301 十一月うさぎのないしょ話
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[うん、うん、と。
並べられる「行儀のいい客」の条件を聞いては、一つずつ同意を示すように頷く。
全部食べる人、ドリンクを頼む人、美味しいって言ってくれる人。
そう、宅本さんは、そんなすてきなお客様。]
宅本さんは、いつだって、また来てほしいお客様でしたよ。
オットーみたいにサンドイッチ作ろうかな、って時々思ってました。
[そう思うよりずっと早く、毎日のように見かけるお客様になっていたけど。
そんなにこの店を好いてくれて、店の味を好いてくれて、サンドイッチを作る乙坂が羨ましかったくらいに。]
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ふは、「どっちも」てのもできますよー。
[カズさんの追撃に乗じて、桐野江さんへ更なる追い打ちを投げつつ。>>129>>127
シュトーレンの注文が入りそうな気配に、塩をひとつまみ入れたホイップクリームを泡立てていく。 温かくても冷たくても相性がいいトッピングだ。 ふわっとしたクリームと一緒に食べると重めの生地を緩和してくれて、ぺろりといけてしまう仕様だ。*]
(131) 2019/11/28(Thu) 23時半頃
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[首筋や旋毛を褒められたのは、はじめてだ。
ついグラスを支えていた手が、首筋に伸びる。]
ふら、ちな、軽口……
[これでも不埒の意味くらいはわかる。
その軽口を叩く相手をどう見ているかも、わかる。
きっとそれこそ、「行儀のよくない」お客様にそんなことを言われていたら、背筋が震えるほどに怯えていた、かもしれない。
でも、今は?]
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焙じ茶。
[おねえさん>>127の言葉によぎる辛い思い出。 バイト仲間が最近開店したその行きたいというから飲み物だしと付き合って並んだのは冬の雨の日。 心身凍るような1時間半のあとようやく辿り着いたレジでミルク抜きのドリンクはできないと言われ、クリームチーズ系の下はストレートだというのでクリームチーズ抜きの焙じ茶(しかもホットがなかった)にしてもらってさらに15分待たされ出てきた焙じ茶にはクリームチーズが乗っていて、作り直してもらうのを待つのにさらに15分。 随分時間と価格が高くついたあの焙じ茶は、飲み終わるのに5分もかからなかった。
辛い思い出だ]
(132) 2019/11/29(Fri) 00時頃
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ええと、あったかい紅茶と…試食じゃなくて、その、あんまり量は食べられないし、冷たいのもあったかいのも食べてみたいんですけど
[シュトーレンが頼めるなら頼みたい意思表示。 それでも作り手>>128に対して言葉を発する戸惑いが残る。 でも、以前来たときには蕪もポタージュにしてもらえたのだ。 だから]
(133) 2019/11/29(Fri) 00時頃
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……シュトーレンをプディングにしてもらうのって、出来るんですか。
[ダメで元々。 けれど蕪のポタージュ以来すこしづつだが食べることを思い出せるようになった今なら、それが食べられるのではないかと*]
(134) 2019/11/29(Fri) 00時頃
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[すぐに答えなくても、と言ってくれた。
けれど、答えたほうがいいのだろう、と染み付いたお人好しが頭の中で叫んでる。
意識して、考える。
検討する。このひとは、わたしのことが。
例えば、これが本当に知らない人なら。
考えられません、と一蹴した。
例えば、同僚の誰かなら。
驚いて、それから何度も理由を聞いて。
けど、断ったら店に居づらくなるかも、と思ったら悩んでしまうだろう。
じゃあ、今は?
宅本さんは?]
[はじめて会った時、道に迷っていた。
あの時、宇津木でも重いと言った荷物をさらっと持ってくれた。
紳士でないなんて言うけど、きっとそんなことないんだと思う。
話し言葉がおもしろくて、興味が湧いた。
親近感があった。
作ったものを、おいしいと言ってくれた。
好きなプリンに、名前をくれた。
内緒話をしてくれた。
作ったものを、もう一度と言ってくれた。
名前を、考えてくれると言っていた。
どこからわたしを想われてのことなのか、わからない。
でも。]
あの……ええと。何か、変かもしれないですけど。
いやじゃ、ないです。
[思い出が、たくさんある。]
あ……なんて言うんでしたっけこういうの。
おともだちからお願いします?
……でも、もうおともだちみたいなものかな……
[最後は独り言じみて、ぽつぽつと。
この関係をなんと言おうか。知り合いも、常連も超えた、これから育む、この関係を*]
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あ、またそういうこと言って!
[宇都木>>68も乙坂>>129も、どうして悩みを増やして去っていくのか。 そっくりな提案の仕方と悩みそのものに楽しさしか感じなかったから、彼の背を見送る瞳は言葉よりももっと柔らかかった。
追撃からの追い打ち>>131に、「どっちも」を選択したのは言うまでもない。 この仲良しさんめ! 冷たいのください!]
(135) 2019/11/29(Fri) 00時頃
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来ましたね、魅惑の三角……。
[戻ってきた乙坂>>130の手には、水菜の上に鎮座する鱈のパイの姿。 プリンともアップルパイとも違う三角から、美味しそうな匂いが漂っていた。]
? はい。
[言われるまま素直に、乙坂の手元を見る。 その手とナイフがするするとミニトマトの形を変えていく様子に、わ、とか、え、とか。感嘆の声を漏らした。 三輪の薔薇が赤々と咲く皿が、オープンキッチンとの境界線に置かれる。手を伸ばして、それを受け取った。]
……。
[薔薇を見つめる。いち、にぃ、さん。 考え込むも、縁のなかった言葉までは覚えていない。 帰ったら調べてみようと思うのは、乙坂の視線に意味を感じた気がしたからだ。 だから答えを知らずともほんのり耳を赤らめて、はにかむように微笑んだ。]
(136) 2019/11/29(Fri) 00時頃
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ん……!
[サクサクのパイの下、眠るのは甘いお菓子ではなく、塩気のあるおかずである。 バジルの香りと濃厚なマヨネーズのようなコクと酸味、にんにくの風味も効いている。 鱈のほろほろとした舌触りにじゃがいもとオリーブが食感のアクセントになって、パイの中でサーカスでも開催されているようだった。 個性ある団員たちの演目と添えられた薔薇。 一輪を口にすると、爽やかな甘酸っぱさが口内を駆け抜けて行った。]
やっぱり頼んで良かったー。最高に美味しいです。 1ホール食べられちゃいそう。
[美味しい時に量でその気持ちを伝えがち。気をつけてはいるのだが、油断しているとつい。 頬が落ちないよう片手で支えながら、8分の1の三角はするすると口の中へ吸い込まれていった。*]
(137) 2019/11/29(Fri) 00時頃
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戸崎さんもサンドイッチを?
それならフライドポテトも付けてほしいです。
[店外だからリクエストにはならない、だからこれは浮かれた我儘だ。
己の誘いに乗ってくれたこと、夜半に二人で会ってくれたこと、己の想いを邪険にしないこと。どの時点で拒絶されても可笑しくないのに、彼女はずっと己を舞い上がらせてくれるから。
今の我が身は、我が心は、きっと30cmほど浮いている。]
啓明結社 カコは、メモを貼った。
2019/11/29(Fri) 00時半頃
取って食べたりしませんよ。
ああ、いえ。意識して頂けるのは嬉しいので、手は、そのまま。
[首筋を押さえる指先に笑みを噛んでも、図々しい男は彼女に安寧を齎さない。不躾なまでに彼女を見つめ、グラスを傾ける。
不意に卓に降りた沈黙も、不安を駆り立てるものではなく、寧ろ、途絶えた音に安堵した。なにせ彼女は見るからに懸命に頭を回してくれている。]
……考えてください、って言った端から、こんなに真剣に考えてくださる。
こういうところ。
ますます好きになっちゃうんですよねぇ。
[ゆっくりと椅子に座り直しながら紡ぐ独り言。
首肯をうんうんと繰り返し、懊悩する彼女には聞こえないくらいの声量で。]
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[遠慮がちな声が聞こえて、ホイップの手を止め視線を戻す。>>133]
ああ。そういうことだったんだ。 なら、「少なめ」って選択肢もあるよ。
[困った顔の理由がひとつわかれば、ホッと顔を緩ませて。 うんうん、と頷きながら彼女がどちらを選ぶのか待っていたら。 予想外の注文に、目が丸くなった。>>134
一拍おいて、くしゃりと笑って。]
プディングにするとおいしいの、よく知ってるね。 本で見たりしたの?
あ、勿論できるよ。 ちょっと時間もらうけど待ってて。
[それは、とっておきの食べ方のひとつで。 まさか注文されるとは思ってなかったから、嬉しくなってしまう。]
(138) 2019/11/29(Fri) 00時半頃
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いいえ、変じゃないです。
僕は嬉しいです。
[彼女が再び言葉を発するまでの間にグラスは空いて、いつしか男は頬杖を突いていた。無論、瞬きの回数を減らして見入っていたのは彼女の表情。]
関係性に名前を付けなくても、大丈夫ですよ。
料理に名前が欲しいなぁと思うのは、もう一度頼みたいからですが ―――…、
[彼女に選ばれたくはあるが、それは妥協や打算であって欲しくない。うさぎの穴へと通ってすっかり舌は肥えてしまった。]
名前が無くても、僕は貴女が好きです。
でも、好かれる覚悟はしておいてくださいね。
[最後は少しだけ挑発的に。
店で口説くような真似はしないけれど、想うだけは自由自在。
―――― “美味しい”と“好き”で育てる想いというのも、中々贅沢だ。]*
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[焙じ茶はどうやら地雷だったらしい。>>132 何があったかは知らないが、紅茶を望むならそのように。 シュトーレンのプディング>>134なんて実はこの子本当は食通なのでは?
一応ダージリンのオータムナルを出しておくが、紅茶含めて直が選ぶならこれは使わなくても良い。]
(139) 2019/11/29(Fri) 00時半頃
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[手元に視線を感じる。>>136 薔薇は既に直が贈っているけれど、芸がないから違う花を、とは思わなかった。 乙坂はとてもベタな男なので、贈るなら薔薇だと思っているのだ。
ミニトマトにも負けない赤みを帯びた耳に触れたい。
でももう少しだけ、己の獣性を料理人の矜持で抑え込む。]
はは、嬉しいけど、カレーの後ワンホールだとシュトーレンに響くよ流石に。 気に入ったならまた焼くから、今はデザートまで余韻を楽しんでて。
[見た目より多くを食べられることはよく知っているし、自分の作ったものだけで彼女を満たしたい欲もないとはいえないが、つまみ食いをさせてもらったシュトーレンは本当に絶品なので彼女がそれを口にする機会を奪いたくはなかった。]
(140) 2019/11/29(Fri) 00時半頃
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[プディングには時間がかかるらしいから、やはり紅茶は己が淹れようか。
秋摘みのダージリンは、冬支度にぴったりのブラウンだ。 沸騰した湯を丸い透明のポットに入れて、茶葉がジャンピングするのを観察できるようにカウンターに置いた。 砂時計の上部が空になったら抽出終わりの合図。
温めたカップにストレーナーを置いて濁りのない液体を注いでいく。*]
(141) 2019/11/29(Fri) 00時半頃
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ワタシのハンマー?
[なんだかその言い回しがおかしくて笑ってしまう。 ライムの香りそれからウォッカ、空気を含んで幾分柔らかく感じたとしても喉をしっかりと焼いていく。 やはり酒はこうでなくては。]
重いな。 たしかにガツンとくる。
[一瞬にして体中に血液がアルコールに冒されたような錯覚だった。]
(142) 2019/11/29(Fri) 00時半頃
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[焙じ茶を伶菜>>132に勧めたら、何とも言えない表情をさせてしまった。 申し訳ない気持ちと共にふんわり見守っていると、ゆっくり考えながら選ばれるメニューたち>>133>>134に、自然と頬を緩める。]
ふふ。
[宇都木>>138と話しながら組み上げられる伶菜のコースは、彼女に合わせたセレクトなのだろう。 その一歩一歩進んでいくような選び方に、寒い冬の夜、心が暖かくなる心地がして、穏やかな笑みを吐息に溶かした。*]
(143) 2019/11/29(Fri) 00時半頃
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それで? アンタに酔ったら……何が起きるんだ?
[挑発的な青い瞳でその”店員”を見つめた。]*
(144) 2019/11/29(Fri) 00時半頃
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フライドポテト。
つくります。
この間、ウッチーにもオットーにも評判だったんですよ。
[答えやすい話題になって、ぱっと顔が上がる。
トスカーナポテトをまた作ろう。自分で食べるためだけでなく、食べてもらうために。
それもまたすぐ、"考える"ために俯き気味になるのだけれど。]
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桐野江さんは、どっちもっすね。 承りました。
[まんまと乗せられましたね、お姉さん。>>135 にまにまと笑いながら、そちらも一緒に用意しよう。]
(145) 2019/11/29(Fri) 01時頃
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[ホイップクリームを置けば、オーブンのスイッチを入れ。 新しいボールでは卵と牛乳と生クリームを混ぜていく。シュトーレン自体が甘いから、心持ち砂糖は少なめに。
自分用だとグラタンサイズの耐熱皿で作ってしまうところだけど。 彼女用にと選んだのは、プリン用のココット型。 そこへ一口大にちぎったシュトーレンを入れて。さっきの卵液をたっぷりかけて馴染ませれば準備完了。
焦げにくいよう、アルミホイルでカバーして。 温めたオーブンで焼くことしばらく。]
(146) 2019/11/29(Fri) 01時頃
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う、そうなんですけど……。
また食べられるなんてすごい贅沢。 鱈のパイがメニューにあったら、 乙坂さんのだってすぐに分かりますね。 でも、新しいメニューだってすぐに見つけます。
だからこれからも、 乙坂さんの料理は、乙坂さんが書いて教えてください。
……ね?
[ボードを示すように視線を向けて、戻した目で乙坂>>140を見上げて。 これからも何度だって、彼の作る料理を選ぼう。 余韻を楽しむように伏せた瞼の下、健啖な唇は幸福な弧を描いている。*]
(147) 2019/11/29(Fri) 01時頃
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[仕上げに、アルミホイルを外して少し焦げ目をつけ。 皿に乗せれば、横に塩ホイップクリームも添えて。]
どうぞ、シュトーレンプディングです。 まだ熱いから気をつけて。
もし食べきれなかったり、苦手なものあったら 遠慮なく言ってくれていいからね。
[フルーツとナッツの甘い香りを漂わせながら。 カズさんが用意してくれた紅茶と一緒に、伶菜さんの前へ。*]
(148) 2019/11/29(Fri) 01時頃
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[そして、考えて、思い出して、紡いだ答えは変ではないらしかった。
ほっと、息を吐く。
少し笑えた。]
んん……えと、じゃあ、名前のない関係、で。
変わることはあっても、同じには戻れないですもんね。
[料理の名前は、繰り返すためのもの。
変わりゆくその瞬間だけのものには名前がなくてもいいと、ずっとそう言ってきた自分が名前にこだわるなんて、おかしい話。]
好かれる覚悟、って、どういうことしたらいいんでしょう……?
ううん……
[けど、関係性に名前はなくなったのに、新しい悩みが増えるのは、予想外。]
あ。
デート、とか、したらいいんですかね……?
[こんなかたちではじまる恋を知らなくて、一足飛び*]
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――うん。 メインで惹かれるものがあったとしても、俺のも食ってくれるんだよな?
[ブラックボードから戻ってきた視線を受け止める。>>147]
これからもずっと、俺の目の前でその美味いってカオ見せてよ。 ……次のスケジュール帳にも、印つけさせて。
[瞳を通じて酔いが移ったか。 閉店時間まで堪え切れなかったことは、後で謝ろう。**]
(149) 2019/11/29(Fri) 01時頃
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