26 Fairy Tales Ep.4
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
― 雑貨屋 ―
[露わになる太腿に示された『証』]
な、おま… ――― いつ、から
[神子だったのか。 そして、ないているのか。
驚きと証のせいで視線がきょろきょろとさ迷う。 言われた通り出来るだけ見ないようには心掛けて]
泣き止む手助け…、俺に出来るか?
(0) 2010/08/09(Mon) 03時頃
|
|
[その後、ソフィとの会話が終われば ロミオの所に寝泊まりしてると伝え そちらへ帰ると言い雑貨屋を後にした。 途中、オスカーとすれ違えばおやすみと挨拶をした。
診療所へ行けば、今日の出来事をロミオから聞き、同時に酒場で何かあったことも知れるだろう。 行こうかと思いもしたが、既に外は暗く、シスカ姉が向かったことも聞けば任せられると思った。
――― そして夜更け。
仮眠を取っても昨晩の咆哮を思い出せば眠りつけずで 診療所から抜け出せば月光欲をしに外をふらふらと歩く。 やがて広場を抜けて辿り着いた先は、雑貨屋の前だった。**]
あんな話を聞いた後で…放っておけるか。 ――― ばぁか、
それに、俺の勘は 当たるンだよ。
(1) 2010/08/09(Mon) 03時頃
|
|
― 深夜 ―
[獣の遠吠えが聞こえれば、こくりと唾を飲んだ。 弓を手に構えながら雑貨屋の前へと向かった。
―――― すとん
殆ど音もなく現れた白き狼。 血の匂いが同時に伝わる。 獣の不自然な動きを見逃すことはなく]
――― やめろ。 その扉から先は、血ィついたまんま入ればダメらしいぜ?
[キリ、と弓引く音が狼の唸り声と同時に夜の帳に響き]
ようやく会えたな、ポルクス。
(10) 2010/08/09(Mon) 11時頃
|
|
俺はルーカス。 ルーカス=オルグイユだ。
―――…知った名だろ?
[右腕の証が、熱く―――まるで力を与えてくれるかのようで]
お前は仲間を殺した俺の両親を恨んでンだろうけど 俺は、両親を殺したお前を恨んではいない。
[青いデュモル石は 彼の勇気に呼応して]
俺が今、てめェに刃を向けてンのは この家の中にいる 俺の大切なダチを
――― そいつの未来を 守るためだ。
(11) 2010/08/09(Mon) 11時半頃
|
|
少し前まで…、俺はポルクスの事が憎かったさ。 けど ――― 復讐の刃は 後ろ向きすぎンだ。
俺は、前を見て 前に進むために ――― 力を使う。
[威嚇をするように、扉に掛けた手の付近を狙う矢を放って]
引け。ポルクス。 ―――…引かねェで そでも、この扉の先に行くってンなら
悪ィが、話はこれで終いだ。
[弓から剣へと持ち替えて、右手で剣を握れば常より軽く、扱いやすい。今となれば、それが 大精霊の加護なのだと解る。]
(12) 2010/08/09(Mon) 11時半頃
|
|
――― はッ、
[地面を蹴って扉の前の白い狼との距離を一気に縮める。 そのまま剣は白き獣の懐を狙うように横に一閃。
同時に、彼の首の証との距離が縮まって右手首が締め付けるような痛みを一瞬―――与えた。 その隙に反撃が来ていれば避けるのは少々難があって傷を負ったかもしれない。]
ッ …な 、ン――――
[ざ、と思わず身を引いて体勢を整えるがその頃には周囲に人の足音が多く聞こえるようになっているだろう。]
(14) 2010/08/09(Mon) 11時半頃
|
―回想―
〔気を失っていたのはどのくらいだっただろう? 騒がしくやってきた誰かに担がれて、運ばれた。〕
〔前にも、こんな風に、運ばれたことがある。大きな背中に背負われて〕
お兄ちゃん……
〔呟く声が漏れたとしても、きっと誰にも届かないほどの小さな掠れ声〕
………… 〔一旦降ろされたあと、唇に何かを塗られた気がした。〕
〔一瞬身じろぎをしたかもしれないけれど。〕
……やはり、この人が、フィリップさんを……
〔そう気づいたのもつかの間に、意識は遠く消えていく〕
―虚ろなる時間―
〔意識を取り戻したのは、暗闇の中。
どれくらいの時間、そこにいたのかはわからない。 死者の世界に時間などないのだろうから〕
――
〔漂う『モノ』は、記憶を辿ろうとする。感覚も記憶もぼんやりと曖昧にしか感じない。〕
〔微かな光が暗闇に差しこむ。 『モノ』は誘われるように光のもとへ漂い向かう。〕
……〔光に向かううち、記憶が少しずつ確かになっていく。〕
〔大切な全てを奪っていった誰か。 守りたいと思っていた全てを、さらって行ってしまったあの自分。〕
……返して。 私を、返して
〔その願いはもう、聞き届けられないと知るのは未だ先のこと。〕
〔おなじように、『カストル』を『彼』から奪ってしまった自分にその資格もないと悟るのも。〕
………………ティナさま。 どうかご加護を。
〔――ただ祈る。
奪われたもの、 奪ってしまったもの。全てのものに、*慈悲の愛を*〕
もしも祈りが届くなら、証は微かに点滅し、光を失うだろう。
|
― 深夜の襲撃 ―
[ ――― ぱたた 左腕に走った赤い線から溢れたものが地面を汚す。
痛みを堪え反撃に備えた萌葱の瞳が見たものは体勢を崩した白い獣、そしてその赤い あかい瞳の奥に込められた想い。
跳躍を追うことは出来ず、闇に消えるまでその白を追うだけ。 人が集まれば狼を追い払った人として感謝の言葉も受けた。
だが、同時に自警団に死傷者がいる事も知って 診療所の主は大丈夫かと不安が胸を過る。]
――― …あいつは、…
[怪我を負えば雑貨屋の中に入るも叶わずで、騒ぎでソフィやオスカーが起きて来ても会話はすれど長居をすることなく去るだろう。]
(22) 2010/08/09(Mon) 17時頃
|
|
― →診療所 ―
ッ、…
[伸びる左腕に沿うように3本の爪痕がくっきりと残っていた。 シャツはその部分だけ破けて周囲に赤が広がっていた。]
は、
[額には脂汗が滲んで、それから 遅い震えが全身を駆け巡る。]
はは、… あぶねー。 死ぬかと思った。
[鍵のかかった診療所の扉の前に背を委ねて、緊張の糸が切れたようにずるずるとその場でしゃがみ込んだ。 遠吠えもあり起きてきたロミ爺に気付かれれば、自警団員の事を伝えてから隠していた左腕を見せて治療を頼むだろう。**]
(24) 2010/08/09(Mon) 17時半頃
|
|
― 深夜/雑貨屋前 ―>>25
悪ィ、寝かしとくつもりだったンだけどな。
[寝間着姿で飛び出してきたソフィを見、自然と視線が下に下がってしまったのは彼女の衣服の下の証のせいで]
物騒なもン、持ってンじゃねェよ。 もう人狼はどっかいっちまったぜ。
[ソフィを安心させようと、笑みを作るが痛みのせいでぎこちない顔。]
あいつさ、後ろ足が悪い白い狼 ――――だったぜ…
(26) 2010/08/09(Mon) 18時頃
|
|
何で、って言ってもなァ…俺が弱ェからだろ。
[たははと苦笑いを浮かべてから、簡単な治療は素直に受けて]
――― 謝ンな。
俺はソフィに何かあったら嫌だったンだよ。 あんな事言われなくてもきっと、来てたぜ。
[ソフィへ向ける瞳は頑固もの同士のぶつかり合いとなり 向けられた問いには頷かずのまま肯定。]
…、…してたよ。
(28) 2010/08/09(Mon) 18時半頃
|
|
おぅ。
[揺れかける瞳に気付けば、短い返事と笑顔を向ける。]
簡単にくたばらせてたまるかってンだ。
[それから受け取った薬をぽっけにしまい その手でソフィの頭をわしゃわしゃと撫でまくった。 それから手を離せば、自身の証を視界に入れさせてから]
間違いなく『証』だろうよ。
(30) 2010/08/09(Mon) 18時半頃
|
|
[神子も自分で選んでいる事は納得できる話で笑みが浮かぶ。
それから――― 傅くソフィに驚いた表情を浮かべるけれど 声は出ず、ただ それを見守るように沈黙を暫し守る。
目の前の光景はまるで神聖な儀式みたいだった。 周囲に人はいたはずなのに、その時だけは見えなくて 立っている地面から優しく包まれていくような加護。
小指の白い花は、懐かしい思い出を甦らせてくれた。]
サンキュ。 ――― ン、…もっかい寝ろ。
[左腕の痛みは引かずのままで、そこだけ激しく脈動しているのが解る。背の花を見せたまま見送られるまま診療所まで歩いていった。**]
(34) 2010/08/09(Mon) 19時半頃
|
|
― 診療所 奥の部屋 ―
[左腕の傷の治療の後 寝不足が募ったせいもあり深い二度寝となった。]
ンぁ?
[どんどん、と激しく戸を叩く音>>47に寝ぼけ眼をひと擦り]
――― ッ痛 …
[左手で無意識に擦れば傷がずきりと痛んだので ロミオの治療の上にソフィの薬を上乗せして塗った。
くあ、と大きな欠伸をしてから診療所へ続く裏口の扉を開いて]
ロミ爺ー、急患かァ? 何か手伝… ――― グロリア?
(53) 2010/08/09(Mon) 23時頃
|
|
[妹だと思っている彼女の姿を見れば まだ生きていると胸を撫で下ろしながらも 胸元に預かった『証』の事を思い出せば心境は複雑で]
…?
朝っぱらからやってくるとは どっか、具合悪ィのかァ?
[どかりとグロリアの横の椅子に座れば、彼女の顔を覗き込む。]
(57) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
|
|
[椅子に座ったまま、ロミ爺の言葉に頷いて]
ああ、グロリアも同じ時期にこの村に来てたんだ。 正確に言うなら…俺ら兄弟―――全員、だな。
[ポーに兄と名乗らなかった事は言わずのままだが 妹たちとの面識が既にあった事は解るように伝える。]
(58) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
|
|
え゛ …茶ァ? お湯入れりゃァいいんだろ、要は…
[ロミ爺から茶葉を受け取れば立ち上がり、火器の傍へと行ってとりあえず湯を沸かす。その間に、ポットに茶葉を(08)杯入れた。
耳の端で彼らの話を聞きはしてもいまいち良く解らない。]
おわ、っと
[話を聞いていれば湯が沸いたのでどぼどぼどポットに注いでから、すぐにカップへと注いでいった。 そしてそれをロミ爺の前に置いて、次にグロリアの前に置きながら]
一昨日、グロリアは俺の事、「お兄さま」って呼んでたぜ。
(65) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
|
良家の息子 ルーカスは、自分の淹れたお茶がとても渋いことをまったく気づいていないまま、グロリアに言葉を投げた
2010/08/09(Mon) 23時半頃
|
…グロリアが、オス カー?
[けれど確かに口調と呼び名はオスカーのものと類似していて ならば、グロリアは何処に?今、オスカーの体はどうなって?と疑問は絶えなくて思考はぐるぐると堂々巡りする。]
……
[思案顔をしたまま、自分がそれを確かめる術を持っているとソフィの言葉>>2:287を思い出して気づく。]
あ! おい、グ… オスカー。 ちょっと俺の胸ポケット辺りに触ってくれねェか?
[そこにはグロリアの『証』の指輪が入っている場所。]
(71) 2010/08/10(Tue) 00時頃
|
|
そんなへんてこりんな現象、俺…聞いた事ねェぞ? ただ、人狼は―――そんな事しねェんじゃねェかって思う。
俺の知ってる奴は、って限定されちまうけど…
[ベルの鐘の音を鳴らす女性の人狼を 強くて芯のあった大好きなあの黒い人狼を そして、―――あの 足を引きずっていた白狼も]
人狼かどうかはともかく、今目の前にいるグロリアが 本物かどうかは …確かめられるぜ。
ま、見てな。
(77) 2010/08/10(Tue) 00時頃
|
良家の息子 ルーカスは、ベテラン医師 ロミオの茶の感想だけは聞き流した。
2010/08/10(Tue) 00時頃
|
[触れようとすると『証』が拒絶するように熱を発するような感覚を発して ―――胸元に焼け付く痛み。]
っ
[片目を瞑ってそれを堪える。 そして、目の前の彼女の反応を確かめれば]
何が入ってるかは企業秘密だけど ここに触れンのは ―――― グロリアだけなんだ。
つーことで、ロミ爺。 どー思う?
――― てか…これ、病気かァ?
(86) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
|
|
どちらかってーと、魔法とか魔術か何かかねェ。 俺にはさっぱりな世界なわけなんだが…
[肩を大袈裟に落としてから]
とりあえず、こいつはグロリアじゃァ ない。 それしか解らねェな。
[一仕事終えてから無意識に淹れた茶に手を伸ばし 思いっきり咽たのは自業自得。]
(93) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
|
|
あー… 今日は自警団員が、やられたな。
[それからこの場にロミ爺とオスカーだと思う奴がいるのを確認してから]
ソフィの家も狙われたよ。
―――― 白くて後ろ足を引きずった 人狼にな、…
[それは案に誰かを連想させるように ゆっくりと伝えて]
(95) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
|
|
[口の中がまだ苦くて渋くて、そんな表情をした。 ロミ爺の表情の変化には気付けずで]
とりあえず、今のオスカーがどうなってンのか ソフィんとこ行って確認してくらァ。
[席を立てば玄関の方へ歩み始めて]
(100) 2010/08/10(Tue) 01時頃
|
良家の息子 ルーカスは、良家の娘 グロリアも一緒に来るなら止めはせず
2010/08/10(Tue) 01時頃
|
[妹らしからぬ笑みは ―――
昔、オスカーと一緒に木登りをして遊んでいた時に 誤って落ちた彼が見せた笑みとどこか似ていて]
…礼はいらねェ。
[診療所を出れば、広場を通って雑貨屋へ向かう道を選び]
(102) 2010/08/10(Tue) 01時頃
|
良家の息子 ルーカスは、店番 ソフィアから今度、茶の淹れ方を聞こうかなと思いながらグロリアと歩いていけば
2010/08/10(Tue) 01時頃
|
― 広場 ―
…ポー、…
[見つけた少女の姿に、思わず立ち止まる。 ソフィが少女もまた『証』を持っていると言っていた。
とくり、と右腕の腕輪が脈打つ感覚。]
…俺、ポーと話が あるから 先にソフィんとこ行ってていいぜ。
後から行く。
[共に広場までグロリアが居れば、そう伝えて]
(106) 2010/08/10(Tue) 01時頃
|
良家の息子 ルーカスは、広場にいるオスカーたちにはまだ気づいてはいない
2010/08/10(Tue) 01時頃
|
― 広場 ―
[他の人に気付けなかったというよりは 幼い妹しか見えてなかったのかもしれないが
ベンチに腰掛ける姿が見えればそちらへ歩みを進める。]
よ。
[昨日ぶり、と言うようにポーチュラカへと歩み寄り とくりと脈打つ腕の証は共鳴するかのようにも思えた。]
…ちゃんと眠れたか?
ン、ぇと…さ ――― その、
(122) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
|
|
[口の中の渋みを消すように、唾を飲んだり咳払いを無駄にしてから冷えた手を握り覚悟を決めたような顔つきで]
自己紹介まだだったよな! 俺は、…――― 俺は、ルーカス。
タイミング逃して言えなかったンだ。 ポー、お前の 兄貴だよ。**
(123) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
|
|
― 広場 ベンチ付近 ―
元気ねェな。 何かあったら一人で悩まずに 診療所来いって言ったろォが。
[眠いせいでぼぉっとしているのかと勘違いしつつも 一世一代の大告白がこれでもかと聞き流されていて
ふ、と表情を綻ばせて笑う。
名を名乗られれば、ン、と小さく頷いてから 姉を探して涙ぐむ下の妹の顔を見れば、足を曲げて ベンチにすわる妹と視線の位置を同じくして]
ポーの姉ちゃんてグロリアだろ?
(159) 2010/08/10(Tue) 09時頃
|
|
さっきまで診療所で一緒に居たんだけど オスカー探しに雑貨屋に向かってンじゃねェかな。
[果たして彼女がグロリアかどうかでは否。 そして彼女がまた診療所に戻っているとは知らずのまま]
ン、ただ…なんつーかさよく俺にも解らねェんだけど 今のグロリアにはオスカーの魂が宿ってるみたいな感じで 本当のグロリアではない、っつーか…
まあそんな、不可思議な現象が起きちまってるみてェなんだ。
(160) 2010/08/10(Tue) 09時頃
|
|
酒場で…?
そういや、昨日… ――― アイリスとかいう変な女がそっちに向かって…
生憎、未だ酒を飲める歳じゃあねェからさ フラン姉に会う用事でもなきゃ行かねェかな。
(161) 2010/08/10(Tue) 09時頃
|
|
…、…
[ふと、そこでしゃがんだまま黙する。 何かが引っ掛かった。
人の中が入れ替わるなんてあるわけがない。 けれど、あったとすると今のグロリアはオスカーだ。
そして昨日のアイリスは――――俺に、何て言った?]
…… そんな馬鹿な話、 あるのか?
ぽこぽこ人の中味が入れ替わるような術が 毎日毎日起きるようなことがあったら 他の村で起きたとしてもちょっとした騒動にならァ…
[ぶつぶつと小声で呟いていれば、首を傾げる妹の姿が見えて]
! ―――…あ、悪ィ。 俺もぼーっとしてた。
(162) 2010/08/10(Tue) 09時半頃
|
|
[再び思考は堂々巡り。
唯、ひとつ ―― アイリスが今 どうなっているのか。 それを確かめる必要がある気はしていた。]
ポー。
[髪の短い妹の髪をそっと優しく撫ぜ下ろす表情は柔らかく 今度はちゃんと視線がこちらを見ているのを確かめてから]
俺はルーカス=オルグイユって言うンだ。 不思議な事に、ポーの兄ちゃんと同姓同名で
正真正銘の ポーの兄ちゃんなんだぜ。**
(163) 2010/08/10(Tue) 09時半頃
|
―広場―
〔不安定な『モノ』は、ようやく白濁した白い人の形になり、オルグイユの村を彷徨う。〕
――気づいて。
〔ともにベンチに腰掛ける兄と妹。 どうか、気づいてほしい。〕
……
〔差し伸べた半透明な手は、何も触れることもなく、透けたまま、二人を抱きしめていて*〕
|
― 広場 ベンチ付近 ―
おう、こんにちは。 いい女になったなァ、ポー。
[とくりとまた脈打つ右腕の証。 じわりと熱をもつ胸元の証。 少女の首の証に、遅い気付き。
萌葱色の瞳は緩やかに弧を描いた。]
まだはっきりしねーけと …今のグロリアはオスカーかもしれねェって事かな。
そーだ。それと、
[ごそりと背負った靱の中から無理やり丸めて入れておいた大きな本を取り出し]
これ、読める範囲で読んでおけ。
(168) 2010/08/10(Tue) 12時頃
|
|
サイモンが大事に持ってた本で… 俺らが知っておかなきゃいけねェことが書いてる。
[大精霊の頁を開いてから、特にここ読んでおけと伝え]
どんな偶然の風の吹きまわしか知らねェけどさ 俺ら兄弟は大精霊の証を持ってンだ。
ちなみに俺は、これらしいぜ。
[勇気の精霊について、整った字でびっしり書かれた場所を見せもした。]
それからな…
ポー。この村は今、人狼に狙われてる。 それは10年前の…お前が生まれた年にあった事件のせいなんだと思う。
その事件で沢山の 人 が、死んだんだ。
(169) 2010/08/10(Tue) 12時頃
|
|
俺らの両親もそこで人狼に殺された。 けど、俺らの両親は人狼を殺した。
……憎しみによる復讐が今、起きてンだとしたら ポーの兄貴はそれを止めたいって思ってンだ。
俺は ――― 人狼のこと心の底から憎いなんて
…もう、思えねェからさ。
(170) 2010/08/10(Tue) 12時頃
|
|
けど、人狼が…この村の誰かを殺そうってンなら 俺は ―――そいつを殺してでも、止める。
手加減してたら、こっちがやられちまう相手だからさ。
…
……
[ずっと真面目な面持ちで語りかけていたけれど 不意に眉を下げて困った顔になっていく。]
悪ィ。 一気に喋りすぎた。
せっかく、また…会えたのにな。
(171) 2010/08/10(Tue) 12時半頃
|
|
あちッ
[胸元に入れていた証が何かを必死に訴えているようで 右腕の腕輪がぎちりと締め付けてきていた。]
…なンだァ?
(174) 2010/08/10(Tue) 12時半頃
|
良家の息子 ルーカスは、突然、話しかけてくる大精霊の声を 聞いた
2010/08/10(Tue) 12時半頃
|
[その 声 は訴えていた。 証を持つ者に何か異変があったのだと]
――――――――… ポー、一緒に来てくれ。
[ベンチに座る小さな少女の手を引き寄せようと手を伸ばす。 手を取ってくれれば共に走るつもりで、他に用があるならば止めはしない。
自分の右腕も くん、と引かれる感覚。 それに逆らわず ―――― 走ればやがて見えるは診療所で**]
(177) 2010/08/10(Tue) 12時半頃
|
―ありがとう。 気づいてくれた。
……お願い。 守って。 私の代わりに。
大切なもの、大切な人を。
〔魂は兄の後ろを点滅しながら追いかける。時折妹を心配して振り向いては祈る〕
ティナさま…… ご加護を。
どうか、 二人を守って。私の代わりに……
〔祈りに呼応する証の石は、点滅を繰り返す。〕
|
― →診療所 ―
[それはおそらくグロリアよりも先に辿て着いて ポーが共にいれば手は繋いだままでいただろう。
扉を開けばまだ消えない血の匂いに思わず腕を口元に当てて眉を顰める。]
ロミ爺ッ…何が―――!**
(184) 2010/08/10(Tue) 16時半頃
|
〔大精霊を目覚めさせた心のもとへ 証が還るなら 一瞬の強い輝きを放ち、その指へおさまる。〕
〔心と魂が現世に留まる間、石は微かに死者の心を映し、死者が旅立てば、ただの石へ還り 再び沈むのかもしれないが〕
|
― 診療所 ―
[ポーと共に診療所へ入り、目にしたのは死体達。]
これ、今日やられたっていう自警団員…―――
そっちは、… ッ
[それから アイリスの死体を知らされる。]
こいつだけ 外傷 ―――少ねェんだな…
(191) 2010/08/10(Tue) 22時頃
|
|
――― わァってらァ。 ロミ爺は医者だからな。
[溶かした語尾に被せるようにわざと大きく言葉を返し]
ロミ爺は…こう、中身が変わるって話を 病気の話以外で聞いた事ってあるかァ?
こう、いまいちよくわからねェんだよな。
[胸元のポケットの端を摘んで中を見れば そこにあった指輪の先の宝石が石のようになっているのが見えて]
…… 、……。
いや、無力なわけあるかよ。 ロミ爺はその手でたくさんの人を救って来たじゃねェか。 救えなかった人もいたかもしれねェ…。 だけど、 けど、それは 俺も同じ事だ。
(193) 2010/08/10(Tue) 22時半頃
|
/* 訂正 を受けて。*/
〔エネルギーとなる心の拠り所を失った愛の精霊は石となって沈み、証は石へと還った。〕
〔再び愛の心がどこかに目覚めるならば、精霊はまた甦る……のだろうか?〕
|
大事なのは救おうと手ェ伸ばす事だろ?
解ってンのに何もしねェより 最善尽くせって、話さ。
―――… それでも、救えなかった奴はいるのが現実だ。
だから俺は、そいつの事は忘れねェ。
[絶対に、と小さく呟いて]
(196) 2010/08/10(Tue) 22時半頃
|
|
こンなん、かすり傷さ。
[左腕の爪痕は治療は済んではいたが 見れば怪我をしているのが解るだろう。
勿論、まだ痛いのだけれど。]
…無力なんかじゃねェよ。 シスカ姉がンなこと言うなんて柄じゃねェぞ。
ん?何を…?
(198) 2010/08/10(Tue) 22時半頃
|
|
―――さァな。
俺は神様でもねェただの人だから解らねェよ。 つーか、昔から頭脳派でもねェのに俺にンなこと聞くな。
それに、これらが神様の仕業だとしたって俺には関係ねェ。 俺は、俺で 自分の意志で行動してンだ。
俺の内側まで神様に支配なんてされてたまるかってンだ。
[ここ神様が本当にいても天罰上等な口調で]
…そうか。
[アイリスを含めて診療所内に向けて瞑目していると背後からグロリアの声。]
おう、ロミ爺ならこっちにいるぜ。 で、オスカーとは会えたのかァ?**
(202) 2010/08/10(Tue) 23時頃
|
|
情報、か。
―― 昨日の夜にポルクスっていう人狼とやり会ったぜ。 そいつは、…狼なのに首輪つけてて
それから、後ろ足に怪我してた人狼だった。**
(207) 2010/08/10(Tue) 23時頃
|
|
人狼が人間に飼われるもンか。 ……ポルクスだったんだ、尚更だ。
[肩を落としながらそう言って 背後からの音に驚き振り返る。]
――― オスカー!大丈夫か?
…、…オスカー、だよな?**
(218) 2010/08/11(Wed) 00時頃
|
良家の息子 ルーカスは、良家の娘 グロリアの姿をしたオスカーに右手を伸ばした
2010/08/11(Wed) 00時頃
|
― 少し前 診療所 ―
[倒れたグロリアの体を運ぶのを手伝いながら]
………「中心」、か
[見えない何かに翻弄されている感じがしてもどかしい。]
仮説だらけでピンとこ…――――
(258) 2010/08/11(Wed) 04時半頃
|
良家の息子 ルーカスは、店番 ソフィアが来れば顔を向けたが、その様子を見れば笑みは消えた
2010/08/11(Wed) 04時半頃
|
―――…ソフィ、 …大精霊は器のでけェ奴だよ。
[手に持つ凶器が見えれば、眉をしかめて唇を引く。 魔女と聞いてもピンとこなくて思考するよう視線を彷徨わせれば 窓の外に枝を引きずるオスカーの姿を見つけ]
オスカー…
[ぽつりと呟いた。 そのまま窓の外を見て目で追う時間はなく]
(259) 2010/08/11(Wed) 04時半頃
|
|
[『ルゥ』と名を呼ばれ萌葱色の瞳を向ければ ソフィがする事は見て解った けど
他の人が動かずとも]
覚悟決めたような口振りのくせに ―――手ェ震えてンじゃねえよ!!!
[眼前で繰り広げられる事を黙って見てるわけはなく]
……、…っ
[剣を抜いて、グロリアを庇うように2人の間へ割り込み 儀式用のナイフだけを振り払おうと――――]
(260) 2010/08/11(Wed) 05時頃
|
|
赦す赦さねェはなァ、人様に指図されてするもんじゃなく そいつがうんと悩んで苦しんで、決める事なんだ よッ!!!**
(261) 2010/08/11(Wed) 05時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る