291 Fate/Goddamned Omen
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[言いつつ。喉を、擦る。 今日だけで 数か月分ほど話した気分だ。 水分を補給せねば、とも。思考し。
歩み、出そう。 端末よりの声を、聴きながら。 時折 シュメールの者らの声も 受け、ながら。宇宙樹の、 方。……]
(371) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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ザーゴは、ヨグラージの顔を、ふと 思い出す。
2019/02/11(Mon) 21時半頃
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[砂塵の下から飛び出した勢いのまま、 諾足で緩やかに辺りを見詰める黒真珠は、 女神の声音にちょっぴり嬉しそうに ぱたり、と耳を振ってみせた>>366]
むり、しない がんばるまえに、しぬの、ない まもって、もらうのに、しんじゃう、ない
[その姿が瞬く間に形を変えれば、 また小さな眸でその様相を見詰めていたが。 今は、油断もならぬもの。
疼く好奇心も今は狩り場の心で抑えつけて。 ぴり、と緊張と共に次の動きに注視している*]
(372) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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[ローカパーラの、決定>>352 デモノイドの扱いに、ついて。
先程出会った 黒山羊の子は 神都を守る意思を示していると、言う。
他の デモノイドも。 そうなのかも、しれない けども。 神都の外。追放された者の殆どを 見送ってきた。 その者らも いるのだろうか、だ、なんて。 ────らしくもない、ことを。]
(373) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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ザーゴは、ツヅラに返した言葉も、
2019/02/11(Mon) 22時頃
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「...その時が 来たら、ね。」
だ、なんて。 うすっぺらくも思えた 言葉も。 ある筈もない、と。
……思うのは。今も、変わらない けども。*
(374) 2019/02/11(Mon) 22時頃
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[きっと契約が結べていた場合にあったかも知れない 惨事のことについては>>368 その沈黙に少しばかり疑問を抱きはすれども 別に掘り下げたりはしない。既に無かった可能性だ。
武器にもなる偽物のおみ足。 未来の世界のカガクギジュツとその成果は 舌を巻くほどの進化を遂げているのだろう。]
[あたしの言葉端から、あたしが何に遭ったのか 何をしたのかの想像は容易いだろう。 それでもあたしは何もやってないし、 ただの無実な少女として在るのだけれど。]
(375) 2019/02/11(Mon) 22時頃
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そう。 ラナもそこに行ってるって言ってたわね、 あたしもいろいろが終わったらそっちに行こうかしら。
[そう簡単に済む相手であればいいのだが どうにも誰に会えども一筋縄ではいかぬような。
続けて告げられた心配事には、 ありがとうとひとつ深く礼をして]
そおね、その場合は 即刻逃げるか、通信から遠慮なく 助けを呼ばせてもらうわね。
(376) 2019/02/11(Mon) 22時頃
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それじゃ! 元気な姿でまた会いましょ、アルシュ!
[そう告げるや否や、斧を翻して またひとり、ぱたぱたと砂の中を走っていきましょう]*
(377) 2019/02/11(Mon) 22時頃
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[耳を振る姿に、無理した様子は見られないことに 女神は内心、安堵する>>372]
『――頑張っても、その結果死んでしまっては妾が悲しい。 主の未来が妾は見たいのじゃ。 だから、頑張った後も、生きておくれよ。』
[そう言い残せば、女神は人の姿に戻る 鈴鳴る声は、低い男の声へとなろう
英霊と違い、神都の人間は兎も角として 人魔であるこの子に、スペアはないのであろう。 と、考えるのもあるが――根本的な理由はシンプルなのだ。
私は、もう自分が護りたい者を喪うのが嫌なのだ
そんな臆病な英霊なれど、護る者があるのなれば その肢、しっかと大地を踏みしめ、宇宙樹背にし 弓構えたまま――名も知らぬ神と、 その神と契った娘を見つめるのであります*]
(378) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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ウツギは、ヨグラージを優しく見つめた後、ノッカらを見遣る
2019/02/11(Mon) 22時半頃
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[人心地ついた───とまでは、言えずとも。 取り出されたる銀の針>>331。悪魔祓いを告げられたなら、 アルシュさんに何か憑けられていたことを、ようやく悟る。
ぶっとい注射針めいたそれは、……刺すんですか?と一応尋ねます。 刺しますと告げられたなら、痛みへの怖れを覗かせつつも、 差し出すのに躊躇いはなく、それを待つ。]
...... っ ?
[思わずとぶるり震えたのは、恐怖ではない。 なにか、その針が肌に向けられて、途轍もない悪寒が走る。 悪魔祓い、というのなら、初めてだ。 ── その 代償。
悪魔が消える、穢れる黄昏に溺れる様を、想起させられる。>>313
か つ て 親 愛 な る サ ー ヴ ァ ン ト の 姿。]
(379) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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───── ぁ、 あ 、、
[ひたひたと、後ろから歩いてくる。─錯覚?─ 可憐に散った、"かつて契約していた英霊"が。 思慕するがあまり、そのひとはいなくなった。
しんでしまった。 私を遺して、 大切だった想いを、いまは時に想い寄せるだけの。
──── くるしんで
──── さけんでる
(380) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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──── たすけてって
──── また もう いちど 。。。
う 、ぁ 、 や、 、 やめて 、 くるしまないで
あなたは ────── !!!!
(381) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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[それは ひとひとり 容易く殺しうる悪魔の呼び声。 針を刺されて、幻を見たように、後ずさる。 助けを呼ぶ声。こっちに来てッて。 喪った脚が、ひどく痛む。
存在しない慟哭が 少女の胸を突き刺す───── !!!
…………………
解きがたき謎を強引に解いて突き付けてくるような。 ノッカは契約したサーヴァントを連れてこなかったのではない。 契約したサーヴァントは、既に消滅し、傍にいない。
デミ・サーヴァント。
AIを搭載する予定だったのだ>>0:53。その英霊は、カルデアに存在していた。ノッカが喪ったのは両脚だけではない。少女の契約していた、英霊にあらざる英霊は、ノッカを生かすために、欧州特異点で消失している。英霊の霊基が残っていても、ある意味で、人であった彼女を取り戻すことは、もう二度と、叶わなくなって。]
(382) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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[絹を裂くように鋭く高く、 二度と還らぬ大切な人を想うゆえの、厭という悲鳴。 惑い跪く、人の子の傍佇むルーラーの御前。
意識を失わせられるならば、すでに朦朧とする少女は抵抗ないか。背負う切なさ。荷負う苦しみ。世界と戦わなければならない少女は。純粋な、ただひとりの、少女でもあり。
─── 蒼白な顔貌を、
祓われゆく悪魔の片の前に、晒すか ─── 。*]
(383) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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[深く、踏み込みすぎないのは。互いにか。>>375 常は寡黙なる身には それくらいがちょうど良い。 憶測も何も、呑み込むまでもなく、突っかからせたまま。 普通に話す分には 困ることもない少女が また、と、駆けるを。見送る。>>377]
────また。ね。
[小さく、小さく 振った手は。 きっと 見えていないだろう、けども。]
(384) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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そのたどたどしさは見た目のアテにならない 元神都の住民だって、子どもだからだと思っちゃいた。
途切れ途切れの言葉を足りない頭で拾い集めちゃ きっと教えたばっかのデモノイドかどーか 聞かれてるのかと思ったから 「 そうだけど、 」 と相槌なんか打っちゃいた。
どうやら、言葉はちゃあんと通じちゃいるらしい。
(385) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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…………。
[消される気配のない、幼子へと憑いた欠片。 あっちだよ、と、少女へ示した方面へ 少女が進み続けたならば。 霊基に似た気配が手招くのを 感じるだろう。
意識は。 すっかりと、祓われてしまったらしい。 もう片方の 欠片へと。]
────そう。
[伝わる。少女の、 声。かんばせ。>>383]
(386) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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神都で子供に触れることなんか ロクにしちゃことがなかったから、 見た目相応の無邪気さで笑われた時に ふと、どう扱えばいいか分からなくなってくる。 フードの下で困ったように眉が垂れた。
その幼子の正体を知らなくたって、 他の誰かさんのように手を伸ばすには 幼子への触れ方も、伸ばし方も 生憎知らなかったもので。
「 ...それなら、アイツは 教えた場所に行くとは思うけどな 」
濁すように頸を引っ掻きながら、 “オレが追い出された”方向なんかに そのうち目を逸らした。
(387) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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ガリィ。いこっか。 わるいこ に もうすこし おしおき する、のも いいし。
もしかしたら おともだち に あえるかも しれない、よ。
[抱える形を取らせた腕の中。 存在をとらえるのは 氷玉のみ。 巨大悪魔が出た、と。 シュメールの報告を 聞き流しながら>>0:315]
[歩む*]
(388) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/11(Mon) 23時頃
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>>353だから、にこやかに笑ったそいつの姿も 視界の隅っこに映しちゃいただけになっただろうけど。
「...、つまり、 悪魔の種類、みたいなもんかね? それを聞いてもあんまりピンとは来ねえけど」
幼子の説明だけじゃうまくバカな頭は要領を掴めず ざっくりと覚えておくだけ覚えておいて、 理解を放棄をしかけたところに水差すよーな ” ころすため ”、なんて聞いた時には一瞬だけ 空けっぱなしの距離に気が締まった。
(389) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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( その時は、理解しちゃいなかった。 ” 何を ” 殺す気で居るのか────なんて )
(390) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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みらい
[当たり前に存在するものであり、 明日にでも奪われるやもしれぬもの。 それが、未来というものだった。
命を落とせば、総ては再び零へと帰る。 輪廻転生。 同じ体、同じ存在として生まれ落ちる事など、在り得ない]
いきる わすれる、いや、なくなる、いや
[こくりと、頷いた]
(391) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[絹裂くような悲鳴、慟哭 叫ぶ娘の姿は痛ましいものでした
ですが、それにほだされ手を緩めるほど 私も甘くはないのです ……一時の同情で、兄と義姉の悲劇を招いたこと 忘れたことは一度も、ありませんから]
(392) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[だって、神様に逢ったんだ。 神様が、生きておくれと云ってくれたんだ。
地を這い、魔を喰らうけだものだとしても。 今までにも増して、いきていたい、って。 いつか、誰かにこの話を伝えたい、って。
思う事は、おかしくなんかなかっただろう]
(393) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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( ─────この砂漠じゃ、確かに自由だ。
ただ、何処に行ったって未来なんかない。 いつかこうやって食い繋いでいたって、何もない。 楽しさなんてもんもない、 生きてる実感は多少はあの都よりあったって
” やっぱり、這う場所が変わっただけだ ”。 運が尽きれば、枯れて死ぬかもしれない。 それだからこそ、『生きる為にも』神都を壊す気でいる。 死ぬつもりなんてさらさらない。 だから、カローンの答えを聞いた時にゃ糠喜びもしていた。 )
(394) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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(...それでも、 神都を壊したところで違う世界は混ざりあえもしない。 何れ、どっちかは秤から落ちると知るにはまだ、余りにも無知だった。 )
(395) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[ですから、私は幼子の いきる、というた言葉>>392を胸に 東洋の神の英霊と、その贄となろうか 或いは絆深め共に並び立つものたちとなるのだろうか その二者へと弓を構えます
されど矢を穿たぬは 此方に向かうと、機械からの声があった アルシュとやらのことも考えてでありました*]
(396) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[黒霧を手繰りながら、見上げた中空。 聞こえたのは、少女の悲鳴>>383]
────、 なに、
[泣いている? それとも、苦しんでいる?
ただ、ふっと、悪魔の声が途絶えたのが分かった。 祓われていく、憑き物の気配。 ひたりと、渦巻く黒の気配を強めた。 熱砂はひやりと、闇砂へと変わる。
見上げても、少女の容貌は人魔の目では 捉える事はできなかっただろうけれども*]
(397) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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「 そうか。 殺すたって、守るために、なら─── フツーじゃねえの。 そう言うもんだろ。」
何を守る気でいるかも、 その為に何を犠牲にする気でいるかも分からないなら きっとさっき約束していた『誰か』を守る為かと、 勝手に思っていた。
>>335視線を戻せば気配の方角に目を向けて、 たたらを踏んでる姿に「...大丈夫かよ、」なんて 悩んでから支える手でも差し出してやろうとして。
止まった。
(398) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[番えられた、二射目を視界の隅に>>396。 追撃が留まっている理由を知るには及ばず。
ただ、何か。 何か、思う処があるのだと見遣れば、 黒山羊の周囲で蠢く、深く澄んだ虚無の漆黒もまた、 ひたひたと辺りを揺らすのみに過ぎず*]
(399) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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「...にしても、守る為に ” みんな ”殺しちゃ、矛盾してねーか。それ。」
敵を、ってなら分かる。 それにしちゃ曖昧な言葉の響きに 目の前にいるのがこどもだとしても まだ正体不明のはっきりとしないイヤな感じが、 拭いされないまま、一歩前に進もうと砂を踏む。
( ” ...、一体、 何を守ろうとしてるんだ? ” )
(400) 2019/02/11(Mon) 23時半頃
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