179 仮想現実人狼―Avalon―
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[>>210その声は、聞こえていても。 シロガネは、反応しなかった。 ただ虚ろな目で、トニーの死体を見ては微笑んでいた。
そして、手に持っていた短剣を両方ともカランと落とした。]
(213) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[フランシスカ>>209にそと頷く。]
そうだなぁ。 俺の視点だと確実な情報が増えるのは有り難いけど 無駄、ってか、まあ、確実に人間ってなれば グレッグが襲われる確率もあがるわけだから。
[それを言えば占い師を名乗る者や 霊能者を名乗る者もあやういわけだが そこまでは口にせぬまま小さく息を吐き]
話して何か得られればいいな。
(214) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[グレッグに話しかけようと思ったけれど。 彼は広間からでていっていて。
それを追いかけようとしたときにまた頭痛がし始めた。
痛みがひどくなるのに、こめかみに手を当てて眉をしかめる]
……っ
[広間からでていく人たちが食堂で何かを見つけた声が聞こえても、 その場で踞って痛みをこらえている]
(215) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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……答えなくていい。 みればわかる。
[放心したように笑みを浮かべるシロガネを突き飛ばすようにしていすに座らせる。
えいやっとばかりにテーブルクロスを引き、食器を残して抜いたそれで少年の死体を包む]
(216) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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おう、そのようだな。
[チアキ>>207に頷いて返す。 リンダを占おうと率直に聞いているクシャを見たりした後、フランシスカへと視線を移した]
(217) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[占っていい?などと笑顔で聞きながら、視線は注意深く――まるで押し殺すかのように、彼女の動向を見つめる。彼女はどこかおびえているようにも見えて、確かに怪しくあった。
占いか、それとも、
殺してしまおうか。
視線は双剣を見ないが、使い慣れたそれは、見なくてもすぐに取り出す事は容易い。
猫と称されたように、前髪にかくれた瞳が薄ら細まった。]
(218) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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ー →食堂 ー
……………………っ
[カリュクスの声が聞こえて、 カリュクスの小柄な後ろ姿が 開いた食堂の扉から見えて。
その先の床に、テーブルクロスに朱色が。 床に朱に倒れるトニーの姿、そのそばに 軽い音と共に短剣が落ちる。
短剣がどこから落ちたかと視線をあげれば そこには妹によく似たシロガネの姿があって。 俺血の臭いを防ぐように手で口を覆い 呆然とその光景を見やる]
(219) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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― 食堂 ― [グレッグに遅れて食堂に着く。 その後ろから中を覗いた時、同じように声>>210が聞こえ。]
トニー!!!!!
[白い床。 そこに広がる赤の中心にある物に気づき、駆け寄る。]
トニー!ねぇ、目を開けてください。 誰か回復を。誰か。早く。
[カリュクスがクロスを抜いて包む>>216様子に首を振って。]
(220) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[が、結局はそれを手にするのは止めた。 >>200彼女が怪しすぎて――だけどやはり今すぐ処刑、とはやりきれず、占いにかけた方がいいのだろう、と客観的に判断したからだ。]
無駄になる、ってのは全員が言うだろう台詞だからなー。
…ま、遠慮なくそうさせてもらう。
[スキル欄を開いて、見えている欄に触れた。]
(221) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[されるがまま、シロガネは椅子に座る。 放心していて、目の前の様子には目を向けてはいても心が死んでいた。]
(222) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[カリュクスが動き、ワンダの声が耳に届く 俺はまた動き出して…………トニーに対して 動き出した二人、トニーは二人に任せて 俺はカリュクスが椅子に座らせた シロガネの前まで来る。 シロガネはまだ笑っていただろうか?]
(223) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[クシャミの返し>>221には溜め息ひとつで応じる。
そうして暫くの後、戻ってきたフランシスカが踞るのを見て>>215、暫し迷いながらもそこから立ち上がった]
ねぇさま、……フランシスカ。 大丈夫ですか?
[駆け寄り、その両肩に手を伸ばそうとして、けれど出来なかった。
出来ないのは、気遣いでの女性の触れ方を知らないせい]
(224) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[落とされた剣は両方とも取り上げてナフキンで包む。 床に落ちた血糊は拭き取ってもすぐに消えるようなものではないが、とりあえず拭って、シロガネの頭を抱き寄せた]
…こんなことのために剣をあげたわけじゃない。 でも、ごめん。 嫌なことをさせた。
[初期装備から見て、ゲームに慣れていないだろうことはすぐに判った。 今までも、半分以上ゲームの延長線だと思っていたことだろう。
たぶん、この行動も[霊能者]としての役目を貫こうとした結果。
まともに戦闘をしたことだってないだろう子が、戦闘をすっ飛ばしてフィルタ抜きの感触を味わったら、きっと。 現実と虚構の境目なんて吹っ飛んでしまう]
(225) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[だがそれでも一風雰囲気が違うのが、銃士だ。 グレッグとどこか似た雰囲気が漂っているが、あちらとこちらでは熱が違う。と筋肉は感じたところで、異状が二つ。起きたことに気づく。
フランシスカ>>215が苦しそうに蹲る姿と、食堂>>216での音と声>>220だ]
(226) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[虚ろな微笑みは、何も映していなかった。
>>223誰かが来ても、反応せず。 >>225抱き寄せられても、されるがままで。]
(227) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[痛みはひどくなる一方で。 今までのアヴァロンではありえない冷や汗も浮いている気がした。
リンダ>>224の声にゆるりと瞳をむけ]
ちょっと、頭いたい、だけだから。 ――休んだら、なおる、わ……
[前回もそうだったし、と、痛みをこらえてリンダに笑みを向ける。 触れ合うことにリンダが戸惑うようすを見せるのは気づいているけれど、 それを口にはせずに、いつもこちらから腕を組んだり肩を組んだりしていた。 さすがに今は動くのがしんどいから、笑みを向けるだけだけれど]
(228) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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……グレッグ。 見ないであげて。
[近寄ってくるグレッグから覆い隠すように、シロガネの頭を強く抱く。 押しのけられるようならたぶん力ではかなわないが、できれば無防備な女の子の顔は見て欲しくない、と思うのが人情だ。
聞こえてくるワンダの悲鳴>>220には緩く首を振る]
ワンダ、ごめん。 蘇生系のアイテム、ブロックされてる。 たぶんスキルも。
(229) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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……フラシンスカ……。
[いつものねぇさまと呼び慕う言葉を捨てたのは、心からの気遣い。けれどそれが行動で示せない事を歯がゆく思いながら、深呼吸をして。
おずおずと、片手を差し出してみた]
僕の手は、アバターでもきたないかもしれません。誰かを支える様にはできていない気がします。
それでも。
[貴女にこの手を使ってもらいたいと。いつもの癖で出てくる言葉を飲み込んで、フランシスカを支えられる様にと願い、静かに片手を差し出した]
(230) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[食堂からの音や声も聞こえてきたが 蹲るフランシスカ>>215の前で膝を折る。 リンダ>>224が駆けより手を伸ばそうとするを見て 少し待つような間があいたけれど]
――…じゃ、ソファまで運ぶ。 休むなら此処よりそっちのがいいだろ。
[フランシスカの声>>228にそう告げて 肩を貸すような仕草をみせるものの 抗う余力がないようならそのまま脇から背へと片方の腕をいれ もう片方は膝裏へと添えて姫抱きにしてソファまで運ぼうと試みる。]
(231) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[片手を差し出す。けれどチアキが動いたのを見れば>>231、すぐにそれを引っ込めた。
言葉の通り、自分の手はアバターだとしても誰かを支える様には出来ていない気がするから]
よろしくお願いします。
[フランシスカを運ぶチアキにそう告げて、その後を追う]
(232) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[俺はカリュクスに抱きかかえられる シロガネをじっと見ながら ワンダの回復の声にゆるく首を振って、 カリュクスが答えている。
俺はただ、妹とよく似たアバターに 視線を落とし続ける。]
…………理由は、聞けそうにないな。
[カリュクスから見るなと言われても 俺は感情を殺した声を落とす。]
(233) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[カリュクスにグレッグ、ワンダが食堂に入るのをみえた]
そちらは任せたぞ!
[フランシスカに聞こうとしていたことはあったが、今はそれどころでもない。 チアキともう一人の女性アバターへと声をかけて、食堂へと向かった]
(234) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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[衝動的にシロガネへ殴りかかりそうになっていた。 トニーが味わったであろう痛みを与えてやりたかった。
しかしできなかった。 色んな感情が邪魔をしてできなかった。
ぎり、と拳を握り締める。
スキルは無くなっていると知っている。 考えが正しければ回復アイテムもブロックされているのだろう。 カリュクスが言うことは>>229分かっているのだ。 それでも、アイテムを使用してみようと試みて――無駄だと知る。]
……僕は貴女を許しません。
[カリュクスに抱きしめられているシロガネを、嫌悪ではなく憎しみに近い感情をそのままぶつけ、包まれたトニーの体を抱え上げた。]
(235) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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[ワンダさんの悲痛な声が、どこか遠くで聴こえる。
この手に残る、命を奪う感触が。 じわりとマユミの心を蝕んだ。
強く抱きしめてくれる、カリュクスさんの暖かさに。 気づけばシロガネは、涙を流していた。]
……。
[>>235その言葉を聴いても、シロガネは無反応で。 目で追うことも、なかった。]
(236) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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そ、んなの、気にしない、けど……
いつも……支えてくれてる、し……
[リンダ>>230が差し出す手に、手を伸ばそうとするけれど体制を崩して。 ちょうど支えてくれたチアキ>>231に抱き上げられた]
――っ、ごめ……ありがとう……
[ソファへと運ばれるままに、チアキに申し訳なさそうに告げて。 治まらない痛みに、眉を寄せたまま、ソファへと下ろしてもらうまで大人しくしている]
(237) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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―食堂―
[遅れて顔をだしたそこは、クロスに包まれている赤い物体…先のサイモンを彷彿とさせる存在。そして濃密な匂い。 命を失ったものと、命意外のものを失ったもの>>227がいた。処刑のタイムリミットが消えていることには気づかぬまま]
ワンダ…一人で運べるか?
[激昂と憎しみを宿すワンダ>>235へと沈んだ声で話しかけた]
(238) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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お、い…………ワンダ えっと、そのさ、あくまでアバターの消失で まだ、トニーが消滅……陣営敗北した場合の、失敗、な? したわけではないんだから、落ち着けよ……
[感情のままのワンダの声が聞こえて 俺ははっとして振り返る。 トニーを包むテーブルクロスは赤く、 それを見てまた口元に手を当てて。
トルトニスの姿がみえ、ワンダに声を掛ける様子に 俺は息を吐いて。]
トルトニス、ワンダとトニーを頼む 俺は…………
カリュクス、見るなとかどうとか前に、 ここよりどっか寝台に寝かせた方がいい。
(239) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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― 広間 ―
[>>224リンダのため息には肩を竦めるしか出来なかったが。 ようやく一つ決まった事にほっとする間もなく、食堂から声があがるかどうかの合間に立ち上がった。]
おいおい今度はなんだよ…?
[そう声のする方、食堂へと向かっていく。 近づくにつれて匂う覚えのあるそれに、自然と眉根が寄った。]
(240) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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[沈んだ声>>238に、首を振る。]
……大丈夫です。 いつも抱っこしてましたから。
[少し前、サイモンの部屋の前から広間に連れて行った。 泣いていたのに。離れなければ良かった。 今更後悔しても遅い。
そもそも、このクエストが始まる前この宿に運んだのは自分だ。 あの時此処を選ばなければ、トニーはこんなことに巻き込まれなかったのではないか。 こんな痛い思いをさせずにすんだのではないか。 唇を噛みしめ、俯いた。]
(241) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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[フランシスカへと差し出されたリンダの手>>232が引かれると まずったという気持ちがそのまま表情に出た。]
――…俺よりキミの手の方が良かったと思う、けど 今回は譲られておくよ。
[ぽつとリンダに零し頷いて]
礼には及ばない、って。 いいから、辛いなら目瞑っとけ。
[フランシスカを大きなソファへと運び下せば 痛そうな様子にそと零した。]
(242) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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