人狼議事


301 十一月うさぎのないしょ話

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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 吹牛方士 芙蓉

まさか……これは……?

真相が分かったわ!
日が出たらすぐ、麓の皆に知らせないと!

(0) 2019/11/21(Thu) 01時頃

村の設定が変更されました。


吹牛方士 芙蓉が参加しました。


【人】 吹牛方士 芙蓉

――そういうの、途中で襲われたりする人のセリフだよねえ。

[昼開店の直前。
 タブレットで見ていたドラマのセリフに息を吐く。
 明らかになったらしい『真相』が雲隠れしそうな予感とともに次回に続いたのをきっかけに、ディスプレイの電源を落とす。
 さあ、仕事の時間だ。]

(1) 2019/11/21(Thu) 01時頃

【人】 吹牛方士 芙蓉

[店の入口にかかる、いぶし金のプレートをCloseからOpenにかけかえる。
 11月にしては穏やかな風が、微かに頬を撫でていった*]

(2) 2019/11/21(Thu) 01時半頃

馬頭琴の調 (村建て人)は、メモを貼った。

2019/11/21(Thu) 01時半頃


村の設定が変更されました。


吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。

2019/11/21(Thu) 01時半頃


啓明結社 カコが参加しました。


【人】 啓明結社 カコ

[紅葉した木々が、冷たくも穏やかな風に揺れた。
 乾いた葉の触れ合う軽やかな音が耳を擽る。
 暖房でのぼせた頭が澄んでいくような感覚に、思わず身体を伸ばすように腕を広げた。]

 っ、はぁ……お疲れさまー。

[息を吐く音に似た声で隣に立つ後輩へ声をかけると、ハッとした様子で反応が返ってくる。]

 本当に、お疲れ様。
 一気に仕事増えて大変だったでしょ。
 でも、これで一区切り。

[ガッツポーズを隠さない後輩の素直さが微笑ましくて、きついと言われることの多い目元を細めた。]

(3) 2019/11/21(Thu) 16時頃

【人】 啓明結社 カコ

 さて、久々にのんびりお昼が食べられそうなんだけど。
 どうする? どこか食べに……ん?

 彼女の。お弁当が。
 あら素敵。

 それならゆっくり味わわなきゃ。
 私は外で食べてくるから、また会社でね。

[申し訳なさそうな表情を浮かべる後輩にむしろこちらが申し訳ない気持ちになりつつ、手を振って歩き出す。
 アスファルトを叩くヒールの音が、等間隔で響いた。]

(4) 2019/11/21(Thu) 16時頃

【人】 啓明結社 カコ

[打ち合わせのあったビルの通りから右へ逸れて、路地をひとつ、ふたつ、みっつ。
 駅から続く静かな通りに足を踏み入れると、懐かしさに似た感情に歩調が緩む。]

 この前まで、まだまだ暑いと思ってたんだけどなぁ。

[広告代理店に勤めて7年目、イベントプランナーとしての日々は目まぐるしい。
 アシスタントにヘルプにと、担当するイベントが重なり、気づけば過ぎた路地と同じだけカレンダーを捲っていた。
 元々月に3〜4回はランチに訪れていたのだから、3ヶ月振りの来店に感慨も一入だ。
 特徴的な浅い朱色の外観を視界に捉えれば、ヒールの音色がワンテンポ速くなった。]

(5) 2019/11/21(Thu) 16時頃

【人】 啓明結社 カコ

[Openの文字が刻まれた、いぶし金のプレート>>2の前で立ち止まる。扉に描かれたうさぎのシルエットは、記憶と寸分の狂いもない。
 店内に入る前に陽に当たる外装を眺めた後、素早く周囲を確認してから口を開いた。]

 久しぶり……あのね。
 私、やっとメインでプランニングさせてもらえるの。

[既にイベントの準備は進んでいるが、他の仕事がひと段落した今日は二度目のスタート地点のようなもの。
 嬉しさと、緊張と、やる気と、不安と。誰に言うでもないようなそわそわに、つい慣れないことをしてしまった。
 軽い咳と共に恥じらいを払い、不審に思われる前にとドアノブに手を伸ばした。*]

(6) 2019/11/21(Thu) 16時半頃

啓明結社 カコは、メモを貼った。

2019/11/21(Thu) 16時半頃


【人】 吹牛方士 芙蓉

[ランチタイムは、店長自身もよく表に出てくる。
 染髪に長髪、飲食業界では得てして評判が悪いものだが、特に忙しいときなんかは背に腹は変えられない。
 時たま、本当に時たま一見のお客さんに文句を言われることもあるけれど、店長と知れれば勢いも削がれてしまうらしい。

 そして今日はといえば、それほど忙しくないのだけれど、忙しくなければないで、手持ち無沙汰で表にやってくる始末だ。]

(7) 2019/11/21(Thu) 19時半頃

【人】 吹牛方士 芙蓉

いらっしゃいませ――ああ、こんにちわ。
お久しぶりです。

[うさぎ穴からまろび出た>>6のは、ランチタイムの常連さんだった。
 とはいえ、今日は少し間の空いたご来店。

 お好きなお席へどうぞ、と案内してから、レモン水とお手拭き、メニューを揃えて彼女の傍らに。]

(8) 2019/11/21(Thu) 20時頃

【人】 吹牛方士 芙蓉

本日の日替わりは根菜とほうれん草の和風パスタと、チキンとかぼちゃのクリームパスタです。
ごゆっくりどうぞ。

[日替わり以外にも定番はあるし、決まってボロネーゼしか頼まないお客様もいる。
 今日の彼女の気分は何に惹きつけられるだろうか。
 注文を待つ間は、密かな楽しみ*]

(9) 2019/11/21(Thu) 20時頃

馬頭琴の調 (村建て人)は、メモを貼った。

2019/11/21(Thu) 20時頃


暗黒舞踏 オトサカが参加しました。


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

――ランチタイム――

[ランチタイムはパスタが評判のレストラン"murmur coney"。
昼シフトの乙坂はこれまで数多くのパスタを手掛けてきた。

そう広くない店内において、ランチタイムで利用したい客が仕事の昼休憩に食べ損なうことがないように、提供はスピード勝負。
調理に時間を要するものや凝った盛り付けは出来ないけれど、己の腕で速くかつ美味く仕上がるパスタを客が嬉しそうに食べるのを見るのがこの上なく幸せで、これからもずっと己の持ち場はランチだと思っていた。

夜シフトの店員は食材に合わせて店員が腕を振るう形式になっているのは、客として何度か来店しているから知っている。

そういう「自由」に憧れはあるけれど。

いざパスタの括りを外すと果たして己に一から美味いものをランチのように手早く思いついて出せるかと自問すれば、このままランチの顔として生きる方が幸せだという答えになってしまうのだった。]

(10) 2019/11/21(Thu) 21時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 店長、連休許してくれてありがとうございました。
 いや〜良かったですよ、レストランウェディング。
 久々に後輩が作るメシも食えたし。

 んでこの後ちょっと相談があるんですけど、良いですか?


[日替わりパスタ>>9の為にレンコンを薄く切りながら店長に声をかけたのはOpenの少し前。
昨日まで後輩の結婚式と専門学校時代の友人たちの店を巡る為に勤めてから初めて営業日に連休を貰っていた乙坂は、その数日の間に己に芽生えた気持ちをすぐ店長に伝えようと思っていた。

後輩と年上の奥さんが働くレストランもこの店と同様におすすめ食材を元に創作していくタイプの店で、製菓の専科に進んだ後輩は主にデザートを担当していたが、在学中に目を見張った盛り付け技術だけではなく、調理の手際も格段にレベルアップしていてかなり刺激を受けたのだ。

負けてられない、そう思った。

だから。]

(11) 2019/11/21(Thu) 21時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[俺、この時間が終わったら告うんだ……]

(12) 2019/11/21(Thu) 21時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[というフラグを立てて死なないと良いのだが。

「夜シフトにいくつか入らせて欲しい」

或いは

「通しで何日か入りたい」

元々社会保険に加入しているので勤務時間が増えるのは手続き上特に問題はないとは思うが、手が足りている日に無理矢理入る訳にはいかないので、勤務日を相談しようと。
言い出すのに緊張はするが、まずはランチタイムをいつも通りこなさねば。]


 いらっしゃい、
 お。久しぶりだね。


[数か月顔を見ていなかった常連の登場に、黒シャツ店員から思わず気安い口調が飛び出た。>>6*]

(13) 2019/11/21(Thu) 21時頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2019/11/21(Thu) 21時頃


暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2019/11/21(Thu) 21時頃


宇宙原理衆 ウツギが参加しました。


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

─ murmur coney 店内 ─

[客の出入りが早く、忙しないランチタイムの店内。
男が歩く度にカーキのエプロンの横、腰から尻尾のように覗く藤色のバンダナが揺れ。
客の視界を、ひらひら、ゆらゆら。]

 ありがとうございました。
 またのお越しをお待ちしてます。

[愛想のいい笑みを浮かべ、会計を終えて出て行く客を見送り。
猫のようにするりとテーブルの間をすり抜けたなら、空の食器手早くまとめて厨房へ戻ろうか。]

(14) 2019/11/21(Thu) 22時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[元々、洋菓子屋に勤務していたのだが。
店主だった親父さんが高齢によって店を畳むことになり、職を失ったところ。
隠れ家的な佇まいに惹かれるまま、うさぎの穴ぐらに居ついてそろそろ一年になる。

まだまだ駆け出しではあるが。
一応主にデザート担当で夜シフトに入っている店員の一人だ。

そして接客も好きなので。これまでも手が足りない時には厨房と接客のヘルプ要員として昼シフトに入ることもあったものの。
何故かここ数日は、ランチタイムに連日顔出していて、常連客に、おや新入りかい?、なんて揶揄られる始末。
それもこれも。]

 カズさーん。
 レストランウェディングの料理写真、撮ったんでしょ?
 俺にもあとで見せてくださいよー。

 あっもちお土産も期待してますんで。

[昼シフトの先輩店員が不在だった穴埋めである。>>11

(15) 2019/11/21(Thu) 22時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[店長と話している先輩の横を通り過ぎざま、しれっと連休の土産を強請りつつ。
注文が途切れた隙に、溜まった食器を洗っておこう。

本日のランチ用に作った、ホワイトチョコムースと抹茶ムースはどちらも評判上々。
上機嫌に片していれば、外の空気と共に店内に入ってくる来客の足音に気づき、顔を上げた。>>6

 いらっしゃいませー。

[カズさんと店長の口調から察するに、常連客だろうか。>>8>>13
濡れている両手を拭きながら、ひとまず案内は店長に任せつつ。
カウンターからひょこりと店内を覗き、カッコイイOL風の女性客が見えたなら、愛想よく笑って会釈をしよう。*]

(16) 2019/11/21(Thu) 22時半頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/11/21(Thu) 22時半頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ


 おー、直、不在中悪かったな、こっち回って貰って。
 夜シフトとの調整は大丈夫だったか?


[今回結婚式の為の1日ではなく連休を取ることができたのは、こうして代わりを快く受けてくれる後輩が出来たからだ。>>15
接客をする為に生まれてきたような愛想の良さは、腕の良い料理人には中々備わりにくいものだというのが専門学校時代からの印象だが、店長を始めとしてこの店の店員は概ね料理の腕だけではなく客とのコミュニケーションが上手い者が多い。]


 勿論写真撮りまくって来たよ。
 人前式は二人ともタキシードとドレスだったんだけどさ、式が終わったら二人とも厨房に立ってゲストに振舞ってくれたからな、すげぇ贅沢な時間だったよ。
 あのオクテな後輩が一目惚れしたっていう奥さんの料理も堪能できたし。


[ほうれん草を茹でるのは水洗いした水分だけで大丈夫だというフライパン。
茹で時間も短縮されるし色も綺麗に仕上がる。
冷水でアクを取って色止めしたほうれん草をザク切りにして一人前に使う分量をラップに包みながら、ちゃっかり土産を強請ってくる洗い物中の後輩の肩を肩で小突く。]

(17) 2019/11/21(Thu) 23時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ



 結婚式の土産っつったら引き出物くらいしかねぇよ。
 プチギフトの焼き菓子詰め合わせはもう食っちまったし。

 シフト替わって貰った分はまあ、今度奢ってやるよ、あいつのとこで。
 製菓卒だし、デザートのこととか聞けるんじゃねぇの。


[ニヤリと笑って作業に戻る。
カウンターの向こうに出された抹茶ムースに舌鼓を打つ客を見て、ふっと嬉しそうに微笑んだ。
美味そうだな、賄いまで残っていると良いけど、なんて思いながら。*]

(18) 2019/11/21(Thu) 23時頃

時間貯蓄銀行 ヤカモトが参加しました。


【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト

 ― 最寄駅より ―

[木枯らしが足元を駆け抜けていく。
 空は秋特有の、濃い水色を刷毛で塗ったような凹凸の無い晴天だった。

 重いロングコートを纏う五体は北風にもめげないが、四つ折りにした紙片を摘まんだ指先からは色が抜けていた。冬の足音が近づく11月にあって、指の末端まで血熱を送り届けるには若さが足りていなかった。]

 寒いですねぇ、耳の奥がキーンと鳴ります。
 
[電車から降りて十分も経っていないのに音を上げる。
 骨の芯まで冷やした冷気は、肺から呼気を追い出したように咽喉からも独り言を搾り上げた。耳の中まで北風に洗われているようだ。
 自分よりもゥンと薄い紙片はピラピラ、ペラペラと悲鳴を上げっぱなし。
 読み辛さに眉尻を下げ、黒革のビジネスバックを小脇に抱え直すと路傍で紙片を拡げた。

 最寄り駅に丸が付けられ、更にそこから赤いインクが蛇行し、路地へと向かっている。]

(19) 2019/11/21(Thu) 23時半頃

【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト


 徒歩十分でも余裕で迷えちゃう才能に嫉妬しますね。
 えぇっとぉ…?
 
[自らの悪癖を省みることもなく、元々細い目を糸のように絞ると呼気が白く弾んだ。目指す場所まで遠くない筈なのに、曲がった路地の先には目印になるだろうと目論んでいた店が無かった。ミステリーの始まりである。

 しかし、始まったばかりだと言うのに、手首を飾るクロノグラフの秒針は我が身を急きたてる。約束の時間はもう程なくだ。
 これでも余裕を持って出発した心算だったが、五分早く出れば五分迷い、十分早く出れば十分迷う。世の中の世知辛さが身に染みる。

 消えた赤い外装のレストラン。
 あわよくば、約束の時間までにランチでもなんて考えていたが、どうやらうさぎに追いつけるのは水色ドレスの洋ロリだけらしい。]

(20) 2019/11/21(Thu) 23時半頃

【人】 時間貯蓄銀行 ヤカモト



 murmur coney…ね。


[目印候補の店舗名。
 見知らぬ土地の、見知らぬレストラン。
 見つけられないうさぎのあなぐら。

 店名由来のひそひそ話をするのはうさぎでは無くて風ばかり。穴が開くほど見つめていた地図で赤くなった鼻頭を覆い、小さく吐息を漏らす。

 遅刻はいただけないが。
 ―――― ちょっとだけ、愉快そうに眼を細めて。**]

(21) 2019/11/21(Thu) 23時半頃

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