26 Fairy Tales Ep.4
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この身体はオスカーのものだし生き延びないとだ ミミックも… 僕は君を護れる程に強くはないけど気をつけて
此処にあるもので必要なものなら使っていいから 嗚呼、でも生き延びたらお代は請求させてね
[宿題を覚えていたのかと問われればこくりと頷いて、 束の間は内容を語っては貰えぬかと見詰めもしたか]
…
狼になるまでは不用意に近づかないのも手かな 僕は元々殴りあいや斬りあいなんて出来ないけどさ ありがと 少し考えてみるよ
(89) 2010/08/12(Thu) 01時半頃
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双生児 オスカーは、店番 ソフィアの手にする本を見詰めてきょとりと瞬いた。
2010/08/12(Thu) 01時半頃
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物語を集める… 事実は小説よりきなりってヤツ?
死んで欲しい訳では全くないけどさ 人から人へ移る事すら叶う君は きちんと死ねるのかも僕は心配だよ
[テッドの様子を想い返してか眉を下げて、 商品棚へ向かえば取り出す幾つかの商品]
お代の心配がないなら大盤振る舞いしたいけど うちは半分薬局だからね
攻撃よりは防御に特化したものが多いかな
[魔力の蓄えられた宝石や目くらましの霧を出す小瓶。 先に姿を映した鏡は魔力を注げば写る者を縫い止める]
証…其の本も攻守両用だったりするの?
(94) 2010/08/12(Thu) 01時半頃
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双生児 オスカーは、ミミックの持ち帰った木の枝を手に取り、ばらした足枷で杖を組みあげた。
2010/08/12(Thu) 01時半頃
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わあ… 魔法のお茶の淹れ方も覚えたの?
[室内でひとりでにページの捲られる本を前に、 瞳を見開いてあげる感嘆の声。 けれど面持ちは直ぐに平静を取り戻す]
もっといろいろ訊きたいけどそろそろいくよ ミミックも準備が出来たら動いて 此処にあるものは好きに使っていいから
…酒場に戻ってるかな
(102) 2010/08/12(Thu) 02時頃
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ふふ、じゃあ魔法のお茶は企業秘密にしておこう またのみに来て貰えるように
うん、ありがと ミミックも気をつけてね 火事なら診療所にはもう人手が向かってるかな… ルゥの背中を追い掛けるのには飽きちゃった だから偶には他へいってみる事にするよ
[ソフィアに囁き内側から開けど鳴らぬ扉を押し開いた]
取り敢えず約束を果たしに酒場へ向かおうと思うんだ 途中で彼女の居場所が判ったら教えて貰えるかな?
[繋ぐ手は此処にある筈なのにオスカーはいないから、 首を傾げてソフィアを見詰めても両手で*杖を握って*]
(111) 2010/08/12(Thu) 02時頃
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ン… そうだね
[酒場へ向けかけた歩みを止め組みあげた杖を少し崩す。 足枷の鎖ひとつ分の指輪に口唇を添え籠める祈り]
大地は繋がってるからね 僕の友達が声を聴き届けて呉れる
大丈夫 仲良くするようにいっておいたから ルゥに危害でも加えない限り害はないよ
[ソフィアの左手を取り簡素な指輪を、 人差し指にはめる土の証の欠片を託して別れた。
そう遠くもない酒場へ似つかわしくない姿が向かうも、 口約束>>1:302が今さら果たされるか*定かではなく*]
(115) 2010/08/12(Thu) 02時半頃
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―回想:より続き―
〔燃え広がる炎。 その中に立つ茶褐色の女性の姿〕
……やめて! やめてよ!
〔叫ぶ声は届かない。兄と妹を庇うように、魂は女性の前に立ちはだかり〕
……
〔逃げる兄と妹を振り向き、後を追う。〕
〔テッドが駆けつけたのが見える。〕
………… どうしたら、 気づいてもらえるのかな
〔愛されていることに、心の扉の鍵は開いていることに。〕
〔あとは彼が勇気をもって扉を開き、希望を掴むだけということに〕
…… そんなにも、あなたの心を縛り付けているものは何?
〔去って行こうとするテッドを抱きしめて、囁く声は生者には聞こえない*〕
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― 酒場 ―
[明け方の酒場は数日の騒ぎに怯え酔い潰れた客と、 店仕舞いをするマスターくらいしかいない。
友達が届けて呉れるソフィアの声に振り返るも、 不似合いな姿はカウンターに腰をおろしスープを待つ]
ありがとうございます… フランシスカさんの踊り観てみたかったんですけどね きっと働き者だったんでしょうね
いただきます
[店内を見回し両手でスープカップを包めば掌に温もり。 一口を味わい眉を下げてマスターと交わす眼差し。
店にいないフランシスカの話題は既に酒場にも届いて、 マスターにぽつぽつと語られる今までの姿]
(122) 2010/08/12(Thu) 13時頃
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…
僕も此処にあった全部が演技だとは思いません 演じるにしても本質を違えれば仮面は長く被れない フランシスカさんはきっと―――…
[飲み干したカップをカウンターにおいて、 代金を添えようとしたらお代は必要ないと云われた]
僕は間違えてしまいました 其れは切欠に過ぎずとも引き金をひく結果となった 時は戻らなくてもせめて今からでも止めます お話が聴けてよかったです …ご馳走様でした
フランシスカを殺しに行きます
[証の絡む杖を手に酒場をあとにして向かう先。 明け方の空はあかく燃えて焔の揺らめきは未だ残る]
(123) 2010/08/12(Thu) 13時半頃
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― 燃える診療所の見える処 ―
みんな消火活動してる筈なのに消えてない… 是は…恨んで貰えるのかな
[墓場で逢った長い髪に証を飾る男を想い出し呟く。 焔に舐めとられていく診療所の中には、 グロリアの亡骸やロミオの亡骸もあるのだろう]
グロリア おじいちゃん… オスカー ごめんね …また傷つけてしまうけど少しだけ僕に力を貸して
[ じゃらり ] [地と水平に構えた杖を握り締めればぷつりと裂ける掌。 足元にあかい魔法陣が浮かびあがり大地が震える。
焔に舐めとられる診療所の風下の地面が隆起すれば、 側面を覆う土壁が更に焔の広がるのくらいは阻むだろう。 燃え盛る焔に瞳を細め口許を引き結び*駆け出した*]
(124) 2010/08/12(Thu) 14時頃
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―― どこ どこ ?
ぼくを奪った中身はどこ…?
止めないと、止めないと、止めないと
『ぼく』を殺してでもとめないと
ぼくは『ぼく』を犠牲にしてでも生き残ってほしいよ ――
[黒い染みに魂の半分を侵されながらぼんやりと形をとる。
うつろな視線をどことなく彷徨わせながら言葉を紡ぐ。
生前の思考が、決意が強すぎて今の思いも浸食している。]
―― 生きてほしい、止めたい、守りたい、殺さないと ――
[崩れてゆく自身の形に何を思うでもなく、意識は*沈んだ。*]
〔溢れていく憎しみが、魂を浸食して行くのを目の当たりにしていた。〕
……… オスカー くん
お願い。 壊れないで。 壊れたあなたを見たくない。
お願い。見失わないで。 あなたの本当の心を。
誰かを守りたいのは私も一緒。 戦うなら一緒に行くから。
〔次は私が誰かを守りたい。 そう決めたから〕
〔オスカーの意識が沈んでいく。〕
消えないで。
〔黒い染みを癒そうと手を伸ばす。染みに触れてその心の理由を知れば、もしかしたら同じ憎しみを背負うことになるのかもしれないけれど*〕
ああ 燃える
ボクの診療所が――――…!!
[痛い と思う事も無かった。
ただ まるですぽんと音でもするかのように
魂が抜けて
燃え盛る小屋が 痛い。]
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― 診療所付近 ―
あれは…っ?!
[ポーチュラカがテッドに腕を引かれて森へ入って行く。 剣呑な気配だが>>135双方に抵抗の意思は見えないか。 燃え盛る焔の中に人がいるならば向かう先は違えずに]
…ミミック! この焔は如何して消えないんだろう…
ポーチュが心配なんだ 直ぐにテッドに其の身体をあげられる?
[ソフィアの姿を見かければ駆け寄って問い掛け、 診療所に近づこうとすれば揺らめく焔の熱に遮られた]
(153) 2010/08/12(Thu) 22時頃
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双生児 オスカーは、焔を見据えじゃらりと杖を水平に構える。
2010/08/12(Thu) 22時頃
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グルジエフ…ッ!
燃え盛る焔の如き熱き大地と成り
マグマをもって加護と為せ
[ じゃらん ] [ トン ] [大地へ杖を突き立てるとどろどろと足元へ溢れる溶岩。 燃え盛る診療所へ向け杖を振れば熱き大地の加護が飛ぶ]
フランシスカも魔法に覚えがあったのかな… 胡椒やたまねぎを料理する普通の火じゃなさそうだね
…ポーチュが危ないかも知れない
(156) 2010/08/12(Thu) 22時頃
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あれだけ盛大に火を扱えるマジックアイテムか 売買には幾らかかるんだかね
品物か無効化の方法の心当たりはある?
[先に裂けた掌へ特製の万能薬を塗り込んで傷を塞ぐ。 常ならばせぬ処置も大切なオスカーの身と想えばこそ]
…あれではとても近づけない ポーチュも心配けど森は広いし友達はルゥの処…
ミミック…君ならテッドの居場所も判る?
(160) 2010/08/12(Thu) 22時半頃
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アイテムなら破壊が可能な気がするんだけど… 媒体が何か判らないと本人を止めるしかないだろうね
[ルーカスを護るマグマは揺らめく焔を阻んで、 どろどろと形を定めず今はルーカスの盾と成る加護。 ルーカスが望めば姿をかえても彼を助けるだろう]
見たところ今は魔法も使えないみたいだし 一緒に来ると危ないよ 僕はミミックを護ってあげられない
指輪で道を教えて呉れる? 是…役に立つかは判らないけど 出来ればルゥを助けてあげて
[ソフィアに渡す宝石は地面に叩きつけて割れば、 幾らかでも使用者の魔力を回復して呉れるだろう]
(166) 2010/08/12(Thu) 23時頃
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…ッ?!
[打ち破られたマグマの分だけ術者へとかえる呪い。 腕を抑えれば足元に更に衝撃を受け片膝をつく。 火災の臭いに紛れじわりと肉の焦げる臭いが周囲に漂う]
長く は…もたない かも なんて―――… 云ってる場合でもないか
[ じゃらん ] [杖を支えに立ち上がりソフィアに向き直り頷く。 マグマはゆらりと震えるも失せずルーカスの傍]
危なくなったら逃げてね ルゥには僕の友達がついてるから
[杖を持つ手の甲でソフィアの頬を擦り踵を返す。 怪我の分だけ遅い歩みで森へと向かった]
(174) 2010/08/12(Thu) 23時半頃
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双生児 オスカーは、店番 ソフィアの言葉を背に受けども、もう振り返らず―――…
2010/08/13(Fri) 00時頃
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嗚呼、オスカーの身体なのに… また傷を増やしちゃった
[杖を頼りに片足を引き歩きながら呟き眉を下げる。 不意に想い出すのは何時も杖の助けを借りていた人]
…歩くのも楽じゃないな 想ってはいても実際になってみるとまた違うや
[服を脱いで薬を塗る時間は惜しくて足は諦め、 腕だけは万能薬を塗り森の中へと歩を進める]
どっちにいけばいいのかな…
(180) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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双生児 オスカーは、森の入り口に立つと辺りを見回し、ソフィアの声を待つ。
2010/08/13(Fri) 00時半頃
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ありがと、ミミック
[友達はルーカスを護っているから届く声は細い。 此方の声とて殆ど届かないと知りながらも囁いた]
真っ直ぐ道なり…
[息をのんで辺りを見回すと口許を引き結んで、 杖をつき片足を引き摺りながらも二人の元へ向かう]
テッド―――… 如何か早まらないで
(191) 2010/08/13(Fri) 01時頃
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双生児 オスカーは、呟き森の深くへと進んでいく。
2010/08/13(Fri) 01時頃
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…ッ?!
[マグマはルーカスへの爆風を>>189防ぐも術者へ、 かえされる呪いはまたオスカーの身を焦がす]
ごめんね、オスカー ルゥもポーチュも僕たちが出来る限り護るから
[脇腹から背にかけて広範囲の火傷をおったらしく、 手の届く範囲に塗れば万能薬も底をついた]
伝えなくちゃ テッドは―――生きられるんだって
[歩みは遅くともソフィアの導きにしたがい、 ポーチュラカとテッドの直ぐ近くまでは*来ている筈で*]
(194) 2010/08/13(Fri) 01時頃
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― 森 ―
話し声だ…
[内容までは聴こえないが言い争うような気配もなく、 けれど片足を引き摺り歩むうちに聴こえた―――悲鳴]
な…ッ?!
[テッドの手指がポーチュラカの首筋に絡んでいて、 咄嗟に駆け出そうとすると足がいたみ倒れかけ杖をついた]
テッド、やめて…ッ!
[片足を引き摺りながら走ると云うには遅くても、 もう片足で駆けるに近い速度でポーチュラカへ向かう]
(197) 2010/08/13(Fri) 01時半頃
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あ…うん ええと―――…
[自分がオスカーの身である事を一応は認識していても、 其れが当然なミミックとしか話していなかった。
テッドの言葉に如何説明したものかと思案しながら、 ポーチュラカの傍らへと足を引き摺り向かう]
怪我は別件 診療所の火事をなんとかしたくてね
テッドは… 僕がソフィアだと名乗ったら信じて呉れるかな
(199) 2010/08/13(Fri) 01時半頃
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双生児 オスカーは、若者 テッドが手指を舐める様子を見つめ瞳を細めて―――…
2010/08/13(Fri) 01時半頃
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ポーチュ、立てる? 怪我の手当てをしないとだね
[杖を脇に抱えて傷のない方の手を差し伸べた]
(200) 2010/08/13(Fri) 01時半頃
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双生児 オスカーは、良家の末娘 ポーチュラカに取られぬ手を宙に留めるまま、取られぬ理由を薄っすらと察する。
2010/08/13(Fri) 02時頃
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グロリアにナイフを振り上げて オスカーを殺したのは―――僕だよ こわいなら早くお逃げ
診療所は燃えちゃったけど… 雑貨屋にこれと同じ容器の薬があるからね 入って左手の奥の棚の三段目
[取られぬ手に空の万能薬の容器を持ち出し、 座り込んだままのポーチュラカのスカートへ放る]
(203) 2010/08/13(Fri) 02時頃
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からかってるつもりはないよ 僕の身体も余り上等ではなくて申し訳ないけどね
[持て余すと云うテッドの言葉にはそう添えて、 睨みつけられるのには視線をそらさず]
そうだね 一度テッドに訊いてみたかった事があるんだ
問われずとも語る言葉はないの? ないのなら其の時に問うよ
ポーチュの首にツメを立てた理由を
(206) 2010/08/13(Fri) 02時頃
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…結果的には自分の手で殺める事になったけど 僕は確かにオスカーを護りたかった でも間違えた分を取り戻す事が出来ないのは判ってる 何をしてもオスカーが生き返る訳じゃないからね
ポーチュが謝る事ではないよ …ありがと
[素直にテッドに問うポーチュラカに眉を下げ、 口を閉ざすべきは此方かも知れないといった態]
(208) 2010/08/13(Fri) 02時半頃
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思ったよ ポーチュの悲鳴の直ぐ後にあんな場面を見たんだもの テッドがポーチュを殺してしまうかもとこわかった
違うなら違うと教えて欲しい 何の為にポーチュに傷をつけたのか
[ズ、と足を引き摺りテッドへ一歩ずつ近づく]
違うなら僕が見誤ったんだ 其れはテッドに対してとても失礼な事だと想う
(211) 2010/08/13(Fri) 02時半頃
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ポーチュ、いいんだ テッドはポーチュを殺す気はなかったんだね 僕はテッドから人間への恨みを感じていたから 彼を信じる事が出来なかったんだ
僕が悪いんだよ
[大きなしろい狼は矢張り恐しくもあるけれど、 憎悪に満ちるあかい瞳を前にも目を逸らす事はない]
―――テッド…
ごめんね
[ じゃらり ] [杖を手に歩むも狼の前に半ば崩折れる態で膝をつき、 ポーチュラカが弾かれるのに刹那は視線を流すも*頭を垂れ*]
(215) 2010/08/13(Fri) 03時頃
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…
[友達は今もルーカスの傍で彼を護っているだろう。 呪いをかえされ幾つか傷を受けた身は、 既に満身創痍でテッドに抵抗するだけの力がない。
顔をあげる事すら出来ず意識を手放しかけて、 遠退く意識の先にポーチュラカの声を聴く。 剥いた牙をテッドとて急に収められるか定かではない]
―――…
[ じゃ らん ] [最後の力を振り絞りほんの束の間の足止めを願い、 想いを託し少女へ証の揺れる杖を*投げ付けた*]
(218) 2010/08/13(Fri) 03時半頃
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