人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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視点:


【人】 奏者 セシル

そう、分かった。
外、行くなら。
気をつけてくださいね。

少し、目も慣れてきたし。
こっちは、大丈夫。

[手を繋いだ下級生に、視線を落とす。
似ている。とても、似ていた。
在りし日の自分に]

(5) 2011/08/03(Wed) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

あ……

[振り払われれば、追いかけまではせず。
走り去るその背をただ見送る]

ヘクター君。
小さい子をからかうものじゃありませんよ。

[棘のある言葉を放つ後輩>>20とは逆に。
さして諭すような口調でもなくただ告げる]

(32) 2011/08/03(Wed) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

薔薇の花。
俺が聞いたのは、眠りよりも。
人を、狂わせると言う話ですが。
……どちらにせよ、眉唾。ですね。

[それとも狂っていたのだろうか。
自分が?先輩が?
もはや過去を確かめる術はない。
唯一つ確かなのは。
体も心も未だ縛られたまま。
そしてあの人は二度と戻らぬだろうという事*]

(33) 2011/08/03(Wed) 01時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/08/03(Wed) 01時半頃


【人】 奏者 セシル

――diminuendo.

[ちらり。
窓の外、視線を向ける。
荒々しく奏でられていたその音。
次第に鎮まっていくのを感じていた]

……薔薇。御伽噺。そんなもの。
でも、あるなら。

[既に狂わされたこの体を。
その自覚も失われるほどに壊してくれればいいのに]

(117) 2011/08/03(Wed) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

あ……

[灯る明かり。
誰かがブレーカーを戻したのだろうか]

……俺。
先に、部屋。戻ります。

[明かりが戻り、嵐も静まりつつあり。
ならばもはや問題はなく。
一人、足早に部屋に戻る。
同室者と共に戻らぬ理由は唯一つ]

(118) 2011/08/03(Wed) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

―自室―

んっ……く、ァ……っは……
あ、ン……――せん、ぱ……もっと……

[シャツの裾から手を滑り込ませ。
胸の頂を爪先で擽る。
呼ぶ名は過去の人。
あの人に散々嬲られたその箇所は。
触れるだけで痺れるような甘さを齎してくる。
漏らす声は、普段と違うソプラノ。
この声で喘ぐのを、あの人は求めたから]

(119) 2011/08/03(Wed) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

や……わ、たし……もう……っ……

[行為の最中は、一人称も別の物を求めていたあの人。
そして今、硬く張り詰め雫を零す其処には一切触れず]

――――ィ、っ……!

(120) 2011/08/03(Wed) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

……せん……ぱい……

[分かっている。
きっと彼が求めていたのは同性などでなく。
だから卒業してしまえば。
二度と、戻ってこなかった*]

(121) 2011/08/03(Wed) 10時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/08/03(Wed) 10時半頃


【人】 奏者 セシル

―翌朝・自室―

[昨夜とは真逆、静けさの中。
目を覚ます。
知らぬ間に戻ってきていた同室者は。
まだ眠っていたろうか、あるいは。
兎角、少年は身を起こす。
音が示す通り、窓の外。
嵐はとうに過ぎ去っていた]

[あの嵐なら。
それが帰らない理由になった。
けれど、止んだ今も。
帰省という道を選ばずに此処に留まる事は変わらない]

(173) 2011/08/03(Wed) 20時頃

【人】 奏者 セシル

[人に語る理由は。
家に居にくいという物。
父はヴァイオリニスト。母はピアニスト。
兄も、弟も。既に優秀の音楽家。
それに比べ。何故か、どの楽器も扱えず。
体裁が悪いのだと人には語る]

[それは事実であり、虚構でもある。
実際に、演奏家としての才能は皆無と言っていい。
けれど。そんな少年を、家族は疎んでなどいない。
演奏は出来ずとも、歌唱の才能を評価してさえいる。
だから、帰らない理由は本当は別。
本当の理由は、ただ一つ]

(174) 2011/08/03(Wed) 20時頃

【人】 奏者 セシル

――――先輩……

[冷たい窓に頬を押し寄せる。
二年と数ヶ月。
一切の音沙汰が無くなった、唯一人。
きっと、大学か就職か。
それらが忙しいだけで。
長い休みになれば、もしかしたら]

(175) 2011/08/03(Wed) 20時頃

【人】 奏者 セシル

あ……

[ふとその背後。
同室者である後輩が、目を覚ます気配。
振り返れば、まだ起きたとも言いがたい夢現。
近付く。静かな足取りで]

おはよう、ございます。

[覗き込み、微笑みかける。
この様子なら、きっとすぐには起きないだろうけれど]

(177) 2011/08/03(Wed) 20時頃

【人】 奏者 セシル

―自室―

朝、ですよ。
とはいえ、授業も無いですし。
眠ければ、そのまま寝てても構いませんよ。

[張り付いた髪に、一度だけ指先を伸ばす。
ほんの刹那、触れるだけ。
すぐに身を翻す]

俺は、朝食。
とってきます。

[そうして向かうは食堂。
もし目覚めてついてくるのならば、共に]

(195) 2011/08/03(Wed) 21時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/08/03(Wed) 21時半頃


【人】 奏者 セシル

―食堂―

[ばたばたと起きだした後輩と共に。
普段であれば、賑やかしいこの場所へ。
けれど今は。
殆どの生徒は帰省し、残るは僅か。
それでもなお、この時間。
やはり人は此処に居る]

……ディーン君。
おはようございます。

[視界に入った相手。
ひらり、手を振る]

(201) 2011/08/03(Wed) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

……セシルで、いいですよ。

[微笑みながら、告げる。
名字を呼ばれるのは。
あの人以外に呼ばれるのは。
得意では、ない]

[あの人は、決して、名前で呼びはしなかった]

朝食。
適当に、作ってみましょうか。

[凝った料理は作れない。
けれど、パンを焼くくらいなら。 5
1・2綺麗にトースト 3・4少し焦げた 5・6もはや黒炭]

(209) 2011/08/03(Wed) 23時頃

セシルは、黒い塊を見つめて困っている。

2011/08/03(Wed) 23時頃


【人】 奏者 セシル

いえ、その、これは……
今日はたまたま、手が滑っただけなので。

[5枚のパン(だったもの)を。
何事も無かったかのよう、自然に廃棄し。
結局同室者から受け取り、朝食を取る。
そう、あれは事故だ。
決して不器用なわけではない。
僅か46(0..100)x1%程の確率。事故だ]

(219) 2011/08/03(Wed) 23時頃

セシルは、鼻歌を歌って誤魔化した(つもり)

2011/08/03(Wed) 23時半頃


【人】 奏者 セシル

たまには、失敗することもあります。
人間ですから。
でもほら、こっちなら……

[言い訳しながら汚名返上。
トーストにあわせたレシピ。
簡単な、スクランブルエッグ。 2
1・2上手に焼けました 3・4少し殻が入ってる 5・6ヘドロ]

(229) 2011/08/03(Wed) 23時半頃

セシルは、ちょっと得意げな顔で二人にもスクランブルエッグの皿を渡す。

2011/08/03(Wed) 23時半頃


【人】 奏者 セシル

……もしかして。
外まで、焦げ臭い?

[5枚も炭化させたのだから。
当然といえば、当然で。
増えた人影と、開け放たれた窓。
交互に見つめてぽつりと漏らす]

[幸い、犯人とは思われていないようだけれど]

(254) 2011/08/04(Thu) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[ぱたぱたと近寄る姿。
それを認め、自然頬が緩む]

おはよう、ジョージ君。
嵐も収まったし、昨夜はよく寝れましたか?

[その髪に手を伸ばす。
ふわり。
咽返るほどの薔薇香]

……?
あ。
お腹、空いてるなら。
食べますか?

[香りの原因は分からずとも。
相手の空腹は察した。
運よく上手に焼けたそれを、差し出して]

(262) 2011/08/04(Thu) 00時半頃

セシルは、ディーンの視線を受け流した。

2011/08/04(Thu) 00時半頃


【人】 奏者 セシル

[くらり。
眩暈のする、香り。
これは一体何だと言うのか。
あの人が消えて以来。
他の温もりに触れていない体が、疼く]

そういえば……
きちんと名乗っていなかったかもしれませんね。
俺はセシル。セシル・リリーです。
っと……慌てて食べなくても、大丈夫ですよ。

[ぽろぽろ零すその少年の口元を。
純白のハンカチで拭う]

(287) 2011/08/04(Thu) 01時頃

【人】 奏者 セシル

……どうか、しました?

[添えられた手。
慌てて引っ込められた、その手。
疑問に思い、顔を覗き込む。
――香りが、近い]

[ぐら り]

    [視界が]

  [*歪んだ*]

(301) 2011/08/04(Thu) 01時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 01時半頃


【人】 奏者 セシル

―食堂―

[傾ぐ体。
寄せた顔は一層近くなり]

――……あ、っ……?

[触れる唇。
ぬらつく舌の感触。
肌が粟立つ]

あ……わ、私……

[無意識に漏れる声は普段と違うそれ。
娼婦の様に色めいた音。
薔薇の毒が脳髄を溶かす。
黒曜の瞳は光を失い。
ただ求める]

(356) 2011/08/04(Thu) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

[欲しい]

                  [欲しい]

     [抱いて]

            [壊れる程に]

(357) 2011/08/04(Thu) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

[一瞬。
此処が何処かも忘れる程。
自分を見失い。
弾かれるように身を起こす]

…………あ……
は、は。ジョージ君は、おませさんですね。

[乾いた、乾ききった笑いを漏らし。
微かに震える手で癖の強い髪を撫でる]

(358) 2011/08/04(Thu) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

あ、えと、俺……
ご、ごちそうさまでした。

[せわしなく動く視線。
落ち着き無く片付けをして、食堂を立ち去る。
熱い。
体が異常に火照っていた]

(359) 2011/08/04(Thu) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

―シャワールーム―

[足早に駆け込むシャワールーム。
何もせずともぷくり、膨らんだ胸の蕾。
震える指を伸ばす。
男としての欲の証には触れず。
ただ其処だけを摘み、指先で転がす。
シャワーの音に混じる嬌声も。男のものには聞こえぬソプラノ*]


せ  ん   ぱ い  …

(360) 2011/08/04(Thu) 10時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 10時半頃


【人】 奏者 セシル

――――……っ。

[水音に紛れ、聞こえた音。
誰かいるのか。いたのか。
誰か……誰が?]

先輩……
せん、ぱい……っ!
行かないで……一人に、しないで……
私を……
抱いて……ください……ッ……!!

[水音に混ざる女の声色。
ざあざあと流れる湯に混ざる涙の雫。
求めるのは愛か肉欲か。
虚空に放つ声と共に、欲の証はタイルを穢す]

(364) 2011/08/04(Thu) 12時半頃

【人】 奏者 セシル

[熱い]

[欲しい]

[欲を放っても、熱は収まる気配を見せない。
足りない。全然足りない。
快楽を叩き込まれた体は、けれど最早二年以上。
他者の温もりに触れていない。
求めるのは、唯一人だけだったから]

[だというのに。
我慢が。出来ない。
何でもいい。誰でもいい。満たして欲しい。
そして、壊して欲しい――]

(371) 2011/08/04(Thu) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

[シャワーコックを捻る。
水音は止み、けれど体を拭うことなく。
全身を濡らしたまま。一糸纏わぬままに]

もう……耐えられ、ないんです……
わたし、を。
狂わせて……――

[艶やかな笑みを貼り付けて。
隣のブース、同室者のいるその場所に。
身を、滑り込ませた]

(372) 2011/08/04(Thu) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

……テッド君は。
私の事、嫌い……?

[相手の頬に添える両手。
息が届くほどの距離。
覗き込むようにあわせる瞳。
囁く声色は澄んだソプラノ]

さみしい……
さみしいよ……

ねえ わたしを なぐさめて?

(374) 2011/08/04(Thu) 16時頃

【人】 奏者 セシル

――……ない……
もう、待て、ないよ……

[髪に触れる感触。
温かさ。
涙が溢れる]

だから……忘れさせて……
おねがい……
おねがい、だから……

[触れる吐息。
視線を外さぬまま、なお近づける。
拒絶されなければ。
そのまま、口付けて。
頬に添えていた手は、体を捕らえるだろう*]

(376) 2011/08/04(Thu) 16時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 16時頃


【人】 奏者 セシル

―回想・シャワールーム―

ん……

[後輩のそれと共に握りこまれた自身。
あの人は決して触れなかったその場所。
自分で弄る事も殆ど無く、それでも男であるが故に。
指が、相手の雄が、擦れあう度に痺れが走る。
先ほど達したにも関わらず、再度欲を放つのは直ぐで]

っは、あ、ァ……

[漏れる声は女のもの。
あの人は、この声以外を聞くのを嫌ったから。
もはや無意識。自然と出るようになっていた]

(416) 2011/08/04(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[ぱたぱたと欲の証が床に散っても。
足りない。満たされない。埋まらない。
欲しい。抱いて欲しいと。
けれどそれは、受け入れて貰えぬ願い。
そして、自分が本当に望んでいる相手も、違って]

…………。
ごめん、なさい。

[それは何に対する。
誰に対する謝罪だったのか。
弱弱しく微笑んで、後輩の頬を撫ぜる。
別れたあとは、一人。向かう当ても無く]

(417) 2011/08/04(Thu) 22時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 23時頃


【人】 奏者 セシル

―廊下―

『抱いたり抱かれたりするのは』
『お互いが好きじゃないと』

[別れる間際。
聞かされた言葉、頭の中で繰り返す。
好き。
自分が、好きなのは、あの人で。
だから抱かれた。
ずっと、3年間、抱かれ続けていた]

(446) 2011/08/05(Fri) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[あの人は?
好き、だった?
自分の事を?
だから、抱いてくれていた?
愛の言葉を囁いて?]

…………名前。
1度も、呼んで……くれませんでしたね……

[壁に凭れ掛かるようにして。
ずるずると。崩れ落ちる。
あの人は、唯ひたすらに名字で呼び続けた。
女の名でもありえる名字で、呼び続けた]

(447) 2011/08/05(Fri) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[でも。
それでも。
優しかった。
温かかった。
愛おしかった。
例えそれが偽りだと分かっていても。
構わなかった]

[でも。
認めたくなかった。
認めて欲しかった。
自分を見て欲しかった。
愛されたい。
愛してください]

俺を……――

(448) 2011/08/05(Fri) 00時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/08/05(Fri) 00時頃


【人】 奏者 セシル

――……ヴェス君……?

[名を呼ばれ、見上げる。
普段ですら目線をあげねばならぬ後輩。
立ち上がれぬ今は尚の事。
薄れてきていた薔薇の香。
体を蝕んで行く]

(453) 2011/08/05(Fri) 00時半頃

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