25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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―本邸・ホール―
んあ?
[そのまま男はうたたねしていたらしい。]
(227) 2010/08/01(Sun) 12時半頃
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― A棟/自室前 ― [目隠しをした青年に見覚えが無い。 遠慮なく視線を向けるのは、相手からはこちらが見えないだろうと思ったから。 ただ、彼の傍で立ち止まっている花が少年に気付く前にとドアノブに手をかけた]
やれやれ、シュレーゲルさまはおかしなものばかり集めている様子。 ……趣味が悪いというのは、あながち間違いでもないようだね。
[鬼のような顔をした花主に、目隠しの男に、己の名を知らぬ引き篭もり。 うんざりだと言う風にぼやく]
(228) 2010/08/01(Sun) 12時半頃
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そりゃ、趣味が良かったら あのまんまる姿さらさないさ。 ……そんな君は、趣味の悪い祭りに進んできたの? それとも趣味の悪いまん丸に誘われて?
[うんざりした声色が聞こえれば 声の主が噂で有名な花とも知らぬまま 声を立てて明るく笑って 鵠を待たさぬよう自室へ向かいながら]
(229) 2010/08/01(Sun) 13時頃
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受け取っても良かったんやけどな。 受け取ったらもっと怒りはりそやから。
[しれっとそんなことを謂えば、火に油になるのだろうか。 浮かべた微笑はそのままに、くんっと相手にならって実を嗅いだ。]
李かいな。せやかて、青いまんまはキツイ気ぃすんねんけど。
[眉尻を下げて困り顔を、険の混じる眼差しに晒す。]
扁桃と間違えたんは、あのおいちゃんなら植えはりそうな気もしたんや。前、バリバリ喰うとんの見てんねん。
……勘違い堪忍な。
[同じサクラ科で似通った実、しかも青ければ勘違いもしようか。 自身が間違った部分は、素直に謝罪の言葉を、両手をあわせ紡いだ。]
(230) 2010/08/01(Sun) 13時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 13時頃
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― A棟 ―
――――それもそうだね。
[目隠しの相手からの話しかけに、ぴくと身を固めながらも硬質な声を返した]
ボクをどうしてもと言ったのはシュレーゲルさまらしいね。 センセイ二人がかりで毎日説得されちゃ、出無いわけにも行かなかったんだよ。 ……ボクも所詮力ない花の一つって事さ。 権力を振りかざされちゃどうしようもない。
[相手の素性は聞かず、自室の扉を開く]
(231) 2010/08/01(Sun) 13時頃
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くだらん謝罪は要らん。 私は毒味をしろと言ったはずだが。
[苛立ちの声は隠されることはない。 最早待つのも面倒になったか、緑の実を少し親指で押してみたあと 黒紗の上着のそでで表面の粉を拭いたかと思えば躊躇いなく歯を立てた。 風上から風下に乗せて強く香る甘酸香。 それにまじってごく微かに蓮花の匂い]
…扁桃を?
[言葉に小さく鉄色が笑って、二齧り目と共に呟いた]
ならばいっそそのまま仁まで食らって そのまま、死んでしまえばよいものを。
[辛辣と言えばそれまで。 甘く熟れた匂いに濡れた唇を舌先で軽く舐めてそんな事を呟いた]
(232) 2010/08/01(Sun) 13時頃
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[>>166 何処か憂いを帯びた表情は、当主として背負ったものの大きさ故か、はたまた。]
えぇ、お誘いとあらば…よろこんで。
[何処か艷めいてしまう己の所作も、離れた月日に染変えられたが故か。 朧が検分しているらしき花へと、視線を流し淡く笑む。]
よく躾られているね。何方の手解きを受けた子でしょう。 [秘めたるものは、かつての己を思わせるのか。 欲しい物を手にするためならば、穢れることすら厭わなかったかつての己に。]
(233) 2010/08/01(Sun) 13時頃
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[茶を持てと言う>>175朧の言葉に、鳥の名を持つ>>179花を横目で見据える。]
花咲くだけが花にあらず。 萎れるも花、 散らされるも花、 実を結び、種付けるも…花。
[芸事だけで渡っていけるような綺麗な世界ではないことは、己の躰が一番良く知っている。 まして祭りの場とあらば、手折る前の花を味わうことすら許されているのだ。 気位高き花々に、その覚悟は出来ているのだろうか。
ひらり、振袖を翻して辞す。]
(234) 2010/08/01(Sun) 13時頃
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[硬い声色が返す返事に ふぅんと流し聞いて]
あのまんまる御執着ってことは 身辺気をつけてな 権力に打たれ落ちた花は踏みにじるも容易い
[己は覆う包帯が副産物で生み出す効果と 得手の舞の範囲が遠ざけるだろうと 他人事のように ……いや、それらがなくとも 残された身には何事も他人事か。
他所の戸が開く音を聴きながら 自分も素早く自室に戻って。 今来ているのと同じ、質はいいが飾りのない 着物と拭う布を用意し戻る]
(235) 2010/08/01(Sun) 13時頃
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――執心は逆手に取るに限る。 まぁ、一応忠告感謝しておくよ。
[素っ気無く、口元吊り上げて哂い返す。 ドアの閉まる無機質な音が回廊に落ちた**]
(236) 2010/08/01(Sun) 13時半頃
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―本邸・ホール―
さてに、この珈琲は目が覚めるときいたのだがな。 寝てしまったな。
[強面の男がそう呟いている。 周りの使用人たちは最初怖がっていたものの、段々とその様子に雰囲気は解けつつあった。]
(237) 2010/08/01(Sun) 13時半頃
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扁桃って仁食べるもんと思うんやけど。 それとも儒教の仁と掛けてはるんやろか。 わて、あんま、頭ようないさかい、小難しいことはわからへん。
[青い実をそのまま齧る姿に、嗚呼と青年の方がすっぱそうな顔をした。李は少し赤か黄に染まってから喰うものとの認識故だ。
しかし、薫る匂いは、甘く熟れたもの。 果実だけでなく、蓮花の香りが混じっているからかもしれないが。]
本郷様は、せっかちやし いけずな口も、もたれとんのやなぁ。
[名乗られてもないのに相手の苗字を呼んだのは、5年より前見たことがある獅蓮という花の影響があるからとは、鉄色の眸持つ人には判らぬことか。
唇を舌先で舐める様子に誘われるよう、青年も李に歯を立てた。 それは甘いのか、それとも―――。]
(238) 2010/08/01(Sun) 13時半頃
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─ B棟・南端の客間 ─ [よく整えられた室内に、末席とは言え己の立場を更に思い知らされる。 以前は呼ばれ請われて迎えられた部屋に、主として入る事がなんとも滑稽で、思わず浮かぶは昏い笑み。
窓からの景色は覚えておらずとも、バネのよく効いた大きな寝台と、贅を尽くした広い浴室はよく覚えているものだ。 風通しを良くするために少し開けられた窓辺で、柔らかなカーテンが緩やかに舞う。
寝台の端に腰掛け、着物の襟を緩めれば、ちらりと覗くは背中に彫られた月下美人。 すり替えられる事がないようにと、目印に彫られた華紋を…幾人がなぞった事だろう。
愛用の琵琶を抱き寄せると、その調子を確かめるように、手慰みに気まぐれに撥を取る。]
(239) 2010/08/01(Sun) 13時半頃
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[その音は窓から漏れ聞こえるだろうか。 たおやかに始まった雅な音色は、庭木のざわめきに戯れ遊ぶように。 左手の指先に残る傷跡は、擦り切れる程に稽古をなぞった名残か、否か。]
(240) 2010/08/01(Sun) 13時半頃
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――……へぇ、よっゆう。 [返る言葉に軽口一つ。それは無機物に遮られる相手に届くだろうか?]
鵠、お待たせー じゃぁ、案内してもらっていいかな? [それはともかくに、支度した布類を片手に抱えて 引けとばかりに、もう片手を突き出して笑いながら 自室と湯場の位置関係を覚える為歩数、数え始めた。]
(241) 2010/08/01(Sun) 13時半頃
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…知らんのか。 甘扁桃と苦扁桃。 仁を食べるのは前者で、後者には毒がある。
[実には赤いものよりもしっかりとした歯ごたえがあった。 鋭い歯先を皮に当てれば、ぷつり孔が空いて果汁が滲む。 皮の辺りは少し酸っぱくて、実の割に小さな種のほうへと進むと甘くなる]
花に見定めされる筋合いはない。
[そう言ってまた齧る頃には、梨ほどの大きさがあったその実は半分まで減っていた。 自分の名前を確定で呼んできたことに想うことは幾らかあれど]
(242) 2010/08/01(Sun) 13時半頃
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―A棟―
「なに、あれ?」
[思わず復唱した。 イアンを見る。正確には目隠しを。]
……。
[お前のことだろう、とは 辛うじて謂わなかった。 頷いてあとに続く。 少し離れた角で待った。
―――やはりあれは“ロビン”であるらしい。 腕を組んで、壁にもたれ掛かる]
(243) 2010/08/01(Sun) 13時半頃
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―本邸・廊下― [葉月の陽炎に似た少年は、彷徨い歩く。 ふわり、ふわりと白い小袖の翻る、 探し人は誰であったのだろう]
―――……主様、
[確かに、己を支配するような存在があった気はするのだ。 そう、抗うことなど叶わない圧倒的な何か。
小さく身震いする、 それは果たして恐怖であったか、 あるいはもっと別の――
ひとつ、さまよう足を止める。 艶やかな弦の音色、木々のざわめく風にのる]
(@17) 2010/08/01(Sun) 14時頃
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[庭へと響く撥の音は、高く低く次第に強く激しく。 技巧に優れるばかりでない、裡に秘めた熾烈さが滲むごとき音色。
そう、それはまるで、付いてこれぬものには価値など無いと挑発せんばかりの音。 厳しい世界を己が身一つで渡ってきたプライドがそこにある。]
(244) 2010/08/01(Sun) 14時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 14時頃
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― A棟 ― [鵠が復唱した時、己を見ているとは知らぬまま。 彼を待たせ、支度を整え 鈴の音が聞こえなくなった角まで戻り >>241の通り、適当な方向に手を差し出した ……鵠のいない方向に出してたら さぞかし滑稽な状況だったろう]
(245) 2010/08/01(Sun) 14時頃
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遅い。
[イアンにわざとそんな風に謂った。 付き出された手に眼を瞬かせ]
……。 …お前な。 ……今回だけだぞ。
[手に触れるのは存外遠慮がちに。 それからつかんで、 湯湯の方へ歩いていく。 なにやら難しい顔をしていた。]
(246) 2010/08/01(Sun) 14時頃
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本屋 ベネットは、何処かから聞こえてきた枇杷の音に軽く視線をあげた。
2010/08/01(Sun) 14時頃
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嗚呼、そういう意味やったんですか。
[恐る恐る実にあてた歯は、種の近くまでは届かず。 口腔に溢れる果汁に、青年は顔の中心に皺を寄せてながら、仁に対する知識に頷く。]
そゆ、つもりやなかったんやけど。 そうとられはったなら ……嗚呼、謝らんほうがええんですっけ?
[見定めと言う言葉に、若干肩を竦めた。]
(247) 2010/08/01(Sun) 14時頃
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あかん、口の中がすっぽぅて敵わへん。
[相手の半分まで減った実を、信じられないように見詰め]
飲み物求めに、席外してもかまわへんでしょか?
[一応、退席の許可を求める背後で、どこかで挑発するような琵琶の音が聴こえた。 学園に居れば、日々聴こえる様々な楽器の音。 肥えた耳にもそれが、一線を越えたものだと知れる。 少しだけ、苔色が音の出先を探るように動いた。]
(248) 2010/08/01(Sun) 14時頃
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悪い、悪い。 他の花と少し話しちゃってさ
[名前をそういえば聞いてなかったなと 偏屈そうな声色の花を思い出しつつ 遅いと言われて謝る……が]
えー、まだ知らない場所行く時は 引っ張ってよ?駄目?
[と、今回限りの声にそう強請る。 乱雑に引かれると思もった手は、そっと むしろ遠慮するかのように引かれ進む 難しい顔は見えるわけはなく]
(249) 2010/08/01(Sun) 14時頃
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どうせ本を読むなら少しはその類の事も学ぶんだな。 芸一つだけで花と愛でられる命は短かろうよ。
[齧った果物の雫が手首に落ちれば、それもまた舌先で舐めとる。 外れそうな種を指で掬うと足元に落とす。作庭者がいれば怒鳴られそうな話だが]
二度は言わん。
[それが答えだとばかり告げて、また口の中に果実を一齧り。 退席を求める言葉には実を支えぬ手がひらりと揺れた。 疾く去ね、と動物を追い払う仕草にも似ている。 勿論、彼が戻るまで待っているつもりはおそらくない。 きっと食べ終えたらどこかへと向かうだろう]
(250) 2010/08/01(Sun) 14時半頃
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[花主が逗留する棟の窓から、その音色は流れている。 こちらの建物に花が呼ばれることは、そのような意味合いを持つのだと、 ちゃんと理解しているものは居るだろうか。
また、この音色に覚えのあるものの耳に、音は届いているだろうか。]
(251) 2010/08/01(Sun) 14時半頃
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―湯湯へ―
…見ていた。
[引っ張りながら答える。]
……知らないところにいくたび、 1回ずつだ。
[細かかった。 湯湯はA棟奥にある。 近づけば湯の香りがする]
…こっちだよ。
[くい、と手を引いた。]
湯に使っても目隠しはしたままなのか?
(252) 2010/08/01(Sun) 15時頃
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ほな、失礼しますさかい。
[元より相手がそこで待っているなどと思いもしない。 許可を得れれば、窓の近くから退く。 動物を追い払う仕草を気にした様子さえ見せない。 本郷には見えぬところで、笑みを浮かべてはいたけれど。]
琵琶の音、主さん達の方の棟から聴こえよったなぁ。 なんや、挑発されとる気になる音やったなぁ。
[本を片せば、廊下に出、歩きつつ独り語ちる。 何度か花主に囲われたことのある青年は、挑発の意味が色に関することならば、正しくあちらに向かう意味を知っているといえよう。 身奇麗な身でもなければ色を求められるのは構わない。 しかし、直に請われているわけでもなし。 故に脚がそちらに向かうことは、今はない。
齧りかけの李を手に持ったまま、飲み物を求めて青年の脚は*食堂へと*]
(253) 2010/08/01(Sun) 15時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 15時頃
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そっか、あの位置だと見える位置か
[会話を交わした位置から、 鵠の位置までの歩数を思い出し、頷く]
それで充分。何度も煩わすほどには頭悪くねーもん
[細かな指定には嬉しそうに笑って 屋敷の者や、まして花主相手では面倒で 同じ花の助けが借りれることを喜んだ] [匂いに鼻が、湿気に肌が湯場が近づくのを知る]
ん、結構つけたまんまでも 髪も洗えるもんだ。
[問われた言葉には笑って肯定の意を返して 湯場につけば ”ついちゃえば大丈夫だよ、ありがとう、鵠”と 笑いながら引き戸の取っ手を指で探り 引き開けた]
(254) 2010/08/01(Sun) 15時頃
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−庭→本邸廊下− [去っていく姿を見咎めるもなく、齧る果物の容量は減るばかり。 最後の一口を口に放り込むと、水分に塗れた手を舌先で拭った。 其処に咎めるような声はない。 今は自分以外は誰もおらず、ただ遠くから琵琶が聞こえるばかり]
……。
[指先に残る香りに、少しだけ鼻を鳴らした。 いつもとは違う匂いがする。それだけの話。 ただ、手を洗いたいとは思った。 庭を本邸沿いに進むと、一番大きな扉をくぐる。 丁度そこにいた侍従に手と口を拭くためのものを用意させる。 時間はかからず、時を待たずに果汁に塗れた肌はいつもどおりになった。 弦の音をしばしそこで耳にするが、ふと、視界の端に白い布と 赤い裾が見えた気がして足を止めた。まるで幻のようであった]
(255) 2010/08/01(Sun) 15時頃
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