112 燐火硝子に人狼の影.
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シーシャはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
オスカーはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
メアリーはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
ケイトはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
テッドはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
ホレーショーはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
フランシスカはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
ルーカスはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
ヴェスパタインは読書家 ケイトに投票した。
ヴェスパタインは村人の手により処刑された。
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オスカー! 今日がお前の命日だ!
2013/02/06(Wed) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
オスカーが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、シーシャ、メアリー、ケイト、テッド、ホレーショー、フランシスカ、ルーカスの7名。
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[厳密に言えば、己も余所者である。 生まれも育ちも都市部で家族もそちらにあった。 あえてそれを口にすることはないまま目を細める]
思い通りにいかぬなら喰らうまで。
[テッドに対しての言葉には短くそう告げる]
(*0) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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[サリスが自身の名を付け加えれば クツクツと愉しげに喉を鳴らした]
私を愉しませてくれるなら 考えなくもない。
[本気か冗談か。 弱々しい声音を受けた獣の聲は悪戯なまま]
(*1) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/02/06(Wed) 00時頃
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……誰?
[恐る恐る問いかけた声に返ってきたのは、 耳が痛くなるような叫び>>2:114。 恫喝の中に必死さと悲痛さが入り混じっていて。
声の調子から、部屋にいるのはテッドだと分かり。 ……今はそっとしておいた方がいいだろうと、 ゆっくりと、その場を離れた。]
(0) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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[ルーカス>>2:109には直ぐに、具合の悪さを見破られた。]
あ。 あァ……悪ぃ、うん。ちと、キツいんだ、色々。 アイリスちゃん、が。あんな様になったり、とか。
……うん。今日は早く休むさ。ありがと、な。
[砂糖を放り込んだ紅茶を啜りながら、目は伏し目がちに。 それからメアリー>>2:110が近くの席に来てくれたのを一瞥し。 彼女がオスカーに掛ける声を聞きながら、呟く。]
メアリーちゃんは優しいな。 あァ、優しい――。
(1) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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嗚呼、その言葉信じておくよ。
[休むと言うシーシャに頷く。 十分大人に見える男に小言を言う心算はない。 あっさりと引き下がり、視線を移ろわせる]
――…誰か一人選べと言うなら、
[急かしに来たらしい自警団員に向ける前置き]
私は、彼を選ぶよ。
[指し示す相手はランタンを手にする男。 ヴェスパタインに対して先制するは保身も含まれる。 殺されたくないのは誰しも同じだろ]
(2) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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[メアリーに少しだけ緩みかけた目は、唐突な騒がしさ>>2:113の前にまた消える。 束の間の平和を破ったのは自警団員たちの足音。 溜息交じりに応対するルーカスを見遣りつつ、滲むのは困惑。]
え、っと……。 あのさ。誰が人狼だとか、まだ、全然解んねェんだけどよ……。 それでも早く決めろってこと?決めろッつの――
って、おい。 …………。
[ルーカスが指し示すは、その場に居たヴェスパタイン>>2。 つ、とその長い髪を見詰め――目を伏せる。]
(3) 2013/02/06(Wed) 00時半頃
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[具合が悪い>>2:109、という言葉に顔を曇らせて。 心配そうにシーシャを見上げる。]
…大丈夫ですか? ごめんなさい、私ってば全然気付かなくて。 今日、食事作るのは変わります。ゆっくり、休んで。
[そういえば、紅茶へ砂糖を二欠片入れてかき混ぜる。 と、不意に聞こえた、多数の足音にびくりと身を竦ませて。 応対するルーカスの様子を、 シーシャの影になる様な位置から見守るも。]
……そんな、
[彼が指し示した灰色の髪の男>>2については、 未だよく知らない相手ではあるけれども。 それでも、戸惑った様に小さく声を上げた。]
(4) 2013/02/06(Wed) 00時半頃
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[シーシャとメアリーの途惑いを感じ取れど 発言を撤回する心算はないらしく凛としたまま]
他に、人狼と思しき者に心当たりはあるかい? 僕は――…、 まるで傍観者のようにある彼が怪しいと思っている。 だから、選んだ。
[自らの考えを口にし、彼らの考えを聞く。 けれど、ヴェスパタインが何を言おうと 男はそと目を伏せそれを黙殺する心算で]
(5) 2013/02/06(Wed) 00時半頃
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[自警団が広間を訪れていたなどとは知らず。 近くまで戻る頃には、事は全て終わっていただろう。
厨房の近くで空の容器を手に歩いているオスカーと出会った。 容器の数から紅茶はそれなりに好評だったと思われるのに、 その顔色は酷く悪い。]
お茶はもう、終わっちゃっいましたか。 ……どうかしたんですか?
[片付けを手伝おうと共に厨房へと入りつつ、尋ねる。 そこで広間での出来事を聞けば、声をなくし。]
……そう、なんですか。
[ようやく搾り出した声は擦れていた。]
(6) 2013/02/06(Wed) 00時半頃
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[オスカーの口から説明を受けて。 ヴェスパタインという名前はそこで初めて聞いただろう。
銀に近い色の髪を長く伸ばした、 不思議な形をしたランタンを携えた青年だったか。 一度も言葉を交わす事はなかった。 ……ここから連れ出される時に立ち会う事も。]
自警団の人達も、本気なんですね。
[硬い声に、オスカーはなんと返しただろう。 手つきも自然と重いものになり。 それでも戸棚へとすべて片付け終えれば、 オスカーとはそこで別れた。
少年の亡骸が見つかるのは、それよりしばらく後。 中庭へと通じる廊下の片隅での事となる。**]
(7) 2013/02/06(Wed) 00時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/06(Wed) 00時半頃
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[この男は昔、とある事件に遭い、夜中に出歩くを厭うようになった。とはいえ如何しても暗い道を歩かねばならぬ用事も時にはある。 そんな時携えられる灯りは、辛うじて心を支えてくれるもので――町外れの工房の話をも聞いたのも、そんな折だった。 確か、天球型のランタンを持つ主だったと聞いた覚えがある。
だから、此処に居る彼――ヴェスパタインに対して抱く心は、決して悪いものではなかった。 ――けれど。]
言われてみりゃ、確かに、そう、だけどよ――、
………いや。うん。そう。だな。
[ルーカス>>5に対し、反論の一つも述べられぬまま、ただ頷くように俯いた。]
(8) 2013/02/06(Wed) 00時半頃
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[ ―― 誰かを選び、引き渡せ。
そんな言葉を、自警団の男が放っていた事を思い出す。 まだほとんど名前も知らぬ幾つかの顔が浮かび。 薄闇の中で黒い瞳を開く。
記憶の中で揺れる、くすんだ色の銀の十字架。
――…… 違う。
胸で呟く言葉の通りに、唇が微かに開く。
―― でも、何故だろう。
ベッドの端に腰掛け、宙を見つめたまま。]
…何も見えなかった。
[小さく、声は漏れた。]
(9) 2013/02/06(Wed) 01時頃
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[広間で行われている命のやりとりは知らないまま。 ただ、薄らと予感だけはして。
女は、冷えた指先を仕舞い込むように掌を握り締めた。**]
(10) 2013/02/06(Wed) 01時頃
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[ルーカスの言葉>>5に、何も返すことはできない。 違う、と言いたい。でも、私。彼の事は何も知らない。 …こうして見ても彼は、自分と変わらぬ人間にしか見えないのに。 どうして、殺さなければいけないのか。 かといって、他に思い当たる人物が居る訳も無く。 …彼は、何も語らなくて。……どうして、なのか。 彼が、何を考えているのか。分からなかった。]
……私、わたし…。 そんなの、選べません…。
[くしゃりと泣きそうに顔を歪めれば、俯いた。]
(11) 2013/02/06(Wed) 01時頃
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[シーシャの反応を窺う翡翠が微かに細まる]
――嗚呼。
[反論無いことに安堵するような音が漏れた]
アイリス嬢が襲われ、見極める力はあてに出来ない今、 手探りでしか探せぬとしても――… 己の身を守る為に、人狼を退治するためにも 自警団の言うように誰か一人、選んで前に進まねば。
[自らに言い聞かせるかの如き言葉を紡ぎ 自警団により連れてゆかれようとする男から視線を外した]
(12) 2013/02/06(Wed) 01時頃
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[旅支度のような麻袋や、見慣れぬ肌のいろ等でも無ければ、余所者とは気づかれにくいのかもしれない。 テッドがルーカスという男を――ついでに、シーシャをも――「余所者」と意識さえしなければ良いだけのこと。
だから、その時のリヒト>>*1の端的な答えには、ただ頷くような是を返すのみで]
(*2) 2013/02/06(Wed) 01時頃
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[そして、ケイトのこともまた、テッドにそう意識されなければ良い、ということ。 この件については、一度思考は途切れ――。
もう一つ、別のことに、サリスの意識は囚われる。]
愉しませる、って。
……良い声で啼け、とか?
[>>*1悪戯な響きの獣に返す、小さな、震え帯びたこえ。]
(*3) 2013/02/06(Wed) 01時頃
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――…優しいキミには辛い事だろう。
[選べないと言う少女に返すのは淡い声。 それを責めるでもなく認めるような言葉を向けるのは 何処かで妹と重ねてしまっていたからだろうか]
無垢な心を穢す事はない。 選べぬというなら――…目を瞑っておいで。
[俯くメアリーに対してひそやかに語りかける]
(13) 2013/02/06(Wed) 01時頃
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あの頃は可愛げもあったが――…
[震えを帯びたこえに過るのは愉悦。 捕食者である獣の欲がむくりと頭を擡げた]
他の愉しませ方を考えて呉れても構わぬよ。 嗚呼、啼かせる方法は、他にもあったな。
[痛みでなく快楽を。 どちらにせよサリスにとっては災難でしかないだろう。 彼の反応を愉しむかのように、クツ、とまた喉を鳴らす]
(*4) 2013/02/06(Wed) 01時頃
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[優しい声音>>13に、縋っても良いのだろうか。 選べないままで、逃げて、他人の生死を人任せにして、 ―――本当に、良いのだろうか。そう、思うけれど。
…それでも、私は。選ぶ事なんかできなくて。 優しい、と。ルーカスも、シーシャも、言ってくれたけれど。]
……ごめんなさい、わたし、 優しくなんか、…ない。
[呟き、ぎゅっと目を瞑る。 スカートを握り締めた手の甲にぽたりと。 一粒、涙が零れた**]
(14) 2013/02/06(Wed) 01時頃
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[ヴェスパタインの姿が其処から消える間際。 男は翡翠の双眸を彼へと向ける]
――キミが人狼である事を僕は望む。 これで終わる事を、祈っている。
[痛みを覚えるかのように一瞬歪む相貌。 喧騒が止むまでの間が酷く長く感じられた]
(15) 2013/02/06(Wed) 01時半頃
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そう、なんだよ、な。あァ、そっか、『力』とか、無ェ、から。 一人でも、……選んで、いかねェと。
[ルーカス>>12に示す是には、未だ割り切れぬような色も混じる。 それでも、彼自身に対する憤りとはならない。 ぎっと睨みつけたくなるのは、寧ろ、自警団の――…それも、今は抑えて]
…………、メアリー、ちゃん。
[それでもなお、選べないというメアリー>>11の方を。 彼女に掛けられる言葉>>13を耳にしながら、見遣る。 その傍で、自警団員たちは長髪の主を捕え、ただ粛々と外に連れ出していく。]
(16) 2013/02/06(Wed) 01時半頃
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[メアリーの声に揺れる眼差し。 彼女へと視線向ければスカートを握る白魚の手が濡れるに気づく]
相手を思い泣けるキミは優しいと僕は思う。
[無意識に涙を拭おうとメアリーの頬へと指先を寄せるが 彼女の心は硝子細工の花のように思え、触れるを躊躇う]
メアリー。 今日はもう休んだ方が良い。 テッドに差し入れをするのは明日にしよう。
[いたわるような言葉を掛けて、その手を下ろした]
(17) 2013/02/06(Wed) 01時半頃
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『それじゃ、また後で。』
[オスカーは手を振って言ったかもしれない。 一度は彼と反対側へと足を向け。
――狩りをするなら今だろうと。
その無防備な背に、本能が囁く。
(*5) 2013/02/06(Wed) 01時半頃
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[爪や牙を使えば、返り血で汚れる。 人が通りかねない場所で、血を落とす前に見つかれば、 それだけで致命的だ。
飢えに急かされない故に頭は冷静に働いて。 足音を立てぬよう静かに厨房へと一度戻ると、 目的のものを手にしてから、オスカーの背を追った。]
オスカー君。
[声をかければ、彼は素直に振り向いてくれただろう。]
(*6) 2013/02/06(Wed) 01時半頃
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中庭で花が綺麗に咲いているようなのだけど、 一緒に見に行きませんか?
[気分転換に、と笑みを乗せて誘えば、 オスカーは頷いて同行をしてくれただろう。
中庭へと続く廊下。 人の視線がない事を確認して。
少し歩調を落として、自分よりも小さな背丈の彼を見下ろし。 眼鏡を外して懐へとしまいこんだ。]
(*7) 2013/02/06(Wed) 01時半頃
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