295 突然キャラソンを歌い出す村3
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― GW直前、雪の朝・登校時 ― >>271 >>272
[いいえ。驚くことに市内にお住まいなのだ。 因みにその家は邪道院家に融通してもらった家である。]
………神森市、だったのか……?
[こんなにも雪景色なのに?※はい。雪景色なだけです]
いや、その、俺は人を……っ
[あまりにも人のいい申し出にしどろもどろになっていたが、彼女の目がはっと見開く。 悲鳴でも上げられてしまうだろうか、さぞかし気持ちが悪かっただろうと身構えていた。 しかし続く言葉は全く別のもので]
……あと、まわし?
[何を言われているのか最初わからずに、フードを深く引っ張り下げながら訊き返した。]
(278) 2019/04/28(Sun) 22時頃
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保健室……!?医者なんていい。 いい、俺のことなんて構うな!
[少し声を荒げてみたのだが、金城グロリアはぴんと背筋をのばしたまま、驚いたように「まだお医者様に見せていないのですか?」と尚のこと心配している。]
……ッ、触らないでくれ。
[背に手が優しく添えられた。 振り払ってしまってから、気まずさに顔を俯かせた。]
(280) 2019/04/28(Sun) 22時頃
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…………
[謝ろうかと思ったのだが、彼女に余計甘えるようで。 もう、出来れば嫌って貰えたほうがいいのではないかと思った時に、ちくちくと胸が痛んだ。 灼け爛れた手を拳の形にして、悔しさに歯噛みする。]
……ついていくから、先に。
[決めたことだとばかり、意志を曲げようとはしないグロリアについて、攻芸は学校に向かうこととなった。 そんな経緯でついて行くこととなった途中。 自転車がすぐ傍に、キッととまった。]
(281) 2019/04/28(Sun) 22時頃
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― GW直前、雪の朝・登校時 ―
[聞きなれた声だ。(>>279) 攻芸は爛れた肌を隠したさでややうつむいたまま、声の主に視線だけを向けた。]
ユキ。
[声をかけてきたのは同級生の宇津木だった。]
遅刻する時間なのか?もう?
[はい。かなり道に迷っていたせいで。]
先輩はユキの後ろに乗せてもらえ。 俺はもういいから。
[もう一度同行を断ろうとしたところ「そんなわけにはいきません。道に迷っていらっしゃるんでしょう?」とのことだ。それに一応、という冠をつけて、現在二人乗りは法律で禁止されていることまで改めて教えて頂いてしまった。 それに、本日は路面状況がよろしくないことは、チャリ大国出身・運動が取り得の脳筋バカは失念していた。]
(283) 2019/04/28(Sun) 22時半頃
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─ GW直前、雪の朝・登校時 ─ >>289 >>290>>299 >>300 ……そうか。まっすぐ行けそうか?
[防寒具をたっぷり着込んだ宇津木に訊いた。 どうしてそんなことを訊くかって? まっすぐたどり着けたことがないんだろうね。]
ダメっていっても……二人乗りくらい。 バレてもちょっと怒られるくらいなんじゃないか。
[宇津木の声音で、なんとなく彼に任せたら、金城先輩ごとそのまま自転車の後ろに乗って学校まで、なんて展開があり得る気がして後押しをした。 (日頃から必要とあらば闇に乗じて槍だの尖ったナックルだの匕首だのを持ち出している男は流石いう事がざっくばらんとしていた。)
その後『六合を後ろに乗せろ』なんて言ってきたので、攻芸はぽかんとしたまま首を振ることにした。
なにせ『遅刻する』と言われているのだから、そのまま一向は歩みは止めないまま……]
(301) 2019/04/28(Sun) 23時頃
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[デイリー周回ルートで当然迷う可能性がある男は、寧ろ自分の本懐とは『ある人をみつけること』であることが有耶無耶になっていたことをうまく言い出せずにいたところ]
え?なにが……あ。 ッ……くそ……、見なくていい。 なんでもないんだ、こんなの……
[爛れた手で顔を隠した。 対して宇津木のおせっかいはひょっこり顔を出していた。]
お、お前ら…… 言ってることがおなじだ!
[すっかり、『ねー?』なんて同調している先輩。 攻芸は、すっかり困って、ますますうつむいていた。 学園まで、一向はまっすぐ歩いていく。]
(302) 2019/04/28(Sun) 23時頃
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─ GW直前、雪の朝・登校時 ─ >>306
[溜息になんとなく忍びない気持ちになる。しかし、なにせ器用じゃない。攻芸は慌てて否定をした。]
……ッ、何もないって言ってる!構うな。 手が、気持ち悪いのはわかってる……っ。
[だから尚更顔を隠しているらしい攻芸は、手がいい加減お肉の焦げたにおいがしそうな気がして、顔を背けてパーカーのポケットに手を突っ込んだ。]
…………
[宇津木の『何があったのかはきかないけど』という一言に、小さく息をついた。今日会話していて、はじめて小さな安堵を得たようでもある。]
(313) 2019/04/28(Sun) 23時半頃
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……うしろ、え……俺?
ち、ちがう、俺じゃなく。 先輩を。
[おろおろしていたのだが、言うことが宇津木・金城、双方とも同じなので2対1で敗北した攻芸は、宇津木の自転車の後ろに乗って登校することと相成った。]
(314) 2019/04/28(Sun) 23時半頃
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(どうしてこうなった……)
[自転車で学園までの坂を下りながら、厚着をした宇津木の背に隠れるようにした。 後ろを振り返ると、穏やかに片手を小さく振るグロリアが視界に入る。]
……あの人、人がよすぎないか。 ユキもだ。
[ずっとフードが風で飛ばされないようおさえながら]
……ユキ。 もうこれで。 これから、しばらく。 俺から離れていてくれ。
[変なお願いだが妙に真剣。元より攻芸は、器用な嘘や冗談が上手に言える性質ではなかった。]
(315) 2019/04/29(Mon) 00時頃
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─ GW直前、雪の朝・登校時 ─ >>324 >>329 >>330 >>351 >>352 >>353
[見苦しくないわけがなかろうにな。 金城にも宇津木にもそう思った。 けれどお節介焼きたちは『気持ち悪いなんていってないでしょう』『そんな風に言わないで、きっと大丈夫』なんて風で、ただ心配だけをしてくれていた。]
……褒めてない……、 そんな当然、迷惑だ。
[自転車の後ろに乗りながら、吐き捨てるような物言いで、宇津木の『当然』に言い返した。 こんな言い方本当はすべきではないけれど。 それでも、"もう"それでいい。]
(409) 2019/04/29(Mon) 11時頃
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…… ユキの寝覚めなんて俺はしらん。
今も、ユキの手の届く範囲のことじゃない…… ……ほんとうは。 俺がどうかしてるだけだ。
[攻芸からみれば本来『拒まなければならない』。けれど宇津木は友達で、今朝も日頃の感覚で甘えてしまった。 校舎裏の自転車置き場に自転車が止まる。 攻芸はひょいと自転車の後ろから降りた。]
歩ける。
[宇津木は付き添いのつもりで傍にいてくれている。]
保健室にも、一人でいける。
[同行を断ろうとするのだが、溜息をついた。まずはそのまま生徒玄関まで。"付き添いがいる"上、ここでは攻芸とて生徒である。居ていいことになっている。 生徒玄関を難なくくぐり、靴を履き替えた。]
(410) 2019/04/29(Mon) 11時頃
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……
[爛れた皮膚はまだそのままだが、恐らくは、じきに時間が解決してくれるのだろう。 けれど『保健室に行け』というのは、攻芸なりに好ましく思う人たちのあたたかいお節介だ。 素直に受けておく位、フリでもいい。させて貰おう。 いずれは受けられなくなるものだ。 貰えるうちに。そう思うことにした。]
(411) 2019/04/29(Mon) 11時頃
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─ GW直前、雪の朝・保健室前 ─ >>409 >>410 >>411
ほらな。
[保健室を前にして、攻芸は自分の手を見下ろしてぽつりとつぶやいた。当人からは見えないが攻芸の顔もそう。 赤さや爛れが、この短時間に治まりつつあったのだ。 不要な皮膚が、擦っただけで灰のようになってぽろぽろと落ちる。]
……だから、医者なんていいって言ったんだ。
[声音に落胆が混じる。]
大丈夫だったんだからもういいだろ、
[攻芸は床を睨みつけ、やけくそになって卑屈に笑った。]
誰かいると、苦しいんだ。
[事実だ。攻芸は"我慢"をし続けている。]
(431) 2019/04/29(Mon) 13時頃
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[――だから、一緒にいるな。 それが攻芸の望みだ。
保健室をノックし、養護教諭の『どうぞ』という声を聞く。 その時宇津木がまだ、攻芸の傍にいたとして、攻芸は廊下に彼を置いて中に入っていこうとすることだろう。**]
(432) 2019/04/29(Mon) 13時頃
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─ 雪の朝・保健室 ─ >>457 >>458 >>459
[『はいはい、迷惑でごめんなさいねー』 『なあにそれ、光栄じゃないの』 『せっかく復帰してきたのに……』
かけられた言葉を反芻しながら歌をきく。 攻芸は肩口で頬をこすった。 肌から灰が剥がれていく。
攻芸は背を向けたまま、宇津木が投げかけた声には返事も返せず、彼の足音がゆっくりと去るのを保健室で待った。]
(516) 2019/04/29(Mon) 19時頃
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[入ってきた生徒が、扉の傍で顔をこすりながらしゃがみこんだのを心配したのだろう。 攻芸は養護教諭に声をかけられた。 攻芸は首を横にふって]
……やっぱり治ったみたいです。
(517) 2019/04/29(Mon) 19時頃
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――♪
だから もうここを出るんだ キミを傷つけ 泣きだしたくなる前に いつかこうなる もういいんだ
だから It's forbidden to come in here...**
(518) 2019/04/29(Mon) 19時頃
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― GW直前/昼休みごろ、どこかの廊下 ―
[攻芸が授業を受けに行くことはなかった。 授業よりも優先すべきことがあった。 それに、今更授業などうけてみたところで……
廊下が凍っている。 空気が冷えてにおいすら変わって感じる。 吐き出す息が濃く真っ白になり、辺りを漂っては消える。 四月も終わりとかどうとか以前に、ここは雪国でもロシアでもなければ(寒冷地だってこんな事にはならない)、屋内である。まるで冷凍庫だ。
攻芸は人探しの続きをしている。 重ね重ね彼は方向音痴であるため、校内をあてもなく彷徨うような歩き方になっていた。 当人的にはあてはあるつもりなのだが、進行方向がどうにも的外れなのである。]
(526) 2019/04/29(Mon) 19時半頃
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[強い妖気が漂っている。 しかしそれの発生源は吸血鬼ではない。
ゆえに攻芸はその妖気に対して頓着しなかった。
誰がどう何を吸い取られようと、己の仕事の管轄であると感じていないのである。]
(527) 2019/04/29(Mon) 19時半頃
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[廊下を歩く途中、不意に歌が聞こえた。 綺麗な歌声だった。朝、聞いたばかりの声……]
……。 また人助けをしてるのか……
[頭を振る。自分には無関係だ。 無関係の、はずだ。無意識に揺らぎかけた気持ちを攻芸はまだ認識していなかった。 ……どちらにとっても気の毒だが、聖歌騎士団公安部あたりはいい加減出番を迎えていそうなものだし。 ヤマモトにも連絡をとらねばなるまいなと思う。]
(547) 2019/04/29(Mon) 21時頃
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[廊下でただ、二階の歌に耳をすませていた。
――しかし、歌い始めたのはその教室だけではない。 神森市のいたるところから、歌声が響きはじめていた。 市民はようやく迎えた春の復活を待ちわびていた。
人だけではない。 猫ですらも――
攻芸は、窓の外、下の階から響く歌声(による様々な色の羽根のようなあたたかな光など)と市に響き渡る歌声(による日の出のような後光めいた光の筋)を聞いた。
陽に肌が焦げるのも忘れて、その光景を眺めていた。]
(603) 2019/04/29(Mon) 23時半頃
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―― これが…… 歌のちからか……
(604) 2019/04/29(Mon) 23時半頃
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攻芸は、突然市内がキャラソンを各々に歌い出す様をみていた。
2019/04/29(Mon) 23時半頃
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[灼けはじめた目を伏せて、攻芸は窓辺から去った。 寂しい鼻歌ひとつ、皆の歌に織り交ぜることにして。**]
(607) 2019/04/29(Mon) 23時半頃
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― 市内全域がキャラソンを歌い出したころ ― >>609 >>610 >>611>>613
[何かとぶつかった。 目の痛み、春もうららな太陽を望む歌声に耳奥まで灼けていたためか、相手を避けてやることも出来なかった。]
なんだ……? 悪いな。 前がよく見えないんだ。
[眼球のなかが高温になった炭が如くに、内側からまだらに朱く燃えていた。]
(617) 2019/04/30(Tue) 00時頃
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― 市内全域がキャラソンを歌い終わる頃 ― >>609 >>610 >>611>>613>>617
――♪
HEAT HEAT HEAT ヤケドしてしまいそう HEAT HEAT HEAT 血を焦がされ内側から
春に湧く民衆《オーディエンス》 とりのこされた二人 (ココロ ムナシク シズム)
(656) 2019/04/30(Tue) 00時半頃
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BEAT BEAT BEAT 肌と肌を重ねても BEAT BEAT BEAT 今はなにもわからないよ
キミと俺を燻らせる 歌と陽の氾濫《こうずい》 (ココロ ムナシク シズム)
(657) 2019/04/30(Tue) 00時半頃
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― 市内全域がキャラソンを歌い終わる頃 ― >>655
……
[相手のことは、見えもしない。 男か女かも判別がつけられなかった。 攻芸は小さく鼻でわらった。 こんなところで氷の上勢いよく飛び跳ねてきた人が、なんだかこの春を歓迎していないような気がしたのだ。
攻芸は、きっと自分がこういう身の上だから、相手に都合のいい像を押し付けたのだと考えた。]
気にしてどうするんだ?
[大丈夫なのかと訊かれて、聞き返した。 目の前に顔が迫っているともよくわからずに。]
叫べば誰か来てくれるんじゃないか。
[恐らくは不気味がられているのだろうと攻芸は仮定した。後方でだれか悲鳴を上げている気もすることだし。]
(661) 2019/04/30(Tue) 01時頃
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― 市内全域がキャラソンを歌い終わる頃 ― >>669 >>670
[攻芸は、悲鳴を上げられても無事に逃げ切ることが出来ると自負していた。この学園で、この脚に追い付ける者がいると思っていないのである。
歌が止み、窓際を避けているうち、徐々に耳鳴りや音の濁りが消えてきた。 相手の声音はメゾソプラノボイス。 喋り方の雰囲気から、年下だと想像して、ますます印象が性別不明になる。]
(692) 2019/04/30(Tue) 02時半頃
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[イヤじゃないよ、という正面にいる誰かに、今朝の金城や宇津木を重ねる。 その誰かは金城を嫌っているともしらない。]
………、 気味悪がったほうがいい、こんなの。 見逃してくれるのは、ありがたいけど。
[そう言いながら、攻芸は覗き込まれていた目を擦った。擦りながら何度か瞼を動かしてみているうちに、炎も消え、眼球が戻ってきた。目を開いて、最初の質問に改めて答えることにした。]
『大丈夫』。もう。
[視力が中々戻らず、顔がぼんやりしている。 顔が近いことにやっと気づき、体をひく。]
(693) 2019/04/30(Tue) 02時半頃
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……なんだかしらんけど、 こんな"何か"なんて探さないほうがいい。
じゃあな。おかげで、すこし、……
[心ときめくあなたのリズム(うた)で気がまぎれたなんて伝えることは憚られた。 だから尻切れトンボに話をやめて、攻芸は廊下を去っていくことにした。**]
(694) 2019/04/30(Tue) 02時半頃
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