291 Fate/Goddamned Omen
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─── ぜったい に。
[幼い声は己の熱に反して冷ややかに響く。]
(338) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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告げては、此方のクラスに関しては 黙して眼元のみの笑みを返しました。 沈黙は了承のあかし、と云うでしょう。 >>326ト...あまり女$_を 待たせるものでもありますまい。
(339) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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[りり、とまだ鈴音が鳴る。 粘体>>304が、玉虫色の漆黒が幼子に絡みつく。 腰に絡みつき、弱い足を掬い。 熔ける大地へと、小さな体を引きずり倒す。]
ぅぅっ ! はなせはなせ。
[炎と化した腕で、腰に纏わりつく粘体を掴む。 じゅうと音を立て、黒に火が燃え上がる。 沸騰する大地の上でもあるから、その拘束も長くは持たない筈で、すぐに抜け出すことは出来る筈だが。
──引き倒された幼子は、天を見上げて静止した。]
(340) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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ずる、...とあしに絡みつく蔦ですらない ざわりとした心地に目線を下げまして。 天つ神と地の神と 此れはまだ、此方のしる事ではありませんが──── >>295地の、更なるその下。地のなかの地。 冥府なるを司る者の僕では、 だれに軍配があがるのか... ...すこうしだけ想像し、心が躍つたのです。
(341) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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[遥か上空の一点。 収束していく光>>315がある。]
…… ──── 。
[その、光の強さに気が付いて、大きく眼を見開いた。 すぐに逃げられるような速さはない。 あったとしても今は漆黒のスライムもどきに捕まっている。
目を見開いたまま、ふと、視線を天から落とし。 見つめたのは敵ふたりではなく、その先にある神都の方向。]
(342) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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( …人の子の、 いしに反する遊戯デしょうから いたしませんケドね...まことですよ )
(343) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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此方は扇をおよがせ 二度び白雲の舟を出しましょうか。 裸足の底に咲く小花白花ごと乗せたなら 安全地帯ヨリ眺めさせていただきますとも。 空 たれを攻撃するか 味方がたれであるのか、 見極めるも、返事次第──────
(344) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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─── 『 真名開放 』
[魔力の収束により。 握る炎剣の色が、青く染まっていく──。*]
(345) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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・・ とく、味方がお困りナノデあれば 言葉通りのたすけ舟≠ 出してやつてもよろしいでしょう。 >>316乗る舟ちがい?知りませんとも。
(346) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/02/13(Wed) 22時半頃
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[遠ければ遠いだけ、眼と耳の機能も正確さを欠く。 聞き覚えのある声。アルシュの声帯の震える音で、
告げられた 「アズ」 という人の名前>>281。 ころさないでね。と願われた者の名前───
アルシュは何かを問いかけている ── その輪郭までは分からないけれど ── けれど ある刹那、千里見通す眼に、神都の異変にも近しい、夜明けにも似た黄金の耀き>>307が姿を顕した。
警戒を強める、 魔力全通、低く顫える義肢が鈍く淡く輝けば 白雲より更なる高空から降りてくる、羽虫の様なドローン群。 何……? と、幾つも見つめる機械の眼>>154が───、 一挙手一投足を探査し、何をするのかを見詰めるように。]
(347) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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「 砂は灼熱。であれば必然 蟻地獄もうまれるものか?─── ─── 地の手がどこまで伸びるのか 此方から眺めていればよろしいか 」 言いながら。 扇を繰る..と一ど回し取り ひとふり程大きくしましょう。 ぶん、..と風切音を響かせ凪いでは 白雲をつぎつぎに手繰り寄せながら。
(348) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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「 うなる大地は いかなる手段で黙らせましょうか 」 ( 扇を振る手は止めぬまま 白雲はくもり、よどみ、 ねずみ色の衣をかぶりましょう。 ) ────── もうひとつの舟を出したか 彼の神が自力でたえたかは知りませぬが ざわ、...と、うだる空気の熱は下がる。*
(349) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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[どうやら、東の神も西の神も 一筋縄ではいかぬは、同じようであります]
『暇を持て余す神の戯言よの。 妾の運命をそう記したくば
―――言の葉に熱を持って出直して参れ。』
[と、逢瀬の喜びを知らぬ娘は、 ”けんもほろろ”に美しき東洋の神に告げましょう]
(350) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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[そう、きっと明確に 彼方にはこの世界を滅ぼしたい理由は 自身の価値観、或いは 唯あの娘と契約したから、意外には ないのではないかと、女神は思うのだ
”どうしても譲れぬなにか”が、あるようにも 思えないので、あります (勿論、それが自身の価値観故にというのなれば あるとも、いえるでしょうかね)
気持ちだけで打ち勝つことができるなど どこの英雄伝説か、と、楽観的な希望など 何処にも持ってはいませんけれど
ですが、そうですね]
(351) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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『――― ……”それ”を聞きて>>337 妾が”2柱”逃がすと、御思いか?天の神。』
[レディ・ファーストやら 女性を待たせるのは野暮天やらは 印度にはとんと、ございませんが
待たせることをしないというのは ―― 嫌いではないですよ?]
(352) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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陰陽師 稲荷は、メモを貼った。
2019/02/13(Wed) 23時頃
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[天津風が雲の通い路を作るなれば 曇天からの恵みの影は、多少は熱を醒ましましょう 捕えられようと、即座に焼けただれることはありますまい
されど、恵みの雨ふらじなれば、 触れ続ければやはり皮膚は焼け落ちることでしょうし 鎖纏う男の体を捕まえるなれば、 地の底に矢張り引きずりこまんとするでしょう
それをどう、回避するか 或いは地の底まで埋めて霊核をすり潰され その英霊が消えうせる運命なのかは
渡し守の、天の神への答え次第なのでありましょう*]
(353) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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[“ 捨てた ” 筈の、>>308 その半分が 残り続けているのは。 ……などと、問う程の舌を持ってはいなかった。
焦げた白衣が 襤褸につられるよう 揺れるのを 手持無沙汰に 下ろしたままであった 両の腕が 制する。
芽吹きも知らぬ荒野の中じゃあ 語らうような和やかさの方がきっと、不釣り合いだ。
決して埋められぬような間が 物語る。]
(354) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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…………おや。 アンドロイドのようなものだと、でも 思っていたのだろうか、 ね。
[最初から 人間だったさ。
涙袋を撫ぜる毛先を払わぬまま、遊ばせる程度に 自己への無関心も育てちゃあ、いたが。
良い所 三角部分点だろうか。 花丸には遠い 答え合わせ>>324
寄らぬ眉も 緩まぬ頬も 抱かせる印象を裏切らぬままであったかんばせが 薄く 極、薄く。 動いて見せたのは、 >>325]
(355) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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────── そうかい。
[かさついた 火傷の指先を 持ち上げて 薄開きの唇を、なぞる。 すこし ほんの すこぅし 唇端の吊り上がりを 指腹にて触れることで 自覚する。
少女への 捕獲命令が下された時と 同じように。]
選択肢なんて ないようなものだ。 …………、
[丁度 其の時で、あった。 腕の端末がまた 音鳴らす>>305]
(356) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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[鈍い、起動音>>307]
……アズくん。 きみが ここで、生き続ける理由というのを 今度会ったら、聞いてみたいね。
[噛みつく牙が剥かれないならば 今は 此方からも 嗾けるものなんて、なかった。
ざり り と、踵引く。]
(357) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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[仰いだ。黄金の輝き追うように。>>307
或いは、
遠方。此方を見ていたまなざしを 辿るように。>>347]
(358) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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[そして、][にゃぁご][猫の声]
撤退命令だ。
[ぞるり 長躯相応の影が 蠢いた。 象られるは 戦車のように 思えるだろう。 仰ぐほどの大猫二匹へと繋がれた、
“ 猫の牽く車 ”
長躯はそこに 乗り込む形。 端末の指示に 従う様。 砂地などものともせぬ 猫を 奔らせよう。]
(359) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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[─── その空飛ぶ乗り物
舳先が向き、飛び上がっているのは
加具土命の居る、方角>>307 ───]
──── ── ッッッ かぐちゃん !!!
[更にカートリッジ装填、中段蹴りに風荒れて跳ぶは純粋な魔力放出に纏わりつく羽虫の如き機械を薙ぎ払う。けれど、自身を見つめる目は、まだ、天空にわらわらと ─── ]
意味はないか それよりも ─── カルデアへ緊急連絡!主任、映像確認をお願いします!
[靡く白雲の上、全速に向かおうすると同時──カルデアに送られる千里眼を通じて得た”ヴィマーナ”の姿。通信を開けて、加具土命の許へ向かう。──何が行われるか、わからぬものだから。カルデアは、インドラの矢であると看破するか。 また、加具土命には、マスターの接近が解されるか ─── 。*]
(360) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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[インドラの矢だ。 一帯 無事ではなかろうと。
迎撃姿勢を悟る筈もなく>>345 文字通り 真っ黒な猫を 黒山羊の子へ 斧持つ少女へと……向かわせる。
子猫のシルエットが 空駆けるよう 走り行くのを 横目に。
じゃあね、とも。またね、とも。 紡がぬままに 背を向けたまま。*]
(361) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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あくま は
影に潜む 黒い男であり 子供を攫う フクロウであり 子供を袋に詰める 袋の男であり 時に 大人をも攫う かいぶつ
猫の牽く車に乗り どこからともなく 現れ あたまからぱっくりと 食べるかと思えば 何もせずに 見つめるだけでもある
(362) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[ ぞる り ]
[ 影が さざめく ]
[どこの?][地上のどこでもない][水面でもない]
(363) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[如何に白く澄んでいようとも かたまりなれば────影を断ち切ることは 出来ない。
それが くもり よどみ ねずみ色を纏ってしまうのであれば 猶更>>349]
[鈍雲の齎したるは 雨ばかりではなく。]
(364) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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私は一部を除いて英霊も馬鹿にはしないさ。 それでも、言葉に棘があると 他者への思いを乗せてないというのであれば
それは君がただの思い込みの激しい英霊か おや、これでも警戒しているよ。 でなければ、逃げ出しているところだ。
それとも、君は……背を向け逃げる物体に 矢を放たぬと言うのかい?
[もしそれならば、君は……>>310 随分と心優しい英霊なのだろうさ。 それとも、報復を恐れた臆病者な別けないだろう?]
(365) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[手が、伸びる。 地の手にあらず。人の手でもない。
“ それは 影があればどこからでも ” “ クローゼット? ベッド? 布団の中? ”
『 わるいこ の あしもとにだって 』 ]
(366) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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敬愛せしお方には何も望まない。 だが、君がなんと言おうと そういう決まりを定めしは我が主。 私は君のような価値観を持ち合わせていない。
[冥界の渡し守には存在しない>>311 死の気配を抱くものと言う癖に 随分と的外れなことを言うものだ。]
(367) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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