91 時計館の魔女 ―始―
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わかったわ。 でも、無理をしちゃだめよ?
[子供に諭す声音で告げると、一人になりたくないと言うソフィアの髪を、そっと撫でる。]
そうね、少し…… 休むなら、そこのソファに座りましょうか。
[イアンの提案に、二階の広間まで移動しようとする。 "快楽殺人者ですね……殺人嗜好症とも言えるかな。" イアンの言葉に、苦い笑みを浮かべる。]
彼は、私にも怖い言葉を向けたわ。 人を殺す覚悟がないなら自分で死んで欲しいとか……
(202) 2012/05/22(Tue) 00時半頃
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[人を殺す覚悟など、ただ普通に生きてきただけの人間にそうそうできるものではない。 ツェツィーリヤはそう思っている。 だからこそ、すぐに刃物を自分のものにしたあの女を、殺し合いを助長させるような言葉を吐いたあの男を。 平穏からずれた彼らを、邪魔に思うのだ。]
では、一階へ行きましょうか。
[ゆっくりとした歩みで、階段へと。 二人を先導するように歩けば、きっと聞こえた言葉にピクリと反応した表情は見られなかった筈。
一階へと降りれば、血液の香る浴場への扉を開いた、]
(210) 2012/05/22(Tue) 01時頃
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― 一階大浴場 ―
[イアンとソフィアと共にやってきたそこに、狼による凄惨な死体は見当たらなかった。 浴場と言う場所のせいだろう、乾ききらない血液だけが、惨劇の後を示す。
眉根を寄せて、その光景から圧倒されるように少し後ずさり。]
……確かに、酷い光景だけれど…… 誰かが、移動させたの、かしら。
[そこにない遺体を不思議に思い、呟いた**]
(211) 2012/05/22(Tue) 01時頃
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― 大浴場→大広間 ―
[ここから離れようというイアンの提案に頷いた。 ソフィアの反応には、怯え以上に何かが見て取れる。
大広間へと移動して、横になるソフィアを心配し見詰めてしばし、クラリッサの声が聞こえ顔を上げた。 彼女の様子も、どこか不自然。 姉妹のようにじゃれあう二人の距離ではない。]
……ええ。
[話をしたいと声をかけられれば>>244、ソフィアの傍にはイアンが付いているなら大丈夫だろうと、少し離れたクラリッサの元へ。 俯く彼女の隣の椅子へと腰掛けて、彼女の言葉の続きを待った。]
(253) 2012/05/22(Tue) 14時半頃
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― 大広間 ―
[クラリッサの話したいこととは何だっただろうか。 それを聞きながらか聞いた後か、考える。
自分には、会っておきたい人物が居る。 まずは、ソフィアの不調の原因を知っているらしいヤニクに。 彼はどこに居ただろう。 会い、彼の気付いた何かについて、確かめておきたかった。**]
(269) 2012/05/22(Tue) 18時頃
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― 大広間 ―
[クラリッサの語る過去>>277を、ただ黙って、じっと、聞いていた。 彼女はこちらを向いただろうか。 俯いたままならば、その横顔を見詰めたまま。]
……クラリッサ。
[辛かったでしょう、苦しかったでしょう、そんな労わりではなく、修道女は彼女の名を呼ぶに留めた。
神に許しを請う、彼女はその為に話したわけではないのだろうと、思った。 これまでに聞いた別の告解にもあった。 大きな決断の間際、誰かに自分の一番重い部分を、知ってほしいと願う言葉が。]
(283) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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― 大広間での会話の後 ―
[クラリッサたちと別れ、ヤニクを探しに向う。 話の合間に、ヤニクが大広間を横切ったならば、森側の庭園へ向かった事はすぐに知れよう。
緑濃い森の入り口のような場所。 椅子に腰掛ける薄い金色の髪は、どこか寂しげに見えた。]
椅子、お隣よろしいかしら。
[小さく首を傾けて、彼に近づき尋ねる。]
(287) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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―森側庭園―
[和らいだ表情に、こちらも微笑みを向けて。>>288 彼の隣へと腰掛ければ、言葉に少し逡巡しながら口を開いた。]
……先ほどは、どなたのところへ? ソフィアさんの不調の原因を、ご存知な様子でしたけれど……
(289) 2012/05/22(Tue) 20時頃
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[心当たり、そしてそれが確かだというヤニク>>293に、その理由を聞きはしなかった。 ただ酷く真剣な表情で、迷いを見せる彼の横顔に問いかける。]
……それはどなたか、聞いても構いませんか? 彼女を、ソフィアさんを、助けたいの。
[ソフィアを心から心配する表情、そこに偽りは何一つ無い。 そこまで彼女を心配する理由は、彼に不思議に思われたかもしれないけれど。]
(296) 2012/05/22(Tue) 20時半頃
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[深い緑色の視線を闇色の瞳で受け止める>>299。 その奥に灯る紅は微かに。]
……ありがとう。ヤニクさん。
[彼の呟くように告げた名前は、風に浚われそうになっても、しっかりと耳に届いた。 何故ならば、" "とはそういう 生き物 だから。]
青い……蝶?
[ヘクターを殺しても、ソフィアが助からないと。 搾り出す、縋るような声に、思わずその身体を抱きしめようと両手を伸ばしていた。
怖い夢を見たと泣く子供にするように、その背を優しく撫でようと。]
(306) 2012/05/22(Tue) 21時頃
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― 大広間 ―
それが、あなたの願いなのね。
[俯き、言葉の歩みは遅くとも、はっきりと。 クラリッサの声>>307は、広間に響いた。]
……私から、あなたに何と言うべきかはわからないけれど。
[言葉の代わりに、出来れば彼女の、きっと小さく震える手を握ろうとする。 彼女が、彼女のご主人様を殺したその手を。]
(309) 2012/05/22(Tue) 21時頃
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― 森側庭園 ―
[ヤニクの零した涙は、抱きしめればツェツィーリヤからはきっと見えない位置を濡らすのだろう。 受け入れてくれた腕は、彼の背をあやすように撫でる。]
……きっと、助けます。 大丈夫、ですから。
[青い蝶を持つ人物。 心当たりはある。>>310 丁度、自分が聞いたばかり。 だから、ソフィアはすぐに助けられる。
それよりも。]
(311) 2012/05/22(Tue) 21時頃
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[触れる温もりは心地良い。 安堵と信頼を抱く相手。
だからこそ。]
ああ……
[どくりどくりと心臓が強く脈打った。 抱きしめる腕を強くすれば、目の前に、ヤニクの首がある。]
(312) 2012/05/22(Tue) 21時頃
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[紅い衝動は余りにも強い。]
……んっ……
[それを堪えようと強く唇を引き結べば、小さく声が漏れた。
まだだ、まだ。 明るいうちには誰かに見つかってしまうかもしれない。]
(313) 2012/05/22(Tue) 21時半頃
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……ヤニク、さん?
もしも、今夜、時間があれば…… 少し、青い蝶について、気のせいかも知れませんけれど……予感がありますの。
お話できるなら、私の……2−1の部屋へ。
いらして……くださいませんか?
[彼の耳元で内緒話のように。 震える声を何とか抑え、するりと腕を解く。
困り笑いのような表情で、ヤニクを見上げた。]
(314) 2012/05/22(Tue) 21時半頃
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― 夜の帳が下りる頃 ―
[自分の部屋へと来てくれたヤニクに、椅子を勧めた。 テーブルに置いたティーセットに、温かな紅茶を注ぐ。]
ヤニクさん、実はね…… クラリッサちゃんの様子も、おかしいのよ。
[話の切り出しはそこから始まった。
姉妹のような二人だったのに、どこか距離が開いていること。 そして、彼女にもソフィアと似た痣があるらしいことを告げる>>310]
これは……ヘクターさんが、魔法、のようなもので、2人に因果をつけた、ということ…… そう、なのよね?
[昨日部屋に運んだ本、悪魔の項目に似た物があったように思う。 とすると、ヘクターの正体はそれに近いものだろうか、と予想しながら。]
(331) 2012/05/22(Tue) 22時頃
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― 夜の自室 ―
……危険な力ね。 あんなに優しい、可愛い、二人を……弄ぶような。
[ヤニクの告げる内容>>336に、悲しげに眉根を寄せた。]
……どうしたら……いいのかしら。 ソフィアさんを助けるなら、青い蝶を、クラリッサちゃんを殺すしかない。 きっと、クラリッサちゃんを助けるなら……方法は同じなのでしょう、ね。
……そして、もしかすると。 あの人は。人の心を、もっと、弄ぶかもしれない。
2人だけでは飽き足らず、徐々に、徐々に。私や、ヤニクさんにも、蝶を向けて。
(342) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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私は、殺し合いなんて……
[ふるふると頭を振れば、長い三つ編みが揺れる。 オレンジ色のランプに照らされる部屋で、ツェツィーリヤの目元が薄く煌いた。
それを隠すようにと、庭園と同じように、また彼を抱きしめようとする。 違うのは、彼を慰めるためじゃなく。]
(345) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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私……を、守……る?
[思いも寄らなかった言葉をくれたヤニクの顔は見えない>>344 少し離れれば、きっと、呆けたようなツェツィーリヤの表情が見られてしまう。]
……無理、よ? だって。
[名を呼ばれ、くしゃりと、表情が歪む。]
私は。
(350) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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[抱きしめあう、首元へと顔を寄せる。 紅潮した頬の温度を摺り寄せて。]
おおかみ、だもの。
[そこへと、人の歯で噛み付いた。 獣のように深く噛み付き切り裂けなくとも、血を味わうには十分は。 甘い紅い、何よりも身体の欲する強い酩酊感が訪れる――
筈、だった。]
(352) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
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― 夜、2−1自室 ―
……っ!!
[弾かれる。 紅い花弁に拒絶されているように感じた。
ツェツィーリヤは、ただ一人生きてきた人狼。 仲間などなく、人狼退治の騒動にも巻き込まれたことはない。 だからこそ、彼の正体に気付くはずも無く。]
ヤニクさん、も、人ではないのね……
[把握できたのは、ただそれだけ。]
(363) 2012/05/22(Tue) 23時頃
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ツェツィーリヤは、ヤニクの深緑の瞳をじっと見詰める。
2012/05/22(Tue) 23時頃
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― 夜、2−1自室 ―
[驚いた。 驚いた以上に、拒絶に胸が痛んだ。 抱きしめあう距離は、花弁に遮られて数歩の距離へと変わるそれだけなのに。]
……ヤニク、さん、が。 妖精……
[人ではないだからこそ、彼の口から伝えられる正体。 微笑み部屋から出て行こうとする彼の背に。]
……待って。
[拒まないと言ってくれた彼に、別れ際に一言だけ。]
(377) 2012/05/22(Tue) 23時頃
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生きて……?
[何故そんな事を言ってしまったのだろう。 自分でも理由は分からなかった。
ただ、愛おしい相手を愛おしいからこそ食べてきた人狼だったから。
食べられてくれないのなら、せめて、と。 そんな想いで*]
(380) 2012/05/22(Tue) 23時頃
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― 深い夜に ―
[まるで誰かを、その扉の向こう側の誰かを守っているように立つ男。
普段ならば、誰も起きては居ない時間だろうか。 この館において、イレギュラーばかりが集うここにおいて、それは当てはまらないような気はしたけれど。 少なくとも、今、二階の廊下にはヘクターの姿だけ。 耳を澄ませば獣の聴覚は、それをたやすく読み取れる。]
……――
[気配を消した漆黒の狼は、一階から駆け上がる。
二階の廊下へ飛び出れば、ただ一人のその男の肩口へと、 牙を深くそこへと突きたてようと飛び掛る。]
(383) 2012/05/22(Tue) 23時半頃
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[迎え撃つ焔の文字、そこに構わず噛み付いてしまうことは出来ず、彼の身体を強く蹴るようにしてそれを避ける。
一旦は距離を開け、真紅の瞳の黒狼が男を見据えグルル、と低く喉を鳴らす。
人ではない相手だ。 簡単にはやられてくれないのは知っている、それでも。
硬い廊下を蹴り、鋭い爪を男の顔面へと向ける。]
(405) 2012/05/23(Wed) 00時頃
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ツェツィーリヤは、ヘクターに向ける紅い瞳は敵意に満ちる。
2012/05/23(Wed) 00時頃
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『神様なんて信じていないわ。 私はただ、私の世界を守りたいの。 私の大切なものを、やっと手に入れたものを。』
[獣は唸る、それは人の形ではないために言葉にはならない。 紅い瞳は男を睨む。 調子が悪いらしいというのは、明らか。 ならば、正気はあるだろう。]
……ッガゥ……ッゥ!!
[それを肯定するように男の腕の肉を抉り。 刹那、腹部に走る強烈な痛みに吼える。 勢いよく吹き飛ばされた獣は壁に叩きつけられ、そのまま床へと転がった。
自身の肉の焼ける匂い。 絵の具よりも濃い紅がじわりと滲む。それでも、黒い獣は牙を剥き、立ち上がる。]
『私の仲間に、よくも……よくも!!』
(421) 2012/05/23(Wed) 00時頃
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[ヴェスパタインがどんな能力を持つのかなど、獣は知らない。 ただ、この悪魔への敵意と憎しみで、もう一度床を蹴った。
大きく開けた獣の口、黒い狼は真っ白な歯で悪魔の腹部に齧り付こうと。]
(423) 2012/05/23(Wed) 00時半頃
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[一瞬の隙、獣の紅い瞳はそれを見逃す事は無く。
腹を食いちぎり、男の身体が崩れかければ、喉元へと容赦なく鋭牙を立てた。 口内に噴き出す紅い血液を、ごくりと喉を鳴らし嚥下する。
人であれば決死である場所を抉る。 それは人のようで、人でない、味。
絵の具で出来た何かを引きずった跡の上に、獣の足跡が赤黒く残る。
紅い焔を灯した瞳が、動かなくなるヘクターを見据えていた。]
(434) 2012/05/23(Wed) 00時半頃
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[最後の一言。 それは誰へと宛てられたのか。ツェツィーリヤには判らない。]
『……あなたは、食べてあげないわ。 だって、とっても、不味いもの。』
[くるる、と小さく喉を鳴らす。 悪魔だろうと推測する得体の知れないこの男を始末するという目的は果たした。
鋭く痛む腹部、すぐに治るようなことなどありえない酷い傷を代償に。 ぼたぼたと紅い血の痕は、主の消えた魔女の部屋へと続いて。]
(440) 2012/05/23(Wed) 00時半頃
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……――
[声とは違う、紅い囁きは仲間へと。
倒れ身体の力を抜けば、抉れた腹部で血に濡れた人の身、服を纏わぬツェツィーリヤの身体が横たわった。
紅い物語を欲してくれた大切な仲間。 彼女は喜んでくれるだろうか。
血液で足跡をつけた自分が見つかればどうなるか、そこまで思考は及ばない。 考えきれたのは、ただ、仲間のことだけ。]
(450) 2012/05/23(Wed) 01時頃
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