃
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―― 死神あそび で、ござるか。
[下の喧噪を眺めながら ―― 不意に風に乗った音を拾いて 導き出す単語を ぽつり零す。]
…… やっぱり、拙者も腹ごしらえに…
(否 ここはシノビらしく 耐え忍ぶべき也 … )
[すこし悩んだ挙句。
うーむ。 そう 一寸ちょっと。 顎元に手を当てて悩んで ひとつ頷くと 場から姿を瞬く間に 消した。 **]
(330) 2015/03/06(Fri) 01時頃
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──少し前:>>@92仲間との会話──
ン?…櫻子じゃないですカ。 今回も見事に奢ってくれるんカネ?
[ブーツの紐が云々言うので如何したのかと思えば 見るからに新しいブーツ。此奴の頭には『紐だけ』を 買い換えるという考えが無かったようである。]
お〜、櫻子頑張れヨ。 ここいら辺は俺に任せときナ。 …一番頑張ってるのはノイズだけどサ。
[負けないから、と吠える彼女を眺めて笑う。 折角だからクレープ4コ頼んでやろうカナ。 それによる>>@88コンポーザーの青い顔も楽しみダ。]*
(@94) 2015/03/06(Fri) 01時頃
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契約する前、散々走ったからね。 あと、色味の無い視界はなんだか目が疲れやすい感じ。
[疲労しているのは目というより、脳であるのだが。 できるならば小休止が欲しい頃合だった。 明日からはもうちょっとペース配分考えよう。]
まあ、分かってるなら真っ直ぐ向かうだけだしね。
[仮に妨害が無ければすぐ辿り着ける距離なのだ。 そう、“仮に妨害が無ければ”。]
(331) 2015/03/06(Fri) 01時頃
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[>>329溜め息を吐く幼馴染、その苦労を察するには余りある。 飲み物も食べ物も、私がいれば口に運んでやることはできる。 私自身には最後まで付き添う覚悟はある。……だが、22歳男子大学生のプライドがどこまでそれを享受してくれるかが、些か不安。]
ヒラサカ駅の……ええと、34番出口だっけ。 そっち方面に向かいながら、休めそうなお店があったら寄ろう。
[指差し先導するのはヤマタ電機の向こうの道路。 モルコ方面への通りとは少しだけ離れたもうひとつのルート。
幸か不幸か、モルコ方面には既に戦闘を行っているタッグ>>301>>310がいたのだが、それを知る由も無い。 目的地は皆同じ。ならば、徐々に同じところに集合してくるものだ。
死神のゲーム、1日目。 テル&リンネ組、最初の関門を突破。目的地に向かって前進中。**]
(332) 2015/03/06(Fri) 01時頃
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あー…もう 決まんないなあ
[へらりと緊張感なく苦笑いを浮かべ、鳥たちの突進の行方を見守る。先ほどの攻撃からも彼らが期待の"ごちそう"なのはわかってる。これはほんの小手調べ。食べ物は一番美味しいときに食べてあげるのがどちらにとっても幸せなのだ。]
死神さんはキミたちに直接手出しはできないんだよ ノイズを使うことになってるんだ ルールだからね
[カエルを倒したご褒美のつもりで、情報を口にする。戦闘中かもしれない二人がまともに話を聞けたかは定かではない]*
(@95) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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悪い気持ちも何もないですガ、悪いけど倒れテヨ?
[──GO!声と共に狼≪ノイズ≫が駆け出す。 さればその牙は、爪は>>325薫へと向けて飛び出す! 大きな口を開けて食そうとすれば、どう動くかナ。]*
(@96) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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うおぅ!?
[激しい壁の崩壊に思わず大声を上げる。 先にいたのは男性と3匹の狼。 あれもきっとノイズ。 こちらを見れば威嚇してくる。]
あ、貴方も鬼なんですか!?
[男性に向かって言い放つ。 そして、狼を見据えると。]
私、だって…やるんです! うりゃあああああ!!
[大きく足を踏み込んで、左手でポケットの中のバッチをつかむ。 その勢いで右掌を突き出し、狼にむける。 何かでろ、と思いっきり念じながら。]
(333) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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[数瞬後、つむっていた目を恐る恐る開けると。]
………あ…れ…?
[何もおこっていない。 イメージ的には手からこう、光線的なのが出る予定だったのだけど。 なにこれ恥ずかしい、真赤になって、しばし固まる。]
(334) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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[ ────… “ シイナくん ”
>>282 薄い唇が紡いだら、キャラメルが訝しげにスピネルを捉えて。内心、クエスチョンマーク。 ]
( ……“ また ”って何だよ。俺達ちゃんと喋ったこと無ェだろうが。 )
[ まるで“ 知り合いみたい ”な物言いに、整った眉の片方を ピクリ ほんの一瞬吊り上げる。
突っ掛かってくるような態度とは対照的に、素直に手を取った憎い君。
ふーん、賢い選択なんじゃないー? ]
───…
[ >>283 舌打ちと共に握られた手、その態度の悪さに、張り付けた笑顔の裏で密かに募る苛立ち。 ]
( 何コイツまじウザい、さっさと消えろ。 )
(335) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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…俺がいつ、シイナくんに迷惑をかけたかなァ?
[ “ いつもみたいな勝手 ”だって? 何寝惚けたことを言ってくれているんだ。
いくら此方が目の前の彼のことを大嫌いだとしても、相手に嫌われる程のことはしていない筈。どうして睨まれなきゃいけない。…なんか“ 説教 ”じみてるし。]
( ……あーあ、失礼すぎて、ますます嫌いになっちゃうなァ )
[ 彼についての記憶を没収されたことを知らない濡羽色の言葉は、きっと ───…
いつもある“ また嫌味 ”の内のひとつ、
…くらいにしか映らないか。 ]
(336) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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[ >>285 自分と同じように作っているような偽物みたいな笑顔、そういうの見せられると、
ぶち壊したくなるから笑わないでくれる? ]
( あー、めっちゃフツーに殴りたいなァ☆ )
[ ふと、スピネルは、目の前の大嫌いな彼が自分の記憶とは違う髪色をしていることに今更気付く。
“ 茶だったはずのそれは鮮やかな金 ”
…イメチェンか、程度にしか思わなかったけれど、随分雰囲気が変わったものだ。まあ、良い。そんなことより ───… ]
とりあえず、 目の前の気色悪いの、やっちゃいますか〜
[ 今は目の前のノイズとかいう化け物を倒す方が、先でしょう? ]
(337) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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[しかし、問答無用に襲い掛かってくる狼達にいつまでも固まっている訳にはいかない。]
だから話が違うじゃない!
[サイキック使えるようになるんじゃないの!? と、叫びながらも、出ないものは仕方がない。 慌てていつも持ち歩いてる鞄の中を物色して。]
こ、これなら!
[取り出したるはカメラ用の三脚。 しゅぱっと慣れた手つきで腰の長さくらいに伸ばすと。]
こっち来んな!
[これが見た目通り、狼なら少しくらい抵抗できるだろう、と。 横殴りに振り回す。]
(338) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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か、薫さん! さっきのしてください! あの、水が槍みたいになるの!!
[かといって、それも長く持つはずもないのは分かってる。 困ったときは他力本願。 実際どうしようもない。 また、縋るように薫を読んだ。]
(339) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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大丈夫なの?
[前に出たまどかを不安そうに見つつ、こちらに向けて襲ってくる狼>>@96に向けてバッチを向けるのを見る。]
……!
[結果、彼女の能力は何が起こったのかよく分からず、狼は以前こちらに向かってくる。]
危ないから下がって…!
[尚も抵抗する彼女>>339を引き寄せて庇おうとした時、彼女からの願い。]
(その瞳は、ずるいよ)
[懇願するような瞳で見られれば、どうしても以前を思い出してしまうから。]
(340) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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―サプライズガード周辺/ホテルヒラサカ辺り―
[焦ったような弟の声が妙におかしく くつくつと笑いをかみ殺しながら走って、 たどり着いたのはサプライズガード周辺、 ホテルヒラサカを少し過ぎたあたり。 ゆっくり失速すれば、繋いでいた手を離し立ち止まり 乱れた息を軽く整えて、滲んできた汗を拭う。]
もう追ってこねーみたいだな。 さっきみたいに新しく襲ってくることもねーし。
このシンボルとかが、さっきのカエルなのか? 触ったら実体化するとか…?
(341) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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[近くに浮遊するシンボルを指さしながら話しかける。 実体化、とは違うのだが、それを知る由もなく。
イタズラな笑みの携え、えーいっと触るふりをすれば、弟から叱責が飛んだりしただろうか。 とりあえず、地図と武器だなーなんて話ながら歩み出すが、その足取りが、ピタリと止まる。]
…っ!? おい、アルっ、見てみろ
[緊迫した面持ちで、そう指をさした先には美しく鋭利な氷の壁。 ここからはまだ距離があるが、異様な存在感を放ちながら行く手を阻むソレに、思わず息を飲み…]
向こうのほうに見えるあの氷のオブジェ……
(342) 2015/03/06(Fri) 01時半頃
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[そして、狼が薫に飛びかかってくるのとほぼ同時くらいに、水の槍を狼に向けて放った。至近距離で攻撃を受ければそれなりに攻撃は喰らわせれただろう。]
怪我はない?
[横目で彼女の方を見て問いかける。もしかするとまだ他に攻撃が来るかもしれないし、何より狼は1匹ではない。まだ立ち上がって襲って来る可能性も十分にあった。]
君は僕の後ろにいて。君に怪我されて消滅されたら困るから。
[少し、冷たい言い方になってしまったか。心の中でごめんね、と言いつつ、今度はまどかの前に立って前方を見据えた。]
(343) 2015/03/06(Fri) 02時頃
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うん、ごめんなさい。 役に立てなくて。
[危ないから、と言われると大人しく後ろに下がる。 念のため三脚は構えているけれど。 自分の無力さに落ち込む。
これじゃあ、パートナーではなくてただ迷惑かけているだけ。 狼を追い払う様子にすごい、と小さく漏らして。]
あっ、はい、大丈夫です。 …私消えたら薫さんも消えちゃいますもんね。 気をつけます。
[薫の後ろで、申し訳無さそうな視線で彼を見守った。]
(344) 2015/03/06(Fri) 02時頃
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