134 Dum fata sinunt vivite laeti.
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が5人、占い師が1人、人狼が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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はら? ……ん?呼ばれていますって?だあれ?私が?
[すれ違った警邏の人にそんなことを言われて首傾げ。 ええ、ええ、と頷きその場で一回り]
もちろん伺いますわよ。山小屋に行けばよいのよね。 やっぱり何かあるってことよね。うふふ、何かがあったのだわ。
[夢見心地にすら聞こえる口調でぶつぶつ。 だが足元は案外しっかりしているかもしれず]
(1) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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[しばらく祭り設営場であれこれしていると、ミナカタの下に勤務中の警邏仲間がやって来た]
あン? 川向こうの山小屋に行け? 何でまた。
……あー、分かった分かった。 行きゃ良いんだろ。
[疑問を返すミナカタに向けられたのは、理由も無くただ目的地へ行けと言う言葉だけ。 埒が明かないと思ったミナカタは、仕方なくその言葉に従い山小屋へと向かうことにした。 呼ばれたならそちらで説明があるんだろうと考えてのこと]
(2) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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ん、あたしにしては上出来ね。
[出来上がったばかりのマフィンをバスケットに詰めて、家を出ようとした時に警邏の幾人と家の前で遭遇する。 その見知った顔に...は、いつもと同じ様に挨拶するが向こうは何やら難しい顔をしていた。 理由を聞けば、山小屋に"お客"が居るから世話をして欲しいの事。 勿論これは周りに気が付かれない様にとの方便なのだろう。 ...も何も疑問に思わず山小屋に向かっただろう。]
(3) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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川を越えれば山小屋ね。
[ひどく楽しそうな足取りで、川までさしかかる。 黒いワンピースの裾を揺らしながら、ふっと空を見上げて目を細め]
それでも、ざわめきは感じられるわ。 何かが起こる、それは確信できるもの。
(4) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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[適当に会話を終えて、更に暗い場所を求めて路地裏へ入り込もうかと立ち上がる。 フードを確りとかぶり直して傘を差したところで、ふと呼び止める声が背を打った。]
……なに。
[警邏の男が云うには、川向うの山小屋へ行けと。 理由を問えど答えは無く。 詳細も知らされぬまま、ただ行けとしか言わぬ声に苛立ちを隠さないまま、差した傘を乱暴に振るって男を追い払う。]
わぁかったよ、行けばいいんだろ、行けば。 道中、日陰も何もねぇってのに、俺に死ねって言ってるのか。
死んだら呪ってやる。
[全く無いというのは、其れは明らかに誇張だが。 まだ陽も高いうちから、陽の照り返す道を歩くのは非常に苦痛でしか無い。
事情を知る男も、少しだけ申し訳無さそうな顔をしたけれど。 興味も無い、とばかりに粗雑な足取りで立ち去る男は、其れすらも気づかないままだった。]
(5) 2013/07/25(Thu) 01時頃
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デメテルは、そのまま山小屋へ。**
2013/07/25(Thu) 01時頃
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[昼食をとろうと村の食堂に足を運ぶ。 扉に手をかけようとした時、警邏の者に呼び止められた。]
僕に何か用?
[小首を傾げて訊ねてみれば川向うの山小屋に行くよう言われる。 不思議そうにはたりと青年は瞬きを繰り返した。]
橋の先にある、あの山小屋?
[相手が頷くとガーディは苦い表情になる。 ややして、はぁ、と大きな吐息を零し]
理由も言わず呼びつけるなんて酷いなぁ。 僕はこれから食事をしようと思ってたのに。 ……仕方ないなぁ。
[肩を竦めながらも青年は山小屋に向かった。]
(6) 2013/07/25(Thu) 01時頃
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――…ほんと、仕方ないなぁ。
[独り言ちる聲を聞く者はいない。 祭りの準備の為に村に来た男の一人を喰らった唇は閉じたまま。 けれど微か笑むように上がる唇の端。 警邏の者はそれには気づかないけれど――]
もしかしたら、もしかするのかなぁ。
[祭りの前に警邏の者により山小屋に呼び出される理由。 心当たりがある青年はため息を零す。]
(*0) 2013/07/25(Thu) 01時頃
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[警邏の人に言われた通り、山小屋へと向かう。 着替えをしてからだから、恐らく到着は遅かっただろう。 集まっている人たちに目を丸くして、それから、一体どういうことなのかと説明を聞くことになるのだ。
――曰く、人狼の容疑者だ、と**]
(7) 2013/07/25(Thu) 01時半頃
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[大きな川に掛かるのは簡素な橋。 村とその小屋を結ぶ唯一を渡り 青年は橋近くの山小屋の扉を潜る。 呼び出した者に導かれるまま奥にゆくと辺りを見回して]
祭りの準備に駆り出された、って訳でもないか。
[ぽつと零して些か厳しい面持ちに見える警邏の者を見据える。]
此処まで来たんだから呼び出した理由――… 聞かせて貰えるんだよね。
[促すように首を傾けて言葉を待てば 彼の口から語られるのは人狼の話だった。 他の村からやってきた男が村の外れで死体で見つかった事。 傷n在り方から人間ではなく人狼の仕業とみなされた事。 そして、己がその容疑者として此処に呼ばれた事。]
(8) 2013/07/25(Thu) 01時半頃
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笑えない冗談だな。
[は、と息を吐き出して冗談と一蹴しようにも それが冗談でないのは相手の態度から知れた。]
本気でこの中に人狼が居るって思ってるの?
[集められた者の中には広場で見かけた顔もある。 人間にしか見えぬ容疑者として集められた人々。]
そんなわけ、ないじゃないか。
[俄に信じられぬ話に戸惑うように声を漏らした。]
(9) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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もう少しちゃんと隠せば良かったな。
[人の目につかぬよう外れに捨てた亡骸。 人が立ち入らぬだろうと思い隠す事を省いたのが仇になった。 面倒な事だと思う。 容疑者であり犯人である青年の獣の貌は未だ隠されたまま。]
(*1) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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[此処で暫く過ごすよう言われても 十年に一度の夏祭りが明日に迫る中すんなりとは頷けない。]
明日は夏祭りなのに。
[嫌だと言うかのように首が左右に振られるけれど 下された決定が覆る事は無かった**]
(10) 2013/07/25(Thu) 02時半頃
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……で、ここまで連れて来た理由はなんだ?
[橋を渡った先にある山小屋へと入り、ミナカタは呼ばれた理由を問う。 返る言葉を耳にする度、彼の表情には険しさが刻まれていった]
…おいおい待てよ。 俺が? 容疑者の一人? そりゃ確かに見つけた時は一人だったけどよ…。
[疑われた理由であろうことを口にして、ミナカタは無造作に後頭部を掻く。 人狼が出たと言うのが冗談でないことは死体を目の当たりにした彼が一番良く知っている。 それ故に容疑者とされたことが余計に動揺を誘っていた]
(11) 2013/07/25(Thu) 03時頃
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……くそっ、こうして容疑者を隔離するから祭りは継続、事件も隠匿すんのかよ。
だが本当にこの中に居るのか? つーかマジに居たら俺が危ねーだろうがよ!
[そう言ってミナカタが警邏仲間に詰め寄っても、上の意向は変わらない。 長は少人数の命を危険に晒すことで、祭りの継続と村人の安全を選び取ったらしい。 理屈では正しいだろう。 だが、少人数の側に含まれた方は堪ったものではない]
(12) 2013/07/25(Thu) 03時頃
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[食料は用意されて居るし、寝床も十分確保されている。 しばらく過ごす分には問題無いと警邏仲間は告げて、事情を説明し終えた容疑者を置き去りに村の方へと戻って行く。
容疑者を川向こうに閉じ込めてしまうため、渡河に必要な唯一の橋も撤去されてしまった。 納得の行かないまま、ミナカタは他の容疑者と共に大河の監獄へと取り残されることとなる**]
(13) 2013/07/25(Thu) 03時頃
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[山小屋に行く途中、警邏達が動き回っているのを目の端に捕らえる。 それは、祭りの準備で動き回っている程度位しか思っていなかった。 しかし、橋を渡って小屋が近づいた辺りで打ち消され、思いも寄らぬ言葉を警邏の一人から告げられる。]
は?何いってんの、アンタ! アタシが容疑者の一人だって? 莫迦言うんじゃないよ!
[思わず声を荒げる。 手に持っていたバスケットで殴ろうとも考えたが、それはせずに警邏を睨む。 「俺も信じがたいがそう言われたんだから」と溜め息混じりにそう言って踵を返す。 ...は、黙ってその姿を見ているしかなかった。 仕方が無く山小屋に向かえば先に来ていた人達に困ったように挨拶をしただろう**]
(14) 2013/07/25(Thu) 11時半頃
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………容赦ねーの。
[問答無用で置き去りにしたことや、橋まで撤去する徹底振りにミナカタから零れる声は地の底から響くように低い。 窓から川を見ながら呟いたそれは、同じ山小屋に居た背の低い青年>>8や、後から来たバスケットを携えた女性>>14にも聞こえたことだろう]
オメェもわーわー喚いてんじゃねーよ。
[逃げろと繰り返す、パニックに陥っているらしい青年>>0に言うと、ミナカタは彼の頭に掌を当て、軽く小突いた。 少しばかり苛ついたらしく、眉根には皺が寄っている]
(15) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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………………
[それも束の間、ミナカタは黙り込んで自分の掌を見た。 先程青年を小突いた方の手。 ゆっくり数度瞬きを繰り返すと、軽く首を傾いで掌を見るのを止める]
(16) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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橋を上げられちまった以上、どうにもなんねぇな。 この中に人狼が居ねーことを願うぜ。
[あくまで容疑者なだけであり、人狼と言う確証は無い。 僅かに残る希望を口にして、ミナカタは一旦山小屋の外へと出た。 苛つきを抑えるため、煙草を咥えて火を点す。 村からの賑やかな声を聞きながら、紫煙を天へと立ち上らせた]
(17) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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[村から隔離された山小屋の1つに入っていく。 そこには何人居ただろうか。 橋は無常にも撤去されどうしようもなく、 諦めたように小屋の空いている場所に座り部屋の中を見渡が何も無く質素なものだった。]
逃げろって言われてもね…。
[喚いているサイモンの声が聞こえて]
喚いてないで少しは落ち着け。 ただ隔離されただけだろ?
[この状況で落ち着くってのもおかしいが、事の状況を把握していない...としては騒ぎ立てる物ではなと思い。]
(18) 2013/07/25(Thu) 19時頃
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[ふと聞こえた>>15。 それは苛立ちに似て、]
アンタは確か去年だったかこの村に来た、
[一度そこで言葉を区切り、記憶を辿る。 話には聞いてが、今まで言葉を交わす事も無く過ごしてきていたので名前まではわからなかった。]
アタシはジェニファーだ。 アンタは? …苛立っても仕方がないだろ? マフィン食べるかい?
[持ってきていたバスケットを指差して]
(19) 2013/07/25(Thu) 19時半頃
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…人狼、ねぇ。
[聞こえた単語にぽつりと漏らす。 聞いた事はあるが、見た事は無く実感が湧きにくい。 緊張感が無いのはその所為なのかもしれない。]
(20) 2013/07/25(Thu) 19時半頃
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[呼び止められたような気がして、ミナカタは女性>>19の方へ振り返る]
あン?
あぁ、ミナカタってぇ呼ばれてる。 良い匂いしてんな、それ。 後で貰うわ。 今はこっちが足りねぇ。
[まだ火をつけていなかった煙草を女性に見せてから、ミナカタは外へと出た>>17。 山小屋の中に居る者達に遠慮したのかは定かではない]
(21) 2013/07/25(Thu) 19時半頃
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[覆いきれない肌が、痛みを訴える。じりじりと、灼けている。 少しずつ、気が遠くなるようだった。 まるでお伽噺の吸血鬼のようだと自嘲の笑みを歪んだ口元に携えて。 やっとの思いで辿り着いた山小屋には、すでに数名の顔があった。
どれも、見知った顔だ。 何の規則性も無いように思える選抜の仕方だと頭を振った。考えるのも、面倒くさい。予想もつかないし、知りたくもなかった。
半ば倒れこむように、壁に凭れる。 ずる、と外れたフードが首元に纏わりついたけれど、それを放る気力も今は無い。]
――で、何なの、これ……、
[掠れた声で、呟くのが、精一杯だった。]
(22) 2013/07/25(Thu) 20時頃
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[そうして、警邏の者から、語られた言葉。 赴くままに床に横たわった、なんとも不真面目な姿勢でそれらを黙って聞く。
人狼が出た、と。 容疑者はお前らだ、と。――隔離して、祭りは執り行うと。
驚きもあったが――それを通り越して、嘲笑が込みあげて来る。
人狼は人を喰うという。なれば、連中は。]
ここの全員で、"血祭り"を楽しめ、ってかい。
[安静にしていれば少しは具合も戻り。血の気の引いた唇に乗せたのは、めいっぱいの皮肉だった。
つまりは、そういうことだ。
人狼の容疑者を隔離した。人狼が居るかもしれない中で、村から離れ孤立していろと。助けも呼べぬ、誰が人ともしれぬ、その中で。]
(23) 2013/07/25(Thu) 20時頃
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――ああいいだろう、死んだら呪ってやるよ。
[二度目の苛立ちを乗せた言葉を吐いて。 深く、嘆息した。
そうして、もう一度。 莫迦莫迦しいと、内心で嘲る。]
(24) 2013/07/25(Thu) 20時頃
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あぁ、呼び止めて悪かった。
[ミナカタの手許の煙草を見て。]
――血祭り?
[シーシャの声にそちらを向く。 この村の祭りとはそんなんだったかと、脳裏を過ぎったが直ぐにその考えを捨てる。 ...を連れてきた警邏は多くを語っては居なかった。 詳細を告げられたのは橋の近くだったから、聞いた途端逃げると思われたのだろうか。 人狼の事はよくわからないが、]
つまり、これって人狼に殺されるか、その前にそれらしい人物を――
[考えたくもないが、殺される前に殺してしまえと言う事になるのではないのか。 集められた人々を見遣る。]
(25) 2013/07/25(Thu) 21時頃
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