52 薔薇恋獄
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―― いつかの部室>>359 ――
[決して得意ではないゲームでも、自分から彼に持ち掛けようと思えるようになったのは、間違いなく、あの雷雨の時を経てからで……。 今の誘いも、きっと珍しがられるだろうな、とはどこかで思ってて]
ちょっと、そういう気分なんだ。 トランプ、なら……ジジ抜きとか、かな。
[他のもいくつか考えたけれど、哲人がカードに触れているのを見れば、そちらを選んでしまう。 適当な椅子に座りながら、視線をシャッフルするその指先に落とした。]
(366) sakanoka 2011/05/29(Sun) 00時頃
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―退院後・自宅・奏音ver.―
[親子2人きりの幸せな日常。けれども長くは続かない。 急に響く電話は固定電話から。 滅多に鳴らない電話は、嫌な予感しかしなかった]
もし、もし? はぃ、ご無沙汰しております
[嫌な声。久しく聞いていなかった親戚の声だ]
…は?
[何故ここで死んだ従姉の名前を出す? 息子の方を見て、口元に人差し指を立てた。 それで伝わる。 調音は頷いて、自室の方へ移動した]
(367) k-karura 2011/05/29(Sun) 00時頃
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一体急に何の話でしょう? 確かに、――から我が家は比較的近いですけど
いた…い、ひきとり………?
ら――――――っ
[膝が崩れ、強かにぶつけた。痛みよりも、別のところが痛い。 こんな痛みは事故のニュースを見たときにも、病院から連絡を受けたときにも襲ってきた。 息が苦しい。
嘘、でしょう?こんなことって…
従姉の遺児が……亡くなっただなんて!!!!**]
(368) k-karura 2011/05/29(Sun) 00時頃
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―― if ――
………いれる? …ん、いいよ。痛いのも、しんどいのも、平気。
――ええと、運動部じゃない、し。 最上の好きなように、してほしい。
[高い声を結構上げたから、少しだけいつもよりハスキーな声。 もうすぐ道さんが帰ってくるかもとか、周りに後輩も部活仲間もいっぱいいるとか、そういうのはちょっと思考の外に出かけてた]
………………。
[汚れていないほうの手を最上の首に回し、そっとキスをねだった。最上が動くというならその指示に従うし、このまま何をされても構わなかった。これで終わりと言われるなら、かなり残念そうな表情もあらわに、けれど従うだろう。 うっすらと汗ばんでいた体。いつの間にか服は身体に絡まるだけになっていた。落ち着いても、肌を合わせていたい欲求は止まらない。かり、と彼の首裏を弱い力で引っ掻いた]
……もがみ、好き。
(369) khaldun 2011/05/29(Sun) 00時頃
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─ 喫茶 ハルシオン ─
――……ええ。
[楓馬が去って後、オーダー後に尋ねられた問いかけに、少し戸惑って頷く。 栖津井は、色々知っているとはいえ、基本的に色恋沙汰には疎い故に。
もし、別れたりなんだりしていれば、先程とは少し違う反応になっていただろう。 あそこまで、お互い動揺はしなかったのではないだろうか。]
栖津井先生も、その後は?
[聴かれたなら問わねばなるまい。 どこまでも律儀に尋ねる。
もちろん、2人の幸せを願っていないわけはないのだけれど。 どうしても、特に栖津井に対しては後ろめたい部分も、ないわけではなくて。]
(370) mitsurou 2011/05/29(Sun) 00時頃
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二人で? まあ、いいけど。 んじゃ、一枚抜いて。
[シャッフル中のトランプを、夕輝に差し出して。 一枚抜かれたなら、またシャッフルを続ける。半分の山、手の中で重ね合わせて、ひとつの山に。 それから、山を今度は二人分に分けた。 二人でやれば、手札の減りも早いだろうか。]
(371) mmsk 2011/05/29(Sun) 00時頃
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―文化祭準備日―>>357
[首を抑えたまま]
ついてますよ
[言ってみた。本当に付いてるなんて見えていないけど]
あぁ、ごめんなさい! 僕が上に行きますね
[蓮端の横を駆け抜けて、数段上に立つ。 土橋と同じくらいの身長だから、どれぐらい差があれば同じ目線になるかなんて心得ていた]
(372) k-karura 2011/05/29(Sun) 00時頃
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─ 喫茶 ハルシオン ─
[返ってきた答えに、満足げに笑んで頷く。 先程の珀の反応からも、そうであろうと予想はついていたが]
……私ですか?
そうですね。 もし、うまくいっていないなら、今こうやってあなたの前で笑ってなどいませんよ。
[どことなく楽しそうに。
やや暫くして注文の品が運ばれてくれば、ティーサーバーから紅茶を注ぎ、レモンを1枚、砂糖は入れない。 そして、軽くカップを傾けて、ゆっくりとそれを味わいながら]
……ねぇ、甲斐君。
鳴瀬先生の事、なんですけどね……。
[視線はやや下げたまま、徐に口を開いた]
(373) nordwolf 2011/05/29(Sun) 00時頃
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墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
ryusei 2011/05/29(Sun) 00時頃
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―― いつかの部室>>371 ――
じゃあ、えーっと……これ。
[一枚抜いて、また暫く、哲人の手を眺めていた。ちなみに抜かれたのはスペードのエース。 こんな風に器用にカードを切ることは今でもできなくて。 その憧れがほんのりと乗った眼差しだった。
一番最初は、一度に抱えきれないほどの手札。 たくさん捨てて。引いて引かれて、また捨てて。 自分の手札があと2枚になったところで、ふと口を開き]
……ねえ、テツ。 テツはさ……おれの前じゃ、やっぱり泣けない?
[さっきあやされた時のその言葉>>358を思い出しながら、尋ねた。]
(374) sakanoka 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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―if生存end― [母親が出ていくのを、見送って静かに病室の隅にいた男に挨拶をする]
母が失礼な事を…すみません
[『いえ、全然気にしてません。それにお母さんからしたら…夫を盗んだのが、こんな…その、男だっただなんて、それは許せないのは分かりますから。 あなただって私やお父さんを…きっと、恨んでいるでしょう?』 やわらかい笑顔でその男は答える。]
―そうっすね…小さい頃からおやじと接した覚えはなかったし 物心ついた頃から母親には 親父の愚痴と文句ばっかり聞かされて育ったし
たまに会えば夫婦喧嘩で…俺はできるだけ目立たない様に小さくなっていないといけない
ずっ―と うちは、なんて最低の家族だって…そう思ってました
(375) LittleCrown 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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―if生存end― ―でも 親父が誕生日と勘違いしてうちにケーキを持って帰った時の事を友達に話したんですよ そしたら…その友達が俺の親父の事、可愛いって言ったんすよ。
俺は… はぁ? って思ったんですけどね。
そいつかあんまりニコニコして親父の話を聞くもんだから… もしかしたら 俺の家族っていうのも、案外捨てたもんじゃないのかなって
そう思えてきて…
(376) LittleCrown 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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― 喫茶 ハルシオン ―
……ですよね。
[どことなく愉しそうな相手の様子に、ほうっと息を吐く。 今が、補講日より後ならば、脳裏に掠める記憶があるから。
運ばれ来た紅茶には、レモンを1枚に角砂糖を1つ。 やはり取り立てて拘りはないから、普通の人がするであろう分量を護る。]
はい……――?
[カップに口をつけた当たりで、また鳴瀬の名が栖津井の口からでる。 もう少しタイミングが遅かったら、少し噎せていたかもしれない。
……この人は何を言う気だろうと、窺うように視線を向けた。 万が一を考えて、カップを受け皿に戻す。 これだから、後ろめたいことがあるのは、辛い。]
(377) mitsurou 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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ディーンは、ラ神様wwwwwwwwwwリアルで紅茶噴いたwwwwwwww
mitsurou 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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―保健室・奏音ver.―
少し、高め… 今朝は随分と元気だったのに、もぅ
[示された先のベッドで寝ている調音の姿を見れば、表情は安堵に変わる。 傍らに居る友人が調音の手を取っている]
あらあら、調音ったら。甘えん坊さん ごめんなさいね、土橋くん。嫌だったら離しても良いのよ?
[くすりと笑う余裕は出来たようで。栖津井の視線に気付くと願いでた]
あの、もう少し…寝させてやっても良いでしょうか?
……あ、の?
[さっきから、この先生は私の事を…。気恥ずかしくなる。 そういえば、自分と近い齢のこの人は、まだ独身で…]
(378) k-karura 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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[私、まだまだ女としていけるかしら、だなんて桃色思考をしていたから、急に名前が出ても即座に反応出来なかった]
あ、はい! …ぇ
耀、ですか……?
[あの子もこの学園に通っていて。調音と同じ部活で、同じあの別荘に…]
[つぅと一筋、泪が零れた]
(379) k-karura 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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―if生存end―
そいつの笑顔見てたら
親父が買ってきてくれたケーキが美味かったことや ずっと…親父が かかさず人並み以上に仕送り送って来てくれることや
…文句いいながらも 母さんが使われてもない親父のベッドのシーツはいつもこまめに交換していた事だとか
そんなことばっかり思い出して
あぁ、俺んにも案外いい思い出があるじゃないかって そんな気になって
(380) LittleCrown 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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ノックスは、ねむたい。おえかきおわらなかったぐでり。
siro 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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―if生存end―
それに…その男同士っていうのは そのっ 俺っ 親父の息子だなって…つくづく
[ベットの上で少し顔を赤らめて]
(381) LittleCrown 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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―― if ――
寧人が平気でも、俺がヤダ。 するんなら、一緒に良くなんないと。
[俺の好きにするならね。キスを強請られてそんな言葉を返す。そしてまた唇を合わせる、もうし過ぎだろうと思うけれどこれも飽きない。 きっと織部は言うとおり動いてしまうだろう、ならば思い切り甘やかす命令でもしてしまえば。名案だ。 脱げかかった制服はもういらない、全て脱いでしまった方が気持ちよくなれそうで。 触れ合う場所から移る体温が、もうどちらものもかわからない]
んっ……、俺も好き。 だからもっと先までいこっか。
[余計な思考は捨てて、もう目の前の織部だけで頭が一杯になっていた]
(382) meiji 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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―― 文化祭前準備日>>372 ――
え、うそ。
[調音に言われて、思わず自分の首元に手を伸ばした。 ちょっと慌てた様子で擦ったら……本当に指先に白い染料の色が乗った。その白色は、白い肌に溶け込んで見過ごしてしまいかねない程、己の肌に近い色]
って、あ……ごめん。
[同じ目線に立ってくれた彼に小さな礼を。 それから、苦笑いをした。楽しげな苦笑いだった。]
気づかなかった、とか。 相当、夢中になってたんだね……おれ。
(383) sakanoka 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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―if生存end―
[そう、感謝した 感謝したんだ、あの時 珀 楓馬に。
――自分が嫌だった過去。 嫌いだったひとりぼっちの自分が
すべてあの笑顔で癒された気がして
うん、そうだ、あの時あの笑顔を護りたいってそう思ったんだ。]
(384) LittleCrown 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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─ 喫茶 ハルシオン ─
[心中を窺うような甲斐の視線。 けれど、別に何かを隠しているわけではなく───寧ろ、表に出してはっきりさせたいと思っている事柄故に、それを真っ直ぐ受け止める]
鳴瀬先生……ね。
泣いてたんですよ、あの日。 部屋の中で、ずぶ濡れのまま小さくなって。
…………。
[僅かだけ珀に視線を向けて。 けどすぐにまた、甲斐へと戻し]
───自分は……珀君の代用品だって。
甲斐君にとって、自分は必要じゃないって………。
[そう話す声は、おそらく少し哀しげで、低い]
(385) nordwolf 2011/05/29(Sun) 00時半頃
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―if生存end―
親父に…伝えてください。 俺はもう一人でも大丈夫だからって ひとりでもきっと辛くない しっかり生きていけるから
…その親父とお幸せに
[にっこりわらって祝福を言う]
(386) LittleCrown 2011/05/29(Sun) 01時頃
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[捨てた手札、二人の間に山を作って。引き合い捨て合い、山は少しずつ高くなっていく。 二人なら駆け引きもそうあったものでないが、あまりポーカーフェイスは得意でない方だ。引いたカード、捨てる度に口元が笑む。 手札は、いつの間にか3枚。]
……あ?
[急な問い(>>374)に、間抜けた声が上がる。 泣ける、はずだけれど、も。]
お前が、ああして俺を抱いててくれるなら、泣けるかもな。 けど、今は泣きたいこと、ねえから。
[カードに視線を落として、常頃と変わらないつもりの声で。 告げた言葉に嘘もないつもり。心がどこかからっぽで、格好つけたがりの涙が出てこないから。]
(387) mmsk 2011/05/29(Sun) 01時頃
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―ifend―
そして…。 きっと 病院をでたら 先にひなたの力で 助けられた人たちにも
きっと 同じように にっこりとわらって
皆に良かったなって祝福をいえるだろう
[例えばそれが重たい土の下でみた一瞬の夢だとしても]
(388) LittleCrown 2011/05/29(Sun) 01時頃
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―― if ――
…………分かった。
[一緒によくなる。言われて頷いた。 具体的にどうすればいいかは分からなかったけれど、まあ、実際動き出せばどうにかなるだろう]
[合わせてもらった唇、ぺろりと舐めて、手を動かす。 近くにあった布巾で汚れた手を拭うと、最上の身体に沿って制服をすっと脱がそうとした]
………もがみ。
[誘われて、身体に両手を滑らせる。 今学んだ、最上のいい場所。くるくる探る。 さっき自分が噛んだ肩口に舌を滑らせ、足を絡ませながら最上の下肢に腿を当て、ゆっくりまた高ぶらせていこうとした]
(389) khaldun 2011/05/29(Sun) 01時頃
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─ 保健室 ─
はい。 土井君は、本当に彼のことを良く見てくれています。 とても頼りになるんですよ。
[にこりと微笑んで、土橋の方を向き]
土橋君、もう暫く百瀬君をお願いしても良いですか?
それではお母さんは、こちらで。 麦茶くらいしかお出しできませんが。
[そう言いながら、備え付けの冷蔵庫から麦茶のボトルを取りだして、3人分をグラスに注ぐ]
(390) nordwolf 2011/05/29(Sun) 01時頃
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───はい、耀……です。 少し珍しい名字かもしれませんが。
…………? ───!
あ、あの……どうしました!?
[零れる涙に、驚き、麦茶のグラスを持ったまま心配顔で奏音を見た]
(391) nordwolf 2011/05/29(Sun) 01時頃
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御者 バーナバスは、メモを貼った。
LittleCrown 2011/05/29(Sun) 01時頃
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―― かつての別荘跡 ――
蘭香っ……!
[手を伸ばしたって、触れられないのは分かっている。 でも、それでも。 散る薔薇のイメージ。想いがひとつ、解き放たれて、軽くなる痛み。 触れられなくても交わされた指先から、蘭香がたしかに、戻ってきてくれたのだと、感じた]
夢になんか、させるか。 覚めたいって想ったって、もう、覚ましてなんかやらねーよ。
[変わらぬ泣き顔で、いとけなく涙を零す幼馴染に。 こつりと額を合わせるように、覗き込んで。 肩を抱くように、腕を回した]
……今度こそ、ずっと、一緒 だ。
(392) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
khaldun 2011/05/29(Sun) 01時頃
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[そうしてどれだけ、交わせぬ抱擁をしていただろう。 ふと気づけば、蛍紫の眼差しが、どこか別の何かを探しているように、彷徨うのに気づき]
どうした……?
[問い掛ける声音は、けれど自分も。 自然と、薔薇の其処此処へ視線を投げながらのもの、だった]
(393) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時頃
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― 喫茶 ハルシオン ―
――……そうですか、泣いて。
[カツっと小さな音が、カップを置く際に鳴る。 その中で聴く事柄に、微かに軋む心の音を具現化するように。]
必要、ない訳ではなかったんですけれどね。
[少しの間、瞑目する。 言葉を選ぶ間をつくるように、一度置いたカップを再び手にとって口につけた。 こくっと一口紅茶を啜った。]
先生は、俺に何か仰りたいのでしょうか? それとも、何か聴きたいのでしょうか?
[結局、単刀直入に尋ねることにした。 声音は、努めて穏やかに。 少し哀しげで低い相手の声音を聴いてしまえば、そこには拒否できない力があった。]
(394) mitsurou 2011/05/29(Sun) 01時頃
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―自室―
かわ……、っん、……は、よしかず……ぅ
[普通に呼ぼうとしたのに、緩い刺激に声が甘く上擦る。 激しい快感とのギャップで、……これはこれで、気持ちよくてヘンになりそうだった]
良数、ので、されたら……。
[繰り返してみる。――あ、やば、い。 痛みでちょっと元気なくなりかけてたそこがわかりやすく硬くなる。 指でこんなになってしまうんだから、……突かれたら、貫かれたら。 エロい妄想が止まらなくて、その妄想がすぐに現実になると思うと我慢できなくて、涙を舐めとるために近づいてきた顔に、口づけた。 ――その間に、指が増やされていることにも気づけなかった]
(395) siro 2011/05/29(Sun) 01時頃
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