160 フェンリルナナコロ支部の日常
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― 荒野 ―
……もしアレならソレ自体が特徴として充分過ぎるだろう。
[いくら民間人でも、巨大過ぎる、という情報がなかった時点で、 現状そこは低いと見ている。>>2:374 霧のようなステルスを展開して着地した。]
一番注意しなきゃいけねえのはヘリ音に誘われた場合だな。
[どちらか、あるいはどちらもが。]
(2) 2014/01/28(Tue) 01時頃
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[広い視界を見渡す。 吹き晒される草や雲以外には、動きはまだなさそうだ]
小型の巡回も……ない、か?
[隠れていると言うから、狭い場所に潜れるアラガミが いないかどうかが最初の心配だったが、どうにか。 トン、タンと足場を降り、ステルス展開中ながらも 気配を殺して廃ビル周辺を捜索しようと急ぐ。]
(8) 2014/01/28(Tue) 01時半頃
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座標確認した。付近探査に入る。
[通信>>13を返しつつ、オスカー>>14に頷く。 先に要救助者を退避できれば、後顧の憂いは減る。 廃ビルに踏み込み、一度外を確認してから声を上げる。 掻き消えぬよう、しかし響かぬよう、バランスを取って]
――誰かいるか?
救助に来た、だがまだアラガミが近くに来るかも知れない。 聞こえたら静かに、協力してくれ。
(17) 2014/01/28(Tue) 01時半頃
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了解。屋上にでも行けりゃ良いかも知れねえが、 ビルの損傷が案外酷いな。 ヘリ、高度下げて地表からに引き上げになりかねねぇな。
[飛行型という例外はいるが、 一般に地を駆けるアラガミの方が数が多いと考えると、 高所からの救助の方が幾分安全かとも思ったが]
……見つけた。対象者3名視認。
[状況を報告する。一先ず安心だろうか。 こちらを見止めて、避難者達も喜色を浮かべる。]
大丈夫か? 救難で聞いた話と状態は変わってねぇか。
(30) 2014/01/28(Tue) 02時頃
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救援のヘリがすぐ近くの位置に来てる。動けるか――
[遠く、狼の咆哮が響いた。>>34]
……っ。
[避難者に動揺が走る。 アラガミに襲われたというばかりの人間達だ、 姿の見えない音は容易に恐怖を煽り、 彼らは移動を不安がっているが、それと同時に ただ留まっている事にも神経をすり減らしていた。]
落ち着いてくれ、アラガミの居場所は仲間が把握してるから、 まだこっちには来ない。
[宥めようと声を掛けるが、少し時間が要りそうだ。 これが3名という可視の人数ではなく、支部の居住区規模の 集団であったなら―― 知らず唾を飲んで、保護の優先順位を確かめる]
(40) 2014/01/28(Tue) 02時半頃
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[民間人がいる手前、禁忌の名を上らす事はないが>>34 窓の外に一度意識を向け、頷く]
了解。……もうちょい、任せる。
[風に紛れてヘリの音も聞こえて来た。 3人のリーダーらしき男に視線を据え直して]
アラガミは向こう側だ。
すぐ全員引き上げられるように準備してる、 ここのビルをすぐ出た所でヘリに乗せるから、 それで支部まで送り届ける。
一緒に来てくれ。
[何とか避難誘導を開始する。 嫌な予感は続いているが、今は救助に集中。]
(42) 2014/01/28(Tue) 03時頃
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[声がこういう色>>43だったら、この手の向き不向きも また違ったのだろうかと。思考が一瞬過ったが、脇に置く]
ああ、こっちは救助に向けて移動して……
[左のインカムが警鐘を捉えた。 通常の周辺確認に交えてオスカーの位置情報を探る。 そして、銃声。ヘリの搭乗口の近前で]
――……
落ち着いて、一人ずつ登れ! ゆっくり!
[急げ、だなんて叫べる訳もなく、駆動音に抗って掛ける声。]
(49) 2014/01/28(Tue) 03時半頃
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[判断を誤ったのかも知れない。 ――誤ったと言えば最初の一手なのだろうが。]
(……あんのクソガキ!)
これで全員だよな!? 解った、上げてくれ!
こちらα1、要救助者のヘリ搭乗を確認。 悪い、手間取った…… 軽傷だが精神的に不安定、到着後の処置頼む!
[離陸する機体に全力で背を向けて疾走、 意識の中には万が一のスタングレネード。]
(52) 2014/01/28(Tue) 03時半頃
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おめーは都合の良い時だけそう言う台詞を!
[にこやかに助けに来いとのたまう同僚に叫ぶ。>>51 白と赤のアラガミを視野に捉えるや、発砲。 自らのステルスを裂いて着弾するが、当たりは浅い。
神機を変形。長刀を構えて対峙する、狼]
(55) 2014/01/28(Tue) 03時半頃
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[一撃必殺を信条にしている白銀の銃が、珍しく麻痺弾。 それだけ切羽詰まったと言う事なのだろうが、 この手の弾は通常よりも燃費が悪いのも知っている。
短い足止めの間にマルドゥークに肉薄し、斬撃を浴びせて。 構える]
……すう、
[正眼、右に流して――、光る蒼]
でぇいっ!!
[弧を描き薙ぐ。]
(60) 2014/01/28(Tue) 04時頃
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[しかし二人で感応種も結構辛いものがある。
自然、こちらが攻撃を引き付ける事になる訳で。 誘引フェロモンなんかが使える位の地力があるかと言うと そこまではちょっとないと言う中途半端な立ち位置もあり]
頭潰されたらリンクエイドも出来ねえんだよなぁ……!
[退避終了の声に安堵を覚えつつ。
それでも、一瞬を引き延ばすようなひりつく攻防の隙、 火球を前方に飛ばそうとするアラガミの後足に 斬撃の途中で無理矢理喰らい付いた。]
外すなよ!
[マルドゥークを避けるカーブ軌道で アラガミバレットがオスカーまでホーミングする]
(62) 2014/01/28(Tue) 04時頃
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Lv.2、行くぞッ!
[リンクバーストによって更に力が釣り上げられる。
神機の強化改修を重ねる中で、自然と自分は 喰ったオラクルを他者に渡す事を前提とする、 その機能を搭載する事を決めていた。 違う道も勿論あったのだろうが。
銃弾を送り出した後の再変形、態勢の立て直し。 盾を構え切れずに、突進の余波をくらう。 転がされる地面を叩いて、短い挙動で受け身を取った]
(67) 2014/01/28(Tue) 04時半頃
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[それでも立ち止まらない。
頭部に命中した超長距離狙撃弾が餓狼の頭を揺らし、 大きく踏み込む斬撃が互いの傷を増やしていく。
切り抜けた寸秒後で、頑強な篭手に炎が爆ぜた>>66]
(68) 2014/01/28(Tue) 04時半頃
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ナユタは、オスカーの放ったバレットの熱風に怯む事なく、
2014/01/28(Tue) 04時半頃
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[大きく罅の入った篭手に追い討ち、反転、再び構え直して]
ナメんなぁ!!
[柄元にある銃口をその前足に向けた。 ――本来、スナイパータイプは小型高速の狙撃弾を 正確に標的に着弾させるためのものだが、
ズダン! と響いた爆音はスナイパーのそれではない。
そもそも銃形態を取っていない銃口から、 無理矢理オラクルを放射した。 銃弾の形状が取られぬまま、衝撃を叩き付ける。 強引に前脚を崩せば、再び構える刀身。]
(71) 2014/01/28(Tue) 04時半頃
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[黒地に青、金を含んだ儀礼の刃、 意志の力によって、神裂く軌跡は無尽の蒼。
頭部めがけての剣撃がブラッドアーツの光条を連ね、 このまま畳みかけられると思いきや、神狼が起き上がった。 深追いの代償は、そのまま身に跳ね返る。
砕かれた篭手でも、人の身を砕くのは容易なのだ。]
――が、ッ……!!
(73) 2014/01/28(Tue) 04時半頃
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[――パァン!!
と、聞き慣れた、自分と僅かに違う周波数と、
パァン!
と、呼吸と歩幅を知っている場所に届く光弾]
けほッ…… さあんきゅっ!!
[緑色の燐光が身体に散った。]
(77) 2014/01/28(Tue) 05時頃
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[身動きの取れないマルドゥークへの斬撃と捕喰。 近接型が喰い裂き、遠距離型に受け渡すサイクルを 軌道に乗せて、更に加速させた。]
アクセル抜く暇があるかっつーの!
[大体にして背中なんぞ投げ渡しているようなもの。 水平に円を描くような切り抜けが、今度は後足。 刀の重心を操って縦横に立ち回るのが、 ロングブレードタイプの特長だ]
(78) 2014/01/28(Tue) 05時頃
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[だが、再び起き上がる時には踏み止まり、後方に跳躍する。 脳裏のどこかでカウントを取っている。 銃弾が飛んで来る呼吸だ。]
――今。
[着弾直後を狙って赤い竜巻のような咆哮に突っ込む。 大上段からの全力、斬撃でもって切り伏せた。]
(81) 2014/01/28(Tue) 05時頃
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[――餓狼の神の白面に、爆炎と一閃の傷が深々と刻まれる。
断末魔である筈のそれは、しかしながら雄叫びのように 轟々と鳴る風雨に巻き上げられて響いていった。]
(84) 2014/01/28(Tue) 05時頃
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でえりゃあああぁぁ!!
[バン! と刃を振りぬきながら、爆風を突き抜けて 勢いを殺しきれずに数歩走って振り返った。
空に余韻が響いている錯覚。]
…………――
[静。
ややあって、剣を下すと刀身の光も消える。 乱雑に頭を掻いた。]
(86) 2014/01/28(Tue) 05時半頃
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[後方の銃身が音を上げている前で、近接型には最後の仕事。 とふ、と近付いて掲げた神機が、文字通り神を喰う。 稀少なコアを喰い取る時間の妙な快感に、 疲弊しきった体を力なく委ねる]
……ははは。
[無茶すればなるようになるものらしい。 切っ先を杖のように地面に立てるが支えきれずに 神機を頼ったまま膝をついた。 マルドゥークが溶ける原形質の黒いオラクル細胞に 濡れながら雨天の雲を見た。
ぬくい。>>87]
(89) 2014/01/28(Tue) 05時半頃
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……だってよ。
[傍らと言うには超長距離の相棒へ]
ったく、人の目の前にガンガン爆発バレット 放り込みやがって、アラガミより先に殺す気か。
[他人事のように嘯きながら錠剤を噛んで、 その残響に耳を傾けている**]
(93) 2014/01/28(Tue) 06時頃
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― 荒野→支部 ―
[ヘリの駆動音が頭上から降りて来る。 手を振って、遠くでぶっ倒れているオスカーを指差した。 指差す先に降下していく機体を眺めて、深呼吸。]
……っせ、っと。
[芯が軋むような思いで立つ。 乗り込みながら、輸送班に戦況を聞いてへらりとした]
支部周辺の異常もなし、ね。なら良い。
(96) 2014/01/28(Tue) 22時半頃
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― 出撃ゲート→ロビー ―
[第三の二人より一足先に、支部へと戻る。 緊張が切れたオスカーは、しばらく寝かしておく事にした。 神機はその場で整備士に預けてしまう。 今回ばかりは後処理も全部お任せの態だ]
ただいまぁ。
[ゲートからロビーに出て、ペラジー達防衛班の姿に どこかバツの悪げな笑みでひらりと手を振って見せる。]
(97) 2014/01/28(Tue) 22時半頃
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ヘリん中で爆睡中。
[ちらっとゲートを振り返って答える。>>98 接触禁忌種を前にしたってこんな感覚は滅多にないが、 背を冷や汗が伝ったような気がした。
やばい、目が怖い目が。]
(99) 2014/01/28(Tue) 23時頃
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………………
[こちらも口元は結んで微かに端が上がっており、 笑っていると言えなくもないかも知れないが、 笑えずに若干泳ぐ視線が、ある種の感情を物語っている。
近付いて来る、足音。>>101 手にする神機は、回転する刃ががなり、 文字通り荒ぶる神々をズタズタに引き裂く鋸刃だが 平素は音が小さく、つまり無駄のない身のこなしな訳だ。]
[ロビーの床に自主的に正座する構え。]
(103) 2014/01/28(Tue) 23時頃
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[何この自主的になぶり殺されに行った感。>>105]
……マジすいません。
[小声。]
(106) 2014/01/28(Tue) 23時半頃
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イッ、て、ちょ……
[爆炎に煤けた頬、鋼鉄より硬い篭手に殴り飛ばされた腕。 バイタル復帰してから戻れと言われても、 回復錠や回復弾はあくまで戦闘中に緊急使用される物だ。]
いや、アラガミ……の種別が不明だとしても?
民間人の救助を優先するなら防衛班が先行する方が 確実な退避後に討伐に集中できるじゃろうがーて、
お前なら言うかなあ、とか?
[解説する間の居た堪れなさに逸らしていた視線が 同じ高さになった事によって、 半ばおっかなびっくりといった様でちらりと正面を見遣り。]
(111) 2014/01/29(Wed) 00時頃
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――おぉ。
[くしゃりと子供のように笑った。]
……わりーな、ただいま。
(112) 2014/01/29(Wed) 00時頃
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[要らぬ危険。自覚はあったが断言されると突き刺さる。>>118
未確定の情報の中で動き続けること。 元よりこの仕事は不確実で致命的な危険に満ちていて、 今回は幸運な偶然が重なったことを知っている。 ――お互い、歴が長いだけに。]
お前はホント年下に見えねえなぁ。
[ゴッドイーターとしては彼女の方が先輩なのだが。]
了解。んじゃさくっと行って来るか。
[膝に手をついて立ち上がる。 ロゼからの伝言>>117には軽く手を振った]
あいよ。
(121) 2014/01/29(Wed) 00時半頃
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― 医務室 ―
[因みにこちらは要リンクエイド寸前の所までいっていたため 放り出されるオスカーと入れ違いに ベッドに叩き込まれる事になる。]
(123) 2014/01/29(Wed) 00時半頃
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[この間ぶりじゃのう、ナユタ君。 老医師の声に、やけっぱちの笑みを見せる]
年中消毒液くせー密室に篭りきってるジイサンに 会いに来てやったぞ感謝しろ。
[ほう、年寄りに敬意を払うとは感心感心。 じゃあ治療を開始しようかのう。]
……あっちょっマジで痛いヤメロってこのクソジジ、
イヤアアアアアアア!!!
[お察し下さい。*]
(129) 2014/01/29(Wed) 00時半頃
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― 医務室 ―
……はい。
[正座している。――もとい、させられている。ベッドの上で。 休暇明けの第一部隊長に件の独断出撃が知られる所となり、 こうして直々に訓告においで下さったと言う訳だ]
……ハイ。
[各部隊の役割分担や基本動作は神機使いを確実かつ効率に動かす目的で整備されているのだからそれを無視することはひいてはイレギュラーを増加させ任務失敗の誘因になると何度も言ってきたし理屈がある事を屁理屈で動かそうとするから軋轢を生むんだという自覚が足りないそもそも接触禁忌種出現の時点で緊急事態報告すべきなのにミッション続行とは何を考えているんだあと俺の配給煙草くすねただろう怒らないから返しなさい討伐はともかく救助者の方は無事だったのかお前の事だから不必要に態度の悪い口をきいて怒らせたり恐怖を煽ったりしなかっただろうなそんな有様だから6年以上ゴッドイーターやっててまだ隊長の器じゃないなどと言われるんだ解っているのか!]
へーい。
[ゴスッ]
痛ッテ!!
(188) 2014/01/29(Wed) 22時半頃
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[因みに、なぜ医務室のベッドの上なのかと言うと、 件の独断出撃でいかれた骨とか揺さ振られた内臓とかが 理由なのだが、言い方を変えれば]
(189) 2014/01/29(Wed) 23時頃
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[そんな状態で料理の特訓とか出来てる訳がなかったのだ。
意識からもすっぽ抜けてたし。]
(190) 2014/01/29(Wed) 23時頃
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あーあー、今頃みんな下でどんちゃんやってんだろうなぁ。 あんたもこんな日まで仕事なんてご苦労様だよな。
[看護師が一人通りかかった所でぼやき混じりに声を掛ければ 『ナユタさんがいなかったら下でどんちゃん出来たんですけど』 と、温和な笑顔で鮮やかなパリングアッパーかまされた]
うっ。
……そりゃ悪かったな。 俺は別に何ともねーから、あんたも参加しに行けよ? ぶーたれながら看護されても嬉しかねえしな。
(198) 2014/01/29(Wed) 23時半頃
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[因みに、会場に配された一般的な各種アルコールの中に "金剛新酒"なる瓶がしれっと交ざっている>>2:135が、 果たして気付く者がどれだけいるかは未知数である]
体鈍るよなあ。
[ぼやきながらプレーヤーのスイッチを入れる。 左耳のインカムはここ数日、ミッション用の通信機でなく こちらに繋ぎっぱなしだった。]
(204) 2014/01/30(Thu) 00時半頃
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ナユタは、ペラジーと呑めなかったのが惜しいなぁという心境。
2014/01/30(Thu) 01時頃
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[余りに暇だったものだから、オスカーの言を思い出して 電子カタログ引っ張り出して来ていたりする。 いくつか脳内でおぼろげにピックアップしたが、 本人には何も伝えていない。 (だって入院中という絶好の好機にも相談されなかったし。)
あいつどうしたんだろうな、普段のコートだろうか、と 寝飽きた頭で考えていた。
それで料理の方思い出さない辺りどうかしている。]
(217) 2014/01/30(Thu) 01時頃
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[聞き慣れた音楽に意識を浮かべて揺蕩っている所に、 例の温和な看護師の声。>>219 目を擦りながら開けて見れば、温かいご飯の匂い。
生憎、防護服着用の研究班は目撃しなかったため、首を傾ぐ。 だが皿からトレーに視線が逸れ、小さな紙片を目にした時]
……え?
[首の角度が深まる。首を戻す。サッと表情が色を失う]
やあっべえ――!!
[あのクソガキ、まさか一人で『コレ』をやったのか。 そんな思考と共にトレーを再視する。 ――ハヤシライスだ。包丁慣れしてないのが透けているが]
(235) 2014/01/30(Thu) 01時半頃
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……あ、もしかしてジリヤと一緒にトレイルが教えたか?
[トレイルがそんな事を言っていたような気も、少しする。 一人で特訓してマシな方に行くとは微塵も考えちゃいない。 そしてその想像は根本的に全部間違っていた]
この短期間で随分変わるもんだな。
[いっただっきまーす、と小声でスプーンを取る。 ひと匙すくって、ちょっと水っぽいルーに苦笑した。 スプラッタから比べれば絶大な進歩だろうと。
そして油断のまま口に入れ――嫌な予感がした。 そう、それは正に生命の危機において真価を発揮する 生存本能のなせる業である。
だが遅かった]
(238) 2014/01/30(Thu) 01時半頃
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[やけにスパイシーな匂いしたの気のせいじゃなかった]
――――〜〜ッッ!!!!??
[ガン、とベッドテーブルを殴る音が響いた。>>236]
(239) 2014/01/30(Thu) 01時半頃
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げぇっほ、げほっ、おぶっ……あんのクソガキ……!
[トレーの上にはハヤシの皿だけで水も何もない。 つまり素で食わさす気だったと言う事だ。 ロゼが来た事には気付くが、まともに応対する余裕がない。
横に置かれたフルートグラスにも気付いているが、 先に指差したのはサイドテーブルの方、 病室に備え付けの水差しとグラスだ]
(242) 2014/01/30(Thu) 02時頃
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[渡されるグラスを手に取り一気に飲み干した。>>246 この舌と喉に突き刺さる辛さは唐辛子系か]
オスカー!? オスカー!! くそっ通信切ってやがる、ミッション用だから当たり前か!
[食物テロを防止せよ! という緊急ミッションは、 プラグを抜いたプレーヤーを放り出して、 通信機にインカムを繋ぎ替えて叫ぶも、虚空に消える声。 あえなく失敗に終わるのだった。
無力感に額を押さえると、視界を過ぎったセルリアンブルー]
……あん?
[ここに来て、ようやく晴れ着姿を正視した]
(249) 2014/01/30(Thu) 02時頃
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おい大丈夫かよこれ味見する連中……
[その連中の一人なのではなかったか、ロゼも。>>251 微笑んでいるが、大丈夫なのだろうか。 しばし、まじまじとして]
なんつーか、サリエルっぽいな。 蝶よ花よ――ってか。
[長く垂れる色鮮やかな袖と結い上げられた髪。 髪飾りは氷色をあしらった花の形にも見えた]
コイツは有難く貰っとくが、
[フルートグラスの足に指を掛け、引き上げて揺らす。 あの、にこりとにやりの中間の笑みで]
まさかこれが"礼"って事はねえよなあ?
(252) 2014/01/30(Thu) 02時半頃
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[因みにサリエルと言えば基本種は女神、堕天種は魔女と 呼ばれる程には"そういう"外見の神属なのだが、さておき。
色だけで言うなら別種のものにも近くあるが――言うまい。 気丈な笑みは既に冷えてしまった>>255し、 あれの討伐はロゼの配属以降は例がない。]
……
[言い淀む間をゆっくりと待っていれば、 まったく別の、本物の緊急放送>>250に顔を上げる。]
解ってんよ。
[流石に昨日の今日、しくじって療養中の身だ。]
(256) 2014/01/30(Thu) 03時頃
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[そして一礼して振り返り、言う事だけ言って離れようとする、 その手をベッドから腕を伸ばして掴んだ]
おめーは急ぐのは良いがコケんなよ。
[それだけ伝えると手を放し、危うい足取り>>255を見送る。 さて、フルートグラスを手の中に揺らして、一口。
口直しを済ませるとハヤシライスの二口目を、 ごく少量啄むように最大限の警戒で含んだ]
まぁ、これでも入隊前の餌みてーな飯よりは…… って言いてえとこだが、やっぱ無理だこれ。 人間も、舌は肥えるんだな……**
(258) 2014/01/30(Thu) 03時頃
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[予定では、宴もたけなわという所で屋上への移動を促し、 ヘリの発着場でもあるその場所で、 新年会用に加工された着色スタングレネード>>2:129
――旧時代は花火やfireworksと呼ばれていたそれが 披露される手筈になっていた。
細い棒がついた小型の手持ち式、 通常のスタングレネードと同じ投げ上げ式、 開発部が床に設置した機材から打ち上げる大型等。
様々な種類のものが遊べるように準備されたが、 果たしてどうなる事やら**]
(259) 2014/01/30(Thu) 03時半頃
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― 医務室 ―
……何だ? 今日は珍しいのがポロポロ顔見せやがる。
[声を掛けてくる割に、室内には踏み込まずに 旧時代の映像作品で言う家政婦はナントカ状態の ジリヤ>>277を見て、目を瞬いた。]
欲しいもんとかは別にねえけど、暇でしゃーない。
[ごそごそと起き上がり、枕に背をついた]
(280) 2014/01/30(Thu) 22時頃
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何も考えずに来たのかお前は。
[半眼で一言。>>281 それでも無人より余程マシ、とは言わないのがこの男だ。 話が他の見舞いに移れば、ベッドテーブルの上、 まだまだ残るハヤシライスと空のフルートグラスを見る]
ん? あぁ。
(284) 2014/01/30(Thu) 22時半頃
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あー……まぁ、そりゃそうだろうな。
[ぽそりとした答えに、得も言われぬ納得感。>>290 見えない相手の状況を察しろと言っても難しかろう。 自分は対面してさえこの娘の思考が読めないのだし、 戦闘中の意識は読める割に散々なブツを送りつける クソガキだって世の中には存在する。]
何を?
[語彙の不足に素で聞き返した。 だが、返答までの独特の隙間に思考して、思い至ったらしい]
言ってねえの部類に入んじゃねえかな。
[あのリアクションは、そうだろう。]
(292) 2014/01/30(Thu) 22時半頃
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もう緊急対応で出てったけどな。
[肩を竦めてひらと手を振り、言っても遅いと。>>297 浮き沈の特に少ない金銀妖瞳をやや見上げて笑った。 息を抜くような笑みだ。]
と言うか、それを指摘されて俺が言うと思うかよ?
お前こそその口数じゃあ、言うこと言えてんのか 解んねえと思うけどな。
[もし長居をする気ならと、指差した先には小さな丸椅子]
(303) 2014/01/30(Thu) 23時頃
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いや、まずその戻って来るっつー発想が解んねえや。
[小型種が単独で壁を越えて来た、と言うのが妙だ。 最悪の可能性をさておくとしても、 見舞いを終えたロゼがわざわざ戻って来るとは考えにくい。
ハヤシライスの味を把握していなかった模様を思い返せば、 まだ料理コンテストの審査役が残っているのだろうし。 あの華やかな出で立ちじゃあ新年会では引っ張りだこだろう]
(312) 2014/01/30(Thu) 23時半頃
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お前それ持って来たの!? 解ってて食うのか解ってねえのかはっきりしろ!?
[膝の上の皿>>311に思わず目を剥いた。本当に解らない娘だ。]
お前自身が見て、伝わってると思うなら、別に構やしねーよ。 俺が勝手に、言葉が足りてんのかどうか疑ってるだけだ。
(314) 2014/01/31(Fri) 00時頃
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[因みにジリヤがもし解っていないようなら、 それは地獄(の甘さ)と地獄(の辛さ)が時間差で襲って来る まさしくデビルブラックな食物であると 懇切丁寧に説明することを試みるだろう。
しかしなんであんなに甘いのか。 正しいルウではなくジュースを使っているからだとは 思いもよらないのだが。]
(320) 2014/01/31(Fri) 00時頃
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……そうかよ。 ちゃんと覚えてる上で食うなら、止めねえさ。
[ベッドテーブルの上を軽く片付けて、 ジリヤの皿も置けるようにしておいた。>>325]
ま、分からず屋には過ぎる位言っといた方が――って、 これじゃブーメランだな。
…………――
[昔のオスカーやトレイルのように、荒れていたり、 独断専行の問題児という訳でも――独断は多少あるが、 たった一人で前のめりにはなっていないつもりだ、一応。]
(334) 2014/01/31(Fri) 00時半頃
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ナユタは、ジリヤを慰めた。
2014/01/31(Fri) 00時半頃
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お前は良く頑張ったよジリヤ……
[超長距離の相棒より先に、被害者の背中を撫でる事になる。 あのクソガキがここに来たら取り敢えず締め落とそう。]
(345) 2014/01/31(Fri) 00時半頃
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正しくは「すごくひどい」。
[閑話休題。>>352>>310
他の隊員より数段医務室慣れしている自覚はある。 それはバイタルが低下すると神機との適合率が跳ね上がる、 つまりは攻撃性能を最大化できるという 自身の体質上の特性に起因している所も少なくない。
――喰いたいと、 ただ生きる為だけの欲求に重なっていける、紙一重の本能]
……それでもイイって、
[もう一度会えるか、なんて知らない。]
別に自分じゃなくたってイイって、思ったりしねえ?
[伝えるのも、伝わるのも、本当は生き残るのも 時には自分じゃなくたって良かったと思う。]
(354) 2014/01/31(Fri) 01時頃
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ま、でも、そうだな。
[病室の壁に、小型の操作機を向けてボタンを押した。 実はここも、宿舎同様に映写型の仮窓になっている]
珍しく見舞いに来やがって充分暇を潰してくれた上に 自主的に食物テロ喰らいに行くなんつー面白いもんまで 見せてもらったから、
[いくつか切り替えて映したのは、トリノス――ナナコロ支部の リアルタイム上空映像]
気が向いたら考えといてやるよ。
(359) 2014/01/31(Fri) 01時頃
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