297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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["姉"と対峙する最中に]
――……、っ。
[聞かれた――か? いや、ほっと安堵する様子>>84からは、そうは見受けられないが]
箕島の兄さん――足も腰も、まだ立っとったんやね。
[少し前に向けた軽口(>>1:164)を持ち出し、苦笑を浮かべてのち]
……なんでいまここで、兄さんが来はるかなあ。
[彼のまわりに咲き始めた紫陽花を目にして、なんともいえない息を吐く。 本のことでそこそこ話したこともあるし、身体が弱い同士の親近感もあった]
(85) 2019/07/12(Fri) 23時半頃
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――社――
[大鳥居の横抜け、手を清めようと手水舎へ向かう。 ふと、水面が揺らめいた気がした。]
――――っ!
[近づけば、さらさらと細く湧く手水の溜池の中に、透明な紫陽花の花鞠が所狭しと浮いていた。 水に濡れて、透明な萼片はさらに透けて、ゆらゆらと光を揺らめかせているように見える。 柄杓で一杯掬い手を清め、一杯掬い口清め、もう一杯掬って、勢いよく頭から清水をかぶった。 普段であればまだ紫陽花も咲かぬ頃。冷えた手水は首筋をつたい着物にも染みて背筋を震わせたが、頭を切り替えるのにはちょうどよかった。]
(86) 2019/07/12(Fri) 23時半頃
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[賽銭をはずめるほどの豊かさはないが、今は社に座す神を信ずる心ならば過去一番だろうと思う。 柏手を打ち、一礼すると真っ直ぐに社を見やり。]
――――お鎮まりいただけんか。
[凛と、一声、言い放った。 同時、こちらの敬虔な態度とは真逆に、威嚇するような藤の香の気配が、紫陽花たちを取り囲もうとする。]
(87) 2019/07/12(Fri) 23時半頃
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――……はよ帰って、お風呂で足揉んどきって。
[――と、この場から離すようなことを口にした。
朝顔にとって、村人の大部分はどうでもいい存在であったけれど。
姉、家族、妹分のたえや準姉の日向に次ぐ程度――、 いなくても困らないけどいたほうが楽しい程度には、感じている相手ではあったので*]
(88) 2019/07/12(Fri) 23時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2019/07/12(Fri) 23時半頃
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―朝顔と、夕顔の場所―
……、──立っとるよ、なんとか。
[朝顔の言いように>>85苦笑を浮かべる。 少しだけ、似たような笑顔だったかもしれない。 体の弱い者の諦めのようなものか。]
……、どうしたん、… きたら、まずかった? ……その、あっちこっちで…、人が、おらんようなって…紫陽花、咲いて…、…心配しとったんやけど、……
[首を傾ぎ、不安そうに声が小さくなる。 いらんお世話やったかな、と、かすかに苦笑い。]
(89) 2019/07/12(Fri) 23時半頃
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……せやけど。
[>>88 諭されるように言うさまは、 なんだか少し大人びて聞こえた。]
……、朝顔ちゃんと夕顔ちゃん、一緒に居るんやったら、 …大丈夫、かな。……。
[自身が頼りないとは自覚している。 紫陽花がほろほろと咲く中で、 うん、と小さく頷く。 体が弱いとはいえ、夕顔もいるからか朝顔のほうが己よりよほどしっかりしているように見えたのは、何故だろう。 ──>>78ひそやかな決意がそうさせたのかもしれないと、亀吉は知る由もなかったが。]
(90) 2019/07/13(Sat) 00時頃
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……、朝顔ちゃんと、夕顔ちゃんも、 気ぃつけるんよ、…どうやって気ぃつけたらいいか、わからんけど……
せや、今、朧と沼のじいさまを追っかけて、 芙蓉と定吉が山に登ってるん。
……なんか、この状況の理由を探る、 とっかかりになったら、ええけど……
[な、とにこり、笑うのは 安堵させるつもりだった。 夕顔の雰囲気が常と違うなど、魂を分けた双子でもない、忘れ去られるも脈々と続く呪いだけが現した身ではわからない*]
(91) 2019/07/13(Sat) 00時頃
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お鎮まりいただけんか。 もう、雨月の村人は随分と懲りた。 神の威光しろしめされたいのでありましたら、もう充分と思ってくださらんか。
これからご神木と木妻岩も回ってまいります。 まだ足りぬというのなら、この藤屋の朧、この身を捧げても構いやしませぬ。 だから、どうか、お鎮まりいただけんか。
[本人の意志裏腹、連れてはいかせぬと抵抗を続ける藤香は強まっていく。 威嚇と調伏の力に、神に近しいものにはざあざあと胸騒ぎのような気配が届くだろう*]
(92) 2019/07/13(Sat) 00時頃
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……え、と。その。
[苦笑いに、なんといっていいものやら(>>89)]
や、心配してくれたんは、嬉しいんよ……? その、そうやなくてな。ああ、ええと……、なんや。
[言葉を探しているところに>>90]
あの、そう、それやの! 朝とゆうちゃんが一緒おったら、なんも心配あらへんから!
朝としては、兄さんのが心配やなって! そんだけや!!
[だから。納得して、早く逃げて――と。
彼を包むように咲く紫陽花と、"姉"とを交互に見遣って、願う]
(93) 2019/07/13(Sat) 00時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/07/13(Sat) 00時頃
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─山中─
まだ、昼の色のまんまやな。
[山の隙間から空を仰ぎ見る。 先ほどと同じ曇天。 午後の光を遮るように薄暗く、 それでも夕の橙は微塵も滲む様子の無い曇天。]
わからん… 神様か狐かどうか、とにかく意思を持って 神隠ししとるもんのがおるとしても。 なんで今頃それやっとるか、ほんまわからん。
[7つの子供から老人、既婚者から未婚の娘まで。 隠す対象も手当たり次第なのも不気味だ。]
(94) 2019/07/13(Sat) 00時頃
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なんやこう、空気がざわざわと落ち着かんな… 変な嵐でもきそうっちゅうか。
[無意識に社の方角を見る。 静かな山の中。藤の香りは空気の中に 薄れ、紛れてもう匂わない。
今の状況が嵐どころか天変地異よな…と言いかけ、 家族が神隠しにあった者が居る場では不適切だと気づき 言葉をそのまま呑みこんだ。*]
(95) 2019/07/13(Sat) 00時頃
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[――山を登ったという四人(>>91)は、還ってこれるのだろうか。
ちらりと"姉"を見やったが、どうにも、まったく判らない。
山が関係あるのかもなんなのかも、全然、まったく。 以前は双子だからかどうか、お互い、ある程度は考えてることが判ったものだけど――あるいは、自分の側だけの幻想だったのだろうか……?*]
(96) 2019/07/13(Sat) 00時頃
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―山中―
定吉ちゃんは、 いかんでよかったの?
[ 朧が社へ向かう様子を見送った後、また紫陽花に視線を戻す。定吉の声が聞こえる。 わからん、と声が聞こえる。嵐と聞くと、頷いた。]
嵐が来たら、紫陽花も全部散るんやろうか。
かみさま。なんでやろ。 ――― なんでなんやろな。
[ 神様が何を考えているか、解らない。断片的に聞こえる声は、ただ聞こえるだけのものだ。 だけどもその声が聞こえるたびに、何かが締め付けられる気がしている。]
(97) 2019/07/13(Sat) 00時半頃
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ひとつ、 …ひとつな、ほんとうは、 聞こえとった事が、あってな。
雷門さんは、 たえちゃんが、呼んだんよ。
たえちゃんが、呼んだから、 雷門さんも、行ったんやて。
ほんとかどうか、 わからんけど…。
[ 紫陽花を見つめたまま。 藤の香りはもう届かず、少しだけ社の方へと向けた。]
(98) 2019/07/13(Sat) 00時半頃
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―朝顔と夕顔のそばで―
……そ、そんなに心配やろか? ……もうちょっと鍛えられたらええんやけど……
[>>93 朝顔の心知らず、へなりと笑って。]
そんなら、言う通り、 ちょっと足でももんでくるな。 山の方も見に行きたいし……。
朝顔ちゃん、夕顔ちゃん、またあとでな。
[小さく手を振って、ようやく、きっと「ようやく」と感じられるほどにおっとりと、2人に背を向けて、自分の家へと歩みだす。 もとより、其処でなにがしかの手掛かりを探すのが目的だったのも思い出した。紫陽花の花がふわり、ふわり、と硝子の細工のように咲く中を、戻っていく。]
(99) 2019/07/13(Sat) 00時半頃
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[またあとで(>>99)と聞いて]
ん――、さいなら。
[――と、その背に応じた]
(100) 2019/07/13(Sat) 00時半頃
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……?…うん。
[肩越し振り返り、また小さく手を振った。>>100 朝顔の言葉の真意を知らないまま。]
(101) 2019/07/13(Sat) 00時半頃
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[肌寒ささえあり、未だ本来の「紫陽花」の季節ではないのに、村はすっかり紫陽花の花の咲き乱れる盛りが如き様相である。
さくり、さくり、道を踏みしめる、 その道も、ほろほろと毀れた透明な紫陽花の花びらの敷き詰めるところとなりつつあるようだ。]
……桜吹雪とちゃうねんから……
[夕顔、朝顔と離れると、 誰かの声が聞こえてくるでもなく、 それが空寂しくて不必要な独り言をつぶやく。
老婆に驚いて道を違えたが、本来曲がるべき小道は山へと続く。ほんの少し斜面となった場所に、白子の住まう場所があった。 道の淵をなぞるように紫陽花の咲き、いっそ清廉なその光景に息をのんだ。]
(102) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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――ああ、ちょい。
[ただ、何を思ったか、振り返った顔>>101にひとつ]
――心配してくれたから、ひとつな。 もし、朝もおらんくなったら、思い出して。
朝は20で……この騒ぎの元は、4かもしれん。
[それが通じるかは判らないけれど――、 本の話題で、自分と姉の名が出たことがあったから]
(103) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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─山中─
んー、まぁな。 もう少ししてから見には行こうとは思うけど。
[片手で頭を軽くかき、自分も透明の紫陽花に視線を向ける]
どうやろ? 紫陽花にはそういや、あんま散る花って感じはないなぁ。
(104) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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……。
そ、か。 たえちゃん… 雷門さんを呼んどったんか。
それやったら、雷門さんは断らんやろうな。 何よりも大切にしてはったし。 呼ばれんでも、ついていきそうや。
[>>98 仲の良かった祖父と孫の様子を思い出すと、 雷門の行動としては非常に納得できてしまう。 納得できないのは、消えた時の手段と たえがそもそもどうして消えたか、だが。]
(105) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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もし、神様が訴えたい事あって神隠しをして。 残された村のもん、家族がおらんなってしまったとしたら。 それでも、土地を捨てられんで住み続ける事になったら。
残った人らが神様えらいなぁって敬ったり、 訴えを聞くようになる… ……なぁんてことに、なるやろか?
こんなん考える事自体が、 いわゆる不信心ってやつかもなぁ…
[自分も社に視線を向けながら、そう呟いてため息一つ。*]
(106) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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[長い、ながい、間のあと。>>78]
あさちゃんは……
“消さん”…よ…?
[それは、決定的なひとこと。 消さん、と再度繰り返しながら、華奢な体躯を抱き寄せる。 抱きしめる。
そもそも、“わたし”は人を消しているのではなく。 ただ、呪が連鎖するに任せているだけ。 多少、そこに意思を混ぜ込めるだけ。
はじめ、幼子が”帰りたい”と泣いた。 だから、わたしはその願いに寄せて、願った。 “この子が帰れますように”と。
結果として、呪が生じて…それが、さらに呪を呼んで。]
(107) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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[良いではないか。 良いではないか!
誰かと共におりたいという願いは、いつだって。 切実で、だからこそ尊くて。
良いではないか。 それが叶うよう、願ったって。]
(108) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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[良いではないか。 私自身が、願ったって。
大切な妹と、共にありたいと。 願ったって。]
(109) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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[それなのに、それなのに。
どうしてか私は。
あさちゃんに、あさちゃんのままで、いてほしくて。
狂おしいほどに、矛盾した思いを、抱えあぐね、
抱きしめる腕に力籠め。]
(110) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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[――さて、と。 呼吸を整えて、"姉"に向き直る。
実際――いまのは。 "姉"が知っていれば、気付かれたら問答無用で消されてもおかしくない。 いや――知らなくとも、なにか警告したというだけで、という可能性もあるけれど。 彼をこのまま、見逃してくれるのだろうか? あるいは、私は?]
――あっ……、
[抱き寄せられれば(>>107)――なすがまま、に**]
(111) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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――社――
[こちらの声と対話するように、風がざわめいていた。 その度、紫陽花が揺れ動く。 それを静かに待って、待って。 ざわめきが落ち着いた頃に、場を辞す前にと深々頭を下げた。
来た道を戻るように鳥居の脇を抜け、今度は山の奥、神木のある方へと*]
(112) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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―立ち去るより前―
へ?……、ぇ、おらんくなるなんて、そんな…──
[朝顔の言葉に情けなく眉尻を下げたが、>>103 続く言葉はまるで謎かけ。 本を読むを楽しみとする身としては、気にかかる。]
…朝は20で……この騒ぎの元は、4…?
[繰り返しながら、はた、はた、と瞬く。 この騒ぎの元、と言われると、看過することはできない。]
……なぞなぞみたいやな。 わかった、調べてみる。ありがとうなあ。
[そう、答えたのだ。]
(113) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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[はらり、はらり、ゆく道に、 ──雪片のような、花が降る*]
(114) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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