194 花籠遊里
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/* おうや、おうや、お疲れサマ。
さあさお座敷。 お好きに喋ってくれて構わないよ。
(揺り籠ぎっこんばっこん)
(*0) あんび 2014/09/23(Tue) 02時半頃
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/* 花が花にも、蝶が蝶とも。 咲き乱れてくれるのが、一番。
(揺り籠ギィコギィコ)
(*1) あんび 2014/09/23(Tue) 03時頃
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‘Tis better to have loved and lost than never to have loved at all.
(一度気付いてしまったならば、 知らない頃には戻れません。)
(*2) anbito 2014/09/23(Tue) 23時頃
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True love never grows old.
(本当の愛は、永遠に育ち続けるのです。)
(*3) anbito 2014/09/23(Tue) 23時頃
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朧さん。 お願い事をしても、よろしいでしょうか。
もしも、金色をした『蝶』が『櫻』を探しに来たなら。
約束を果たせずにごめんなさい、と。 『櫻』の季節は終わったのですと、お伝え願えますか?
[僕は特別な、櫻色のリボンを渡します。 どうかそれを渡してくださいと、告げて。]
(*4) anbito 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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[花籠での約束もまた、たった一夜の泡沫です。 『蝶』は移ろい、『花』は止める手立てを持ちません そうだとしても僕は───…]
(*5) anbito 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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───僕は、『しあわせ』です。
どうか、あなたも『しあわせ』になってください。
(*6) anbito 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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お前の頼みを断る筈が無いだろ。 一語一句違わずに伝えると約束しよう。
[そっと櫻色を受け取ると一度席を立ちそれをしまう。 『花籠』での口約束など一つの泡。 時が過ぎれば、ぱちりと弾けて消えてしまう程の脆さではあるが。 それでも朧は『約束』を破る事は無かっただろう。 このくらいでしか、分けて貰った物の恩返しができなかったから。
そして最後に両手をついて礼の形を静かに取り口を開く。 ……こうでもしないと、言いたい事は伝えられぬ気がしたから。]
世話になった。どうかお前の行く先に、幸多からんことを。 ……元気でやれよ。
(*7) オレット 2014/09/24(Wed) 01時頃
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/* >>-147 丁は素直なんだか素直じゃないんだか。 私に抱かれたいならいつでも部屋においで?
誰よりも高く買ってあげるから。
(揺り籠ぎこぎこ**)
(*8) あんび 2014/09/24(Wed) 02時半頃
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/* 丁助が逃げるのなら、追わなくちゃね? まあ、私が帰るのを待っていなさい。
真っ白な服なんて着なくてもいい。
一糸纏わぬ姿でお待ち?
(ふふふふふっ**)
(*9) あんび 2014/09/24(Wed) 16時半頃
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――――可愛い、 丁。
(*10) あんび 2014/09/24(Wed) 22時頃
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ちがう──
僕はもう、『花』じゃない───!!!
(*11) anbito 2014/09/24(Wed) 23時頃
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お前も……しあわせに。
おうじとして今、感じているしあわせも本当のことだろうと思う。 けれど、今度は、花籠の外に生きる者として。
[きっとまた、別のしあわせを。]
(*12) lalan 2014/09/25(Thu) 01時頃
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――花主様、丁で遊んでくださいませ。
[御伽話を片手に。 天秤にかけた未来と悪夢。
顔を上げ。 いっとう艶めき微笑むのは、心を壊さぬよう仕舞い込んだ所為*]
(*13) lalan 2014/09/25(Thu) 01時頃
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嗚呼。 人に成るとかだったか。
―――好きにするが善いさ。
[男には興味もない。 花でも蝶でもないのなら。]
(*14) あんび 2014/09/25(Thu) 01時頃
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―――お前だけを愛してやろう、“丁助”。
[艶めく顔に、返すは歪な笑みひとつ。 さあさ、焔とひとつ戯れようか。
御伽噺なぞ、始まる狂宴に燃やしてしまえ*]
(*15) あんび 2014/09/25(Thu) 03時頃
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―奥の部屋―
[一階奥の部屋にて、揺り椅子がゆらゆらと揺れる。 座っていながらにして、まるで見下す男の瞳。 焔を捕らえたのなら、微笑み告げよう。]
立ったまま。 自分で自分の雄を勃たせてごらん。 指を絡め、扱き。
[さあ、と動かすは顎ひとつ。 きぃきぃと揺り椅子が啼いている。]
蝶が花を買いにやってきても 善しと言うまで、自慰をお続け。
[まだ見ていてやろうと、足を組む。]
(*16) あんび 2014/09/25(Thu) 03時頃
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[すきです、すきですと
心がうるさいのです。]
(*17) anbito 2014/09/25(Thu) 23時半頃
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アイして下さいますか、花主様。
[言葉に何の意味があろうか。 枕元で囁くべきは、蝶へ、蛇への媚ばかりの筈。 本心が其処に含まれるとは、誰も期待などしないもの。
――魅せるべきものは主の期待をなぞり、唯唯快楽に溺れれば良い。
羞恥を目元に、吐息を震えさせ、望まれるまま。
着物をたくし、自慰を見せ、蝶の視線を遮るべく瞼を閉じて。]
(*18) lalan 2014/09/26(Fri) 00時頃
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―――丁助、誰が目を瞑れと?
[たくしあげられる着物の隙間に揺れる雄。 触れなどしない。 嬲りつけるように触れるのは視線。]
こんなにも愛してあげているんだ。 ほうら、その瞳を私にむけておくれ?
[やがて蜜でも溢し始めるだろう。 触れることなく、男は揺り籠の上。 痴態をしかりと、その目に刻む。]
(*19) あんび 2014/09/26(Fri) 00時半頃
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――畏まり、ました。
[赤褐色を、愉悦を浮かべているだろう花主様へと。 眉に快楽と戸惑いが毀れる。
アイしてくださるお方への余興。 自身のモノを扱く手付きは、早く終われと滲む雫に構わずに。]
(*20) lalan 2014/09/26(Fri) 00時半頃
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お前のものはどうなっている? よく見えないんだ、教えておくれ。
[鬱蒼とした髪を晒し、垂らし。 その手が扱う肉欲の状況を示せと唄う。]
はしたない蜜が垂れているね。 甘い味か、口に入れて試してごらん?
[先から溢れる透明な滴を 自分の口へ運べと告げる。 抗うことなど赦さぬ、強制。]
(*21) あんび 2014/09/26(Fri) 01時半頃
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―――まだ、果ててはいけないよ?
[早くなど終わらせぬ。 悪夢を、君に。]
(*22) あんび 2014/09/26(Fri) 01時半頃
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[まるでそうなるを予見していたかの如く。 取り出すは紙束。 月の頬を叩いての揶揄。]
慈善事業など私はせんよ?
これは貸すんだ。 これで科すんだ。
枯れ花よ、花籠へ戻る覚悟が在るのかい?
[答えも聞かず地に撒く紙吹雪。 撒いては、 舞いては、 降り積もる。]
(*23) あんび 2014/09/26(Fri) 08時半頃
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枯れ花に買い手など、つきにくかろうに。 座敷を用意してやるという言葉。 どういう意味かお考え。
[歪んだ笑みひとつ。]
新しく部屋を用意してやろう。
[歪、いびつに。]
―――藤の間がいいかねえ?
[藤が咲いていた、過去の部屋。]
(*24) あんび 2014/09/26(Fri) 08時半頃
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お前は金で“人”を買うんだ。 お前は金で“人”に買われるんだ。
忘れず、覚えておくことだね。
お前は枯れても咲かねばならぬ。 出来るだろう、朧。
苦悩に歪むが一等美しい月花よ。
[宵闇の髪を揺らして *嗤う*]
(*25) あんび 2014/09/26(Fri) 09時頃
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―――“愛”を、金で買っておいで?
(*26) あんび 2014/09/26(Fri) 09時頃
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[ただ黙したまま、頭を垂れたまま。 面白がってか協力的なのか、よく解らないままだったが、望みが叶うのなら何でも構わない。
ただ黙って降り積もる紙吹雪をかき集め拾い集め。 藤の間、には流石に肩を揺らし反応を示すが。>>*24 それ以上花主様を楽しませられるような事は無かっただろう。]
(*27) オレット 2014/09/26(Fri) 12時半頃
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……できますとも。
鮮やかな色彩の花にも、朝露を纏った清らかで美しい花にも。 劣らぬ程見事に咲き乱れてみせましょう。
花主様が折角用意してくれた場なのですから。
(*28) オレット 2014/09/26(Fri) 12時半頃
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[意地の悪い指示に、従う以外の選択肢は無く>>*2>>*22]
本当に、ご覧頂けていないと……? 貴方様のご命令、にて。 男、として、役割を果たせる大きさに育ちました。
[は、と熱の篭る息を吐き。 言われる通りに、指先に雫を掬い下に乗せる。]
甘い蜜とは程遠い味、ですね。
[知っている。 嘲笑じみて歪む唇。 それが自分にか、それとも目の前の主へのものなのか、認識することも拒み。
ぬるついた欲情から逃げ出したく思うのに、それを許さぬ冷えた言葉に、指先は止まる。]
(*29) lalan 2014/09/26(Fri) 14時頃
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