291 Fate/Goddamned Omen
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こんなこわいせかいにいてこわくないはずなかった。
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[───気合発声、魔力をブーストさせて、河べりに跳ぶ。酸素切れの頭を回そうと呼吸を酷く乱しながら、気失いかけの少女の目は暗く、その眼前には跡形消えた──機械も人々も──光景が広がる。
「── カローンさんは …… !」
一度別れたその姿を慌てふためきて探す。 両脚にぐ、と力を込めて立ち上がれば、 近く気配は薄く、ただ、残るは英霊たちの───]
(96) 2019/02/19(Tue) 23時半頃
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[── "傲慢"な神様たちにまぎれて、 ただの人間が、核心へと向かわん。 ── 口惜しい。無力が悔しい。
神都への侵入は完了。 ドローンも、アバターの存在もなく、 神霊残れば、マスターとひとり。
宇宙樹臨み── ディーヴァナーガの中心部へ、向かうか。*]
(97) 2019/02/20(Wed) 00時頃
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わたし、ただのひのあかちゃん
のっか、がんばれ、のっか
ぺんらいとふるふる
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くろやぎの子も、ひのあかちゃんも、まとめてよしよししようね。
[こどもにはクソ甘男]
/*
あたしもただの女の子よ
というか存外に幼い子が多い村だったわね…
/*
ただのおんなのこもおいでおいでしようね
幼い子
村内の年齢差が激しいんだよね…………
/*
せいしんねんれいもきょうねんも。
へいきんは、わたしがひきさげる!
[よしよしされて、ゆたんぽじょうたいっぽっぽ]
/*
ひのかぐつちくんでガン下げされてるとこあるよね…………
おじいちゃんにはまぶしいよ
[3000↑札を下げながら]
/*
ふふん(おいでおいでされるがまま)
非常に低年齢層も居れば3000超えも居るという…
/*
つよそう…
(ヨグをもふりつつおやすみの姿勢)**
/*
あるたーえご
ろーかぱーら、やっつの、かみさま
まーぜまぜ……!
/*
[寝る子をもふもふぎゅっぎゅしながら]
めがてん、かんも、たいへんに
おいし
おやすみ、おつかれ
ちじょうもあしたは、きゅうけい
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[憎々し気な顔貌>>105も、 覇気の籠った怒声>>107も、
人の子は傲慢と無謀の向こう見ず。 生きる感覚が壊れているのかもしれない。 ただ絶望の淵にあれば、不敵に嗤って呑まれたか。
─────────
背を焼き切って、腕は焼け焦げて、 しぶとく生還した襤褸のコートを見つける。 お互いに、、、と言っても、互いに満身創痍か。
けれど、体力が残っているのは私だろうか。>>112]
…… はい、カローンさん。 傲慢なマスターらしく、ちゃんと生き残りましたよ。
(116) 2019/02/20(Wed) 03時半頃
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[蹲る背に、びしょ濡れのまま声を掛けた。 呆れてしまうだろうか。怒りを見せるだろうか。]
…… 離せと言ったのは どうしてか、と? 核爆発でも、水中ならばやり過ごせると知っていたからです。 説明する時間は、ありませんでしたし。
問答無用に "沈みます"ので、 こうしたほうが、生存できると思いました。 沈みますけど、泳げないわけではありませんから。
破天荒でめちゃくちゃでも、こうしてお互い生き残れたのなら。
[嫌われても、面の皮は厚い。 無茶を制するサーヴァントは、隣にはいない。 死を仕方ないものと割り切れるから、生存方法を見つけられる。
冥界の河が幻に引いていく──。他者の死をこそ厭うノッカの精神性は、死にたがりの生者にも見えるだろうか。その癖に、生きることには貪欲で。まだ、成していない、と義足に立つ。]
(117) 2019/02/20(Wed) 03時半頃
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[たじろぐこともなく、彼の傍に付けば、肩を貸す。]
──、掴まってください。カローンさん。 私一人で死出の旅をさせるつもりですか?
[よいしょ、とライダーを連れて、神都をゆく。
諦めがわるい。 生き汚い。 自身を顧みない。
── ただどれだけ醜くても、ここで、終わりたくない。
そんな我儘染みた傲慢(エゴ)。 死ぬわけにはいかないという、 意地の炎が胸に烈しく燃ゆる。]
(118) 2019/02/20(Wed) 03時半頃
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ふふ、神様に敵うくらいじゃなきゃ、 わたし達の世界は、救えませんからね。
[その過程に、この世界を見捨てる。 私の世界から見た嵐の向こうの幻だ。 人々の営みを、根こそぎ否定するのを、
懊悩深く、歩みは既に、意は決しているというように。]
(119) 2019/02/20(Wed) 03時半頃
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[─── ちっぽけな災厄として、 私達はここに居る。
古えの城跡の在りし日の姿よりも── 現在地球上に存在するどの建造物よりも、 巨大で、しかも整然と調えられた、
旅の極限に産む幻の、 理想郷へと変貌したかのような、 確固たる基盤の上に生った文明。
だれもが、隠れ潜んで、怯えている。 喧しいアラートが鳴り続ける市街部を抜ける。
天上に高く聳える宇宙樹らしき幹は、 ─── この星のものと思えない。カルデアに分析を依頼する。 誰もいない。侵入をあんなに拒んでいたのに。
─── 嫌な予感というものは、往々にして当たるもの。 ]
(120) 2019/02/20(Wed) 03時半頃
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[都市プラントを抜けたなら、音が止み。雰囲気が変わった。 ディーヴァナーガの中枢区画か、聖杯の反応も近い。 引き込まれるように、巨大な扉を抜け───
─── その無機質で広大な部屋のまえに、人間はいた。]
…… フェルゼ さん。
(121) 2019/02/20(Wed) 03時半頃
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[宣戦布告をした、その銀髪の人間の、 さらに後方、固く閉じられた金属の扉の向こうに、 聖杯の反応があると、カルデアからの通信を受けただろう。
しかし ─── ライダーとは別の、 強大なサーヴァント反応も。]
───ッ アルターエゴ …… !!?
貴方はサーヴァントなのですか ── !?
[ローカパーラ。その名は既に聞いていた、神都の最高位。通信越しに、秋間主任の悲鳴が聞こえてきそうだ。「気付くべきだった!」とでも叫んでいるか。ただ、目の前の敵は 、、、 そう 今までの どの敵よりも ─── 持ちうる神格が 桁外れの規格外 。
神とは信仰によって存在し得るもの。 この世界における信仰とは、いわば──、 ディーヴァナーガへの、臣従か──!]
(122) 2019/02/20(Wed) 04時頃
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── ッ 改めて自己紹介をするでもなく、 貴方たちは私を存じているのでしょう。 カルデアのマスターの、私のことを。
ですが疑問があります。 なぜ、ここに迎え入れたんですか? まさか、聖杯を渡してくれる、なんて訳でもないでしょう。
[敵の懐に忍び込む、というより、 この場へと導かれた、ような。例え袋の鼠だとしても、 その至上命題へ向けて、行かねばならなかったのだが。
答えは得られたか、問答は続くか、そして ─── ]
(123) 2019/02/20(Wed) 04時頃
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……… マスター、 ハテルマノッカ。 戦闘へ移行します。 カローンさん。
どうか 、お力添えを願います ─── ッ!!
[世界同士の最後の戦闘の火蓋も、切られるのだろう。**]
(124) 2019/02/20(Wed) 04時頃
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