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【人】 PPP イルマ[周囲の認識が自分を置いてけぼりにしていくことで、入間は『知らない街ニキ』のことを思い出し、なんとなしに寒気がしてきて、そっと何度か腕をさすった。] (238) 2016/10/02(Sun) 16時頃 |
【人】 PPP イルマ[名前を褒めらると入間は呆れたようにふっと息を漏らし] (239) 2016/10/02(Sun) 16時頃 |
【人】 PPP イルマ あなたの……にせもの? (250) 2016/10/02(Sun) 17時頃 |
【人】 PPP イルマ[同じ被害者かもしれない。 (251) 2016/10/02(Sun) 17時頃 |
【人】 PPP イルマ ――アタシもそう言おうと思ってた! (253) 2016/10/02(Sun) 17時頃 |
【人】 PPP イルマ― 午前:渋谷 ホテルの一室 ― (281) 2016/10/02(Sun) 21時頃 |
─ 出られない駅 ─
[ほっとした。人の声がこんなにも心強いものだとは思わなかった。聞き慣れた同僚の声が、こんなにも日常を思わせてくれるものだとは。
東蓮寺は命綱のように、小さな端末を握りしめた。鈴里は、戸惑ったようだ。当然だろう、自分とて従妹の連絡を受けた時には戸惑ったものだ。
それでも悪戯と一蹴せず、話を聞いてくれる鈴里がありがたかった。出社、朝早く…彼女の言葉で、ようやく認識が”朝”に追いつく。]
目立つもの、は───
柱とか、普通の駅なんです。
でも標識だとか場所を示してくれるものは何もなくて。
階段……あっ、右側に階段があります。
昨日降りてきた階段かな…、…ちょっと良く分からないです。
俺、動かない方がいいとかあると思いますか?
ずっとあちこち歩いてみてるんですけど、全然出口が見当たらなくて。
[音がやや遠くなる。
切れそうになってしまっているのかも知れない>>*13
やはり電波が遠いのか。いつまた、この細い糸が切れてしまうかと思うと心配で仕方がなかった。自然特徴は忙しく早口になる。]
あっ、みよ子さん!!
もし出来たら、俺の従妹に連絡しておいて貰えませんか。
新宿駅ではぐれてしまったんです。
彼女、今大変みたいで心配していると思うので…!
名前は入間澪音。連絡先は───…
[果たして願いは聞き入れられたか、そもそも連絡先も聞き取れたか。ともあれ、願いを込めて伝言を託す。頼る先は他にないのだ。]
ごめん、って。
必ず帰るからって…おじさんとおばさんも探すからって。
みよ子さんにお願いすることじゃないかも知れないけど、すみません。
[早口でまくし立てる。いつこの通話が切れてしまうかも知れないのだ。ただ、ふ…っと、間を置くようにして投げられた問い>>*15
それに短く、音は途切れた。]
え………、みよ子さん。何言って、
〜〜〜、出たいですよ!!そりゃあ!
こんなところに長居したい人間がいると思いますか!
[八つ当たりめいた感情が爆発した。
大声で叫んでしまってから、あっと口を閉ざす。]
……すみません。でも、出られないです。
出たくないんじゃありません。
だって、そりゃそうでしょう!?
こんなところで、どこにも行けないなんて、
誰が望むと思いますか!??
[やはり口調は荒くなる。
それが誰の”望み”だったかなんて。どんな希望だったかなんて、その時思いすらしなかった。とにかく、ここから出たい。出なくてはいけない。そんな焦りにも似た気持ちが声を自然と大きくする。]
俺、出口探してみます……
だからお願いします、みよ子さん。
[自然と顔が俯いた。
しまいに出てきた声は、自分でも驚くほど*弱々しかった*]
メモを貼った。
【人】 PPP イルマ[ノックの音。ドアを開けて、キルロイ先生と、一緒に一二三もいるなら彼も部屋へ招き入れる。 (286) 2016/10/02(Sun) 21時半頃 |
【人】 PPP イルマ[話す前に、息を整える。 (287) 2016/10/02(Sun) 22時頃 |
【人】 PPP イルマ 家で――ごはん、作ってたみたいで。 (292) 2016/10/02(Sun) 22時頃 |
【人】 PPP イルマ あと……その時。 (293) 2016/10/02(Sun) 22時頃 |
【人】 PPP イルマ 身分証みるよう従兄が警察のひとにも頼んでくれました。 (294) 2016/10/02(Sun) 22時頃 |
【人】 PPP イルマ[入間はそのようにして話しはじめ、自分がエレベーターの傍に隠れていたことを付け加えつつ、その時の様子を答えた。 (297) 2016/10/02(Sun) 22時頃 |
【人】 PPP イルマ 従兄とは――まだ連絡とれてません。 (301) 2016/10/02(Sun) 22時半頃 |
【人】 PPP イルマ あぁ……そっか。次、アンケートのことでしたね。 (303) 2016/10/02(Sun) 22時半頃 |
【人】 PPP イルマ 家にいるとムカつくから。すぐ家でました。 (304) 2016/10/02(Sun) 22時半頃 |
【人】 PPP イルマ 書いたときは、夫婦喧嘩とか恥ずかしいことしてるって、 (305) 2016/10/02(Sun) 23時頃 |
【人】 PPP イルマ 今日はこのあと――えと…… (306) 2016/10/02(Sun) 23時頃 |
[新宿の街を歩いていると、働いている人も働いていない人も眠っている人も、色んな人がいて、でも、その誰も私には気づかない]
何で私、ここにいるんだろう……。
あ、れ?
[駅の改札口から出てきた姿には見覚えがあった。
パパ、だ。私がいなくなっても、普通にお仕事には行くんだ、なんて少し思ったけど、違う。
パパは時間を気にしてるみたいだった]
そういえば昨日は早かったんだっけ……。
[パパの後をついて行くと、少し大きなビルへと入っていく。
知らないビルで、パパの働いているビルじゃない。
営業回りではなかったはずだけど、不思議に思ってそのままついて行った。
もちろん誰も、私が見えないみたいだった]
[受付で話すパパの声は、焦っているような、緊張しているような声。
受付の人が示した場所を聞いてパパはエレベーターへと消えていく。
その後はもうついていけなかったけれど、受付のお姉さんが話していた言葉から察するに、「面接」に来たらしい。
なんとなく合点がいって、右手の方を見る。
女の子は、――顔は見えないけれど――どこか嬉しそうに笑った気がして]
「パパさん昨日話してたの。「おしごと」のこと」
「行ったフリ」「ゴメン」「明日メンセツ」
「ふふ」
[嬉しそうな声に、私も少し嬉しくなった。
でも、あなたは誰なの? って聞きたかったけど、聞かなくても良い気がしてきた]
【人】 PPP イルマ ……なんで、そんな……。 (313) 2016/10/02(Sun) 23時半頃 |
【人】 PPP イルマ[キルロイ先生が続けて気になるところに質問をするなり、話を聞いて彼なりの見解を聞かせてくれるのなら、入間はそれを聞いていくつもりだった。だから話を最後まできいてから、渋谷のホテルを出た。] (315) 2016/10/02(Sun) 23時半頃 |
【人】 PPP イルマ― 午後 渋谷→新宿 ― (320) 2016/10/02(Sun) 23時半頃 |
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