297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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芙蓉に3人が投票した。
朝顔に1人が投票した。
定吉に1人が投票した。
芙蓉は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
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[社の見える場所にたどり着いたのは、 定吉と夕顔、或いは朝顔と見える子供が話していたところだったか。 遠くから、叫ぶ。]
──夕顔、ちゃん……!!
[切れ切れの息、紫陽花に埋もれた社のほう、 果たして届いたかは妖しい、が*]
(0) 2019/07/15(Mon) 01時頃
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あぁ、でも、二人とも行くん大丈夫なんか? もし大変そうな所やったら、 場所教えてもらって見てくるで。
二人でおるん怖かったら、下で芙蓉はんもおるはずやし。
[この時、既に芙蓉が隠された痕跡を見つけ、 そして世界を渡り終えた頃合とは知らず。 下で待っていると信じきっていた。]
……ん?
[何故か再び、藤の香りがした気がして。 場所を確かめようときょろ…と周囲の様子を探ると 微かに、聞きなれた声が聞こえてきた。>>0]
(1) 2019/07/15(Mon) 01時半頃
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──亀吉!? お前もこっち、登ってきたんか???
[息を吸い、声の聞こえる方角に向き。 響くような大声で、話しかけてみた。**]
(2) 2019/07/15(Mon) 01時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/15(Mon) 01時半頃
…………
[社まで定吉たちが登り来たのを、複雑な思いで見下ろしていた。
そう、見下ろすことが出来ていた。
今時分がいる場所がどこなのかはわからない。
否、場所で言えば神木の足元に行く途中の山道にいるのだが、定吉や朝顔・夕顔たちに自分の姿は見えていないようだし、声も届かないようだった。
まるで薄布で遮られて、切り分けられたような心地だ。]
来るなや、帰り、定……
[これ以上、これ以上友を危険に晒したくはなかった。
だが、声は空しく、虚空にかき消えるだけ*]
[藤は魔除けの花だと、よく言われる。
たとえ相手が魔ではなく孤独に寄り添うやさしい神であったとしても、屋号に掲げるほどに藤を愛してきたこの家系についた守り神は、家名を継ぐべき嫡男を殊更に強く守護してきた。
無論、土地神として――近年の進行が弱まっていたとしても――長年村人に祀られてきた神と比べれば出来ることは少なくとも、こちらとあちらをつなぐ役目を負った神宿しのことは探し出すつもりであったし、紫陽花の花が見えれば威嚇するように圧を放っていた。]
[だからこそ、朧自身が『身を捧げる』などと言い出したときは牙を剥くように力を強めたし、僅かの隙に朧を連れ込まれた今、藤の香は怒りを見せるかのように濃く香っていた。
朧自身はもう「いなくなった」が、その濃密さで「いた」こと、足取り、向かうはずだった場所さえ浮かび上がらせるかのように示していた**]
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――……なんで来はるかなあ。
[新たな声に、こめかみを抑えて小さく呟く。 逃がした相手が再び現れれば、ぼやきたくもなる。 消えるところは、見たくはないけれど。 さすがに二度目は、助けられない。 それにもう、あのときとは違って。 私は、姉の力になると決めたのだから――]
(3) 2019/07/15(Mon) 18時頃
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[そういえば、彼には手掛かりを与えてしまっている。 自分ではなく、姉の名を呼んだということは、伝わったのか。 否、いまでは伝わってしまった、というべきだろうか。
あのときは、騒動の原因が姉と知って混乱して、 彼が紫陽花に包まれかけているので、焦ってしまって。 もっと早く、何があっても姉と一緒で、 どうあっても姉の味方をすると、決めておけば良かった。
――まあ、いずれにしても、後の祭りだ。
違う意味だと、誤魔化すしかない。 体力がないといったって、男には違いない。 腕力に訴えられたら、自分も姉もどうしようもない。 まして、いまひとり、頑健な農民がいる。 彼を腕ずくでどうにかするのは、私が百人いたって無理だろう。
――いやまあ、善良と純朴を固めて人の形にしたような人物だから、 あるいは、暴力を制止してくれるかもしれないけれど、まあともかく]
(4) 2019/07/15(Mon) 18時半頃
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[――もしものときは、相手に噛み付いてでも姉を逃がそう。
なにしろ、生まれてこの方ずっと、姉ばかりに負担をかけてきた。
家族みんな、常に身体の弱い妹を甘やかして。 家の手伝いやら何やらは、全部、お姉ちゃんだからとさせられて。 指先だって、針仕事や水仕事で段々と硬くなってしまって。
それでも不満ひとつ云わずに、可愛がってくれた姉が。 初めて、望むことを、打ち明けてくれたのだから。
――その目的がなんであれ、どうであれ。 助力する以外の選択肢なんて、最初から存在しないのだ――*]
(5) 2019/07/15(Mon) 18時半頃
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定吉さんが、手ェ貸してくれたら、 大丈夫やわ、
[やから、いこ、と、あさちゃんの意見も聞かずに決める。>>1 行かなければ、いかなければ。
あの場所へ行く途中、藤の香りがする。 その向こう、わたしの場所がある。
神様の近くなら、きっと。 “わたし”はなんでもできる。
かわいぃかわいぃ子たちを、みぃんな“助けて”あげられる。
愛い子も憎らしい子も、みぃんなまとめて、可愛がってやらな。
みぃんなみんな、渡ってしまお。 したら、きっと……倖せに……]
(6) 2019/07/15(Mon) 19時半頃
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[だって、わたし。
おねぇちゃん、やから。]
(7) 2019/07/15(Mon) 19時半頃
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[呼ばれる、声がした。>>0
“わたし”を、呼ぶ声がした。
振り返った先に。
“善吉っつぁん”を見た。]
(8) 2019/07/15(Mon) 19時半頃
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[振り返ったのは少女だったのに、
彼には異なる姿が重なって見えたろう。
亀の印を継いだ彼には、
緋色の婚礼衣装を纏った娘が見えたろう。
今は朽ち果てたはずの、緋色の糸を辿った彼なら、
“かみさま”の姿を幻視しただろう。
緋色の花嫁は、ただ静かに泣いていた。]
(9) 2019/07/15(Mon) 19時半頃
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[“わたし”はただ、寂しかった。
“かみさま”への信心を無くし、いつしか誰も来なくなったこと。 わたしの“神様”の存在を、確かめる術が無くなったこと。 ひとり、あの岩の上で神様を待ち続けたこと。 巨木が雷に打たれて朽ち果て、岩が割れても誰も気づいてくれなかったこと。
あの場所は、冷たかった。 寂しかった。 痛かった。
………いいえ、いいえ。
わたし、おねぇちゃんやから。
………おねぇちゃん、やけど。]
(10) 2019/07/15(Mon) 19時半頃
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[……せめてあの日、
“善吉っつぁん”が、
“わたし”に気づいてくれていたなら!
わたしは、あん子を、
ひとっつも怨まずに、済んだのに!
“わたし”を“わたし”と気づいてくれてたら。
“おねぇちゃん”じゃない“わたし”にも。
なれたのに。]
(11) 2019/07/15(Mon) 19時半頃
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…!
[流れ込む激情に、少女の膝がくずおれる。 石の角が膝に突き刺さり、朱を宿しても、少女は気にした風もない。 いや、それどころではなかった。
握りしめた小さな拳が、小刻みに震える。]
嫌や…嫌や! 私、あさちゃんのこと、怨みとうない… それは、“私”のやない… 嫌や…嫌やぁ……
[俯いた地面をほとほとと濡らし、呻くように声を漏らした。**]
(12) 2019/07/15(Mon) 19時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/07/15(Mon) 19時半頃
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――ゆうちゃん!?
[唐突に、がくっと膝を落とした姉>>12に]
なんや、突然、どないしたん……!?
[一歩前に出ていた姉へ、反射的に、駆け寄って]
(13) 2019/07/15(Mon) 20時半頃
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え――……、……?
[漏れる音に、絶句した]
――朝を、怨む……?
[――嫌や嫌やと、子供のように繰り返し、涙を零す姉。 いや、姉だって、自分と生まれが1日しか違わない子供なのだけれど――、 いつだって、大人びていた姉が、こんな。
それも、自分のことで。 なんで、何をしてしまったんだろう、私は。 姉の力になると、手助けすると、決意したばかりなのに]
(14) 2019/07/15(Mon) 20時半頃
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[どうして、いきなり――いや、状況としては]
……箕島の兄さんが、来たから……、か?
[機としては、それしかない。 でも、怨まれることなんて、なにが。 確かに、朝はちょっとは仲良かったかもしれんけど。 ゆうちゃんは、藤屋の兄さんにお熱だったんと違ったやろか。 いや、待て――確か、箕島の亀吉を、彼を。 信仰みたいに崇めていた古老が、いたわけで。 あるいはもしも、本当に彼が、その神様なんだとしたら――……?]
(15) 2019/07/15(Mon) 22時頃
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……ンな莫迦な。神さんどうこうでもないやろし、 箕島の兄さん、うちなんて、妹ほどにも思っとらんやろ……、
[溜息ひとつ吐いて。膝を落とした姉の前に出る]
(16) 2019/07/15(Mon) 22時頃
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そうかぁ? ま、力仕事やったらまかせてや。
[>>6 相手の心理はわからず。 案内されるままに移動をするつもりで。]
…なんか、あっちから藤の匂いが強ぉなってきたような… ──!?夕ちゃんどうしたん!??
[道の奥、漂ってきた藤の香りに目を細めたところで、 夕顔が急に座り込み>>12、朝顔が駆け寄っていく。>>13 一歩距離を置き、心配そうに二人を見た。]
(17) 2019/07/16(Tue) 00時頃
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箕島? …二人とも亀吉と、なんか、あったん??
…………亀吉?
んー………聞いてない…ちゅうことに しといた方がええんかな…
[姉妹で恨む>>12とか、妹ほども>>16とか、 時折理解の範疇外の単語が飛び交うのが 余計に困惑を加速させている。
亀吉は、見かけは麗しいがどう考えてもおっとりした質。 だからこそややこしくなったのだろうかと 誤解にも程がある事を考えながら。 微妙な居心地の悪さに視線を泳がせた。]
(18) 2019/07/16(Tue) 00時半頃
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[もし、見える者の目が夕顔を見たのなら>>9 その姿から、異なる存在を捉える事ができたのかもしれないが。
飴司の家はただの農家。 祠を巡り、祭祀を執り行い、人々の信仰の灯を守るような 語り継ぐべき存在にはならなかったので、 見える資格も受け継いでいない。
頑強さだけがとりえの普通の農民は 面食らって状況を見守るばかりだった。*]
(19) 2019/07/16(Tue) 00時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/07/16(Tue) 00時半頃
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[>>2 ぜえぜえと息を切らし、 普段ほとんどかかない汗を垂らしながら、ふらふらと紫陽花の海を歩く。]
……、のぼ、って、きた、 僕の家の、裏口、…本棚、…に、隠れとって、
此処までの、道、 書いて、あってん────、 多分、昔は…
参道かなんかに、…つこてたんと、…違う…かな、って
[木に手を手をつきながら、 花をほろほろと肩や手に乗せてしまいながら、普通の音量でも声が届く位置にと歩み寄る。 雪のような無彩色の花が増え行く中で、双子の赤色は酷く映えて見えた]
(20) 2019/07/16(Tue) 00時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/07/16(Tue) 01時頃
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[なんで、という声は聞こえたかどうか。>>3 ただ心配そうに朝顔を見、 少し警戒気味に夕顔を見。
──少し前までの会話とはまるで変ってしまった視線の意味が、更に鮮やかに変化する>>9 瞬き忘れたように見開いた眼の赤色が濃くなる。]
……、────、 ……花嫁、……さん…?
[まだ少女の夕顔に重なる、 緋色の花嫁衣装を着たひと。 指先に一筋絡みついていた、辿ってきた赤い糸が、ぽたり、と泣いているように雫を落とした]
……君が ………“かみさま”……なんか…?
[喉が渇いて震える。]
(21) 2019/07/16(Tue) 01時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/16(Tue) 01時頃
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大丈夫か?水飲むか? ……ここまでの道が?
[息をきらせて上がってきた姿を心配そうに眺め、 裏口に続いていた、という言葉に瞬き。>>20]
あー、参道。 亀吉の家は昔から社さんとか縁が深そうやもんな。
……!!
……? ……かみさま…
[>>21 なぜか夕顔を見て花嫁と称した事に ぎょっとした顔で百面相のようになったが かみさまの名前が出たことに何か誤解があったと気づき 真面目な顔で見守っていた。**]
(22) 2019/07/16(Tue) 01時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/16(Tue) 01時半頃
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[ 泡沫に浮かぶ夢幻のように佇む花嫁の影は瞼の裏に焼き付いた。 血に連なるせいか、ひどく心が揺らぐ。 悲しみ、苦しみ、悔い、それから。]
……夕顔ちゃ、……、 ……えっ!?
[>>12 突然膝を折る姿に、 一瞬“誰か”の感情に飲まれかけた意識が戻ってくる。]
…ま、待って、恨むって、なんでそんな…
[おろおろと狼狽えるところに、定吉の言葉が届く>>18]
ちゃ、ちゃうねんちゃうねん、 僕もようわからんねんて…!!
…ただ、其処に花嫁さんの姿が見えて…。
(23) 2019/07/16(Tue) 02時頃
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――花嫁さん? 何言うてはるんや、一体――……、
――……なんや、ありそやけどな。
[眉根を寄せて]
……ゆうちゃんに、何したんよ。 ゆうちゃんが、朝の前で、泣くなんて余程や……、
事と次第によっちゃ……、
[危険な色の混じる視線が、亀吉に向く*]
(24) 2019/07/16(Tue) 03時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/16(Tue) 03時頃
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[自身が乗っ取られているような、感覚。 それは乖離して初めて自覚できたものだった。
かみさまなんか?と問われる声>>21に、是非もなく。 けれど、聞こえていながら否定をしないのが答えだった。 隠すつもりもなかった。初めから。 だって“わたし”にとって彼らは、庇護対象でこそあれ、敵ではなかったのだから。 そもそもの話、どうせ彼らは、何もできない。神頼みくらいしか。]
(25) 2019/07/16(Tue) 08時頃
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[“わたし”が“かみさま”やった。 けれど、“かみさま”は“私”とは違った。 “わたし”は“私”なのに。
嫌や、嫌やと泣いて、そんで。 聞こえた声>>14に、漸く顔を上げる。]
……恨まんよぅ、私、 あさちゃんのこと、 だぁいすき、やもの
[汚れた掌に構わず、目の前の姿>>16に手を延ばす。 戸惑う“亀さん”>>23に、重なっていた幻想が霧散した。
眉とんがらすあさちゃん>>24も、かわゆいと思いつつ。]
大丈夫やよ、 “亀さん”は、なぁんもしとらん…
(26) 2019/07/16(Tue) 08時頃
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うん、うん。 あさちゃんは、私んやね… そうやんね……?
[確かめるように、何度も念を押す。 手放す気なんかなかった。 “わたし”が“私”であるならば、“わたし“もまた、この可愛い可愛い妹に…執着。そう、執着していただろう。 それが、はたから見れば、どんなに歪んだ愛であったとしても。
それは、どんな形であれ、双方が望んだこと。
他の誰に異を唱えられたとしても、それは邪魔にしかならない。]
(27) 2019/07/16(Tue) 08時頃
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行かな…行こな。 お願い、しに行こな。 ずうっと一緒やよ、って。 ずぅっと。
[少女は再度、藤の香の色濃い道を見上げた。*]
(28) 2019/07/16(Tue) 08時頃
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――……ならええけど……、
[伸びてきた手>>26を、握って。
自分を恨まないというのと。 亀吉に何かされたわけではないというのと。 二重の意味で、安堵はしたが、しかし]
(29) 2019/07/16(Tue) 20時半頃
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[なこか、念押すように繰り返される言葉>>27]
……朝が、ゆうちゃんのかって?
[――なんだろうか。 この騒ぎが始まってから、姉のそうした言葉が多い。 誰にもやらんとか、ずっと一緒だとか。 どこか、違和は感じた。 いつも優しく、私には甘い姉ではあったけれど。 自分の"もの"だなんて、そんな言い方はしなかったはずだ。 とはいえ、突然泣き出すなど、いささか不安定な、 いまの姉の言葉を真っ向否定するというつもりもなかった。 それに、実際のところ。 もっとも大事なものを問われれば、姉と答えるだろうから、間違いでもない]
ん……、まあ、そういうてもいいかな。 何があったって、朝は、ゆうちゃんの味方ってのは、確かやよ。
(30) 2019/07/16(Tue) 20時半頃
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って――ちょい、ちょい。 話急きすぎやで、ゆうちゃん。
行かなって、どこへや。お願いって、なににや。 ずっと一緒はええんやけど、ちょい説明足らんて。
それに、兄さんたちはどうするん?
[二人へ視線を一瞬やって]
一緒にきてもらうんか? それとも……なんや、その……するんか?
[どうなっているのか、何をするつもりなのか、教えてくれとばかり*]
(31) 2019/07/16(Tue) 20時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/16(Tue) 22時頃
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[――正味の話。 原因と思しき姉の傍にはいるものの。 朝顔としても、いま何が起きているのかは判らない。
むしろ、"花嫁"だの"かみさま"だのの言葉を思えば、 亀吉がより、深く関わっているのではないかというほどで。 色んな意味で、歯痒くはあるのだが]
(32) 2019/07/16(Tue) 23時頃
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花嫁さんの姿が見えたっちゅうことは… この社となんぞ関連あるっちゅうことやろか。 お告げの類が見えたとか。
他は、なんか見えへんのか? なんぞこの神隠しやらを解決する糸口になればええんやけど。
[>>23 異変続きの現状で、何か打開する材料に ならないものかと聞いてみる。 そして、自分でも花嫁とやらが見えないか確認をしてみたが 残念ながら双子の少女が寄添っている現状以外に 見知らぬ女性は見当たらなかった。]
(33) 2019/07/16(Tue) 23時頃
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花嫁――なあ……、
[定吉の声>>33に、首傾げ]
――うちには見えへんかったけど。 飴司の兄さんも、見えてへんみたいやね。
[小さく、嘆息して]
(34) 2019/07/16(Tue) 23時頃
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――箕島の兄さん、飴司の兄さん。 正直――朝もな、なにがどうなってるんか、判らんの。
せやから、朝と一緒に、ゆうちゃんに付き合ってくれへんか。
[そう、口にする]
――箕島の兄さんは、朝が言うたの、判って来たんやろ。 せやったら、最後まで、付き合うのが筋ってもんと違うやろか。
飴司の兄さんは――まあ。 女子供と亀兄さんを山に放って、一人で帰る人やあらへんよね?
[姉とずっと一緒とはいっても。 どこに何しに行くのか判らないとあれば、不安ではあり。 それに――……自分は、血の繋がりで絆されたが。 それが正しいことなのかどうか、第三者を入れておきたかったので]
(35) 2019/07/16(Tue) 23時半頃
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さっぱりわからんかったよ。 俺んとこは、そういう祀りごと系のどうこうする力は ないよーって聞いたことあるし。
亀吉が見てたのはそこらへんやったけど 朝ちゃんも見えてへんのやね。
[もしかして、見えていないのは自分だけか疑惑もあったので、見えていない仲間を発見して少しほっとする。>>35]
(36) 2019/07/16(Tue) 23時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/07/16(Tue) 23時半頃
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おう。勿論そんな事せぇへん。 もし朧が見つかった後でも 調べたい事あるんやったらつきあうよ。
変わったもんは見えんでも力仕事はいけるからな!
[亀吉に何かが見えて、夕顔も何かを調べたいらしい。 恐らく、朧を探す為に行く先とも一致している。 自分が居たほうが物理的安全度は上がると思われるし 朝顔の提案はまさに渡りに船だった。]
(37) 2019/07/16(Tue) 23時半頃
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ゆうちゃん――ついてきてもろて、ええよな?
[そう、姉に振ったが――、さて、どうだろう。
私のことは消さないと明言されたけれど――、 いまの、いささか不安定な感じだと、どうかも判らない]
(38) 2019/07/16(Tue) 23時半頃
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…うん。うん。 あさちゃんさえ、おってくれれば。 “わたし”、ちゃぁんとおねぇちゃんで、 おれるから。
[わたしの好きな、わたしでいられる。 わたしの嫌いな、わたしを捨てて。
だから、是の返事>>30には、満足げに。 けれど、留められれば僅かながらに不機嫌な表情をちらつかせた。>>31]
(39) 2019/07/16(Tue) 23時半頃
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どこへ、て。 なにに、て。
決まっとるやん、そんなん。
[決まっているのは、少女の中だけでの話だった。 けれど、それをうまく説明する術を、少女は持ち合わせていない。 何故、伝わらないのか…魂をふたつに割いた片割れなのに、と、いっそ不思議に思う。
向かう先は、誰も通わなくなった参道の先、割れて久しい岩だった。 そこへ行けば、とわたしは思う。 思うけれども、場所どころか理由も、説明できるほどにははっきりとはわからない。
だから、それ以上の説明も、しようがない。]
(40) 2019/07/16(Tue) 23時半頃
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……朝はなんもでけんからな。 そっちのほうの話も、なんも見えへんよ。
[応じて>>36]
――朧……藤屋の兄さん?
[確かに、姉は彼を好いていた節があったが――探している? お願いをしに行くというのとは、どうも、一致しない感はあるが]
力仕事いうか……、 力遣わんといていうか……、
まあ時と場合によるんか、たぶん、判らんけど。
[肩を竦める]
(41) 2019/07/16(Tue) 23時半頃
|
|
[2つの思考が、藤の香に促されるようにして、ゆっくりと乖離する。
わたしは、あの場所ならば、なんでもできる。 わたしは、私がいなければ、何もできない。
わたしの、願いは。 私の……願い、は。]
(42) 2019/07/16(Tue) 23時半頃
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なんも、せんよ。
[ふたりはどうするのだ、と問われても。>>31 明確な意思を持って傷つけようとした相手など、1人もいなかった。 それはここに来ても同じ。
害意を向けられさえしなければ、こちらだって、返すものはない。]
それとも、邪魔、するん? ただ、行くだけ、やけど。
[行くだけで、済むはずがない。 かの場所に誘うは誰の意思か。 少女自身のものでは、ないことに、気づいていた。]
(43) 2019/07/16(Tue) 23時半頃
|
|
[そうするうち、あさちゃんの提案で、2人が付いてくることに決まったようで>>37。 それは私に取っても都合が良いことだった。
行きはよいよい、帰りは怖い。
いざとなったらあさちゃんを抱っこできる人の手は。]
ほなら、行きましょ。 そう、遠くもありません。
[当たり前のように、あさちゃんに手を差し出して、その手を握る。
約束、したもんな。
その小さな手を、ぎゅうと握りしめ。 山道を登る。]
(44) 2019/07/17(Wed) 00時頃
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|
[強い藤の香に、息苦しさを覚えた。 けれど、そこに、清々しさも覚える。
少女は人知れず、ほんのりと、笑んだ。]
(45) 2019/07/17(Wed) 00時頃
|
|
[険しい道もあったろう。 獣道のように荒れた道も、あったろう。
ようようたどり着く先には、朽ちた巨木と割れた大岩が、ひっそりと寄り添っていた。 見えるものには、そこにかけられた緋色の綱が、見えたかもしれない。]
……しまいや。
[しょうじょはポツリと呟いた。 それは、どこまでも寂しい一言だった。
言の葉が、静かな水面に落ちたひとしずくのように、波紋を呼ぶ。
きぃん、と、あたりに音ならぬ音が、木霊した。]
(46) 2019/07/17(Wed) 00時頃
|
|
――なんやの、ここ。
[連れられて、辿り着いた先。 朽ちた倒木と、割れた岩。 こんな場所へ連れてきて、姉は、何を]
いや、ほんと――説明足らんて。
しまいって、なにがや。 朝とゆうちゃんは姉妹やけど、違うんやろ。
なにが終いや、なにが……、
[妙に冷たい汗が、首筋と脇に滲む]
(47) 2019/07/17(Wed) 00時頃
|
|
――花嫁さんは、花嫁さんや。
見えて、ないん…?
[困ったように花嫁のいたほうを見れば、それはまるで虚空を見ているようだろう]
……し、してない、 僕はなんもしてへんって…!
急に倒れてびっくりしてるんやから……。 ……、待って、ま、そんな目で見んといて…?!
(48) 2019/07/17(Wed) 00時半頃
|
|
[わたわた、と首を横に振る。]
[振りながらの、白い雪のような花がはらはらと降り あたりに裂いていく幻を見る。
季節外れの紫陽花が、 雪のように降り積もる。]
(49) 2019/07/17(Wed) 00時半頃
|
|
[──責める言の葉の澱のようだ。
どうして、どうして、
あの時来てくれなかったのか。
己のものではない記憶、
忘れてほしくなかったと誰かが泣いた。
あれはいったい誰だったのか。
箕島の血に流れた記憶は
薄まって、ずいぶん遠くにまで来てしまった。
白子だから辛うじて見える何か、
それが伝う精いっぱいか。]
(50) 2019/07/17(Wed) 00時半頃
|
|
─朽ちた大木と岩の前─
うわぁ……なんか、すごい眺めやね。
…古い神域か何かやろか。 回り開けて、人が入れるようにしとった感じや。
[夕顔の背と藤の香について歩いていき、 やがて到着した終着点。
明らかに、尋常ではない大きさの朽ちた木と割れた岩が見え 荘厳ともいえる光景に感嘆の声を上げる。
長い時を経てはいるし、定吉の目には緋色の綱も見えなかったが。 周囲の土や植物の生え方から、かつて人為的に 整えられていた場であるという痕跡は見て取れた。]
(51) 2019/07/17(Wed) 00時半頃
|
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……、夕顔ちゃん……
[>>26亀さんは、と言われて いったい“誰が何をしたのか”ということが気にかかる。 ぴり、と肌を指すとげのようであった。]
……、…たぶん
[>>33定吉に頷き、ほかに何か見えないのかという声に、困ったように首を横に振る]
……もしかしたら、 朧やったらなんか見えるかもしれんけど、
…藤の紋も扉に刻んであって…… ……朧はこっちに来てないん…?
[何も知らぬまま尋ねる。]
(52) 2019/07/17(Wed) 00時半頃
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………ん。
[戸惑いを隠すこともせず、露わにする妹>>47に。 漸く振り返った。向き合った。]
ぜぇんぶ、終いや。 あさちゃんの、怖いんの、ぜぇんぶ。
[小さな両手を捉え、握りしめ。 浮かべる笑みは、いつものそれ。 いつもの。
神隠し、とは言わなかった。 これは、神隠し、だったのだろう。 ただ、そう名付けるのは、人であって、かみさまではない。]
(53) 2019/07/17(Wed) 00時半頃
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やぁっぱり。 掃除も洗濯も、お料理も。 ちゃんと、教えとけばよかったわぁ。
[ほんの少し、苦笑に乗せた言葉には、後悔がにじむ。
でも、あさちゃんはえぇ子やから。 きっと、誰かに可愛がってもらえるわ。
可愛げを捨て、働くことでしか、価値を示せなかった己と異なり。 愛されるのは、全てに勝る才能だ、と。
その言葉は、きっと、予期させるだろう。]
(54) 2019/07/17(Wed) 00時半頃
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ごめんなぁ、あさちゃん。 おねぇちゃんのこと、怒ってえぇよ。
[可愛い、可愛い私の妹。 我儘なおねぇちゃんで、ごめんねぇ。 その細こい体を何度目か、抱きしめる。 ほんとは連れて行ってしまおうかとも思ったけれど。 どうにも、私には難しいみたいだった。]
堪忍な。 いつだって、側におるから…
[ぎゅ、と腕に力込め。 私は、願った。]
(55) 2019/07/17(Wed) 00時半頃
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[見たところ、建物らしきものは見当たらず。 この場は純粋に大木と岩を祀っているようだ。]
登った先に、こんな場所があるとはなぁ… どうみても元御神体やね。 雷にでも遭うたんかな。勿体無い。
[呟きながら、並んで木と岩を見ているらしき 朝顔夕顔姉妹の様子を見る。>>46>>47]
…朝ちゃんはなんもできんって自分で言っとったけど>>41 二人でおるからここまでこれたような なんか、そんな気もするな…
[心労からか、夕顔の様子が普段とは違うように思えて 比較的落ち着いている朝顔と対照的。に見えた]
(56) 2019/07/17(Wed) 00時半頃
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[ この悪夢を、終わらせてください。 ]
(57) 2019/07/17(Wed) 00時半頃
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[願いが、重なる。
どこかで、ぱりん、と何かが割れる音がした。
同時に、少女は姿を消した。]
(58) 2019/07/17(Wed) 01時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/07/17(Wed) 01時頃
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……それに芙蓉も、どこいったん…
[>>35困ったように眉を下げるが、 朝顔の言葉に一度口を閉じ、]
……うん、
…なんていうか、その。 僕は、そうせなあかん気もするし…… 一緒にいく、よ。
[ここに来るまでの間に辿った、 赤い糸の残滓を爪に絡んだをちらと見降ろす。]
…なんか、あったんやろう、 忘れてしもうた、何かが。
(59) 2019/07/17(Wed) 01時頃
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─少し前の社─
俺に何か見えてたら、今頃大騒ぎしとるで!
…大丈夫や。 亀吉の性質はよぉしっとるから。
[>>48 見えてないん?と聞く亀吉には 堂々と見えていない宣言。
焦る様子には目が笑った重々しい口調で答えた。]
(60) 2019/07/17(Wed) 01時頃
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>>52 朧は、来とったよ。 さっきまで一緒やった。
あぁ、そういや藤屋って、 まだそっちも継いどる家やったか!
なんか、見たんかな…それやったら。
[あそこも古い家だが、亀吉の家よりは金物屋の印象が強かったので。 指摘されて、納得したように手を打ち合わせた。]
(61) 2019/07/17(Wed) 01時頃
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……沼じいが隠されてもうて。 芙蓉はんはここくるのしんどそうやったから 下で待っとるはずや。
朧見つけて、変な現象もなんとか収まって ほしいもんやね。ほんまに。
あ、山登りきつかったら背負うからな。
[息をきらせて上がってきたばかりだったので、 さらに山登りの予感にそう言い添えたのだった。 社、出発前の出来事*]
(62) 2019/07/17(Wed) 01時頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/17(Wed) 01時頃
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[姉妹の様子を。 その祈りを見る。
何故かはわからなかったが。 >>53 手を握り合う姉妹の様子が とても儚く尊い場面を切り取ったように見えて。]
……夕ちゃん?
[次の瞬間、少女の姿が世界に溶けた。]
(63) 2019/07/17(Wed) 01時頃
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