人狼議事


270 食人村忌譚

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[けれども、これで良い。
私が彼を、彼が私を殺したことは明白だ。
禁忌を犯した下手人など、
村を裏切った罪人など、赦される必要はない。

そうは思えど、事切れた姿に背を向ける。
目を背けるように。

罪悪感など、後悔など。
今となっては、どうしようもないことだ。]


【人】 FSM団 ミナカタ

[『皆を騙り続ける』“ミナカタ”の名を継ぐもの。
村という群れを守る為に不要なものを間引く役目。

今はもうこの村自体が不要なのだ。

それなのに、何故丞に忠告したのか]

 毒なんかでしんだら。
 家畜の、えさにならない、だろ?

[それが本心かどうか。
誰が俺の心の中を見抜くことが出来る?
俺は俺を食う家畜の数を減らす事に集中する。
その殺意が、掴んだ鍬を迷いなく丞の背に
振り下ろそうとするが。

江津子の抵抗に刻まれた肩の傷の痛みが
一撃で彼の脳天を砕くことは叶うまい*]

(17) 2017/12/02(Sat) 22時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2017/12/02(Sat) 22時頃


メモを貼った。


 ( 兄さん……

     ………兄さん……──────)


[兄の重みを感じながら。
 炎の熱に焼かれる前に、意識は途切れた。
 精一杯、せめてその背に回そうとした手は、届いたか。

 たったひとりに、一欠けらだけ食べられた身は、次の命を得ることができるのだろうか。
 その時はまた、あにおとうととして生まれることができるだろうか。
 もしかしたら、一人分には足りないから、ふたり一緒になるかもしれない。
 それもまた、悪くない。

 なんでもいい。
 いっしょならば、なんでも……………]


[風が吹く。
旋風が、人の形を作って
事切れた方の私の頭を撫でる。

最後に見た姿とは違う、幼い頃のもの。
そそっかしくて手が掛かる、
けれども、誰よりも優しい
自慢の妹の姿がそこにあった。]

 ゆり。
 私、がんばったよ。
 下手人のひとりも、やっつけたんだよ……。

[けれど、守りたかった村には、
その中には、もう、
妹は生きてなどいないのだ。]


 ……なんで、どうして。

[ただ、平和な、“いつも通り”が
欲しかっただけなのに。
どうして、こうなってしまったのだろう。

小さな妹の背に縋り付く。
ぽろぽろ、堰を切ったように
流れる涙も、空気に溶けて、消えていく。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


―     ―

 ………………。

[途絶えたはずの意識が、不意に戻った。
 身体が軽い。炎の熱を感じない。
 なにより、もう十年以上ぶりに、杖もなしに己の足で立っていた。
 いや、これは”立って”いるといって良いのだろうか。

 真っ黒く焼け焦げた、兄と、己だったものが、そこにある。
 まるで、大きな泥団子のようだと思った。
 嗚呼そうだ、いっそ本当に、泥のようにふたり混ぜこぜになってしまえばいいのに。]


 兄さん。

  ……兄さん……。

[兄も……兄の魂も、そばにいるのだろうか。
 黒い泥団子の前に佇んだまま、静かに呼び、その姿を探した。*]


【人】 FSM団 ミナカタ

 ああ、食ったさ。
 かちくと人間の味のさ、確認しとかないと、な。

[食ったのかと問う丞への答えを出したのは
皆が知るミナカタではないだろうが。
知ったことではない。
単純に、不要になった“ミナカタ”を棄てただけ]

 何抵抗してんだよ。

 一思いに頭かち割ってやれたのに。

[狙いを外したつもりはなかった。
肩の傷が痛まなければ。
口にした毒が集中力を欠けなければ。
進の血糊が手を滑らせたか。
考えるのは後回しだ。

動けるうちに、1匹でも多く、殺さなければ]

(21) 2017/12/02(Sat) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 それとも、死ぬなら自分の研いだ刃で 
 裂かれたいか?

[それを寄越すなら、首刈ってやるぞ、
べったりと血化粧を纏った唇を弧に歪め。
本来ならそのまま押し通すことも出来た足元は
血で滑り、押し返す力を許してしまう>>19]

 俺はミナカタだよ。
 あんたらが、知らないだけだ。

[お前と呼ばれても、唇の形は変わらない。
殺したのかと言われても]

(22) 2017/12/02(Sat) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 知ってどうする?
 いえるのは、あんたは俺にころされる。

 それだけ知っておけば。

[いい、と鍬の柄を両手に握りしめて。
距離を縮める危険性よりも、
逃亡の阻止を選ぶ。

ぐ、と踏み込んで的の大きい胸や腹を
殴ろうと振り下ろす*]

(23) 2017/12/02(Sat) 23時頃

―集会所/弔いの場―

[言葉は次々と変遷していく
 『約束』、『約束したかった』
 『未練』、『言って欲しかった』

申し訳ありません
首を絞められていると、何も言うことはできないんです

[苦笑しながら相槌をうつ
 小指と、約束と、生者が紡ぐ言葉の繋がり
 殺されながら、次々と受け止めていた言葉に対し、
 感じたことは多々あった
 けれど、言って欲しかった内容については、
 心当たりはなかったから、
 自分ではうかがい知れぬことなのだろうと見切りをつけた
 もっとも、求めるものがあったならば、
 そう言葉を交わしてくれればと、思ったりもしたけれど
 もうそんな仮定をしたところ、意味はなにもないのだから]


ミナカタが食べるのを見ながら、幽体の小指を何となく擦った


[リツと志乃に振舞われる、
 抜け殻となった2つの死体
 毒を受けても、時間をかけても、
 僅かになってでも仕込まれた肉に、目を細める
 毒の詳細や腑分けの経緯などは分からずとも、
 ゆりの体には多くの手が加わっていたのだろうと感じる
 それが、ありがたくも、愛おしい

 思えば、この村にきて最初に食べたのも人肉だった
 教会で禁忌とされた食人行為を犯したことで、
 しばらくは、自分は地獄に落ちるのだと悶え苦しんでいたものだ

 けれど、村の因習の中で、
 もっとも早く受け入れられたのも、この弔いだった]


[腕の肉を求めたリツは、
 その心中になにを思っていたのだろうか
 死の予感を抱いているだろう志乃は、
 何を思い、なお食らうのか

 それは、江津子が窺い知れることではないけれど、
 やり方は違えど、他者の死と向き合うという意味では、
 故郷とさほど変わらないありようだと感じたからだ
 死者のために時間と気持ちを費やしてでも、
 弔いの作法を通じて、生きている者たちの明日へと繋ぐ

 外と、何にも変わりはしない
 もっとも、その場で抱く胸の内は、
 言葉を介さなければうかがい知れぬ、
 人それぞれだとは思うけれど]


そうですね そういう運命にあるのなら、
ぜひ、またお会いしましょう
できれば、時間が経ってから

[リツ;15にそう送ったところで、
 ここにいる面々も2つに分かれた
 少し、思案した末に、
 ミナカタと丞の方へとついていく]

風が、ふいていますね

[相討ちた2人の決着にも、
 炎に飲まれた兄弟の行く末も知らぬまま
 ゆっくりと集会所を後にしたのだった*]


リツに、「3日連続恐れ入ります」と勘違いのまま


メモを貼った。


【人】 FSM団 ミナカタ

 へぇ。そりやうれしいね。
 殺し合うなんて。

(33) 2017/12/03(Sun) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[丞がどれだけの覚悟を搔き集めているかなんて>>24
関係ない。
だが家畜が獣になったのだと、それだけは確信出来た。

殺した理由を言葉にしない唇はにぃと笑ったまま。
既に殺すために殺すとでも言うように]

(34) 2017/12/03(Sun) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 いいかくごだよな。

[毒自体は少量だったのだろう。
だが痺れは唇から顔にも広がり、
表情の制御は出来なくなっていた。

泣いているのか笑っているのか判別付かぬ顔。
丞の胸を突くことが出来たかわりに、
鉈が振り払われた。

俺の中では避け切れたはずだった。
だが痺れが広がった顔では気付けない。
耳がすっぱりと斬り落とされ、ぼたぼたと
首から肩まで赤く染まっていく]

(35) 2017/12/03(Sun) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ああ。食べてやるよ?
 食べ物は粗末にするなってさんざんならった。

 とくにあんたからもらった野菜も、柿も。
 旨かった。

[家畜は食べて当然と返しても、
それが彼が望む答えとは限らないだろう>>25
それでも俺の中の偽りない言葉なのだ。
ただ、そこに弔いなど因習はない。
彼の作った野菜や米と同じものだ。

あの人の、指だけは……少しだけ違った、だけ]

(36) 2017/12/03(Sun) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 なんだった? まぁ、愛着は、あった方かもな。

[搔き集める覚悟が足りないのか。
彼が望む“ミナカタ”なら、彼の悲痛な言葉>>26
なんと返してやるのだろう。
考えたことも無かったと、鉈を失った
男の頭を横から鍬の風呂の部分で殴りつけようとする。
足元は血溜まりから変わらぬまま。
滑れば踏ん張りも利き辛い。

一度振り払おうとすれば途中で止めるのは難しく。
懐に隠された刀に気付いても、
すぐに詰めた距離を離すには難しい*]

(37) 2017/12/03(Sun) 00時頃

―神社―

ごめんなさい……

[儀式の代行者を務めた容と、疑りを抱いていた進
 重なるような2人の遺体を目にして
 おおよその出来事は察することができた]

しっかりと任を遂行できていれば、
お1人で危険に晒すことは、せずにすんだかもしれないのに

[容に語り掛けながらも、進の遺体へと視線をよせる
 その様子は、少なくとも、己が運命を受け入れる姿とは、
 見ることができなかったような気がする
 仮に演技であったとしても、
 あの日の表情とはほど遠く感じる
 たとえ下手人であったとしても、
 その姿もまた痛ましく、自然と両手が組まれていく]


ごめんなさい 責任を負わずに、逃げてしまって
あなたを1人――――――――

[続きの言葉が紡がれる前に、風を、感じた
 風はやむことはありません
 空気に深みが増していくのを、感じます
 じっと混ざり合う何かに触れて、
 そうですよね と少し寂しく微笑みます]

1人では、なかったんですよね
離れても、ずっと

[そう思って目をつぶるのは、身勝手な贖罪に逃げ込もうとしているからか
 背後で、何かがぶつかる音がする
 争う声も、混じっている
 たとえ、身勝手な贖罪だとしても、感じていることに偽りはなく]


家畜ではありません

[伝えた言葉は、ミナカタに対して]

家畜は心配や狼狽を殺してまで、
巫女としては立ちません
危険を賭して、敵わぬ相手に1人
立ち向かおうともいたしません

[それに、と口にする続きは、
 江津子にも感じられたかどうか、
 分からない光景だったかもしれないが]

離れていても、互いに思いあえる姉妹の姿も、
家畜の在り方とは思えません

[新たな殺し合いへと進む背後を見やり、呟いた]


それすらも、家畜と感じてしまうのでしたら、
ミナカタさんのことを、寂しく思えてしまいます

[目は伏せたまま、殺しあう姿は、
 これ以上は、もう見ない]

もし、変えることができるなら、
もう、終いにしませんか 人間同士の殺し合いは**


【人】 FSM団 ミナカタ

[今度こそ鍬が獲物を捕らえたのだと
握った手の感覚で判る。
ぐらりと崩れそうな身体>>38
足元がしっかりしていない事が口惜しいと
同じく舌打ちして]

 案外頑丈だよな、まだ死なない。
 気絶した方が楽なのにな。

[俺が殺したいのは人間だが、これはこれで愉しいと
笑顔を貼り付けたままもう一度鍬を振るおうとしたが]

(40) 2017/12/03(Sun) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ぐああああああっっ!!

[まだ頭も定まっていないと油断した。
突然身体がぐらついて、踏ん張る方に
意識が向いた瞬間。

右目が燃えた。

鈍色など見えなかった。

赤い色と漆黒の闇。
そしてただただ熱い液体が顔を流れる。

目を潰されたと気付かず、しかし、すぐに殺せると
踏んだ丞に反撃されたのだと理解した瞬間。
頭が一気に沸騰した]

(41) 2017/12/03(Sun) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 この野郎がああ!!!!

[がぁと吼えると同時に、目を押さえ
数歩下がると同時。
肩の痛みも忘れて鍬を勢い付けて振り下ろす]

(42) 2017/12/03(Sun) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 殺す殺す殺す殺す!! 死ね死ね死ね死ね!!

[片目の上に、毒のせいか部屋が暗く感じるせいで
目標ははっきりしないまま、それでも動く気配を
頼りに振り下ろしていく*]

(43) 2017/12/03(Sun) 00時半頃


…… かかさま。

[続けて聞こえた声。明瞭な輪郭を持っていく視界。見えた姿に、娘はそう呼ばわりを口にした。死する手前と、同じように]

……いっしょ。
みんな、いっしょ。

[言葉を重ねるように呟く。
 ふ、と。にこりと、嬉しそうに微笑んで]

私、 しあわせ、 だよ。

[その幽かに、抱擁を返した**]


[己には子がいない。
 女と関係をもったことは幾度かあるから、もしかしたら、どこかで知らぬうちに生まれているかもしれないが、おそらくは相当薄い。
 なにせ、初めて女を抱いた頃には、もう脚を病み始めていて、ろくに相手を満足させることができなかったし、それ以前の問題として、こちらがあまりまともに勃たなかったのだ。
 勃つには勃っても今度は、精を放つまで至らなかったり。
 それらは、己の脚が不自由で、女のほうに事を委ねることが多かったせいだと。]


[──────そうじゃないと気付いたのは、いつだったか、兄に、世話をしてもらった時のこと。
 女相手にはやたら時間を要したくせに、兄とだと、いとも容易く達することができた。
 触れられ慣れているからだ、なんて思いもしたけれど、そんな程度の感覚ではなかった。

 兄に対し、己は、明らかに、情欲を抱いていた。
 どこまでも卑しくて、どこまでも純粋に。
 胸の奥底で、兄だけを求めていたのだ。

 そんな、馬鹿げた感情を。
 兄は、どこまで気付いていたろうか。

 ただ少なくとも、拒絶はされていなかった。

 故に。
 依存は……歪な愛は、より深く…………**]


FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2017/12/03(Sun) 01時頃


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